【JFL第17節】首位高知が青森撃破で2連勝、2位栃木Cは枚方に4発勝利…笑顔で中断期間に突入したクラブは?
2024.07.21 18:31 Sun
20日~21日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第17節の7試合が各地で行われた。今節は各クラブにとって中断期間前最後の一戦だ。
◇新宿 vs V三重 [中止]
15位・クリアソン新宿 vs 3位・ヴィアティン三重は悪天候により、ホーム新宿が1点をリードする前半途中で中断・中止。これにより、新宿は暫定ながらも最下位に転落している。
◇ミネベア 1-0 武蔵野
(暫定)最下位脱出はミネベアミツミFC。ホームで14位・横河武蔵野FCを1-0と撃破し、3試合ぶりの白星となった。ホンダロックSC時代から数え、2度目の昇格から今季でJFL16年目という古参ミネベアが、意地を見せている。
連覇が遠のく昨季王者Honda FC。開幕からギアが上がりきらぬまま、中断期間前最後の一戦を7位で迎えた盟主は、チームの黄金時代を築いた元指揮官、井幡博康監督率いるFCマルヤス岡崎とゴールレスドローに終わっている。
◇V大分 2-1 ソニー
前節6位浮上のヴェルスパ大分は、観衆6063人が詰めかけたホーム「レゾナックドーム大分」で10位・ソニー仙台FCに勝利。まずは13分、敵陣深くでハイプレスからボールを奪い、最後はMF中野匠の右足弾で先制する。
後半頭に追いつかれるも81分、やはり敵陣でのボール奪取から前進し、味方のシュートがこぼれたところに反応したFW今村優介がゴール前で詰めて勝ち越し。FC大阪時代にJFLからJ3への昇格を経験した今村が、勝負を決めた。
◇浦安 2-1 沖縄
12位・ブリオベッカ浦安は“同期昇格”の8位・沖縄SVに逆転勝利。先制された直後の17分にFW東駿の豪快ヘッドで追いつくと、62分にはFKの流れから、DF吉田武史が古巣相手にオーバーヘッドキック弾をぶち込んだ。
都並敏史監督率いる浦安は直近6試合で5勝目。序盤戦は最下位も6月ごろから急速にチームが整う…いま、昇格組ながらも2位フィニッシュした昨季と全く同じ軌道を描いている。中断期間明けにも期待を抱かせる戦いぶりだ。
◇枚方 3-4 栃木C
一方、今季現在のJFL2位も、昇格組の栃木シティ。リーグ最多の31得点が光るなか、直近4試合無敗で4位・FCティアモ枚方とのアウェイ上位対決に臨み、今回も勝ち点3を積んだ。
立ち上がりに鈴木隆雅のゴールで先制すると、33分にも、MF岡庭裕貴のクロスにDF鈴木隆が合わせて追加点。直後に枚方DF阿部隼人のゴールで1点を返されるも、その60秒後、今度はFW藤原拓海が枚方を突き放す3点目を決めた。
栃木Cはその後追いつかれるも、3-3で迎えた82分、MF宇津木峻が右からのクロスに上手くボレーで合わせて決勝点に。大量4得点で枚方を封じ、中断期間中の2位をキープした。
◇青森 0-1 高知
首位・高知ユナイテッドSCはアウェイで5位・ラインメール青森を撃破。0-0で迎えた54分、右CKの流れからDF上月翔聖が右足シュートを放ち、うまくミートせずも絶妙にネットへ吸い込まれた。
これが決勝点となった高知は2連勝。4試合連続クリーンシートで、直近8試合で5度目の「1-0勝利」。そしてこの8試合で失点わずか「3」と、堅守が冴えまくっている。
◇滋賀 2-2 鈴鹿
9位・レイラック滋賀は栃木Cに0-1と敗れた前節終了後、菊池利三監督を解任。11位・アトレチコ鈴鹿との今節は東広樹ヘッドコーチが暫定指揮を執り、2-2のドロー決着となっている。首位高知とは勝ち点「21」差、2位栃木Cとは「11」差…来季のJ3参入が厳しくなっている。
◆第17節
▽7月20日(土)
クリアソン新宿 [中止] ヴィアティン三重
ミネベアミツミFC 1-0 横河武蔵野FC
Honda FC 0-0 FCマルヤス岡崎
ヴェルスパ大分 2-1 ソニー仙台FC
ブリオベッカ浦安 2-1 沖縄SV
▽7月21日(日)
FCティアモ枚方 3-4 栃木シティ
ラインメール青森 0-1 高知ユナイテッドSC
レイラック滋賀 2-2 アトレチコ鈴鹿
◆順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +20
2位 栃木シティ | 勝ち点33 | +10
3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +6
4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点27 | +1
5位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1
6位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +5
7位 Honda FC | 勝ち点24 | +4
8位 沖縄SV | 勝ち点23 | +1
9位 レイラック滋賀 | 勝ち点22 | +6
10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1
11位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -3
12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点20 | -1
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -13
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -17
16位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -17
◇新宿 vs V三重 [中止]
15位・クリアソン新宿 vs 3位・ヴィアティン三重は悪天候により、ホーム新宿が1点をリードする前半途中で中断・中止。これにより、新宿は暫定ながらも最下位に転落している。
(暫定)最下位脱出はミネベアミツミFC。ホームで14位・横河武蔵野FCを1-0と撃破し、3試合ぶりの白星となった。ホンダロックSC時代から数え、2度目の昇格から今季でJFL16年目という古参ミネベアが、意地を見せている。
◇Honda 0-0 マルヤス
連覇が遠のく昨季王者Honda FC。開幕からギアが上がりきらぬまま、中断期間前最後の一戦を7位で迎えた盟主は、チームの黄金時代を築いた元指揮官、井幡博康監督率いるFCマルヤス岡崎とゴールレスドローに終わっている。
◇V大分 2-1 ソニー
前節6位浮上のヴェルスパ大分は、観衆6063人が詰めかけたホーム「レゾナックドーム大分」で10位・ソニー仙台FCに勝利。まずは13分、敵陣深くでハイプレスからボールを奪い、最後はMF中野匠の右足弾で先制する。
後半頭に追いつかれるも81分、やはり敵陣でのボール奪取から前進し、味方のシュートがこぼれたところに反応したFW今村優介がゴール前で詰めて勝ち越し。FC大阪時代にJFLからJ3への昇格を経験した今村が、勝負を決めた。
◇浦安 2-1 沖縄
12位・ブリオベッカ浦安は“同期昇格”の8位・沖縄SVに逆転勝利。先制された直後の17分にFW東駿の豪快ヘッドで追いつくと、62分にはFKの流れから、DF吉田武史が古巣相手にオーバーヘッドキック弾をぶち込んだ。
都並敏史監督率いる浦安は直近6試合で5勝目。序盤戦は最下位も6月ごろから急速にチームが整う…いま、昇格組ながらも2位フィニッシュした昨季と全く同じ軌道を描いている。中断期間明けにも期待を抱かせる戦いぶりだ。
◇枚方 3-4 栃木C
一方、今季現在のJFL2位も、昇格組の栃木シティ。リーグ最多の31得点が光るなか、直近4試合無敗で4位・FCティアモ枚方とのアウェイ上位対決に臨み、今回も勝ち点3を積んだ。
立ち上がりに鈴木隆雅のゴールで先制すると、33分にも、MF岡庭裕貴のクロスにDF鈴木隆が合わせて追加点。直後に枚方DF阿部隼人のゴールで1点を返されるも、その60秒後、今度はFW藤原拓海が枚方を突き放す3点目を決めた。
栃木Cはその後追いつかれるも、3-3で迎えた82分、MF宇津木峻が右からのクロスに上手くボレーで合わせて決勝点に。大量4得点で枚方を封じ、中断期間中の2位をキープした。
◇青森 0-1 高知
首位・高知ユナイテッドSCはアウェイで5位・ラインメール青森を撃破。0-0で迎えた54分、右CKの流れからDF上月翔聖が右足シュートを放ち、うまくミートせずも絶妙にネットへ吸い込まれた。
これが決勝点となった高知は2連勝。4試合連続クリーンシートで、直近8試合で5度目の「1-0勝利」。そしてこの8試合で失点わずか「3」と、堅守が冴えまくっている。
◇滋賀 2-2 鈴鹿
9位・レイラック滋賀は栃木Cに0-1と敗れた前節終了後、菊池利三監督を解任。11位・アトレチコ鈴鹿との今節は東広樹ヘッドコーチが暫定指揮を執り、2-2のドロー決着となっている。首位高知とは勝ち点「21」差、2位栃木Cとは「11」差…来季のJ3参入が厳しくなっている。
◆第17節
▽7月20日(土)
クリアソン新宿 [中止] ヴィアティン三重
ミネベアミツミFC 1-0 横河武蔵野FC
Honda FC 0-0 FCマルヤス岡崎
ヴェルスパ大分 2-1 ソニー仙台FC
ブリオベッカ浦安 2-1 沖縄SV
▽7月21日(日)
FCティアモ枚方 3-4 栃木シティ
ラインメール青森 0-1 高知ユナイテッドSC
レイラック滋賀 2-2 アトレチコ鈴鹿
◆順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +20
2位 栃木シティ | 勝ち点33 | +10
3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +6
4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点27 | +1
5位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1
6位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +5
7位 Honda FC | 勝ち点24 | +4
8位 沖縄SV | 勝ち点23 | +1
9位 レイラック滋賀 | 勝ち点22 | +6
10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1
11位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -3
12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点20 | -1
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -13
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -17
16位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -17
上月翔聖
井幡博康
中野匠
今村優介
東駿
吉田武史
都並敏史
岡庭裕貴
鈴木隆雅
阿部隼人
藤原拓海
菊池利三
東広樹
高知ユナイテッドSC
栃木シティ
ヴィアティン三重
FCティアモ枚方
ラインメール青森
ヴェルスパ大分
Honda FC
沖縄SV
レイラック滋賀
ソニー仙台FC
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【JFL第11節】V三重が昇格8年目のHonda戦初白星! 浦安は滋賀を撃破、首位高知が大逆転勝利で再び勢い加速へ
9日、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の6試合が各地で行われた。 ◇V三重 2-0 Honda 3試合勝利から遠ざかる7位・ヴィアティン三重は、ホームで“盟主”Honda FCと対戦。昨季2戦2敗、2017年のJFL昇格から一度も勝てていないHondaに対し、8年目の初勝利だ。 まずは16分、MF梁賢柱が30m超の直接FKを低い弾道で突き刺すという、パンチの効いた先制点。そして27分、左CKにDF饗庭瑞生がヘディング弾を叩き込んでリードを広げる。 その後の追加点こそなかったが、このまま試合を終わらせ勝ち点3。3連勝中と勢いが出てきた矢先のHondaを沈める、快心の勝利だ。 ◇浦安 2-1 滋賀 前節最下位脱出のブリオベッカ浦安がレイラック滋賀を撃破。8分、右サイドを崩した浦安は、マイナスのクロスにMF上松瑛が上手くバウンドを見極め、右足ボレーを突き刺す。 ここから長らく1点リードを保って迎えた90+4分、相手最終ラインへのプレッシングがハマってボックス内でボール奪取。途中出場のキャプテン、MF橋本龍馬が左足弾を流し込んだ。 90+10分にパワープレー攻勢から1点を返されるも、逃げ切り成功で2-1勝利。昨季最終節で滋賀を奈落の底へ突き落とした浦安が、第5節以来6試合ぶりの勝ち点3を手に入れた。 ◇青森 2-0 ソニー ラインメール青森がソニー仙台FCを撃破で6戦無敗に。開始6分、前線から鋭くプレッシングをかけ、今季浦安から加入の187cmFW村上弘有が奪って素早く右足弾を流し込む。 追加点は64分。村上弘に代わって途中出場のブラジル人FWエドワルドが、右サイドからのクロスに飛び込み、最後は粘ってネットへ押し込む。青森は2試合連続の無失点勝利だ。 ◇高知 3-2 ミネベア 首位・高知ユナイテッドSCは2連敗で迎えた前節、アウェイで2位・FCティアモ枚方に勝利して持ち直し成功。そして今節はホームで最下位のミネベアミツミFCに大逆転勝利だ。 0-1ビハインドで迎えた45分にMF佐々木敦河が同点弾も、後半頭に勝ち越され、以降も押し込まれる展開に。先日J2水戸から加入した19歳FW内田優晟などの投入で打開を図る。 すると88分にDF上月翔聖の右足ボレーで追いつき、勢いそのままに90+1分、途中出場FW小林心が値千金の逆転弾。このまま逃げ切り、2位枚方との勝ち点5差をキープした。 ◇沖縄 0-2 V大分 昨季最下位から一転、今季開幕から上位陣に喰い込む沖縄SVだが、今節はホームでヴェルスパ大分に手痛い敗戦。31分にPKで先制されると、後半ラストプレーで追加点も奪われた。 この結果、前節時点で4位の沖縄は6位まで後退。今節は3位Hondaも敗れたなか、5位の栃木シティがFCマルヤス岡崎に3-0と快勝…昇格組の栃木Cが3位まで浮上している。 ◆JFL第11節 ▽6月9日(日) 高知ユナイテッドSC 3-2 ミネベアミツミFC ヴィアティン三重 2-0 Honda FC ラインメール青森 2-0 ソニー仙台FC ブリオベッカ浦安 2-1 レイラック滋賀 FCマルヤス岡崎 0-3 栃木シティ 沖縄SV 0-1 ヴェルスパ大分 ▽6月7日(金) クリアソン新宿 1-4 FCティアモ枚方 ▽6月8日(土) 横河武蔵野FC 1-0 アトレチコ鈴鹿 ◆順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点27 | +13 2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +6 3位 栃木シティ | 勝ち点20 | +8 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点19 | +4 5位 Honda FC | 勝ち点18 | +5 6位 沖縄SV | 勝ち点18 | +3 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +5 8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点16 | +2 9位 ラインメール青森 | 勝ち点15 | +2 10位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -2 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点13 | -2 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -4 13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12 15位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点8 | -6 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -16 2024.06.09 17:00 Sun5
【JFL第11節】首位高知が魂の大逆転勝利! 88分弾&90+1分弾でミネベア沈める…今季の強さはホンモノ?
9日、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の高知ユナイテッドSC vs ミネベアミツミFCが高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、高知が3-2の大逆転勝利だ。 開幕7連勝の首位高知は第8節から2連敗も、前節アウェイで2位・FCティアモ枚方との「勝ち点2差」直接対決を制して首位キープ。メンタル面を含め、持ち直しに成功した。 迎えた今節、ホームで相手は最下位のミネベア。 雨が降りしきるなか、1点が取れそうで取れない時間が続き、とうとう38分に被弾。高知最終ラインから出た不用意な縦パスをミネベアにカットされ、MF杉田達哉に先制点を奪われる。 それでも前半ラストで同点に。45分、高知はしぶとい連続攻撃から左サイドを崩し、最後はゴール前の混戦からMF佐々木敦河。こぼれ球を押し込んでネットを揺らした。 良い時間で追いつけた高知だが、ここからが苦しかった。 前半ラストの被弾を苦にしなかったミネベア。後半頭の50分、左サイドから入った斜めのクロスに頭で合わせたのは、やはり杉田。アウェイで首位相手に勝ち越すことに成功した。 高知はなんとか再びタイスコアに持ち込むべく、58分に今季全試合途中出場で4得点のFW小林心、69分には先日J2水戸から加入した19歳FW内田優晟の投入で打開を図る。 しかし、勝ち越しで勢いが増した最下位ミネベアを押し返すことができず、後半は常に劣勢。勝敗は決しているかのようにも思える時間が、85分ごろまで続いた。 それでも、2024シーズンの高知ユナイテッドSCは“持ってる”チームなのか。 87分、ミネベアのセットプレーを凌いで反撃に転じ、敵陣でFKを獲得した高知。ここから左CKも獲得し、ミネベアの11人をボックス近辺まで押し込んだ状態で同点弾が生まれた。 88分、佐々木が後方から斜めの浮き球をボックス右へ送り、ゴール前への折り返しに飛び込んだのはDF上月翔聖。右足インサイドで上手く合わせたボレーがネットへ吸い込まれた。 さらに90+1分、上月が左サイドから大きくサイドチェンジ。ボックス右からDF吉田知樹が頭で落とし、途中出場の小林が相手DFと競り合いながら右足ループ弾を流し込んだ。 小林はまさに“最強ジョーカー”。今季全11試合途中出場で5ゴール目となり、この試合含め、うち4ゴールが80分以降のもの。昨年天皇杯でガンバ大阪を沈めた、あのストライカーだ。 結局、小林の90+1分弾が決勝点となり、ホームの高知が3-2と大逆転勝利。強い雨が降るなか、春野陸上競技場に詰めかけた観衆1163人の大歓声が高知の選手たちに降り注いだ。 高知ユナイテッドSC 3-2 ミネベアミツミFC 【高知】 佐々木敦河(前45) 上月翔聖(後43) 小林心(後45+1) 【ミネベア】 杉田達哉(前38、後5) 2024.06.09 15:49 Sun高知ユナイテッドSCの人気記事ランキング
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史上初の「J3・JFL入替戦」はY.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSCに
17日、明治安田J3リーグ第37節、また日本フットボールリーグ(JFL)第29節が行われた。 この結果、「J3の19位」「JFLの2位」が決まり、初開催となるJ3・JFL入替戦の対戦カードが『Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC』に決まった。 まずJ3では、8月以降に1勝3分け9敗と黒星のかさんだYS横浜が19位に。この日はテゲバジャーロ宮崎に2-0から後半ATの被弾2発を含む3失点で大逆転負け…最終節1試合を残して19位が確定した。 対するJFLは、高知が2位に。中断期間明けの失速で2位後退も、5戦未勝利で迎えた“鬼門”、第27節・Honda FC戦(A)に勝ち、翌節にて2位以内を確保。17日は首位・栃木シティが勝って優勝を決めたため、高知の2位が確定した。 また、高知は24日の最終節・クリアソン新宿戦(H)を残し、J3入会の主な要件「2位以内」「ホームゲーム観客動員数」「ホームゲーム入場料収入」を全てクリアしている。 ◆J3・JFL入替戦 (試合方式はJリーグ公式サイトより抜粋) ▽第1戦 12月1日(日) 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 会場:Pikaraスタジアム(香川県丸亀市) 現時点で未発表…キックオフ時間 ▽第2戦 12月7日(土) Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC 会場:ニッパツ三ツ沢球技場 現時点で未発表…キックオフ時間 第1戦は高知ホーム、第2戦はYS横浜ホーム。90分間で勝敗が決しない場合は引き分けとなり、2試合で勝利数の多いチームが勝者に。勝利数で並んだ場合は2試合の得失点差が考慮され、それでも並べば延長戦、PK戦へ。また、アウェイゴールは適用されない。 2024.11.17 16:00 Sun2
JFL高知のJリーグ参入を懸けた入替戦、ホーム1stレグは香川県開催に 本拠地の照明整備間に合わずJ3讃岐からピカスタを拝借
高知ユナイテッドSCが「J3・JFL入替戦」の1stレグ(高知ホーム)を香川県で開催する件に関し、広報担当者がその経緯を明らかにした。 17日、高知は日本フットボールリーグ(JFL)で2位が確定し、J3リーグ入会を懸けてY.S.C.C.横浜との「J3・JFL入替戦」へ進むことに。 対戦カードが確定してすぐ、Jリーグが日程・試合会場を周知。高知ホームの1stレグは12月1日(日)、YS横浜ホームの2ndレグは12月7日(土)に開催されるとのことだ。 J3残留を懸けて戦うYS横浜は、ホーム2ndレグで、普段のリーグ戦でも利用する「ニッパツ三ツ沢球技場」を会場に。 一方、高知はホーム1stレグで主たる本拠地「高知県立春野総合運動公園陸上競技場」ではなく、普段はJ3讃岐が利用する香川県丸亀市「Pikaraスタジアム」を利用するという。 本件について高知の広報担当者は18日、「なぜ春野競技場でやらないのか」という問い合わせを複数受けているとしつつ、県外開催となった経緯を明らかにした。 それによると、12月1日の春野競技場は、もともと日中から他団体主催のリレーマラソンという先約があり、入替戦行きを想定した高知は、イベント終了後のナイトゲーム開催を模索。 ただ、春野競技場はスタジアム照明の「照度」がJリーグ基準を満たさず。このため、開催不可をJリーグから通知されたとのことだ。 高知県内には、クラブがJFLで利用実績のあるスタジアムが春野競技場以外にもあるが、そちらについては、そもそものスタジアム基準を満たさず、「Jリーグの公式戦」である今回の入替戦では利用することができない。 よって、高知県外での開催を模索。高知市から車で1時間半ほどの香川県丸亀市は「Pikaraスタジアム」を利用する形となったようだ。 なお、春野競技場の照明については、高知県主導でLED化のメドが立っており、今回は整備が間に合わず。入替戦勝利でJ3入会なら、来季頭からナイトゲームでも利用可能となる。 ◆JFL最終節 2024年11月24日(日) 13:00KO 高知ユナイテッドSC vs クリアソン新宿 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 TV中継:NHK高知放送局 ◆入替戦1stレグ 2024年12月1日(日) 時間未定 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 Pikaraスタジアム(香川県丸亀市) ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 時間未定 Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 2024.11.18 21:50 Mon3
県勢初のJリーグ参入へ最終局面…J3側との入替戦へ進むJFL高知、山本志穂美社長が年始の就任時に選手たちへ立てた誓い「私らはゼッタイに“3万人”やり遂げるから」
高知ユナイテッドSCのオーナー兼代表取締役社長、山本志穂美氏が選手たちへ感謝。決意新たに11月24日のJFL最終節、そして12月に実施される「J3・JFL入替戦」へ向かう。 17日、日本フットボールリーグ(JFL)は第29節が行われ、首位・栃木シティの優勝とJ3リーグ入会が決定。また、高知の「2位」が確定し、「J3・JFL入替戦」への進出が決定した。 入替戦進出が決まって1時間後、今度は明治安田J3リーグでY.S.C.C.横浜の「19位」が確定。これにより、双方のリーグ戦終了後に実施される入替戦は「YS横浜vs高知」となった。 県勢初のJリーグ参入を目指す高知にとって、あとはYS横浜に「勝つか負けるか」、ただそれだけ。ホームでのJFL最終節1試合を残し、観客動員数、入場料収入はクリア済みである。 年始に高知の新社長となった山本氏は、就任からここまでの歩みを振り返り、同県では不可能とも言われた「ホームゲーム累計観客動員3万人」の達成について言及。就任当初から、選手たちには誓いを立てていたという。 「勝ち点は最後の最後にドカンと30ポイント入ってくるわけじゃないよと。だけど、コツコツ3ポイントを積み上げていけば、観客数も収益も必ず追いついてくるからねと」 「とにかく安心して欲しいと選手のみんなに伝えましたね。私たち(フロント)はゼッタイに“3万人”をやり遂げる。だから、1試合1試合、3ポイントを蓄えていってほしい、と開幕前にお話しさせてもらいました」 「それに選手のみんなが応え続けてくれた結果が前半戦。後半戦に入って『この試合落としちゃうか〜』っていう試合がありましたけど、これをみんなに投げかける気持ちはなかったですね。集客が300〜400人だった頃に選手から何か言われたことはないですから」 そんな山本氏は、社長就任前から選手たちの食生活を支える「寮母さん」としての一面も。今年に入り、多忙を極めているようだ。 「今日もみんなの朝ごはんを作って、帰ったら晩ごはんも(笑) 私は睡眠時間をすごく大事にしていて、1日9時間寝なきゃいけない人間だったんですが、今は3〜4時間。そんな生活がもうすぐ1年。でも、なんとかなるものですよ(笑)」 高知の2024シーズンはいよいよ最終局面へ。 選手たちの食生活を支え、各地を社業で奔走…県民にとってお馴染みの存在となったパワフル社長・山本氏は、いついかなる時もチームを前向きに鼓舞する“高知家”の人々へ感謝を語る。 「県民の皆さまがチームを“我が事”として捉えてくださった賜物こそ、3万人突破です。ほんとうに感謝しかありません」 「勝負ごとというのは、どう転ぶかわからないものですけども、私たちとしては『ゼッタイに昇格するんや』と。最後まで皆さまに楽しんでいただけるサッカーを披露して、高知県にJリーグのクラブを誕生させる決意です」 「選手のみんなには、とにかく最後まで自分自身を信じ続けてほしい。リーグ戦の最後は勝利で終われるように」 「今のこの灯火を全員で『大火』にするよ」 ◆JFL最終節 2024年11月24日(日) 13:00KO 高知ユナイテッドSC vs クリアソン新宿 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 ◆入替戦1stレグ 2024年12月1日(日) 時間未定 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 Pikaraスタジアム(香川県丸亀市) ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 時間未定 Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 2024.11.17 20:47 Sun4
YS横浜vs高知のJ3・JFL入れ替え戦実施&日程が決定! 参入目指す高知は讃岐の本拠地で開催
Jリーグは17日、2024 J3・JFL(日本フットボールリーグ)入れ替え戦の開催決定、および日程を発表した。 J3リーグの19位チームとJFLの2位チームが対戦する入れ替え戦。17日に行われたJ3第37節の結果、Y.S.C.C.横浜の19位フィニッシュが確定し、JFL第29節を戦った高知ユナイテッドSCもリーグ2位フィニッシュが決まった。 高知はJリーグ入会要件も満たし、入れ替え戦の開催が決定。12月1日(日)にPikaraスタジアムで第1戦、12月7日(日)にニッパツ三ツ沢球技場で第2戦が行われる。 なお、YS横浜は本拠地のニッパツ三ツ沢球技場で第2戦を戦うが、高知は本拠地の高知県立春野総合運動公園陸上競技場ではなく、カマタマーレ讃岐の本拠地となる香川県のPikaraスタジアムで第1戦に臨む。 キックオフ時刻やTV放送・配信については後日改めて発表される。 ◆J3・JFL入れ替え戦 [第1戦] ▽12/1(日) 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 [Pikaraスタジアム] [第2戦] ▽12/7(土) Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSC [ニッパツ三ツ沢球技場] 2024.11.17 18:33 Sun5