守田英正が途中出場のスポルティングはライプツィヒに初勝利献上で苦境に…躍進ブレストも敗戦…【CL】

2025.01.23 04:50 Thu
守田途中出場も敗戦…
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守田途中出場も敗戦…
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節、RBライプツィヒvsスポルティングCPが22日にレッドブル・アレーナで行われ、ホームのライプツィヒが2-1で勝利した。なお、スポルティングのMF守田英正は55分から途中出場した。
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現在、プレーオフ圏内の16位に位置するスポルティングは、ここまで全敗ですでに敗退が決定している34位のライプツィヒを相手に敵地で勝ち点3奪取を狙った。この一戦に向けてはコンディションの問題でエースのギョケレシュが守田とともにベンチスタートとなった。互いに慎重な入りをみせ、序盤は動きが少ない状況がしばらく続いたが、カウンターや背後を突く仕掛けでリズムを掴んだホームチームが先にスコアを動かす。
19分、相手陣内中央でボールを持ったシャビ・シモンズのスルーパスに抜け出した左サイドのラウムが絶妙なグラウンダーの折り返しをGKとディフェンスラインのスペースへ流し込むと、ファーに飛び込んだシェシュコがスライディングシュートで押し込んだ。

プレスが嵌らず、相手の攻撃陣に自由にプレーされるスポルティングは30分手前でサン・ユステを下げて主力DFイナシオを投入。この交代直後にはラウムにゴールネットを揺らされるが、オンフィールド・レビューの末にオフサイドポジションの味方のプレー関与によってゴール取り消しに。なんとか2失点目を回避した。
これで少し吹っ切れたか、前半終盤にかけてはサイドを起点にようやく押し込む形を作り出すと、続けてボックス内に侵入した右サイドバックのフレスネダの連続シュートでゴールへ迫る。だが、いずれも相手DFの体を張った守備に阻まれて同点に追いつくことはできなかった。

後半の立ち上がりはライプツィヒペースで進むと、スポルティングベンチが動く。55分、3枚替えを敢行し、切り札のギョケレシュと守田ら主力を一気にピッチへ送り込んだ。この交代によって流れを引き寄せたアウェイチームは、ギョケレシュを起点に幾つかいい形を作り出すが、決定機まであと一歩という場面が続く。

一方、徐々に流れが悪くなってきたライプツィヒはクロステルマンやカンプル、ポウルセンといったベテラン選手を各ポジションに送り出し、ゲームを落ち着かせにかかる。

試合が膠着し始めた後半だったが、半ばを過ぎて一気に動く。75分、中盤で相手を囲んでのボール奪取から守田、ブラガンサと繋いで最前線のギョケレシュに縦パスが通ると、そのままボックス左まで持ち込んだスウェーデン代表FWのニア上を狙った強烈なシュートがGKの手をはじいてゴールネットへ突き刺さった。

これで一気にスポルティングペースかに思われたが、ライプツィヒもホームで意地を見せる。78分、ロングボールを使ってスクランブルを作ると、バウムガルトナーのパスでゴール前に飛び出したポウルセンがGKと交錯しながらも泥臭くボールを押し込んだ。

追いついた直後の失点で厳しくなったスポルティングは、後ろ重心となったライプツィヒ相手に最後までゴールを目指したが、徐々に攻撃がトーンダウン。試合終了間際のセットプレーもイナシオらが仕留め切れず。試合はこのままタイムアップを迎えた。

この結果、ライプツィヒに今大会初白星献上となったスポルティングは、最終節のボローニャ戦でのプレーオフ進出を目指すことに。

また、同時刻開催となったシャフタールvsスタッド・ブレストは、ホームのブレストが2-0で勝利した。

ここまでストレートイン圏内の7位と大躍進のブレストが、プレーオフ圏外の27位に沈むシャフタールと対峙した一戦。試合は一進一退の展開が続いたなか、相手のミスを突いたホームチームが先制点を挙げる。18分、最後尾のDFシャルドネからボールを引っかけたショートカウンターから快足を飛ばしてボックス内まで運んだケヴィンが冷静にGKとの一対一を制した。

以降もシャフタール優勢の状況が続くと、37分にはスダコフのPKで追加点を奪取。思わぬワンサイドゲームの状況で後半へと折り返した。

後半はブレストがやや盛り返したものの、セットプレーのチャンスなどをモノにできず。シャフタールに完敗でストレートインが絶望的な状況に。

RBライプツィヒ 2-1 スポルティングCP
【ライプツィヒ】
ベンヤミン・シェシュコ(前19)
ユスフ・ポウルセン(後38)
【スポルティング】
ヴィクトル・ギョケレシュ(後30)

シャフタール 2-0 スタッド・ブレスト
【シャフタール】
ケヴィン(前18)
ヘオルヒー・スダコフ(前37[PK])

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【CLリーグフェーズ第7節プレビュー②】ルイス・エンリケPSGとペップ・シティが生き残りを懸けて激突

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節残り9試合が22日に行われる。ここでは第7節2日目の22日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第7節② ▽1/22(水) 《26:45》 シャフタール vs ブレスト ライプツィヒ vs スポルティングCP 《29:00》 ミラン vs ジローナ スパルタ・プラハ vs インテル アーセナル vs ディナモ・ザグレブ セルティック vs ヤング・ボーイズ フェイエノールト vs バイエルン パリ・サンジェルマン vs マンチェスター・シティ レアル・マドリー vs ザルツブルク ◆5度目のバルセロナ元チームメート対決 第7節2日目の最注目試合は、バルセロナで現役時代を共に戦ったルイス・エンリケ監督率いる25位パリ・サンジェルマン(勝ち点7)と、グアルディオラ監督率いる22位マンチェスター・シティ(勝ち点8)によるラウンド16プレーオフ進出を懸けたサバイバルマッチだ。 両指揮官はこれまで4度対戦。ルイス・エンリケ監督がバルセロナを、グアルディオラ監督がバイエルンを指揮していた2014-15シーズンの準決勝。そして2年後、グアルディオラ監督がシティを率いていたグループステージで対戦した。対戦成績は2勝2敗の五分となっている。 先月10日に行われた前節ザルツブルク戦を3-0で快勝し、プレーオフに回れる24位に迫ったPSG。そこから公式戦8連勝中とチーム状態がベストの中でシティとの大一番を迎えた。8連勝を牽引していたのがその間6ゴールを挙げていたFWデンベレと5ゴールを挙げていたFWゴンサロ・ラモス。とりわけゴンサロ・ラモスが1年半を経てようやくチームにフィットし出してきているのはプラス要素。前半戦のPSGを牽引していたFWバルコラを含めた強力3トップでシティ撃破を狙う。 一方、前節ユベントス戦をシャットアウト負けしたシティはその後3連敗を喫するなどどん底のチーム状態を約2カ月過ごした。しかしようやく長く暗いトンネルから抜け出したようで公式戦ここ6試合負けなし(4勝2分け)、直近のイプスウィッチ戦では6発圧勝とした。こちらはMFフォーデンが2試合連続2ゴールと本来のパフォーマンスを取り戻しており、一時の不振を抜け出したFWハーランドと共に攻撃を牽引している。1ポイント差のPSGに敗れるとプレーオフ進出が厳しくなるだけに勝ち点を必ず持ち帰らなければならない一戦となる。 ◆ムバッペ本領発揮のマドリーは川村拓夢のザルツブルクと対戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250121_9_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前節アタランタ戦を制し、20位に浮上したレアル・マドリー(勝ち点9)は、MF川村拓夢の32位ザルツブルク(勝ち点3)と対戦。UEFAスーパーカップの再戦となった敵地でのアタランタ戦を3-2と打ち勝ったマドリーは、スーペル・コパでこそバルセロナの前に大敗したが、ラ・リーガでは首位に浮上するなどチーム状態を上げている。とりわけFWムバッペが本領を発揮しており手が付けられない状態だ。公式戦3戦連発中で、12月に入って以降の公式戦13試合では9ゴールとシーズン序盤の不出来からは想像できない活躍を見せている。この勢いをCLに持ち込み、プレーオフ進出へ必勝としたい。左ヒザ靭帯断裂の大ケガから復帰している川村だが、サンチャゴ・ベルナベウでベンチ入りなるか。 ◆ケガ人続出に歯止めが利かないアーセナル <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250121_9_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前節モナコ戦を快勝とした3位アーセナル(勝ち点13)は24位ディナモ・ザグレブ(勝ち点8)と対戦。ラウンド16ストレートインの8位以内を目指すアーセナルだが、ケガ人続出に歯止めが利かない。攻撃陣ではFWサカ、FWジェズス、守備陣ではDFサリバが新たに負傷者リスト入りし、野戦病院化が止まらない。そんな中でも代役の選手たちが踏ん張り質の高いプレーは見せているが、直近のアストン・ビラ戦ではドローに持ち込まれたりと結果が伴わない状況となっている。3位をキープして最終節ジローナ戦に向かえるか。 ◆ミラノ勢もトップ8入り狙う <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250121_9_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前節レバークーゼンに惜敗して6位に後退したインテル(勝ち点13)は28位スパルタ・プラハ(勝ち点4)と対戦。後半終盤の被弾でCL初黒星を喫したインテルだったが、その後のセリエAでは5勝1分けと流石の安定感が続く。分厚い選手層に加え、S・インザーギ監督のマネジメント力でケガ人を最小限に抑えている中、格下S・プラハには必勝としたい。 セルジオ・コンセイソン監督を迎えた12位ミラン(勝ち点12)は30位ジローナ(勝ち点3)と対戦。インテルとは打って変わって不安定なチーム状態が続くミランは、直近のユベントス戦ではコンセイソン体制公式戦5試合目にして初黒星を喫した。なかなか安定した力を発揮できずコンセイソン監督も難しさを感じてる中、切り替えて最終節にトップ8入りの可能性を残せるか。 ◆トップ8入り狙うバイエルンはCL4連勝を目指す <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250121_9_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前節シャフタール戦を5発圧勝とした10位バイエルン(勝ち点12)は18位フェイエノールト(勝ち点10)と対戦。バイエルンはウインターブレイク明け後、3連勝と好調。内容も良くブンデスリーガではレバークーゼンの追い上げに対し、負けじと連勝を伸ばしている。ケガ人も少なく良好なチーム状態の中、2ポイント差のフェイエノールトを退けてトップ8入りを目指したい。 ◆プレーオフ進出目指すセルティックは最下位と対戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250121_9_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前節ディナモ・ザグレブに引き分けた21位セルティック(勝ち点9)は最下位ヤング・ボーイズ(勝ち点0)と対戦。CLではここ2試合引き分けと勝ち点1獲得に留まったセルティック。プレーオフに回れる24位以内からじりじりと押し出されそうな雰囲気だが、日本人トリオはこのピンチを救えるか。 そしてMF守田英正の17位スポルティングCP(勝ち点10)は、ここまで全敗の34位ライプツィヒ(勝ち点0)と対戦。アモリム監督が去ってCL2連敗となったスポルティング。ただ国内リーグでは3勝2分けと持ち直しており、既に敗退の決まっているライプツィヒを下してジャンプアップを図りたい。 ◆リーグフェーズ第7節 結果 ▽1/21(火) モナコ 1-0 アストン・ビラ アタランタ 5-0 シュトゥルム・グラーツ アトレティコ・マドリー 2-1 レバークーゼン ボローニャ 1-2 ドルトムント クラブ・ブルージュ 0-0 ユベントス ツルヴェナ・ズヴェズダ 2-3 PSV リバプール 2-1 リール スロバン・ブラチスラヴァ 1-3 シュツットガルト ベンフィカ 4-5 バルセロナ 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 2025.01.22 18:00 Wed
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スポルティングがベティスの守護神獲得! 買取義務付きレンタルでの加入に

スポルティングCPは14日、レアル・ベティスからポルトガル代表GKルイ・シウバ(30)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。同選手は今シーズンのレンタル期間終了後、2028年6月30日までの3年契約を結ぶことになる。 母国のナシオナルでプロデビューを飾ったルイ・シウバは、2017年1月にグラナダに完全移籍。加入3年目となった2018-19シーズンに正GKのポジションを獲得し、プリメーラ昇格の原動力となると、プリメーラの舞台でも印象的な活躍を披露。その活躍が評価され、2021年6月にベティスへステップアップした。 ポルトガル代表でも1キャップを刻む30歳GKはベティスで公式戦114試合に出場。2021-22シーズンにはコパ・デル・レイのタイトルも獲得。今シーズンはラ・リーガ15試合に出場していたが、クラブがシーズン終了後にラス・パスマスのスペイン人GKアルバロ・バジェス(27)をフリートランスファーで獲得することが内定した影響もあり、今冬に母国屈指の名門へ旅立つことになった。 2025.01.15 08:40 Wed
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苦境のアモリム監督、1月に教え子ギョケレシュの獲得を求める?

マンチェスター・ユナイテッドで苦戦が続くルベン・アモリム監督が、1月の移籍市場で古巣スポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュ(26)の獲得を望んでいるようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 昨年11月にスポルティングからユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。しかしチーム状態を改善できず、むしろ悪化の一途を辿る厳しい状況となっている。 先日には残留争いにも言及した指揮官はこの逆境を打開するべく11月の段階では引き抜きを否定していた教え子のギョケレシュ獲得をフロントに懇願したようだ。 ユナテッドではこの冬、FWマーカス・ラッシュフォードとFWジョシュア・ザークツィーの移籍の可能性が高まっており、新たなストライカー獲得の必要があるとも言える。 アモリム監督の下で更なる飛躍を遂げたギョケレシュは昨季公式戦50試合43ゴールをマーク。今季ここまでもプリメイラ・リーガ16試合18ゴール、チャンピオンズリーグ6試合5ゴールと欧州で最も旬なストライカーとしてメガクラブの注目を集めている。 なお、契約解除条項は8000万ポンド(約157億8000万円)に設定されていると報じられている。 2025.01.02 11:00 Thu
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「全ての監督が日本人を指導すべき」守田英正に感銘を受けたスポルティング監督が絶賛「良いことしか言えない」

スポルティングCPのルベン・アモリム監督が、日本代表MF守田英正を絶賛した。ポルトガル『A Bola』が伝えた。 今夏サンタ・クララからスポルティングに完全移籍した守田。念願の移籍を果たし、ポルトガル国内でのステップアップを果たした。 ポルトガル3強の一角に加入したが、開幕戦から出場機会を得ると、プリメイラ・リーガ6試合全てに出場。チャンピオンズリーグ(CL)でも初戦のフランクフルト戦に出場し、アシストを記録した。 新天地でも順調なスタートを切り、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進めている守田だが、指揮官も大きな信頼を寄せている様子。日本人選手への評価が大きく変わっているようだ。 「全ての監督が日本人選手を指導すべきだと思う。常にチームを助け、どんなポジションでもプレーし、1日に1000回も謝る選手が、どのようなものであるかを理解するためにだ」 「守田には良いことしか言えない。テクニックのある選手だ。彼は6番でプレーしに来たが、8番でもプレーすることができる」 「私は彼にとても満足している。我々が守田を選んだ日、その価値と人柄をよく表している」 監督も絶賛する守田は、アンカーだけでなくインサイドハーフでもプレー。13日に予定されているトッテナムとのCL第2節でも先発が予想されており、さらに力をつけて日本代表にも貢献してもらいたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】CLデビュー戦で守田が飛び出しから見事なアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tvsV4ByUmUo";var video_start = 15;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.13 21:17 Tue
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PSGが川村拓夢CLデビューのザルツブルクに完勝! 守田不在のスポルティングは連敗…【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、レッドブル・ザルツブルクvsパリ・サンジェルマン(PSG)が10日にシュターディオン・ザルツブルクで行われ、アウェイのPSGが0-3で快勝した。なお、ザルツブルクのMF川村拓夢は81分に途中出場した。 ここまで1勝1分け3敗でプレーオフ圏外の25位に低迷するPSGは、同じくプレーオフ圏外の32位に沈むオーストリアの強豪相手に開幕節以来の勝利を狙った。 立ち上がりから攻勢を仕掛けるPSGはアクラフ・ハキミの2つのお膳立てからゴンサロ・ラモスにビッグチャンスが訪れたが、ゴール前での絶好機をいずれもGKシュラーガーのビッグセーブに阻まれる。だが、30分にはボックス右でハキミが頭で折り返した完璧なお膳立てをラモスが右足ワンタッチで無人のゴールへ流し込み、3度目の正直でモロッコ代表MFにアシストを付けた。 2点目こそ奪えなかったものの、危なげなく1点リードで試合を折り返したパリの巨人。後半も主導権を握ると、72分には左のポケットに侵入したヌーノ・メンデスの豪快な左足シュートで追加点を奪取した。 一方、ホームで厳しい流れとなったザルツブルクは81分、川村をCLデビューさせるが、直後にはイ・ガンイン、ハキミの鮮やかな連携から最後はゴールまででフリーのドゥエの右シュートが決まり、ダメ押しの3点目となった。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、崖っぷちのPSGが大きな勝利を手にした。 クラブ・ブルージュvsスポルティングCPは、ホームのブルージュが2-1で勝利した。なお、スポルティングのMF守田英正は負傷欠場となった。 前節、アーセナル相手の敗戦で初黒星を喫し、以降のリーグ戦でも2連敗と、ジョアン・ペレイラ新体制で厳しい船出となったスポルティング。この試合では開始早々にカタモのゴールで先制に成功したが、前半半ばにオウンゴールで失点。 1-1のイーブンで折り返した後半はクローズな展開となり、1-1のドローが濃厚と思われたが、終盤の84分に途中出場のニールセンに逆転ゴールを決められて敗戦。公式戦4連敗とともにCLでも連敗となった。 また、RBライプツィヒvsアストン・ビラは、アウェイのアストン・ビラが2度のリードを追いつかれたが、途中出場のバークリーの終盤の勝ち越しゴールによって2-3の勝利。暫定ながら3位に浮上した。 スタッド・ブレストvsPSVは、ホームのブレストが前半のル・カルディナルのゴールを守り切って1-0の勝利。大躍進のフランスクラブは暫定5位とトップ8圏内を維持している。 レッドブル・ザルツブルク 0-3 パリ・サンジェルマン 【PSG】 ゴンサロ・ラモス(前30) ヌーノ・メンデス(後27) デジレ・ドゥエ(後40) クラブ・ブルージュ 2-1 スポルティングCP 【クラブ・ブルージュ】 オウンゴール(前24) キャスパー・ニールセン(後39) 【スポルティング】 ジェニー・カタモ(前3) RBライプツィヒ 2-3 アストン・ビラ 【ライプツィヒ】 ロイス・オペンダ(前27) クリストフ・バウムガルトナー(後17) 【アストン・ビラ】 ジョン・マッギン(前3) ジョン・デュラン(後7) ロス・バークリー(後40) スタッド・ブレスト 1-0 PSV 【ブレスト】 ジュリアン・ル・カルディナル(前44) 2024.12.11 07:28 Wed

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