エバートンがウルブスのイングランド代表DFコーディをレンタル 今夏4人目の新戦力

2022.08.09 09:45 Tue
Getty Images
エバートンは8日、ウォルバーハンプトンからイングランド代表DFコナー・コーディ(30)のシーズンローンを発表した。背番号「30」をつける。

マージサイドで生まれ、リバプールでプロデビューのコーディ。シェフィールド・ユナイテッドやハダースフィールドで経験を積み、2015年夏にウォルバーハンプトン入りした。
そのウォルバーハンプトンでキャリアが開花。公式戦通算317試合の出場数を誇るセンターバックはDFリーダーに君臨し、2020年にはイングランド代表デビューにまで漕ぎ着けた。

ウォルバーハンプトンでは昨季もプレミアリーグ全試合に先発したほか、主将としても信頼を掴む存在だったが、先のプレミアリーグ開幕節ではベンチメンバーに甘んじていた。

エバートンではプレミアリーグ開幕節でDFベン・ゴッドフリーとDFジェリー・ミナが揃って負傷交代。両選手ともしばらくの離脱が見込まれており、補強の必要性が生じていた。
なお、エバートンにとって、コーディはDFジェームズ・タルコウスキ、DFルベン・ヴィナグレ、MFドワイト・マクニールに続く4人目の新戦力となる。
関連ニュース

人気銘柄ブランスウェイトの後釜に…エバートンが2部ハル・シティの超屈強CBグリーブス獲得に本腰か

エバートンがU-21イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)の後釜を選定中だ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 今季終了後のビッグクラブ移籍が浮上している“人気銘柄”ブランスウェイト。若くて伸びしろも大きそうな国産の195cm左利きセンターバックを、マンチェスター・ユナイテッドなどが狙っているとされる。 一歩間違えれば「経営難」というほどに財政が逼迫するエバートンとしては、今季終了後の主力複数売却が必須とされており、もちろんブランスウェイトもその1人。すでに後釜の選定を進めているという。 有力候補はトッテナムも関心を寄せているとされるイングランド人DFジェイコブ・グリーブス(23)。チャンピオンシップ(イングランド2部)のハル・シティに所属する193cmの左利きで、プレミアリーグ経験のない選手ながら、1400万ユーロ(約22億5000万円)の市場価値を誇る。 その特徴は圧倒的な“頑丈さ”。フィジカルコンタクトがプレミアより激しい2部の選手でありながら、2021-22シーズンにリーグ戦全46試合フルタイム出場、昨季は46試合中44試合出場、今季はここまで出場停止1試合を除いて全36試合フルタイム出場… とにかく屈強なのだ。 前述の通り、グリーブスにはトッテナムも関心を寄せるが、その比重は大きくなく、対してエバートンはブランスウェイトの後釜として本腰。プレミアリーグでも即戦力になると踏んでいるようだ。 獲得への絶対条件は「エバートンのプレミア残留」。現段階でプレミア昇格の可能性も残すハル・シティだが、グリーブス自身はチームの昇格がなければ今季終了後に個人昇格する決意が固まっているとレポートされている。 2024.03.13 17:00 Wed

2つ目のPKキッカー、ラッシュフォードはブルーノからの提案 「変更すべきだと感じた」

マンチェスター・ユナイテッドが2つのPKで連敗ストップの白星を手にした。 ユナイテッドは9日のプレミアリーグ第28節でエバートンとホームで対戦。前半にアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョが獲得した2つのPKをモノにして、2-0で勝利した。 そのPKシーンではポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが1本目を担い、2本目はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだった。 クラブ公式サイトによると、ブルーノは試合後のクラブ公式チャンネル『MUTV』でその経緯を明らかに。ブルーノからラッシュフォードに提案してのキッカー変更だったようだ。 「何度も言うように、僕らは複数のPKキッカーがいて、ドレッシングルームにもリストがある。マーカスはPKキッカーとして2番目の名前で、彼が蹴ろうとするときは僕もいつだって自信を持っている」 「彼なら、僕と同じ効果をもたらせると信じているんだ。1本目は僕が決めたけど、2点目はGKの心を少し揺さぶるという面で、変更すべきだと感じた」 「そうすると、彼(ジョーダン・ピックフォード)はまた違う動き方で、また異なるPKキッカーに対応していく必要性が出てくる。だから、僕らが追加点を奪う上で、チームにとって最善の判断だったと思う」 「あれは自分にゴールを決める自信がなかったわけじゃない。ただ、マーカスと話をして、やりたいかどうかを尋ねたからで、そうしたら『喜んでやる』と言ったから、『どうぞ』って返したんだ」 そんなブルーノは前回のエバートン戦でもPKチャンスを獲得した際、ラッシュフォードにキッカーを託した過去。今季のラッシュフォードが悩める状況とあって、今回も自信を取り戻させるために譲った、というのもありそうだ。 2024.03.10 12:55 Sun

連敗ストップ試合で輝いたガルナチョにテン・ハグ監督が言及 「我々の仕事は彼のレベルを押し上げること」

マンチェスター・ユナイテッドが連敗をストップした。 ユナイテッドは9日のプレミアリーグ第28節でエバートンとホームで対戦。前半に2つのPKをブルーノ・フェルナンデスとマーカス・ラッシュフォードが決めると、後半を無失点で切り抜け、2-0で勝利した。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、これでチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位アストン・ビラと暫定8ポイント差のエリク・テン・ハグ監督は守りの部分が光った試合だと感じているようだ。 「すべてにおいて良いパフォーマンスで、良い結果だった。チームとしてのパフォーマンスだったが、4バックとGK、そして前のカゼミロが特に素晴らしかったし、彼らはよくやってくれたよ」 「セットプレー時の守り方も良かった。本当によく組織化され、集中し、全員がそれぞれの仕事をしたと思う。後半もいくつかのチャンスがあったが、全体的によくやってくれた」 また、2選手による2つのPKに関する話では「彼らがピッチで決めた。ブルーノも、ラシーも、カゼミロも、クリスティアン・エリクセンも、そのほかの選手もだし、我々には良い担い手がいる」と話した。 そして、PKチャンスを獲得するなど、鋭い仕掛けとフィニッシュで存在感のアレハンドロ・ガルナチョにも「彼は集中し続けられるかどうか」と若い選手が故の課題を口にしつつ、一目置いた。 「チームにいるほかの選手と同じく、私は彼との仕事も好きだ。彼はチャレンジを求める選手で、チャレンジが好きな選手。とても勇敢で自信に溢れている。我々の仕事は彼のレベルをより高いところに押し上げることだ」 「だが、彼はそれをやっている。彼には大きなポテンシャルがあるし、我々も引き出していかないといけない。日々頑張らないといけないし、若い頃は激しい競争があるなかで、3日おきにプレーするのがどういうことなのかわからないものだ」 「そういう経験が必要だし、向上する上ですべてのトレーニングでパフォーマンスを発揮していかないといけない。改善すべき点がまだたくさんあるのだからね」 2024.03.10 09:05 Sun

ガルナチョがPK2本獲得、ユナイテッドが不振エバートンを下して連敗ストップ【プレミアリーグ】

マンチェスター・ユナイテッドは9日、プレミアリーグ第28節でエバートンをホームに迎え、2-0で勝利した。 前節マンチェスター・ダービーを逆転負けして連敗となった6位ユナイテッド(勝ち点44)は[4-3-3]で臨み、最前線にブルーノ・フェルナンデス、右にガルナチョ、左にラッシュフォードと並べた。 10試合勝ちのない16位エバートン(勝ち点25)がハイプレスをかける入りを見せてきたのに対し、序盤はバタついたユナイテッドだったが、10分にPKを獲得する。ボックス左で切り返したガルナチョがタルコフスキに足を引っかけられて倒された。このPKをブルーノ・フェルナンデスが決めてユナイテッドが先制した。 先制後の13分、マクニールのボレーでひやりとさせられたユナイテッドは、25分にもガーナーのミドルシュートでゴールを脅かされたが、GKオナナが好守で凌いだ。 その後、28分にブルーノ・フェルナンデスが直接FKで追加点に迫ると、34分に再びPKを獲得。ロングカウンターの流れで右サイドからダイアゴナルにドリブルでボックス内へ侵入したガルナチョがゴッドフリーに倒された。 このPKをラッシュフォードが決めてリードを広げたユナイテッドは、45分にもボックス右に侵入したガルナチョがPKを獲得しかける。しかしグラウンダークロスがミコレンコの手に当たったものの、主審は故意ではないとしてノーファウル判定を下し、2-0で前半を終えた。 迎えた後半もエバートンが前がかる入りとなった中、ユナイテッドは54分に縦に早い攻撃からボックス右のガルナチョが際どいシュートを浴びせて牽制する。 その後、キャルバート=ルーウィンら3枚替えを敢行してきたエバートンに対し、ユナイテッドは63分にブルーノ・フェルナンデスがボックス右から枠内シュート。ここはGKピックフォードの好守に阻まれると、直後のCKの流れから混戦の中をリンデロフが決定的なシュートに持ち込んだが、GKピックフォードの守備範囲だった。 終盤にかけてはユナイテッドがエバートンの反撃を許さず2-0でシャットアウト勝利。連敗を止め、上位に踏み止まっている。 2024.03.09 23:33 Sat

エバートンの勝ち点10剥奪処分が勝ち点6に軽減…即時有効で17位から15位に浮上

エバートンの勝ち点10の減点処分が6ポイントに軽減されることになった。 エバートンは26日、上訴委員会が昨年11月にプレミアリーグ独立委員会によって課された勝ち点10の減点処分を6ポイントに軽減する裁定を下したことを発表。今回の裁定は即時有効となり、現在勝ち点21で17位のチームは勝ち点25で15位に浮上することになった。 エバートンは今回の上訴委員会の裁定を受け、以下の声明の伝えている。 「エバートンは、上訴委員会が11月にプレミアリーグ独立委員会によって課された減点を10ポイントから6ポイントに軽減し、即時発効するという結論を下したことを確認できます」 「クラブはまだ上訴委員会の決定を消化中ですが、私たちは上訴の結果、制裁ポイントが軽減されたことに満足しています」 「私たちは、上訴委員会が、関連するEFL規則の下での立場を含む、クラブが委員会に認識させた利用可能なベンチマークと照らし合わせて評価した場合、当初課されていた10点減点が不適切であるとみなしたこと、および以下に基づいて課される9点減点を考慮したことを理解しています」 「また、クラブが最大限の誠実な行動を怠ったという当初の委員会の認定を覆す上訴委員会の決定に特に満足している。この決定は、減点と同様に、控訴審のクラブにとって非常に重要な原則事項となりました。したがって、クラブはその魅力を追求することに正当性があると感じています」 「上訴委員会の決定と前向きな結果にもかかわらず、クラブは2023年6月に終了する会計期間に向けて進行中の訴訟に関してプレミアリーグに協力することに引き続き全力で取り組んでいきます」 「クラブはこの決定の広範な影響をまだ検討中であり、このプロセスを通じてファン諮問委員会と他のファングループに感謝の意を記録に残す以外、現時点ではこれ以上のコメントはありません。そして、継続的なサポートと忍耐力に感謝するすべてのエバートニアンに感謝します」 プレミアリーグは昨年11月17日、独立委員会がエバートンに対して「収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)」に違反したと判断。即時の勝ち点10剥奪の処分を言い渡していた。 プレミアリーグは今年の初めにエバートンに対して告訴状を出し、独立委員会に付託。エバートンは2021-22シーズンのPSR違反を認めたものの、それ以上に違反があったとされ、プレミアリーグが主張していた1億2450万ポンド(当時のレートで約238億円)の損失があることが認められて処分を受けていた。 2024.02.26 22:42 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly