G大阪が最多4発で力強い仕切り直しに成功! 横浜FMは4連敗【明治安田J1第22節】

2024.07.06 21:08 Sat
先制弾のファン・アラーノ
©︎J.LEAGUE
先制弾のファン・アラーノ
明治安田J1リーグ第22節の1試合が6日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ホームのガンバ大阪横浜F・マリノスを4-0で下した。この試合も4バックの3位G大阪だが、出場停止の半田陸に代わって松田陸が右サイドバックに入り、福岡将太がセンターバックに復帰。2列目でも坂本一彩ファン・アラーノがスタートから出場した。横浜FMはポープ・ウィリアムに代わって飯倉大樹が最後尾に。そのほか、加藤蓮植中朝日宮市亮がスタメン入りした。

中2日でのアウェイゲームといえど、勝利がほしい横浜FMだが、G大阪も仕切り直しの一戦というなか、ホームチームが立ち上がりから押し上げ、4分に細かな繋ぎから分厚い攻めに。ボックス左で自らこぼれ球を回収したファン・アラーノが右足コントロールショットをゴール右に流し込み、G大阪が先手を奪う。
出鼻をくじかれてしまった横浜FMだが、すぐさまボールを動かしながら押し返しにかかり、12分に右サイドからのクロスに大外の宮市が右足ダイレクトで合わせるが、左ポスト。18分にもヤン・マテウスが右サイドから持ち運び、最後は逆サイドの宮市が右足ミドルを放っていったりと、攻め切るシーンも増やす。

G大阪が我慢の時間を凌いで、34分に坂本の際どい右足ミドルなどで再び攻めに出るなか、横浜FMも42分に宮市の決定的な右足フィニッシュがクロスバーに嫌われるシーン。そのなか、45+3分にボックス左から仕掛けた宇佐美が右足で浮き球を出すと、ダワンがドンピシャのヘッドを叩き込み、G大阪が突き放す。
後半から加藤聖エウベルを送り込み、前のめりとなる横浜FMだが、G大阪も前でボールを奪い切れないと見るや、ローブロックを敷いて対応したりと臨機応変な戦いで対応。51分に山下諒也を入れたなかで、64分にも坂本が右足ミドルを放つと、ウェルトンがこぼれ球を押し込みにかかる決定機が巡る。

そろそろ1点を返したい横浜FMも66分にボックス右に仕掛けていったエウベルの左足フィニッシュでG大阪ゴールに迫るが、福岡が体を投げ出しての好ブロックで許さず。すると、69分に俊足の山下がボックス右に持ち込むと、対応に入ったエドゥアルドのハンドを誘い、G大阪がPKのチャンスを掴む。

決めれば3点目となるこのPKチャンスを宇佐美が確実に決めてみせ、G大阪がさらなる突き放しに成功。直後の飲水タイムを経て、山根陸塩貝健人の交代策にも打って出た横浜FMが反撃の時間を続け、シュート数を増やしていったが、G大阪も交代で強度を保ちながらうまく時計の針を進めていく。

終盤を迎えても横浜FMがリスク覚悟で前がかるが、抑えるべきところを抑えながら貪欲に次のゴールも目指していったG大阪は途中出場のイッサム・ジェバリが88分にボックス右からの右足シュートを決め、最多失点の翌節に最多4発で3戦ぶり白星を掴み、力強い仕切り直しに成功。横浜FMは4連敗となった。

ガンバ大阪 4-0 横浜F・マリノス
【G大阪】
ファン・アラーノ(前4)
ダワン(前45+3)
宇佐美貴史(後25)
イッサム・ジェバリ(後43)

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日本代表としても国際Aマッチ15試合に出場し、今年1月に25年のプロ生活に幕を閉じた橋本英郎氏。12月16日にキャリアの原点であるガンバ大阪の本拠地パナソニック スタジアム 吹田で引退試合を行うのに先駆け、超ワールドサッカーではインタビューを実施し、中編では今のG大阪を振り返ってもらった。 【第3回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=454814" target="_blank">前編</a>・<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=454816" target="_blank">後編</a>】 <span style="font-weight:800">――今のガンバ大阪は復権を期して後輩たちが日々頑張っているが、厳しいシーズンが続いています。OBとしていかがでしょうか。</span> 「非常に苦労しているなと思いますね。特に、ユースから上がってきた選手で残れている選手が少し減っているなと。トップに上がれてはいるんですけど、レンタルで出ていく選手も増えていますし、そのあたりでもう一回取り戻せたらいいなと個人的に思います」 <span style="font-weight:800">――実際、ガンバ大阪のユースはプレミアリーグから降格し、トップチームと同じく落ち込み気味。トップチームではユース出身で倉田秋や宇佐美貴史に続く選手がなかなか出てきていません。</span> 「ちょっと時代が変わって、堂安律選手とか、井手口(陽介)選手も含め、活躍すると、海外に行ってしまうので、その辺りの難しさは感じます。食野(亮太郎)は帰ってきましたけど、彼とかが中心になって引っ張っていけるようになると、また違った状況になるのかなと思います」 <span style="font-weight:800">――今のガンバ大阪で注目する若手はいかがでしょうか。中村仁郎選手や唐山翔自選手のような注目株もいますが。</span> 「唐山(翔自)くんですかね。でも、ちょっとチャンスのもらい方を見ると、彼に柔軟性が必要なのかなと。特に、(ダニエル・)ポヤトス監督がフォーメーションだったり、約束事が多いので、そのなかで生きるにはどうしたらよいかだったり、そういう考える力がないと、今のサッカーに彼自身がフィットしていくのは難しいのかなと」 「ある程度、フォーメーションが変わって、彼向きの形を作ってくれれば、また違うと思いますけど、今のやり方で彼が生きるかと思うと、生きる感じがしないです。であれば、彼自身がもうちょっと柔軟性を持ったり、ゴールというところにフォーカスして、周りに作りをお願いしたりとか、そういうところの考え方を変えていかないといけないのかなと思います」 「(倉田)秋や、(宇佐美)貴史がそこらへんで頑張っていると思いますけど、彼らのような選手がそこらへんもアドバイスしていけると、もっと良いんでしょうけどね」 <span style="font-weight:800">――唐山選手の理想像は大黒将志さんだと思いますけど、いかがでしょうか。</span> 「そんな感じだと思います。ってことは大黒のようにプレーするには周りの選手にどういうプレーをしてもらったら良いんだろうっていう要求をしていかないといけないです」 「自分はゴール前で勝負するっていうなら、作りのところはある程度簡単にして、そこまで参加せず、ゴール前で勝負できるところで勝負するのは駆け引きとして大事になると思います」 「背後を取る動きや、ゴール前でのクロスに対するタイミング、足もとでもディフェンダーと入れ替わるようなタイミングで受けるようにするとか、そういう細かいところを考えていかないといけないです」 「フォワードとなると、外国人選手を取ってくるので、争っていくのは正直難しいんですよね。(イッサム・)ジェバリ選手がライバルなら、ポストプレーが上手ですし、真似しようとしても体格や身体の使い方からして難しいです」 「であれば、彼と違う特長を出す必要があります。そのなかで、ポヤトス監督が考えるような、途中交代で流れを変えたい、同じポジションだけで雰囲気が変わる、みんなの動き方が変わる選手ってなれば、全然違うと思います」 <span style="font-weight:800">――近年のG大阪は韓国代表FWファン・ウィジョ選手がいなくなってから、ゴールゲッターが見つからない状況。チームに合うストライカーはどういうタイプだと考えますか?</span> 「今はちょっと変わっているのかもしれないですけど、昔は数少ない決定機でも点を決められるタイプの選手。特に、俊敏性がある選手が合ったんですよね。高さというよりは」 「チョ・ジェジンとかもいたんですけど。チョ・ジェジンがそんなに点数が多くなかったのはクロスからのゴールが当時のチームにそこまで多くなかったんです」 「今はクロスからのゴールが増えて、黒川(圭介)が上がれたりもするので、ゴール前で勝負できる選手が必要なのかなと思いますね。ポヤトス監督がどっちを求めているのかあまりわからないところがありますけど、最初はサイズを求めているのかなと思っていました」 「最初は鈴木(武蔵)選手を使っていましたけど、ジェバリ選手を使って、次は宇佐美選手を使っていますし。多少は高さや、ボールキープのところを優先しているのかなという気がします」 <span style="font-weight:800">――宇佐美選手のストライカー起用はいかがでしょうか。</span> 「彼自身がその意図だったり、やり方でそういう考えになれれば良いと思います。彼の場合はシーズン初めにタスクがすごく多かったです。キャプテンになって、7番を背負って、チームを引っ張る。で、インテリオールのポジションで攻守両面に関わって、FKもCKも蹴る。やることがいっぱいありました」 「点を取るだけでなく、アシストも含めてやらなければいけません。おっしゃるように、どちらかといえばゴールだけ、『フィニッシャーとしての力を発揮してください』であれば、持っているものは持っていますし、ゴール前の仕掛けも細かいタッチでかわせますから、チームとして求めて、フォーカスさせるのは大事かもしれないですね」 <span style="font-weight:800">――その宇佐美選手は中盤での作りも担っていますが、山本悠樹選手が台頭しています。印象はいかがでしょうか。</span> 「貢献度はめちゃくちゃ高いと思います。ダワン選手やネタ・ラヴィ選手、ファン・アラーノ選手との関係性も上手に作っていますし、外国人選手にうまく合わせられるのもすごく魅力的ですよね」 「能力の高い選手に合わせながら、自分の良さもしっかりと出せています。次はウィングや前線、サイドバックからのサポート、攻撃の厚みという話になってくるかもしれないですね」 <span style="font-weight:800">――山本選手も橋本さんのようにクレバーな印象を受けますが。</span> 「(クレバーさを)感じますね。視野は広くて、キックの種類も色々と変えて蹴っています。技術も僕より全然あると思います。僕の方がちょっと(足は)速かったかなと思うぐらいです(笑)。彼と僕は得点力でいったら同じぐらいだと思います。彼の方がもっと取れるんじゃないかなと思いますけど、彼のマインドのところだと感じます」 「今はチームのゲームメイクをするところにフォーカスしていると思うので、それにプラスアスファで点を取ったり、FKを決めたり、CKからアシストできる選手になれれば、僕じゃなく、遠藤(保仁)選手のようになれるんじゃないかなと思います」 <span style="font-weight:800">――改めてチームに話を戻して、近年はガンバらしさを追い求めるシーズンが続いています。それが続く故、ガンバらしさが抽象化しつつありますが、それを築いた時代の1人としてガンバらしさとは何を指すものだと感じますか。</span> 「ある意味、負の遺産という表現もできるかもしれないです。僕らの頃に点を取られても点を取るとか、そういうサッカーを気に入ってもらったサポーターの方が多くいました。それがガンバらしさという言葉で一人歩きしてしまったのかなと」 「その後、“ウサパト”っていう宇佐美とパトリック、長谷川健太さんの3冠のときって、堅守速攻だったんですよね。それが続いて、タイトルを獲っているのにあまり面白くないという理由で叩かれてしまう、タイトルを獲って上位争いをしているのに面白くないと言われてしまう。これってすごく難しいなと」 「勝って、タイトルを獲って、3冠なんて僕らのときでもできていないのに、そのチームが違うと言われて、ガンバ大阪として『やっぱり違うよな、サポーターも言っているし』となったところもあるのかもしれません。そのあたりが正直、どこをゴールにするかが本当に難しいと思います」 「今年でいうと、ポゼッション率の低いチームの方が勝率良いんですよね。圧倒的に良いんですよ。これが面白いくらいハマっちゃってて。それは今シーズン、世界的にもそうなっています」 「マンチェスター・シティや、バルセロナぐらいまでいってしまえば、ポゼッションでもいいですけど、中途半端だと、今は守備が良くなっているので、逆にカウンターを受ける確率が上がります。守備が洗練されて、システマチックになって、理論的になって、一般的な攻撃だと止められますし、質が劣るとやられるようなことが増えています」 「あとはイマジネーション溢れるプレーであれば、打開できますけど、どんどんフィジカル重視というか、スピード感とか、世界でそういう流れになって、ファンタジスタやゲームメーカーがいなくなってきたと言われています」 「そういう時代背景もあって、どうしてもそちら側に寄っていっているので、クラブの理念や、フィソロフィーというところでブレずにやるところと、時代と若干のズレがあるなかで求められると、難しい部分もあるのかなと個人的に思います」 <span style="font-weight:800">――そのなかで、今のガンバ大阪はポヤトス監督が主導権を握るサッカーで勝つスタイルの確立を目指しています。</span> 「主導権という言葉の意味をどう捉えるかですよね。サポーターも含め、世間がどう見るかもあるんですけど。セレッソ大阪はダービーのとき、ボールを持たせて主導権を握りました。(ボールを)奪ったときに自分たちがポゼッションしやすい形を作るというのも1つだと思います」 「確実に自分たちがボールを回すのが主導権なのかをポヤトス監督が声を大にして言い出せば、また話は変わってくるのかなと。相手に持たれるけど、しっかりと守備を構築して、相手にボールをゴール前に運ばせないとか、奪ったあとに中盤を押し込んでボールを回せるとか」 「谷(晃生)選手と東口(順昭)選手が前半戦、繋がなあかん、繋がなあかん、繋がなあかんってどんだけ苦しむねんってぐらい悩んでいたと思います。それを解放した途端に勝ち出しました。やっぱりそういう要素はあると思います」 「相手が取りにきたら背後、背後を消されたら手前で繋げればいいというような、相手に合わせてプレーすること自体も主導権っていう考え方ができます。何をもって主導権かをクラブの発信の仕方だったり、監督や、選手がどう捉えているかが大事だと思います」 <span style="font-weight:800">――シーズン中盤は3連勝&4連勝の8戦無敗で一気に中位まで浮上したガンバ大阪ですが、ここにきて急ブレーキ。この歩みをどう見ていますか。</span> 「まずは自信がなくなっているのが大きいですね。倉田秋とも結構喋ったんですけど、彼が(第14節の)マリノス戦に出て負けたんですけど、そこで兆候が変わったと。その後の新潟戦で彼が先制点を取って、3-1で勝ったと思います。それから試合に勝てるようになりました」 「要はハードワークするのをみんなが認識して、それをベースに、本来は普通の話なんですけど、ミスしても切り替えてすぐ行動を取れれば、どんなサッカーでもある程度戦えたりします。それが今、横浜FCや、湘南が上のチームと戦える要素になっていると思います。そこでサボったり、基本的なところを疎かにして、その上っ面の戦術的なことばかりだと難しいです」 「やっぱり根幹にある、走らないといけないとか、球際は戦わないといけないとか。まずはそれが先にあってから戦術の話。自分たちに迷いが生まれたときに足が止めたり、どうしたらいいんだろうではなく、アクションを取ろう、正解じゃなくても正解にしようとか、そういうのができるとまた流れが変わってくると思います」 <span style="font-weight:800">――試行錯誤が続くガンバ大阪ですが、今季のポジティブな要素はいかがでしょう。</span> 「半田(陸)選手ですね。ポテンシャルを感じながら、シーズン初めこそJ2から来て、山形から来て、結構苦労している印象でしたけど、若さもあり、食らいついて、気づけば主力になりました。彼が右サイドにいないとっていう雰囲気まで出てきました。そのタイミングでケガをしたり、海外移籍の話なんかも出ましたけど、そこまで成長したのはクラブとして間違いなく良い兆しだと思います」 「あとは山本選手ですよね。彼自身もこのシステムのなかで役割を見つけて、良い動きをして、上がり目、ボランチ、アンカーでタスクをこなして、色んな選手に指示を出して、ゲームのコントロールもしています。そういう選手が元々、持った力を出せるようになりました」 「あとは外国人選手もある程度の助っ人という雰囲気を出してくれています。ファン・アラーノ選手は鹿島から出て来て、主力として点も取ってくれて、すごい運動量でチームを支えてくれています。特に、勝っている時期は彼がいないと成り立たなかったりもしました」 「ネタ・ラヴィ選手もダワン選手もですし、軸となりそうな選手が出てきているなと思います。あとはセンターバックにも若い佐藤(瑶大)選手が出てきました。福岡(将太)選手と佐藤選手は1失点してしまうのを改善できなかったところが少しネックですけど、クラブとしてもう少しアプローチできていれば彼らがもっと成長の速度を上げた状態で支えてくれたんじゃないかと」 「どうしても失点してしまうと、クォン・ギョンウォン選手を使ったりとか。三浦弦太選手の方も能力があると思いますし、そこを使うとなると、彼らのチャンスがまたなくなってしまいます。そこでまた競争して、また彼らが出たときに良いパフォーマンスを発揮していくのが大事だと思います」 <span style="font-weight:800">――ポヤトス監督のもと、試行錯誤が続くなかでやろうとしていることは見て取れます。この取り組みを加速させるには何が必要でしょうか。</span> 「このままの形でいくなら、質ですね。パススピードを上げたり、細かい立ち位置を変えるとか、仕掛けるところと捌くところの判断だったり、そこの質をしっかりと上げていくのは大事になると思います。それ以上に走るとか、ベーシックなところも必要かなと。それができても、同じやり方を続けるのであれば、質は求められてくるんじゃないかなと思います」 <span style="font-weight:800">――その中で、ガンバ大阪が“西の雄”に返り咲くために求められるものは何が必要でしょうか。</span> 「大きくいうと、アカデミーかなと思っています。“西の雄”に長くいられるのはやはり育成だったり、教育の環境や、理念だったり、そこが安定して、地域にも認められて、そういう選手たちが人間性を含めて入ってくると、クラブは安定していくんじゃないかなと思います」 <span style="font-weight:800">――現在のアカデミーではご自身と一緒にプレーした選手がコーチとして後進の育成に携わっています。</span> 「クラブ愛の強い選手が入ってきてくれればなと。海外に行っても、堂安にしろ、気にはかけてくれています。そういう選手が増えて、帰ってくればなと。セレッソがそうで、清武(弘嗣)選手にしろ、香川(真司)選手にしろ、柿谷(曜一朗)選手にしろ、(山口)蛍選手にしろ、みんな帰ってきています」 「そういうクラブになってほしいなと思います。貴史は帰ってきてくれましたけど。そういう愛情を含め、思いも貴史だけが背負うんじゃなくて、秋も背負ってくれていると思いますけど、下の年代からも『俺が背負っていくよ』っていうメンバーが増えてきたら、軸ができます」 「で、補強でも取って、大学からも取ってっていう、理念というか、クラブの芯が整って、クラブ愛のある、みんなに愛される、変わらずにそう進んでいくと、安定して上位にいけるんじゃないかなって思います」 【後編は、「橋本英郎氏が引退試合への想いを語る」】 取材・文:超ワールドサッカー・玉田裕太 2023.12.07 18:30 Thu

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「やっぱり高知やん」因縁の対決? 2025年ルヴァン杯初戦で“高知vsG大阪”が実現…今回は高知ホーム「ガチでガンバやん」

20日、2025シーズンYBCルヴァンカップのマッチスケジュールがJリーグから周知され、来年3月20日(木・祝)の1stラウンド1回戦で『高知ユナイテッドSCvsガンバ大阪』が実現した。 2024シーズンの高知は、日本フットボールリーグ(JFL)参入5年目にして過去最高の2位。後半戦はかなり苦しんだ印象だが、それでもJ3・JFL入替戦でY.S.C.C.横浜を撃破したことにより、県勢初のJリーグ入会クラブとなった。 このオフは高知県および高知市からのバックアップ=出資も伝えられるなか、来季のJ3開幕戦で栃木SCと対戦することが決まったのに加え、ルヴァン杯初戦でG大阪(J1)と激突することも決定…高知は昨年、G大阪を撃破している。 昨年6月7日、第103回天皇杯2回戦はG大阪ホームのパナスタで対戦した両者。開始4分、高知はカウンターからFW小林心が先制点を叩き込み、前半終盤には再びカウンターからG大阪DF三浦弦太のオウンゴールで追加点とした。 試合終盤に1点を返されるも、2-1と逃げ切り、俗に言う“ジャイアントキリング”が成立。勢いに乗った高知は3回戦で横浜FC(J1)も撃破し、クラブ史上初のラウンド16進出となった。 そして来年3月、J3リーグの一員として“ホームで”迎えるG大阪との再戦。 マッチスケジュールの組み合わせ形式上、“高知vsG大阪”はかねてより予想されていたなか、SNS上の高知サポーターは「ガチでガンバやん」「メチャクチャ楽しみ」「宴じゃ」などなど反応。今回はホームで祝日のデーゲームだ。 対し、G大阪サポーターは「やっぱり高知やん」「なんとまあ…」「出たー」「何でこんだけチームあってまた高知なん?」「やり返すぞー」「リベンジの時が来ました」などと反応。雪辱に燃える方が少なくないのは必然だ。 両者の通算対戦成績は、高知の1勝。 無論、構図としては、今回も高知がG大阪に挑む格好だが、2023年に続いて再び下剋上となるか。G大阪は雪辱なるか。どちらも前回対戦からパワーアップしていることは間違いない。 ◆ルヴァン杯1stラウンド1回戦 2025年3月20日(木・祝) 14:00KO 高知ユナイテッドSC vs ガンバ大阪 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(高知陸) 2024.12.20 14:20 Fri
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2025シーズンの「THE国立DAY」は10試合開催! J1は開幕戦の東京Vvs清水など9試合、J2は千葉vsRB大宮が開催

Jリーグは20日、2025明治安田Jリーグの「THE国立DAY」開催試合を発表した。 「THE国立DAY」は、国立競技場でJリーグの公式戦を実施。2023シーズンから多くの試合を行い、多くのファンにJリーグに触れる機会を増やしている。 2025シーズンは明治安田J1リーグで9試合、明治安田J2リーグで1試合の開催が決定。開幕戦となる東京ヴェルディvs清水エスパルスを皮切りに、ヴィッセル神戸、FC東京、FC町田ゼルビア、鹿島アントラーズ、清水、ジェフユナイテッド千葉がホームゲームとして開催する。 開幕戦の他、連覇中の神戸は第9節でアルビレックス新潟と対戦。また、町田vsFC東京の“新東京ダービー”も開催される。J2では千葉が新チーム名となる昇格組のRB大宮アルディージャと対戦する。 <h3>◆「THE国立DAY」開催試合</h3> ●明治安田J1リーグ 【第1節】 ▽2月16日(日) 《14:00》 東京ヴェルディ vs 清水エスパルス 【第9節】 ▽4月6日(日) 《14:00》 ヴィッセル神戸 vs アルビレックス新潟 【第10節】 ▽4月11日(金) 《19:00》 FC東京 vs 柏レイソル 【第10節】 ▽4月13日(日) 《14:00》 FC町田ゼルビア vs 浦和レッズ 【第12節】 ▽4月25日(金) 《19:30》 FC東京 vs ガンバ大阪 【第14節】 ▽5月3日(土・祝) 《14:00》 清水エスパルス vs 名古屋グランパス 【第16節】 ▽5月11日(日) 《15:00》 鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ 【第18節】 ▽5月25日(日) 《15:00》 FC東京 vs サンフレッチェ広島 【第36節】 ▽11月9日(日) 《未定》 FC町田ゼルビア vs FC東京 ●明治安田J2リーグ 【第14節】 ▽5月6日(火・休) 《未定》 ジェフユナイテッド千葉 vs RB大宮アルディージャ 2024.12.20 14:25 Fri
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ルヴァンカップ対戦カード決定! 王者・名古屋は宮崎と、 Jリーグ参入の栃木Cは鹿島、高知はG大阪と今季のJ1上位陣と対戦【YBCルヴァンカップ】

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G大阪ユースのFW安藤陸登が宮崎に加入! 今季はプレミア昇格にも貢献したストライカー「世界で活躍できる選手に」

テゲバジャーロ宮崎は23日、ガンバ大阪ユースのFW安藤陸登(18)が加入することを発表した。 安藤は兵庫県出身で、ジュニアユースからG大阪に加入した。今シーズンは高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関西1部でチームの優勝に貢献すると、プレミアリーグへの昇格プレーオフでは1回戦の高川学園高校戦で2ゴールを決めて2-1の勝利に貢献すると、決勝の横浜F・マリノスユース戦でも1ゴールを記録し、チームのプレミアリーグ昇格に貢献していた。 安藤は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆テゲバジャーロ宮崎</h3> 「この度、テゲバジャーロ宮崎に加入させていただくことになりました、安藤陸登です。この素晴らしいクラブでプロキャリアをスタートできる事を嬉しく思います」 「そして自分のことを獲得してくださったテゲバジャーロ宮崎の皆さんにはとても感謝しています。このクラブの勝利に貢献して、世界で活躍できる選手になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 <h3>◆ガンバ大阪</h3> 「この度、テゲバジャーロ宮崎に加入することになりました、安藤陸登です。これまで育ててくれたガンバ大阪、そして自分のことを獲得してくださったテゲバジャーロ宮崎の皆さんにはとても感謝しています。世界で活躍できる選手になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 2024.12.23 12:50 Mon
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G大阪がキック精度武器の左利きCB佐々木翔悟を獲得…3年在籍の千葉に感謝 「人としても大きく成長」

ガンバ大阪は20日、ジェフユナイテッド千葉からDF佐々木翔悟(24)の完全移籍加入を発表した。 佐々木はセンターバックを主戦場とし、2019年に鹿島アントラーズのアカデミーからトップチーム昇格でプロ入り。いわてグルージャ盛岡へのレンタルを挟み、2022年から千葉に活躍の場を移した。武器は利き足の左足から繰り出すキック。今季の千葉ではJ2リーグ29試合に出場し、DFながら2得点4アシストをマークした。 新天地のG大阪では「ジェフユナイテッド千葉から加入することになりました、佐々木翔悟です。ガンバ大阪の勝利のために全力で戦います。応援よろしくお願いします」とコメントを寄せる。 一方の千葉を通じては「この度、ガンバ大阪に移籍することになりました」とし、3年間を過ごした千葉で受けたサポートに感謝の言葉を綴っている。 「ジェフで過ごした3年間はとても楽しく、監督はじめ、チームメイト、スタッフに恵まれ、選手としても、人としても大きく成長することができました」 「そして、苦しい状況でも、熱い声援を送ってくださったファン、サポーターの皆様にはとても助けられました。環境が変わりますが、これからも成長できるように頑張っていきます」 「3年間お世話になりました」 2024.12.20 17:17 Fri

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