アストン・ビラやフィオレンティーナらが決勝トーナメント進出!フランクフルトはEL敗退組とのPOへ【ECL】

2023.12.15 07:15 Fri
Getty Images
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のグループステージが14日に全日程を終了。この結果、決勝トーナメントに進出する8チームとプレーオフに進出する8チームが決定した。

創設3年目を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションにはAZのDF菅原由勢フランクフルトのMF長谷部誠、クラブ・ブルージュのMF本間至恩、ヘントのDF渡辺剛ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎、ヘルシンキのMF田中亜土夢ら日本人6選手が参戦。

今シーズンのグループステージでは、プレミアリーグで3位と好調のアストン・ビラや昨季ECL準優勝のフィオレンティーナリールフェネルバフチェといった強豪が順当に決勝トーナメントに進出。
また、長谷部の所属するフランクフルトや、金子の所属するディナモ・ザグレブ、渡辺の所属するヘントらがグループステージを2位で通過し、ヨーロッパリーグ(EL)をグループ3位で敗退したクラブとのプレーオフに臨むこととなった。

なお、プレーオフの組み合わせ抽選会は18日にスイスのニヨンで開催され、今ラウンドでは同じ国のサッカー協会に所属するチーム同士の対戦はない。そして、プレーオフは2024年2月中旬以降の開催となる。
▽ECLグループステージ最終順位
◆グループA
1. リール(勝ち点14)
――ECL決勝T進出――
2. スロバン・ブラチスラヴァ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. オリンピア・リュブリャナ(勝ち点6)
4. KIクラクスヴィーク(勝ち点4)

◆グループB
1. マッカビ・テルアビブ(勝ち点15)
――ECL決勝T進出――
2. ヘント(勝ち点13)
―ECLプレーオフ進出―
3. ゾリャ(勝ち点7)
4. ブレイザブリク(勝ち点0)

◆グループC
1. ビクトリア・プルゼニ(勝ち点18)
――ECL決勝T進出――
2. ディナモ・ザグレブ(勝ち点9)
―ECLプレーオフ進出―
3. アスタナ(勝ち点4)
4. バルカニ(勝ち点4)

◆グループD
1. クラブ・ブルージュ(勝ち点16)
――ECL決勝T進出――
2. ボデ/グリムト(勝ち点10)
―ECLプレーオフ進出―
3. ベシクタシュ(勝ち点4)
4. ルガーノ(勝ち点4)

◆グループE
1. アストン・ビラ(勝ち点13)
――ECL決勝T進出――
2. レギア・ワルシャワ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. AZ(勝ち点6)
4. ズリニスキ・モスタル(勝ち点4)

◆グループF
1. フィオレンティーナ(勝ち点12)
――ECL決勝T進出――
2. フェレンツヴァーロシュ(勝ち点10)
―ECLプレーオフ進出―
3. ヘンク(勝ち点9)
4. チュカリチュキ(勝ち点0)

◆グループG
1. PAOK(勝ち点16)
――ECL決勝T進出――
2. フランクフルト(勝ち点9)
―ECLプレーオフ進出―
3. アバディーン(勝ち点6)
4. ヘルシンキ(勝ち点2)

◆グループH
1. フェネルバフチェ(勝ち点12)
――ECL決勝T進出――
2. ルドゴレツ(勝ち点12)
―ECLプレーオフ進出―
3. ノアシェラン(勝ち点10)
4. スパルタク・トルナヴァ(勝ち点1)

▽ヨーロッパリーグ(EL)グループ3位敗退クラブ
・オリンピアコス
・アヤックス
・ベティス
・シュトゥルム・グラーツ
・ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ
・マッカビ・ハイファ
・セルヴェット
・モルデ

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アーセナルのDF冨安健洋の今シーズン初出場を日本代表のチームメイトも喜んだ。 今シーズンもアーセナルでの活躍が期待されていた冨安。しかし、プレシーズンのアメリカツアーを前にヒザを負傷していることが発覚。チームとともに遠征に帯同できずにロンドンに残ると、開幕してからも一切試合に絡むことができず、その姿を見せていなかった。 そんな冨安だったが、ついに負傷も癒えてチームトレーニングに合流。高い能力が評価されている一方で、ケガにより毎シーズン離脱していることから、放出される可能性すら報じられていた。 その冨安は、5日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で今シーズン初のベンチ入り。すると84分にトーマス・パルティとの交代でピッチに入ると、アディショナルタイムを含めて10分以上プレーした。 日本代表活動も6月を最後に外れていた冨安は、今シーズン初めてピッチに立つことに。プレー機会はそこまで多くなかったが、まずは第一歩を踏み出した形となった。 オランダ代表DFユリエン・ティンバー、元イングランド代表DFベン・ホワイトがケガで離脱している中で冨安の復帰。10月の代表活動には参加せず、コンディションを整えることになるが、今シーズンの初出場を自身のインスタグラムで報告。すると、日本代表のチームメイトが大きく反応し喜びを見せていた。 冨安の投稿には、田中碧、板倉滉、久保建英、旗手怜央、らが絵文字で反応。南野拓実は「着実にただ一歩ずつ」とコメント。守田英正も「前だけ見ていこう」、対戦相手となった菅原由勢は「The best」とエールを送った。 また、アーセナルのファンも冨安の復帰を喜ぶことに。再びアーセナルの一員としてプレーで結果を残し、日本代表に復帰するのが待たれることになる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【写真】冨安健洋の復帰投稿に代表選手が集結</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DAwPZZyMiRR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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サカが圧巻1G2Aでアーセナルを逆転勝利に導く! 冨安健洋初出場で菅原由勢と日本人対決も実現【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第7節のアーセナルvsサウサンプトンが5日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-1で逆転勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は84分から途中出場、サウサンプトンのDF菅原由勢は90分までプレーした。 アーセナルは前節、レスター・シティに一時2点差を追いつかれるも、後半アディショナルタイムの連続ゴールによって4-2の劇的勝利。また、チャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマン(PSG)相手に完成度の差を見せつけて2-0の勝利、欧州の舞台でも今季初勝利を挙げた。降格圏に沈む昇格組をホームで迎え撃った一戦では先発3人を変更。負傷のティンバーに代えて中盤のトーマスを右サイドバックに配し、マルティネッリとトロサールに代えてガブリエウ・ジェズス、スターリングを前線で起用。負傷明けの冨安が初のベンチ入りを果たした。 前節はボーンマスに1-3と完敗し、開幕から1分け5敗の19位と1年ぶりのプレミアリーグで厳しい戦いが続くサウサンプトン。この成績不振によってマーティン監督の解任が取り沙汰される中、難敵相手のアウェイゲームに臨んだ。菅原は引き続き右サイドバックに入った。 戦前の予想通り、立ち上がりから圧倒的にボールを握るホームチームが相手陣内でハーフコートゲームを展開。中央を徹底的に締める相手に対して右はサカ、左はカラフィオーリとスターリングのコンビを軸に外から仕掛け続けると、得意のセットプレからチャンスを窺う。 一方、スタートは[4-4-2]のブロックを敷いたものの、前半半ばから[5-4-1]の形に修正してまずは無失点を最優先とするサウサンプトン。奪ったボールをうまく繋げずに自陣を脱出できない苦境が続く中、27分には足を痛めたスチュワートに代えてアーチャーのスクランブル投入を余儀なくされた。 前半半ばから終盤にかけても70%を超えるボール支配率で押し込み続けるアーセナルだが、粘り強く守る相手をアタッキングサードで崩し切れず。中央のジェズスもなかなか効果的にチャンスに絡めない。ハーフタイム直前にはジョルジーニョ、トーマスとミドルシュートで際どい場面を作り出したが、古巣初対戦で気合いが入る元守護神ラムズデールの牙城を崩すことはできなかった。 迎えた後半は立ち上がりにマテウス・フェルナンデスに決定機が訪れるなど、前半とは打って変わってアウェイチームのペースで進む。すると、55分には中盤でスターリングを潰したマテウス・フェルナンデスのフィードに抜け出したアーチャーがボックス左に持ち込んで放った右足シュートがファーポストに決まり、セインツが先制に成功した。 前節レスター戦同様に後半の入りで失点したアーセナルだったが、直後の58分には相手のビルドアップのミスを突いたサカのボール奪取から仕掛けたショートカウンターでハヴァーツがペナルティアーク左で左足を振り抜くと、左ポストの内側を叩いたシュートがゴールネットを揺らし、瞬く間にスコアをタイに戻す。 さらに、この直後にスターリング、ジェズス、ジョルジーニョを下げてトロサール、マルティネッリ、メリーノと主力をピッチに送り込んで攻勢を強めたホームチームは、その交代選手がスコアを動かす。 68分、相手陣内右サイドでキープしたサカが左足インスウィングの絶妙なクロスをファーのスペースに落とすと、中央のメリーノがDFを引き付けて空いた大外にフリーで走り込んだマルティネッリが左足ダイレクトシュートでニアを破った。 連続失点でビハインドを背負ったサウサンプトンも交代カードを切ってゴールを目指すと、より高い位置を取り始めた菅原も攻撃で見せ場を作る。だが、左CKの場面で上げた正確なクロスはハーウッド=ベリスのヘディングシュートがクロスバーを叩き、直後にGKとディフェンスラインの間に入れた絶妙なグラウンダークロスも味方が合わせきれない。 一方、続けてピンチを招いたアーセナルでは84分にトーマスを下げて今季初出場となる冨安を右サイドバックに投入し、試合をクローズにかかる。すると、この交代直後の88分にはロングカウンターからボックス内に抜け出したマルティネッリの突破は阻まれるも、菅原がボックス内で不用意に持ち出したボールを死角から飛び出してかっさらったサカが冷静にゴール左隅へシュートを突き刺し、トドメの3点目を奪った。 そして、このゴールでセインツの反撃の気勢を削ぐことに成功したホームチームがこのまま3-1のスコアで逃げ切り、逆転でリーグ2連勝を飾った。一方、敵地で逆転負けのセインツはインターナショナルマッチウィーク期間中のマーティン監督の解任が濃厚に…。 アーセナル 3-1 サウサンプトン 【アーセナル】 カイ・ハヴァーツ(後13) ガブリエウ・マルティネッリ(後23) ブカヨ・サカ(後43) 【サウサンプトン】 キャメロン・アーチャー(後10) <span class="paragraph-title">【動画】マルティネッリ逆転弾に冨安が今季初出場</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">マルチネッリの<br>2試合連続ゴールで<br>アーセナルが逆転<br><br>サカはこの日2アシスト<br><br>プレミアリーグ 第7節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サウサンプトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/TMXMSUxZ0f">pic.twitter.com/TMXMSUxZ0f</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1842590067904410007?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ケガから復帰の冨安健洋<br>ついに今季初出場!<br><br>プレミアリーグ 第7節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サウサンプトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/X0e9OFFRBq">pic.twitter.com/X0e9OFFRBq</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1842592432606838921?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.06 01:33 Sun
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【プレミアリーグ第7節プレビュー】2つの日本人対決に、崖っぷちユナイテッドはアストン・ビラ戦

先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという日本人選手所属クラブの戦いに注目が集まる。 クリスタル・パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。鎌田はセントラルMFでスタメン出場したが、球際での攻防の劣勢や全体的なプレー精度の問題によって持ち味を発揮し切れず。チーム同様にリーグ戦においては厳しい戦いが続く。今節は首位チーム相手のホームゲームで守備的な戦いが見込まれる中、ベンチスタートが濃厚か。起用の際には難敵相手に爪痕を残し、チームの初勝利に貢献したいところだ。 一方、リバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に思わぬ苦戦を強いられたが、DFコナテのプレミア初ゴールにFWサラーのPK弾によって2-1の勝利。2連勝で首位に浮上した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のボローニャ戦もサラーの1ゴール1アシストの活躍で2-0の快勝を収め、公式戦連勝を継続している。首位キープを狙うイーグルスとの一戦に向けて死角はないが、遠藤に関しては鎌田同様にベンチスタートが濃厚。過密日程の中でクローザー役として出番を得たいところだ。 王者シティと共に開幕から無敗を継続するアーセナルは前節、レスター・シティ相手に一時2点差を追いつかれるまずい試合運びとなったが、後半アディショナルタイムにオウンゴールとFWハヴァーツの連続ゴールによって4-2の劇的勝利。しぶとく勝ち切ってリーグタイトルレースのメインキャストを演じている。また、CLではパリ・サンジェルマン相手に完成度の差を見せつけて2-0の勝利、欧州の舞台でも今季初勝利を挙げて好調を維持する。降格圏に沈む昇格組をホームで迎え撃つ一戦に向けてはPSG戦で新天地デビューを飾ったMFメリーノに加え、DFティンバーやDFホワイトと共に全体練習に復帰した冨安らの活躍に期待したい。 前節はボーンマスに1-3と完敗し、開幕から1分け5敗の19位と1年ぶりのプレミアリーグで厳しい戦いが続くサウサンプトン。菅原は右のウイングバック、サイドバックで奮闘を見せているが、なかなかチームの結果に繋がらない。この成績不振によってラッセル・マーティン監督の解任が取り沙汰されており、今回の一戦では難敵相手のアウェイゲームとはいえども、何とか勝ち点を持ち帰りたい。 ブライトンは前節、チェルシー相手に新体制初黒星を喫した。元守護神ロベルト・サンチェスの2つのミスを突いて2ゴールは奪ったものの、再三のビルドアップのミスとハイラインの背後を突かれ続けて4失点。今季ワーストに近い内容で惨敗した。今回の対戦相手はチェルシー同様に前線に快足アタッカーを揃え、後方からの繋ぎも得意としている相手だけにヒュルツェラー監督の修正力が試される。また、チェルシー戦で不完全燃焼に終わった三笘にはDFペドロ・ポロやDFロメロというタフな相手とのマッチアップで違いを生む仕事を見せたい。 一方、トッテナムは前節マンチェスター・ユナイテッド相手にFWブレナン・ジョンソンとFWソランケのリーグ連発の活躍などで3-0の快勝。今季のリーグ戦初の連勝を飾った。さらに、10代4選手を抜擢したヨーロッパリーグ(EL)もフェレンツヴァーロシュとのアウェイゲームに2-1の勝利。公式戦5連勝を達成した。ターンオーバーを行ったものの、日程面ではディスアドバンテージを負うが、公式戦5試合連発と絶好調のジョンソンら好調の攻撃陣の力で相手のウィークを突いて勝ち切りたい。 今節の最注目カードはアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハグ監督の就任3年目で今夏は積極補強を敢行した中、開幕から低空飛行が続く赤い悪魔にとっては序盤の正念場だ。 ユナイテッドは前節、トッテナムに0-3の惨敗を喫すると、ELのポルト戦も3-3のドロー。MFブルーノ・フェルナンデスが公式戦2試合連続退場となる窮地に見舞われたが、後半最終盤にDFマグワイアがセットプレーで決めた劇的同点ゴールによって辛くも敗戦を回避した。ただ、試合全体を通しては2点リードを引っくり返される失態も演じており、弾みを付ける結果とはならなかった。ブルーノの3試合停止は取り消されたが、MFメイヌーやMFマウントらのコンディションの問題に加え、準備期間が1日少ない状況でのアウェイゲームで底力を示せるか。 アストン・ビラは前節、昇格組イプスウィッチ相手に2-2のドローという痛恨の取りこぼしとなった。ただ、CLでは格上バイエルンとのホームゲームをFWデュランの見事なロングシュートと守護神マルティネスの好守によって勝ち切ってバウンスバックを果たした。現状のフォームを鑑みれば、ユナイテッド相手に圧倒的優位と言えるが、対ユナイテッドは直近のリーグ戦3連敗中と分が悪い。油断することなく不調の相手を叩きのめしたい。 直近のリーグ戦2試合連続ドローとMFロドリの不在も感じる失速傾向にある王者シティ。今節は2連勝中の曲者フルアムとのホームゲームで3試合ぶりの白星を目指す。1-1のドローに終わったニューカッスル戦は決定力を含め微妙な内容に終わったが、4-0で圧勝したCLのスロバン・ブラチスラヴァ戦ではMFフォーデンがようやく本領発揮の構えを見せており、この試合では昨季MVPと好調のFWハーランドの2選手を軸に押し切りたい。 リーグ戦3連勝に加え、直近の公式戦4試合では全試合で3ゴール以上を挙げるなど攻撃が好調のチェルシーは、ノッティンガム・フォレストとホームで対戦。リバプールに今季初黒星を与えた侮れない相手に対しては、FWジャクソンとMFパーマーの好調コンビを軸にソリッドな相手の守備をこじ開けたい。 《プレミアリーグ第7節》 ▽10/5(土) 《20:30》 クリスタル・パレス vs リバプール 《23:00》 アーセナル vs サウサンプトン ブレントフォード vs ウォルバーハンプトン レスター・シティ vs ボーンマス マンチェスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs イプスウィッチ 《25:30》 エバートン vs ニューカッスル ▽10/6(日) 《22:00》 アストン・ビラ vs マンチェスター・ユナイテッド チェルシー vs ノッティンガム・フォレスト 《24:30》 ブライトン・ホーヴ・アルビオン vs トッテナム 2024.10.05 12:00 Sat

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スタンドに共同オーナーら集結も過去35年で最悪の出だし テン・ハグ監督は上層部の信頼強調

マンチェスター・ユナイテッドがまたも勝てなかった。 プレミアリーグ前節のトッテナム戦で完敗してからエリク・テン・ハグ監督の去就を巡り、より慌ただしくなるユナイテッド。チャンピオンズリーグのポルト戦をどうにかドローに持ち込み、6日のプレミアリーグ第7節でアストン・ビラと対戦した。 プレス意識の部分では改善が感じられる戦いぶりだったが、結果は0-0のドローに終わり、2勝2分け3敗の14位で代表ウィークに。これで公式戦5試合未勝利のオランダ人指揮官だが、イギリス『スカイ・スポーツ』でこう評す。 「組織力と個性で非常に良いものがあった。粘り強く、決意に満ちてもいたし、チームとして非常に良いスピリットを示しくれた。ほとんどチャンスを許さなかったし、ああいう守備をすれば、ツキが巡ってくることもある」 「最後にチャンスを許したが、あれが唯一だったと思う。我々はボールを握り、いくつかのチャンスを作ったが、そんなに多くもなかった。本当に均衡した試合で、バーに直撃したり、ラシーの良いチャンスもあったがね」 この試合のスタンドにはアレックス・ファーガソン元監督をはじめ、ジム・ラトクリフ共同オーナーら上層部の姿も。「我々は常に話をしている。毎週にわたってね」とし、改めて上層部との信頼関係を強調した。 「我々は誰もが同じ船に乗り、一致団結している。何を目指しているのか理解しているんだ。長期的なプロジェクトだし、プロセスを改善し続けないといけない」 「とてもタフなアウェイでの2試合だったが、我々の信念とスピリットを示した」 ちなみに、開幕7試合で8ポイントというのは『Opta』いわく、勝ち点7を記録した1989-90シーズン以降で最低のスタートという。 <span class="paragraph-title">【画像】スタンドに上層部の姿も</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Manchester United’s co-owner Sir Jim Ratcliffe and the management are all in attendance at Villa Park today. <a href="https://t.co/CfwKXoE9L6">pic.twitter.com/CfwKXoE9L6</a></p>&mdash; Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) <a href="https://twitter.com/FabrizioRomano/status/1842913945310335398?ref_src=twsrc%5Etfw">October 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ブルーノの直接FKもクロスバー…アストン・ビラの牙城崩せず</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="lbvsaFOypEU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.07 10:01 Mon
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36歳エバンスの活躍際立ったユナイテッド現状にOBベルバトフが喝 「ピッチの全員が恥じるべき」「批判は今後も強まる」

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アストン・ビラvsユナイテッドは拮抗のゴールレスドロー…赤い悪魔は公式戦5戦未勝利に【プレミアリーグ】

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