エバートン初陣迎えるランパード監督が意気込み「どう団結できるか」、デレ・アリ&ファン・デ・ベークは欠場確定

2022.02.04 12:16 Fri
©Dugout
エバートンの指揮官としての初陣を迎えるフランク・ランパード監督が、5日に控える初陣に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。
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今シーズンから就任したラファエル・ベニテス監督を成績不振で解任したエバートン。1月31日にダービー・カウンティやチェルシーを指揮したランパード監督を招へいした。ウィンターブレイク中にチームに加わったランパード監督。エバートンは、マンチェスター・ユナイテッドからオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク、トッテナムからイングランド代表MFデレ・アリを獲得。市場閉鎖の土壇場で補強を行った。
チームでトレーニングをスタートさせているランパード監督は、5日に行われるFAカップのブレントフォード戦に向けた記者会見に出席。ケガ人の状況について説明し、すでにFAカップに出場しているデレ・アリとファン・デ・ベークも起用できないと語った。

ドミニク・キャルバート=ルーウィンは前の試合で僅かな打撲を負っている。今週末は出場できない」
アブドゥライエ・ドゥクレファビアン・デルフトム・デイビスが離脱している。彼らは少し長く離脱するはずだ」

「ドミニクは、次の試合に向けてトレーニングに戻り、試合に出る準備ができることを願っている」

「明らかにカップに出場できない選手(デレ・アリ、ドニー・ファン・デ・ベーク)がいるが、それ以外の選手はかなり良い状態だ。我々がいる場所に満足している」

また、自身の初陣が本拠地であるグディソン・パークで行われるが、就任時にも口にした通りサポーターの熱い気持ちを感じたいとコメント。カップ戦を勝ち上がる上で重要な試合だとした。

「ファンはこのクラブ、特にグディソンでとても大きな意見を持っている。反対側にいて感じていた」

「シーズンの残りの期間は、トレーニングのピッチで行うことと、スタッフ、選手、クラブ、ファンとどう団結できるかによって決まる」

「それから次のステップは結果だ。全てをまとめていきたいと思う」

「そして、土曜日にグディソンで得られることを願っている雰囲気より良いものはあるだろうか?」

「クラブが輝かしい歴史を持つカップ戦の次のラウンドに参加できる機会だ。チームの才能を活かし、この大会で可能な限り勝ち進み続けたい。我々にとっては大きな試合だ」




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アーセナルがエバートン相手に痛恨ドロー…逆転優勝は絶望的でCLマドリー戦へ弾み付けられず【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第31節、エバートンvsアーセナルが5日にグディソン・パークで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 リーグ連勝で2位のアーセナルは、週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を控えるなか、15位のエバートンとのアウェイゲームに臨んだ。フルアムとの前節をサカの復帰ゴールによって2-1の勝利を収めたアルテタのチームは、その試合から先発5人を変更。負傷のガブリエウの代役にキヴィオルを起用したほか、ティンバーやウーデゴールに代えてホワイト、スターリングらを起用した。 開始直後にはエリア外でボールの処理を誤ったGKピックフォードのミスを突いたアーセナルが、最後はボックス内でのスターリングのシュートでファーストシュートを記録。以降はボールを保持して押し込むアーセナルが、得意のセットプレーを軸にチャンスを窺う。 これに対してエバートンも、要所で良い形でボールを奪うと、最前線のベトやエンディアイエの打開力を使いながらカウンターで際どいシーンを創出。さらに、対戦相手同様に空中戦の強さを活かしたセットプレーでゴールに迫った。 以降はホームのエバートンがより自分たちのゲームプランを遂行していたが、先にゴールを奪ったのはアウェイのアーセナル。34分、ロングカウンターで中央をドリブルで持ち上がったスターリングが左のトロサールに繋ぐ。DF2枚に寄せられたベルギー代表FWだったが、ゴールへの道筋を見逃さず。正確な左足グラウンダーシュートをゴール右隅に流し込んだ。 前回対戦ではゴールレスドローに持ち込まれた曲者相手に前半のうちにゴールをこじ開けたアーセナル。ハーフタイムにかけては前に出てきた相手の攻撃を撥ね返しながら、先制点と同様に背後を意識した縦に速い攻めで2点目を狙う。前半アディショナルタイムには絶妙な裏抜けを見せたトロサールに再びチャンスが舞い込んだが、DFタルコウスキをかわして放ったシュートはGKピックフォードにうまくコースを消されて止められた。 追加点はならずもアーセナルの1点リードで折り返した試合。アーセナルはスターリング、ヌワネリを下げてサカ、マルティネッリの主力2人をハーフタイム明けに送り出す。この交代によって早い時間帯の追加点も意識していたアウェイチームだったが、逆に失点を喫する。 開始直後の46分にボックス内でハリソンと競り合ったDFルイス=スケリーが際どいファウルを取られてPKを献上。これをキッカーのエンディアイエに右隅へ蹴り込まれた。 この直後にもドゥクレの鋭いミドルシュートでエバートンが勢いづくなか、後半は難しい戦いを強いられたアーセナル。サカとマルティネッリの両ウイングの突破を起点に攻撃を仕掛けていくが、追いついて高い集中力を見せるトフィーズの堅守に手を焼く。 この流れを受けてアルテタ監督はホワイトに代えてティンバー、71分にはジョルジーニョを下げて切り札のウーデゴールを投入。さらに、ルイス=スケリーを下げてティアニーを最後の交代カードとして切った。 この選手交代後も攻撃が停滞するガナーズ。83分には左サイド深くに侵攻したティアニーの高速クロスをニアに飛び込んだウーデゴールが左足ダイレクトで合わすが、これは枠の左に外れる。続く84分にはマルティネッリが得意の形でボックス内に持ち込んで右足の鋭いシュートを枠の右上に飛ばすが、今度はGKピックフォードのビッグセーブにはじき出される。 その後、最終盤の攻防では互いにゴールを目指し合ったものの、1-1のままタイムアップを迎えた。この結果、下位相手に痛恨ドローのアーセナルはリーグ逆転優勝が絶望的となり、週明けのマドリー戦へ弾みを付けることはできなかった。 エバートン 1-1 アーセナル 【エバートン】 イリマン・エンディアイエ(後4[PK]) 【アーセナル】 レアンドロ・トロサール(前34) 2025.04.05 22:34 Sat
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マク・アリスターへのタルコウスキの危険なスライディングタックルが物議、スロット監督は退場にならなかったことに「驚いていない」と皮肉

リバプールのアルネ・スロット監督が2日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第30節エバートンとのマージーサイド・ダービー後にコメントした。 試合はFWジオゴ・ジョタの決勝弾でリバプールが勝利し、2位アーセナルとの12ポイント差を維持。優勝へまた一歩前進したが、今回のダービーでは11分にMFアレクシス・マク・アリスターへのDFジェームズ・タルコウスキの危険なスライディングタックルが物議を醸すことに。 フィフティーへのボールに両者がチャレンジした際、ボールをクリアしたタルコウスキの残り足がマク・アリスターの左足首に向かって直撃。サム・バレット主審はタルコウスキにイエローカードを出すに留め、VARが介入することもなかった。 スロット監督はこの判定に敢えて「驚いていない」とコメントし皮肉を込めた。 「多くの人が既にコメントしており、私はコメントしたくない。リバプールをあまり好きでない人たちでさえ、判定がどうあるべきだったか明確だと言っていた。驚いたかって? いいや」 この判定に対し、元マンチェスター・ユナイテッドDFのギャリー・ネヴィル氏は「ひどいタックルだ。あのようにフォロースルーする必要はなかった」と一発レッドカードを支持。 またエバートンOBのダンカン・ファーガソン氏でさえも「異論はない。完全なレッドカードだ」とコメント。そして元プレミアリーグ審判のマイク・ディーン氏は「ひどいチャレンジだ。レッドカードに値する」と一様に一発退場が正当だとの見解を示した。 なお、プレミアリーグのマッチセンターアカウントはこの件について、タルコウスキがボールにプレーしていたため退場には値しないとの説明を出している。 2025.04.03 08:30 Thu

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