広島の23歳FW鮎川峻が大分での修行3季目へ、今季はケガで出遅れるも15試合3得点「来季は全ての試合に出続けて…」

2024.12.26 15:50 Thu
広島FW鮎川峻は来季も大分でプレー
©︎J.LEAGUE
広島FW鮎川峻は来季も大分でプレー
大分トリニータは26日、サンフレッチェ広島から育成型期限付き移籍しているFW鮎川峻(23)の移籍期間延長を発表した。移籍期間は2026年1月31日までで、広島との公式戦には出場できない。

鮎川は愛知県出身で広島ユース育ち。2020年にトップチームへ昇格し、2年目の2021シーズンはJ1リーグで19試合1得点を記録した。

2022シーズンはケガに悩まされ、2023年7月には大分へ育成型期限付き移籍。2024シーズンも大分でプレーし、2月の左大腿二頭筋肉離れで出遅れながらJ2で15試合3得点、天皇杯で2試合1得点を記録した。
世代別日本代表も経験してきた鮎川。大分で3シーズン目を迎えるにあたり、両クラブを通じてコメントしている。

◆大分トリニータ
「いつも応援してくださる皆様へ 来シーズンも、大分トリニータでプレーさせていただくことになりました。ケガで出遅れた今シーズンは、チームの力になれず申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「そのような中でも、変わらず応援し続けてくれた方々のおかげで、ピッチに戻ってくることができました。数試合ではありますが、試合に出続ける楽しさや、喜びを今シーズンは感じることができました。来シーズンは全ての試合に出続けて、もっとその喜びを感じられるようにしたいです」

「試合で勝てない状況の中でも数多くの方々がドームに足を運んでくれて、自分たちに力を沢山くれました。いつも熱い応援をしてくれました。本当にありがとうございます。このチーム、でもっと成長したいと思いました。自分の成長が、チームの力に繋がると信じて頑張ります。一緒に闘いましょう。よろしくお願いします」

◆サンフレッチェ広島
「いつも応援してくださる皆様へ 来シーズンも大分トリニータでプレーすることとなりました。まず、広島を離れてからもずっと自分のことを応援してくれたり、期待し続けてくれている方々に感謝しています」

「今年、広島の新しいスタジアムに2度試合を観に行きました。その2試合とも素晴らしいゲームで、やはりここで活躍したいという思いが強くなりました。でもまだ今の自分の力では難しいのではないかというのが正直な思いです」

「まずは1年間通して試合に出続け、納得のいく結果と内容を残せるよう頑張ります。いつになるかは分かりませんが、サンフレッチェ広島という素晴らしいクラブで活躍できる力と自信をつけて帰ってきます。もう少し見守っていただけると嬉しいです」

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スキッベ体制3年目、新スタジアムとともに9年ぶりのJ1優勝へ【J1開幕直前ガイド|サンフレッチェ広島】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、サンフレッチェ広島を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:3位(17勝7分け10敗) 2022シーズン:3位(15勝10分け9敗) 2021シーズン:11位(12勝13分け13敗) 【昨季チーム得点王】 ドウグラス・ヴィエイラ 8ゴール 【今季ノルマ】 優勝 【編集部イチオシ】 FW大橋祐紀 昨季J1:23試合出場/13ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆スキッベ体制3年目でJ1制覇へ</span> ミヒャエル・スキッベ監督の就任した2022年はルヴァンカップ初優勝。昨季もケガ人や6戦未勝利など苦しい時間を過ごしながらも、リーグ戦では2年連続となる3位フィニッシュを果たした。となれば、集大成となる3年目に求められるのは間違いなくJ1制覇。『シン・ぶちあつ!』のスローガンのもと、9年ぶりとなるタイトル奪還を目指す。 <span class="paragraph-subtitle">◆カギは得点力アップ、顔ぶれは揃う</span> 昨季の失点数はリーグで2番目に少ない「28」。一方で、二桁ゴールを記録した選手はおらず、得点数「42」は7位タイにとどまった。悲願達成のためには得点力向上が必須といえよう。 前線の顔ぶれでは期待のエース、満田誠が大ケガからの復活を遂げ、昨夏に加入した"古巣復帰"の加藤陸次樹も即好パフォーマンスを継続。ナッシム・ベン・カリファが離れた穴には、昨季湘南ベルマーレで13得点をマークした大橋祐紀を補強した。ドウグラス・ヴィエイラ、ピエロス・ソティリウの両ストライカーに加え、マルコス・ジュニオールが万全の状態で継続稼働すれば、前線の迫力は明らかに増すだろう。 サイドの人選も、J3、J2と研鑽を重ねた小原基樹のレンタルバックで戦力を確保。ボランチには育成組織出身の細谷航平と、各ポジションともにピンポイントでの補強をしたといえるが、唯一の懸念はGKのバックアッパーか。 今季はGKコーチが菊池新吉氏、林卓人氏の2人という珍しい体制となった。代表活動等で大迫敬介のコンディションが整わなかった場合など、控える田中雄大や川浪吾郎らを含め、GKチームとして真価も試される。 <span class="paragraph-subtitle">◆待望の専用スタジアムが稼働</span> 1日には待望の専用スタジアム、エディオンピースウイング広島がオープンした。広島サポーターにとってはもちろん、アウェイファンも期待を膨らませていることだろう。主要駅からのアクセスも格段に向上。臨場感溢れる試合とともに、集客やファン層拡大にもつながりそうだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GK薄井覇斗(24)←松本山雅FC/期限付き移籍 DFイヨハ理ヘンリー(25)←京都サンガF.C./期限付き移籍より復帰 MF細谷航平(22)←法政大学/新加入 MF小原基樹(23)←水戸ホーリーホック/期限付き移籍より復帰 FW大橋祐紀(27)←湘南ベルマーレ/完全移籍 【OUT】 GK林卓人(41)→現役引退 DF住吉ジェラニレショーン(26)→清水エスパルス/期限付き移籍 MF土肥航大(22)→栃木SC/期限付き移籍先変更 MF仙波大志(24)→ファジアーノ岡山/期限付き移籍期間延長 MF柴﨑晃誠(39)→現役引退 FW棚田遼(20)→いわきFC/期限付き移籍 FW鮎川峻(22)→大分/期限付き移籍期間延長 FWナッシム・ベン・カリファ(32)→アビスパ福岡/完全移籍 2024.02.07 18:30 Wed

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「とても嬉しく思います。と同時に、すごく責任も」 清武弘嗣のJ2大分入りが決定! 15年ぶり古巣復帰 「経験してきたことをこのクラブに」

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大分が大卒3年目の2選手と契約更新…GK濱田太郎はJ2開幕節の大分デビューから24試合出場

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