エバートン指揮官、アンドレ・ゴメスの悪夢の負傷に言及 「最もタフな瞬間」

2019.11.04 06:15 Mon
Getty Images
エバートンを率いるマルコ・シウバ監督がトッテナム戦で右足首に重傷を負ったポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスに関して言及した。イギリス『リバプール・エコー』がポルトガル人指揮官の試合後コメントを伝えている。

プレミアリーグ第11節、エバートンvsトッテナムが3日にグディソン・パークで行われ、1-1のドローに終わった。

開幕から不振が続く16位のエバートンと、14位のトッテナムによる名門同士の一戦は、ゴールレスで折り返した後半の63分にMFデレ・アリのゴールでトッテナムが先制。しかし、12分が加えられたアディショナルタイムの98分にFWジェンク・トスンの同点ゴールによって1-1のドロー決着となった。
しかし、同試合で最大のトピックとなったのは、後半半ばのアンドレ・ゴメスの負傷だった。

78分、タッチライン際でFWソン・フンミンがアンドレ・ゴメスにスライディングタックルを見舞うと、これでバランスを崩した同選手がカバーに入ったDFセルジュ・オーリエと激しく交錯。すると、芝に足を取られていたポルトガル代表MFの右足首があらぬ方向に。
この衝撃の負傷を受けて、すぐさまメディカルスタッフがピッチに入る中、不幸な形で負傷の引き金となったソン・フンミンとオーリエは取り乱してしまい、対戦相手やチームスタッフの慰めを受ける異例の状況に。

そして、マーティン・アトキンソン主審は当初イエローカードを掲示したソン・フンミンに対してレッドカードを掲示。その後、アンドレ・ゴメスは担架に乗せられてピッチを後にし、そのまま救急車で病院に直行することになった。

同試合後、公式会見に出席したシウバ監督はアンドレ・ゴメスのケガについて言及した。

「今日の試合とその結果を忘れて、我々にとって最もタフな瞬間となった」

「我々のロッカールームにおいてもタフな瞬間となった。アンドレは今後彼に必要なすべてのサポートを受けることになる。ただ、個人的に彼がフットボーラー、そして男としてより強くなって戻ってくることを100パーセント確信している」

「彼は素晴らしい人間であり、素晴らしいプロフェッショナルだ。我々のプレーヤーたちは悲しんでいるが、我々はこの試合で素晴らしい反応を示した」

また、シウバ監督はアンドレ・ゴメスの負傷に繋がったソン・フンミンのチャレンジに関しても言及。ソン・フンミンのプレーに悪意がなかったと断言し、擁護する姿勢を示した。

「あの場面を直接自分の目で見た。その後にテレビの映像では確認していない。ただ、私の意見は重要なものだと思っていないし、それで何かが変わるわけでもない」

「あれは強いタックルだったが、ソンがいかなる悪意も持たずに行ったプレーであるということを100パーセント確信している」

現時点でアンドレ・ゴメスのケガの状態は不明だが、半年あるいは1年単位の重傷となる可能性は高い模様だ。

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デレ・アリが壮絶な半生語る…幼少期の性的虐待被害、麻薬取引、薬物依存症…

現在、キャリアのどん底に沈むエバートンの元イングランド代表MFデレ・アリ(27)が、これまでの壮絶な人生を包み隠さずに語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 プロキャリアをスタートしたMKドンズでまばゆい輝きを放ち、ステップアップを遂げたトッテナムでは、マウリシオ・ポチェッティーノ率いる近年のクラブ全盛期をけん引したデレ・アリ。 一時はレアル・マドリーを始め、国内外のメガクラブからの関心を集め、フランク・ランパードやスティーブン・ジェラードに続くイングランド屈指の攻撃的MFへの成長も期待された。 だが、2018-19シーズン辺りから細かい負傷やパフォーマンスの低下に加え、以前から懸念された素行問題が目立つようになると、2022年1月には構想外のトッテナムを離れてエバートンへ完全移籍。しかし、その新天地でもかつての輝きを取り戻せず、昨シーズンはトルコのベシクタシュにレンタル移籍。しかし、再起を期して選択した自身初の国外移籍ではシーズン途中に構想外になる屈辱を味わい、依然としてどん底の状態を抜け出せずにいる。 そういった中、27歳MFはイギリス『スカイ・スポーツ』でコメンテーターを務めるガリー・ネビル氏の『The Overlap』のロングインタビューで、幼少期の性的虐待被害、麻薬取引、薬物依存症というセンセーショナルな内容を含め、これまでの壮絶な人生を包み隠さずに語った。 まず初めにデレ・アリは自身が先日までメンタルヘルスのためのリハビリ施設に通っていたことを明かした。 「今、何が起こっているのかを人々に話すにはおそらく今が適切な時期だと思う。正直、話すのは難しいよ。それはごく最近のことでもあるし、長い間隠してきたこともあるし、話すのが怖いからだ。だけど、僕はそれが最も正しいことだと考えている」 「トルコから帰国して、手術が必要であることが分かり、精神的にもひどい状態だったんだ。だから、メンタルヘルスのためにリハビリ施設に行くことにした。施設は依存症、メンタルヘルス、トラウマを扱っている。そして今が自分のための時間だと感じたんだ」 「そこに行くように言われるのは適切ではない。自分で理解し、決断しなければうまくいかないからね。僕は自分に害を及ぼすものに依存するという悪いサイクルに陥っていた」 「毎日、目が覚めて試合にに勝って、トレーニングに臨み、笑顔で幸せを感じていた。だけど、心の中では間違いなく戦いに負けていたんだ。それを変えるときが来た。僕はそこに6週間通った、エバートンはそれについて素晴らしいサポートをしてくれた」 さらに、ここ数年に渡って自身が睡眠薬中毒に陥っていたことを明かした。 「それは長い間続いていて、自分でも気づかないうちに、飲酒であろうと何であろうと、自分の感情を麻痺させるためにやっていたことだと思う。僕は睡眠薬中毒になったけど、おそらくそれは自分だけの問題ではないと考えている」 「フットボール界ではおそらく人々が思っている以上にこの問題が蔓延していると思っているよ。もしかしたら僕がカミングアウトしてそれについて話すことが助けになるかもしれない」 「ただ、誤解しないでほしい。僕らのスケジュールでは、睡眠薬がうまく働くこともある。時々、睡眠薬を服用するのは問題ないけど、僕と同じように壊れているとき、それは逆効果になる可能性がある」 「効果が出なくなるまでは正しく機能するけど、僕は間違いなくそれらを乱用しすぎた。僕は問題の根本、つまり自分が大人になったときに抱えていたトラウマに真剣に向き合ったことがなかったんだ」 「それがどれだけひどいことなのか理解できなかった。僕は一人ですべてに対処しようとした。養子縁組している家族も、悲しくなるんだけど、僕を泣きながら部屋に連れていって、僕が何を考えているのか、どう感じているのか、話してほしいと言うんだ。だけど、僕にはそれができなかった」 「ただ、自分だけで対処したかったんだ。僕は数年間自分を見失った。自分の命を救ってくれた家族がいるのに、僕はみんなを追い払い、誰の助けも受け入れなかった。泣きながら、何が間違っていたのか教えてほしいと懇願されたけど、僕は何も言わなかった」 「家族はそれらついて何度か聞いてきたけど、僕はそれらを服用したことがないと誓った、それが問題の一部だったんだ。僕は助けを望んでいなかったし、依存症ではないと自分に言い聞かせた。だけど、実際は間違いなく依存症であり、助けが必要だったんだ」 「チームがそれらを与えるのには理由がある。つまり寝るためだ。だけど、僕はそんな使い方はしなかった。一日中それを服用していたし、休みの場合は午前11時から時々服用していた。だけど、プレー中であれば決して服用しなかった。だけど、現実から逃げるために、早めに服用していた」 また、2016年に「アリの姓とは何の関係もない」とユニフォームの登録名を変更し、母親がアルコール依存症と闘うために養子に出されたことは広く知られるところだが、その幼少期に性的虐待の被害に遭っていたことを初めて告白した。 「これについてはあまり話したことはない。簡単に理解できるような事件がいくつかあったんだ。6歳のとき、よく家に来ていた母の友人から性的虐待を受けた。当時、母はアルコール依存症だった」 「それは6歳のときの出来事だった。その後、規律を学ぶためにアフリカに送られ、その後送り返された。7歳で喫煙を始め、8歳で麻薬の取引を始め、麻薬を売り始めた。たしか年上の人から、自転車に乗った子供は止められないと言われていたから、サッカーボールを持って走り回り、ドラッグを手に入れた」 「11歳、隣の家の男によって橋から吊り下げられた。12歳、僕は養子縁組され、素晴らしい家族に養子縁組されたんだ。彼らより良い人たちの養子になることを望むことはできないよ。もし神が人を創造したとしたら、それは彼らだった」 「一緒に暮らし始めたとき、彼らに心を開くのは難しかったよ。だけど、僕は彼らにとってできる限り最高の子供になろうと努力した。だけど、多くの人に同情すべきとは思われたくないんだ」 壮絶な自身の半生を包み隠さずに語ったデレ・アリだが、ネビル氏の最初の質問となった「大丈夫か?」との問いに対しては、「そう思うよ。確かによく聞かれる質問だけど、久しぶりに本気でそう言えるよ。フットボールに対する情熱が戻ってきたんだ」と、その表情を含めて少し吹っ切れた様子を見せた。 さらに、「自分がどれだけうまくなれるかを分かっているし、自分が正しいことを証明したい」と再起に向けて前向きな姿勢を示している。 2023.07.13 20:28 Thu

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