ビッグクラブから熱視線受けるシャフタールの新たな至宝/ヘオルヒー・スダコフ(ウクライナ代表)【ユーロ2024】

2024.06.17 18:30 Mon
ウクライナの注目はスダコフ
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ウクライナの注目はスダコフ
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。

今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。

ウクライナ代表
出場回数:4大会連続4回目
最高成績:ベスト8(2020)
ユーロ2020結果:ベスト8
予選結果:グループC・3位
監督:セルゲイ・レブロフ
◆注目選手
MFヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク)
2002年2月3日(22歳)
今大会でのブレイク候補最有力のシャフタールの新たな至宝。前回大会のベスト8を超える、さらなる躍進が期待されるウクライナ。ラ・リーガ得点王に輝いたドフビク、ツィガンコフのジローナコンビに、エースのムドリク、ジンチェンコ、守護神ルニンにディフェンスリーダーのザバルニーと注目選手に事欠かないが、近い将来のビッグクラブ行きが見込まれる若き司令塔により注目が集まるところだ。

メタリスト・ハルキウ、シャフタール・ドネツクの下部組織でプレーし、シャフタールでプロキャリアをスタートしたスダコフは両利きのプレーメーカー。18歳でファーストチームデビューを飾ると、ここまで公式戦100試合以上に出場し、20ゴール18アシストの数字を残す。
インサイドハーフやセントラルMFを主戦場に、ボールをピックアップしながら細かいタッチを駆使したドリブル、正確なパスで攻撃のテンポを司り、アタッキングサードでは創造性溢れるプレーでチャンスを創出し、自らゴールを陥れることもできる8番、10番の仕事を得意とする。

今夏の移籍市場では親友ムドリクの在籍するチェルシーを始めプレミアリーグ、セリエAの複数クラブから関心を集めている中、今大会の活躍によってステップアップを果たせるか。

◆試合日程
▽6月17日(月)
《22:00》
【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表

▽6月21日(金)
《22:00》
【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表

▽6月26日(水)
《25:00》
【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表

◆招集メンバー
GK
1.ヘオリー・ブスチャン(ディナモ・キーウ)
12.アナトリー・トルビン(ベンフィカ/ポルトガル)
23.アンドリー・ルニン(レアル・マドリー/スペイン)

DF
2.エフィム・コノプリア(シャフタール・ドネツク)
3.オレクサンドル・スヴァトク(ドニプロ-1)
4.マクシム・タロフイエロフ(LASKリンツ/オーストリア)
13.イルヤ・ザバルニー(ボーンマス/イングランド)
16.ヴィタリー・ミコレンコ(エバートン/イングランド)
21.ヴァレリ・ボンダル(シャフタール・ドネツク)
22.ミコラ・マトヴィエンコ(シャフタール・ドネツク)
24.オレクサンドル・ティムチク(ディナモ・キーウ)
26.ボグダン・ミハイリチェンコ(ポリッシャ・ジトーミル)

MF
5.セルギー・シドルチュク(ウェステルロー/ベルギー)
6.タラス・ステパネンコ(シャフタール・ドネツク)
7.アンドリー・ヤルモレンコ(ディナモ・キーウ)
8.ルスラン・マリノフスキー(ジェノア/イタリア)
10.ミハイロ・ムドリク(チェルシー/イングランド)
14.ヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク)
15.ヴィクトール・ツィガンコフ(ジローナ/スペイン)
17.オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル/イングランド)
18.ヴォロディミル・ブラジコ(ディナモ・キーウ)
19.ミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キーウ)
20.オレクサンドル・ズブコフ(シャフタール・ドネツク)

FW
9.ロマン・ヤレムチュク(バレンシア/スペイン)
11.アルテム・ドフビク(ジローナ/スペイン)
25.ヴラディスラフ・ヴァナト(ディナモ・キーウ)

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北中米W杯の欧州予選組み合わせ決定! 12カ国+POの4カ国が出場権獲得、来年3月からスタート【2026年北中米W杯欧州予選】

欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートしている中、ヨーロッパはUEFAネーションズリーグ(UNL)が開催されており、ここから本格的に予選がスタートする。 12のグループに分かれて行われる欧州予選。各グループの1位はW杯出場権を獲得。グループ2位の12カ国はプレーオフに進出し、その中から4カ国が出場権を獲得。ヨーロッパからは合計16カ国が出場することとなる。 UNLの準々決勝以降はまだ行われていないため、一部のグループは組み合わせが決まっていない中、確定しているグループもある。 イングランド代表はグループKに入り、5カ国で戦うことに。セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代表と同居した。 また、ベルギー代表はグループJに入り、ウェールズ代表、北マケドニア代表、カザフスタン代表、リヒテンシュタイン代表と同居している。 欧州予選は2025年3月から11月までの5回のインターナショナル・マッチウィークで行われることに。4カ国で組まれているグループAからFまでは9月まで予選が行われないこととなる。 <h3>◆2026年北中米W杯欧州予選組み合わせ</h3> 【グループA】 ドイツ/イタリア勝者 スロバキア 北アイルランド ルクセンブルク 【グループB】 スイス スウェーデン スロベニア コソボ 【グループC】 ポルトガル/デンマーク勝者 ギリシャ スコットランド ベラルーシ 【グループD】 フランス/クロアチア勝者 ウクライナ アイスランド アゼルバイジャン 【グループE】 スペイン/オランダ勝者 トルコ ジョージア ブルガリア 【グループF】 ポルトガル/デンマーク敗者 ハンガリー アイルランド アルメニア 【グループG】 スペイン/オランダ敗者 ポーランド フィンランド リトアニア マルタ 【グループH】 オーストリア ルーマニア ボスニアヘルツェゴビナ キプロス サンマリノ 【グループI】 ドイツ/イタリア敗者 ノルウェー イスラエル エストニア モルドバ 【グループJ】 ベルギー ウェールズ 北マケドニア カザフスタン リヒテンシュタイン 【グループK】 イングランド セルビア アルバニア ラトビア アンドラ 【グループL】 フランス/クロアチア敗者 チェコ モンテネグロ フェロー諸島 ジブラルタル 2024.12.14 01:07 Sat

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