広島がC大阪との接戦を逆転で制し連勝! 荒木隼人が殊勲の後半終盤弾【明治安田J1第9節】
2025.04.06 17:06 Sun
広島を劇的勝利に導いた荒木隼人
6日、明治安田J1リーグ第9節、サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪がエディオンピースウイング広島で行われ、ホームの広島が2-1で逆転勝利した。前節は首位の鹿島アントラーズを1-0で下し、今季リーグ初黒星からのバウンスバックを果たした4位の広島。中3日のホームゲームで連戦を目指したスキッベ監督は塩谷司に代えて中野就斗を起用した以外、同じメンバーを継続した。
一方、前節はファジアーノ岡山を2-1で破って開幕戦以来の今季2勝目を手にした13位のC大阪。上位相手に今季初の連勝を狙ったアウェイゲームでは先発2人を変更。GKを福井光輝から守護神キム・ジンヒョンに戻したほか、負傷の畠中槙之輔に代えて西尾隆矢を起用した。
アグレッシブさが信条の両チームは連戦の疲れを感じさせない、球際でバチバチとやり合うオープンな攻防を繰り広げていく。
激しい接触プレーで笛が吹かれる場面も目立つなか、アウェイのC大阪が前線のアタッカー陣の個人技を活かして効果的にフィニッシュまで繋げていくと、15分に先制点を奪い切る。
ホームで先制を許した広島もすぐさま反撃。18分、菅大輝の浮き球パスでディフェンスラインの背後へ抜け出したジャーメイン良がボックス左に持ち込んでタメを作り、ボックス右にフリーで走り込む新井直人へプレゼントパス。新井は左足ダイレクトシュートをニア下へ流し込み、瞬く間にスコアをタイに戻した。
1-1のイーブンに戻ったが、両チームは一息つくことなく以降もインテンシティの高い攻防を繰り広げていく。ボール保持やパス本数は五分五分も、攻め切れないホームチームに対して、アウェイチームは効果的に相手のプレスをかいくぐってハイラインの背後を攻略していく。
そのなかで31分にはルーカス・フェルナンデスの枠の右直撃の決定的なシュートや、波状攻撃から北野やラファエル・ハットンらが果敢に足を振っていく。さらに、40分にはボックス中央で収めたラファエル・ハットンのお膳立てからボックス左でフリーのチアゴ・アンドラーデにビッグチャンスが舞い込んだが、ここは絶妙に間合いを詰めたGK大迫敬介の好守に阻まれた。
スコアは1-1も劣勢の時間が続いた広島はハーフタイムに2枚替えを敢行。ゴールを決めた新井、ヴァレール・ジェルマンを下げて塩谷、中村草太を同時投入。中野を右ウイングバックに上げた。
すると、押し込んだ立ち上がりには中野のロングスローからジャーメインのヘディングシュート、前田直輝との連携でボックス中央に侵入した中野のシュートと続けて勝ち越しゴールに迫った。さらに、57分にもボックス左に抜け出したジャーメインがニア下を狙うシュートを放ったが、ここはGKキム・ジンヒョンの好守に遭う。
60分手前を境に両ベンチの動きが慌ただしくなり、ともにフレッシュな選手をピッチへ送り出していく。C大阪ではルーカス・フェルナンデスに代わって新天地デビューとなる本間至恩が投入された。
後半半ばから終盤にかけては広島が主導権を握ったものの、C大阪もカウンターやセットプレーでフィニッシュまで持ち込む、一進一退の攻防が続いていく。どちらに勝ち越しゴールが生まれてもおかしくない展開だったが、ホームチームが底力を示した。
86分、相手陣内右サイドで得たスローインの場面で中野がロングスロー。これがファーに流れると、中村がすかさず左足で高速クロスを供給。ゴール前でうまく足元に収めた荒木隼人が左足で蹴り込んだ。
土壇場で逆転に成功した広島はここから安定したゲームクローズでC大阪の反撃を凌ぎ切り、2-1で逆転勝利。C大阪との激闘を制して2連勝を達成し、暫定2位に浮上した。
サンフレッチェ広島 2-1 セレッソ大阪
【広島】
新井直人(前18)
荒木隼人(後41)
【C大阪】
ルーカス・フェルナンデス(前15)
一方、前節はファジアーノ岡山を2-1で破って開幕戦以来の今季2勝目を手にした13位のC大阪。上位相手に今季初の連勝を狙ったアウェイゲームでは先発2人を変更。GKを福井光輝から守護神キム・ジンヒョンに戻したほか、負傷の畠中槙之輔に代えて西尾隆矢を起用した。
激しい接触プレーで笛が吹かれる場面も目立つなか、アウェイのC大阪が前線のアタッカー陣の個人技を活かして効果的にフィニッシュまで繋げていくと、15分に先制点を奪い切る。
カウンターから左サイドをドリブルで運んだチアゴ・アンドラーデがオーバーラップした北野颯太をシンプルに使うと、ボックス内に侵入した北野が正確なグラウンダークロスを供給。これをDFの前に体を入れたルーカス・フェルナンデスが右足ワンタッチで流し込んだ。
ホームで先制を許した広島もすぐさま反撃。18分、菅大輝の浮き球パスでディフェンスラインの背後へ抜け出したジャーメイン良がボックス左に持ち込んでタメを作り、ボックス右にフリーで走り込む新井直人へプレゼントパス。新井は左足ダイレクトシュートをニア下へ流し込み、瞬く間にスコアをタイに戻した。
1-1のイーブンに戻ったが、両チームは一息つくことなく以降もインテンシティの高い攻防を繰り広げていく。ボール保持やパス本数は五分五分も、攻め切れないホームチームに対して、アウェイチームは効果的に相手のプレスをかいくぐってハイラインの背後を攻略していく。
そのなかで31分にはルーカス・フェルナンデスの枠の右直撃の決定的なシュートや、波状攻撃から北野やラファエル・ハットンらが果敢に足を振っていく。さらに、40分にはボックス中央で収めたラファエル・ハットンのお膳立てからボックス左でフリーのチアゴ・アンドラーデにビッグチャンスが舞い込んだが、ここは絶妙に間合いを詰めたGK大迫敬介の好守に阻まれた。
スコアは1-1も劣勢の時間が続いた広島はハーフタイムに2枚替えを敢行。ゴールを決めた新井、ヴァレール・ジェルマンを下げて塩谷、中村草太を同時投入。中野を右ウイングバックに上げた。
すると、押し込んだ立ち上がりには中野のロングスローからジャーメインのヘディングシュート、前田直輝との連携でボックス中央に侵入した中野のシュートと続けて勝ち越しゴールに迫った。さらに、57分にもボックス左に抜け出したジャーメインがニア下を狙うシュートを放ったが、ここはGKキム・ジンヒョンの好守に遭う。
60分手前を境に両ベンチの動きが慌ただしくなり、ともにフレッシュな選手をピッチへ送り出していく。C大阪ではルーカス・フェルナンデスに代わって新天地デビューとなる本間至恩が投入された。
後半半ばから終盤にかけては広島が主導権を握ったものの、C大阪もカウンターやセットプレーでフィニッシュまで持ち込む、一進一退の攻防が続いていく。どちらに勝ち越しゴールが生まれてもおかしくない展開だったが、ホームチームが底力を示した。
86分、相手陣内右サイドで得たスローインの場面で中野がロングスロー。これがファーに流れると、中村がすかさず左足で高速クロスを供給。ゴール前でうまく足元に収めた荒木隼人が左足で蹴り込んだ。
土壇場で逆転に成功した広島はここから安定したゲームクローズでC大阪の反撃を凌ぎ切り、2-1で逆転勝利。C大阪との激闘を制して2連勝を達成し、暫定2位に浮上した。
サンフレッチェ広島 2-1 セレッソ大阪
【広島】
新井直人(前18)
荒木隼人(後41)
【C大阪】
ルーカス・フェルナンデス(前15)
1
2
荒木隼人
塩谷司
中野就斗
福井光輝
キム・ジンヒョン
畠中槙之輔
西尾隆矢
チアゴ・アンドラーデ
北野颯太
ルーカス・フェルナンデス
菅大輝
ジャーメイン良
新井直人
ラファエル・ハットン
大迫敬介
ヴァレール・ジェルマン
中村草太
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本間至恩
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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue2
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue3
練習場問題に揺れた広島、市長がクラブからの謝罪を受けサポート継続も複雑な心境を『魔女の宅急便』で例える「ニシンのパイしか作れないと『辛い』」
サンフレッチェ広島の練習場を巡る発言を受け、広島県安芸高田市の石丸伸二市長が見解を綴った。 ことの発端は、4月11日に配信された『やべっちスタジアム』でのMF東俊希の発言。広島生え抜きの東は、9日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節のサガン鳥栖戦で決勝ゴールをアシストしていた。 そのシーンを振り替えた中、チームの裏話として練習場の話題を出し、「みんな言っているのは、練習場を変えてほしいってこと」とコメントしたが、これが話題となった。 広島の練習場は安芸高田市にあり、広島市からは離れた位置にある。東は「だいたい広島市内に住んでいる人が多くて、練習場まで1時間くらいかかるので、往復2時間を無駄にしている感じがちょっと嫌やなって言う」と、練習場までの移動距離の不便さを選手たちが言っていると明かした。 しかし、この発言に当事者でもある石丸市長が自身のツイッターで発言。「す、すごく複雑な思いです…どうしたものでしょうか」と困惑。その後、自身の複雑な思いを整理したとし、「個人的には東選手の見解に完全に同意します」と綴った中、施設を持つ自治体の長として「辛い」気持ちがあるとしていた。 ーーーーー 「練習場までの往復2時間が無駄」 ↑わかる。県庁である会合はすごく嫌です。 「練習場の近くには住みたくない」 ↑よくわかる。地元出身の自分も田舎が嫌で市外へ出ました。 もっとも、練習場(サッカー公園)を提供している自治体の長としては「辛い」という思いです。 市は公共施設であるサッカー公園に毎年22百万円を投じています。人口減少で財政規模が縮小する中、様々な事業を縮小・廃止し捻出しているお金です。 予算の配分は正しかったのだろうかと責任を感じます… ーーーーー その中で、選手たちが練習場を不便に感じているのであれば、身を引くことも考えたと綴った石丸市長。しかし、14日になり、クラブから謝罪があったとし、今後もサポートするとした。 ーーーーー 本日、サンフレの仙田社長から謝罪があり、「当人には注意をした」「ここの練習場が必要で、変える方針はない」と確認しました。 広島の、日本のサッカー振興に欠かせない施設と判断し、「サッカー公園を維持していく」とお答えしています。 市としても投資が回収できるよう努めます ーーーーー 地域密着を掲げるJリーグにおいては、各地方自治体、ホームタウンの協力は不可欠。「移動時間が無駄」というのは、紛れもない本音ではあるが、少し軽率な発言となってしまった。 そんな中、石丸市長は『魔女の宅急便』の話を例えに出し、期待に応えられなくとも、力になれればという思いであるとした。 ーーーーー 魔女の宅急便を思い出しました。 祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。 ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。 ーーーーー 広島は今シーズン限りでエディオンスタジアム広島から本拠地が変更に。変革のシーズンとなる中で、思わぬ問題が浮上することとなった。 <span class="paragraph-title">【SNS】渦中の市長が『魔女の宅急便』を例えに心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">魔女の宅急便を思い出しました。<br><br>祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。<br><br>ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。</p>— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) <a href="https://twitter.com/shinji_ishimaru/status/1646858340788477952?ref_src=twsrc%5Etfw">April 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.14 23:25 Fri4
【J1補強分析|サンフレッチェ広島】補強ゼロ、新指揮官就任も継続路線が吉と出るか凶と出るか【評価:E】
18日、2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎えた。 コロナ禍で変則的だったシーズンが、2年間続いた中、今シーズンも引き続き新型コロナウイルスと戦うシーズンに。さらに、4年に1度のワールドカップが初めて冬に開催。その影響もあり、シーズン全てが前倒しで行われるなど、違った形で変則的なシーズンとなる。 リーグ戦の注目は川崎フロンターレの3連覇が達成されるかどうかに注目が集まる。取り巻く包囲網は年々厳しいものになり、今シーズンは一層警戒される状況。虎視眈々と首を狙うクラブもあり、優勝戦線がどうなるかは予想が難しい。 そんなシーズン開幕を前に、超ワールドサッカー編集部が各クラブの補強動向を整理。各クラブのポイントを分析する。 《補強診断:E》(評価:S〜E) 【IN】 MF川村拓夢(22)←愛媛FC/期限付き移籍終了 MF野津田岳人(27)←ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍終了 MF仙波大志(22)←流通経済大学/新加入 FW棚田遼(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格 FW満田誠(22)←流通経済大学/新加入 【OUT】 GK増田卓也(32)→ロアッソ熊本/完全移籍 DFイヨハ理ヘンリー(23)→ロアッソ熊本/期限付き移籍 MF松本大弥(21)→ツエーゲン金沢/期限付き移籍 MF清水航平(32)→未定 MF土肥航大(20)→水戸ホーリーホック/期限付き移籍 MFハイネル(31)→トンベンセ(ブラジル)/期限付き移籍終了 新たにミヒャエル・スキッベ監督を迎えることとなった広島。しかし、指揮官は入国制限の影響で来日できておらず、しばらくは不在となる。 そんな中、このオフは目立った動きはなし。他クラブからの補強は一切行わず、MF仙波大志、FW満田誠の流通経済大学コンビと、FW棚田遼のユース昇格組、そして期限付き移籍していたMF川村拓夢(←愛媛FC)、MF野津田岳人(←ヴァンフォーレ甲府)の5名のみが加わった。 退団選手も多くなく、昨シーズンの戦力がベースとなる。聞こえは良いが、外国人監督を新たに迎えてのシーズンで補強なし。昨シーズンの成績もほぼ五分で11位ということを考えれば、このオフの補強は評価できるとは言い難い。 得点も少なく失点も多いという状況を改善する策は、指揮官の手腕にのみ掛かることになるが、不在の中でどうチームを作るのか。継続路線を進化させることができるかどうかが全てのカギを握る。 2022.02.19 13:07 Sat5

