京都と東京Vの今季最終戦はゴールレス決着! 16年ぶりJ1の東京Vは6位フィニッシュ【明治安田J1第38節】
2024.12.08 16:11 Sun
明治安田J1リーグ第38節の京都サンガF.C.vs東京ヴェルディが8日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、0-0のドローに終わった。
3節を残してJ1残留を確定させた14位の京都だが、前節のFC町田ゼルビア戦に0-1で敗れ、5試合ぶりの敗戦を喫するなど直近は3試合未勝利。今シーズンの最終戦では4試合ぶり白星で有終の美を飾りたいところ。曺貴裁監督はこのホーム最終戦に向けて先発2人を変更。累積警告で出場停止のラファエル・エリアス、ベンチ外の豊川雄太に代えて、サスペンション明けのマルコ・トゥーリオ、平賀大空を起用した。
一方の東京Vも前節、ホーム最終戦となった川崎フロンターレ戦を4-5で落として4試合ぶりの敗戦を喫した。引き分け以上で6位フィニッシュを決められる敵地での最終戦では前節から先発2人を変更。山田楓喜とともに保有元との対戦で起用できない木村勇大、ベンチスタートの千田海人に代えて染野唯月、林尚輝を起用した。
冷たい雨が降りしきるなかで幕を開けた今季最終戦。互いに長いボールを使いながら、要所でチャレンジの縦パスを入れていく。なかなかボールが落ち着かない展開が続くも、徐々に京都がセカンドボールの競り合いで優位に立って押し込む形となった。
それでも、粘りの守備でフィニッシュまで持ち込ませない東京Vが10分過ぎから完全に押し返す。15分にはバイタルエリアで完全に浮いた山見大登が巧みな仕掛けでボックス内に持ち込んで左足シュートをゴールネットに突き刺すが、オンフィールド・レビューの結果、トラップ時のハンドを取られてゴール取り消しに。
だが、勢いづくアウェイチームは直後にもカウンターから齋藤功佑の左足ミドルシュート、林のアグレッシブな潰しを起点にボックス右に抜け出した森田晃樹の折り返しなどから再三際どいシーンを作り出す。
前半終盤にかけてはオープンな展開が続くなか、京都がより効率よくフィニッシュに繋げたが、ボックス手前の好位置で得た平戸太貴の直接FKは枠の右に外れる。一方、東京Vは前半アディショナルタイムの波状攻撃で翁長聖がカットインから意表を突くミドルシュートでゴールに迫ったが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
互いにゴールを脅かしながらもゴールレスで折り返した試合。後半も一進一退の展開が続くと、ウイングの左右の入れ替えなど変化を加えた京都は早い時間帯に平賀を下げてムリロ・コスタを投入した。
この交代によって京都に流れが傾くが、前節の5失点から立て直してきた東京Vはディフェンス陣の再三の好守で耐え抜く。さらに、65分には染野、山見を下げて山田剛綺、松橋優安を同時投入。また、筋肉系のアクシデントでプレー続行不可能となった綱島悠斗に代えて千田をスクランブル投入した。
後半半ばから終盤にかけてはホーム最終戦を勝利で飾りたい京都が攻勢を強めていく。そして、右からのクロスに反応した川﨑颯太のダイビングヘッド、波状攻撃からゴール前で混戦を作って前向きのマルコ・トゥーリオが右隅を狙ったコントロールシュートでゴールに迫るが、いずれもわずかに枠を外れた。
すると、後半アディショナルタイムには押し返した東京Vが松村優太のボックス右からの折り返しを見木友哉がループ気味のダイレクトシュートで枠に飛ばしたが、これはGK太田岳志の好守に阻まれた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ともに最後までゴールを目指し続けた白熱の一戦はゴールレスドローで決着。この結果、16年ぶりのJ1の舞台で躍進の東京Vは地力で6位フィニッシュ、京都は14位でシーズンを終えることになった。
京都サンガ 0-0 東京ヴェルディ
3節を残してJ1残留を確定させた14位の京都だが、前節のFC町田ゼルビア戦に0-1で敗れ、5試合ぶりの敗戦を喫するなど直近は3試合未勝利。今シーズンの最終戦では4試合ぶり白星で有終の美を飾りたいところ。曺貴裁監督はこのホーム最終戦に向けて先発2人を変更。累積警告で出場停止のラファエル・エリアス、ベンチ外の豊川雄太に代えて、サスペンション明けのマルコ・トゥーリオ、平賀大空を起用した。
一方の東京Vも前節、ホーム最終戦となった川崎フロンターレ戦を4-5で落として4試合ぶりの敗戦を喫した。引き分け以上で6位フィニッシュを決められる敵地での最終戦では前節から先発2人を変更。山田楓喜とともに保有元との対戦で起用できない木村勇大、ベンチスタートの千田海人に代えて染野唯月、林尚輝を起用した。
冷たい雨が降りしきるなかで幕を開けた今季最終戦。互いに長いボールを使いながら、要所でチャレンジの縦パスを入れていく。なかなかボールが落ち着かない展開が続くも、徐々に京都がセカンドボールの競り合いで優位に立って押し込む形となった。
だが、勢いづくアウェイチームは直後にもカウンターから齋藤功佑の左足ミドルシュート、林のアグレッシブな潰しを起点にボックス右に抜け出した森田晃樹の折り返しなどから再三際どいシーンを作り出す。
以降も右の山見の快足を活かして再三相手を引っくり返していく東京Vのペースで試合が進むも、京都も要所で人数をかけたカウンターで応戦。32分には左CKの二次攻撃で福田心之助のミドルシュートがDFの足先を掠めてドライブ回転がかかってゴールに向かうが、これは惜しくもクロスバーを叩く。続く35分には鈴木義宜の果敢な持ち出しから右を崩すと、ボックス内に抜け出したマルコ・トゥーリオが右足シュートを枠に飛ばすが、ここはGKマテウスのビッグセーブに阻まれた。
前半終盤にかけてはオープンな展開が続くなか、京都がより効率よくフィニッシュに繋げたが、ボックス手前の好位置で得た平戸太貴の直接FKは枠の右に外れる。一方、東京Vは前半アディショナルタイムの波状攻撃で翁長聖がカットインから意表を突くミドルシュートでゴールに迫ったが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
互いにゴールを脅かしながらもゴールレスで折り返した試合。後半も一進一退の展開が続くと、ウイングの左右の入れ替えなど変化を加えた京都は早い時間帯に平賀を下げてムリロ・コスタを投入した。
この交代によって京都に流れが傾くが、前節の5失点から立て直してきた東京Vはディフェンス陣の再三の好守で耐え抜く。さらに、65分には染野、山見を下げて山田剛綺、松橋優安を同時投入。また、筋肉系のアクシデントでプレー続行不可能となった綱島悠斗に代えて千田をスクランブル投入した。
後半半ばから終盤にかけてはホーム最終戦を勝利で飾りたい京都が攻勢を強めていく。そして、右からのクロスに反応した川﨑颯太のダイビングヘッド、波状攻撃からゴール前で混戦を作って前向きのマルコ・トゥーリオが右隅を狙ったコントロールシュートでゴールに迫るが、いずれもわずかに枠を外れた。
すると、後半アディショナルタイムには押し返した東京Vが松村優太のボックス右からの折り返しを見木友哉がループ気味のダイレクトシュートで枠に飛ばしたが、これはGK太田岳志の好守に阻まれた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ともに最後までゴールを目指し続けた白熱の一戦はゴールレスドローで決着。この結果、16年ぶりのJ1の舞台で躍進の東京Vは地力で6位フィニッシュ、京都は14位でシーズンを終えることになった。
京都サンガ 0-0 東京ヴェルディ
マルコ・トゥーリオ
ラファエル・エリアス
豊川雄太
平賀大空
山田楓喜
木村勇大
千田海人
染野唯月
林尚輝
山見大登
齋藤功佑
森田晃樹
福田心之助
鈴木義宜
マテウス
マテウス
マテウス
マテウス
平戸太貴
翁長聖
ムリロ・コスタ
山田剛綺
松橋優安
綱島悠斗
松村優太
見木友哉
太田岳志
東京ヴェルディ
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Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue3
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue4
東京VがFC東京との“東京ダービー”での違反行為を報告…1名が無期限入場禁止処分に…サポーター団体とは無関係の人物が違反
東京ヴェルディは24日、試合中の違反行為に関して処分を報告した。 事件が起きたのは4月13日に味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第8節のFC東京戦で発生。“東京ダービー”では観客1名が、差別的・侮辱的な内容・表現を想起させる掲出物の持ち込みおよび掲出を行ったという。 これは東京ヴェルディ試合運営管理規程に違反する行為であり、6月24日以降に行われる東京ヴェルディが出場する全ての試合に対して無期限入場禁止の処分が下されることとなった。 事件発生から2カ月以上経っての処分に関して東京Vは経緯を説明。サポーター団体のメンバーではない人物が起こしたことにより、ヒアリングの対象が広がったため、違反行為者の特定と事実確認に時間を要したとのことだ。 「当該事案発生後、Jリーグをはじめとする関係各所と連携するとともに、違反行為が記録された中継映像や写真等の確認、東京ヴェルディのサポーター団体へのヒアリング調査を重ねて行ってきました」 「その調査過程において、今回の事案はサポーター団体のメンバーによるものではない可能性が高まったことで、さらなる周囲への聞き取りやヒアリング対象者を拡大させていく必要が生じ、違反行為者の特定とその事実確認までに多くの時間を要しました。ご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます」 「差別的・侮辱的な内容・表現は決して看過することのできない行為であり、東京ヴェルディとしましては、今後このような行為が発生しないよう、観戦ルール・マナーに沿ったスタジアム運営を徹底し、安心・安全・快適なスタジアムづくりを目指し、スタジアムコンセプトに掲げる『みんながたのしいスタジアム』を実現できるよう、より一層再発防止に努めてまいります。今後の対応といたしましては、横断幕等スタジアム内の掲出物に関する事前申請制などの実施を検討いたします」 「スタジアムに来場される皆様におかれましては、今一度観戦ルール・マナーの遵守にご理解とご協力をお願いいたします」 この試合では、味の素スタジアムの最寄駅である飛田給駅付近では無許可の張り紙による迷惑行為もあり問題に。2023年は天皇杯で対戦したが、その際も違反行為があり問題となっていた。 2024.06.24 17:40 Mon5