【J1注目プレビュー|第38節:G大阪vs広島】広島は信じて勝利あるのみ、G大阪は4位確保へ意地を見せたい
2024.12.08 11:30 Sun
G大阪vs広島 予想フォーメーション
【明治安田J1リーグ第38節】
2024年12月8日(日)
14:00キックオフ
ガンバ大阪(4位/63pt) vs サンフレッチェ広島(2位/68pt)
[パナソニック スタジアム 吹田]
今シーズンは優勝争いを繰り広げてきた中、夏場に大失速。9試合未勝利(6分け3敗)という停滞ぶりが優勝争いから脱落させてしまった。
いくつかが勝利に変わっていれば、最終節でも優勝争いをしていたことを考えると、選手たちは悔しさしかないだろう。ただ、近年の低迷ぶりを考えれば大きな進歩。しっかりと最後まで戦いぬき、来シーズンにつなげたい。
エース宇佐美貴史がまさかの負傷で、天皇杯決勝目前に離脱し準優勝の涙を飲んだ。しかし、リーグ戦では崩れることなく現在3連勝で5戦無敗。エースを欠いても戦えることを見せつけており、最後も優勝争う広島相手に勝ってフィニッシュしたい。
GK:一森純
DF:半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介
MF:ダワン、山田康太、鈴木徳真
FW:山下諒也、坂本一彩、ウェルトン
監督:ダニエル・ポヤトス
2年連続3位に終わっていた広島は、最終節で逆転優勝を目指す構図に。エディオンピースウイング広島で戦う最初のシーズンで、タイトルを手にしたいところだ。
カップ戦も今シーズンは勝ち上がっていた影響もあり、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)も含めた超過密日程を乗り越えてきた選手たち。しかし、そのツケなのか、プレッシャーなのか。11戦無敗(10勝1分け)で優勝まで突き抜けると思われたチームは、まさかの3連敗を喫した。
下位相手の3連敗で優勝の芽がなくなったかと思われたが、最後に神様はチャンスを与えてくれることに。自力優勝は不可能だが、勝てばチャンスが増える状況。最低でも引き分ければ、奇跡が起こる可能性もある。
とにかくアグレッシブさを出し切り、アウェイの地での上位対決を制して朗報を待ちたいところだ。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:大迫敬介
DF:塩谷司、荒木隼人、佐々木翔
MF:中野就斗、川辺駿、松本泰志、東俊希
MF:加藤陸次樹、トルガイ・アルスラン
FW:ゴンサロ・パシエンシア
監督:ミヒャエル・スキッベ
2024年12月8日(日)
14:00キックオフ
ガンバ大阪(4位/63pt) vs サンフレッチェ広島(2位/68pt)
[パナソニック スタジアム 吹田]
◆4位確保へ勝利を【ガンバ大阪】
今シーズンは優勝争いを繰り広げてきた中、夏場に大失速。9試合未勝利(6分け3敗)という停滞ぶりが優勝争いから脱落させてしまった。
エース宇佐美貴史がまさかの負傷で、天皇杯決勝目前に離脱し準優勝の涙を飲んだ。しかし、リーグ戦では崩れることなく現在3連勝で5戦無敗。エースを欠いても戦えることを見せつけており、最後も優勝争う広島相手に勝ってフィニッシュしたい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:一森純
DF:半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介
MF:ダワン、山田康太、鈴木徳真
FW:山下諒也、坂本一彩、ウェルトン
監督:ダニエル・ポヤトス
◆果報は勝って待て【サンフレッチェ広島】
2年連続3位に終わっていた広島は、最終節で逆転優勝を目指す構図に。エディオンピースウイング広島で戦う最初のシーズンで、タイトルを手にしたいところだ。
カップ戦も今シーズンは勝ち上がっていた影響もあり、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)も含めた超過密日程を乗り越えてきた選手たち。しかし、そのツケなのか、プレッシャーなのか。11戦無敗(10勝1分け)で優勝まで突き抜けると思われたチームは、まさかの3連敗を喫した。
下位相手の3連敗で優勝の芽がなくなったかと思われたが、最後に神様はチャンスを与えてくれることに。自力優勝は不可能だが、勝てばチャンスが増える状況。最低でも引き分ければ、奇跡が起こる可能性もある。
とにかくアグレッシブさを出し切り、アウェイの地での上位対決を制して朗報を待ちたいところだ。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:大迫敬介
DF:塩谷司、荒木隼人、佐々木翔
MF:中野就斗、川辺駿、松本泰志、東俊希
MF:加藤陸次樹、トルガイ・アルスラン
FW:ゴンサロ・パシエンシア
監督:ミヒャエル・スキッベ
ミヒャエル・スキッベ
宇佐美貴史
一森純
半田陸
中谷進之介
福岡将太
黒川圭介
山田康太
鈴木徳真
山下諒也
山下諒
坂本一彩
ウェルトン
ダニエル・ポヤトス
大迫敬介
塩谷司
荒木隼人
佐々木翔
中野就斗
川辺駿
松本泰志
東俊希
加藤陸次樹
トルガイ・アルスラン
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【明治安田J1リーグ第6節】 2025年3月16日(日) 14:00キックオフ サンフレッチェ広島(3位/10pt) vs 柏レイソル(4位/10pt) [エディオンピースウイング広島] <h3>◆失意を払拭する勝利を【サンフレッチェ広島】</h3> 今シーズンも無敗で好スタートを切っていた広島。しかし、まさかの事態がチームを襲うこととなった。 AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)でベスト4入りを目指した広島だったが、出場不可能なヴァレール・ジェルマンを起用したことで没収試合に。失態を犯すと、2ndレグではそのビハインドを跳ね返せずに敗退となってしまった。 1stレグで6点差をつけて勝利した中で、まさかの敗退。クラブも猛省し、原因究明に努めるとする中で、試合は止まってくれない。日本とは大きく気候が異なるアウェイゲームからフィジカル面の回復だけでなく、メンタル面の回復が何よりも重要になるだろう。 チームはリーグ戦でも開幕4試合で無敗。前節はホームで1-0と横浜FCに勝利している中、勝ち点で並ぶ柏をホームでしっかりと叩き、リーグ優勝に邁進したいところだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:中野就斗、荒木隼人、佐々木翔 MF:新井直人、川辺駿、中島洋太朗、東俊希 MF:中村草太、加藤陸次樹 FW:ジャーメイン良 監督:ミヒャエル・スキッベ <h3>◆負けた後が大事【柏レイソル】</h3> 開幕から好調を維持している柏。しかし、前節は鹿島アントラーズにホームで1-3と惨敗。レオ・セアラ1人にやられてしまった。 鹿島の高い守備強度とプレスに何もできなかった柏。戦い方の選択ミスが鹿島の思惑通りの展開となった感が否めない。 それでも後半に反撃し、しっかりと相手の堅い守備を崩すことができたことは好材料。リカルド・ロドリゲス監督のサッカーがブレないままで戦っていくことが大事になる。 今節の相手も守備強度が高い広島。Jリーグ随一とも言える相手だが、シンガポール遠征帰りということもあり、コンディションを考えれば勝たなければいけない相手だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:小島亨介 DF:原田亘、古賀太陽、田中隼人 MF:久保藤次郎、熊坂光希、原川力、小屋松知哉 MF:小泉佳穂、渡井理己 FW:垣田裕暉 監督:リカルド・ロドリゲス 2025.03.16 11:40 Sun2
Jリーグアウォーズで意外だった監督の評価/六川亨の日本サッカー見聞録
2024年のJ1リーグは神戸の連覇で幕を閉じた。2位の広島も粘ったものの、最後は神戸が湘南を3-0で退け自力優勝を達成。広島はG大阪に、3位の町田も鹿島に1-3で敗れて神戸に肉薄することはできなかった。 MVPには13ゴール7アシストで神戸を牽引した武藤嘉紀が選出された。今シーズンは、攻撃はもちろんのこと、守備でも泥臭く奮闘する“汗かき役”としてチームを牽引。当然の受賞と言える。 優秀監督賞には連覇を果たした神戸の吉田孝行監督(61票)ではなく、広島のミヒャエル・スキッベ監督が121票を獲得して2年ぶり2度目の受賞を果たした。3位は、開幕前は降格候補の1番手と思われていた東京Vの城福浩監督が44票を集めた。 12月9日に行われた東京Vのシーズン振り返り会見で、江尻篤彦強化部長はJ1昇格が決まったのは12月に入ってからだったため「(昇格が)決まってからだと市場に(選手も)残っていないかな」と遅いスタートを認めつつ、J1では何が大切かを城福監督と話したという。 そこでの結論は「質の高い選手がいないと勝てないよね」というもの。そこで「出場時間に恵まれていない選手をピックアップ」してG大阪から山見大登、京都から木村勇大らをレンタルで獲得。「出場機会に恵まれていない若い選手が結果を残してくれた」と総括した。 城福監督も「(6位は)我々のチームの規模、経験、選手層を考えたときに難しい戦いになることは覚悟していた。それは去年も同じで、昇格争いをすると思われていなかった。選手はまったく経験がない。そういう見られ方をしている中での6位は自負していい。昨日(の試合後)は、お前ら6位だ。たいしたもんだと選手を初めて褒めました」と開幕前の心境を明かした。 東京Vの歴史で、93年と94年こそリーグ連覇を達成したが、95年は横浜Mに敗れて2位。そこからは長い低迷時代に突入し、6位は96年の7位を上回る好成績だ。城福監督のシーズンを通してのチームマネジメント、激しく選手に闘争心を求め続けた姿勢は高く評価していいだろう。 意外だったのは、3位とJ1初昇格後に最高成績を収めた町田の黒田剛監督が16票で5位と低かったことだ。ルヴァン杯こそ決勝に進出したものの、リーグでは最終節まで残留争いに巻き込まれた新潟の松橋力蔵監督の29票にも及ばなかった。 推測するに、一発勝負の繰り返しである高校サッカーではリスクを排して守備を固め、ロングボールやセットプレーから得点を狙うスタイルは容認されても、プロの“興業”としての側面もあるJリーグでは、広島や新潟のようにポゼッションスタイルを監督も選手も「理想」としているのではないだろうか。 J2は昨シーズンのプレーオフ決勝で東京Vに同点弾を浴びて涙を飲んだ清水が堂々のJ1復帰を果たし、横浜FCも1年での返り咲きを果たした。J3では大宮がダントツの成績で1年でのJ2復帰を果たした。MF小島幹敏やFW杉本健勇らは“質”からいったらJ1レベルだけに、当然の帰還と言える。 意外だったのはJ2で勝点差1により3位に甘んじた長崎が、昇格プレーオフ準決勝で1-4と大敗したことだ。新スタジアムでは無敗を誇っていただけに、ショッキングな結果だった。そして岡山が初のJ1昇格を果たした。 J2昇格プレーオフ決勝は、富山まで取材に足を延ばした。リーグ戦終盤は5連勝で4位に食い込んだ松本は、準決勝でも福島に1点をリードされながら後半20分の野々村鷹人のゴールで同点に追いつき、規定によりリーグ戦上位の松本が決勝戦に進出。しかし3位富山との試合では、前半に2点をリードしながら後半に1点を返されると、アディショナルタイムの90+3分に左クロスから失点して無念のドロー。準決勝とは逆の立場でJ2復帰の夢は幻と消えた。 タイムアップの瞬間、11年ぶりのJ2復帰を決めた富山の選手による歓喜の輪がピッチに広がる一方、あと一歩のところで昇格を逃した松本は、司令塔の山本康裕ら3人以外は仰向けに倒れるか座り込んだまま動けない。残酷なまでの勝者と敗者のコントラストだった。 文・六川亨 2024.12.12 12:00 Thu3
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指揮官が「クソ」と評した広島MFアルスランは右ヒザ負傷…ドイツへ一時帰国
サンフレッチェ広島は6日、MFトルガイ・アルスランの帰国を発表した。 2024年7月にメルボルン・シティから完全移籍で加入したアルスラン。シーズン途中加入ながら、2024シーズンは明治安田J1リーグで14試合8得点を記録するなど、中心選手として活躍した。 今シーズンは、FUJIFILM SUPER CUPのヴィッセル神戸戦でシーズン初ゴールを記録すると、J1でも開幕戦から3試合連続で先発出場。開幕戦のFC町田ゼルビア戦でゴールを決めていた中、2日に行われた第4節の横浜FC戦でアクシデントが発生していた。 この試合は初のベンチスタートとなったアルスランは、71分に加藤陸次樹に代わって出場。しかし84分、に自陣で櫻川ソロモンと競り合った際に負傷。着地で痛めたとみられ、右ヒザをを抑えて叫び声をあげ、重傷であることが分かるほどだった。 試合後、ミヒャエル・スキッベ監督は「クソです」とコメントするほどの重傷となった。 ケガの状態は明かされていないが、アルスランは右ヒザを負傷。治療のために6日にドイツへと一時帰国。来来日の時期は未定だという。 <span class="paragraph-title">【動画】アルスランが右ヒザを重傷…着地直後に足を押さえ叫び…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="B-GAyqGWSGY";var video_start = 372;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.06 17:25 Thu5
「非常に満足。魅力的なサッカーができた」チーム5度目のスーパー杯優勝、広島・スキッベ監督は18歳MF中島洋太朗を称賛「類い稀な才能を持った選手」
サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が、FUJIFILM SUPER CUP 2025の勝利を振り返った。 8日、国立競技場でJリーグの新シーズン開幕を告げるFUJIFILM SUPER CUPが開催。広島がJ1王者であり、天皇杯王者のヴィッセル神戸と対戦した。 現行の方式では最後となる今回のFUJIFILM SUPER CUP。試合はAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の戦いを見据えてメンバーを落とした神戸に対し、広島はしっかりとベストメンバーで臨むと、前半から圧倒。トルガイ・アルスランのゴールで先制すると、後半には荒木隼人がCKから追加点。神戸には大きな決定機をほとんど作らせず、0-2で勝利を収めた。 5度目のスーパーカップ優勝となった広島。スキッベ監督にとっては初の優勝となる中、試合後の記者会見で戦いを振り返った。 「今日の試合は素晴らしい、面白いファイナルだったと思う。自分たちの方が明確にアクティブなチームだった。キックオフから自分たちがやりたいアグレッシブでオフェンシブなサッカーができた。特に前半は上手くいっていたが、全体を見ても上手くいっていた印象がある」 「ヴィッセル神戸も2つ、3つ大きなチャンスがあったが、今日の試合は自分たちが勝利に値するプレーをしていた。神戸はACLの大事な試合を控えているので、今日はベストメンバーとは言えないようなチームで臨んできたが、良いサッカーをしていた」 「自分たちのチームのパフォーマンスには非常に満足しているし、魅力的なサッカーができた」 また、昨シーズン限りで現役を引退し、コーチに就任した青山敏弘についても言及。「試合の前に青山と話をしたが、4回連続で出場して4回勝っていると。5回目だったが、それも獲ることができた。勝利を今夜は味わいたいと思う。青山の引退が早くなければ、今日もフィールドに立って5回目の優勝を選手として迎えられたと思う」と、クラブのレジェンドを労った。 1点目は右サイドの中野就斗のクロスをトルガイ・アルスランがヘディングで合わせてゴール。2点目は、途中投入されたばかりの新加入・菅大輝のCKを荒木がヘディングで合わせた。 クロスからの2点については「サイドからの攻撃に関しては、前から自分たちの形として持っている。良いクロスが入って、素晴らしいトルガンのヘディングシュートだった。後半、ゴールの直前に投入したスガちゃん(菅大輝)のクロスだったが、最初のタッチでのアシストだった。こういったシーンが今年はたくさん見られればと思う」と強みが出たとコメント。前半は中野を使ったロングスローも見られたが「中野が投げられることは知っていた。それを今年やってみようと」と、今シーズンはロングスローからもチャンスを作っていくつもりがあるとした。 先発メンバーにはFWジャーメイン良(←ジュビロ磐田)、MF田中聡(←湘南ベルマーレ)が起用。後半は菅に加え、明治大学から加入したMF中村草太もピッチに立ち、アグレッシブなプレーを見せていた。 新加入選手も既に溶け込んでいた感がある中「プレシーズンで2つの長いキャンプをやってこれて、一緒に過ごせる時間が長くあったことは良かったと思う。新しい選手がすぐに馴染んでくれ、チームもすぐに受け入れてくれた。その辺りが大きな要因で、これからも良い形で馴染んでいくと思う」と、さらにフィットしていくことを期待した。 ボール保持率は50%を超えていた広島だが、当初はシュート数が伸びなかった。ただ、スキッベ監督は「相手が深く守っていたことがまずある。そういった相手に対して多くのシュートを放つこと、スペースを見つけることは難しい」とコメント。「ただ、クロスの数は多かったと思うし、CKを含めて、そういった相手にはこうした戦い方が有効だと思う。1つはクロスからのゴール、1つはCKからのゴールだった」と、しっかりと相手を見た上でのプレー選択もあったとした。 この試合で驚きを与えたのは、U-20日本代表MF中島洋太朗。中盤で攻守に渡り存在感を発揮。プロ1年目だが、高い能力を示した。 「類い稀な才能を持った選手だ。今年高校を卒業して1年目になるが、そういった選手でありながら、すでにサンフレッチェでレギュラーを取れるほどの実力がある選手だ」 「この後U-20アジアカップに行ってしまうので、しばらくは彼のプレーを見られないことが残念だ。ただ、今日のゲームで見せた通り、Jリーグでもトップクラスのプレーができることを証明できたと思う」と、スキッベ監督も期待を寄せている。 改めてシーズン初戦でしっかりと勝利を収めた広島。ただ、スキッベ監督はシーズンには大きな影響を与えないだろうと語り、1つずつ戦っていくことが大事だとした。 「この大会はこの1試合で終わりということで、この大会に向けて良い準備をして良い戦いができたと思う。この勝利が長いシーズンにどれだけ影響するかは分からないですし、特にないとも考えている」 「この次に待っている別の大会も十分難しい戦いになる。1試合1試合を戦っていくことが大事だ」 「相手の吉田監督もこの大会よりも次に来る試合を考慮した部分が多かったと思う。次の試合をベストメンバーでいくだろうと感じたので、この大会がシーズンにどう影響するかということはないと思う」 「シーズン全体を見る上ではわからない。選手の数がJリーグで一番少ないと思う。それからまずはACLのベスト16の試合が入り、その間に町田戦も入る。少ない選手の数でやらなければいけないと考えた時に、シーズン全体を見るよりも、目の前の1試合1試合に集中することが大事だ」 広島は12日にAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のラウンド16でナムディンとアウェイで対戦。その後FC町田ゼルビアとのJ1開幕戦を戦い、今度はアウェイでACL2のリターンレグを戦う。 <span class="paragraph-title">【動画】シーズン開幕を告げる一戦! 神戸vs広島 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="NqqVk9zvdn0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.08 21:55 Satサンフレッチェ広島の人気記事ランキング
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サンフレッチェ広島は28日、MF中村草太(22)とのプロA契約締結を発表した。 明治大学から今シーズン加入した中村。FUJIFILM SUPER CUP 2025のヴィッセル神戸戦でプロデビューを果たすと、J1開幕戦のFC町田ゼルビア戦にも出場。AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)でもラウンド16のナムディンFC戦や準々決勝のライオン・シティ・セーラーズ戦に出場するなど、すぐに出番をもらっている。 J1ではすでに2ゴール、ACL2でも3ゴールを記録している中村は、クラブを通じてコメントしている。 「A契約締結に合意できて嬉しく思います。現状に満足することなく、これからもチームの勝利のために頑張ります。引き続き、応援をよろしくお願いします」 2025.03.28 16:15 Fri3
広島が浦和からFW前田直輝を完全移籍で獲得「優勝するために、毎日全力でプレーすることをお約束します」
サンフレッチェ広島は27日、浦和レッズからFW前田直輝(30)を完全移籍で獲得した。 ドリブルが持ち味のレフティーは東京ヴェルディでのプロ入りから、松本山雅FCや、横浜F・マリノス、名古屋グランパス、ユトレヒトでのプレーを挟み、2024年1月に浦和へ完全移籍。 浦和での2024年シーズンは明治安田J1リーグで24試合に出場し2得点、YBCルヴァンカップ2試合に出場。昨シーズン限りで現役を引退したFW興梠慎三が背負っていた「30」を引き継いだ今シーズンは、ここまでJ1リーグで3試合に出場していた。 前田は両クラブを通じてコメントしている。 ◆サンフレッチェ広島 「サンフレッチェ広島に関わる全ての皆様。初めまして。浦和レッズから加入しました前田直輝です」 「まず初めに歴史あるこのチームの1人になれたことをすごく誇りに思います。優勝するために、毎日全力でプレーすることをお約束します。また、皆さんに認めてもらえるよう精一杯努力し、成長します。よろしくお願いします」 ◆浦和レッズ 「このたび、サンフレッチェ広島に完全移籍することになりました。今年、覚悟を持って30番を着けさせてもらったことに偽りはありません。ただ、結果的に裏切ってしまったことも事実です。プレーヤーとして、難しい立ち位置だった。それがこの決断にいたった一番の理由です」 「小さいころから身近にあり、憧れのエンブレムを着けての1年間。とても幸せで、成長できたと思っています。また、ピッチでお会いできるのを楽しみに僕も成長していきます。短い間でしたがありがとうございました」 2025.03.27 10:30 Thu4
広島が雨野裕介強化本部長の辞任発表…ACL2敗退の件について「強化部責任者として重く受けとめており…」
サンフレッチェ広島は26日、強化本部長を務めていた雨野裕介氏(46)が26日付けで辞任すると発表した。 雨野氏は2005年3月から広島のユースコーチの職に就き、2011年1月まで従事。2011年2月にガイナーレ鳥取のU-15監督に就任すると、以降は鳥取でさまざまな職を歴任していたが、2019年1月に強化部強化担当として広島に復帰した。 その後は、2021年2月からサンフレッチェ広島レジーナの強化部長に就き、2024年2月より現職に。今シーズンも開幕した中で、突然の辞任となった。 広島を離れることが発表された雨野氏はクラブを通じて、今年2月に加入したヴァレール・ジェルマンが過去に2試合の出場停止処分を受けていながらAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の試合に出場したことで、懲罰処分を受けた責任を口にしている。 「強化担当としてサンフレッチェ広島に戻ってきてから約6年、たくさんの方々に支えられて素晴らしい経験をすることができ、感謝の思いしかありません。ありがとうございました」 「先日のACL2準々決勝敗退の件につきまして、強化部責任者として重く受けとめており、サンフレッチェ広島に関わる全ての皆様に深くお詫び申し上げます。クラブが目標達成を目指す中、シーズン途中のタイミングで離れることを大変申し訳なく思っておりますが、引き続きサンフレッチェ広島へのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」 2025.03.26 17:48 Wed5