加藤&ジャーメイン弾で福岡を下した広島が5試合ぶりの白星!【明治安田J1リーグ第14節】
2025.05.03 15:10 Sat
明治安田J1リーグ第14節のサンフレッチェ広島vsアビスパ福岡が3日にエディオンピースウイング広島で行われ、2-1でホームの広島が勝利した。
リーグ戦4連敗で12位まで後退した広島(勝ち点17)は、直近のアルビレックス新潟戦から菅大輝と井上潮音を前田直輝と東俊希に変更した以外は同じスタメンを採用。また、2試合のベンチ入り停止処分を受けていたミヒャエル・スキッベ監督がこの試合から復帰した。
一方、こちらもリーグ戦3試合勝利のない6位福岡(勝ち点21)は、ゴールレスに終わった直近の湘南ベルマーレ戦からスタメンを4人変更。名古新太郎や前嶋洋太、志知孝明らに代えて金森健志や紺野和也、田代雅也らをスタメンで起用した。
[3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合は広島がボールを握り、堅守速攻で応戦する福岡という構図の下で序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる。
そんな中、広島は14分にセットプレーからチャンス。前田の右CKを中央に走りこんだ荒木隼人がダイビングヘッドで合わせたが、これは枠の上。
攻勢を続ける広島は26分にも、ジャーメイン良の左クロスのこぼれ球をボックス左で拾った東が縦へ仕掛けクロス。これをジャーメインがヘディングで合わせたが、これもGK永石の好セーブに阻まれた。
守護神の好守に応えたい福岡は38分、中盤でのボール奪取から素早く攻撃を仕掛けると、紺野のパスを受けた松岡大起のスルーパスに反応した金森がボックス右からシュートを放ったが、これはGK大迫敬介のセーブに防がれた。
ゴールレスで迎えた後半も立ち上がりから膠着状態が続く中、先に決定機を作ったのは広島。57分、自陣中盤でルーズボールを拾った田中聡がロングスルーパスを送ると、これの反応したジャーメインがGKとの一対一を迎えたが、シュートは絶妙に距離を詰めたGK永井がブロック。
決定機を生かせない広島だったが、67分に待望の瞬間が訪れる。中盤左サイドでルーズボールを拾った加藤陸次樹が斜めのドリブルで持ち上がると、ボックス中央左から侵入しゴール左隅にシュートを突き刺した。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、福岡は83分にチャンス。左クロスをボックス右で収めた重見柾斗がワントラップからシュートを放つと、これが菅の左手に直撃。主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューで福岡にPKが与えられると、これを見木がゴール左隅に沈めた。
このまま試合終了かと思われたが、ドラマは後半アディショナルに訪れる。95分、ボックス中央左から侵入した中村草太がカットインを狙うとDF前嶋洋太に倒されてPKを獲得。このPKをジャーメインがゴール右隅に決まった。
結局、これが決勝点となり2-1で勝利した広島が、連敗を“4”でストップした。
サンフレッチェ広島 2-1 アビスパ福岡
【広島】
加藤陸次樹(後22)
ジャーメイン良(後53)【PK】
【福岡】
見木友哉(後41)【PK】
リーグ戦4連敗で12位まで後退した広島(勝ち点17)は、直近のアルビレックス新潟戦から菅大輝と井上潮音を前田直輝と東俊希に変更した以外は同じスタメンを採用。また、2試合のベンチ入り停止処分を受けていたミヒャエル・スキッベ監督がこの試合から復帰した。
一方、こちらもリーグ戦3試合勝利のない6位福岡(勝ち点21)は、ゴールレスに終わった直近の湘南ベルマーレ戦からスタメンを4人変更。名古新太郎や前嶋洋太、志知孝明らに代えて金森健志や紺野和也、田代雅也らをスタメンで起用した。
そんな中、広島は14分にセットプレーからチャンス。前田の右CKを中央に走りこんだ荒木隼人がダイビングヘッドで合わせたが、これは枠の上。
さらに15分には、高い位置でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、ボックス左から侵入した加藤陸次樹が左足を振り抜いたが、シュートはGK永石拓海のセーブに防がれた。
攻勢を続ける広島は26分にも、ジャーメイン良の左クロスのこぼれ球をボックス左で拾った東が縦へ仕掛けクロス。これをジャーメインがヘディングで合わせたが、これもGK永石の好セーブに阻まれた。
守護神の好守に応えたい福岡は38分、中盤でのボール奪取から素早く攻撃を仕掛けると、紺野のパスを受けた松岡大起のスルーパスに反応した金森がボックス右からシュートを放ったが、これはGK大迫敬介のセーブに防がれた。
ゴールレスで迎えた後半も立ち上がりから膠着状態が続く中、先に決定機を作ったのは広島。57分、自陣中盤でルーズボールを拾った田中聡がロングスルーパスを送ると、これの反応したジャーメインがGKとの一対一を迎えたが、シュートは絶妙に距離を詰めたGK永井がブロック。
決定機を生かせない広島だったが、67分に待望の瞬間が訪れる。中盤左サイドでルーズボールを拾った加藤陸次樹が斜めのドリブルで持ち上がると、ボックス中央左から侵入しゴール左隅にシュートを突き刺した。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、福岡は83分にチャンス。左クロスをボックス右で収めた重見柾斗がワントラップからシュートを放つと、これが菅の左手に直撃。主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューで福岡にPKが与えられると、これを見木がゴール左隅に沈めた。
このまま試合終了かと思われたが、ドラマは後半アディショナルに訪れる。95分、ボックス中央左から侵入した中村草太がカットインを狙うとDF前嶋洋太に倒されてPKを獲得。このPKをジャーメインがゴール右隅に決まった。
結局、これが決勝点となり2-1で勝利した広島が、連敗を“4”でストップした。
サンフレッチェ広島 2-1 アビスパ福岡
【広島】
加藤陸次樹(後22)
ジャーメイン良(後53)【PK】
【福岡】
見木友哉(後41)【PK】
ジャーメイン良
菅大輝
井上潮音
前田直輝
東俊希
ミヒャエル・スキッベ
名古新太郎
前嶋洋太
志知孝明
金森健志
紺野和也
田代雅也
荒木隼人
加藤陸次樹
永石拓海
松岡大起
大迫敬介
田中聡
重見柾斗
中村草太
見木友哉
サンフレッチェ広島
アビスパ福岡
J1
ジャーメイン良の関連記事
サンフレッチェ広島の関連記事
J1の関連記事
記事をさがす
|
|
ジャーメイン良の人気記事ランキング
1
J1返り咲き目指す磐田が新体制発表! 山田大記の「10」は空き番、完全移籍の渡邉りょうが「9」、マテウス・ペイショットが「11」に
ジュビロ磐田は7日、2025シーズンの新体制を発表した。 2024シーズンのJ1リーグを18位で終え、昇格から1年でJ2降格となった磐田。横内昭展監督が辞任を決断したことを受け、横浜F・マリノスでコーチや暫定指揮官を務めたジョン・ハッチンソン氏を招へいした。 10番を背負いキャプテンを務めたMF山田大記は、2024シーズン限りで引退。得点源となる活躍を見せたFWジャーメイン良やパリ・オリンピック(五輪)にも出場したDF鈴木海音らが移籍したなか、最終ラインから中盤にかけてはDF江崎巧朗(ロアッソ熊本)、DF上夷克典(サガン鳥栖)、MF金子大毅(京都サンガF.C.)、MF為田大貴(セレッソ大阪)らを完全移籍で獲得。前線はFW佐藤凌我(アビスパ福岡)を新たに迎え入れた。 背番号は山田の10番が空白となり、江崎は「5」、上夷は「22」、金子は「6」、為田は「8」、佐藤は「20」を着用。期限付き加入の川口尚紀(柏レイソル)は「38」、MF倍井謙(名古屋グランパス)は「71」となり、完全移籍へ移行した渡邉りょう(セレッソ大阪)とマテウス・ペイショットはそれぞれ「9」と「11」に背番号を変更した。 <h3>◆2025シーズン選手背番号</h3> GK 1.川島永嗣(41) 13.阿部航斗(27)←アルビレックス新潟/完全移籍 21.三浦龍輝(32) 28.西澤翼(22)←桐蔭横浜大学/新加入 DF 2.川崎一輝(27) 3.森岡陸(26) 4.松原后(28) 5.江崎巧朗(24)←ロアッソ熊本/完全移籍 22.上夷克典(28)←サガン鳥栖/完全移籍 26.西久保駿介(21) 32.ハッサン・ヒル(25) 35.朴勢己(19) 36.リカルド・グラッサ(27) 38.川口尚紀(30)←柏レイソル/期限付き移籍 MF 6.金子大毅(26)←京都サンガF.C./完全移籍 7.上原力也(28) 8.為田大貴(31)←セレッソ大阪/完全移籍 14.松本昌也(29) 16.レオ・ゴメス(27) 19.ブルーノ・ジョゼ(26) 23.ジョルディ・クルークス(30) 25.中村駿(30) 33.川合徳孟(17)←ジュビロ磐田ユース/昇格 39.角昂志郎(22)←新加入/筑波大学 48.相田勇樹(26)←レノファ山口FC/完全移籍 50.植村洋斗(23) 71.倍井謙(23)←名古屋グランパス/期限付き移籍 77.藤原健介(21)←ギラヴァンツ北九州/期限付き満了 FW 9.渡邉りょう←セレッソ大阪/完全移籍 ※背番号変更「55」 11.マテウス・ペイショット※背番号変更「99」 20.佐藤凌我(25)←アビスパ福岡/完全移籍 2025.01.07 17:11 Tue2
湘南の新10番が歩むべき”先輩・町野修斗の成功ロード”。2025年はゴール量産、そして代表入りへ。/鈴木章斗(湘南ベルマーレ)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.58】
2021年9月の山口智監督就任以降、毎年のようにJ1残留争いを強いられながら、最高峰リーグの地位を死守している湘南ベルマーレ。2023年、2024年は15位だったが、2025年は何としてもジャンプアップを果たしたいところ。昨季の中盤の要・田中聡がサンフレッチェ広島に移籍したものの、2ケタゴールをマークしたルキアン、福田翔生、鈴木章斗の3人は健在。彼らの得点力を生かして、今季こそは上位争いを繰り広げる必要がある。 そのために、より一層期待が高まっているのが、今季からエースナンバー10を背負うことになった鈴木章斗。2月10日のJリーグ開幕イベントに参加した彼は「2024年の10点は本当にチームメートにすごく感謝している。今年は(昨年日本人得点王になった山田新、ジャーメイン良の)19点に近づきたいけど、それ以上に引き続き、守備も頑張りたい」とまずは献身性を前面に押し出していく構えだ。 鈴木がそう話すのも、山口監督の教えを真摯に受け止め、ピッチで体現しようとしているからだ。 「ボールを取られたら切り替える部分はチームとしても強く意識してやっている。『それをやらない選手がいたら、サッカー人生を長くやれない』と智さんはよく言っているし、その言葉にすごい説得力があるなと感じています」と本人も神妙な面持ちで言う。確かに欧州組を見ても、前田大然(セルティック)のように前線でのハイプレスやハードワークを厭わない選手はどんな監督にも使われる。鈴木の目指すべき方向は間違っていないだろう。 そうやって守備意識を高めつつ、ここ一番で決め切れる勝負強さに磨きをかけられれば、日本代表も見えてくる可能性がある。実際、湘南の先輩・町野修斗(ホルシュタイン・キール)、大橋祐紀(ブラックバーン)は目覚ましい数字を残して日の丸のチャンスを手にしている。 「僕は2人と一緒にやらせてもらって『基準』というものが自分の中にできた。2人ともプレースタイルは違いますけど、プロ1〜2年目(2022・23年)に彼らのいい部分を盗めたのかなと思っています。ただ、町野選手も大橋選手も本当にすごくいい選手なのに、今の日本代表ではスタメンで出られない。『あれでもダメなんだ』と痛感させられます」 「自分も代表になりたいというのは小さい時からの夢ですけど、湘南で活躍しないと見えてこない。本当に1試合1試合を大事にして、しっかりしたプレーをすることに集中していく必要があると思います」と彼は湘南から世界へ羽ばたいた先人たちの一挙手一投足を常に脳裏に焼き付け、自己研鑽を図っていく構えだ。 うまくいけば、その先に7月のE-1選手権(韓国)参戦というのがあるかもしれない。思い返してみれば、町野も2022年のE-1選手権(日本)で大活躍し、その勢いで同年のカタールW杯入りを射止めている。鈴木には「湘南の後継者として同じ道を辿ってほしい」という声も数多く届いている様子。「そういう見られ方をされるのも分かります」と本人も苦笑していたが、「このチームで何かを残さなければそういう舞台に立てない」と自分に矢印を向けていくという。 そんな鈴木が1つの目標としているのが、2018年ロシアW杯日本代表の大迫勇也(神戸)の存在だ。2023年にMVP&得点王に輝いた日本人トップFWは34歳になった今もボールを収める技術や反応の速さ、決定力という部分でJ1最高レベルにある。 「昨年の最終節で神戸に優勝を決められたんですけど、その時の神戸とは物凄い差を感じました。特に大迫選手はキープの仕方だったり、時間の使い方、シュートの精度…と、全てのレベルが高かった。『自分のこのくらいの選手になれれば、チームもすごい楽になれる』と強く感じたのは確かですね」 「今年は判定基準も変わって対人のところもタフに行けるようになるので、僕にとってはいい環境だと思う。Jリーグも自分も成長できるように頑張りたいです」と21歳の若き点取屋は目を輝かせた。 さしあたって、彼がフォーカスすべきなのは、2月15日の開幕戦の相手・鹿島アントラーズだ。国内7冠を獲得している名将・鬼木達監督を招へいし、昨季21ゴールのレオ・セアラ、7得点の荒木遼太郎を加えた彼らは間違いなく強敵。その相手を粉砕し、今季J1で白星発進できれば、鈴木自身も大きく弾みがつくはずだ。 進境著しいストライカーがレオ・セアラや鈴木優磨から主役の座をもぎ取るくらいの気迫を示し、見る者の度肝を抜いてくれれば理想的。まずは湘南の新10番のパフォーマンスに注視したいものである。 文・元川悦子 2025.02.14 14:00 Fri3
「心を揺さぶられた」サンフレッチェ広島FW中村草太の“強靭カウンター”を人気解説者&ファンが大絶賛「相手にレッドカードを与えない優しさ」「足掛けられても転けない」
サンフレッチェ広島のFW中村草太が、鋭い抜け出しからゴール。カウンターを仕上げた圧巻の推進力に、人気解説者も称賛している。 J1リーグ第27節でサンフレッチェ広島は東京ヴェルディと対戦。1ー0で迎えた62分のことだ。 中村はセンターサークル付近でインターセプトすると、それをFWジャーメイン良へのパスにして、ワンツーでディフェンスラインの背後に抜け出していく。東京VのMF平川怜のスライディングを受けてバランスを崩すも、踏ん張って倒れず。ペナルティーエリア内でGKマテウスをかわし、左足でシュート。ゴールカバーに入っていたDF谷口栄斗をもろともしないポストインでネットを揺らした。 <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ショートカウンター完結<br><br>最後は中村草太<br>GKかわし冷静にフィニッシュ<br><br>サンフレッチェらしくソリッドに<br><br>明治安田J1リーグ第27節 <br>東京V×広島<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 無料LIVE配信中 <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#だったらDAZN</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1959217403109491025?ref_src=twsrc%5Etfw">August 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 背番号39はゴール裏へ走り出し、力強いガッツポーズでサポーターと喜びを分かち合った。 解説・戸田和幸氏は一連のプレーに「すごい」を連発した後、「奪い方がカウンターという意味で考えると理想的ですし、マテウスをかわす前に足がかかっていたと思うんですけど、倒れなかった」とボディバランスに賛辞を送っている。 ファンはSNS上で「これで倒れてDOGSO貰いにいかず点取ってくる中村草太が大好き」「DFに脚削られても、GKに手で止められても倒れずカバーのDF外してシュート決めるのバケモン」「相手にレッドカードを与えない優しさまで持ち合わせている中村草太」「この抜け出しとフィニッシュは心揺さぶられた」「最高すぎるて!」「足掛けられても転けないドリブルとフィジカル、最後コース塞がれても僅かな隙間へ捩じ込むシュート」と倒れることなくゴールに突き進んだプレーを大絶賛している。 広島は83分にも追加点を奪い、3ー0で勝利。敵地で連敗を阻止し、2試合ぶりに勝点3を獲得した。 2025.08.26 18:00 Tue4
自動昇格圏の清水が今季初の逆転負け…残留争う熊本が見事な勝利! 磐田vs東京Vの上位対決は痛み分け【明治安田J2第40節】
28日、明治安田生命J2リーグ第40節の5試合が行われた。 <span class="paragraph-subtitle">◆J1自動昇格目指す清水が痛恨の今季初逆転負け【清水vs熊本】</span> IAIスタジアム日本平では清水エスパルス(2位/70pt)vsロアッソ熊本(18位/43pt)の試合が行われた。 J1昇格を目指す清水、J2残留を目指す熊本の一戦。熊本は前節ホームでFC町田ゼルビアのJ1昇格を見届けているだけに、上位との連戦での連敗は避けたいところだ。 試合は清水が序盤から優勢。4分には、FKからの山原怜音の絶妙なクロスを最後は鈴木義宜がヘッドもクロスバー。6分にはボックス内で中山克広がシュートも、熊本GK田代琉我が横っ飛びでセーブし、ゴールを許さない。 12分には清水がボックス手前左でFKを獲得。山原が直接狙うが、GK田代が再びセーブ。清水は最初から圧をかけていくと、熊本のミスを誘発。17分にはパスカットから清水がビッグチャンスを迎えるがチアゴ・サンタナのシュートは枠を捉えられない。 押し込まれ続けていた熊本は21分に決定機。左サイドからのFKで伊東俊がクロス。阿部海斗がヘディングで合わせたがオフサイドの判定でゴールは認められず。阿部はオンサイドだったが、オフサイドポジションにいた岡崎慎がGK権田修一の邪魔をしたという判定になった可能性がある。 互いにチャンスを作った中、スコアが動いたのは26分。左サイドでダイレクトパス交換を行うと、リターンを受けた乾貴士がドリブルで運びパス。これをボックス内で受けた中山がターンからゴール左に流し込み清水が先制。中山は2試合連続ゴールとなった。 劣勢の熊本は37分にアクシデント。古巣対決でもあった岡崎が接触した際に左ヒザを捻る形となり、座り込んでしまい交代。江崎巧朗が投入。それでも前半アディショナルタイム2分に熊本がゴール。平川怜の左CKをニアサイドで阿部がヘッド。これが枠に飛ぶもGK権田がなんとかセーブ。ポストに跳ね返ったボールを最後は伊東が執念で押し込み1-1のタイスコアで前半を終えた。 後半に入ると両者ともに攻め込む中で熊本のアグレッシブさが増す展開に。すると56分、高い位置で島村がボールを奪うと、スルーパスに走り出した平川がGK権田を出し抜くループシュートを決め、熊本が逆転に成功。さらに67分、熊本はカルリーニョス・ジュニオの持ち出しを止めると、こぼれ球を拾った伊東が遠目の位置から右足一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、熊本がリードを広げる。 清水は選手を代えて得点を目指すがフィニッシュ精度を欠いてしまいタイムアップ。1-3で敗れ、今季初の逆転負けに。一方の熊本は今季初の逆転勝利となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆自動昇格圏目指す対決は痛み分け【磐田vs東京V】</span> ヤマハスタジアムで行われたジュビロ磐田(3位/68pt)vs東京ヴェルディ(4位/68pt)は、1-1のドローに終わった。 共に勝ち点68で並ぶ3位の磐田と4位の東京Vによる自動昇格争いのシックスポインターは、2018年J1参入プレーオフ決定戦の因縁もあり戦前から大きな注目を集めた。 試合はホームの磐田が押し込む入りも、思わぬアクシデントが発生。接触プレーで負傷したジャーメイン良がプレー続行不可能となり、9分に後藤啓介がスクランブル投入された。 互いに負けられない試合だけにセーフティーなプレーが目立ったが、時間の経過と共に球際での激しいバトルに加え、切り替えの局面からチャンスを作り合う。ただ、良い形でポケットを取る場面はあるものの、最後のところで相手の粘りの守備に遭う。 以降も膠着状態が続くなか、前半終了間際の43分にはボックス中央で足元に収めたドゥドゥがゴール前の密集を抜く右足のシュートを枠の右隅へ飛ばしたが、ここはGKマテウスの好守に阻まれた。 ゴールレスで折り返した後半、前半同様に入りは磐田ペースも先にゴールをこじ開けたのは東京Vだった。 51分、磐田の右CKを撥ね返した流れからロングカウンターを発動。中央を持ち上がった中原輝がボックス手前まで運んで左の齋藤功佑に預けてゴール前に飛び込む。グラウンダーの折り返しに合わせた左足シュートはGK三浦龍輝に弾かれたが、ファーでこぼれに反応した林尚輝が右足で蹴り込んだボールがクロスバーの内側を叩いてネットを揺らした。 これで追う展開となったリスクを冒して前に出る。さらに、60分には古川陽介、藤川虎太朗とフレッシュなアタッカーを同時投入すると、ここから一気に攻撃のギアが上がる。 そして、幾つかの決定機を経た後半半ばに同点ゴールが生まれる。69分、相手陣内右サイドでドゥドゥとのパス交換でボックス右に侵入した上原力也が狙いすました左足のコントロールシュートをゴール左上隅へ流し込んだ。 これで一対一の振り出しに戻った試合は、ここからさらに白熱。ボールの主導権を握る磐田が中央で相手をうまく寄せながら、空いたサイドを効果的に使って決定機を作り出す。対する東京Vも高い位置でのボール奪取や鋭いロングカウンターからゴールを脅かす。 共に勝ち点1では自動昇格圏内に届かないため、最後まで勝ち点3を目指して攻め合う両チーム。だが、前半からの激しい攻防の影響によって決定機から一歩手前の局面でのミスが目立ち、勝ち越しゴールが遠い。 そして、死力を尽くした激闘は1-1の痛み分けに終わり、両者共に清水との勝ち点差を「1」に縮めるにとどまった。 その他、残留ラインに位置するレノファ山口FC(20位/43pt)はアウェイでベガルタ仙台(14位/47pt)と対戦。試合は19分、後方からのパスを繋ぐと、ボックス内に飛び出した郷家友太が浮き球を強振。鋭いシュートがネットに突き刺さり今季10点目。2試合連続のゴールで仙台が先制した。 山口は押し込まれて苦しみ続けた中で78分についにゴール。吉岡雅和の縦パスを受けた梅木翼がボックス右からクロス。これをシルビオ・ジュニオールが潰れながらも合わせて同点に追いつく。 勝てば今節にも残留が決まる可能性がある山口だったが、最後まで勝ち越せず、1-1のドローに終わった。 ◆明治安田生命J2リーグ第40節 ▽10月28日(土) 清水エスパルス 1-3 ロアッソ熊本 ベガルタ仙台 1-1 レノファ山口FC ジュビロ磐田 1-1 東京ヴェルディ 藤枝MYFC 1-0 水戸ホーリーホック V・ファーレン長崎 1-2 徳島ヴォルティス ▽10月29日(日) 《13:00》 大分トリニータ vs ブラウブリッツ秋田 《14:00》 モンテディオ山形 vs ザスパクサツ群馬 ファジアーノ岡山 vs 栃木SC FC町田ゼルビア vs ツエーゲン金沢 大宮アルディージャ vs ヴァンフォーレ甲府 ジェフユナイテッド千葉 vs いわきFC 2023.10.28 16:05 Sat5
三笘薫が2年連続でJPFAアワードでMVPを受賞! ベストイレブンなどはJリーグとは違う選出に
日本プロサッカー選手協会(JPFA)は31日、「極楽湯 presents JPFAアワード2023」を開催した。JPFA最優秀選手賞はブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が受賞。2022年に続き、2年連続のMVPとなった。 「JPFAアワード」は2022年に新設され、三笘が初代MVPに輝いていた。 シーズンを通して活躍したJPFA所属選手を表彰するもので、JPFA最優秀選手賞に三笘、J1最優秀選手賞はJリーグMVPのFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、J2最優秀選手賞はMF乾貴士(清水エスパルス)、J3最優秀選手賞はFW松田力(愛媛FC)が受賞した。 MVPの三笘にはJPFA最優秀選手賞トロフィーと賞金50万円が送られる。 また、J1、J2、J3で全試合フル出場を果たした選手には新設された「鉄人賞」が与えられ、2023年は12名が対象となった。 9名がGKとなる中、FPではDF植田直通(鹿島アントラーズ)、MF河原創(サガン鳥栖)、DF常田克人(松本山雅FC)の3名が受賞となった。 また、JPFA、J1、J2、J3ではベストイレブンも選ばれている。 JPFAベストイレブンには、三笘の他、日本代表選手がずらりと並び、GK鈴木彩艶、MF伊藤涼太郎(共にシント=トロイデン)、FW上田綺世(フェイエノールト)、大迫が初選出された。 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA最優秀選手賞</span> MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)/2年連続2回目 <span class="paragraph-subtitle">◆J1最優秀選手賞</span> FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J2最優秀選手賞</span> MF乾貴士(清水エスパルス)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J3最優秀選手賞</span> FW松田力(愛媛FC)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFAベストイレブン</span> GK 鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー)/初受賞 DF 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)/2年連続2回目 遠藤航(リバプール/イングランド)/2年連続2回目 冨安健洋(アーセナル/イングランド)/2年連続2回目 MF 伊藤涼太郎(シント=トロイデン/ベルギー)/初受賞 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)/2年連続2回目 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)/2年連続2回目 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)/2年連続2回目 FW 上田綺世(フェイエノールト/オランダ)/初受賞 大迫勇也(ヴィッセル神戸)/初受賞 古橋亨梧(セルティック/スコットランド)/2年連続2回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J1ベストイレブン</span> GK 西川周作(浦和レッズ)/初受賞 DF 藤井陽也(名古屋グランパス)/初受賞 毎熊晟矢(セレッソ大阪)/初受賞 酒井高徳(ヴィッセル神戸)/初受賞 MF 佐野海舟(鹿島アントラーズ)/初受賞 脇坂泰斗(川崎フロンターレ)/2年連続2回目 山口蛍(ヴィッセル神戸)/初受賞 FW 細谷真大(柏レイソル)/初受賞 大迫勇也(ヴィッセル神戸)/初受賞 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/初受賞 山岸祐也(アビスパ福岡)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J2ベストイレブン</span> GK 権田修一(清水エスパルス)/初受賞 DF 鈴木大輔(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 宮原和也(東京ヴェルディ)/初受賞 鈴木義宜(清水エスパルス)/初受賞 MF 田口泰士(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 森田晃樹(東京ヴェルディ)/初受賞 乾貴士(スパルス)/初受賞 FW 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 藤尾翔太(FC町田ゼルビア)/初受賞 ジャーメイン良(ジュビロ磐田)/初受賞 渡邉りょう(藤枝MYFC(現:セレッソ大阪))/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J3ベストイレブン</span> GK 辻周吾(愛媛FC)/初受賞 DF 小川大空(愛媛FC)/初受賞 森下怜哉(愛媛FC)/初受賞 岡本將成(鹿児島ユナイテッドFC)/初受賞 MF 菊井悠介(松本山雅FC)/初受賞 谷本駿介(愛媛FC)/初受賞 茂木駿佑(愛媛FC)/初受賞 FW 小松蓮(松本山雅FC)/初受賞 ブラウンノア賢信(アスルクラロ沼津)/初受賞 松田力(愛媛FC)/初受賞 端戸仁(鹿児島ユナイテッドFC)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆鉄人賞</span> GK早川友基(鹿島アントラーズ)/初受賞 34試合/3060分出場 DF植田直通(鹿島アントラーズ)/初受賞 34試合/3060分出場 GK西川周作(浦和レッズ)/初受賞 34試合/3060分出場 GK前川黛也(ヴィッセル神戸)/初受賞 34試合/3060分出場 GK朴一圭(サガン鳥栖)/初受賞 34試合/3060分出場 MF河原創(サガン鳥栖)/初受賞 34試合/3060分出場 GK櫛引政敏(ザスパクサツ群馬)/初受賞 42試合/3780分出場 GK権田修一(清水エスパルス)/初受賞 42試合/3780分出場 GK波多野豪(V・ファーレン長崎)/初受賞 42試合/3780分出場 GK丹野研太(いわてグルージャ盛岡)/初受賞 38試合/3420分出場 DF常田克人(松本山雅FC)/初受賞 38試合/3420分出場 GK永井建成(FC大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 2023.12.31 23:00 Sunサンフレッチェ広島の人気記事ランキング
1
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue2
練習場問題に揺れた広島、市長がクラブからの謝罪を受けサポート継続も複雑な心境を『魔女の宅急便』で例える「ニシンのパイしか作れないと『辛い』」
サンフレッチェ広島の練習場を巡る発言を受け、広島県安芸高田市の石丸伸二市長が見解を綴った。 ことの発端は、4月11日に配信された『やべっちスタジアム』でのMF東俊希の発言。広島生え抜きの東は、9日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節のサガン鳥栖戦で決勝ゴールをアシストしていた。 そのシーンを振り替えた中、チームの裏話として練習場の話題を出し、「みんな言っているのは、練習場を変えてほしいってこと」とコメントしたが、これが話題となった。 広島の練習場は安芸高田市にあり、広島市からは離れた位置にある。東は「だいたい広島市内に住んでいる人が多くて、練習場まで1時間くらいかかるので、往復2時間を無駄にしている感じがちょっと嫌やなって言う」と、練習場までの移動距離の不便さを選手たちが言っていると明かした。 しかし、この発言に当事者でもある石丸市長が自身のツイッターで発言。「す、すごく複雑な思いです…どうしたものでしょうか」と困惑。その後、自身の複雑な思いを整理したとし、「個人的には東選手の見解に完全に同意します」と綴った中、施設を持つ自治体の長として「辛い」気持ちがあるとしていた。 ーーーーー 「練習場までの往復2時間が無駄」 ↑わかる。県庁である会合はすごく嫌です。 「練習場の近くには住みたくない」 ↑よくわかる。地元出身の自分も田舎が嫌で市外へ出ました。 もっとも、練習場(サッカー公園)を提供している自治体の長としては「辛い」という思いです。 市は公共施設であるサッカー公園に毎年22百万円を投じています。人口減少で財政規模が縮小する中、様々な事業を縮小・廃止し捻出しているお金です。 予算の配分は正しかったのだろうかと責任を感じます… ーーーーー その中で、選手たちが練習場を不便に感じているのであれば、身を引くことも考えたと綴った石丸市長。しかし、14日になり、クラブから謝罪があったとし、今後もサポートするとした。 ーーーーー 本日、サンフレの仙田社長から謝罪があり、「当人には注意をした」「ここの練習場が必要で、変える方針はない」と確認しました。 広島の、日本のサッカー振興に欠かせない施設と判断し、「サッカー公園を維持していく」とお答えしています。 市としても投資が回収できるよう努めます ーーーーー 地域密着を掲げるJリーグにおいては、各地方自治体、ホームタウンの協力は不可欠。「移動時間が無駄」というのは、紛れもない本音ではあるが、少し軽率な発言となってしまった。 そんな中、石丸市長は『魔女の宅急便』の話を例えに出し、期待に応えられなくとも、力になれればという思いであるとした。 ーーーーー 魔女の宅急便を思い出しました。 祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。 ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。 ーーーーー 広島は今シーズン限りでエディオンスタジアム広島から本拠地が変更に。変革のシーズンとなる中で、思わぬ問題が浮上することとなった。 <span class="paragraph-title">【SNS】渦中の市長が『魔女の宅急便』を例えに心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">魔女の宅急便を思い出しました。<br><br>祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。<br><br>ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。</p>— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) <a href="https://twitter.com/shinji_ishimaru/status/1646858340788477952?ref_src=twsrc%5Etfw">April 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.14 23:25 Fri3
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue4
「100%私の判断ミス」福岡DF小田逸稀が自身のプレーを謝罪、タックル受けた広島MF満田誠は重傷「フェアプレーに努めてまいります」
アビスパ福岡のDF小田逸稀が、自身のプレーについて謝罪した。 小田は7日に行われたサンフレッチェ広島戦の11分、小田がパスミスをすると、このボールを拾ったMF森島司が満田にパス。これに対して、小田が後方からタックルを見舞う。かなり激しい接触となり、満田はプレーを一時中断。その後復帰したが、負傷交代していた。 このプレーにはイエローカードが提示され、VARは介入しなかったが、多くの意見ではレッドカード相当のファウルだと話題に。また、『DAZN』の「ジャッジリプレイ」でも取り上げられ、元国際審判員の家本政明氏もレッドカードに相当すると見解を述べていた。 福岡もこの件に関してはクラブとして謝罪していたが、満田は「右ヒザ前十字じん帯の部分損傷」診断され、離脱期間は明かされていないものの重傷を負うこととなり、再び物議を醸していた。 小田は自身のインスタグラムのストーリーズでこの件に言及。改めて自身のプレーを謝罪した。 「この度は、私のプレーにより満田選手に怪我をさせてしまったことにつきまして、満田選手及びサンフレッチェ広島関係者の皆様、サポーターの皆様に心より深くお詫び申し上げます」 「今回の件については、100%私の判断ミスから起きたことです。しかしこれまでサッカーをしてきて相手選手の事を怪我させようと思ってプレーした事は一度もありません」 「今後このような事が起きないようこの出来事を教訓としてフェアプレーに努めてまいります」 「満田選手の一日も早い回復を願ってます」 広島サポーターの怒りは収まる事なく、1試合の出場停止という処分に終わっている小田への厳罰を求める声もあるが、誹謗中傷などは避けてほしいと福岡、そして広島もクラブとして声明を出している。 <span class="paragraph-title">【動画】重傷に繋がってしまった自身でも判断ミスと謝罪したプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KZdxJ72tXRU";var video_start = 47;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.10 10:20 Wed5
