ファン・デ・ベークがジローナ移籍で少しずつ心身ともに充実…“70分プレー”は2年7カ月ぶり「最近ますます元気になったよ」

2024.10.02 16:40 Wed
今季からジローナでプレーするドニー・ファン・デ・ベーク
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今季からジローナでプレーするドニー・ファン・デ・ベーク
元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが新天地で心身ともに充実してきたようだ。オランダ『Voetbal International』が伝える。

CLのベスト4進出など、アヤックスで近年最高の時期を彩ったのち、マンチェスター・ユナイテッドへ羽ばたいたファン・デ・ベーク。

ところが、ブルーノ・フェルナンデスとポジションが被った結果、待てど暮らせどプレータイムが増えず。エバートンへのレンタル放出を皮切りに、2度の大きなケガにも苦しんだ。
主力だったオランダ代表から完全フェードアウトし、今夏とうとうマンチェスターにお別れ。CL初出場のジローナが新天地となった。

開幕当初は途中出場が続き、まだコンディションが万全ではなかった様子だったが、9月29日のラ・リーガ第8節・セルタ戦で先発出場し、加入後最長となる76分間プレー。
2日にCLフェイエノールト戦を控え、ファン・デ・ベークは「オランダのクラブと対戦するのは久しぶりだよ!」と喜びつつ、セルタ戦を振り返って、コンディションに言及した。

「あんなに長くプレーしたのは久しぶりだったね(笑) ここ4年くらいで70分とか90分はほとんどない(※)。これを大きなこととせず、単なる一歩にしないといけないね」

(※)公式戦で70分以上のプレーは、ユナイテッドからエバートンへレンタル移籍していた2022年3月13日のウルブス戦以来。今のところ、フル出場もこの一戦が最後となっている

「僕はいかなる過去でもあまり振り返らない。先を視るほうが好きだし、そのほうが気分も高揚する。最近はますます元気になってる感じかな。良いステップだし、もうコンディションに不足もない。重要なのは、今日のコンディションをキープし続けることだね」

「いまの僕は順調だよ」

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ミランが若き右サイドバックを3枚リストアップ、既存戦力からは32歳フロレンツィを来夏売却か

ミランが右サイドバックの補強を協議しているという。 生え抜きのキャプテンであるDFダビデ・カラブリア(27)が1番手、ローマの元キャプテンであるDFアレッサンドロ・フロレンツィ(32)が2番手というミランの右サイドバック。今冬は左右のサイドバックに対応可能なDFフィリッポ・テラッチアーノ(20)もエラス・ヴェローナから加入した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ミラン上層部はテラッチアーノがすぐに左右どちらかで定位置を奪取できるとは考えておらず、来夏の右サイドバック補充も視野に入れているとのこと。一方で、2025年6月までの契約となっているフロレンツィは売却する方針だという。 また、フロレンツィ退団なら年俸300万ユーロ(約4億8000万円)が浮くことになるなか、上層部が持つプランの1つは、レアル・マドリーU-19から1年レンタルで加入している元U-19スペイン代表DFアレックス・ヒメネス(18/※1)の完全移籍移行とのこと。 (※1)プリマヴェーラ1のミランU-19登録。ステファノ・ピオリ監督率いるファーストチームで今季公式戦4試合出場 ヒメネスは500万ユーロ(約8億円)の買い取りオプションがある一方、これを行使した場合、マドリー側にも買い戻しオプションが発生する契約。買い取りの決定は現状なされていないとみられている。 他にも獲得を見据えてリストアップしている右サイドバックが複数おり、いずれも前途有望な若手タレント。ボルシアMGのアメリカ代表DFジョー・スカリー(21)、フライブルクのU-21フランス代表DFキリアン・シディリア(21)、そして最近名前をよく聞くジローナのU-21スペイン代表DFアルナウ・マルティネス(20)が候補とされている。 『カルチョメルカート』は3選手のリストアップについて、アルナウこそ人気銘柄と化しつつあるが、スカリーとシディリアについては低コストで獲得可能で、イタリアとミランの水に馴染むのにも苦労しなさそう、と高く評価している。 2024.01.23 20:51 Tue
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アーセナルの17歳が躍動、CL初先発でMOTMの活躍にヌワネリが歓喜「間違い無く最高の栄誉の1つ」

マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)の活躍を見せたアーセナルのMFイーサン・ヌワネリが、喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 29日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節が行われ、アーセナルはアウェイでジローナと対戦した。 ラウンド16へのストレートインをほぼ手中に収めていたアーセナル。勝利を収めてしっかりと終えていきたいところだった。 ヌワネリはこの試合でCL初先発出場。アーセナルはターンオーバー気味のメンバーで臨んだ中、試合は28分に先制を許す展開となる。 それでも37分にトーマス・パルティがボックス内で倒されPKを獲得すると、ジョルジーニョがしっかり決めて同点に。すると42分、スローインの流れからレアンドロ・トロサールのパスを受けたヌワネリがカットインから左足一閃。ゴール左に強烈なシュートを叩き込み逆転に成功。そのまま逃げ切り1-2で勝利を収め、3位でリーグフェーズを終えた。 CL初先発でゴールを記録し、MOTMにも選出されたヌワネリはCLの舞台で活躍できたことを喜んだ。 「チャンピオンズリーグは間違い無く最高の栄誉の1つだ。幼い頃から大好きで観てきたものだ。だから、ここにきて(CLでの)先発デビュー戦でマン・オブ・ザ・マッチを受賞できたことは特別な気持ちだ。嬉しいよ」 「(CLの)アンセムを聴くのはとても非現実的だった。この瞬間のために生きてきたようなものだ。アンセムは僕にとって特別なものだったし、最高だった。クレイジーだし、人生はあっという間に過ぎていく」 「でも、ここにいられて幸せだ。ここはずっと居たいと思っていた場所だし、ここに居られることに感謝する」 夢に見ていた舞台でついに先発出場を果たしたヌワネリ。チームのパフォーマンスにも言及し、当初の目標であった8位以内以上の結果を残せたことを喜ぶとともに、この先の戦いについても意気込みを語った。 「チームはとても良いプレーをしたと思う。最後まで粘り強く戦い、ゴールに貢献できて嬉しかった。全ては本能で、スペースが見えただけだった。GKがシュートを打つとは予想していなかったように感じたので、シュートしてゴールを決めた」 「チャンピオンズリーグで勝ち進むことは大変であり、チームを誇りに思う。もちろん1位になりたかったけど、3位でも十分良い結果だと思う」 「ノックアウトステージは本当に面白くなり始めるところであり、このチームは間違いなく良い成績を収めて、勝ち進んでいくと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ヌワネリが隙を突いた強烈な左足弾でアーセナルは3位キープ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qrYx2S6yG2Q";var video_start = 84;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.30 10:55 Thu
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欧州残留か、母国帰還か…ユベントス復帰も蚊帳の外のアルトゥール

元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)の去就やいかに。 2018年夏にグレミオからバルセロナ入りして欧州上陸のアルトゥール。2020年夏からはバルセロナ移籍のミラレム・ピャニッチと入れ替わりでユベントスに移り、2020年9月にリバプール、昨季にフィオレンティーナへとそれぞれローン移籍した。 リバプール時代はケガの影響で公式戦1試合、プレータイム13分に終わったが、フィオレンティーナでは公式戦48試合で2得点3アシストと復活のシーズンに。今季からユベントスに復帰したが、チアゴ・モッタ新監督のもとで構想外となっている。 今季を迎えるにあたっても移籍が取り沙汰されながら残留し、挙句の果てにトップチームの試合にも絡めずにここまでくるが、スペイン『マルカ』いわく、本人も今冬の移籍を探っており、ジローナとサントスの2クラブが選択肢に浮かぶ状況という。 レポートによれば、母国クラブのサントスが最も獲得に近いチームだったが、バルセロナ時代に慣れ親しんだラ・リーガのジローナも今季いっぱいのローンで模索し、日に日に負けず劣らずの選択肢に。ジローナ行きの実現は給与の負担割合がカギとのことだ。 現状2択となるなかで、欧州でのプレー継続を望みつつ、プレータイムを求めるというアルトゥール。ユベントスを出ていくのは賢明だが、どこへ向かうのだろうか。 2025.01.31 15:45 Fri

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