「おそらく出場できない」約5000万円でレンタル元バルサ戦のプレーが可能に? ジローナMFロメウが見解「合意に達する可能性はわずかながらある」
2025.03.29 20:20 Sat
ジローナMFロメウ
ジローナのスペイン人MFオリオル・ロメウが、レンタル元のバルセロナとの一戦でプレーする可能性について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
30日、ラ・リーガ第29節でバルセロナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨むジローナ。バルセロナからレンタル移籍中のロメウは契約上、この一戦に出場できない。
しかし、約30万ユーロ(約4900万円)をバルセロナに支払えばプレーできる可能性があるとのこと。33歳のベテランMFは、スペイン『カタルーニャ・ラジオ』で「おそらく出場できないだろう」「合意に達する可能性はわずかながらある。もちろん複雑なものになるだろう」と見解を述べた。
また、下部組織から過ごしたバルセロナとの対戦にも言及。ジローナのチーム状況も加味して、できることならプレーしたいと訴えた。
「試合に出られないのは嫌だ。バルセロナとの試合はキャリアの中で特別な瞬間の一つだからね。世界最高の選手たちとプレーし、あのような素晴らしいスタジアムでプレーできることは、選手として楽しみなことだ」
今シーズン、レンタルでジローナに復帰したロメウは、ここまで公式戦24試合に出場。バルセロナ戦は元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが出場停止で、スペイン人MFイバン・マルティンや元コロンビア代表MFジョン・ソリスが負傷中という事情もある。
30日、ラ・リーガ第29節でバルセロナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨むジローナ。バルセロナからレンタル移籍中のロメウは契約上、この一戦に出場できない。
しかし、約30万ユーロ(約4900万円)をバルセロナに支払えばプレーできる可能性があるとのこと。33歳のベテランMFは、スペイン『カタルーニャ・ラジオ』で「おそらく出場できないだろう」「合意に達する可能性はわずかながらある。もちろん複雑なものになるだろう」と見解を述べた。
「試合に出られないのは嫌だ。バルセロナとの試合はキャリアの中で特別な瞬間の一つだからね。世界最高の選手たちとプレーし、あのような素晴らしいスタジアムでプレーできることは、選手として楽しみなことだ」
「そして、チームの今の状況を考慮すればなおさらだ。個人的な話ではプレー時間を増やしたいし、ピッチに立って、シーズンを良い形で終えたい」
今シーズン、レンタルでジローナに復帰したロメウは、ここまで公式戦24試合に出場。バルセロナ戦は元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが出場停止で、スペイン人MFイバン・マルティンや元コロンビア代表MFジョン・ソリスが負傷中という事情もある。
オリオル・ロメウの関連記事
ジローナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
オリオル・ロメウの人気記事ランキング
1
「おそらく出場できない」約5000万円でレンタル元バルサ戦のプレーが可能に? ジローナMFロメウが見解「合意に達する可能性はわずかながらある」
ジローナのスペイン人MFオリオル・ロメウが、レンタル元のバルセロナとの一戦でプレーする可能性について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 30日、ラ・リーガ第29節でバルセロナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨むジローナ。バルセロナからレンタル移籍中のロメウは契約上、この一戦に出場できない。 しかし、約30万ユーロ(約4900万円)をバルセロナに支払えばプレーできる可能性があるとのこと。33歳のベテランMFは、スペイン『カタルーニャ・ラジオ』で「おそらく出場できないだろう」「合意に達する可能性はわずかながらある。もちろん複雑なものになるだろう」と見解を述べた。 また、下部組織から過ごしたバルセロナとの対戦にも言及。ジローナのチーム状況も加味して、できることならプレーしたいと訴えた。 「試合に出られないのは嫌だ。バルセロナとの試合はキャリアの中で特別な瞬間の一つだからね。世界最高の選手たちとプレーし、あのような素晴らしいスタジアムでプレーできることは、選手として楽しみなことだ」 「そして、チームの今の状況を考慮すればなおさらだ。個人的な話ではプレー時間を増やしたいし、ピッチに立って、シーズンを良い形で終えたい」 今シーズン、レンタルでジローナに復帰したロメウは、ここまで公式戦24試合に出場。バルセロナ戦は元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが出場停止で、スペイン人MFイバン・マルティンや元コロンビア代表MFジョン・ソリスが負傷中という事情もある。 2025.03.29 20:20 Sat2
CL前のジローナに痛手…ブリント&ロメウの頼れるベテラン勢が負傷離脱
ジローナに痛手だ。 ジローナは1日、元オランダ代表DFデイリー・ブリントとスペイン人MFオリオル・ロメウのメディカルレポートを発表。前者は左ヒラメ筋負傷で4週間、後者は右大腿二頭筋腱負傷で8週間の離脱見込みという。 両選手はともに今季からジローナ入りの新戦力。今季のここまでブリントがラ・リーガ全8試合、ロメウがチャンピオンズリーグ(CL)の1試合を含め、7試合に出場している。 だが、9月29日に行われたラ・リーガ第8節のセルタ戦でそれぞれ負傷交代。チャンピオンズリーグ(CL)も戦う今季のジローナにとって、大舞台でも頼りどころの2人だったが、しばしの戦線離脱となった。 2日にはCLでの初勝利を目指して、リーグフェーズ第2節でフェイエノールトをホームに迎え撃つジローナだが、その一戦を前にベテラン2人を失う運びとなった。 2024.10.01 23:30 Tue3
ロメウがかつて所属のジローナへ期限付き移籍、昨季古巣バルサに復帰して公式戦37試合出場
ジローナは5日、バルセロナのスペイン人MFオリオル・ロメウ(32)が期限付き移籍で加入すると発表した。加入期間は2025年6月30日までの1年間となる。 バルセロナのカンテラ育ちであるロメウは、ファーストチーム昇格前の2011年8月にチェルシーへ完全移籍。しかし、チェルシーでは中々出場機会を得られず、バレンシア、シュツットガルトへのレンタル移籍を経て2015年8月にサウサンプトンへ移籍した。 その後は2022年9月にジローナへ完全移籍して主軸に定着すると、その活躍が評価され、昨シーズンに古巣バルセロナへ復帰。シーズン序盤はチームを助ける働きを見せ、公式戦37試合に出場したが、徐々に出番は減少していた。 今夏は新たにチームへ就任したハンジ・フリック監督の下で、プレシーズンのトレーニングキャンプに参加。しかし、2日に自身の将来を決断したい意向を示し、アメリカツアー中のチームから離脱していた。 2024.08.06 09:50 Tue4
「現状に満足している」バルセロナ会長が今夏の移籍市場を総括…ギュンドアンら個別のトピックにも言及
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、今夏の移籍市場での動きを総括した。 昨シーズン無冠に終わったバルセロナはチャビ・エルナンデス前監督を解任し、前ドイツ代表監督のハンジ・フリック新監督を招へい。 移籍市場ではMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルの2選手を完全移籍で獲得したほか、MFマルク・カサド、MFマルク・ベルナル、DFエクトル・フォルトの昇格、DFエリック・ガルシアとMFパブロ・トーレをレンタルバックした。 一方で、MFイルカイ・ギュンドアン、DFセルジ・ロベルト、DFマルコス・アロンソが契約満了や契約解除、DFジョアン・カンセロ、FWジョアン・フェリックスがレンタルバック。MFオリオル・ロメウやFWヴィトール・ロッキ、FWマルク・ギウらを完全移籍やレンタルで放出している。 今夏の移籍市場が閉幕した中、ラポルタ会長は3日に行われた公式会見の場でクラブの動きを総括した。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。 直前に退任の可能性が報じられ、公式声明でその可能性を否定したスポーツディレクター(SD)のデコ氏に関してラポルタ会長は、「我々はデコの仕事に非常に満足している。この夏は最高にストレスフルだったが、クラブでの彼の継続性については心配していない」と、改めてその仕事ぶりを称賛すると共に今後も同職を継続する旨を強調した。 そして、目立った補強はオルモ1人にとどまった新戦力補強に関しては「現状に満足している」と、ラ・マシアを軸とする現時点での陣容に満足感を示す。 「我々は現状に満足している。ダニ・オルモはスポーツ上の優先事項であり、それは達成された。我々はダニ・オルモに非常に満足している。我々のプロジェクトの核はラ・マシアであり、フリックは草の根レベルのプレーヤーをトップチームに入れることでそれを示した。我々は興奮しているが、過度の高揚感は出したくない」 一方で、自ら契約解除条項の行使が可能であると、獲得の可能性を示唆しながらも最終的に獲得を逃したアスレティック・ビルバオのFWニコ・ウィリアムズに関しては「我々のチームに所属していないプレーヤーについては話さないでおこう」と、気まずさもあってか詳しい言及を回避した。 選手の放出の部分では財政面の問題で放出したとされるギュンドアンにも言及。契約解除と共に古巣マンチェスター・シティに帰還した元ドイツ代表MFに関しては取り沙汰されたサラリーキャップの問題ではなく、オルモの獲得を含めたスポーツ面の判断だったと主張している。 「イルカイ・ギュンドアンは素晴らしいプレーヤーであり、素晴らしい人間だ。彼と一緒に過ごした1年は素晴らしいものだった。フリックとのミーティングとチームの状況を評価した後、彼はチームを離れることを決意した。これは完全にスポーツ的な決断だ。ダニ・オルモの加入により、ギュンドと同じような役割を果たせるプレーヤーが加わった。これはプレーヤーとクラブによるスポーツ的な決断だった。経済的な決断だと聞いたことがあるが、それは違う」 また、同じく財政問題で完全移籍の買い取りやレンタル期間延長に至らなかったとされるフェリックス、カンセロに関しては「デコとフリックが作ったチーム構成により、彼らは契約すべきではないと決定した」と、あくまで編成上の判断だったと振り返った。 試合数が増加した新フォーマットのチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、コパ・デル・レイとここから3つのコンペティションに臨む中で選手層の薄さが指摘されるが、ネガティブな反応は一切見せない同会長はカンテラーノのさらなる台頭や負傷者の復帰によって大きな問題にはならないと語っている。 「カサドやベルナルなど、ファーストチームに定着したプレーヤーがさらに加わった。ジェラール・マルティンも昇格し、セルジ・ドミンゲスがデビューした」 「インターナショナルブレークが終われば、フレンキー・デ・ヨングが回復し、その後ガビが回復することを期待している。今日は、代表チームでフェルミンが負傷するという不運に見舞われた。彼は今夏多くの試合に出場していたが、負傷してしまい残念だ。ただ、アンドレアス・クリステンセンとロナルド・アラウホも回復する」 最後に今冬の補強に関しては、1:1支出限度額(移籍金や給与の貯蓄に充てられる資金をすべて投資することが許可されている)に到達することで、新たな補強が可能になるとも前向きな見通しを示した。 「(今冬の補強の可能性は)イエスだ。なぜなら1:1に入る予定だからだ。そうすれば、選手登録のキャパシティが高まる。危険な状況でなければ、計画は立てている。もちろん現在のプレーヤーたちに満足しているが、デコと彼のチームが中長期的に取り組んでいることは間違いない」 2024.09.03 23:00 Tue5
バルサは学べないのか? 97億円で獲得したダニ・オルモは未だ選手登録できず…3年連続同じ問題を繰り返す
なぜバルセロナは学ぶことができないのだろうか。今夏6000万ユーロ(約97億円)でRBライプツィヒから加入したスペイン代表MFダニ・オルモ(26)だが、未だに選手登録ができずプレーが許可されていない。 バルセロナのカンテラ育ちのダニ・オルモはディナモ・ザグレブ、ライプツィヒでプレー。今夏バルセロナへと復帰し、多くの歓迎を受けた。 スペイン代表としても活躍するオルモは、ユーロ2024でも優勝に貢献。バルセロナとしても大きな戦力であり、カンテラーノの帰還は今夏の大きな目玉だった。 しかし、第2節を前に未だに選手登録はされておらず、このままでは2試合続けてメンバー外という状況に。まだリミットまで時間はあるようだが、簡単に行かない話でもある。 この事象は今に始まった事ではない。過去2年間も夏には同じ状況に追い込まれ、獲得した選手が登録できずに試合を迎えていた。その理由は財政難。長らく続く問題は、一向に解消されない。 ハンジ・フリック監督も、24日のアスレティック・ビルバオ戦に向けては「願っている」とダニ・オルモを起用したい意向を示したが、期待に沿える可能性は低いと見られている。 ラ・リーガでは、各クラブの収入から選手の給与上限を設定。バルセロナは、広く知られた財政難により、選手登録に制限があり、2023-24シーズンも収支がマイナス1億ユーロ(約161億8000万円)となったために解決が困難な状況だ。 過去2年も同じ問題を抱えており、選手の売却やサラリーのカットなどで無理矢理乗り切ることに成功。ただ、それによってバルサを離れなければいけない選手も出た。 そして、全く同じことを今夏も繰り返している。選手の売却計画はあるものの、交渉が全くと言って良いほど纏まらず、一方で選手は獲得してしまうという状況。当然登録ができない。 今夏はFWマルク・ギウ、DFフリアン・アラウホ、MFオリオル・ロメウ、DFセルジーニョ・デスト、DFセルジ・ロベルトがチームを去り、23日にはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが1年でマンチェスター・シティに復帰。その理由も財政難を助けるためであり、ギュンドアンのサラリーがなくなることがチームを助けることに。「僕の移籍で財政を助けられるならよかった」と選手に言わせるほどだ。 残りの期間でまだまだ選手を売りに出していく計画があるバルセロナだが、ダニ・オルモの登録には足りていない状況だ。 果たしてダニ・オルモがバルセロナの選手としてデビューするのはいつになるのか。そして、いつまでこの状況を続けるのか、注目される。 2024.08.24 23:01 Satジローナの人気記事ランキング
1
「おそらく出場できない」約5000万円でレンタル元バルサ戦のプレーが可能に? ジローナMFロメウが見解「合意に達する可能性はわずかながらある」
ジローナのスペイン人MFオリオル・ロメウが、レンタル元のバルセロナとの一戦でプレーする可能性について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 30日、ラ・リーガ第29節でバルセロナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨むジローナ。バルセロナからレンタル移籍中のロメウは契約上、この一戦に出場できない。 しかし、約30万ユーロ(約4900万円)をバルセロナに支払えばプレーできる可能性があるとのこと。33歳のベテランMFは、スペイン『カタルーニャ・ラジオ』で「おそらく出場できないだろう」「合意に達する可能性はわずかながらある。もちろん複雑なものになるだろう」と見解を述べた。 また、下部組織から過ごしたバルセロナとの対戦にも言及。ジローナのチーム状況も加味して、できることならプレーしたいと訴えた。 「試合に出られないのは嫌だ。バルセロナとの試合はキャリアの中で特別な瞬間の一つだからね。世界最高の選手たちとプレーし、あのような素晴らしいスタジアムでプレーできることは、選手として楽しみなことだ」 「そして、チームの今の状況を考慮すればなおさらだ。個人的な話ではプレー時間を増やしたいし、ピッチに立って、シーズンを良い形で終えたい」 今シーズン、レンタルでジローナに復帰したロメウは、ここまで公式戦24試合に出場。バルセロナ戦は元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが出場停止で、スペイン人MFイバン・マルティンや元コロンビア代表MFジョン・ソリスが負傷中という事情もある。 2025.03.29 20:20 Sat2
バルサが9連勝で首位堅持! レヴァンドフスキのドブレーテなど昨季屈辱味わったジローナにリベンジのダブル達成【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第29節、バルセロナvsジローナが30日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-1で快勝した。 首位のバルセロナは前節、アトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、4-2で逆転勝利。続く延期分のオサスナ戦は代表戦明け直後の27日という異例のタイミングでの開催となったが、3-0の完勝。リーグ連勝を「8」に伸ばした。 週明け2日にはコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのアトレティコ戦を控えるなか、今節は13位ジローナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨んだ。ハンジ・フリック監督は中2日の一戦に向け先発4人を変更。バルデとフレンキー・デ・ヨング、ダニ・オルモ、フェラン・トーレスに代えてアラウホ、マルティン、フェルミン・ロペス、レヴァンドフスキを起用した。 立ち上がりから攻勢を仕掛けるバルセロナ。開始4分には左のポケットに侵入したガビの折り返しをボックス中央に走り込んだフェルミンがダイレクトで合わせてファーストシュートを記録する。 以降も畳みかけると、中央での個人・コンビネーションで鮮やかにプレスをかいくぐり、前線のフェルミンやレヴァンドフスキが積極的に足を振ってGKガッサニーガに好守を強いる。8分にはボックス付近の際どい接触プレーでフェルミンが倒されると、PK獲得の可能性もあったが最終的にお咎めなしの判定に。 試合序盤の先制点には至らずも、以降も攻守両面でジローナを圧倒し続けるバルセロナ。ラミン・ヤマルやペドリが質的優位をもたらし、厚みのある攻撃を継続していく。ただ、最後のところで体を張る相手の守備を最後のところで崩し切れない。 焦れずに相手に攻撃の機会を与えずにハーフコートゲームを展開するなか、前半終了間際に意外な形から先制点が生まれる。44分、相手陣内右サイドのボックス付近で得たFKの場面でキッカーのヤマルが左足インスウィングで低弾道の速いボールを入れる。これがゴール前のDFクレイチの左手に当たって大きくコースが変わってニア下に吸い込まれた。 1点リードで試合を折り返したバルセロナは後半も相手を押し込んで追加点に迫る良い入りを見せた。だが、53分には自陣でのビルドアップで縦パスを引っかけられると、ブリントのスルーパスでボックス左に抜け出したダンジュマに右足シュートをゴール右隅に流し込まれた。 一瞬の隙を突かれて同点に追い付かれたブラウグラナはすぐさま攻勢を強めていく。60分にはエリック・ガルシアが狙いすました右足ミドルシュートを枠の右へ飛ばすが、これは惜しくもポストを叩いた。 だが、直後の61分には左サイドでの崩しからボックス左のガビが浮き球のクロスを入れると、ファーでフェルミンが頭で折り返したボールをゴール前に飛び込んだレヴァンドフスキがアクロバティックな形で左足に当てると、GKガッサニーガの股間を抜けたシュートがゴールネットを揺らし、エースの2試合連続ゴールで勝ち越した。 この展開を受けてフリック監督はガビとフェルミンを下げてデ・ヨング、フェランを同時投入。トドメの3点目を狙いつつ、ゲームコントロールとともに週明けのアトレティコ戦を意識した戦い方にシフトした。 すると、この交代策が見事に嵌った。77分、中盤でアラウホからの縦パスを引き取ったデ・ヨングが鮮やかなターンでDFをかわして一気に中央を持ち上がってボックス左のレヴァンドフスキにラストパス。ここでややトラップが足元に入ったが、百戦錬磨のストライカーは冷静にゴール右下隅へシュートを流し込み、ドブレーテを達成した。 さらに、攻撃の手を緩めないホームチームは86分、マルティンが相手陣内左サイドで正確なグラウンダーの折り返しを入れると、ボックス中央に走り込んだフェランがうまく足元で収めてすかさず左足シュートをゴール右隅に流し込み、3試合連続ゴールとした。 その後、ヤマルとバルデが決定機を決め切れずにマニータ達成とはならなかったが、昨季屈辱を味わったジローナ相手にリベンジのシーズンダブルを決めたバルセロナがリーグ9連勝で首位堅持。週明けのアトレティコ戦へ弾みを付けた。 バルセロナ 4-1 ジローナ 【バルセロナ】 オウンゴール(前44) ロベルト・レヴァンドフスキ(後16、後32) フェラン・トーレス(後41) 【ジローナ】 アルノー・ダンジュマ(後8) 2025.03.31 01:25 Mon3
今季20度目の4ゴール以上、圧倒的な攻撃力にフリック監督は「常にゴールを狙っている。私のチームの本当に好きなところ」と自賛
バルセロナのハンジ・フリック監督が30日にホームで行われ、4-1で快勝したラ・リーガ第29節ジローナ戦後に会見でコメントした。 代表ウィーク明けの3日前に行われた延期試合オサスナ戦を3-0で快勝して首位をキープしたバルセロナ。厳しい日程の中で迎えたジローナ戦、ハーフタイム間際の43分にFWラミン・ヤマルのFKが相手のオウンゴールを誘って先制した。 後半序盤に同点とされたバルセロナだったが、主砲FWロベルト・レヴァンドフスキが2ゴールを挙げて勝ち越すと、最後は好調FWフェラン・トーレスがダメ押しの4点目を挙げて快勝とし、2位レアル・マドリーとの3ポイント差を堅持した。 今季バルセロナは公式戦45試合のうち、実に20試合で4ゴール以上をマーク。圧倒的な破壊力を見せ付けているが、フリック監督は自らが率いるチームを自賛した。 「我々の考えは常に攻撃し、チャンスを作り出すこと。ゴールを決められる可能性があるなら常にゴールを狙っている。私のチームの本当に好きなところだ。選手たちは常にゴールを決めたいと思っている」 「カウンターではストライカーだけでなく攻撃的MF、そしてフレンキー・デ・ヨングも90m近く走っていた。これがチームのメンタリティ、姿勢を示している。いつもより多くのゴールが見られて皆喜んでいると思うし、ファンもそうだろう。今は皆が幸せだ」 そしてドブレーテを決めて今季の公式戦ゴール数を38とし、ラ・リーガでは2位のレアル・マドリーFWキリアン・ムバッペに3点差を付けての25に伸ばしているレヴァンドフスキについては次のように話した。 「これは良いことだし、だからこそ彼が必要なんだ。彼がピチーチを勝ち取りたいと思っているのはわかっているし、今日2ゴールを決めてくれたのはとても嬉しい。だが、私がいつも言っているように重要なのはチームだ。我々が勝ち続けてゴールを決めれば彼がピチーチを獲得する可能性はもっと高まるだろう」 2025.03.31 09:15 Mon4
「良い仕事が見られた」3ゴール快勝を飾ったマドリー、アンチェロッティ監督は初ゴールのギュレルについて「勤勉さを特に強調しておきたい」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ラ・リーガでの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 6日、ジローナとのラ・リーガ第16節に臨んだマドリー。37分にジュード・ベリンガムのゴールで先制に成功してハーフタイムへ。後半もチャンスを作るとアルダ・ギュレル、キリアン・ムバッペにもゴールが生まれて大差をつけたマドリーは、そのまま3-0で勝利した。 3ゴールで首位バルセロナに近づく快勝を飾ったアンチェロッティ監督は、パフォーマンスに満足しているとコメント。今季初ゴールを決めたギュレルについても言及している。 「相手が激しく攻めてきたこともあり、序盤は全力を尽くさなければならなかった。攻撃では良い仕事が見られ、その後優位に立つことができたと思う。ベリンガムのゴール後にチームはより明瞭となり、良いアイデアもいくつか浮かんだ」 「そして後半は、非常に良いプレーができた。負傷者が続いたため、粘り強く戦わなければならないが、それでも少しずつ良くなっていくだろう」 「ベリンガムは5試合で5ゴール目を決めており、調子は良い状態だ。負担もあって最後の数分はリスクをかけたくなかったが、彼は元気だし火曜日も出場できる。アルダとムバッペもゴールを決め、ブラヒムも非常に良かった。メンディは筋肉の負傷だがほかは単なる打撲だ」 「(ギュレルについて)彼は試合になかなか参加できていなかった。前半は懸命に頑張ったが、調子が上がっていなかったと思う。後半は素晴らしい走りを見せ、素晴らしいゴールを決めた。彼の勤勉さについては特に強調しておきたい。よく走り、チームを大いに助ける存在だ。若い選手でプレッシャーがかなりかかっていたが、ゴールはそれを軽減してくれた」 2024.12.08 12:40 Sun5