【JFL第21節】青森勝利でV大分は痛恨ドロー “団子状態”3位以下は2位と勝ち点差拡大中で瀬戸際
2024.09.23 06:00 Mon
22日に日本フットボールリーグ(JFL)の第21節が2試合。残りの2試合は23日開催だ。◇ソニー 1-2 青森
暫定6位のラインメール青森は、宮城県石巻市で行われたアウェイ・ソニー仙台戦に逆転勝利。前半頭に先制されるも49分、後半頭から投入のブラジル人FWベッサが、FW村上弘有のシュートにゴール正面で詰めて同点とする。
そして72分、MF原田虹輝の左足クロスに村上がスライディングで飛び込んで逆転弾。このまま守り切り、青森は4試合無敗の暫定3位とした。また青森は同日、23日から柴田峡監督が業務を再開すると発表している。
◇V大分 2-2 沖縄
それでも90+3分、途中出場のFW今村優介が混戦からこぼれを蹴り込んで土壇場で同点に。しかし、残り少ない時間で逆転叶わず、2-2ドロー決着に。V大分は8試合無敗も、首位高知撃破を含む3連勝から3試合連続ドローである。
◇“3位以下”は瀬戸際
後述の順位表通り、ここのところ首位高知&2位栃木Cを追う「3位以下」がなかなか快調に勝ち点を積めず、その差が拡大。V大分は3試合連続ドロー(未勝利)、V三重も3試合未勝利と、J3リーグ入会へ瀬戸際の気配が漂ってきた。
その一方、昨季2位で滋賀の夢を砕いた“新門番”浦安が、今季も直近11試合8勝2分け1敗・24得点で最下位からイッキに上位へ。その浦安と23日にホームで対戦する滋賀は正念場だ。
◆第21節
▽9月22日(日)
ソニー仙台FC 1-2 ラインメール青森
ヴェルスパ大分 2-2 沖縄SV
▽9月23日(月・祝)
レイラック滋賀 vs ブリオベッカ浦安
アトレチコ鈴鹿 vs 横河武蔵野FC
▽9月21日(土)
FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿
ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC
Honda FC 3-0 ヴィアティン三重
栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎
◆暫定順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20
2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15
3位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +9
4位 Honda FC | 勝ち点33 | +8
5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点33 | +2
6位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2
7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9
9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2
10位 沖縄SV | 勝ち点27 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6
13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -7
14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19
16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19
暫定6位のラインメール青森は、宮城県石巻市で行われたアウェイ・ソニー仙台戦に逆転勝利。前半頭に先制されるも49分、後半頭から投入のブラジル人FWベッサが、FW村上弘有のシュートにゴール正面で詰めて同点とする。
◇V大分 2-2 沖縄
暫定4位のヴェルスパ大分は、ホームで沖縄SVと引き分け、痛恨の3試合連続ドロー。開始4分で沖縄のFW青戸翔に先制点を与えると、62分にMF堀研太が起死回生の同点弾も、1分後に勝ち越されて再びビハインドに。
それでも90+3分、途中出場のFW今村優介が混戦からこぼれを蹴り込んで土壇場で同点に。しかし、残り少ない時間で逆転叶わず、2-2ドロー決着に。V大分は8試合無敗も、首位高知撃破を含む3連勝から3試合連続ドローである。
◇“3位以下”は瀬戸際
後述の順位表通り、ここのところ首位高知&2位栃木Cを追う「3位以下」がなかなか快調に勝ち点を積めず、その差が拡大。V大分は3試合連続ドロー(未勝利)、V三重も3試合未勝利と、J3リーグ入会へ瀬戸際の気配が漂ってきた。
その一方、昨季2位で滋賀の夢を砕いた“新門番”浦安が、今季も直近11試合8勝2分け1敗・24得点で最下位からイッキに上位へ。その浦安と23日にホームで対戦する滋賀は正念場だ。
◆第21節
▽9月22日(日)
ソニー仙台FC 1-2 ラインメール青森
ヴェルスパ大分 2-2 沖縄SV
▽9月23日(月・祝)
レイラック滋賀 vs ブリオベッカ浦安
アトレチコ鈴鹿 vs 横河武蔵野FC
▽9月21日(土)
FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿
ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC
Honda FC 3-0 ヴィアティン三重
栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎
◆暫定順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20
2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15
3位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +9
4位 Honda FC | 勝ち点33 | +8
5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点33 | +2
6位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2
7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9
9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2
10位 沖縄SV | 勝ち点27 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6
13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -7
14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19
16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19
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17日、日本フットボールリーグ(JFL)第29節の6試合が行われた。 ここでは、優勝およびJ3リーグ入会を決めた栃木シティ、2位および入替戦進出を決めた高知ユナイテッドSC以外の4試合をまとめる。 ◆V三重 1-4 V大分 ヴィアティン三重は前節敗戦でJ3入会の可能性がなくなり、来季へ向けたリスタートの残り2試合に。しかし、今節ホーム最終戦でヴェルスパ大分を迎え、今季最多の4失点となった。 V大分は開始7分、鈴木啓太郎がロングフィード1発で裏を取り、最後はクロスに中村真人がヘディング弾。45+1分には敵陣での守備から、最後は小倉貫太が右足シュートを流し込む。 V三重は直後の45+2分、DF上田駿斗の6試合4点目で1点差とするが、V大分が60分、堀研太のPKで突き放し。締めくくりは71分、中井崇仁が豪快ダイビングヘッドをぶち込んだ。 V三重はリスタートマッチの本拠地ラピスタに観衆2264人が詰めかけたが、厳しい“船出”となった。一方、同じくJ3入会へ来季再挑戦となるV大分にとって、4得点は今季最多である。 ◆青森 0-0 Honda こちらもJ3入会へ来季再挑戦のラインメール青森は、今季限りで柴田峡監督が退任。Honda FCとの今節が指揮官のホーム最終戦である。 主砲のブラジル人FWベッサがメンバー外となったなか、チーム2位「7得点」のFW村上弘有を最前線に据えた青森。しかし、強固な昨季王者を崩せず、公式スタッツではシュート4本ということに。ゴールレス決着となった。アウェイで迎える最終節は、V大分と対戦する。 ◆沖縄 1-2 滋賀 V三重と同様、前節でJ3入会が消滅したレイラック滋賀は、アウェイで沖縄SVと対戦。雷雨でキックオフが1時間半遅れたなか、沖縄が25分、長井響が左から切れ込み、シュートのこぼれに川中健太が詰めて先制する。 滋賀は後半に入って逆転。70分、今季加入でようやく出場2試合目、角田誠監督下では初出場という竜田柊士が、自ら得たPKを沈めて同点に。竜田はさらに85分、ボックス手前から豪快な右足ミドルを叩き込んだ。 滋賀は新たな“船出”の一戦で勝ち点「3」。ホームで迎える最終節はV三重との対戦だ。 ◆浦安 0-1 枚方 指揮官はどちらも元日本代表選手…都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安、二川孝広監督率いるFCティアモ枚方が対戦し、PK1発で勝負アリ。71分、枚方の後藤卓磨が自ら得たPKを沈め、チームを3連勝へと導いた。 今季の枚方は序盤戦で5連勝があったが、勝てば6連勝&首位浮上という高知戦を落とし、そこから急降下。それでも直近7試合6勝1敗で4位まで再浮上した。2000年代生まれの若い選手がたいへん多く、来季が楽しみだ。 枚方はホームでの最終節で沖縄と対戦する。 ◆第29節 ▽11月17日(日) ヴィアティン三重 1-4 ヴェルスパ大分 ラインメール青森 0-0 Honda FC 沖縄SV 1-2 レイラック滋賀 ブリオベッカ浦安 0-1 FCティアモ枚方 栃木シティ 5-0 アトレチコ鈴鹿 FCマルヤス岡崎 1-1 高知ユナイテッドSC ▽11月16日(土) クリアソン新宿 2-1 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC 1-2 ソニー仙台FC ◆順位表 [優勝] 栃木シティ | 勝ち点61 | +28 [2位] 高知ユナイテッドSC | 勝ち点54 | +14 --------- 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点48 | +20 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点47 | +3 5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点45 | +3 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点44 | ±0 7位 Honda FC | 勝ち点42 | +7 8位 沖縄SV | 勝ち点41 | +9 9位 ラインメール青森 | 勝ち点40 | +6 10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点39 | +2 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点37 | -3 12位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点36 | -3 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点29 | -9 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点25 | -25 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -22 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -30 2024.11.17 17:39 Sun2
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日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森は、中断期間明けの浮上を期する。 21日、JFL第17節のラインメール青森vs高知ユナイテッドSCがカクヒログループ アスレチックスタジアムで行われ、青森は0-1で敗れた。 青森は今節が中断期間前の最終戦であり、ホーム3連戦の最終戦。ここまではFCティアモ枚方、ミネベアミツミFCに2連勝しており、ここで首位高知を倒せば今季初の3連勝だった。 しかし、結果は僅差の攻防を落とす形で0-1。 失点は54分、高知の右CKを弾き返すも、ボックス外で相手に拾われ、最後はミドルを流し込まれての被弾に。GK廣末陸はゴール前の密集で視界を遮られたか、僅かに防げなかった。 柴田峡監督は「1点勝負と踏んでいたなかで、高知の鋭いカウンターを警戒していました。そこはしっかり対応できましたが、リスタート(CK)からの失点。他のチームと比べ、リスタートの練習に比重を置くなかで…あの瞬間だけアプローチが遅くなってしまった」と悔やむ。 リーグ最少失点の堅守軍団・高知に対する攻撃については「形は決して悪くなかった」と選手を称えつつ、課題も挙げる。 「ゴール前の精度、ゴール前に至るまでの精度、『止める・蹴る』といったベーシックな技術のクオリティ…ここが相手と比べてどうだったのか。やはり高知の方がこの辺りをきちんと出来ていたと思います」 青森はここ最近、ブラジル人FWベッサ、MF齋藤来飛の左サイドコンビが攻撃に彩りを加えており、今回はここを最大限に活かすべく、前節途中出場から決勝点の187cmFW村上弘有を先発起用。しかし、“1点”には結び付かず。 「村上の足元で収まらない時間帯も出てきたので…なかなか左サイドでベッサが突破できなかったですね。もちろん村上1人の責任ではなくて、それがチーム全体の力。ここ最近良かった左サイドからこじ開けられなかったですね」 村上自身のプレーについては「高さ(187cm)で起点になれると踏んで、今日スタートから使いました。前節は村上を途中から入れて、それでチームが落ち着きましたし、今日もゴール前まで入っていけた。出来は悪くなかったです」と、献身性溢れる大型FWをねぎらった。 その村上、昨季はブリオベッカ浦安の主力として「昇格即準優勝」という大躍進に貢献。キャリア初のJFLで確かな自信をつけ、今季からJリーグ参入を目指す青森にやってきた。 柴田監督も信頼を寄せる26歳は、試合を振り返って、首位高知の強固さを称える。 「中断期間前最後の試合で、相手も首位。何が何でも勝って締めたかったですけど、とても残念です。『もっとできたことがあったんじゃないか』『もっと攻撃的にいけたんじゃないか』と今は思います」 「高知さんはパスやドリブルだけじゃなく、ボランチを使うのも上手くて。僕たちのプレッシングをことごとく掻い潜った印象です。自分は最前線のファーストディフェンダーとして、常に難しい判断を迫られました」 「高知さんのやり方はハッキリしていて、“逃げ道”をちゃんと持っているというか。サイドチェンジも多くて、僕たちのディフェンダーとしては、掴みどころがなくてやりづらさがあったと思います。チーム力の差が現れた0-1でした」 悔しい敗戦となった青森。それでも、中断期間でリフレッシュする時間を作れることは、後半戦に向けプラスとなるはず。村上は前を向く。 「僕自身は、最初の頃なかなか出場機会がなくて苦しい部分もあったんですけど、最近はチャンスを貰えています。本当に大事な今回の試合で結果を残せず残念ですが、前を向きます」 「サポーター、スポンサーの方々が日々応援してくれていますし、サッカー選手の宿命として最後まで全力で上を目指したい。諦めずに優勝を狙います。僕もJ3リーグ昇格のために青森へ来ましたし、やり続けて行きます」 「中断期間、チーム全員でどれだけ積み上げられるか。これが『9月1日』に響いてくると思うので、いい準備をしたいと思います」 柴田監督も、「JFLはここで一旦ブレイク。今日の結果は残念ですけど、他のチームも勝ったり負けたりが続いているなかで、残り13試合あるのでね。しっかり1カ月休んで整えて、9月1日に向けてやっていきます」とした。 ◆JFL第18節(中断期間明け初戦) 2024年9月1日(日) 15:00キックオフ ラインメール青森 vs 横河武蔵野FC 弘前市運動公園陸上競技場(青森県弘前市) 2024.07.24 17:00 Wed5
JFL再開目前! “Jへの門番”HondaがJ3ライセンス組の野望阻む? 沖縄SVは窮地…滋賀が大量9人を補強【JFLプレビュー】
8月が中断期間となっている2023シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)。9月2日〜3日の第19節から再開される。 今季のJFLはFC神楽しまねのリーグ脱退が開幕直前に決定したため、従来の16チームではなく15チーム編成。中断期間に突入した段階で首位に立つのは“Jへの門番”として名高いHonda FCだ。 ◆“覇権奪還へ!” 首位「Honda FC」 1999年に現行のJFLとなって以来、最多9回の優勝を誇るHonda。しかし、ここ数年は栗本広輝(現・大宮アルディージャ)らを擁して前人未到の4連覇を成し遂げたころの力強さが鳴りを潜め、2019年を最後にリーグ優勝から遠ざかっている。 今季もスロースタートの印象が否めなかったが、6月25日の第13節でクリアソン新宿を3-0と撃破してからギアが上がり、中断期間までに破竹の6連勝。残り11試合で2位・ソニー仙台FCとの勝ち点差は「4」とさほど開いていないが、中断前の戦いを継続できれば、4年ぶりの覇権奪還は固いだろう。 また、Hondaの再開初戦はアウェイでの13位・東京武蔵野ユナイテッドFC戦。下位に沈む相手からしっかり白星をもぎ取れれば、中断前の勢いを継続することもできるはずだ。2021シーズンのJFL得点王であるFW岡﨑優希(25)は現在、得点ランキング2位タイの8ゴール。さらなるゴール量産に期待したい。 ◆“1年での降格は避けたい” 最下位「沖縄SV」 心配なのは最下位に沈む沖縄SVだ。元日本代表FW高原直泰(43)が2015年に立ち上げ、オーナーとなり、監督を務め、自ら背番号10を背負ってピッチにも立つなか、昨年11月の全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)で準優勝し、2016年の沖縄県3部リーグ参入から7年でJFLまで辿り着いた。 チームの看板はもちろん高原だが、DF岡根直哉(35)やDF安在和樹(29)といった複数のJ経験者も所属。しかし、第18節を終えて2勝3分け12敗。14位・ミネベアミツミFCとの勝ち点差だけで「9」がつき、このままだと今年の地域CL準優勝チームとの入替戦(※)へ進むことに。そうなると、1年での九州リーグ降格という最悪の結末もあり得るかもしれない。 (※)今季のJFLは、最下位は地域リーグへの自動降格とはならず、地域CL2位との入替戦という変則レギュレーション 今夏はJ2のFC町田ゼルビアからMF樋口堅(20)を育成型期限付き移籍で獲得。17試合でわずか「6」ゴールという深刻な得点力不足に悩まされ、9試合白星から遠ざかる沖縄だが、残り11試合で最下位を抜け出し、入替戦を回避できるだろうか。再開初戦はミネベアミツミとアウェイで対戦する。 ◆“魅惑の攻撃陣” 8位「ブリオベッカ浦安」 都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安は4連勝で中断期間に突入。沖縄とともに今季から2度目のJFL昇格を果たしたなか、開幕9試合未勝利と苦しむも、徐々にチーム全体がJFLに適応し、気づけば4連勝とともに8試合無敗に。順位も最下位から8位まで上昇した。 好調を支えるのはブラウブリッツ秋田などでも活躍し、第13~17節にかけて5試合連続ゴールをマークしたFW峯勇斗(30)。また、背番号「2」を背負う快足アタッカーMF村越健太(26)が崩しの切り札を担い、中盤ではMF伊藤純也(25)が長短のパスを散らして攻撃にリズムを与える。 さらに元FC東京のFW林容平(34)や、市立船橋高校時代に杉岡大暉(湘南ベルマーレ)らとともにインターハイを制した経験を持つ身長187cmFW村上弘有(25)など、興味を惹く経歴を持つFWも複数所属。昇格組ながらもリーグ5位の「23」ゴールを誇る攻撃陣がさらなる浮上のカギを握るだろう。再開初戦は6位・レイラック滋賀FCをホームに迎え撃つ。 ◆“県勢初のJリーグへ!” 6位「レイラック滋賀FC」 その滋賀は今夏、新戦力として9人を補強。FCティアモ枚方からFW大垣勇樹(23)とMF薬真寺孝弥(24)を完全移籍で獲得し、Jリーグからは栃木SCのDF面矢行斗(24)やV・ファーレン長崎のMF五月田星矢(21)など大量7人を期限付き移籍で獲得した。 滋賀に2023シーズンJ3クラブライセンスは交付されていないものの、先月21日には「滋賀にJリーグを」と銘打った署名活動を開始。長年「MIOびわこ滋賀」として親しまれた滋賀は、今季からのチーム名称変更に署名活動開始、さらに大型補強と、一歩ずつ県勢初のJリーグ参入に向けた動きを強めている。 ◆“外国籍FW2人が加入” 3位「ラインメール青森」 一方で、2023シーズンJ3クラブライセンスを交付されている4チームに目を向けると「J3への自動昇格、もしくはJ3との入替戦への進出」となる2位以内に最も近いのは3位・ラインメール青森。柴田峡監督率いるチームはリーグ最少タイの「12」失点と堅守が光る一方、17試合で17ゴールと得点力は高くない。 それでも中断直前に身長193cmのコスタリカ人FWクルーニー(28)、元栃木SCのブラジル人FWヴィニシウス(27)を相次いで獲得と、FW船山貴之(36)のけん引する攻撃陣に助っ人がやってきた。2位ソニーとの勝ち点差は「2」。2位以内でフィニッシュする可能性は十分にあるだろう。 また、ヴェルスパ大分は7位、ヴィアティン三重は9位、高知ユナイテッドSCは11位となっている。順位上は3チームとも中位・下位だが、ここまで沖縄以外の14チームは混戦状態が続いており、毎節のように順位が入れ替わる。2位以内の確保を諦めるにはまだ早い。 青森、V大分、V三重、高知。彼らは2位ソニー、そして国内最強の企業クラブであるHondaの壁を越えられるだろうか。 ◆J3とJFL、今季の入れ替えは? なお、HondaのようにJ3ライセンスを持たないチームで2位以内が占められた場合は、J3とJFLの間でチームの入れ替えは行われないということになる。 ◆順位表 [勝ち点(第18節終了時点)] 1.Honda 33pt 2.ソニー 29pt 3.青森 27pt 4.新宿 27pt 5.マルヤス 24pt 6.滋賀 24pt 7.V大分 24pt 8.浦安 23pt 9.V三重 22pt 10.枚方 22pt 11.高知 21pt 12.鈴鹿 20pt 13.武蔵野 19pt 14.ミネベアミツミ 18pt 15.沖縄 9pt ◆第19節 ▽9月2日(土) [14:30] FCティアモ枚方 vs 高知ユナイテッドSC [15:00] FCマルヤス岡崎 vs ラインメール青森 [18:00] 東京武蔵野ユナイテッドFC vs Honda FC ヴィアティン三重 vs クリアソン新宿 ▽9月3日(日) [13:00] 鈴鹿ポイントゲッターズ vs ヴェルスパ大分 [15:00] ミネベアミツミFC vs 沖縄SV ブリオベッカ浦安 vs レイラック滋賀FC ※今節試合なし ソニー仙台FC 2023.08.24 20:38 Thuラインメール青森の人気記事ランキング
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【JFL第29節】二川孝広監督率いる枚方が3連勝で4位浮上 ヴィアティン三重は今季最多4失点でリスタートマッチ飾れず
17日、日本フットボールリーグ(JFL)第29節の6試合が行われた。 ここでは、優勝およびJ3リーグ入会を決めた栃木シティ、2位および入替戦進出を決めた高知ユナイテッドSC以外の4試合をまとめる。 ◆V三重 1-4 V大分 ヴィアティン三重は前節敗戦でJ3入会の可能性がなくなり、来季へ向けたリスタートの残り2試合に。しかし、今節ホーム最終戦でヴェルスパ大分を迎え、今季最多の4失点となった。 V大分は開始7分、鈴木啓太郎がロングフィード1発で裏を取り、最後はクロスに中村真人がヘディング弾。45+1分には敵陣での守備から、最後は小倉貫太が右足シュートを流し込む。 V三重は直後の45+2分、DF上田駿斗の6試合4点目で1点差とするが、V大分が60分、堀研太のPKで突き放し。締めくくりは71分、中井崇仁が豪快ダイビングヘッドをぶち込んだ。 V三重はリスタートマッチの本拠地ラピスタに観衆2264人が詰めかけたが、厳しい“船出”となった。一方、同じくJ3入会へ来季再挑戦となるV大分にとって、4得点は今季最多である。 ◆青森 0-0 Honda こちらもJ3入会へ来季再挑戦のラインメール青森は、今季限りで柴田峡監督が退任。Honda FCとの今節が指揮官のホーム最終戦である。 主砲のブラジル人FWベッサがメンバー外となったなか、チーム2位「7得点」のFW村上弘有を最前線に据えた青森。しかし、強固な昨季王者を崩せず、公式スタッツではシュート4本ということに。ゴールレス決着となった。アウェイで迎える最終節は、V大分と対戦する。 ◆沖縄 1-2 滋賀 V三重と同様、前節でJ3入会が消滅したレイラック滋賀は、アウェイで沖縄SVと対戦。雷雨でキックオフが1時間半遅れたなか、沖縄が25分、長井響が左から切れ込み、シュートのこぼれに川中健太が詰めて先制する。 滋賀は後半に入って逆転。70分、今季加入でようやく出場2試合目、角田誠監督下では初出場という竜田柊士が、自ら得たPKを沈めて同点に。竜田はさらに85分、ボックス手前から豪快な右足ミドルを叩き込んだ。 滋賀は新たな“船出”の一戦で勝ち点「3」。ホームで迎える最終節はV三重との対戦だ。 ◆浦安 0-1 枚方 指揮官はどちらも元日本代表選手…都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安、二川孝広監督率いるFCティアモ枚方が対戦し、PK1発で勝負アリ。71分、枚方の後藤卓磨が自ら得たPKを沈め、チームを3連勝へと導いた。 今季の枚方は序盤戦で5連勝があったが、勝てば6連勝&首位浮上という高知戦を落とし、そこから急降下。それでも直近7試合6勝1敗で4位まで再浮上した。2000年代生まれの若い選手がたいへん多く、来季が楽しみだ。 枚方はホームでの最終節で沖縄と対戦する。 ◆第29節 ▽11月17日(日) ヴィアティン三重 1-4 ヴェルスパ大分 ラインメール青森 0-0 Honda FC 沖縄SV 1-2 レイラック滋賀 ブリオベッカ浦安 0-1 FCティアモ枚方 栃木シティ 5-0 アトレチコ鈴鹿 FCマルヤス岡崎 1-1 高知ユナイテッドSC ▽11月16日(土) クリアソン新宿 2-1 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC 1-2 ソニー仙台FC ◆順位表 [優勝] 栃木シティ | 勝ち点61 | +28 [2位] 高知ユナイテッドSC | 勝ち点54 | +14 --------- 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点48 | +20 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点47 | +3 5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点45 | +3 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点44 | ±0 7位 Honda FC | 勝ち点42 | +7 8位 沖縄SV | 勝ち点41 | +9 9位 ラインメール青森 | 勝ち点40 | +6 10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点39 | +2 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点37 | -3 12位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点36 | -3 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点29 | -9 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点25 | -25 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -22 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -30 2024.11.17 17:39 Sun2
【JFL第15節】ラインメール青森が青森山田サッカー部の大声援を背に3位枚方撃破! Hondaは朴康造監督初陣の鈴鹿とドロー
7日、日本フットボールリーグ(JFL)第15節の3試合が各地で行われた。 (以下、『★』はJ3クラブライセンス取得に向けた申請を発表したクラブ) ◇青森★ 1-0 枚方 7月初戦となる今節から中断期間まで3試合連続ホームゲームのラインメール青森。3位・FCティアモ枚方を迎え入れ、スタンドからは青森山田高校サッカー部員たちの声援が響き渡る。 試合は、5バックでの守りを軸に速攻をうかがい、果敢なプレスから相手のミスを誘発し、フィニッシュまで持ち込む場面も。しかし決定力を欠き、0-0のまま時計の針が進む。 それでも、高校サッカー界の盟主による声援を背に、愚直に1点を追い求めた青森。 80分、青森山田出身のGK廣末陸らを含めたビルドアップからショートカウンターの構図に。縦へ縦へと効率的に前進し、最後はラストパスにMF平田海斗が左足で合わせて先制点だ。 前節レイラック滋賀に敗れた青森だが、仕切り直しの一戦で3位枚方を1-0と撃破。J3クラブライセンス取得に向けた申請を行ったなか、暫定ながらも6位に浮上だ。 一方、枚方は勝てば2位再浮上も、結果は4位後退。滋賀にFW森本ヒマンを期限付き移籍で放出したなか、痛恨の2連敗となった。 ◇鈴鹿 1-1 Honda “JFLの盟主”Honda FCは朴康造新監督のアトレチコ鈴鹿と対戦。開始9分でMF川畑隼人が先制点も、後半頭の被弾で同点に。相手ミドルのコースが変わり、GK楠本祐規は反応しきれず。 その後は互いに得点奪えずドロー決着。第8〜10節の3連勝でいよいよ今季も波に乗った…と思われたHondaだが、そこから今節までの5試合で1勝2分け2敗に。苦しい戦いが続く。 ◆第15節 ▽7月6日(土) 沖縄SV 0-0 高知ユナイテッドSC★ 栃木シティ★ 3-3 ヴェルスパ大分★ ヴィアティン三重★ 2-0 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC vs[中止] レイラック滋賀★ ブリオベッカ浦安 vs[中止] クリアソン新宿★ ▽7月7日(日) ラインメール青森★ 1-0 FCティアモ枚方 アトレチコ鈴鹿 1-1 Honda FC FCマルヤス岡崎 1-2 ソニー仙台FC ◆順位表(暫定/※1) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点37 | +18 2位 栃木シティ | 勝ち点27 | +8 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +7 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +2 5位 Honda FC | 勝ち点23 | +5 6位 ラインメール青森 | 勝ち点22 | +5 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +7 8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点21 | -1 9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点20 | +2 10位 沖縄SV | 勝ち点20 | ±0 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点18 | -3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -3 13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -3 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -12 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -15 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点9 | -17 (※1)6日の武蔵野vs滋賀、浦安vs新宿が悪天候のため中止・延期に。したがって武蔵野、滋賀、浦安、新宿は消化が1試合少ない <span class="paragraph-title">【動画】JFL青森を青森山田サッカー部が応援! 小沼蒼珠もノリノリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">本日の試合では<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%9D%92%E6%A3%AE%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%AB%98%E6%A0%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#青森山田高校</a> サッカー部の皆さんも<br>応援に駆けつけてくれています<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%9D%92%E6%A3%AE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ラインメール青森</a> <a href="https://t.co/oy90RY4Ri0">pic.twitter.com/oy90RY4Ri0</a></p>— ラインメール青森【公式】 (@reinmeer_aomori) <a href="https://twitter.com/reinmeer_aomori/status/1809832801610658238?ref_src=twsrc%5Etfw">July 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.07 17:08 Sun3
【JFL第27節】栃木シティが昇格即初優勝に王手、高知ユナイテッドSCも滋賀敗戦により「2位以内」は限りなく濃厚か
2日〜3日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)の第27節が行われた。これで今季も残り3試合、上位陣がかなり絞り込まれてきた。 ◆首位 栃木シティ まず、昇格組にして首位を走る栃木Cは、沖縄SVとの撃ち合いを制し、少なくとも「2位以内」が確定。J3リーグ入会へ成績面のクリアを…というなかで大きな戦果となった。入会要件の進捗状況も踏まえ、優勝なら自動昇格とみて間違いないだろう。2位高知とは残り3試合で勝ち点「5」差…最速での優勝決定は次節だ。 ◆2位 高知ユナイテッドSC 同じくJ3入会へ成績面を…という高知は序盤戦の首位独走から一転、急失速で2位に。そんななかでも、今節は鬼門「敵地・Honda FC」で2-1と勝利し、6試合ぶりの白星となった。MF佐々木敦河が前節の戦列復帰からチーム全体を活性化させ、複数得点も6月以来である。後述の通り「2位以内」も濃厚となってきた。 ◆3位→4位 レイラック滋賀 滋賀があまりに痛い敗戦。ホームでFCティアモ枚方と対戦し、1-1で迎えた90+3分に勝ち越し点を喰らう形となった。これにより、2位高知とは残り3試合で勝ち点「8」差。昨季あと一歩で「2位以内」を逃した滋賀だが、今季も極めて難しい状況になったと言わざるを得ない。 ◆4位→3位 ヴィアティン三重 V三重はアウェイで横河武蔵野FCに勝利し、滋賀をかわして3位に浮上。このままの順位をキープならクラブ史上最高成績だが、もちろんV三重も目標はJ3入会…「2位以内」へ2位高知とは残り3試合で「7」差となっている。まずは次節・ラインメール青森戦で勝利が必要だ。 ◆6位 ヴェルスパ大分 シーズン途中に元日本代表FW金崎夢生が加入して話題を呼んだV大分だが、今節をもって「2位以内」およびJ3入会が消滅。ホームで最下位・ミネベアミツミFCと0-0ドローに終わった。V大分はホームゲーム「3勝7分け4敗」と、今季を通じてなかなか本拠地で結果を残せない。 ◆9位→10位 ラインメール青森 前節の時点で「2位以内」が消滅していた青森は、今節を迎えるにあたって柴田峡監督(58)が今季限りで退任することも発表。指揮官ラスト3試合の1試合目は、ホームでFCマルヤス岡崎との1-1ドローとなった。 ◆14位 クリアソン新宿 9月にJ3ライセンスが交付されつつも、スタートダッシュに失敗し、開幕から下位に低迷してきた新宿。今節はソニー仙台FCに敗れて、残り3試合で14位および最下位とは勝ち点「3」差…自動降格こそない今季だが、地域リーグ側との入替戦行きは避けねばならない。 ◆岩手、初JFLへ J3で「いわてグルージャ盛岡」の最下位フィニッシュが確定し、JFLでは「J3入会審査条件付き承認」のクラブが2位以内を占めることが確定。かつて東北1部からJFLを経由せずにJ3入りした岩手の「JFL降格」が事実上決定した。 ◆順位表 1位 栃木シティ | 勝ち点57 | +22 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点52 | +14 —残り3試合で勝ち点「7」差— 3位 ヴィアティン三重| 勝ち点45 | +7 4位 レイラック滋賀 | 勝ち点44 | +19 5位 Honda FC | 勝ち点41 | +8 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点41 | ±0 7位 FCティアモ枚方 | 勝ち点41 | -1 8位 沖縄SV | 勝ち点38 | +6 9位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点38 | +3 10位 ラインメール青森 | 勝ち点36 | +5 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点33 | ±0 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点33 | -4 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点27 | -9 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点22 | -23 15位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -25 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点18 | -22 2024.11.04 13:30 Mon4
来季のJ3入りに必要なライセンス、JFL首位の高知や2位の栃木シティら上位陣に交付…14位低迷の新宿もホームタウン特性を鑑み交付
Jリーグは24日、2025シーズンのJ3クラブライセンスの判定結果を発表した。 今シーズンは7クラブが申請しており、栃木シティフットボールクラブが新たに申請。ラインメール青森、クリアソン新宿、ヴィアティン三重、レイラック滋賀、高知ユナイテッドSC、ヴェルスパ大分に加え、栃木シティにも交付が決定した。 なお、2024シーズンに引き続き、新宿は施設基準に課題があるものの、東京23区というホームタウンの特性に鑑みて交付されることが決定した。 なお、J3クラブライセンスが交付されたクラブについては、今後、10月の理事会にてJリーグ入会が審議。入会を最終承認されるためには、JFL最終節終了時点で以下のJ3入会審査項目も満たす必要がある。 今シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)は、ここまで21節(一部クラブは20節)を消化。J3クラブライセンスが交付されるクラブでは、高知が1位、栃木シティが2位、青森が3位、V大分が5位、滋賀が6位、三重が7位とHonda FCを除いた上位6クラブに交付。新宿は14位と低迷し、順位基準を満たす可能性がないため来季の昇格は消滅している。 JFLで最終順位が2位以内のクラブが条件となり、2位のクラブはJ3クラブとの入れ替え戦に回ることに。加えて、今シーズンのホームゲームの1試合平均入場者数が2000人以上であり、年間入場料収入が1000万円に到達すること。さらに、短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態にあることが条件となる。 2024.09.24 16:58 Tue5