最下位インドネシアがサウジアラビアから金星! マルセリーノ2発で暫定3位急浮上、ルナール監督再登板のサウジは2戦勝ちなし【2026W杯アジア最終予選】

2024.11.19 23:13 Tue
2得点のインドネシアMFマルセリーノ・フェルディナン
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2得点のインドネシアMFマルセリーノ・フェルディナン
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第6節のインドネシア代表vsサウジアラビア代表がゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われ、ホームのインドネシアが2-0で勝利した。

3分け2敗の勝ち点3で最下位に沈むインドネシア。1勝3分け1敗の勝ち点6で3位のサウジアラビアをホームに迎えた。

インドネシアはホームで戦った15日の日本代表戦で0-4の大敗。5バックは変わらず、ラファエル・ストライクラグナル・オラトマンゴエンの2トップ気味の布陣で臨んだ。
一方のサウジアラビアは14日にアウェイでオーストラリア代表戦と対戦するも、後半アディショナルタイムの得点が認められず0-0で終了。再登板したエルヴェ・ルナール監督の初陣を勝利で飾れなかったなか、引き続きエースのサレム・アル・ドサリを欠く。

初勝利を狙うインドネシアは立ち上がりから決定機。マルセリーノ・フェルディナンが右クロスに飛び込み、右足で合わせたが、惜しくも右ポストに阻まれた。
その後もインドネシアがペースを握り、8分にはカウンターから左サイド裏へ抜け出したストライクがGKとの一対一に。左足でシュートもGKアハメド・アル・カサールがファインセーブで凌ぐ。

サウジアラビアも徐々に押し返し、19分にはモハメド・アル=カフタニの右クロスからファラス・アル・ブライカンがヘディング。シュートはバーを越える。

序盤のチャンスを活かせなかったインドネシアは、21分に選手を失いかける危機。アル=カフタニのドリブルに対応したジャスティン・ハブナーが、背後から頭部付近を蹴る形となり、VARは一発退場の可能性を提示。主審はOFRを経てイエローカードの提示にとどめた。

さらに29分、サウジアラビアのロングスローからインドネシアのファウルで今度はPKの可能性が。またもVARチェックが入ったが、今回はOFRなく試合が再開される。

判定にやや救われた感のあるインドネシアだったが、32分に先制。カウンターからラグナル・オラトマンゴエンが左サイドで仕掛けると、マイナスの折り返しを収めたマルセリーノが右足一閃。ゴール右上に突き刺した。

前半終盤にかけてもゴールに迫るのはインドネシア。前半アディショナルタイムには右サイドからの対角のロングボールをカルヴィン・フェルドンクがダイレクトシュートも、わずかに左へ外れる。

追いかけるサウジアラビアは後半頭から選手交代。攻勢を強め、立て続けのCKからインドネシアゴールに襲いかかる。

耐えたインドネシアは引き離しにかかり、53分には右クロスからオラトマンゴエンが際どいヘディングシュート。GKアル・カサールの好セーブに遭う。

その4分後、インドネシアは速攻から右サイドを攻め上がり、フェルドンクが倒れ込みながら折り返し。起点となったマルセリーノがボックス内でワンタッチシュートを放つと、跳ね返りをループで流し込んだ。

2枚替えでさらにテコ入れを図ったサウジアラビアは、入ったアブドゥラー・アル・ハムダンがアーリークロス似合わせるも枠の左。71分にも同様の形からアル・ハムダンが飛び込む。

足を攣った殊勲のマルセリーノなど、選手を入れ替えながら終盤を迎えたインドネシア。サウジアラビアの攻撃を跳ね返し続けたが、後半アディショナルタイム直前にはハブナーが2枚目のイエローカードを受け、数的不利となる。

後半アディショナルタイムには猛攻を受けるが、モハメド・カンノのロングシュートはクロスバー直撃。最後までゴールを許さなかったインドネシアが2-0の金星を挙げた。

この結果、インドネシアはこの後試合を控える2位オーストラリア代表、3位サウジアラビア、4位中国代表と勝ち点6で並ぶことに成功。得失点差や得点数でサウジアラビア、中国も上回り、一気に暫定3位まで浮上している。

インドネシア代表 2-0 サウジアラビア代表
【インドネシア】
マルセリーノ・フェルディナン(前32、後12)

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選手採点&寸評:インドネシア代表 0-4 日本代表【2026W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節、インドネシア代表vs日本代表がゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われ、0-4で日本が勝利した。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1] <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20241115ind_jpn_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 鈴木彩艶 6.5 序盤の大ピンチを堪えてしっかりセーブ。後半はセットプレーでキャッチミスもあったが、安定したプレー。 DF 3 橋岡大樹 6.0 最終予選初出場。落ち着いて試合に入り、積極的に攻撃にも参加。代表ではなかなかプレーしないポジションでも良いパフォーマンス。 4 板倉滉 6.0 立ち上がりにバウンドを見誤る大ピンチを迎える。それ以降は冷静に対応した。 16 町田浩樹 6.5 積極的に高い位置を取り先制点の起点に。何度も縦パスを入れて攻撃面でもチームを活性化。出色の出来。 MF 5 守田英正 6.5 積極的に前線に絡んでいく。ボックス内で華麗なターンパスで先制点を生み出す。後半立ち上がりには相手のパスミスを拾いそのままミドルで蹴り込む。 6 遠藤航 6.0 守備だけでなく攻撃面でも効果的に組み立てに参加。中盤で冷静に試合をコントロール。 7 三笘薫 6.0 攻撃がうまくいかない中で守備で貢献。要所で仕掛けて南野のゴールをアシスト。存在するだけで相手の脅威になっていた。 →14 伊東純也 5.5 前線で積極的にランニングを繰り返し、攻守にわたって貢献。普段とは異なるシャドーでプレーも相手の脅威になっていた。 8 南野拓実 6.0 ライン間にポジションを取るもなかなか良い形でボールを受けられなかった中、スペースに飛び込み三笘のパスから追加点を決め一発回答。 →11 前田大然 6.0 持ち味の強烈なスピードでスペースへの抜け出しとプレスバックで圧倒的な違いを見せる。 10 堂安律 5.5 積極的にクロスを入れるなど攻撃を支える。橋岡の上がりにも対応し、守備でも貢献した。 →2 菅原由勢 6.0 久々の出場で鬱憤を晴らすニアぶち抜きの強烈ゴール。終盤にはCKのこぼれ球を拾い強烈なミドルシュートを枠に飛ばす。 15 鎌田大地 7.0 積極的にポジションを変えて攻撃を組み立て。先制点のシーンでも上手く抜けてOGを誘発。2点目は三笘への長い縦パスを通して起点に。 →21 旗手怜央 - 出場時間が短く採点なし。 FW 19 小川航基 6.0 前線で体を張ったプレーと、ビルドアップへのハイプレスを掛け続ける。先制ゴールはならずも飛び込みOG誘発。 →18 大橋祐紀 - 出場時間が短く採点なし。 監督 森保一 6.5 ケガ人もいる中、劣悪なコンディションで完全アウェイの中でもしっかりと勝ち点3を獲得。チームとしても苦しんだ中、先制してからは圧巻のゲーム運び。この試合でも強さを見せつけた。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 鎌田大地(日本) シャドーの一角で先発出場。ライン間やボランチに落ちてのプレーなど、ポジションを変えながらゲームメイク。2ゴールに絡むプレーだけでなく、自身の存在価値を示した。 インドネシア代表 0-4 日本代表 【日本】 オウンゴール(前35) 南野拓実(前40) 守田英正(後4) 菅原由勢(後24) <span class="paragraph-title">【動画】久々の出場となった菅原由勢が強烈な一撃を決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="t2x8uAEkwZ4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】相手のミスを突いた守田英正がミドルシュートを決める!</span> <span data-other-div="movie2”></span> <script>var video_id ="SEaHg7ogW6s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫のアシストから南野拓実が豪快に蹴り込み追加点!</span> <span data-other-div="movie3”></span> <script>var video_id ="uQpJHtMJlfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.15 23:10 Fri
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「良い形で攻撃ができた」鎌田大地との関係は狙い通りと語る守田英正、ファンが選んだMOMも「由勢にあげたい」とチームメイトに捧げる

日本代表のMF守田英正(スポルティングCP)がインドネシア代表戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節、インドネシア代表vs日本代表がゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われ、0-4で日本が勝利した。 4試合を終えて首位に立つ日本。最下位のインドネシアとの対戦となった中、突然のスコールによる劣悪なピッチコンディションと7万人を超える完全アウェイの環境の中で苦戦する。 それでも徐々にペースを掴むと、鎌田大地のパスから小川航基も絡んだオウンゴールで先制。さらに南野拓実のゴールも生まれ、前半を2点リードで終える。後半に入っても日本がペースを握ると、相手のミスを突いて守田が3点目。さらに途中出場の菅原由勢は完全に抜け出すとボックス内の角度のないところから、狭いコースを打ち抜いてゴール。0-4で日本が快勝を収めた。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じた守田は「FAN ZONE ヒーローズ」に選出。自身のゴールを振り返った。 「運もあったかなと思いますが、しっかり決めきれて、3点目で試合を決定づけるようなゴールだったので、素直に嬉しいです」 この試合ではシャドーに入った鎌田とポジションを変えて良い形を作っていった。ポジションチェンジについては「最初から大地とローテーションで上手くスペースを入れ替わることは話をしていましたし、お互いに特徴がそういったことなので、僕のパスから大地がアシストしたり、良い形で攻撃ができて良かったです」と振り返り、狙い通りにうまくいったとした。 この最終予選でさらに一段階レベルを上げている守田。「FAN ZONE ヒーローズ」に選ばれるのも今回が3回目となる。 守田は「素直に嬉しいのでありがとうございます」とコメントしながらも「今日は(菅原)由勢にあげたいと思います」と、最終予選で悔しい思いを続けながらも豪快なゴールを決め切った菅原へ送りたいと仲間を思った。 <span class="paragraph-title">【動画】守田英正のターンパスから鎌田大地、そしてオウンゴール</span> <span data-other-div="movie3”></span> <script>var video_id ="5J3nR66KwqU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】相手のミスを突いた守田英正がミドルシュートを決める!</span> <span data-other-div="movie2”></span> <script>var video_id ="SEaHg7ogW6s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 00:25 Sat
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「ちょっとのミスも許されない」 インドネシア代表監督が日本戦での難しい戦いを覚悟、上田綺世の不在にも「いようがいまいが…」

インドネシア代表のシン・テヨン監督が来る北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表戦に言及した。 ここまで3分け1敗と勝ちなしのインドネシアだが、多くの帰化選手で強化がなされ、その効果からか、サウジアラビア代表やオーストラリア代表から勝ち点を奪取。ホーム連戦となる今月はまず15日に3勝1分け無敗で首位をひた走る日本を迎え撃つ。 インドネシアメディア『Republika』によると、韓国人指揮官のシン・テヨン監督は素直に日本の強さを認め、こう警戒心を示す。 「FIFAランキングからもわかるように、アジア最高であり、パフォーマンス面もそう。だから、正直なところ、日本戦は難しい試合になるはずだ」 そう語ると、フェイエノールトFW上田綺世が負傷不参加となる日本のチーム状況にも言及。気を緩めるわけにはいかないと述べる。 「彼はストライカーであり、ましてや中心選手。それは我々の有利に働くかもしれないが、日本代表チームの組織は非常に優れ、ちょっとのミスも許されないし、その選手がいようがいまいが、この試合へしっかりと準備をする」 インドネシア指揮官は現実的な差を受け止めつつ、最大限の準備をした上で、日本相手に今大会初勝利を狙っていくようだ。 2024.11.09 18:35 Sat

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