「本当に脅威に見えた」シティ指揮官が藤野あおばを称賛、リバプールに4発快勝で攻撃活性化「クロスを最大限入れていた」

2025.02.17 17:15 Mon
シティの指揮官が藤野あおばのプレーを称賛
Getty Images
シティの指揮官が藤野あおばのプレーを称賛
マンチェスター・シティ・ウィメンガレス・テイラー監督が、なでしこジャパンのFW藤野あおばを称賛した。藤野をはじめ、MF長谷川唯、DF清水梨紗、GK山下杏也加、MF大山愛笑の日本人5名が所属するシティ。16日にはFA女子スーパーリーグ(FAWSL)第14節でリバプール・ウィメンと対戦した。

藤野、長谷川、山下が先発出場した試合。大山とリバプールのMF長野風花は途中出場していた。
立ち上がりから攻めるシティ。藤野はポスト直撃のシュートを放つと、長谷川もボックス内からシュートを放ち、ゴールに迫っていく。

藤野はゴールやアシストで数字は残せなかったが、チームの攻撃を活性化。テイラー監督は、藤野の攻撃力を称えた。
「試合の立ち上がりは本当に良かったと思う。アオバは、本当に脅威に見えた。クロスを最大限入れていた」

一方で、リバプールの守備にも苦しんだとコメント。「彼女は1vs1のポジションに入ったが、これは5バックに対しては本当に難しいことだ」と語り、「何かが起こり、パスをミスし、突然自信を失ってしまった」と、ムウz香椎試合になったとした。

前半で2点をリードしたシティ。「ハーフタイムに選手たちに話しかけ、もっとプレーを変更し、切り替えを早くした」と語ったテイラー監督は、それにより攻撃陣が改善されたとした。

「それができれば、アオバ、レイラ(・ワハビ)、メアリー(・ファウラー)が1vs1の状況にもっと入り込めるだろうと思った。実際に彼女たちはそうしていた」

「我々にとっては良い試合であり、選手たちはゲームプランをとてもうまく実行した」


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