タフさ示した京都が新潟に逆転で暫定首位! ラファエル・エリアス今季8点目に奥川雅也が今季2度目の殊勲弾【明治安田J1リーグ第11節】

2025.04.19 16:25 Sat
奥川雅也の逆転ゴールで京都が勝利
Getty Images
奥川雅也の逆転ゴールで京都が勝利
19日、明治安田J1リーグ第11節、アルビレックス新潟vs京都サンガF.C.がデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイの京都が1-2で逆転勝利した。新潟は前節、横浜FCとのホームゲームで0-0のドロー。今季初の連勝を逃したが、ひとまず最下位脱出を脱出した。ホーム初白星を目指した今回の一戦では先発2人を変更。ベンチ外の谷口海斗に代えて奥村仁小野裕二に代えて矢村健を起用した。

一方、2位の京都はミッドウィークに前倒し開催となった第20節の浦和レッズ戦に1-2で敗戦。6試合ぶりの黒星となった。暫定首位浮上を狙った中2日でのアウェイゲームでは先発6人を変更。GKに今季リーグ初出場のク・ソンユンを起用したほか、宮本優太、平戸太貴福岡慎平らがスタメン復帰。3トップは右から原大智ラファエル・エリアス松田天馬という並びとなった。
立ち上がりからカウンターの応酬になると、4分にはボックス手前まで持ち込んだ長谷川元希が強烈なシュートを枠に飛ばしたが、ここはGKク・ソンユンの正面を突いた。

以降は京都が前線からの圧力と球際の強度を活かして押し込む時間が続いたが、新潟もセットプレーの守備を含めて決定機まで持ち込ませない。
すると、16分には京都のボックス内に抜け出した奥村がバランスを崩したDF福田心之助からボールを奪って中へ切れ込んだ際、福岡に足を踏まれて倒れ込む。オンフィールド・レビューの末にPKが与えられると、これをキッカーの矢村が冷静にゴール左下隅へ突き刺し19分の先制点とした。

早い時間帯にスコアが動いたことで、試合は以降もターンオーバーが目立つオープンな展開が続いていく。26分には平戸の高い位置でのパスカットからボックス手前でエリアスの丁寧な足元の落としに前向きで反応した米本拓司がすかさず左足シュート。スライディングでのブロックを試みたDFに当たってループシュートの形でゴール中央へ向かったが、これはわずかにクロスバーの上を越えて同点ゴールには至らず。

前半半ばから終盤にかけても試合は拮抗。引き続き球際での激しいバトルが繰り広げられるなか、京都はサイドを起点に幾度か際どいクロスを供給したが、なかなか中の枚数や入るタイミングが合わず、攻撃をフィニッシュで終えることができない。

一方、引き続き相手の前からのプレスをロングボールで引っくり返しつつ、状況に応じて細かいコンビネーションでプレス回避も見せ始めた新潟。流れの中では決定機まであと一歩という場面が目立ったものの、セットプレーからの波状攻撃では長谷川や藤原奏哉らがボックス内で積極的に足を振って相手のブロックなどに阻まれたものの、2点目に迫るシーンを作り出した。

新潟の1点リードで折り返した後半。立ち上がりは米本、福田に代えて川﨑颯太須貝英大を同時投入した京都が右サイドを起点に幾つかいい形を作り、松田がボックス内でフィニッシュのシーンに顔を出していく。ただ、早い時間帯の同点ゴールには至らず、56分にはその松田を下げて奥川雅也を右ウイングに投入。原が左にポジションを移した。

一方、後半序盤の守勢を凌いだ新潟は60分を過ぎた辺りから左を起点としたカウンターから良い形を作り出すと、65分には先制点に絡んだ矢村と奥村を下げて小野、若月大和を同時投入した。

京都が攻勢を強めるなか、73分には頼れるエースが魅せる。リスタートの流れから左サイドの原がダイレクトで浮き球のボールを前線に送り込むと、ジョアン・ペドロがDFジェイソン・ゲリアに体をぶつけてヘディングさせず、こぼれたボールにエリアスが反応。DF稲村隼翔に体をぶつけて入れ替わると、飛び出したGKの寸前で左足アウトを使ったシュートを流し込んだ。

相手の隙を突いてエースが決めた今季得点ランキングトップタイの8点目で1-1の振り出しに戻した京都はここから連戦の疲れを感じさせないタフな戦いで主導権を掌握。2枚替えで勝ち越しゴールを目指す新潟相手に優位に立つ。

そして、86分には左サイドでのロングスローを原が体を張って潰れたこぼれ球をエリアスがダイレクトで背後のスペースへ蹴り込むと、これを追った奥川がDF稲村とGK藤田和輝の連携ミスでお見合いの形となったところに突っ込んでいき、藤田の股下を抜くシュートを流し込んだ。

土壇場のゴールで試合を引っくり返した京都は、試合終盤に平戸を下げてDFパトリック・ウィリアムの投入で5バックに変更。なんとか勝ち点1でもほしい新潟の反撃を冷静に撥ね返し続けて勝ち切った。

この結果、川崎フロンターレ戦に続く奥川の決勝点によって新潟を逆転で破った京都が浦和戦の敗戦を払しょくする2試合ぶりの勝利で暫定首位に浮上した。一方、拙守響いて逆転負けの新潟はまたしてもホーム初白星を逃した。

アルビレックス新潟 1-2 京都サンガF.C.
【新潟】
矢村健(前19)
【京都】
ラファエル・エリアス(後28)
奥川雅也(後41)

1 2

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関西学生選抜と対戦するU-22 Jリーグ選抜メンバーが発表! G大阪のMF名和田我空や清水MF嶋本悠大など

日本サッカー協会(JFA)とJリーグは1日、「JFA/J リーグポストユースマッチ」の第2回活動に臨む、U-22 Jリーグ選抜のメンバーを発表した。 「JFA/J リーグポストユースマッチ」は、23歳以下の世代を中心としたポストユース世代の発掘・強化を目的としたものとなり、12日、13日に活動が行われ、13日には関西学生選抜と対戦する。 U-20日本代表コーチの菅原大介氏が監督を務め、コーチには日本代表コーチの前田遼一氏、ガンバ大阪のコーチを務める遠藤保仁氏、サンフレッチェ広島でコーチを務める青山敏弘氏が就任している。 今回のメンバーには、J1での出場経験のある選手たちも顔を揃え、ガンバ大阪のMF名和田我空や清水エスパルスのMF嶋本悠大、サンフレッチェ広島のFW井上愛簾などが顔を揃えている。 <h3>◆U-22 Jリーグ選抜メンバー</h3> GK 張奥林(ガンバ大阪) 内山翔太(アルビレックス新潟) DF 北島郁哉(サガン鳥栖) 野田裕人(川崎フロンターレ) 田所莉旺(V・ファーレン⾧崎) 土屋櫂大(川崎フロンターレ) 松本遥翔(鹿島アントラーズ) 森壮一朗(名古屋グランパスU-18) MF 平賀大空(京都サンガF.C.) 由井航太(福島ユナイテッドFC) 揚石琉生(栃木SC) 名和田我空(ガンバ大阪) 嶋本悠大(清水エスパルス) 西原源樹(清水エスパルス) 濱﨑健斗(ヴィッセル神戸U-18) FW 杉浦駿吾(名古屋グランパス) ワッド・モハメッド・サディキ(FC琉球) 井上愛簾(サンフレッチェ広島) 2025.05.11 21:15 Sun
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新潟はまたもホーム初白星ならず、浦和は先行許すも長倉幹樹の恩返し弾でドロー決着【明治安田J1第16節】

11日、明治安田J1リーグ第16節のアルビレックス新潟vs浦和レッズがデンカビッグスワンスタジアムで行われた。 18位と降格圏に沈む新潟と、5連勝がストップした4位の浦和の対戦に。立ち位置が大きく異なる両者の対戦となる中で、新潟は直近の試合から5名を変更。 稲村隼翔、堀米悠斗、小見洋太、秋山裕紀、小野裕二が外れ、舞行龍ジェームズ、橋本健人、ダニーロ・ゴメス、星雄次、笠井佳祐が入った。 対する浦和は1名が変更。前節のG大阪戦で負傷交代したGK西川周作が外れ、牲川歩見が起用された。なお、西川はベンチからも外れており、GK吉田舜がベンチ入りした。 ホーム初勝利を目指す新潟と連敗を避けたい浦和の戦いに。最初のチャンスは浦和が作る。4分、右サイドのスペースに抜け出した渡邊凌磨がフリーでボックス右からグラウンダーのクロス。これに松尾佑介が合わせに行ったがネットは揺らせない。 対する新潟は6分、前線からのボールダッシュでショートカウンターを仕掛けると、最後は星がミドルシュートもGKがセーブする。 両者ともになかなか攻め手がない中で浦和は背後狙っていく戦いになると38分、マテウス・サヴィオが仕掛けるとスルーパス。これに松尾が反応し、ボックス内で受けて戻すと、サヴィオがミドルシュートも力なくセーブする。 ポゼッションでは新潟が上回る中で、浦和もなかなか決定的なシーンを作れなかった前半の戦いに。両者共交代なしで迎えた後半も互いに攻め込むがゴールは生まれない。 新潟は64分に笠井を下げて小見洋太を投入。浦和は渡邊、金子拓郎、マテウス・サヴィオを下げて、中島翔哉、大久保智明、原口元気を投入。互いに攻撃陣を変えて流れを変えにいく。 すると74分、カウンターから小見が時間を作ると長谷川元希が左サイドからサイドチェンジ。ダニーロ・ゴメスがつないで藤原奏哉がボックス内右で折り返すと、小見のシュートはブロックされるも、長谷川がしっかりと詰めて新潟が先制する。 ついに新潟がゴールをこじ開けた中、77分にも新潟がチャンス。ボックス手前右でのFKから橋本が左足でクロスを入れると、ジェイソン・ゲリアがファーサイドでヘッド。しかし、GK牲川が素晴らしい反応でセーブする。 ビハインドを負った浦和は78分に長沼洋一と松本泰志を下げて、荻原拓也と長倉幹樹を投入。すると80分、ボックス右からの石原広教のクロスを出場したばかりの長倉が飛び込みヘッド。これがゴール左に突き刺さり、古巣への恩返し弾で同点に追いつく。 浦和はアディショナルタイム1分に決定機。ボックス手前から安居海渡が強烈なミドルシュート放つが、右ポストに嫌われる。 最後まで攻め込んでいく浦和だったが追加点は奪えず。それでも長倉の恩返し弾で追いつき勝ち点1を持ち帰ることに成功。新潟はまたしてもホーム初勝利はお預けとなった。 アルビレックス新潟 1-1 浦和レッズ 【新潟】 長谷川元希(後29) 【浦和】 長倉幹樹(後35) <span class="paragraph-title">【動画】移籍初ゴールは古巣へ恩返し弾!長倉幹樹の豪快ヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1921458838537941401?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.11 16:00 Sun
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【明治安田J1第16節まとめ】鹿島・鬼木達監督の古巣初対決は6万人の大観衆の中で逆転勝利! 連敗止めたい清水vs町田はドロー決着

10日、11日にかけて明治安田J1リーグ第16節の10試合が全国各地で行われた。 <h3>【京都vs名古屋】終盤にスコアが動いた中ドロー</h3> 連敗で首位から陥落も劇的勝利で3位に位置している京都サンガF.C.と降格圏からなんとか抜け出した17位の名古屋グランパスの対戦となった。 上位と下位の対決となった試合。名古屋はキックオフの流れから山岸祐也がシュートまで持ち込んだが京都はパトリック・ウィリアムのブロックでことなきを得る。名古屋が前半はペースを握っていく展開もゴールは生まれない。 後半も名古屋がチャンスを作っていく中、70分に京都が先制。左サイドからパスを繋いでいくと、宮本優太のシュートがディフレクトするも、長沢駿がダイビングヘッドで合わせて京都が先制する。 押し込んでいた名古屋は先制を許した中、84分に波状攻撃。浅野雄也、菊地泰智のシュートが阻まれるも、最後は稲垣祥が蹴り込み同点に。そのままドローに終わった。 <h3>【清水vs町田】連敗止めたい両者の戦いはドロー</h3> 7位の清水エスパルスと10位のFC町田ゼルビアの一戦。2連敗同士の対決。共に勝利が欲しい一戦となった中、点の取り合いとなった。 21分ボックス内左からのナ・サンホのクロスをボックス内で西村拓真がヘッドで決めて、ホームの町田が先制。前半をリードして折り返したが、後半は点の取り合いになる。 66分、清水は乾貴士が倒されてPKを獲得すると北川航也がしっかりと決めて同点に追いつくが、町田は再開の流れからそのままゴール。最終ラインからのロングフィードから、ボックス右から西村が叩きつけるクロス。跳ねたボールに対してファーサイドで林幸多郎がヘディングで叩き込み、町田が勝ち越しに成功する。 清水は再び追いかける展開となった中、84分にカピシャーバが左サイドからアーリークロスを入れると、ドウグラス・タンキが飛び込みゴール。前節はファウルで取り消されていたドウグラス・タンキがこの試合では決め切り、2-2のドローに終わった。 <h3>【鹿島vs川崎F】鬼木達監督、初の古巣対決でしっかり勝利</h3> 首位の鹿島アントラーズと14位の川崎フロンターレの対戦。鹿島の鬼木達監督は、アジア準優勝の昨季まで指揮した古巣との一戦となった。 国立競技場で対峙した両者。試合は7分、右CKからのクロスを佐々木旭がニアサイドでヘディングで合わせて川崎Fが先制に成功する。 およそ6万人の大観衆が集まった試合。川崎Fはペースを握って攻め込んでいくが、なかなか追加点を奪えず。フィニッシュの精度を欠いたツケを払うことになってしまう。 前半アディショナルタイムには鹿島が自陣からドリブルで荒木遼太郎が運ぶと、安西幸輝のクロスを鈴木優磨が競り勝つと、舩橋佑が冷静にトラップして蹴り込み同点に追いつく。 1-1で迎えた後半も川崎Fが攻めていく展開に。それでもシュートが枠に飛ばないと、65分に鹿島が仕留める。自陣からパスを繋いでいくと、鈴木の背後へのボールに反応した田川亨介が抜け出すと、冷静に左足で流し込みゴール。これが決勝点となり、2-1で鹿島が勝利し首位をしっかりと守った。 <h3>◆明治安田J1リーグ第16節</h3> ▽5/10(土) 横浜FC 1-0 アビスパ福岡 【横浜FC】 室井彗佑(後14) FC東京 1-0 ヴィッセル神戸 【FC東京】 マルセロ・ヒアン(後45+13) 柏レイソル 2-0 ファジアーノ岡山 【柏】 細谷真大(後31) ジエゴ(後45) ▽5/11(日) 鹿島アントラーズ 2-1 川崎フロンターレ 【鹿島】 舩橋佑(前46) 田川亨介(後20) 【川崎F】 佐々木旭(前7) 清水エスパルス 2-2 FC町田ゼルビア 【清水】 北川航也(後21) ドウグラス・タンキ(後39) 【町田】 西村拓真(前22) 林幸多郎(後22) 京都サンガF.C. 1-1 名古屋グランパス 【京都】 長沢駿(後25) 【名古屋】 稲垣祥(後39) アルビレックス新潟 1-1 浦和レッズ 【新潟】 長谷川元希(後29) 【浦和】 長倉幹樹(後35) 東京ヴェルディ 0-2 湘南ベルマーレ 【湘南】 奥野耕平(後17) ルイス・フェリッピ(後49) ガンバ大阪 0-1 サンフレッチェ広島 【広島】 塩谷司(前33) セレッソ大阪 1-0 横浜F・マリノス 【C大阪】 ラファエル・ハットン(前24) <span class="paragraph-title">【動画】鹿島の勝利を呼び込んだ田川亨介の冷静なゴール!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">(@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1921441291193192934?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.11 19:25 Sun
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【明治安田J1第14節まとめ】鹿島は4連勝で首位キープ、浦和は5連勝で2位浮上…G大阪が4ゴール快勝で連勝

3日に明治安田J1リーグ第14節の8試合が各地で行われた。 <h3>【G大阪vs湘南】助っ人の2戦連発など4ゴール快勝</h3> 14位のガンバ大阪は11位の湘南ベルマーレと対戦。前節首位を下したG大阪はこの日も攻撃陣が躍動する。 開始2分、GKのロングボールを受けたデニス・ヒュメットがファン・アラーノのパスを受けるとドリブルをスタートさせボックス手前から左足一閃。強烈なミドルシュートで先制すると、13分にはスルーパスに抜け出した宇佐美貴史がボックス内左からシュート。これはGK上福元直人にセーブされるが、岸本武流が詰めて追加点を奪う。 勢いに乗るG大阪は29分にもカウンター。左サイドを仕掛けたファン・アラーノがクロスを入れると、ボックス内に走り込んだ岸本がハーフボレーで蹴り込み3点目。35分にはボック付近のFKからクリアボールを黒川圭介が拾ってクロス。ファーサイドで半田陸が折り返すと、中谷進之介がヘディングで押し込み4点目。前半に一気に試合を決めたG大阪が4-0で快勝を収めた。 <h3>【鹿島vs町田】4連勝の鹿島が首位キープ</h3> 3連勝で首位に立つ鹿島アントラーズと3連敗を止めた7位のFC町田ゼルビアの一戦。鹿島が主導権を握り中、16分には関川郁万が負傷交代するアクシデントが発生。すると39分、チャヴリッチのパスをボックス手前で受けた鈴木優磨が素早くボックス左に展開。駆け上がった安西幸輝の折り返しを走りこんだ田川亨介が左足で流し込んだ。 鹿島が先制した展開となった中、町田は選手交代で流れを変えにいくも、なかなかゴールを奪えず。70分には、ナ・サンホが直接FKで狙ったがシュートはクロスバー直撃。町田の猛攻は最後まで続いたが、鹿島が1点を守り切って、首位をキープした。 <h3>【新潟vsFC東京】下位対決はFC東京に軍配</h3> 17位のアルビレックス新潟と16位のFC東京の一戦は点の取り合いに。先制したのはFC東京。8分にルーズボールを拾ったマルセロ・ヒアンがドリブルで運ぶと、ボックス手前から左足一閃。移籍後初ゴールで見事に先制する。 前半はFC東京がリードして終えると52分にも追加点。敵陣でFC東京はボールを回すと、細かくパスを繋いでいくと起点となった小泉慶がフィニッシュを仕上げて追加点を奪う。 2点ビハインドとなった新潟。しかし66分に奥村仁が左サイドを仕掛けてボックス内からシュート。これはGK野澤大志ブランドンがセーブするも、クリアが小さくなると笠井佳祐がこぼれ球を蹴り込み1点を返す。 1点差となったが82分には新潟が右サイドからのダニーロ・ゴメスのクロスを奥村がボックス内で合わせるも左ポスト直撃。すると、ここからFC東京がカウンター。白井康介が拾ってドリブルスタート。敵陣まで1人で持ち込みスルーパスを出すと、マルセロ・ヒアンが抜け出しフィニッシュ。新潟は後半アディショナルタイムにダニーロ・ゴメスが1点を返すも2-3でFC東京が勝利を収めた。 その他、東京ヴェルディを2-0で下した浦和レッズは5連勝。2週間ぶりの試合となったヴィッセル神戸はファジアーノ岡山を2-0で下してこちらも4連勝と勝ち点を重ねている。 <h3>◆明治安田J1リーグ第14節</h3> ▽5/3(土) サンフレッチェ広島 2-1 アビスパ福岡 【広島】 加藤陸次樹(後22) ジャーメイン良(後45+8) 【福岡】 見木友哉(後41) アルビレックス新潟 2-3 FC東京 【新潟】 笠井佳祐(後21) ダニーロ・ゴメス(後45+9) 【FC東京】 マルセロ・ヒアン(前8、後37) 小泉慶(後7) 清水エスパルス 0-3 名古屋グランパス 【名古屋】 稲垣祥(前36) 和泉竜司(後3) 椎橋慧也(後5) 鹿島アントラーズ 1-0 FC町田ゼルビア 【鹿島】 田川亨介(前39) 浦和レッズ 2-0 東京ヴェルディ 【浦和】 松尾佑介(前6) 渡邊凌磨(前31) ガンバ大阪 4-0 湘南ベルマーレ 【G大阪】 デニス・ヒュメット(前2) 岸本武流(前13、前29) 中谷進之介(前35) ヴィッセル神戸 2-0 ファジアーノ岡山 【神戸】 宮代大聖(後6) 井手口陽介(後28) 京都サンガF.C. 2-3 セレッソ大阪 【京都】 原大智(前12) 松田天馬(前14) 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前18) 古山兼悟(前43) 中島元彦(後20) <span class="paragraph-title">【動画】覚醒した助っ人、デニス・ヒュメットが2戦連発の衝撃ミドル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OdH_JRuadok";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.03 21:50 Sat

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