「チーム、国にとって重要な勝利」逆転勝利のウクライナ、レブロフ監督は最終節のベルギー戦へ「明日はまたトレーニング」
2024.06.22 09:55 Sat
ウクライナ代表のセルゲイ・レブロフ監督が、スロバキア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。21日、ユーロ2024グループE 第2節でウクライナはスロバキアと対戦した。
初戦はルーマニア代表に敗れたウクライナと、ベルギー代表相手に勝利したスロバキアの戦い。連敗は避けたいウクライナだったが、17分に失点してしまう。
先手を奪われ、嫌な展開となった中、前半はゴールを奪えずにビハインドで後半へ。それでも、54分にミコラ・シャパレンコのゴールで追いつくと、80分には途中出場のロマン・ヤレムチュクがネットを揺らし、1-2で逆転勝利を収めた。
貴重な勝ち点3を獲得し、最終節に望みを繋いだウクライナ。レブロフ監督は大きな勝ち点3だとし、劣勢だった前半を終えても、ドレッシングルームで叫ぶことはしなかったとした。
「私は(ハーフタイムに)声を荒げなかった。後半に反応しなければならなかった。十分に高い位置でプレッシャーをかけられていなかった。コレがチャンスだと理解していたので、私は『スコアを気にせず、とにかくやれ』と言った」
指揮官の冷静な対応が後半の巻き返しにつながった可能性もあるウクライナ。この試合では、アンドリー・ルニンではなくアナとリー・トルビンをGKとして起用する意外な采配に出ていた。
レブロフ監督は、大会前のドイツ代表戦のパフォーマンスが良かったからだとし、パフォーマンスを称えた。
「GK同士の競争がうまくいっていることを嬉しく思う。アナトリー(・トルビン)はドイツ戦(6/3)のパフォーマンス(0-0のドロー)を考えると、出場するに値した。彼は非常に落ちついており、この試合の前にも先発出場できたかもしれない」
また、先発起用したMFアンドリー・ヤルモレンコにも言及。大舞台の戦いを知るベテランの力を借りたかったとした。
「ヤルモレンコは4回目のユーロだが、我々のチームは若く、選手たちはこのレベル、この満員のスタジアムに慣れていない」
「この2試合目で違う反応をすることが重要であり、勝ち点3獲得に値した。選手たちは少し祝うと思うが、明日はまたトレーニングに戻る」
初戦はルーマニア代表に敗れたウクライナと、ベルギー代表相手に勝利したスロバキアの戦い。連敗は避けたいウクライナだったが、17分に失点してしまう。
貴重な勝ち点3を獲得し、最終節に望みを繋いだウクライナ。レブロフ監督は大きな勝ち点3だとし、劣勢だった前半を終えても、ドレッシングルームで叫ぶことはしなかったとした。
「ルーマニア戦は酷い結果だったが、彼らは違ったメンタリティを見せ、勝利に値した。次の試合に集中する必要があるが、チームにとっても、国にとっても、この勝利は非常に重要だった」
「私は(ハーフタイムに)声を荒げなかった。後半に反応しなければならなかった。十分に高い位置でプレッシャーをかけられていなかった。コレがチャンスだと理解していたので、私は『スコアを気にせず、とにかくやれ』と言った」
指揮官の冷静な対応が後半の巻き返しにつながった可能性もあるウクライナ。この試合では、アンドリー・ルニンではなくアナとリー・トルビンをGKとして起用する意外な采配に出ていた。
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「GK同士の競争がうまくいっていることを嬉しく思う。アナトリー(・トルビン)はドイツ戦(6/3)のパフォーマンス(0-0のドロー)を考えると、出場するに値した。彼は非常に落ちついており、この試合の前にも先発出場できたかもしれない」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CiA1mvMDaD1/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Vlada Zinchenko(@v.lada_sedan)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.09.03 22:55 Sat2
ビッグクラブから熱視線受けるシャフタールの新たな至宝/ヘオルヒー・スダコフ(ウクライナ代表)【ユーロ2024】
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループC・3位 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 2002年2月3日(22歳) 今大会でのブレイク候補最有力のシャフタールの新たな至宝。前回大会のベスト8を超える、さらなる躍進が期待されるウクライナ。ラ・リーガ得点王に輝いたドフビク、ツィガンコフのジローナコンビに、エースのムドリク、ジンチェンコ、守護神ルニンにディフェンスリーダーのザバルニーと注目選手に事欠かないが、近い将来のビッグクラブ行きが見込まれる若き司令塔により注目が集まるところだ。 メタリスト・ハルキウ、シャフタール・ドネツクの下部組織でプレーし、シャフタールでプロキャリアをスタートしたスダコフは両利きのプレーメーカー。18歳でファーストチームデビューを飾ると、ここまで公式戦100試合以上に出場し、20ゴール18アシストの数字を残す。 インサイドハーフやセントラルMFを主戦場に、ボールをピックアップしながら細かいタッチを駆使したドリブル、正確なパスで攻撃のテンポを司り、アタッキングサードでは創造性溢れるプレーでチャンスを創出し、自らゴールを陥れることもできる8番、10番の仕事を得意とする。 今夏の移籍市場では親友ムドリクの在籍するチェルシーを始めプレミアリーグ、セリエAの複数クラブから関心を集めている中、今大会の活躍によってステップアップを果たせるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヘオリー・ブスチャン(ディナモ・キーウ) 12.アナトリー・トルビン(ベンフィカ/ポルトガル) 23.アンドリー・ルニン(レアル・マドリー/スペイン) DF 2.エフィム・コノプリア(シャフタール・ドネツク) 3.オレクサンドル・スヴァトク(ドニプロ-1) 4.マクシム・タロフイエロフ(LASKリンツ/オーストリア) 13.イルヤ・ザバルニー(ボーンマス/イングランド) 16.ヴィタリー・ミコレンコ(エバートン/イングランド) 21.ヴァレリ・ボンダル(シャフタール・ドネツク) 22.ミコラ・マトヴィエンコ(シャフタール・ドネツク) 24.オレクサンドル・ティムチク(ディナモ・キーウ) 26.ボグダン・ミハイリチェンコ(ポリッシャ・ジトーミル) MF 5.セルギー・シドルチュク(ウェステルロー/ベルギー) 6.タラス・ステパネンコ(シャフタール・ドネツク) 7.アンドリー・ヤルモレンコ(ディナモ・キーウ) 8.ルスラン・マリノフスキー(ジェノア/イタリア) 10.ミハイロ・ムドリク(チェルシー/イングランド) 14.ヘオルヒー・スダコフ(シャフタール・ドネツク) 15.ヴィクトール・ツィガンコフ(ジローナ/スペイン) 17.オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル/イングランド) 18.ヴォロディミル・ブラジコ(ディナモ・キーウ) 19.ミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キーウ) 20.オレクサンドル・ズブコフ(シャフタール・ドネツク) FW 9.ロマン・ヤレムチュク(バレンシア/スペイン) 11.アルテム・ドフビク(ジローナ/スペイン) 25.ヴラディスラフ・ヴァナト(ディナモ・キーウ) 2024.06.17 18:30 Mon3
前回王者イタリアが本大会出場決定! ウクライナとの直接対決をドローで終え2位死守【ユーロ2024予選】
ユーロ2024予選グループC最終節のウクライナ代表vsイタリア代表が20日にドイツのバイ・アレーナで行われ、0-0のドローに終わった。 首位通過を決めたイングランド代表に続く2位通過を懸けた勝ち点13で並ぶ両者の一戦。 勝利で逆転での2位通過となるウクライナは、今回のインターナショナルマッチウィークにテストマッチを組むことなく休養十分の状態で臨んだ。スタメンにはツィガンコフやドヴビク、ムドリク、ジンチェンコといった主力が並んだ。 一方、前大会王者イタリアは直近の北マケドニア代表戦を5-2で勝利し、引き分け以上で突破を決められる状況で敵地での大一番を迎えた。その北マケドニア戦からは先発4人を変更。ダルミアン、ガッティ、ボナヴェントゥーラ、ベラルディに代わってディ・ロレンツォ、ボンジョルノ、フラッテージ、ザニオーロが起用された。 堅い入りも予想されたが、両チームはキックオフ直後から切り替えの速い見応えのある攻防を繰り広げていく。イタリアは開始6分、左CKのショートコーナーからラスパドーリのクロスをファーのザニオーロが頭で折り返すと、中央でフリーのキエーザが右足ボレーで合わせる。だが、ここはシュートをクロスバーの上に外す。 一進一退の攻防が続くなか、ウクライナはスダコフ、イタリアはバレッラとミドルレンジの鋭い枠内シュートでゴールを脅かすが、ドンナルンマ、トルビンと両守護神がビッグセーブで阻む。 以降はイタリアが完全にボールの主導権を握り、相手陣内でハーフコートゲームを展開。29分にはキエーザからの絶妙なスルーパスに抜け出したフラッテージがボックス内でGKと一対一の絶好機を迎えるが、ここはGKトルビンが見事な飛び出しでコースを消してビッグセーブ。その後もサイドを起点に幾度も決定機を作り出したイタリアだったが、ウクライナの粘りの守備を最後までこじ開けることはできなかった。 ゴールレスで折り返した後半、イタリアはラスパドーリを下げてスカマッカを投入。後半もボールを握って押し込む展開のなか、ボックス内で勝負できる生粋のストライカーに仕上げの仕事を託す。だが、前半同様に最後のところで身体を張るウクライナの守備に手を焼く。 一方、逆転突破にはゴールが必要なウクライナはカウンターで幾度か引っくり返す場面を作り出すが、クロス精度や連携の問題で決定機まで持ち込めない。65分にはコノプリアの右クロスにファーで反応したムドリクにビッグチャンスも、角度のないところから放ったシュートはGKドンナルンマの好守に阻まれた。 徐々にウクライナが押し返し始めた流れを受け、スパレッティ監督は後半半ば過ぎにジョルジーニョとザニオーロを下げてクリスタンテ、ポリターノを同ポジションに投入。さらに、キエーザを下げてケアンをピッチに送り出す。 完全に1点勝負の様相を呈すなか、攻撃に厚みを加えたいホームチームはズブコフやシカン、マリノフスキーと後半終盤に続けてアタッカーを投入し、ゴールをこじ開けにかかる。5分が加えられた後半アディショナルタイムにはボックス内でムドリクとクリスタンテが交錯する場面もあったが、このプレーでウクライナにPKは与えられず。 そして、このまま0-0で試合をクローズしたイタリアが、グループ2位を死守してユーロ本大会出場を決めた。一方、逆転突破を逃したウクライナは3位でプレーオフに回ることになった。 2023.11.21 06:49 Tue4
シェフチェンコ退任で指揮官不在のウクライナ代表が発表《カタールW杯欧州予選》
ウクライナサッカー協会(FFU)は16日、来月行われるカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨む同国代表メンバー24名+予備メンバー8名を発表した。 ウクライナはユーロ2020でベスト8進出に躍進も、同大会後にアンドリー・シェフチェンコ監督が退任。現在、代表指揮官が空席の状態にある。 そういった中、今回のW杯予選にはMFオレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・シティ)、MFルスラン・マリノフスキー(アタランタ)、FWロマン・ヤレムチュク(ベンフィカ)、FWアンドリー・ヤルモレンコ(ウェストハム)といった、ユーロの主力メンバーが順当に選出された。 カタールW杯欧州予選でグループDに属するウクライナは、ここまで3戦3分けの2位に位置。今回は9月1日にカザフスタン代表とのアウェイゲーム、同4日にフランス代表とのホームゲーム、同8日にはチェコ代表との国際親善試合を戦う。今回発表された代表メンバーは以下の通り。 ◆ウクライナ代表メンバー GK アナトリー・トルビン(シャフタール) ヘオリー・ブスチャン(ディナモ・キエフ) アンドリー・ルニン(レアル・マドリー/スペイン) DF ミコラ・マトビエンコ(シャフタール) ビクトル・コルニエンコ(シャフタール) セルゲイ・クリフツォフ(シャフタール) オレクサンドル・シロタ(ディナモ・キエフ) ビタリー・マイコレンコ(ディナモ・キエフ) オレクサンドル・ティムチク(ディナモ・キエフ) イリア・ザバルニー(ディナモ・キエフ) オレクサンダー・カラヴァイェフ(ディナモ・キエフ) エドゥアルド・ソボル(クラブ・ブルージュ/ベルギー) MF タラス・ステパネンコ(シャフタール) ミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キエフ) セルゲイ・シドルチュク(ディナモ・キエフ) ビクトル・ツィガンコフ(ディナモ・キエフ) ビタリー・ブヤルスキー(ディナモ・キエフ) オレクサンドル・ズブコフ(フェレンツヴァーロシュ/ハンガリー) イゴール・ハラティン(フェレンツヴァーロシュ/ハンガリー) ルスラン・マリノフスキー(アタランタ/イタリア) オレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・シティ/イングランド FW ロマン・ヤレムチュク(ベンフィカ/ポルトガル) アルテム・ドヴビク(ドニプロ) ンドリー・ヤルモレンコ(ウェストハム/イングランド) ◆予備メンバー DF ユヒム・コノプリア(シャフタール) タラス・カチャラバ(スラビア・プラハ/チェコ) ボグダン・ミハイリチェンコ(アンデルレヒト/ベルギー) MF ヴラディスラフ・コチェルギン(ゾリャ) イェフゲン・コノプリャンカ(シャフタール) ビクトール・コバレンコ(スペツィア/イタリア) イェフゲン・マカレンコ(フェヘールヴァール/ハンガリー) FW ダニロ・シカン(シャフタール) 2021.08.18 01:39 Wed5