広島が逆転優勝へ望み繋ぐ5発快勝で3連敗ストップ! ホーム最終戦で引退の青山敏弘も出場…J2降格札幌は惨敗【明治安田J1第37節】

2024.12.01 16:00 Sun
見事な先制ゴールの加藤陸次樹
©︎J.LEAGUE
見事な先制ゴールの加藤陸次樹
1日、明治安田J1リーグ第37節のサンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌がエディオンピースウイング広島で行われ、5-1で広島が勝利した。J1優勝を争う広島にとってはホーム最終戦、逆転優勝の可能性がある中で、3連敗をどうにか止めてしっかりと勝利を収めたい試合となる。直近のリーグ戦からメンバーは1名変更。AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で負傷した新井直人に代わり、ゴンサロ・パシエンシアが入り、最終ラインに塩谷司が入り中野就斗が右ウイングバックに入った。

対する札幌は、逆転残留の可能性が前日の試合結果により消滅。来シーズンは9年ぶりのJ2を戦うことが決まった中でのゲームとなる。この試合は前節から1名変更となり、荒野拓馬に代わり浅野雄也が起用された。
優勝を目指す広島と、プレッシャーから解放された札幌。立ち上がりはホームの広島が圧力を持ってプレーすると、8分に左サイドでパスを受けた東俊希が背後のスペースにグラウンダーのロングアーリークロス。ファーに逃げるように走り込んだ加藤陸次樹が落ち着いてダイレクトで流し込み、広島が先制する。

先制した広島は10分にもチャンス。バイタルエリアで相手をかわしたトルガイ・アルスランがスルーパス。追い越した川辺駿にはわずかに届かず、シュートまでいけない。
テンション高く入った広島に対し、札幌は受ける戦いに。それでも20分、札幌はスローインから浅野が上手くターンして仕掛けると、マイナスのボールを鈴木武蔵がフリーでシュートも枠を外してしまう。

広島はギアを落とすことなく攻撃を続けることに。27分には左サイドからのクロスに川辺が飛び込むが、これはファウルになってしまう。

追いつきたい札幌は42分、相手ボック付近のスローインから細かくパスを、ニアゾーンへ走り込んだ近藤友喜へ見事なスルーパス。最後はクロスをニアサイドで鈴木武蔵が蹴り込み、札幌が同点に追いついた。

追いつかれた広島は45分、前線でボールを奪うと、こぼれ球を拾ったゴンサロ・パシエンシアがボックス内からシュート。しかし、GK菅野孝憲がセーブする。

それでも前半アディショナルタイム2分、右サイドでFKを得ると、東が左足でゴール前にクロスを入れると、誰も触らずにそのままゴールに吸い込まれ、広島が勝ち越しに成功した。

後半はトルガイ・アルスランを下げてピエロス・ソティリウを起用し広島。札幌も大崎玲央を下げて白井陽斗を投入した。

すると後半も広島が立ち上がりからゴールに迫っていくと、53分にPKを獲得。加藤をGK菅野が倒してしまうと、これをトルガイ・アルスランがしっかりと決めてリードを広げる。

その後も広島ペースで試合が進むと、79分にはスルーパスに抜け出した加藤がボックス左からグラウンダーのクロス。ピエロス・ソティリウがしっかりと押し込み、決定的な4点目が決まった。

広島は82分に川辺駿を下げて青山敏弘を投入。今シーズン限りで引退を発表しており、ホームではこれが最後の試合に。J1通算444試合目のピッチに立った。

スタンドからは大きな拍手が送られた中、次世代を担う中島洋太郎と中盤でコンビを組むことに。すると87分、左CKからの東のクロスをピエロス・ソティリウがヘッドで合わせて5点目を奪う。

後半アディショナルタイムには加藤にもビッグチャンスがあったが、シュートはわずかに枠の外。アディショナルタイム4分には満田誠が持ち出し左へパス。今季限りで退団する柏好文がボックス内左からシュートも、左ポストを叩いてゴールとはならなかった。

それでも広島が5ゴールで快勝し勝ち点68で2位に浮上。最終節での逆転優勝へ望みを繋いだ。一方の札幌は試合前にJ2降格が決定。最終節では意地を見せたい。

サンフレッチェ広島 5-1 北海道コンサドーレ札幌
【広島】
加藤陸次樹(前8)
東俊希(前47)
トルガイ・アルスラン(後10)
ピエロス・ソティリウ(後34、後42)
【札幌】
鈴木武蔵(前42)


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愛媛が粘り見せるも広島の地力勝る! 途中出場トルガイ・アルスランがこじ開け2-0で準々決勝進出【天皇杯】

21日、天皇杯ラウンド16のサンフレッチェ広島vs愛媛FCがニンジニアスタジアムで行われ、2-0で勝利した広島がベスト8進出を決めた。 明治安田J1リーグで2位につける広島は、天皇杯3回戦でいわきFCを下してラウンド16に進出。上位カテゴリーのアビスパ福岡を破り勝ち上がったJ2で9位の愛媛と対戦した。 レギュラーがスタメンに名を連ねた広島は序盤から押し込み、12分に川辺駿がミドルシュート。古巣対戦の森脇良太が先発した愛媛も、隙を見て広島ゴールに迫り、18分にはカウンターから藤原悠汰が左足で狙う。 その後は一進一退の攻防が続いたが、32分に愛媛に決定機。最終ラインの裏に抜け出した藤原がGK大迫敬介との一対一を迎えるも、わずかに左へ外してしまった。 広島もゴール前で収めた加藤陸次樹が振り向きざまのボレーシュートを枠に飛ばすが、GK徳重健太がセーブ。ハーフタイムにかけてもスコアは動かず、0-0で前半を終えた。 後半は互いに選手交代し、広島は塩谷司を下げて18歳の中島洋太朗を起用。キックオフ直後から加藤のヘディングシュートに繋げていく。 愛媛も負けじとチャンスを作るが、藤原のシュートは中野就斗がスライディングブロック。先制点を巡る白熱の争いが続く。 60分、右サイドを駆け上がった中野がグラウンダーのクロス。中島が滑り込んだが、ここもシュートブロック。3分後には中島がオーバーヘッドもゴールには至らない。 愛媛の後を追ってさらに2人選手を代えた広島は、66分についに先制。カウンターから加藤がシュートに持ち込むと、入ったばかりのトルガイ・アルスランがゴール前で収め、落ち着き払ったキックフェイント。きっちり流し込みリードをもたらした。 愛媛も投入直後の舩橋京汰がCKから合わせていく。しかし、再びネットを揺らしたのは79分の広島で、ボックス手前でパスを受けた加藤が、少しズラしてコースを作り右足を振り抜いた。 続いて満田誠の強烈なシュートもあった広島は、後半アディショナルタイムにもチャンスを作るが、愛媛GK徳重が奮起。それでも反撃は許さず2-0でクローズし、準々決勝進出を決めた。 サンフレッチェ広島 2-0 愛媛FC 【広島】 トルガイ・アルスラン(後23) 加藤陸次樹(後34) 2024.08.21 21:11 Wed

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「チェックかわいい」「ぶちカッコいいやん」広島の新ユニフォームが発表! 90年代のタータンチェック柄をモチーフ「これは欲しい」

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磐田FWジャーメイン良の広島移籍が決定! 今季19発とブレイクのストライカー…「心技体、ここから数年が自分の全盛期」

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降格札幌と契約満了の菅大輝、広島入りが決定! 「これからよろしくお願いします!」

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