連覇狙う日本が白星発進!! 主導権握り山本柚月弾でオランダ下す《U-20女子W杯》

2022.08.12 07:47 Fri
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11日(日本時間12日)、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)はFIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)コスタリカのグループD第1節でU-20オランダ女子代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。

2002年から2年ごとに行われているU-20女子W杯。2018年のフランス大会では日本が初優勝を飾り、女子サッカー史上初の三世代制覇(U-17、U-20、A代表)を成し遂げた。

2020年大会はコスタリカとパナマでの共催が予定されていたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により中止に。今年はコスタリカにて4年ぶりに開催される運びとなった。
大会初となる2連覇を目指す日本は[3-3-2-2]のシステムを採用。GKには福田史織、最終ラインは右から田畑晴菜、石川璃音、長江伊吹と並び、ウイングバックは右に杉澤海星、左に小山史乃観が入る。大山愛笑がアンカーを担い、中盤の2列目には藤野あおば天野紗。2トップはWEリーグでも出場を重ねる山本柚月浜野まいかが務めた。一方のオランダは[4-2-3-1]でスタートした。

開始早々に中盤でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けて藤野がシュートまで持ち込む良い入りを見せた日本は、序盤からポゼッションと素早いトランジションでゲームの主導権を掌握。6分には藤野のクロスから山本がヘディングを放ち、3分後にも山本がミドルを狙った。
オランダに効果的なビルドアップを許さず、その後も高い位置で藤野が奪い、山本とのワンツーを経てボックス左からフィニッシュ。さらに左ポケットを取っての折り返しから天野の右足と多くのシュートシーンを作ると、待望の先制点は23分に生まれる。

最終ラインでのボール回しから田畑が天野へ縦パスを送り、ボックス手前右で受けた浜野はターン後、即座にアウトサイドでのスルーパス。オフサイドラインギリギリでボックス右へ抜け出した山本はGKとの一対一を冷静に制し、左隅へと流し込む。VARによる長いオフサイドチェックを経て、改めてゴールが認められた。

これまでアイドリング中といってもいいほどチャンスのなかったオランダも、失点後にようやく温まったか速攻からボックスへ侵入する回数を増やす。ただ、日本の守備陣も慌てることなく対応。ボール奪取後のパスにミスが少なく、再びペースを握り返すと、ショートカウンターやショートパス、クロスからと多彩な攻撃を仕掛けて浜野や天野らがフィニッシュへ。先制時を除いてほぼ枠内シュートがなかったのは懸念事項だが、終始日本のペースで前半を終えた。

劣勢だったオランダはハーフタイムに2枚替えを行い、日本も天野に代えて松窪を投入。松窪は後半のキックオフ直後にいきなりのシュートを放つなど、スムーズにゲームへ入る。

オランダも縦1本でボックスを陥れたが、石川が好対応を見せてフィニッシュまでは持ち込ませず、対照的に日本は藤野が立て続けにゴールを脅かせば、53分にも松窪がアウトサイドに掛けた左足のミドルを放った。

降り出した雨が次第に強まるとともにオランダにもチャンスシーンが増え、ボックス右からのペデモルスの強引な右足は枠右を捉えるも、GK福田がきっちりとセーブ。さらに、CKこぼれからはアウエと、日本は連続してシュートを浴びることに。

それでも日本が攻勢を貫くと、松窪の折り返しや大山のダイアゴナルパスから浜野が決定機を迎え、藤野のグラウンダークロスにもニアへ飛び込む。だが、いずれもGKのファインセーブに阻まれ、追加点を奪えない。

終盤には同点を狙うオランダのシンプルな攻撃に押し込まれる時間があったものの、日本はこれをしのぎ切ってゲームをコントロール。チャンスを多数迎えながら1点止まりという決定力に課題は残ったものの、難しい初戦を勝ち切って白星スタートを切った。

なお、U-20日本女子代表は第2戦でU-20ガーナ女子代表戦(14日26時K.O.)、第3戦でU-20アメリカ女子代表戦(日本時間18日8時K.O.)とそれぞれ対戦する。

U-20日本女子代表 1-0 U-20オランダ女子代表
【U-20日本】
山本柚月(前23)

◆U-20日本女子代表
GK:福田史織(浦和L)
DF:田畑晴菜(C大阪堺)、石川璃音(浦和L)、長江伊吹(長野L)
MF:杉澤海星(大宮V)、大山愛笑(メニーナ)、小山史乃観(C大阪堺)、天野紗(INAC神戸)[→松窪真心(JFAアカデミー)]、藤野あおば(ベレーザ)
FW:浜野まいか(INAC神戸)[→吉田莉胡(EL埼玉)]、山本柚月(ベレーザ)[→土方麻椰(メニーナ)]

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ホテルに女性を連れ込み代表追放…元Jリーガーの父を持つ“オランダの神童”シャビ・シモンズらU-19の5選手

バルセロナの下部組織出身で、現在はパリ・サンジェルマン(PSG)に所属している、MFシャビ・シモンズが、U-19オランダ代表チームから追放されていたようだ。 シャビ・シモンズは、オランダ代表の未来とも言われ、PSGでもその才能を高く評価。プレシーズンマッチでも軽快な動きを見せていた。 才能に疑いのないシャビ・シモンズは、Jリーグの京都サンガF.C.でもプレーしたレジリオ・シモンズ(登録名はレジ)の息子。18歳の期待の若手だが、チームメイト4人とともに代表を追放されてしまった。 オランダ『テレグラーフ』によると、シモンズの他に追放されたのは、アヤックスのFWアルジャニ・マルタ(18)、FWナジ・ユニュヴァル(18)、DFリオ・ヒレン(18)の3名と、フェイエノールトのFWミメイルヘル・ベニータ(17)とのことだ。 彼らは6日の午後、U-19イタリア代表との親善試合を欠場。バート・コンテルマン監督によって、チームへと帰されたとのことだ。 彼らはホテルの一室に2人の女子を連れ込んだとのこと。これは新型コロナウイルス(COVID-19)のプロトコル違反であり、すぐに5名が追放されたようだ。 コロナ禍において、選手のこうした問題行動は起こっているが、若気の至りというのだろうか。大事な試合の前に軽率な行動を取ったものだ。 この9月には、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーもプロトコル違反で追放。また、南米ではアルゼンチン代表選手が虚偽の申告でブラジルに入国したとして、試合が中止する事態に陥るなどしている。 <span class="paragraph-title">【動画】シャビ・シモンズ、バルサのカンテラ時代の異次元プレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJLanFLbjFOUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.09.08 11:45 Wed
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衝撃のトラップ! 24年前のW杯準々決勝、アルゼンチンを土壇場で撃墜したオランダ代表FWベルカンプのスーパーゴールが再脚光

カタール・ワールドカップ(W杯)もいよいよ残すところ準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝となった。 残り約1週間となった今大会。ベスト8を目指した日本代表は残念ながら敗退となったが、残された8カ国はどこが優勝してもおかしくない実力国だ。 準々決勝の対戦カードもどちらが勝ってもおかしくない対決ばかり。その中で、これまで多くのレジェンドを輩出し、W杯で何度も対戦しているのがオランダ代表vsアルゼンチン代表だ。 最も直近では、2014年のブラジルW杯。準決勝で対戦すると、PK戦の末にアルゼンチンが勝利を収めていた。 当時を知るルイス・ファン・ハール監督が率い、ステファン・デ・フライやデイリー・ブリントは今大会もメンバーとしている。 W杯で見れば、1974年が最初の対戦に。続いて1978年、1998年、2006年と対戦し、今回がなんと6度目の対戦となる。 グループステージでの対戦は1974年と2006年の2回。それ以外は、ノックアウトステージでの対戦となり、アルゼンチンが勝ったのは1978年の延長戦と、2014年のPK戦のみという結果だ。 その中でも印象深いゴールは1998年の準々決勝での対戦ではないだろうか。 日本が初めて出場したフランスW杯。グループステージでも同居したアルゼンチンが戦った試合だが、この試合で決勝ゴールを決めたのがオランダ代表FWデニス・ベルカンプだ。 アヤックスやインテル、アーセナルでプレーしたベルカンプ。当時はアーセナルに所属していたが、1-1で迎えた中、延長戦に突入するかと思われた89分に衝撃のゴールを決める。 自陣でボールを持ったフランク・デ・ブールが前線にロングフィードを送ると、ボックス内に走り込んだベルカンプが後方からのボールをいとも簡単にトラップ。奪いにきたロベルト・アジャラをトラップの流れでかわし、ゴールに叩き込んだのだ。 デ・ブールの正確なロングフィードはもちろんのこと、後方からのボールwジャンプしながらトラップし、着地と同時に奪いに来たアジャラをボールを叩きつけてかわしてのシュート。今見えても技術の高さがわかるスーパーゴールだ。 なお、ここで勝利したオランダは、準決勝でブラジル代表にPK戦の末に敗れると、3位決定戦ではクロアチア代表に敗れて4位で大会を終えていた。 <span class="paragraph-title">【動画】ベルカンプのテクニック光る!ロングフィードをジャンピングトラップから劇的決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Cl5_q2yt7OD/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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