C大阪は5度のオフサイド、後半AT12分のPK失敗直後の進藤亮佑弾で鹿島戦のホーム連敗を「12」でストップ! 激闘から中2日の鹿島はリーグ戦3連敗の大失速【明治安田J1第10節】
2025.04.12 17:13 Sat
進藤亮佑が後半ATに劇的弾!
12日、明治安田J1リーグ第10節のセレッソ大阪vs鹿島アントラーズがヨドコウ桜スタジアムで行われた。前節はサンフレッチェ広島に敗れた15位のC大阪と、前節は京都サンガF.C.との打ち合いで敗れて連敗中の鹿島の一戦となった。
C大阪は直近のリーグ戦から1名を変更し、GKキム・ジンヒョンに代わってGK福井光輝が起用された。対する鹿島は直近のリーグ戦から2名を変更。濃野公人、荒木遼太郎が外れ、津久井佳祐、師岡柊生が起用された。なお、当初は小池龍太がスタメンに名を連ねていたが、急遽変更となっている。
日本代表の森保一監督も視察に訪れた試合。鹿島はミッドウィークにJ2のレノファ山口FCとのYBCルヴァンカップでPK戦の末に敗戦しており、公式戦3連敗から抜け出したい試合となっている。
C大阪はホームでは鹿島戦12連敗中。昨季までのエースFWレオ・セアラをいかに抑えていくかがポイントとなる。
10分にはC大阪がチャンス。右CKからルーカス・フェルナンデスがクロスを入れると、ボックス内で田中駿汰がヘッド。しかし、GK早川友基がしっかりとキャッチする。
C大阪は23分にチャンス。FKからのクロスがクリアされると、ボックス手前で待ち構えた北野颯太がダイレクトボレー。しかし、これはわずかに枠を越えていく。
C大阪が積極的に攻勢をかけていく中で34分には鹿島が少ない手数でゴールへ。ボックス左からの松村のクロスを鈴木優磨がボックス中央で打点の高いヘッドで合わせるが、シュートは枠を越えていく。
C大阪は前半の終盤にかけて波状攻撃。北野やラファエル・ハットン、登里享平とシュートを積極的に放っていくが得点は生まれない。
ゴールレスで迎えた後半。C大阪は攻め込んでいくと、ルーカス・フェルナンデスの左サイドからのクロスをラファエル・ハットンがピンポイントヘッド。C大阪が先制に成功したかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックの結果、わずかにオフサイドでゴールは認められなかった。
タフな試合から日が浅い鹿島は、鈴木と松村を下げてチャヴリッチとターレス・ブレーネルを投入して流れを変えに行く。しかし、チャンスはC大阪に65分、左サイドで北野からのパスを受けたラファエル・ハットンがボックス内左から折り返すと、完全にフリーだったルーカス・フェルナンデスが押し込んだが、ラファエル・ハットンがまたもオフサイドでゴールは認められない。
それでも67分、左サイドでFKを獲得するとルーカス・フェルナンデスがゴール前にクロス。これを進藤亮佑がヘディングで叩きつけてネットを揺らし、スタンドが3度目の大歓喜。しかし、VARチェックの結果、またしてもオフサイドで取り消しとなった。
ルヴァンカップの激闘から中2日の影響か、C大阪に押し込まれ続けてしまう鹿島。70分に樋口雄太と師岡を下げて知念慶と荒木を投入。なんとか勝利を目指していく。
C大阪は香川真司も投入していく中で後半アディショナルタイムにビッグチャンス。92分、ルーカス・フェルナンデスが右サイドから仕掛けるとクロスが知念に当たると、今度は奥田勇斗にもあたってゴールへ。しかし、これはGK早川が鋭い反応でセーブする。
さらにアディショナルタイム4分にはCKの流れから本間至恩がボックス左からクロス。田中がヘッドで合わせネットを揺らすことに。しかし、ラファエル・ハットンがオフサイドポジションで跨いだとしてゴールは認められない。
それでも押し込むC大阪はアディショナルタイム5分、カウンターからルーカス・フェルナンデスのパスを受けたラファエル・ハットンがネットを揺らすが、これもオフサイドで認められない。
5度のオフサイドでゴールが認められなかったC大阪だったが、アディショナルタイム7分にドラマが。本間のパスを受けたルーカス・フェルナンデスが寄せてきたターレス・ブレーネルの股を抜いて突破。その際に倒されると主審はPKの判定。このPKを何度もオフサイドに泣かされたラファエル・ハットンが蹴るも、GK早川が完璧に読み切りセーブ。鹿島の守護神はゴールを許さない。
しかし、これで得た左CKから、クロスはレオ・セアラがわずかに触れてファーサイドに流れるも進藤が走り込んで押し込みゴール。最後の最後にゴールを奪い先制に成功する。
土壇場で失点した鹿島。その後のプレーでチャヴリッチがあわやゴールのシーンを作り出すがネットは揺らせず。C大阪が1-0で今季初のクリーンシートの劇的な勝利を収め、鹿島戦のホームゲーム連敗を「12」でストップした。
セレッソ大阪 1-0 鹿島アントラーズ
【C大阪】
進藤亮佑(後45+12)
C大阪は直近のリーグ戦から1名を変更し、GKキム・ジンヒョンに代わってGK福井光輝が起用された。対する鹿島は直近のリーグ戦から2名を変更。濃野公人、荒木遼太郎が外れ、津久井佳祐、師岡柊生が起用された。なお、当初は小池龍太がスタメンに名を連ねていたが、急遽変更となっている。
C大阪はホームでは鹿島戦12連敗中。昨季までのエースFWレオ・セアラをいかに抑えていくかがポイントとなる。
立ち上がりから攻勢をかけるのは鹿島。8分にはボックス内でパスを受けたレオ・セアラが仕掛ける姿勢を見せながら、最後は安西幸輝がシュートも、GK福井の正面に飛ぶ。
10分にはC大阪がチャンス。右CKからルーカス・フェルナンデスがクロスを入れると、ボックス内で田中駿汰がヘッド。しかし、GK早川友基がしっかりとキャッチする。
C大阪は23分にチャンス。FKからのクロスがクリアされると、ボックス手前で待ち構えた北野颯太がダイレクトボレー。しかし、これはわずかに枠を越えていく。
C大阪が積極的に攻勢をかけていく中で34分には鹿島が少ない手数でゴールへ。ボックス左からの松村のクロスを鈴木優磨がボックス中央で打点の高いヘッドで合わせるが、シュートは枠を越えていく。
C大阪は前半の終盤にかけて波状攻撃。北野やラファエル・ハットン、登里享平とシュートを積極的に放っていくが得点は生まれない。
ゴールレスで迎えた後半。C大阪は攻め込んでいくと、ルーカス・フェルナンデスの左サイドからのクロスをラファエル・ハットンがピンポイントヘッド。C大阪が先制に成功したかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックの結果、わずかにオフサイドでゴールは認められなかった。
タフな試合から日が浅い鹿島は、鈴木と松村を下げてチャヴリッチとターレス・ブレーネルを投入して流れを変えに行く。しかし、チャンスはC大阪に65分、左サイドで北野からのパスを受けたラファエル・ハットンがボックス内左から折り返すと、完全にフリーだったルーカス・フェルナンデスが押し込んだが、ラファエル・ハットンがまたもオフサイドでゴールは認められない。
それでも67分、左サイドでFKを獲得するとルーカス・フェルナンデスがゴール前にクロス。これを進藤亮佑がヘディングで叩きつけてネットを揺らし、スタンドが3度目の大歓喜。しかし、VARチェックの結果、またしてもオフサイドで取り消しとなった。
ルヴァンカップの激闘から中2日の影響か、C大阪に押し込まれ続けてしまう鹿島。70分に樋口雄太と師岡を下げて知念慶と荒木を投入。なんとか勝利を目指していく。
C大阪は香川真司も投入していく中で後半アディショナルタイムにビッグチャンス。92分、ルーカス・フェルナンデスが右サイドから仕掛けるとクロスが知念に当たると、今度は奥田勇斗にもあたってゴールへ。しかし、これはGK早川が鋭い反応でセーブする。
さらにアディショナルタイム4分にはCKの流れから本間至恩がボックス左からクロス。田中がヘッドで合わせネットを揺らすことに。しかし、ラファエル・ハットンがオフサイドポジションで跨いだとしてゴールは認められない。
それでも押し込むC大阪はアディショナルタイム5分、カウンターからルーカス・フェルナンデスのパスを受けたラファエル・ハットンがネットを揺らすが、これもオフサイドで認められない。
5度のオフサイドでゴールが認められなかったC大阪だったが、アディショナルタイム7分にドラマが。本間のパスを受けたルーカス・フェルナンデスが寄せてきたターレス・ブレーネルの股を抜いて突破。その際に倒されると主審はPKの判定。このPKを何度もオフサイドに泣かされたラファエル・ハットンが蹴るも、GK早川が完璧に読み切りセーブ。鹿島の守護神はゴールを許さない。
しかし、これで得た左CKから、クロスはレオ・セアラがわずかに触れてファーサイドに流れるも進藤が走り込んで押し込みゴール。最後の最後にゴールを奪い先制に成功する。
土壇場で失点した鹿島。その後のプレーでチャヴリッチがあわやゴールのシーンを作り出すがネットは揺らせず。C大阪が1-0で今季初のクリーンシートの劇的な勝利を収め、鹿島戦のホームゲーム連敗を「12」でストップした。
セレッソ大阪 1-0 鹿島アントラーズ
【C大阪】
進藤亮佑(後45+12)
1
2
進藤亮佑
ラファエル・ハットン
キム・ジンヒョン
福井光輝
濃野公人
荒木遼太郎
津久井佳祐
師岡柊生
小池龍太
森保一
レオ・セアラ
安西幸輝
ルーカス・フェルナンデス
田中駿汰
早川友基
北野颯太
鈴木優磨
登里享平
ターレス・ブレーネル
樋口雄太
知念慶
香川真司
奥田勇斗
本間至恩
セレッソ大阪
鹿島アントラーズ
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12日、明治安田J1リーグ第10節のセレッソ大阪vs鹿島アントラーズがヨドコウ桜スタジアムで行われた。 前節はサンフレッチェ広島に敗れた15位のC大阪と、前節は京都サンガF.C.との打ち合いで敗れて連敗中の鹿島の一戦となった。 C大阪は直近のリーグ戦から1名を変更し、GKキム・ジンヒョンに代わってGK福井光輝が起用された。対する鹿島は直近のリーグ戦から2名を変更。濃野公人、荒木遼太郎が外れ、津久井佳祐、師岡柊生が起用された。なお、当初は小池龍太がスタメンに名を連ねていたが、急遽変更となっている。 日本代表の森保一監督も視察に訪れた試合。鹿島はミッドウィークにJ2のレノファ山口FCとのYBCルヴァンカップでPK戦の末に敗戦しており、公式戦3連敗から抜け出したい試合となっている。 C大阪はホームでは鹿島戦12連敗中。昨季までのエースFWレオ・セアラをいかに抑えていくかがポイントとなる。 立ち上がりから攻勢をかけるのは鹿島。8分にはボックス内でパスを受けたレオ・セアラが仕掛ける姿勢を見せながら、最後は安西幸輝がシュートも、GK福井の正面に飛ぶ。 10分にはC大阪がチャンス。右CKからルーカス・フェルナンデスがクロスを入れると、ボックス内で田中駿汰がヘッド。しかし、GK早川友基がしっかりとキャッチする。 C大阪は23分にチャンス。FKからのクロスがクリアされると、ボックス手前で待ち構えた北野颯太がダイレクトボレー。しかし、これはわずかに枠を越えていく。 C大阪が積極的に攻勢をかけていく中で34分には鹿島が少ない手数でゴールへ。ボックス左からの松村のクロスを鈴木優磨がボックス中央で打点の高いヘッドで合わせるが、シュートは枠を越えていく。 C大阪は前半の終盤にかけて波状攻撃。北野やラファエル・ハットン、登里享平とシュートを積極的に放っていくが得点は生まれない。 ゴールレスで迎えた後半。C大阪は攻め込んでいくと、ルーカス・フェルナンデスの左サイドからのクロスをラファエル・ハットンがピンポイントヘッド。C大阪が先制に成功したかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックの結果、わずかにオフサイドでゴールは認められなかった。 タフな試合から日が浅い鹿島は、鈴木と松村を下げてチャヴリッチとターレス・ブレーネルを投入して流れを変えに行く。しかし、チャンスはC大阪に65分、左サイドで北野からのパスを受けたラファエル・ハットンがボックス内左から折り返すと、完全にフリーだったルーカス・フェルナンデスが押し込んだが、ラファエル・ハットンがまたもオフサイドでゴールは認められない。 それでも67分、左サイドでFKを獲得するとルーカス・フェルナンデスがゴール前にクロス。これを進藤亮佑がヘディングで叩きつけてネットを揺らし、スタンドが3度目の大歓喜。しかし、VARチェックの結果、またしてもオフサイドで取り消しとなった。 ルヴァンカップの激闘から中2日の影響か、C大阪に押し込まれ続けてしまう鹿島。70分に樋口雄太と師岡を下げて知念慶と荒木を投入。なんとか勝利を目指していく。 C大阪は香川真司も投入していく中で後半アディショナルタイムにビッグチャンス。92分、ルーカス・フェルナンデスが右サイドから仕掛けるとクロスが知念に当たると、今度は奥田勇斗にもあたってゴールへ。しかし、これはGK早川が鋭い反応でセーブする。 さらにアディショナルタイム4分にはCKの流れから本間至恩がボックス左からクロス。田中がヘッドで合わせネットを揺らすことに。しかし、ラファエル・ハットンがオフサイドポジションで跨いだとしてゴールは認められない。 それでも押し込むC大阪はアディショナルタイム5分、カウンターからルーカス・フェルナンデスのパスを受けたラファエル・ハットンがネットを揺らすが、これもオフサイドで認められない。 5度のオフサイドでゴールが認められなかったC大阪だったが、アディショナルタイム7分にドラマが。本間のパスを受けたルーカス・フェルナンデスが寄せてきたターレス・ブレーネルの股を抜いて突破。その際に倒されると主審はPKの判定。このPKを何度もオフサイドに泣かされたラファエル・ハットンが蹴るも、GK早川が完璧に読み切りセーブ。鹿島の守護神はゴールを許さない。 しかし、これで得た左CKから、クロスはレオ・セアラがわずかに触れてファーサイドに流れるも進藤が走り込んで押し込みゴール。最後の最後にゴールを奪い先制に成功する。 土壇場で失点した鹿島。その後のプレーでチャヴリッチがあわやゴールのシーンを作り出すがネットは揺らせず。C大阪が1-0で今季初のクリーンシートの劇的な勝利を収め、鹿島戦のホームゲーム連敗を「12」でストップした。 セレッソ大阪 1-0 鹿島アントラーズ 【C大阪】 進藤亮佑(後45+12) <span class="paragraph-title">【動画】奇跡の決勝弾!PK失敗直後の進藤亮佑弾で鹿島戦連敗を「12」でストップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> </a> <a href="https://t.co/JWpBRCDZBt">pic.twitter.com/JWpBRCDZBt</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1910970743489286270?ref_src=twsrc%5Etfw">April 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.12 17:13 Sat2
【J1注目プレビュー|第10節:C大阪vs鹿島】天敵・鹿島を迎え撃つC大阪、消耗戦から中2日の鹿島は立ち直れるか
【明治安田J1リーグ第10節】 2025年4月12日(土) 15:00キックオフ セレッソ大阪(15位/9pt) vs ファジアーノ岡山(3位/16pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <h3>◆天敵・鹿島を迎え撃つ【セレッソ大阪】</h3> 前節はサンフレッチェ広島に敗れて2度目の逆転負け。ただ、首位を争うチーム相手に悪いところばかりではなかった。 しっかりとしたプレスもハマり、ゴールに向かう姿勢もしっかりと示した中で、自力で勝られた状況。この戦いを忘れずに続けていけば、結果もついてくるはずだ。 とはいえ、チームは15位に低迷。降格圏との勝ち点差はわずか「1」という状況を忘れてはならない。さらに、天敵の鹿島をホームに迎えることとなり、2010年以来勝利がなく現在12連敗中。その悪い流れを払拭できるか注目だ。 ★予想スタメン[4-1-4-1] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、進藤亮佑、西尾隆矢、登里享平 MF:田中駿汰 MF: ルーカス・フェルナンデス、中島元彦、北野颯太、チアゴ・ アンドラーデ FW:ラファエル・ハットン 監督:アーサー・パパス <h3>◆公式戦3連敗を脱せるか【鹿島アントラーズ】</h3> 快調に首位を走っていた鹿島に突如として陰りが。サンフレッチェ広島にアウェイで敗れると、前節はホームでの京都サンガF.C.戦でとんでもない打ち合いとなり、まさかの3-4で打ち負ける結果に。ホームの無敗が「27」でストップした。 ショッキングな敗戦のまま迎えたミッドウィークのYBCルヴァンカップでは、格下のレノファ山口FC相手に苦戦し、PK戦の末に敗退。まさかの公式戦3連敗となった。 ルヴァンカップに関しては主軸を休ませて勝ち上がる想定が、チグハグなプレーが目立ち、主力を投入。それでも試合を決められず、PK戦まで戦う消耗戦となってしまったことは大きな誤算と言える。 長距離移動もあり中2日での戦い。リーグタイトルを獲るためには必ず乗り越えなければいけないものだが、このままズルズル転落しないか注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:早川友基 DF:小池龍太、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:荒木遼太郎、樋口雄太、柴崎岳、松村優太 FW:レオ・セアラ、鈴木優磨 監督:鬼木達 2025.04.12 12:55 Sat3
【J1注目プレビュー|第7節:C大阪vs浦和】1勝で低迷する同士の戦い、桜の開花は!? 準備万端の浦和が鬼門に挑む
【明治安田J1リーグ第7節】 2025年3月28日(金) 19:00キックオフ セレッソ大阪(18位/5pt) vs 浦和レッズ(17位/6pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <h3>◆桜は開花するのか!?【セレッソ大阪】</h3> アーサー・パパス監督が就任して迎えた今シーズン。開幕戦となったガンバ大阪との“大阪ダービー”で快勝を収め、良いスタートを切ったと誰しもが思った中、ここまではその1勝に終わっている。 2節から連敗を喫すると、5試合勝利なし。18位と降格圏でこの一線を迎えることとなった。 新たなスタイル、新たな選手も加わった中で、苦戦は致し方ない部分もあるが、いつまでもう悠長なことは言っていられない。この代表ウィークを利用して、深化させていけたかどうかが問われる戦いとなる。 ミッドウィークのルヴァンカップでは格下のカマタマーレ讃岐に5-1で快勝。ブラジル人トリオが躍動した中で、エンジンがかかったのかどうか、リーグ戦で確かめたいところだ。 世間では桜が開花。桜の季節の到来とともに、C大阪も開花できるか注目だ。 ★予想スタメン[4-1-4-1] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、進藤亮佑、畠中槙之輔、髙橋仁胡 MF:田中駿汰 MF: ルーカス・フェルナンデス、中島元彦、北野颯太、チアゴ・ アンドラーデ FW:ラファエル・ハットン 監督:アーサー・パパス <h3>◆準備の成果を出せるか!?【浦和レッズ】</h3> 開幕からわずか1勝、降格圏の1つ上の17位と低迷している浦和。シーズン開幕からの不甲斐ない戦いの連続は、誰もを不安にさせた中、ファジアーノ岡山戦で初勝利を挙げると、前節は鹿島アントラーズ相手に粘りの戦いで引き分けた。 勝てないチームだが、鹿島戦ではプレッシングは機能しただけに、ここから先浮上していくことが期待される。 代表活動に参加した選手はおらず、ルヴァンカップもなし。チームとしては、どのクラブよりもしっかりと時間を使って準備できたはず。その真価が問われる戦いとなるだろう。 さらに、アウェイのC大阪戦は5戦勝ちなし。苦手な場所としているが、相手は新しく生まれ変わったチームであり、払拭したいところ。守備の安定感に加え、攻撃で押し切れるのか。力が試される戦いとなる。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:関根貴大、ダニーロ・ボザ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也 MF:安居海渡、サミュエル・グスタフソン MF:金子拓郎、松本泰志、マテウス・サヴィオ FW:チアゴ・サンタナ 監督:マチェイ・スコルジャ 2025.03.28 15:30 Fri
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今季1勝同士で苦しむ対決は痛み分け…C大阪が開始2分で先制も浦和は復帰した渡邊凌磨の終盤のゴールで追いつく【明治安田J1第7節】
28日、明治安田J1リーグ第7節のセレッソ大阪vs浦和レッズがヨドコウ桜スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 共に今季1勝しか挙げられていない両者の対決。18位のC大阪と17位の浦和と降格ラインを跨いでの直接対決となった。 C大阪は直近のリーグ戦から5名を変更。キム・ジンヒョン、髙橋仁胡、西尾隆矢、舩木翔、喜田陽が外れ、福井光輝、奥田勇斗、進藤亮佑、登里享平、チアゴ・アンドラーデが起用された。 対する浦和は直近のリーグ戦から同じ11名がピッチに立つことに。変化をもたらせた方が勝つか、変えずに臨んだ方が勝つかの注目の戦いとなった。 互いにどういった入りになるか注目された中、試合は開始早々に動いた。2分、自陣から登里享平がロングフィードでディフェンスラインの裏へパス。これを完全に裏を取ってパスを受けたチアゴ・アンドラーデがボックス内左からグラウンダーのクロス。これをラファエル・ハットンが落ち着いて押し込み、C大阪が早々に先制する。 早々に先制したC大阪だが12分にもビッグチャンス。北野聡太のスルーパスにラファエル・ハットンが反応。フリーでシュートに行けるかと思われたが、GK西川周作がボックス外を飛び出してブロック。こぼれ球をルーカス・フェルナンデスがシュートも、再び西川がブロック。さらにこぼれ球を奥田が無人のゴールを狙ったが、枠を越えていく。 ビハインドの浦和は17分、左CKからのクロスに対して関根貴大がファーサイドに飛び込むもミートできず。なかなかゴールを奪うことができない。 C大阪は24分、チアゴ・アンドラーデが痛めてしまいプレー続行不可能。25分に柴山昌也が緊急投入された。 浦和は右の金子拓郎を積極的に使って攻撃を仕掛けていくが、フィニッシュまでは持ち込めない。一方のC大阪は、積極的にシュートを放ち、途中出場の柴山も攻撃に積極的に絡んでいく。 浦和は後半アディショナルタイムに荻原拓也がボールを奪い左サイドを持ち上がると、グラウンダーのアーリークロス。チアゴ・サンタナが走り込んだが、畠中槙之輔がクリアしてシュートまで行かせない。 ビハインドの浦和はハーフタイムで松本泰志を下げて、松尾佑介を投入。マテウス・サヴィオがトップ下に入り、松尾が左サイドに入った。 互いにオープンに攻め込んでいく後半。55分には浦和のスローインを奪った中島がパス。パスを受けた北野がボックス内から左足シュートも、わずかに枠の左に外れていく。 試合を動かせない浦和は70分にマテウス・サヴィオ、サミュエル・グスタフソンを下げて、中島翔哉、渡邊凌磨を投入して流れを掴みに行く。すると浦和は74分、右サイドを金子が仕掛けてボックス右からクロス。これをチアゴ・サンタナがヘディングで叩き込むが、その前に押したとしてゴールは認められなかった。 それでも浦和は攻め立てると79分にもビッグチャンス。左サイドを持ち上がった松尾がグラウンダーのクロス。ファーサイドに流れたところを金子が走り込んで折り返すが、登里が触ってシュートまでいけない。 すると浦和は83分、金子を下げて原口元気を投入すると、すぐに試合が動く。右サイドでチアゴ・サンタナがキープすると、落としを関根がスルーパス。これに反応した松尾がボックス右からグラウンダーのクロスを入れると、出場したばかりの原口が中央で潰れ、流れたボールを渡邊が詰めて浦和が同点に追いつく。 なんとか追い付いた浦和はさらにギアを上げることに。後半アディショナルタイムには、ボックス内左からチアゴ・サンタナが左足を振るが、これはGK福井がわずかに触れて凌ぐ。 結局その後はゴールは生まれず、1-1のドロー。今季1勝同士で苦しむ両者は痛み分けとなった。 セレッソ大阪 1-1 浦和レッズ 【C大阪】 ラファエル・ハットン(前2) 【浦和】 渡邊凌磨(後38) 2025.03.28 20:59 Fri5
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【明治安田J1第11節まとめ】京都が史上初のJ1首位、柏が2位に浮上、首位福岡は清水に完敗
19日、20日にかけて明治安田J1リーグ第11節の10試合が各地で行われた。 <h3>【清水vs福岡】松崎快が3ゴールに絡み首位撃破</h3> 10位の清水エスパルス(勝ち点15)が首位のアビスパ福岡(勝ち点19)をホームに迎えた試合。在帝的に京都サンガF.C.に首位の座を明け渡している福岡は4連勝を目指した中、開始3分に清水の松崎快がいきなり先制ゴールを奪う。 しかし、福岡は9分に見木友哉が同点ゴール。首位を争う姿をしっかり見せたかと思われたが、清水は前半アディショナルタイムにマテウス・ブエノ、松崎が連続ゴール。後半はゴールが生まれず、3-1で清水が勝利し、福岡は8試合ぶりの黒星で首位陥落となった。 <h3>【湘南vs柏】柏が1点を守り2位に浮上</h3> 12位につける湘南ベルマーレ(勝ち点14)と5位の柏レイソル(勝ち点17)の一戦となった。 今シーズンは昨シーズンの残留争いが嘘かのように上位で争っている柏。湘南もこのところは失速しているが開幕3連勝を果たすなど、良い戦いを見せている。 試合は前半は互いに攻めるもこう着状態となりゴールレス。そのまま行くかと思われたが、48分に細谷真大が左サイドをドリブルで仕掛けると、グラウンダーのクロスをニアサイドで垣田裕暉がGKの前でダイレクトで蹴り込み、0-1で柏が勝利を収めた。 <h3>【横浜FCvsG大阪】またしても対戦は決着つかず</h3> 15位の横浜FC(勝ち点11)と13位のガンバ大阪(勝ち点13)の対戦。過去2試合はどちらもドローとなっている中で、この試合もこう着状態となっていく。 すると7分にCKの流れから、最後はンドカ・ボニフェイスが決めて横浜FCが先制。しかし、G大阪は15分に反撃。GK一森純のフィードをトラップした山下諒也が古巣相手にロングループシュートを決めた。 後半は横浜FCが押し込む展開となり、古巣対戦となった山田康太がネットを揺らしたがハンドでノーゴールに。G大阪も反撃したが、1-1のドロー。3試合連続のドローとなった。 <h3>【C大阪vsFC東京】調子が上がらない両者は痛み分け…</h3> 14位のセレッソ大阪(勝ち点12)と17位のFC東京(勝ち点9)の対戦。両チームともに新監督で迎えているシーズンだが、どちらも思うような結果が出ていない。 すると試合は6分、ボックス手前からのクロスをボックス内右でルーカス・フェルナンデスがヘッドで折り返すと、ラファエル・ハットンがヘディングで飛び込みC大阪先制する。 幸先良く先制したC大阪だったが、FC東京は19分に佐藤恵允がPKをしっかりと決めて同点に。その後は互いにゴールを奪えず、1-1のドローに終わった。 その他、唯一の19日開催となったアルビレックス新潟vs京都サンガF.C.は1-2で京都が勝利。先制を許すも、エースのラファエル・エリアス、奥川雅也ががゴールを奪い、1-2で勝利してクラブ史上初となるJ1首位に立つこととなった。 <h3>◆明治安田J1リーグ第11節</h3> ▽4/19(土) アルビレックス新潟 1-2 京都サンガF.C. 【新潟】 矢村健(前19) 【京都】 ラファエル・エリアス(後28) 奥川雅也(後41) ▽4/20(日) 横浜FC 1-1 ガンバ大阪 【横浜FC】 ンドカ・ボニフェイス(前7) 【C大阪】 山下諒也(前15) 清水エスパルス 3-1 アビスパ福岡 【清水】 松崎快(前3、前45+5) マテウス・ブエノ(前45+2) 【福岡】 見木友哉(前9) 名古屋グランパス 2-1 サンフレッチェ広島 【名古屋】 マテウス・カストロ(前40、後3) 【広島】 菅大輝(後37) ヴィッセル神戸 1-0 FC町田ゼルビア 【神戸】 オウンゴール(後17) ファジアーノ岡山 1-2 鹿島アントラーズ 【岡山】 佐藤龍之介(前44) 【鹿島】 チャヴリッチ(後5) ターレス・ブレーネル(後28) 川崎フロンターレ 0-0 東京ヴェルディ 湘南ベルマーレ 0-1 柏レイソル 【柏】 垣田裕暉(後3) セレッソ大阪 1-1 FC東京 【C大阪】 ラファエル・ハットン(前6) 【FC東京】 佐藤恵允(前19) 浦和レッズ 3-1 横浜F・マリノス 【浦和】 マテウス・サヴィオ(前45+8) 渡邊凌磨(後1) ダニーロ・ボザ(後43) 【横浜FM】 山根陸(後14) <span class="paragraph-title">【動画】垣田裕暉のゴールで柏が2位に浮上</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1913855842669023354?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.20 22:40 Sun2
3回戦の対戦カード、日程が決定! J1対決は4試合、J2で勝ち上がった3チームは生き残れるか!?【ルヴァンカップ】
Jリーグは16日、YBCルヴァンカップ2回戦が終了したことを受け、3回戦の対戦カードと日程を発表した。 9日と16日にかけて行われたルヴァンカップ。J1、J2、J3の60チームが参加する中、2回戦では波乱が起こっている。 9日には、鹿島アントラーズがレノファ山口FC相手にPK戦までもつれ込み敗退。また、清水エスパルスはジュビロ磐田との“静岡ダービー”に敗れてこちらも敗退。16日には名古屋グランパスがカターレ富山にPK戦の末に敗れ、敗退となった。 3つのJ1クラブが敗退となった2回戦が終わり、3回戦ではJ1同士の対決も実現。横浜FCvsFC町田ゼルビア、アルビレックス新潟vs東京ヴェルディ、湘南ベルマーレvsFC東京、京都サンガF.C.vsセレッソ大阪の4カードが実現した。 すでにJ3クラブは全滅しており、J2クラブは3チームのみが勝ち上がっている状況。磐田はガンバ大阪と、山口は柏レイソルと、富山はアビスパ福岡と対戦する。 3回戦の7試合はいずれも5月21日(水)に開催される。試合日程は以下の通り。 <h3>◆YBCルヴァンカップ 3回戦日程</h3> ▽5/21(水) 《18:30》 【42】横浜FC vs FC町田ゼルビア [ニッパツ三ツ沢球技場] 《19:00》 【43】ジュビロ磐田 vs ガンバ大阪 [ヤマハスタジアム(磐田)] 【44】レノファ山口FC vs 柏レイソル [維新みらいふスタジアム] 【45】アルビレックス新潟 vs 東京ヴェルディ [ヤマハスタジアム(磐田)] 【46】湘南ベルマーレ vs FC東京 [レモンガススタジアム平塚] 【47】京都サンガF.C. vs セレッソ大阪 [サンガスタジアム by KYOCERA] 【47】カターレ富山 vs アビスパ福岡 [富山県総合運動公園陸上競技場] 2025.04.16 22:55 Wed3
【ルヴァンカップ2回戦まとめ】J1最下位の王者・名古屋がPK戦でJ2富山に敗れる波乱! 5試合が延長戦までもつれる激闘に
16日、YBCルヴァンカップ2回戦の6試合が各地で行われ、5試合が延長戦にもつれ込む波乱の展開となった。 <h3>【RB大宮vsFC東京】延長戦にもつれ込むもマルセロ・ヒアンのハットが炸裂</h3> J2で2位につけるRB大宮アルディージャとJ1のFC東京の対戦。試合は互いに攻め合う展開となるもゴールが生まれず。RB大宮は前半終了直前に富山貴光がFKからのクロスをヘッドで合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドで取り消された。 すると後半に入りFC東京が先制。56分に右サイドからの東慶悟のクロスを小泉慶がボックス内で胸で落とすと、長友佑都がダイレクトでクロス。これをマルセロ・ヒアンが合わせて先制した。 RB大宮はなかなかゴールを奪うことができず、敗れるかと思われたが、82分にスペースに抜け出したオリオラ・サンデーがボックス内左からクロスを入れると、動き直した杉本健勇がヘッドで決めて同点に。延長戦いに入った中、98分にはパスカットした高宇洋のスルーパスにマルセロ・ヒアンが反応すると、GK加藤有輝もかわしてゴール。FC東京が勝ち越すと、延長前半アディショナルタイムには橋本拳人の自陣からのロングフィードにオフサイド気味のタイミングで飛び出たマルセロ・ヒアンが反応。そのまま決めて、ハットトリックを達成し、1-3でRB大宮を下した。 <h3>【富山vs名古屋】PKまでもつれた試合は富山に軍配!</h3> J2で11位のカターレ富山とJ1最下位の名古屋グランパスの一戦。全くリーグ戦で良いところのない名古屋は、格下相手に苦しい戦いを強いられることとなる。 試合は名古屋がペースを握るもゴールが生まれず。徐々に富山が押し込む展開へと推移すると、90分を終えてゴールレス。延長戦に入ると、延長前半9分に富山が波状攻撃。GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾のセーブで凌いだかと思われたが、こぼれ球を拾われ、最後は布施谷翔のクロスを武颯が頭で決め、富山が先制する。 負けられない名古屋はすぐに反撃。延長前半11分にマテウス・カストロが一矢報いて同点とするがPK戦へ。そのPK戦は富山1人目の武が失敗するが、名古屋は4人目の宮大樹、7人目の佐藤瑶大と両CBが失敗し、まさかの敗退となった。 <h3>【今治vsC大阪】今治は一時逆転も、延長で力尽きる</h3> J2初昇格ながら4位につけるFC今治と、J1で14位のセレッソ大阪の戦い。この試合は思わぬ撃ち合いとなった。 まずは12分、ハーフウェーライン付近でパスを受けたヴィトール・ブエノがドリブルで持ち出し右サイドへ展開。ボックス内右でパスを受けたジャルンサックウォンコーンの折り返しを、ヴィトール・ブエノがダイレクトで蹴り込んだ。さらに15分、柴山昌也が左サイドを仕掛けるとクロスをジャルンサックウォンコーンが合わせて一気に2点を奪う。 2点ビハインドとなった今治だったが32分に左CKから竹内悠力がヘッドで決めて1点を返すと、34分には相手のミスからクロスを入れると、GKが倒してPKを獲得。藤岡浩介がしっかりと決めて同点に追いつく。 2-2で迎えた後半、48分には相手のパスを奪うと、左からのクロスをファーサイド市原亮太が頭で折り返し、最後は日野友貴がダイビングヘッドで合わせ逆転に成功する。 今治はこのまま逃げきれるかと思われたが、80分にボックス内でヴィトール・ブエノを 西袋裕太が倒してPK。香川真司がしっかりと決めて、3-3に追いつき延長戦に突入した。 その延長戦では今治も粘りを見せてゴールを許さないまま進んでいったが、118分に左サイドを崩されると、最後はクリアボールを後方から走り込んだ奥田勇斗が低空ミドルを沈めて勝負あり。C大阪が3-4でなんとか勝利を収めた。 その他、延長戦にもつれ込んだ試合では東京ヴェルディがブラウブリッツ秋田を1-2で下し3回戦へ。ガンバ大阪も水戸ホーリーホックに1-0で勝利した。また、J1首位のアビスパ福岡は、J3の栃木SCと対戦し、1-2で勝利。J3の福島ユナイテッドFCとJ1の柏レイソルの試合は、福島が2点差を追いつくも、柏がなんとか勝ち越して勝利を収めた。 <h3>◆YBCルヴァンカップ2回戦</h3> ▽4/16(水) ブラウブリッツ秋田(J2) 1-2 東京ヴェルディ(J1) 【秋田】 石田凌太郎(前33) 【東京V】 木村勇大(後45+2) 福田湧矢(延後13) 福島ユナイテッドFC(J3) 2-3 柏レイソル(J1) 【福島】 矢島輝一(前45、前45+2) 【柏】 ジエゴ(前5) 戸嶋祥郎(前19) 渡井理己(後38) 水戸ホーリーホック(J2) 0-1 ガンバ大阪(J1) 【G大阪】 ファン・アラーノ(延前4) 栃木SC(J3) 1-2 アビスパ福岡(J1) 【栃木SC】 屋宜和真(後26) 【福岡】 佐藤颯之介(前4) 紺野和也(後36) RB大宮アルディージャ(J2) 1-3 FC東京(J1) 【RB大宮】 杉本健勇(後27) 【FC東京】 マルセロ・ヒアン(後11、延前8、延前15+1) カターレ富山(J2) 1-1(PK:6-5) 名古屋グランパス(J1) 【富山】 武颯(延前9) 【名古屋】 マテウス・カストロ(延前11) FC今治(J2) 3-4 セレッソ大阪(J1) 【今治】 竹内悠力(前32) 藤岡浩介(前34) 日野友貴(後3) 【C大阪】 ヴィトール・ブエノ(前12) ジャルンサック・ウォンコーン(前15) 奥田勇斗(後14) 香川真司(後35) ギラヴァンツ北九州(J3) 1-2 横浜FC(J1) 【北九州】 渡邉颯太(後7) 【横浜FC】 駒沢直哉(前11) オウンゴール(後4) ▽4/9(水) モンテディオ山形(J2) 0-1 京都サンガF.C.(J1) 【京都】 永田倖大(前45+1) ヴァンフォーレ甲府(J2) 0-1 FC町田ゼルビア(J1) 【町田】 仙頭啓矢(前45+2) 松本山雅FC(J3) 0-2 アルビレックス新潟 【新潟】 笠井佳祐(前19) 奥村仁(後18) ジュビロ磐田(J2) 2-1 清水エスパルス(J1) 【磐田】 川﨑一輝(後8) リカルド・グラッサ(後35) 【清水】 アフメド・アフメドフ(前1) レノファ山口FC(J2) 1-1(PK:5-3) 鹿島アントラーズ(J1) 【山口】 小澤亮太(後19) 【鹿島】 師岡柊生(後36) V・ファーレン長崎(J2) 1-2 湘南ベルマーレ(J1) 【長崎】 七牟禮蒼杜(後19) 【湘南】 ルイス・フェリッピ(前34) 鈴木章斗(延前13) 2025.04.16 22:30 Wed4
【明治安田J1第9節まとめ】町田が首位浮上、広島は勝ち点で並び2位に! 岡山はホームで無敗継続の4勝目、鹿島は「27」でホーム無敗がストップし首位陥落
5日、6日にかけて明治安田J1リーグ第9節の10試合が各地で行われた。 <h3>【鹿島vs京都】壮絶撃ち合いは最後にドラマ</h3> 首位の鹿島アントラーズ(勝ち点16)はホームに7位の京都サンガF.C.(勝ち点12)を迎えた。ホームで26戦無敗の鹿島は前半にレオ・セアラが2ゴールを決めてリードを奪う。 しかし、後半に入ると京都が反撃。61分に奥川雅也にゴールが生まれるとエースのラファエル・エリアスが2ゴールを決め逆転に成功。鹿島の無敗が止まるかと思われたが、後半アディショナルタイムに師岡柊生がネットを揺らし同点。引き分けに終わるかと思われたが、京都がカウンターからラファエル・エリアスのハットトリックとなるゴールで勝ち越し。3-4で京都が勝利し、鹿島はホーム無敗が「27」で止まると共に首位から陥落した。 <h3>【岡山vsFC東京】岡山のホーム無敗継続!ゴラッソで4勝目</h3> 9位のファジアーノ岡山(勝ち点11)は16位のFC東京(勝ち点8)をホームに迎えた。昨シーズンからホームでの負けなしが続く岡山。今季は3勝2分けでJ1での勝利は全てホームという状況だ。 試合はこう着状態が続きゴールレスで後半へ。すると47分、松本昌也が右サイドから崩してネットを揺らすが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。長時間のチェックとなる際どいシーンだったが松本がオフサイドと判定され、ゴールは認められない。 落胆してもおかしくない岡山だったが、61分に相手の最終ラインでのもたつきを見逃さないと、田部井涼がボックス外から浮き球を胸トラップし左足でダイレクトシュート。これがGKの頭を越えてネットを揺らすJ1初ゴール。このゴールで1-0で岡山が勝利を収めた。 <h3>【柏vsG大阪】小泉佳穂のゴールを守り抜きウノゼロ勝利</h3> 5位の柏レイソル(勝ち点13)はホームに12位のガンバ大阪(勝ち点10)を迎えた一戦。勝ち点差3の中での対決となった中、柏が試合のペースを握る。 ゴールレスで試合は進んでいく中で、それでもホームの柏が主導権を握ると65分に待望のゴール。左サイドから崩すと、熊坂光希の縦パスが相手に当たりこぼれ球になるも、垣田裕暉が相手DFを背中で押さえると、福岡将太が突いたボールを小泉佳穂がダイレクトシュート。これが決まり柏が先制し、そのまま1-0で勝利を収めた。 <h3>【横浜FCvs清水】昨季のJ2優勝争い対決は横浜FCに軍配</h3> 18位と苦しむ横浜FC(勝ち点7)と8位と上位を追いかける清水エスパルス(勝ち点11)の対決。昨シーズンはJ1昇格を争った両者のJ1での戦いは、固い展開となる。 前半は強風の影響もあり、互いになかなか良い形を作れない展開に。清水は32分、ボックス手前でパスを受けた乾貴士がミドルシュートを放つが左ポスをに嫌われる。 ゴールレスで迎えた後半、50分に浮き球のパスに抜けたルキアンから繋ぐと、福森晃斗のクロスを山田康太がニアでヘッドで合わせて横浜FCが先制。清水は同点を目指すがなかなかゴールが遠い展開に。1-0で終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム7分に左からのクロスを櫻川ソロモンがヘッドで決めて勝負あり。横浜FCが2-0で勝利を収めて降格圏を脱した。 その他、サンフレッチェ広島はセレッソ大阪に2-1で勝利し、2位に浮上。川崎フロンターレとの対戦で引き分けたFC町田ゼルビアは首位に浮上した。一方で、降格圏の横浜F・マリノスは東京ヴェルディと引き分け脱出ならず。湘南ベルマーレに敗れた名古屋グランパスも再び降格圏に転落することに。未勝利で最下位だったアルビレックス新潟がヴィッセル神戸に勝利したものの最下位脱出ならず。それでも勝ち点差がグッと縮まり、下位も上位も混戦状態となっている。 <h3>◆明治安田J1リーグ第9節</h3> ▽4/5(土) 横浜F・マリノス 0-0 東京ヴェルディ ▽4/6(日) ファジアーノ岡山 1-0 FC東京 【岡山】 田部井涼(後16) FC町田ゼルビア 2-2 川崎フロンターレ 【町田】 岡村大八(前34) 西村拓真(後8) 【川崎F】 エリソン(前16) 河原創(後28) 横浜FC 2-0 清水エスパルス 【横浜FC】 山田康太(後5) 櫻川ソロモン(後45+7) ヴィッセル神戸 0-1 アルビレックス新潟 【新潟】 長谷川元希(前12) アビスパ福岡 1-0 浦和レッズ 【福岡】 岩崎悠人(後23) 鹿島アントラーズ 3-4 京都サンガF.C. 【鹿島】 レオ・セアラ(前18、前30) 師岡柊生(後45+2) 【京都】 奥川雅也(後16) ラファエル・エリアス(後35、後37、後45+5) 柏レイソル 1-0 ガンバ大阪 【柏】 小泉佳穂(後20) 湘南ベルマーレ 2-1 名古屋グランパス 【湘南】 福田翔生(前10) 鈴木雄斗(前45) 【名古屋】 稲垣祥(前45+5) サンフレッチェ広島 2-1 セレッソ大阪 【広島】 新井直人(前18) 荒木隼人(後41) 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前15) <span class="paragraph-title">【動画】田部井涼の衝撃ゴラッソがJ1初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/vxLmEC5DXS">pic.twitter.com/vxLmEC5DXS</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908752526528168406?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】小泉佳穂がダイレクトで右足一閃</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8FG%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏G大阪</a> <a href="https://t.co/snPXMWuH4o">pic.twitter.com/snPXMWuH4o</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908786061284958466?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】仕上げはラファエル・エリアス、首位・鹿島のホーム無敗を「27」で止める</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">エリアス、エリアス、エリアス!<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島京都</a> <a href="https://t.co/svL6VOq2rO">pic.twitter.com/svL6VOq2rO</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908795009476026793?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.06 18:15 Sun5