
【JFL第12節】2位枚方と3位栃木Cが大量失点で敗戦、首位高知は明日勝利なら再び独走状態に…昨季2位浦安が復活の2連勝!
2024.06.15 17:05 Sat
ブリオベッカ浦安の舞田べか彦クン
15日、日本フットボールリーグ(JFL)第12節の2試合が行われた。
◇枚方 1-4 浦安
首位・高知ユナイテッドSCを勝ち点「5」差で追いかける2位・FCティアモ枚方。15位・ブリオベッカ浦安とのホームゲームは勝ち点3がマストだったが、よもやの大敗だ。
枚方は29分、低いラインを敷いた浦安を左サイドから粘り強く崩し、最後は前節2得点&実質2アシストのFW森本ヒマンがクロスにヘディング弾を叩き込んで先制。均衡を破る。
ところがすぐさま浦安が同点に。36分、斜めのスルーパスに抜け出したFW峯勇斗がタメを作り、外側からボックス内へインナーラップしたDF藤森隆汰が右足シュートを突き刺した。
浦安はさらに87分、途中出場のDF吉田武史がボックス内での浮き球ルーズボールに反応し、ワントラップからすかさず左足ボレー。地を這うようにファーネットへ吸い込まれる。
ダメ押しは90+2分。リーグ屈指のドリブラー村越が右サイドタッチライン際からバイタルエリアまで侵入し、ラストパスに途中出場FW東駿が落ち着いて右足シュートを叩き込んだ。
最終スコアは1-4。
昨季2位浦安が今季2位枚方に逆転で大勝を収め、3戦無敗の2連勝。昨季の主軸が相次いでJリーグへ羽ばたいたことで苦戦を強いられた序盤戦だったが、いよいよチームが整ってきた。
枚方のほうは手痛い黒星に。J3カマタマーレ讃岐を経験して帰ってきた森本が復調傾向にあるのは朗報だが、16日に首位高知が勝ち点3を積めば、勝ち点差は「8」まで広がる。
◇鈴鹿 5-1 栃木C
2位枚方が大敗を喫した一方、3位・栃木シティまでもが大量5失点で逆転負け。アウェイでアトレチコ鈴鹿のエース、FW人見拓哉に4発をぶち込まれて敗れ去った。
栃木Cは42分、ボックス手前で左CKのこぼれ球を拾ったFW藤原拓海が左足ミドルを流し込んで先制。相手に当たってコースが変わるややラッキーな1点だが、良い時間の先制点だ。
それでも鈴鹿は44分、GK出口貴也のパントキック起点で素早くゴール前へ迫り、エース人見がGK相澤ピーターコアミをかわして無人のゴールへ流し込む。栃木Cはやや集中を欠いたか。
続けざまに45+2分、鈴鹿は右CKをGK相澤にパンチングで掻き出されるも、ゴール前の混戦から外れてフリーだった人見が、こぼれ球を豪快に右足で蹴り返し、ネットを揺らす。
後半に入ると、今度はキックオフから30秒で人見がハットトリック。敵陣で栃木Cの不用意なパスをカットした人見は、40m級の地を這うミドルを突き刺した。
その後はしばらく3-1で推移も、76分に鈴鹿が追加点。左CKをボックス右にてフリーで待ち構えた人見が、タイミングをはかって右足ボレー…DFの間をすり抜けネットに突き刺さる。
人見が1人で4得点の鈴鹿。締めくくりは82分、ハーフウェイライン付近でボールを奪取したFW三好辰典がそのまま独走し、最後はボックス内から右足シュートを叩き込んだ。
爽快な一撃の三好は直後に気持ちよく途中交代。鈴鹿が栃木Cに5-1と圧勝し、連敗ストップ、3試合ぶりの勝ち点3だ。人見は今季12試合12得点で得点ランキングの首位に立つ。
栃木Cは痛恨の黒星。昇格組として3位という立派な位置につけ、前節終了時点での21得点はリーグ最多だが、天皇杯2回戦・北海道コンサドーレ札幌戦を挟み、まさかの大敗だ。
◆第12節
▽6月15日(土)
FCティアモ枚方 1-4 ブリオベッカ浦安
アトレチコ鈴鹿 5-1 栃木シティ
▽6月16日(日)
[13:00]
高知ユナイテッドSC vs FCマルヤス岡崎
Honda FC vs ラインメール青森
レイラック滋賀 vs 沖縄SV
ヴェルスパ大分 vs ヴィアティン三重
ミネベアミツミFC vs クリアソン新宿
ソニー仙台FC vs 横河武蔵野FC
◆順位表(暫定)
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点27 | +13
2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +3
3位 栃木シティ | 勝ち点20 | +4
4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点19 | +4
5位 Honda FC | 勝ち点18 | +5
6位 沖縄SV | 勝ち点18 | +3
7位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +5
8位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点16 | +2
9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点16 | +2
10位 ラインメール青森 | 勝ち点13 | +2
11位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -2
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -4
13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6
14位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点11 | -3
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -16
◇枚方 1-4 浦安
首位・高知ユナイテッドSCを勝ち点「5」差で追いかける2位・FCティアモ枚方。15位・ブリオベッカ浦安とのホームゲームは勝ち点3がマストだったが、よもやの大敗だ。
ところがすぐさま浦安が同点に。36分、斜めのスルーパスに抜け出したFW峯勇斗がタメを作り、外側からボックス内へインナーラップしたDF藤森隆汰が右足シュートを突き刺した。
アシストの峯は逆転弾も。62分、自陣左サイドからMF村越健太が右足アウトサイドで見事なスルーパスを送り、MF荒井大が抜け出す。ラストパスに峯が右足シュートを流し込んだ。
浦安はさらに87分、途中出場のDF吉田武史がボックス内での浮き球ルーズボールに反応し、ワントラップからすかさず左足ボレー。地を這うようにファーネットへ吸い込まれる。
ダメ押しは90+2分。リーグ屈指のドリブラー村越が右サイドタッチライン際からバイタルエリアまで侵入し、ラストパスに途中出場FW東駿が落ち着いて右足シュートを叩き込んだ。
最終スコアは1-4。
昨季2位浦安が今季2位枚方に逆転で大勝を収め、3戦無敗の2連勝。昨季の主軸が相次いでJリーグへ羽ばたいたことで苦戦を強いられた序盤戦だったが、いよいよチームが整ってきた。
枚方のほうは手痛い黒星に。J3カマタマーレ讃岐を経験して帰ってきた森本が復調傾向にあるのは朗報だが、16日に首位高知が勝ち点3を積めば、勝ち点差は「8」まで広がる。
◇鈴鹿 5-1 栃木C
2位枚方が大敗を喫した一方、3位・栃木シティまでもが大量5失点で逆転負け。アウェイでアトレチコ鈴鹿のエース、FW人見拓哉に4発をぶち込まれて敗れ去った。
栃木Cは42分、ボックス手前で左CKのこぼれ球を拾ったFW藤原拓海が左足ミドルを流し込んで先制。相手に当たってコースが変わるややラッキーな1点だが、良い時間の先制点だ。
それでも鈴鹿は44分、GK出口貴也のパントキック起点で素早くゴール前へ迫り、エース人見がGK相澤ピーターコアミをかわして無人のゴールへ流し込む。栃木Cはやや集中を欠いたか。
続けざまに45+2分、鈴鹿は右CKをGK相澤にパンチングで掻き出されるも、ゴール前の混戦から外れてフリーだった人見が、こぼれ球を豪快に右足で蹴り返し、ネットを揺らす。
後半に入ると、今度はキックオフから30秒で人見がハットトリック。敵陣で栃木Cの不用意なパスをカットした人見は、40m級の地を這うミドルを突き刺した。
その後はしばらく3-1で推移も、76分に鈴鹿が追加点。左CKをボックス右にてフリーで待ち構えた人見が、タイミングをはかって右足ボレー…DFの間をすり抜けネットに突き刺さる。
人見が1人で4得点の鈴鹿。締めくくりは82分、ハーフウェイライン付近でボールを奪取したFW三好辰典がそのまま独走し、最後はボックス内から右足シュートを叩き込んだ。
爽快な一撃の三好は直後に気持ちよく途中交代。鈴鹿が栃木Cに5-1と圧勝し、連敗ストップ、3試合ぶりの勝ち点3だ。人見は今季12試合12得点で得点ランキングの首位に立つ。
栃木Cは痛恨の黒星。昇格組として3位という立派な位置につけ、前節終了時点での21得点はリーグ最多だが、天皇杯2回戦・北海道コンサドーレ札幌戦を挟み、まさかの大敗だ。
◆第12節
▽6月15日(土)
FCティアモ枚方 1-4 ブリオベッカ浦安
アトレチコ鈴鹿 5-1 栃木シティ
▽6月16日(日)
[13:00]
高知ユナイテッドSC vs FCマルヤス岡崎
Honda FC vs ラインメール青森
レイラック滋賀 vs 沖縄SV
ヴェルスパ大分 vs ヴィアティン三重
ミネベアミツミFC vs クリアソン新宿
ソニー仙台FC vs 横河武蔵野FC
◆順位表(暫定)
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点27 | +13
2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +3
3位 栃木シティ | 勝ち点20 | +4
4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点19 | +4
5位 Honda FC | 勝ち点18 | +5
6位 沖縄SV | 勝ち点18 | +3
7位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +5
8位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点16 | +2
9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点16 | +2
10位 ラインメール青森 | 勝ち点13 | +2
11位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -2
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -4
13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6
14位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点11 | -3
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -16
村越健太
森本ヒマン
峯勇斗
藤森隆汰
荒井大
吉田武史
東駿
人見拓哉
藤原拓海
出口貴也
相澤ピーターコアミ
三好辰典
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日本フットボールリーグ(JFL)で昇格2年目を戦うブリオベッカ浦安。都並敏史監督率いる浦安のサッカーには、アマチュア最高峰の舞台というカテゴリーならではの本質的な魅力が詰まっている。【第1回/全2回】 20日、JFL第17節のブリオベッカ浦安vs沖縄SVが第一カッターフィールドで行われ、ホーム浦安が2-1と逆転勝利を飾った。 浦安は開始15分で先制されるも、直後に184cmFW東駿の豪快ヘッドで追いつき、62分にはFKの流れから、途中出場のDF吉田武史が逆転オーバーヘッド弾をぶち込んだ。 この一戦、浦安選手の力強いデュエルとベンチメンバーの鼓舞が印象に残った筆者。そんななか、逞しい彼らの大半が、地域リーグ出身もしくは大卒入団組であると、ふと気がついた。 <span class="paragraph-subtitle">~一体感、伸びを期待する指揮官~</span> 大前提として、最速でのJリーグ参入を目指すか否かに関わらず、一部の実業団を除き、各クラブの“J経験者”補強が増加傾向にあるJFL。その中で、浦安は地域リーグ出身者が多い。 トップチーム35選手中、J経験者は23日にモンテディオ山形からの育成型期限付き加入が発表されたFW阿部要門を含めて「9人」。 JFL昇格1年目にして2位という昨季は34人中8人で、そんな昨季の浦安は「J3ライセンス組」のどこよりも強かった形だ。 今回、沖縄戦のスタメン11人に目を向けると、J経験者は松本山雅FCから武者修行中のDF志村滉、元ヴァンフォーレ甲府のMF若杉好輝、元ガイナーレ鳥取のMF上松瑛という3人だけ。 もっと言えば、若杉はキャリアの大半を地域リーグで過ごし、関東1部の東京23FCから今季加入。上松は関東1部時代の浦安に入団後、J3鳥取での3年間を経て帰還したという経歴だ。 沖縄戦ゴールの東と吉田も元々は東京23FCから加入。その他、BTOP北海道から加入のMF岩出拓也、東京ユナイテッドFCから加入のMF荒井大&MF山崎広大など、沖縄戦メンバー18人のうち「前所属が地域リーグ」は9人だ。 また、この日ゲーム主将を担ったDF藤森隆汰は、神奈川大学から入団2年目の「大卒組」。後半頭から途中出場したMF富塚隼は8歳から浦安一筋の「ワンクラブマン」。 このようなクラブがアマチュア最高峰の舞台で昨季2位となり、今季は第9節まで最下位も、第10節から5勝1分け1敗(※)と急浮上。先月には、J経験者を中心とした大型補強で今季に臨むレイラック滋賀を撃破した。 (※)第15節は8月18日に延期 こういった点について、都並敏史監督からディフェンスリーダーの使命を与えられたと話す23歳藤森は、チーム一体となったメンタリティがあれば、相手に関わらず勝負できると語る。 「Jリーグから来た選手が多いチームに比べて、僕たちは“上手さ”で勝てないと思います。でも僕たちはどのチームよりも一体感がある。去年もそうだったし、どこが相手でも怖くない。勝つことが出来る」 「ここ数試合で改めてそう感じましたし、いまの勢いを中断期間で落としたくない。『どんな相手でも勝てる』は、裏を返せば『気を抜いたら、どんな相手でも負けてしまう』っていうメンタリティかなと。緩みがちな部分も、勝って兜の緒を締めてやっていきます」 また、就任6年目の長期政権を敷く都並監督は「今日(沖縄戦)で言えば、前半戦でうまく自分を表現できなかった選手たちが、しっかり成長の証を見せてくれました。期待以上に活躍してくれた選手もいましたね」と笑顔。浦安のボスは選手への愛情を忘れない。 「今日はウチの主軸2枚が不在で。『ここで負けたら、あいつらがいないと浦安は勝てないって言われるぞ』と、出場する選手のプライドをくすぐるようなことをミーティングで言いましたね(笑) 東や吉田なんかも、前半戦で順調とは言えなかった、苦しんだ選手ですから」 「東に至っては、ヴェルスパ大分戦(第10節)で途中から入れて、16分後に下げましたからね。我ながらほんとに酷い采配ですよ(笑) でもそれは仕方ない。チームとして戦っているわけですから。東はそこから一気に伸びた」 都並監督が言及した23歳東。 東は2023年に同志社大から東京23FCへ入団し、ルーキーイヤーは関東1部18試合4得点。今季からJFL浦安の一員となり、序盤戦は出場8試合ノーゴールと苦しむことに。挙げ句の果てが「途中出場からの途中交代」だ。 それでも、都並監督は若きストライカーの頑張りを見逃さない。 東はなおも途中出場のチャンスを貰い、第12節・枚方戦で加入後初ゴール。続く第13節・ミネベアミツミFC戦は途中出場から90+2分に逆転弾を叩き込み、スタメン出場のここ2試合も2戦連発だ。直近5試合4ゴールと、得点数は関東1部でのルーキーイヤーに並んだ。 チーム全体を見渡すと、35選手中、大卒ルーキーとしての浦安入団組は「13人」。大学卒業後のキャリアを関東1部時代の浦安を含めた地域リーグで歩み出したのは「12人」。浦安下部組織からトップ昇格したのは「2人」。 J経験者の多いチームに上手さで勝てなくても、近年不変のクラブスローガン「一体感」のもとに結束し、目の前の相手に挑む…アマチュア最高峰の舞台で奮闘するブリオベッカ浦安だ。 (後編に続く) 【第2回/全2回】JFL浦安の偉大なるワンクラブマン…8歳からクラブ一筋の富塚隼31歳「ずっとこの青いシャツに感謝して生きてきた」 2024.07.23 17:00 Tue4
J3からYS横浜&岩手、関西1部から飛鳥が参戦…2025シーズンのJFL16チーム一覧
2024シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)からは栃木シティ、高知ユナイテッドSCが明治安田J3リーグへ。ここでは2025シーズンのJFLに参戦する16チームをざっくりまとめる。 ◆Y.S.C.C.横浜【新規入会】 今季J3リーグ19位のYS横浜は、文字通り高知と入れ替わる形でのJFL降格に。2012〜13年のJFLでは6位(17チーム)、12位(18チーム)。2012年入団のDF西山峻太(35)は契約を更新し、チームとともに12年ぶりのJFLへ向かう。 ◆いわてグルージャ盛岡【新規入会】 2022年にJ2の一員だった岩手は、今季J3最下位により、2025年からJFLで戦うことに。かつて東北1部からJ3にジャンプアップした歴史があり、JFLはクラブ史上初の参戦となる。よってクラブは現在、“J3リーグ入会要件”を岩手県内に周知する活動にも尽力している。 ◆FCティアモ枚方【今季3位】 今季の枚方はクラブ史上最高たる3位。二川孝広監督の続投が発表された一方、大黒将志HCは退任し、豪州国籍のベン・カーン氏が後任となった。選手陣では、FC大阪に期限付き移籍していたDFフォファナ・マリックが来季復帰する。 ◆レイラック滋賀【今季4位】 2年連続でJ3ライセンス取得の滋賀は、来季に向けて角田誠監督が契約更新。今季途中からの角田体制でチーム状態も戦績も向上したが、いくつかの取りこぼしがあり、前半戦で圧倒的な貯金を作った高知に届かなかった。来季はクラブ名改称から3年目となる正念場の1年だ。 ◆ヴィアティン三重【今季5位】 県勢初のJリーグへ…今季過去最高の5位となったV三重は来季に向け、高知からDF福田玲央、ソニーから今季9得点のFW山田晋平、青森から今季7得点のFW村上弘有、MF町田蘭次郎を獲得。JFLで一定の実績を持つ即戦力を確保した。 ◆ヴェルスパ大分【今季6位】 今季のV大分は最後まで上位陣に喰らいついた一方、最多得点選手が4ゴールと得点源を固定しきれず、連勝も2度だけと爆発力に欠けた。来季に向けては、JFLのレジェンドたる中村元ヘッドコーチが監督に昇格している。 ◆Honda FC【今季7位】 連覇を逃した盟主Honda。現JFLで7位は過去最低タイであり、年間30試合制での9敗も過去最多に。20日、長年チームを支えたDF三浦誠史&MF富田湧也ら4選手の引退、小林秀多監督や古橋達弥アナリストらの退任が発表されている。Hondaは新たな時代へ向かいそうだ。 ◆ブリオベッカ浦安・市川【今季8位】 都並敏史監督率いる浦安は来季から「浦安市川」に。FW峯勇斗、MF小島樹、DF藤森隆汰など、これまでに主力選手の多くが契約更新。昨オフは主軸のJリーグ“個人昇格”が相次いだが、来季に向けては骨格を維持できそうだ。 ◆沖縄SV【今季9位】 沖縄は今季加入のFW青戸翔が得点王に輝くなどし、JFL2位の52得点。やや安定性に欠ける戦いだったが、最下位に沈んだ昨季を思い出せば、かなりの進歩が見られた1年となった。これまでに青戸の契約更新は発表されていない。 ◆ラインメール青森【今季10位】 今季青森はリーグで2番目に少ない26失点も、爆発力に欠けてドローが14試合…最前線で大奮闘した7得点FW村上もV三重へ移籍した。来季就任の原崎政人監督は「攻撃的サッカーを体現します」と宣言。青森はJ3入りへ舵を切る。 ◆アトレチコ鈴鹿【今季11位】 鈴鹿は来季から、ブランデュー弘前FCで東北1部2連覇の山本富士雄氏が指揮。選手陣ではMF中村健人やMF鈴木翔太らが退団も、ガイナーレ鳥取から今夏レンタル加入したDF坂本敬が完全移籍へ移行…最終ラインの中核が残留し、これは大変大きな“補強”と言える。 ◆FCマルヤス岡崎【今季13位】 実業団マルヤスには楽しみな選手が来季加入。ソニーから加入するFW布方叶夢は今季のJFL新人王で、160cmと小柄ながらも低い重心から切れ味鋭いドリブルを披露する22歳だ。また、同県の東海1部・FC刈谷から加入するMF齋藤雅之、FW鈴木直人は、揃ってJFL初挑戦となる。 ◆クリアソン新宿【今季14位】 今季は深刻な得点力不足でJ3ライセンスを取得しながらも残留争い。それでも守備面はシーズンが深まるにつれて安定した。来季は北嶋秀朗監督が続投。すでに大半の選手が契約を更新しており、スカッドの拡充が運命を左右する。 ◆横河武蔵野FC【今季15位】 Hondaと並ぶJFLの最古参・武蔵野。しかし、今季は最終節に他力で最下位を脱するなど、前例がないほど低迷。来季からは、2012年の天皇杯ベスト16などクラブ史を彩ったレジェンドDF、金守貴紀氏が監督に就任する。 ◆ミネベアミツミFC【今季最下位】 実業団ミネベアは今季何度も後半ATの失点で勝ち点を落とし、最終節も90+1分被弾により土壇場で最下位転落。それでも入替戦は90+2分の劇的弾で1-0と勝利し、JFL残留を掴み取った。終わりよければすべてよしと言うべきだ。 ◆飛鳥FC【新規入会】 来季唯一の昇格組は美濃部直彦監督率いる飛鳥(奈良県)。今季関西1部初優勝から地域CL初出場、そして地域CL初優勝と、勢いそのままにJFLまで駆け上がった。関西1部、関西1部リーグカップ、地域CL…今季は3冠を達成した。 2024.12.21 18:00 Sat5