選手採点&寸評:U23UAE代表 0-2 U23日本代表【AFC U23アジアカップ】

2024.04.20 02:48 Sat
Getty Images
19日、AFC U23アジアカップのグループB第2節、U-23UAE代表vsU-23日本代表が行われ、0-2で日本が勝利した。これでグループステージ突破は決定した。超WSの選手採点と寸評は以下の通り。

▽日本代表採点
©️超ワールドサッカー

※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
1 小久保玲央ブライアン 6.0

前半終盤に初仕事。鋭いシュートをしっかりとセーブ。ビルドアップ、ロングフィードも正確。プレー機会がほとんどなかった。
DF
4 関根大輝 6.5

ボックス手前から積極的なミドルシュート。攻撃にしっかり参加。山田との右サイドのコンビは脅威に。ポジション取りの妙。

5 木村誠二 6.5

当たりの強いスルタン・アディルとのマッチアップでも負けず。27分には打点の高いヘッドで初ゴール。攻守で空中戦の強さを見せた。

15 鈴木海音 6.0

ビルドアップで落ち着いたプレー。持ち運んで高い位置を効果的にとって押し込みつつ、バランスを取るプレー。アディショナルタイムにはCKからヘッドもクロスバー直撃。

21 大畑歩夢 6.5

落ち着いたプレー。こぼれ球の回収もしっかりと行い、一対一の局面でも負けない。後半は積極的に攻撃参加し、何度もチャンスを作った。

MF
6 川崎颯太 6.5

バランスを取るポジショニング。山本とポジションを入れ替えてアンカーでもプレー。後半はインサイドハーフに戻り積極的にボック付近でプレーすると貴重な追加点。

(→18 内野航太郎 -)

出場時間が短いため、採点はなし。

7 山本理仁 7.0

26分には隙を見てゴール前にクロスを入れあわやのシーン。27分には見事なアシスト。展開やゲームメイクなど攻撃面だけでなく、セカンドボールへの反応など守備も含めて出色の出来。ゲームキャプテンも務め、存在感を発揮した。

10 佐藤恵允 6.5

左サイドで精力的なプレー。26分には後方からのボールに飛び込み惜しいヘッド。ゴールが見えれば積極的にフィニッシュまで持っていく。3点目の大チャンスを不意に。

11 山田楓喜 6.0

1分経たずにファーストシュート。クロスにシュートと左足はやはり脅威。同サイドの関根との関係も良好で高いパフォーマンス。

(→20 平河悠 5.5)

右サイドに入った中で守備で奮闘。多くはなかったが、仕掛けた時にはチャンスを生み出す。

13 荒木遼太郎 6.5

20分にはGKの意表を突くシュートがクロスバー直撃。華麗にゴールを決めたが直前のオフサイドで取り消し。プレスやボックス付近でのプレーなど調子の良さを見せた。

(→17 松木玖生 5.5)

強度の高さは短い時間でもしっかり発揮。86分にはカウンターから決定機もGK正面。

FW
9 藤尾翔太 6.0

体を張ったプレー、中と外でのプレーと特長を出す。前半は良いプレーが出せなかったが、後半はよりゴールに向かうプレーを増やしていった。

(→19 細谷真大 5.5)

87分に決定機。佐藤のグラウンダーのクロスに飛び込むもわずかに届かない。アディショナルタイムのシュートも枠の遥かに上…。フィットすることが待たれる。

監督
大岩剛 6.5

初戦から7名を入れ替えた中で、UAEの戦い方に合わせてしっかりと選手たちがプレー。積み上げてきたものをチームとして発揮させることができた。

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
山本理仁(日本)

中国戦は退場者の影響で前半途中で交代。この試合ではゲームキャプテンとしてフル出場し、展開、ゲームメイクで出色のパフォーマンス。先制ゴールもアシストし、中盤で攻守にチームを支えた。

U-23UAE代表 0-2 U-23日本代表

【得点者】
0-1:27分 木村誠二(日本)
0-2:66分 川﨑颯太(日本)


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【U-23日本代表プレビュー】3.5枠のパリ行き切符を懸けた戦いがスタート、初戦でまずは結果を/vsU-23中国代表【AFC U23アジアカップ】

今年7月にフランス・パリで行われるオリンピック。紆余曲折あり、未だに出場国が決まっていない唯一の地域がアジアだ。 AFC U23アジアカップで出場枠「3.5」を16カ国が争う中、当初は1月に開催予定も、A代表のアジアカップがずれ込んだことで4月という異例のタイミングでの開催となった。 8大会連続8度目のオリンピック出場を目指す日本。大岩剛監督が率いるチームは、2022年に同じ世代のU-21日本代表で臨んだ前回大会で3位という成績を残しており、同じ結果を残せばパリ・オリンピック出場が決定する。 <span class="paragraph-subtitle">◆最低でもベスト4入りに向けた大事な初戦</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240416_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 大会開催時期がズレ込んだ影響もあり、国際Aマッチデーでもなく、ヨーロッパのシーズンも佳境に入っているため、多くの海外組の招集が叶わなかった日本。それでも、Jリーグで活躍する選手を中心に、招集できる限りのベストメンバーを呼べたといえる。 派遣義務のないクラブの協力もあり、しっかりと戦力を保てた日本。アジアの戦いは簡単ではないことも重々承知であり、ここまでしっかりとした準備をおこなってきた。 大岩監督は前日の会見で「非常に良い準備ができている」とコメント。「メンタル、個人戦術、チーム戦術全てを発揮して第1戦に向かっていきたいと思う」と、しっかりと初戦で戦う準備が整っていると強調した。 今大会は中2日で試合が行われる過酷なスケジュールであり、全員の力が必要になる総力戦。まずは結果を出し、良いスタートを切りたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆2度目の五輪へ、若きチームで臨む</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240416_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対する中国は、自国開催となった2008年の北京大会以来、2度目のオリンピック出場を目指す戦いとなる。 チョン・ヤオドン監督が率いるチームは、21歳という平均年齢。決して若すぎるというチームではないものの、FW登録のワン・ユドン、ドゥ・ユエチョンは17歳と18歳。2028年のロサンゼルス・オリンピック世代の選手でもある。 また、GKリー・ハオはアトレティコ・マドリーに所属し、今季は3部のコルネジャへレンタル移籍中。ただ、その才能は高く、唯一の海外組として招集されている。 2023年9月の予選では、UAE、インドと同居して2位通過。チョン・ヤオドン監督は「我々のチームは本当に強いと思っている」と前日会見で語っており、日本撃破に士気は高い。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-3-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240416_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> GK:小久保玲央ブライアン DF:関根大輝、西尾隆矢、木村誠二、内野貴史 MF:松木玖生、藤田譲瑠チマ、田中聡 FW:山田楓喜、藤尾翔太、平河悠 監督:大岩剛 中2日でやってくる連戦。とにかくまずはグループステージの突破が必要であり、上位2カ国に入る必要がある。そのためにも、初戦で勝利することが非常に重要となる。 守護神はこの世代の軸であるGK鈴木彩艶(シント=トロイデン)が不在。3月の活動では共にゴールを守った2人が候補だが、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が先発すると予想する。安定したシュートストップと、高さを使ってくる可能性が高いため、ハイボールの処理、そしてビルドアップの力を発揮してもらいたい。 最終ラインだが、こちらも高さ対策を考えると右サイドバックには関根大輝(柏レイソル)が入ると予想。ウクライナ戦では良いパフォーマンスを見せており、頼もしい存在だ。センターバックはチョイスが難しいところだが、世代の軸である西尾隆矢(セレッソ大阪)と、ケガから復帰した木村誠二(サガン鳥栖)と予想する。最も高さのある高井幸大(川崎フロンターレ)や鈴木海音(ジュビロ磐田)という可能性もあるが、フィード能力にも定評ある木村と予想する。 左サイドバックは本職ではないものの内野貴史(デュッセルドルフ)と予想。高さを使われた時のことを考えると、大畑歩夢(浦和レッズ)より適任といえる。豊富な運動量を見せてもらいたい。 中盤は逆三角形となり、アンカーは藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)と予想。チームをプレーでもメンタル面でも支える藤田の存在は大会を勝ち抜く上で鍵となる。インサイドハーフには松木玖生(FC東京)と田中聡(湘南ベルマーレ)と予想。川﨑颯太(京都サンガF.C.)というチョイスも考えられるが、よりボール奪取から前進できる田中を起用すると考える。 3トップに関しては、右に山田楓喜(東京ヴェルディ)が入ると予想。左足から繰り出されるキックは大きな武器であり、流れ関係なくゴールを奪う力は必要。右は平河悠(FC町田ゼルビア)と予想し、得意の仕掛けでサイドを切り裂いてもらいたいところだ。 そしてトップの人選は迷った中、クラブで結果の出ている藤尾翔太(FC町田ゼルビア)と予想する。様々なプレーが可能な藤尾。クラブで見せている得点感覚を初戦でしっかりと発揮してもらいたい。 フィジカルの強さで言えばエースである細谷真大(柏レイソル)の方が適任であり、中国の守備に耐えられる可能性もあるが、今季はここまでのJリーグで無得点と不発。今大会での復調は期待されるが、町田コンビということもあり藤尾を推したい。 日本の初戦となるU-23中国代表戦は16日の22時キックオフ。テレビ朝日とDAZNで中継される。 2024.04.16 16:00 Tue

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松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み

今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon
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日本代表対決のスタメン発表! OAの3名はベンチスタート

3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu
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【パリ行きの命運を託された23選手】唯一の大学生、マリノス産の本格派ストライカーFW内野航太郎

パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、内野航太郎にフォーカスする。 ■内野航太郎(FW/筑波大学) 横浜F・マリノス育ちの内野。ジュニアユース、ユースと昇格。プレミアリーグでは3年次の2022年に21ゴールを記録し得点王を獲得。これは1シーズンの史上最多得点記録となっている。 186cmと高さもある中で、特徴はゴールのバリエーションが多いこと。右利きではあるものの、左足でも精度の高いシュートを持っており、左右の足、そして高さを生かしたヘディングなど、多彩なストライカーだ。例えるならば、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのような存在。どこからでもゴールを狙う、真のストライカーだ。 また、ボールを扱う技術も当然高く、難しいボールでも収めることが可能。フィジカルの強さもあり、ポストプレーも可能な一方で、スピードで抜け出す動きも持ち合わせている。常にゴールを奪うことを目指しており、ボックス付近でのプレーで力を発揮する本格派のゴールゲッターと言える。 横浜FMでは2種登録も経験しており、当然トップチーム昇格も期待された中、本人は進学を決断。筑波大学でプレーすることを選択すると、1年生ながら2023年には関東大学サッカーリーグ1部で13試合に出場し9得点を記録。得点ランキング3位タイの成績を残している。今年も開幕戦となった関東学院大学戦で先発出場すると、チームのシーズン初ゴールを記録。その活躍もあり、大事なパリ・オリンピック最終予選で招集されることとなった。 19歳と世代は違うものの、昨年10月に行われたアジア競技大会にも参加。パリ五輪世代のチームに入り、日本最多の4ゴールと活躍を見せるなど、ポテンシャルの高さを結果で見せつけることに。その後のアメリカ遠征にも追加招集されるなど、大岩剛監督にとってはしっかりと計算に入れている選手の1人ということがわかる。 ただ、本大会は18人まで。オーバーエイジも3人入ると考えれば、15人の枠に入る必要がある。序列的にはそこに入ってはいない状態だが、世代のエースであるFW細谷真大が今季は不振に喘いでおり、アジア相手に結果を残していることも含めて、期待は膨らむばかり。パリへチームを導く結果を残せば、本大会メンバーに入ることも夢物語ではない。 2024.04.11 11:00 Thu
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東京五輪を一時は諦めた清水DF原輝綺、ケガで変わったマインド「ある意味力が抜けた」

U-24日本代表は23日、国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に向けた合宿2日目を迎えた。 東京オリンピック世代として、本大会前に集まれる数少ない機会となったが、3月は南米予選で1位通過を果たしたアルゼンチンと対戦する。 合宿2日目、清水エスパルスのDF原輝綺がオンライン取材に応対。メディアの質問に応じた。 原は2019年11月のコロンビア代表戦以来となる東京オリンピック世代の代表活動となる。その原は「骨折してから長く時間が経っていたので、自分のコンディションを戻すことを第一にやっていました」とコメント。「(2020年)12月は呼ばれていなくて、オリンピック前にチャンスをもらえてよかったと思います」と語り、昨年末のトレーニングキャンプに呼ばれなかったものの、このタイミングで招集されたことに安堵していた。 その原は鳥栖時代には右サイドバックを務め、昨シーズンはセンターバックをシーズン通して行ってきた。さらに、今シーズンから移籍した清水では複数のポジションで起用されるユーティリティ性を持ち合わせている。 原は「ポジションによって役割は変わってくると思いますし、その中でも人と人を繋げるというのは、そこにフォーカスをして自分はやりたいと思っています」とコメント。「これといったポジションが定まっていない難しさはありますが、どこで出ても人と人をつなげながら、攻守で上手くやれたらいいなと思っています」と語り、ポジションに関係なく、選手同士を繋げる役割をしたいと語った。 本来であれば2020年に行われていた東京オリンピック。しかし、原は2019年11月の名古屋グランパス戦で腓骨骨折とじん帯断裂の重傷を負っていた。 当時の心境を改めて振り返り「骨折して、その日のうちに病院に行って、ギプスで固定してもらって新幹線で帰って、次の日から入院となった中で、全治はまず一番最初に先生に確かめてもらいました。最低3カ月ぐらいかかるよと言われて、ギリギリ間に合うかどうかという中でした」とコメント。「焦りながらリハビリして、そこから3カ月伸びてしまったので、ケガした時は焦りしかなかったです」と語り、かなり焦ったことを明かした。 しかし、その骨折からのリハビリを焦るあまり他の箇所を負傷。その結果、3カ月治療にかかることになり、五輪が絶望となっていた。 「また別の場所が痛くなって、間に合わないってなってからは、自分のコンディションを取り戻そうと切り替えていました。焦りと諦めが頭の中をぐるぐるしていた時期でした」 その原だが、東京オリンピックに間に合わないとなってからは考え方が変わったとのこと。その結果が、今にも繋がり、状況が好転したと明かした。 「間に合わないとわかってからはしょうがないというのと、僕が休んでいるときにも他の選手たちはしっかりトレーニングを積んで実力を伸ばしているのを感じてわかっていたので、ここで無理に抗って余計なケガをするのは嫌だったので、そこからリラックスしました」 「(ケガの)違和感はないですが、余計な力を入れず、ケガして五輪も本当は去年予定されていた中で、自分自身、骨折とは別にリハビリ中に他の怪我をして復帰が2、3カ月延びたので、五輪は間に合わないと思ってリハビリしていました」 「ある意味そこで力が抜けたというか、回復も早く、変に焦っていた部分もあったので、五輪の延期が決まった後もそういったスタイルを崩さずに1年ぐらいやってきました」 「それがよかったと思いますし、リラックスしているからこそケガもせず、パフォーマンスを大きく崩さずにやれていると思います」 ケガの功名とは言ったもの。喜ばしいことではないが、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックも延期され、原はコンディションを戻し、こうして今回改めて招集を受けた。 五輪の延期については「個人としては、五輪のことだけを考えればチャンスが回ってきて、良かったと言う言い方は世の中を見ればできませんが、五輪だけを見ればまだチャンスあるなと感じました」とコメント。自身にチャンスが残ったことは素直に嬉しいと語った。 そのオリンピックについては「五輪の会場が東京と決まってから目標にしてきた場所ではあります」とコメント。「ただ、そこを目標にしすぎてチームの活動がおろそかにしてしまうのも違うと思うので、まずはチームでっかかを残すこと、試合にコンスタントに絡んでいくこと」とまずは、所属チームでの活躍が重要だと語った。 また「チームがしっかり上位に行けば見てもらえると思うので、まずは今回しっかりアピールして、チームに帰っても良いパフォーマンスを維持しながら、選ばれた時に最高のパフォーマンスを出せるように、先をみすぎず、足元を見ながら、まずは夏までしっかり地に足つけて頑張りたいと思います」と語り、しっかりと本大会まで準備を行うと意気込んだ。 今回のメンバーには鳥栖時代のチームメイトとして、DF中野伸哉、そしてFW林大地が招集されている。 「代表で再会できたというのは、本当に誇りに思いますし、元チームメイトで戦った選手2人と再会できたことは嬉しかったです」 「ただ、負けていられないというライバル心も芽生えたので、一緒に切磋琢磨して、今回は僕は元鳥栖という立場ですが、良いパフォーマンスを残して恩返しできればと思います」 2021.03.23 22:40 Tue
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東京五輪に臨むU-24アルゼンチン代表が発表! 日本戦でゴールのガイチら22名

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は1日、東京オリンピックに臨むU-24アルゼンチン代表メンバー22名を発表した。 フェルナンド・バティスタ監督は、3月に来日したメンバーからはGKヘレミアス・レデスマ(カディス)やFWアドルフォ・ガイチ(ベネヴェント)ら数名のみを招集。多くは日本戦に招集されていないメンバーとなった。 アルゼンチンは、22日に初戦でオーストラリアと対戦。25日にエジプト、28日にスペインと対戦する。 今回発表されたU-24アルゼンチン代表メンバーは以下の通り。 ◆U-24アルゼンチン代表メンバー GK ヘレミアス・レデスマ(カディス/スペイン) ラウタロ・モラレス(ラヌース) ホアキン・ブラスケス(タジェレス) DF エルナン・デ・ラ・フエンテ(ベレス・サルスフィエルド) マルセロ・エレーラ(サンロレンソ) ネウエン・ペレス(アトレティコ・マドリー/スペイン) レオネル・モセビチ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ファクンド・メディーナ(RCランス/フランス) フランシスコ・オルテガ(ベレス・サルスフィエルド) クラウディオ・ブラーボ(ポートランド・ティンバーズ/アメリカ) MF ファウスト・ベラ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) サンティアゴ・コロンバット(クラブ・レオン/メキシコ) トマス・ベルモンテ(ラヌース) マルティン・パジェロ(バンフィエルド) フェルナンド・バレンスエラ(ファマリカン/ポルトガル) アレクシス・マク・アリステル(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) チアゴ・アルマダ(べレス・サルスフィエルド) FW エセキエル・バルコ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) アグスティン・ウルシ(バンフィエルド) ペドロ・デ・ラ・ベガ(ラヌース) アドルフォ・ガイチ(ベネヴェント/イタリア) エセキエル・ポンセ(スパルタク・モスクワ/ロシア) 2021.07.02 13:05 Fri

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