アストン・ビラやフィオレンティーナらが決勝トーナメント進出!フランクフルトはEL敗退組とのPOへ【ECL】
2023.12.15 07:15 Fri
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のグループステージが14日に全日程を終了。この結果、決勝トーナメントに進出する8チームとプレーオフに進出する8チームが決定した。
創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションにはAZのDF菅原由勢やフランクフルトのMF長谷部誠、クラブ・ブルージュのMF本間至恩、ヘントのDF渡辺剛、ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎、ヘルシンキのMF田中亜土夢ら日本人6選手が参戦。
今シーズンのグループステージでは、プレミアリーグで3位と好調のアストン・ビラや昨季ECL準優勝のフィオレンティーナ、リール、フェネルバフチェといった強豪が順当に決勝トーナメントに進出。
また、長谷部の所属するフランクフルトや、金子の所属するディナモ・ザグレブ、渡辺の所属するヘントらがグループステージを2位で通過し、ヨーロッパリーグ(EL)をグループ3位で敗退したクラブとのプレーオフに臨むこととなった。
なお、プレーオフの組み合わせ抽選会は18日にスイスのニヨンで開催され、今ラウンドでは同じ国のサッカー協会に所属するチーム同士の対戦はない。そして、プレーオフは2024年2月中旬以降の開催となる。
◆グループA
1. リール(勝ち点14)
――ECL決勝T進出――
2. スロバン・ブラチスラヴァ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. オリンピア・リュブリャナ(勝ち点6)
4. KIクラクスヴィーク(勝ち点4)
◆グループB
1. マッカビ・テルアビブ(勝ち点15)
――ECL決勝T進出――
2. ヘント(勝ち点13)
―ECLプレーオフ進出―
3. ゾリャ(勝ち点7)
4. ブレイザブリク(勝ち点0)
◆グループC
1. ビクトリア・プルゼニ(勝ち点18)
――ECL決勝T進出――
2. ディナモ・ザグレブ(勝ち点9)
―ECLプレーオフ進出―
3. アスタナ(勝ち点4)
4. バルカニ(勝ち点4)
◆グループD
1. クラブ・ブルージュ(勝ち点16)
――ECL決勝T進出――
2. ボデ/グリムト(勝ち点10)
―ECLプレーオフ進出―
3. ベシクタシュ(勝ち点4)
4. ルガーノ(勝ち点4)
◆グループE
1. アストン・ビラ(勝ち点13)
――ECL決勝T進出――
2. レギア・ワルシャワ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. AZ(勝ち点6)
4. ズリニスキ・モスタル(勝ち点4)
◆グループF
1. フィオレンティーナ(勝ち点12)
――ECL決勝T進出――
2. フェレンツヴァーロシュ(勝ち点10)
―ECLプレーオフ進出―
3. ヘンク(勝ち点9)
4. チュカリチュキ(勝ち点0)
◆グループG
1. PAOK(勝ち点16)
――ECL決勝T進出――
2. フランクフルト(勝ち点9)
―ECLプレーオフ進出―
3. アバディーン(勝ち点6)
4. ヘルシンキ(勝ち点2)
◆グループH
1. フェネルバフチェ(勝ち点12)
――ECL決勝T進出――
2. ルドゴレツ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. ノアシェラン(勝ち点10)
4. スパルタク・トルナヴァ(勝ち点1)
▽ヨーロッパリーグ(EL)グループ3位敗退クラブ
・オリンピアコス
・アヤックス
・ベティス
・シュトゥルム・グラーツ
・ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ
・マッカビ・ハイファ
・セルヴェット
・モルデ
創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションにはAZのDF菅原由勢やフランクフルトのMF長谷部誠、クラブ・ブルージュのMF本間至恩、ヘントのDF渡辺剛、ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎、ヘルシンキのMF田中亜土夢ら日本人6選手が参戦。
今シーズンのグループステージでは、プレミアリーグで3位と好調のアストン・ビラや昨季ECL準優勝のフィオレンティーナ、リール、フェネルバフチェといった強豪が順当に決勝トーナメントに進出。
なお、プレーオフの組み合わせ抽選会は18日にスイスのニヨンで開催され、今ラウンドでは同じ国のサッカー協会に所属するチーム同士の対戦はない。そして、プレーオフは2024年2月中旬以降の開催となる。
▽ECLグループステージ最終順位
◆グループA
1. リール(勝ち点14)
――ECL決勝T進出――
2. スロバン・ブラチスラヴァ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. オリンピア・リュブリャナ(勝ち点6)
4. KIクラクスヴィーク(勝ち点4)
◆グループB
1. マッカビ・テルアビブ(勝ち点15)
――ECL決勝T進出――
2. ヘント(勝ち点13)
―ECLプレーオフ進出―
3. ゾリャ(勝ち点7)
4. ブレイザブリク(勝ち点0)
◆グループC
1. ビクトリア・プルゼニ(勝ち点18)
――ECL決勝T進出――
2. ディナモ・ザグレブ(勝ち点9)
―ECLプレーオフ進出―
3. アスタナ(勝ち点4)
4. バルカニ(勝ち点4)
◆グループD
1. クラブ・ブルージュ(勝ち点16)
――ECL決勝T進出――
2. ボデ/グリムト(勝ち点10)
―ECLプレーオフ進出―
3. ベシクタシュ(勝ち点4)
4. ルガーノ(勝ち点4)
◆グループE
1. アストン・ビラ(勝ち点13)
――ECL決勝T進出――
2. レギア・ワルシャワ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. AZ(勝ち点6)
4. ズリニスキ・モスタル(勝ち点4)
◆グループF
1. フィオレンティーナ(勝ち点12)
――ECL決勝T進出――
2. フェレンツヴァーロシュ(勝ち点10)
―ECLプレーオフ進出―
3. ヘンク(勝ち点9)
4. チュカリチュキ(勝ち点0)
◆グループG
1. PAOK(勝ち点16)
――ECL決勝T進出――
2. フランクフルト(勝ち点9)
―ECLプレーオフ進出―
3. アバディーン(勝ち点6)
4. ヘルシンキ(勝ち点2)
◆グループH
1. フェネルバフチェ(勝ち点12)
――ECL決勝T進出――
2. ルドゴレツ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. ノアシェラン(勝ち点10)
4. スパルタク・トルナヴァ(勝ち点1)
▽ヨーロッパリーグ(EL)グループ3位敗退クラブ
・オリンピアコス
・アヤックス
・ベティス
・シュトゥルム・グラーツ
・ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ
・マッカビ・ハイファ
・セルヴェット
・モルデ
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border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DAwPZZyMiRR/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DAwPZZyMiRR/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">冨安健洋/Takehiro Tomiyasu(@tomiyasu.t)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.10.06 23:15 Sun4
サカが圧巻1G2Aでアーセナルを逆転勝利に導く! 冨安健洋初出場で菅原由勢と日本人対決も実現【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第7節のアーセナルvsサウサンプトンが5日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-1で逆転勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は84分から途中出場、サウサンプトンのDF菅原由勢は90分までプレーした。 アーセナルは前節、レスター・シティに一時2点差を追いつかれるも、後半アディショナルタイムの連続ゴールによって4-2の劇的勝利。また、チャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマン(PSG)相手に完成度の差を見せつけて2-0の勝利、欧州の舞台でも今季初勝利を挙げた。降格圏に沈む昇格組をホームで迎え撃った一戦では先発3人を変更。負傷のティンバーに代えて中盤のトーマスを右サイドバックに配し、マルティネッリとトロサールに代えてガブリエウ・ジェズス、スターリングを前線で起用。負傷明けの冨安が初のベンチ入りを果たした。 前節はボーンマスに1-3と完敗し、開幕から1分け5敗の19位と1年ぶりのプレミアリーグで厳しい戦いが続くサウサンプトン。この成績不振によってマーティン監督の解任が取り沙汰される中、難敵相手のアウェイゲームに臨んだ。菅原は引き続き右サイドバックに入った。 戦前の予想通り、立ち上がりから圧倒的にボールを握るホームチームが相手陣内でハーフコートゲームを展開。中央を徹底的に締める相手に対して右はサカ、左はカラフィオーリとスターリングのコンビを軸に外から仕掛け続けると、得意のセットプレからチャンスを窺う。 一方、スタートは[4-4-2]のブロックを敷いたものの、前半半ばから[5-4-1]の形に修正してまずは無失点を最優先とするサウサンプトン。奪ったボールをうまく繋げずに自陣を脱出できない苦境が続く中、27分には足を痛めたスチュワートに代えてアーチャーのスクランブル投入を余儀なくされた。 前半半ばから終盤にかけても70%を超えるボール支配率で押し込み続けるアーセナルだが、粘り強く守る相手をアタッキングサードで崩し切れず。中央のジェズスもなかなか効果的にチャンスに絡めない。ハーフタイム直前にはジョルジーニョ、トーマスとミドルシュートで際どい場面を作り出したが、古巣初対戦で気合いが入る元守護神ラムズデールの牙城を崩すことはできなかった。 迎えた後半は立ち上がりにマテウス・フェルナンデスに決定機が訪れるなど、前半とは打って変わってアウェイチームのペースで進む。すると、55分には中盤でスターリングを潰したマテウス・フェルナンデスのフィードに抜け出したアーチャーがボックス左に持ち込んで放った右足シュートがファーポストに決まり、セインツが先制に成功した。 前節レスター戦同様に後半の入りで失点したアーセナルだったが、直後の58分には相手のビルドアップのミスを突いたサカのボール奪取から仕掛けたショートカウンターでハヴァーツがペナルティアーク左で左足を振り抜くと、左ポストの内側を叩いたシュートがゴールネットを揺らし、瞬く間にスコアをタイに戻す。 さらに、この直後にスターリング、ジェズス、ジョルジーニョを下げてトロサール、マルティネッリ、メリーノと主力をピッチに送り込んで攻勢を強めたホームチームは、その交代選手がスコアを動かす。 68分、相手陣内右サイドでキープしたサカが左足インスウィングの絶妙なクロスをファーのスペースに落とすと、中央のメリーノがDFを引き付けて空いた大外にフリーで走り込んだマルティネッリが左足ダイレクトシュートでニアを破った。 連続失点でビハインドを背負ったサウサンプトンも交代カードを切ってゴールを目指すと、より高い位置を取り始めた菅原も攻撃で見せ場を作る。だが、左CKの場面で上げた正確なクロスはハーウッド=ベリスのヘディングシュートがクロスバーを叩き、直後にGKとディフェンスラインの間に入れた絶妙なグラウンダークロスも味方が合わせきれない。 一方、続けてピンチを招いたアーセナルでは84分にトーマスを下げて今季初出場となる冨安を右サイドバックに投入し、試合をクローズにかかる。すると、この交代直後の88分にはロングカウンターからボックス内に抜け出したマルティネッリの突破は阻まれるも、菅原がボックス内で不用意に持ち出したボールを死角から飛び出してかっさらったサカが冷静にゴール左隅へシュートを突き刺し、トドメの3点目を奪った。 そして、このゴールでセインツの反撃の気勢を削ぐことに成功したホームチームがこのまま3-1のスコアで逃げ切り、逆転でリーグ2連勝を飾った。一方、敵地で逆転負けのセインツはインターナショナルマッチウィーク期間中のマーティン監督の解任が濃厚に…。 アーセナル 3-1 サウサンプトン 【アーセナル】 カイ・ハヴァーツ(後13) ガブリエウ・マルティネッリ(後23) ブカヨ・サカ(後43) 【サウサンプトン】 キャメロン・アーチャー(後10) <span class="paragraph-title">【動画】マルティネッリ逆転弾に冨安が今季初出場</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">マルチネッリの<br>2試合連続ゴールで<br>アーセナルが逆転<br><br>サカはこの日2アシスト<br><br>プレミアリーグ 第7節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サウサンプトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/TMXMSUxZ0f">pic.twitter.com/TMXMSUxZ0f</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1842590067904410007?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ケガから復帰の冨安健洋<br>ついに今季初出場!<br><br>プレミアリーグ 第7節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サウサンプトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/X0e9OFFRBq">pic.twitter.com/X0e9OFFRBq</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1842592432606838921?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.06 01:33 Sun5
【プレミアリーグ第7節プレビュー】2つの日本人対決に、崖っぷちユナイテッドはアストン・ビラ戦
先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという日本人選手所属クラブの戦いに注目が集まる。 クリスタル・パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。鎌田はセントラルMFでスタメン出場したが、球際での攻防の劣勢や全体的なプレー精度の問題によって持ち味を発揮し切れず。チーム同様にリーグ戦においては厳しい戦いが続く。今節は首位チーム相手のホームゲームで守備的な戦いが見込まれる中、ベンチスタートが濃厚か。起用の際には難敵相手に爪痕を残し、チームの初勝利に貢献したいところだ。 一方、リバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に思わぬ苦戦を強いられたが、DFコナテのプレミア初ゴールにFWサラーのPK弾によって2-1の勝利。2連勝で首位に浮上した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のボローニャ戦もサラーの1ゴール1アシストの活躍で2-0の快勝を収め、公式戦連勝を継続している。首位キープを狙うイーグルスとの一戦に向けて死角はないが、遠藤に関しては鎌田同様にベンチスタートが濃厚。過密日程の中でクローザー役として出番を得たいところだ。 王者シティと共に開幕から無敗を継続するアーセナルは前節、レスター・シティ相手に一時2点差を追いつかれるまずい試合運びとなったが、後半アディショナルタイムにオウンゴールとFWハヴァーツの連続ゴールによって4-2の劇的勝利。しぶとく勝ち切ってリーグタイトルレースのメインキャストを演じている。また、CLではパリ・サンジェルマン相手に完成度の差を見せつけて2-0の勝利、欧州の舞台でも今季初勝利を挙げて好調を維持する。降格圏に沈む昇格組をホームで迎え撃つ一戦に向けてはPSG戦で新天地デビューを飾ったMFメリーノに加え、DFティンバーやDFホワイトと共に全体練習に復帰した冨安らの活躍に期待したい。 前節はボーンマスに1-3と完敗し、開幕から1分け5敗の19位と1年ぶりのプレミアリーグで厳しい戦いが続くサウサンプトン。菅原は右のウイングバック、サイドバックで奮闘を見せているが、なかなかチームの結果に繋がらない。この成績不振によってラッセル・マーティン監督の解任が取り沙汰されており、今回の一戦では難敵相手のアウェイゲームとはいえども、何とか勝ち点を持ち帰りたい。 ブライトンは前節、チェルシー相手に新体制初黒星を喫した。元守護神ロベルト・サンチェスの2つのミスを突いて2ゴールは奪ったものの、再三のビルドアップのミスとハイラインの背後を突かれ続けて4失点。今季ワーストに近い内容で惨敗した。今回の対戦相手はチェルシー同様に前線に快足アタッカーを揃え、後方からの繋ぎも得意としている相手だけにヒュルツェラー監督の修正力が試される。また、チェルシー戦で不完全燃焼に終わった三笘にはDFペドロ・ポロやDFロメロというタフな相手とのマッチアップで違いを生む仕事を見せたい。 一方、トッテナムは前節マンチェスター・ユナイテッド相手にFWブレナン・ジョンソンとFWソランケのリーグ連発の活躍などで3-0の快勝。今季のリーグ戦初の連勝を飾った。さらに、10代4選手を抜擢したヨーロッパリーグ(EL)もフェレンツヴァーロシュとのアウェイゲームに2-1の勝利。公式戦5連勝を達成した。ターンオーバーを行ったものの、日程面ではディスアドバンテージを負うが、公式戦5試合連発と絶好調のジョンソンら好調の攻撃陣の力で相手のウィークを突いて勝ち切りたい。 今節の最注目カードはアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハグ監督の就任3年目で今夏は積極補強を敢行した中、開幕から低空飛行が続く赤い悪魔にとっては序盤の正念場だ。 ユナイテッドは前節、トッテナムに0-3の惨敗を喫すると、ELのポルト戦も3-3のドロー。MFブルーノ・フェルナンデスが公式戦2試合連続退場となる窮地に見舞われたが、後半最終盤にDFマグワイアがセットプレーで決めた劇的同点ゴールによって辛くも敗戦を回避した。ただ、試合全体を通しては2点リードを引っくり返される失態も演じており、弾みを付ける結果とはならなかった。ブルーノの3試合停止は取り消されたが、MFメイヌーやMFマウントらのコンディションの問題に加え、準備期間が1日少ない状況でのアウェイゲームで底力を示せるか。 アストン・ビラは前節、昇格組イプスウィッチ相手に2-2のドローという痛恨の取りこぼしとなった。ただ、CLでは格上バイエルンとのホームゲームをFWデュランの見事なロングシュートと守護神マルティネスの好守によって勝ち切ってバウンスバックを果たした。現状のフォームを鑑みれば、ユナイテッド相手に圧倒的優位と言えるが、対ユナイテッドは直近のリーグ戦3連敗中と分が悪い。油断することなく不調の相手を叩きのめしたい。 直近のリーグ戦2試合連続ドローとMFロドリの不在も感じる失速傾向にある王者シティ。今節は2連勝中の曲者フルアムとのホームゲームで3試合ぶりの白星を目指す。1-1のドローに終わったニューカッスル戦は決定力を含め微妙な内容に終わったが、4-0で圧勝したCLのスロバン・ブラチスラヴァ戦ではMFフォーデンがようやく本領発揮の構えを見せており、この試合では昨季MVPと好調のFWハーランドの2選手を軸に押し切りたい。 リーグ戦3連勝に加え、直近の公式戦4試合では全試合で3ゴール以上を挙げるなど攻撃が好調のチェルシーは、ノッティンガム・フォレストとホームで対戦。リバプールに今季初黒星を与えた侮れない相手に対しては、FWジャクソンとMFパーマーの好調コンビを軸にソリッドな相手の守備をこじ開けたい。 《プレミアリーグ第7節》 ▽10/5(土) 《20:30》 クリスタル・パレス vs リバプール 《23:00》 アーセナル vs サウサンプトン ブレントフォード vs ウォルバーハンプトン レスター・シティ vs ボーンマス マンチェスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs イプスウィッチ 《25:30》 エバートン vs ニューカッスル ▽10/6(日) 《22:00》 アストン・ビラ vs マンチェスター・ユナイテッド チェルシー vs ノッティンガム・フォレスト 《24:30》 ブライトン・ホーヴ・アルビオン vs トッテナム 2024.10.05 12:00 Satアストン・ビラの人気記事ランキング
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スタンドに共同オーナーら集結も過去35年で最悪の出だし テン・ハグ監督は上層部の信頼強調
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