16年ぶりの赤と緑の名門対決は壮絶ドロー…鹿島3点先行も東京Vが土壇場AT弾で3点差追いつく【明治安田J1第13節】
2024.05.12 15:10 Sun
【動画】ヴェルディの10番が0-3から引き分けに持ち込む劇的弾
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 12, 2024
アディショナルタイムの脅威
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翁長のFKから
谷口が競り勝ち
ゴール前の混戦から最後はNo.10 見木が決めて同点に追いつく!
これでヴェルディは
3試合連続の
アディショナルタイムの得点
明治安田J1第13節
鹿島×東京V
#DAZN ライブ配信中#鹿島東京V pic.twitter.com/DRcbhKEaBp
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マテウス
マテウス
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東京Vがファン感謝祭を開催…開幕戦ゴールの山田楓喜が流れ作った軽妙トークで会場大盛り上がり
東京ヴェルディは3日、ホームタウンである東京都多摩市にある『LINK FOREST』でファンイベント『東京ヴェルディファン感謝祭2024』を開催した。 16年ぶりのJ1の舞台で躍進を遂げた緑の名門は、明治安田J1リーグ第35節消化時点で6位に位置。前々節の浦和レッズ戦の勝利によって4節を残しての残留を確定させ、前節はアルビレックス新潟を相手に2-0の快勝。今季4度目の連勝を飾り、良い雰囲気のなかでシーズン佳境のタイミングでのファン感謝祭を迎えた。 約1000名を集めて行われたイベントでは“選手と監督によるトークショー”、ファン・サポーターから事前に募集された“Q&Aコーナー”、サイン入りグッズが当る“スペシャル抽選会”などが約2時間に渡って行われた。 城福浩監督は冒頭で前日に行われたYBCルヴァンカップ決勝での心揺さぶる戦いを引き合いに出し、その場に立てなかった悔しさを語りつつ、日頃のファン・サポーターへの感謝と共に残り試合への決意を語った。 「常日頃、我々のチーム、選手たちを鼓舞していただき、一緒に戦っていただいて本当にありがとうございます。抽選で漏れた方々を含めて、本当に我々の苦しいタイミングで、温かく熱い声援をしていただいていること。それに対する御礼という意味で、今日は本当に大事に考えています」 「自分たちはあとリーグ戦が3試合なので、全て勝って我々の順位が何位になるのか、それが今年の我々の正当な評価になってくると思うので、より上を目指していけばそれにふさわしいチームになっていくと思うので、残り3試合も引き続き応援していただきたいと思います。今日は数少ないみなさんとの交流の場となるので、我々も楽しみにしていますし、是非楽しんでいってください」 トークショーでは横浜F・マリノスと国立開催の開幕戦を皮切りに、湘南ベルマーレ戦での初勝利、序盤、中盤、後半戦のトピックとなった試合の映像を交えながら、指揮官や選手たちが当時の心境やエピソード、選手同士の掛け合いなど軽妙なトークで魅せた。 MF山田楓喜は開幕戦での先制ゴールとなった直接FKについて「FKをもらってボールの横に立ったときに決まったと思った」と、先日のサガン鳥栖戦で決めた際にも語っていたコメントを自ら被せる形で会場の笑いを誘い、トークショーにおいても良い流れを作った。 東京ダービーの初戦で圧巻のダイレクトボレーを決めたFW染野唯月も、「自分でも巧いなと思う」と、ニヤリと笑いながら自画自賛。紆余曲折を経てサガン鳥栖とのアウェイゲームでJ1とクラブでの初ゴールを決めたMF松橋優安に関してはゴールセレブレーションの際のユースの先輩でキャプテンのMF森田晃樹のあまりにも手荒な祝福に改めてスポットライトが当ると、温厚な優等生は「みんなが喜んでくれてうれしかった」と語りつつも、「試合後に誰が髪を引っ張ったのか問題はあった」、「残り3試合あるので…」と“犯人”である森田と染野への復讐を虎視眈々と狙っていることを明かし、再び笑いを誘った。 また、鹿島アントラーズとのアウェイゲームで0-3から3-3のドローに持ち込む立役者となったMF齋藤功佑は、「自分がピッチに入った瞬間に引き分けになるなと思っていた」と、山田楓の冒頭のコメントを被せて場内を沸かせた。 “Q&Aコーナー”では指揮官と一緒に仕事をしたいとのファン・サポーターからのラブコールに対して、城福監督は「クラブの中途採用に応募してほしい」とジョークを交えて返答。続けて「僕と同じぐらいのパッションを持っていると、ちょっとウザイかもしれない。もうちょっと落ち着いた感じの人がいい」と自虐を語ると、隣に座っていた森田が思わず噴き出す場面も。指揮官とキャプテンの良好な関係を窺わせるシーンとなった。 子供たちからの質問では「好きなおやつはなんですか?」との可愛らしい問いかけに対して守護神マテウスは、満面の笑みを浮かべながら通訳を介すことなく「アルフォート」と返答。チョコ菓子という意外な好みを明かした。 DF林尚輝とFW木村勇大という屈強な攻守の主力に関しては、人気のメインマスコットであるリヴェルン好き疑惑がファン・サポーターの間で話題に。その真相について問われた林は「ばれてますか…」と素直に白状。一方の木村もスマホケースにリヴェルンを入れていたことを告白し、ヴェルディくんと共に会場に来ていたリヴェルンと3ショットで写真を撮るほっこりとした一幕もあった。 スペシャル抽選会では当選者が席から壇上に上がる形の形式でスタートしたものの、会場後方のファン・サポーターへ配慮した城福監督が自らマイクを取って自身を含め選手たちに自ら当選者の席まで向かう形式への変更を進言。この指揮官の粋な計らいによって、当選者以外のファン・サポーターも選手たちとより間近での交流が可能となった。 その後、キャプテンの森田の「残り3試合ですが、3試合すべて勝ってみなさんと勝利を分かち合えるようにチーム一同頑張って戦っていきます。みなさんも一緒に戦ってください」という閉会の挨拶をもってファン感謝祭が終了。 ファン・サポーターは城福監督と選手たちとのハイタッチによって見送られ、最後まで笑顔に溢れた中で会場を後にした。 ファン感謝祭後に取材に応じたMF綱島悠斗は、「試合よりも緊張した」と語ったトークショーの自己採点に関して「ちょっと慌ててしまったというか、自分のリズムを崩してしまった」と真面目に評価。 一方、過去のイベントではアカデミー出身選手や若手を中心に一発芸やネタを披露する機会が多かったが、今回は純粋なトークショーのみに。仮に、その準備はあったかとの問いに対しては「こういう(イベントの)詳細が出る前は、自分2年目なので、やらなきゃいけないのかなという覚悟はありました。それに対する想定も少しはしていましたが、自分はなくてホッとしました」と正直な胸の内を明かしてくれた。 久々のファン・サポーターとの直接のふれあいについて「こういう環境でやれたのも、自分たちがJ1に上がってファン・サポーターの方がいてくれたからこそなので、こういう素晴らしい施設を借りてできたのはすごくうれしく思います」とコメント。 その上で「ファンと関わることで、より自分たちも頑張らなければなと思います。退場したときのお客さんの顔が本当に笑顔で溢れていたというか、やっぱりああいう人たちがいるから今のヴェルディがあるわけであって、応援してくれる人がいるから自分たちがこうやって素晴らしい環境のなかでサッカーができているというのはすごく感謝していますし、もっともっと彼らを笑顔にしたいという思いが強くなりました」と、より一層の責任を口にした。 今回のイベントを通じて、より一体感と責任感が増した東京Vは、次節にホームで行われる首位のヴィッセル神戸戦を皮切りに、川崎フロンターレ、京都サンガF.C.という難敵相手の残り3試合でさらなる高みを目指す。 <span class="paragraph-title">【写真】笑顔に溢れた東京Vのファン感謝祭</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241103_1_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.11.03 19:50 Sun2
「魂を見せてくれた」柏に泥臭く勝ち切った東京Vは勝ち点40超え…城福監督「残留はこのクラブで絶対的に与えられた使命」
東京ヴェルディの城福浩監督が、泥臭く勝ち切った柏レイソルとの激闘を振り返った。 東京Vは8月31日、三協フロンテア柏スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第29節の柏戦を3-2で勝利した。 前節、3位の鹿島アントラーズを2-1で下し、4戦ぶりの得点と共に4戦ぶりの白星を挙げた東京Vは、16位の柏とのアウェイゲームで約3カ月ぶりとなる今季3度目の連勝を狙った。 今節も[3-4-2-1]の布陣で臨んだ東京Vは、鹿島と共通点も少なくない柏の[4-4-2]に対して、ミスマッチの優位性を意識した戦い方で臨むプランだったが、この試合で柏は可変式の布陣を採用。守備時には右サイドハーフのMF鵜木郁哉を1列下げて5バックを形成し、攻撃時もより流動的な形で揺さぶりをかけた。 その想定外の出方に加え、FW細谷真大、MFマテウス・サヴィオの両エースを起点にクオリティとインテンシティの高さを見せた相手に面食らう形でバタバタした入りを強いられると、8分に細谷に先制点を奪われる。 それでも、失点直後のピッチ上で円陣を組んで改めて意思統一を図り、連続失点を回避すると、15分にFW木村勇大、30分にFW山見大登の連続ゴールによって逆転。ただ、前半終了間際に相手のデザインしたセットプレーからMF戸嶋祥郎に強烈な一撃を浴びて2-2のイーブンで試合を折り返した。 迎えた後半、3枚替えで通常の[4-4-2]の戦い方に変化した相手に押し込まれる入りとなったものの、一瞬の隙を突いて55分のMF翁長聖の技ありシュートで勝ち越しに成功。その後は完全に押し込まれてハーフコートゲームを展開されたが、ディフェンスラインを中心としたハードワークに守護神マテウスの土壇場のビッグセーブによって相手の猛攻を耐え抜き、白熱のシーソーゲームをモノにした。 同試合後、公式会見に出席した城福監督は勝ち点3を得た充実感と共に心身ともに激しい消耗を強いられたであろう一戦を総括。チーム全体の献身を称えながらも、自身のアプローチを含め課題の部分をより強調した。 「ゲームの中で反省すべきは前半の入り方と終わらせ方。ここはいくらロッカールームで徹底しようと言っても、自分が徹底させきれなかったと思います。選手がやれなかったら自分の問題なので、どういうアプローチがよかったのか、どういう表現がよかったのか。そこは自分でもしっかり振り返りたいと思います」 「ただ、点を取られてからも我々のペースを崩さなかったこと。そこで2点取ったことはポジティブ。前半は相手の左サイド。ジエゴとマテウス・サヴィオ、あるいは小屋松の2列目のところで、浮いたところをどう掴むかという部分で苦労し、ちょっと押し込まれました。あそこの整理をもっと早くしてあげればよかったと思っています」 「後半は相手も2トップ気味にやってきたので、掴みづらさはなくなったけれどもゴール前の迫力が増えたので、選手はよく体を張って、球際のところでシュートブロックしてくれたなと思います」 押し込まれ続けてセカンドボールを拾えず、奪ったボールも前線への長いボールを選択せざるを得ない厳しい状況となった後半の戦いに関して、MF齋藤功佑や山見は傑出したパフォーマンスを見せたサヴィオら相手のクオリティの高さを認めると共に、攻め切れた前半にもう少し相手陣内でボールを動かす時間帯を作るべきだったとの反省の言葉も口にしていた。 それに加えて、指揮官は交代策の部分で少なからず誤算があったことを示唆。 本来であれば、優れたキープ力と献身的な守備で流れを好転させられたであろうFW染野唯月はコンディションに問題があったか、全体的に無理が利かない場面が散見された。 その点については「我々もちょっとそれを心配していましたけど、本人に確認したら問題ないと。ただ、彼もリードをしている状況で、失点したくないという状況だったので、かなり守備の方に気を使っていたと思います」と、本来での出来ではなかったものの、その中でもチームのためにプレーし続けたエースを慮った。 その染野以外では負傷明けでのプレーとなったDF林尚輝の比較的早いタイミングでの交代、交代枠を使い切った後で足が攣った翁長を最前線に配置せざるを得ないアクシデントも指揮官のゲームプランをより難しいものとした。 「もちろん相手はリスクを冒して、両サイドバックが非常に高い位置を取ってきましたし、そこを裏返すようなボールであったり、動き出しであったり、キープであったりというところは、ちょっと守備に追われて疲弊して押し返すようなキープ、ボールの持ち方ができなかった」 「最後は特に翁長聖が足を攣った中で、我々のカードの切り方も最初に1枚を切った後に、2枚ずつ切った後でのアクシデントだったので、1枚少ないような状況だったので、余計を押し返すことができなかった」 それでも、「ただみんなはそれを承知の上で彼も足を引きずりながらでしたが、よく耐えたなと思います。何よりもゴール前のところやバイタルエリアのシュートブロックというのは魂を見せてくれた」と、試合終了のホイッスルが鳴ったと同時にピッチに倒れ込んだ選手たちの献身に満足感を示した。 昇格プレーオフを制しての昇格という部分で“20番目のチーム”という位置づけで16年ぶりのJ1の戦いに挑み、開幕前はダントツで降格候補に挙げられながらも、今回の勝利によって残留争いの目安のひとつである勝ち点40の大台を超え、勝ち点41で暫定ながら7位に浮上した。 久々のJ1の舞台でサプライズを起こしたいという力強い宣言と共に、常々J1残留への危機感を強調してきた百戦錬磨の指揮官だが、やはり9試合を残しての現在の立ち位置によって最低限であり、最大の目標到達に近づきつつあると感じている。 「我々のクラブの目標が残留であることは間違いない。それはもう経験値とクラブの規模を考えたら、それは絶対唯一無二の目標であることは間違いない。ただ、それを最終節まで持ち込むのか、あとは何試合かを残して、我々らしく我々のサッカーを示すという状況で、終盤を迎えるのかというところでは、選手の経験値としても大きな差がある」 「とにかく一試合一試合を勝ち点3にこだわって、どのステージで最後J1の中で競い合うというところは高い意識を持っていますけど、それにしても後ろを気にしているわけではないですけども、残留というのはこのクラブで絶対的に与えられた使命だと思いますし、まずはそこに到達したいなという思いです」 2024.09.01 07:35 Sun3
東京Vが16年ぶりのJ1での戦いへ始動…昨季主力担った宮原、染野、林が決意語る
東京ヴェルディの2024シーズンが始動した。 昨シーズン、城福浩監督の下で明治安田生命J2リーグを3位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1復帰を果たした東京V。 16年ぶりに帰ってきたJ1の舞台で名門復活を印象付ける重要な1年に臨む城福浩体制3年目のチームは、15日にヴェルディグラウンドで新シーズンに向けた初のトレーニングを行った。 初のトレーニングはフィジカルメニューを中心に約2時間行われ、各選手が自身のコンディションを確認しつつ、14名の新戦力を迎え入れたなかでコミュニケーションを取り合う形となった。 2023シーズンのJ2ベストイレブンに輝くなど鉄壁の守備でリーグ最少失点に貢献したDF宮原和也は、J1の他クラブからの関心も取り沙汰されたなかで最終的に新シーズンも緑の名門でのプレーを決断。その決断や、チームと共に覚悟を持って臨む新シーズンへの思いを語った。 「いろいろなことがありましたが、自分のなかでヴェルディで戦うということを決めたので、しっかりとヴェルディのために戦っていきたいです」 「J1に定着することがヴェルディにとって大事。そこは最低限のところだと思うので、そこから順位をしっかりと上げていけるようにしていきたいです」 「(個人としては)しっかりとキャンプで状態を上げていってケガしない身体づくりをして、1年間戦えるようにしたいと思います」 「若い選手が増えたので、良い意味で勢いもあると思いますし、そういうところをしっかりとまとめていくことも(年齢が)上の選手は大事だと思います」 クラブとして久々のトップカテゴリーでの戦いとなるなか、まずはJ1定着が目標となる。サンフレッチェ広島、名古屋グランパスでJ1基準を知る右サイドバックはあくまでこれまでの戦いをベースに個々、チームとしてのレベルアップが重要になると語っている。 「チームとしてのベースは絶対に大事になってくると思います。そこのベースを作っていくことが大事」 「去年やってきたことをベースにやっていくと思いますが、その部分で自分たちがシーズンをうまく戦っていくためにキャンプは大事になると思いますし、個人個人のレベルアップももちろんのこと、チームと個人でしっかりと上げていくことが大事だと思います」 「どことやっても相手は強いと思いますし、去年に比べて間違いなくレベルは上がってくると思うので、その個人の能力やチームとしての強さは変わってくると思いますが、そこは自分たちもリスペクトし過ぎずに自分たちが目指すやりたいことをやれるようにやっていかないといけないです」 また、宮原と共に主力としてJ1昇格に導いたFW染野唯月、DF林尚輝は昨季に続いて期限付き移籍の形での残留が決定。ともに鹿島時代には実現できなかった主力として臨むJ1での戦いに向けて決意を語った。 2シーズン連続の途中加入でチームトップの6ゴールを挙げた上、清水エスパルスとの昇格プレーオフ決勝でチームを昇格に導く重要なPKによるゴールを決めた若きストライカーは、「一番自分を成長させてくれる場所」と語るヴェルディでは新シーズンは2桁ゴールを目標に掲げる。 「一番自分を成長させてくれる場所だと思ったのでヴェルディに決めたという感じです。いろんな状況がありましたが、自分のなかで決めた決断だと思います」 「自分は途中から来てもヴェルディに順応できることを示せたと思うので、あとは得点の部分。そこで2桁以上取れるようにしていきたいと思います。それがシーズン初めから来た理由でもありますし、結果を出したい」 「僕自身チームを勝たせることが大事だと思っていますし、そこに得点という結果を出していければと思います」 「(背番号9へ変更)希望は出していないですが、付けたい気持ちもありましたし、そこをチームも理解してくれた上で選んでくれたと思います」 一方、負傷離脱はありながらもシーズン序盤は守備的MF、以降はセンターバックの主力として堅守構築に貢献した林は、チームと共に今の自分の力がどれだけJ1で通用するかを試したい考えだ。 「鹿島自体も戦力として考えてくれているという話をしてくれましたが、そのなかでいろんなことを話し合った末にこの形に落ち着きました。自分としてこっちでやりたい思いがあって、そこを鹿島の強化部の方にも伝えました。そこからいろんな話を聞きましたが、やっぱりこっちでやりたい気持ちが強かったです。ヴェルディからは去年の夏の段階から来年もという話をいただいていたので、また1年ここでやれることはありがたいです」 「J2で自分たちがなんとかしてJ1に上げることができました。そのなかでこのメンバーでJ1でどのぐらいできるのか、そこは少し楽しみですし、自分自身鹿島からのレンタルでJ2の舞台に来ましたが、1年ここで過ごしてJ1に上がって自分がどれぐらいできるのか、どれぐらい成長できたのかをこのチームで表現したいと強く思いました」 「誰が出るかはどうなるか分かりませんし、自分自身は去年スタートで出ていましたが、自分自身でもっと成長しないといけないとすごく思っていますし、今シーズンはもちろん多くの試合に出場して貢献したいですが、自分自身の成長や立ち居振る舞いの部分では去年とまた違うものを見せていかないといけないなと思っています。その自分の成長に期待しています」 「自分自身、ここに来たときから周りの選手たちのボールをつなぐ技術だったりはすごく高いと思いましたし、そこを自分はもっと成長していかないといけないと感じています。守備の強度とかは自分の強みだと思っていますが、そこは引き続き表現しながらポゼッションやビルドアップの部分はもっと成長させていきたいと思います」 宮原同様にJ1基準を知る数少ない選手でもある2選手は、30代がわずか3名でチーム平均年齢が25歳以下の非常に若いスカッドにおいてよりリーダーシップが求められるところだ。 22歳の染野は「自分の役割は試合で100%を出すことがまずは大事だと考えています。そこは年齢関係なく練習からバチバチとやりながら、本当に年上とか関係なく自分を含めて若い選手のそういう姿勢が大事になると思います」と、昨季終盤戦にも見せた勝負へのこだわりを引き続き示していく考えだ。 今年6月に26歳となる林は「自分が先陣を切ってという形にはならない」としながらも、新チームでは中堅以上の年齢層に身を置くなかでリーダーとしての自覚を感じている。 「今の年齢を見ても自分は真ん中よりも上ですし、年下の選手が多い状況になっています。リーダーシップの部分はすごく求められていると思いますし、それはピッチ内外でだと思います。これまでヴェルディに長い期間在籍してくれた選手たちが去ったこともあって、新しいチームに生まれ変わる感じもあります。そのなかで今までそういうことをしてくれていた人たちの役割をこれから誰が代わりを務めるのか、それはひとつ大事なポイントになります。むちゃくちゃ自分が先陣を切ってという形にはならないと思いますが、そういう人たちを支えられる存在になりたいと考えています」 さらに、2選手は残留を最低限のノルマに厳しい戦いも想定されるJ1の戦いに向けた思いを語った。 染野は現チームの生命線でもあるデュエル、判断面を含めたスピードの部分をキーワードに掲げながら「自分たちらしさ」を貫くことが重要と語る。 「やっぱり戦うところ。一個一個の局面で負けないというシンプルなところが大事。J1ではそこのところのレベルがひとつ上がりますし、サッカー面では判断スピードを含め全体のスピードが上がっていきますし、いろんなところので速さは重要です。J2だと一個タメを作って時間を作ることもできますが、J1ではそれが難しいところも感じてきましたし、そこは試合を重ねながらみんなが理解してそこに追いつければと考えています。自分たちらしさを出して戦っていくだけだと思っていますし、それを結果につなげていければと思います」 同じく林も個々のレベルアップと共にチームとしての強みをより明確にしていくことが、J1の舞台で結果を残す上で重要な要素だと主張した。 「自分たちの強みを明確にしていく必要があると思いますし、今までのヴェルディはボールをつないだり、技術レベルの高さがありましたが、去年はそれにプラスして守備的な要素が加わったことで勝てるチームになったと思っています。それがJ1ではどうなるかは分からない部分もありますが、自分たちがやってきたことを自信を持って表現した方が良いと思いますし、その上でどういった対策を取っていくかが、J1で戦っていくために必要な部分かなと思います」 「(横浜FM、浦和との開幕2試合について)そこはすごく分かりやすい部分でもあると思います。J1のトップに位置するチームと、現状ではもしかしたら一番下かもしれない自分たちがそこで戦うことで得るものはたくさんあると思いますし、自分たちがどれぐらいできるのかを表現できる一番の場所になると思っています」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/20240116_5_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/20240116_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/20240116_5_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> 2024.01.16 19:00 Tue4
【J1注目プレビュー|第16節:神戸vs東京V】共に前節は悔しい敗戦、ルヴァンカップも敗退…公式戦連敗を止めるのは?
【明治安田J1リーグ第16節】 2024年5月26日(日) 14:00キックオフ ヴィッセル神戸(2位/29pt) vs 東京ヴェルディ(12位/18pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆再び首位へ【ヴィッセル神戸】</span> 前節はアウェイで鹿島アントラーズに悔しい敗戦。結果、首位の座から陥落してしまった。 そしてショッキングな出来事はミッドウィークのルヴァンカップ。J3のカターレ富山相手にPK戦の末に敗戦。メンバーを大幅に入れ替えたこともあったが、チームとしての戦力均衡はまだまだ計れていないことが露呈した。 ただ、安定した守備は見せており、リーグ最少失点タイの11失点。リーグ連覇という目標に向けて戦いを続けるのみだ。 このところの取りこぼしの要因は、決定力の不足。チャンスクリエイトはできているだけに、ゴール前のクオリティを今一度取り戻したい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 <span class="paragraph-subtitle">◆失意の大敗 【東京ヴェルディ】</span> 前節はFC町田ゼルビアとの“東京クラシック”。昨シーズンまで共にJ2で戦った者同士の対戦だったが、相手にJ1で首位を争っている力を見せつけられ、今季ワーストの5-0敗戦となった。 12試合ぶりの黒星を喫した中、ミッドウィークにはYBCルヴァンカップでサンフレッチェ広島にも敗れ連敗。ただ、10人の先発を入れ替えた中で善戦したとはいえるが、新たな戦力が見つかることはなかった。 チームとしてはJ1王者相手に強度でどこまで戦えるのか。このところ露呈している局面での脆さが出れば、一気に押し込まれてしまう。 また、強力な攻撃陣を前に、ルヴァンカップで退場した林尚輝が出場停止という状況。チームとしての力が試される一戦になりそうだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:宮原和也、千田海人、山田裕翔、翁長聖 MF:松橋優安、森田晃樹、 綱島悠斗、見木友哉 FW:染野唯月、木村勇大 監督:城福浩 出場停止:林尚輝 2024.05.26 11:40 Sun5
東京Vが清水との国立決戦制し16年ぶりの悲願達成! 染野唯月の土壇場PK同点弾で劇的J1昇格【J1昇格PO】
2023J1昇格プレーオフ決勝、東京ヴェルディvs清水エスパルスが2日に国立競技場で行われ、1-1のドローに終わった。この結果、レギュラーシーズン上位のアドバンテージによって東京Vの16年ぶりのJ1昇格が決定した。 明治安田生命J2リーグのレギュラーシーズンを3位で終えた東京Vは、準決勝で6位のジェフユナイテッド千葉を2-1で破り、16年ぶりのJ1復帰に王手をかけた。通常のホームスタジアムである味の素スタジアムからクラブにとって縁深い国立に場所を移しての大一番で、城福監督は準決勝と全く同じスタメンで臨んだ。 一方、レギュラーシーズン4位の清水は、準決勝で5位のモンテディオ山形と0-0のドローも、リーグ上位のアドバンテージで決勝進出を決めた。1年でのJ1復帰を至上命令とする秋葉監督率いるチームは、山形戦から先発1人を変更。岸本武流に代えてカルリーニョス・ジュニオを起用。なお、正GKの権田修一は間に合わず、セカンドGKの大久保択生が決勝のピッチに立った。 FC町田ゼルビア、ジュビロ磐田に続くJ1最後の切符を懸けたオリジナル10同士による国立決戦。 がむしゃらなハイプレスこそ仕掛けないものの、立ち上がりは昇格へゴールが必須の清水が押し込んでいく想定通りの入りに。その流れで清水はチアゴ・サンタナ、乾貴士の2人でポイントを作りながら、サイドからのシンプルなクロスやセットプレーでチャンスを窺う。 一方、千葉戦の反省も活かしてか、守勢ながらも手堅く試合に入った東京V。15分を過ぎてからは決定機には至らずも、幾度かフィニッシュのシーンを作りつつ相手陣内でボールを動かしていく。 前半半ばを過ぎると、時間帯によってはアウェイチーム優勢の展開が続く。そして、ホームチームのコンパクトな守備ブロックに揺さぶりをかける清水は、右サイドの中山克広、原輝綺のコンビで幾度か良い形でポケットを取る。だが、再三送りこまれたチャンスボールをチアゴ・サンタナや乾らが仕留め切れなかった。 互いに選手交代なしで折り返した後半、キックオフ直後は東京Vが相手陣内深い位置で試合を進めたが、清水がカウンターから最初の決定機を創出。右サイド深くでカルリーニョス・ジュニオが折り返したクロスにチアゴ・サンタナが飛び込んだが、ここはDF林尚輝が粘りの対応で枠に飛ばさせない。 以降は一進一退の攻防が続くなか、清水は60分にカルリーニョスを下げて北爪健吾を投入。すると、この交代直後に意外な形から試合が動く。 61分、東京Vのボックス内で中山と競った森田晃樹がボールコントロールした際に左腕にボールが当たると、池内主審はPKスポットを指さす。この試合ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が採用も判定は変わらず。このPKをキッカーのチアゴ・サンタナが冷静に右隅へ蹴り込み、63分の先制点とした。 形勢が逆転されたなか、昇格へゴールが必要となった東京Vは齋藤功佑、山田剛綺ら前線を中心に選手を入れ替え東洋大学からの特別指定で登録されるU-22日本代表の新井悠太らをピッチに送り込む。これに対して清水は中山、山原怜音を下げて岸本、吉田豊を投入。北爪投入後から変更した[3-4-2-1]の布陣を継続。 後半半ばから終盤にかけてはリスクを冒して前に出るホームチーム、堅守速攻で応戦するアウェイチームと序盤からの構図が入れ替わり、緊張感のある攻防が繰り広げられる。 その後、相手と同じ[3-4-2-1]の布陣で猛攻を仕掛ける東京Vだが、清水の堅守を前になかなか決定機まで持ち込めない。だが、15年ぶんの想いを乗せた土壇場の攻撃が最後の最後に結実。 8分が加えられた後半アディショナルタイムの94分、中原が背後に入れた浮き球パスに抜け出した染野がボックス右でDF高橋祐治に倒されてPKを獲得。そして、昇格を懸けたこのPKを染野自ら右隅に突き刺した。 そして、この土壇場の同点ゴールを最後まで守り切った東京Vが5万3264人を集めた国立決戦を制し、16年ぶりのJ1昇格を成し遂げた。 東京ヴェルディ 1-1 清水エスパルス 【東京V】 染野唯月(後51) 【清水】 チアゴ・サンタナ(後18) <span class="paragraph-title">【動画】東京V、16年ぶりJ1昇格の瞬間!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">待ち望んだJ1昇格。<br><br>東京ヴェルディ、16年ぶりのJ1復帰決定の瞬間をお届け‼<a href="https://twitter.com/TokyoVerdySTAFF?ref_src=twsrc%5Etfw">@TokyoVerdySTAFF</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/gBbT965Xio">pic.twitter.com/gBbT965Xio</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1730848279196541256?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.02 16:06 Sat鹿島アントラーズの人気記事ランキング
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【Jリーグ出場停止情報】報復退場の鈴木優磨が“反スポーツ的な行為”で1試合出場停止 千葉DF松田陸の処分は持ち越さず
Jリーグは11日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグからは8選手が対象に。ファウルで止めにかかった名古屋グランパスMF椎橋慧也に胸をぶつけ、乱暴な行為で一発退場の鹿島アントラーズFW鈴木優磨は1試合停止が確定した。Jリーグは「ボールとは関係の無いところで相手競技者を突き飛ばし押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明した。 また、J1残留争いのジュビロ磐田からDF鈴木海音が次節の横浜F・マリノス戦で警告の累積による1試合停止となるほか、川崎フロンターレDF高井幸大や、セレッソ大阪MF田中駿汰らも次戦の欠場が決まった。 そして、先週末にレギュラーシーズン終了のJ2リーグではジェフユナイテッド千葉DF松田陸が最終節のモンテディオ山形戦で一発退場。Jリーグは1試合の出場停止としつつ、扱いについて「出場停止処分の対象となる同レベルの大会がないこと、また停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、同選手の出場停止試合は無しとする」と記した。 【明治安田J1リーグ】 FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 第29節 vs京都サンガF.C.(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF渡邊泰基(横浜F・マリノス) 第29節 vsジュビロ磐田(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF鈴木海音(ジュビロ磐田) 第29節 vs横浜F・マリノス(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第29節 vs鹿島アントラーズ(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF田中駿汰(セレッソ大阪) 第37節 vs鹿島アントラーズ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J3リーグ】 FWシラス(いわてグルージャ盛岡) 第37節 vs奈良クラブ(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF齊藤隆成(FC大阪) 第37節 vsSC相模原(11/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF金浦真樹(ガイナーレ鳥取) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF内田瑞己(カマタマーレ讃岐) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】鈴木優磨の報復退場シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ncLfF5odAJM";var video_start = 315;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.11 18:44 Mon2
帰化&中国代表入りに向かう元J1鹿島のセルジーニョ、現役代表選手を多数擁する北京国安に移籍へ
「帰化して中国代表入りへ」と伝えられる元鹿島アントラーズのブラジル人MFセルジーニョ(29)は、所属する長春亜泰を退団する可能性が強まっているとのことだ。 セルジーニョは2018〜19年にJ1鹿島でプレーし、攻撃の中心として活躍。2020年から中国スーパーリーグ(超級)の長春亜泰へ移籍し、現在では背番号「10」のキャプテンとして、チームの不沈を左右する存在となっている。 中国在住は5年…このところ帰化しての中国代表入りが伝えられるわけだが、実現するか否かの前に、クラブキャリアで移籍へ。中国『東方体育日報』によると、北京国安、成都蓉城がセルジーニョの獲得に乗り出しているそうだ。 どうやら、多数の現役中国代表選手を擁する北京国安への移籍に近い模様。 北京国安は元アーセナルの“帰化組”元中国代表MFニコ・イェナリス(31/李可)が退団し、中国からも離れることが決定的に。現地の言葉でいう「帰化組市場」の本命ターゲットとして、セルジーニョに白羽の矢が立ったそうだ。 北京国安は11月の中国代表に、FWチャン・ユーニンら所属選手6名を送り込んでいる。 2024.11.09 13:15 Sat3
今季7ゴールの鹿島FWチャヴリッチが治療のため帰国…7月に負傷したヒザ関節および足関節脛腓じん帯損傷から回復できず
鹿島アントラーズは20日、FWアレクサンダル・チャヴリッチの帰国を発表した。 クラブの発表によると、チャヴリッチは7月20日(土)に行われた明治安田J1リーグ第24節のFC東京戦で負傷。ヒザ関節および足関節脛腓じん帯損傷と診断されていた。 4カ月が経過したものの戦列復帰はできておらず、11月18日(月)にセルビアへ帰国したとのこと。母国で治療に努めるという。 チャヴリッチは、スロバキアのスロヴァン・ブラチスラヴァから今シーズン期限付き移籍で加入。明治安田J1リーグで25試合に出場し7得点、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 2024.11.20 18:45 Wed4
ひと桁順位、ACLE権奪取…それぞれ目標を持つ京都vs鹿島は攻め合うもゴール生まれず【明治安田J1第29節】
明治安田J1リーグ第29節延期分の1試合が17日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、京都サンガF.C.vs鹿島アントラーズは0-0に終わった。 残留が決まった15位京都がACLE出場争いを演じる5位鹿島を迎え撃った一戦。京都は今夏加入で13戦11発と残留の導き手と言っていい活躍ぶりが光るラファエル・エリアスが今節もスタートから出場し、鈴木優磨が出場停止の鹿島は注目の1トップに師岡柊生を抜擢した。 立ち上がりこそ鹿島が押し込む形を作るが、残留が決まった今、22年ぶりのJ1ひと桁順位フィニッシュを目指す京都も徐々に押し返し、9分にまずチャンス。高い位置でのボール奪取をカウンターにつなげ、川崎颯太が右足フィニッシュを放つが、相手GKの正面を突く。 続く19分にも平戸太貴とマルコ・トゥーリオが立て続けにフィニッシュに持ち込み、攻めに転じる京都は20分に敵陣左でのボール回収から佐藤響が折り返し、ラファエル・エリアスが足を振るシーンも。その後もラファエル・エリアスがミドルを狙ったりと前がかる。 鹿島も前半の終盤にかけて師岡が起点作りに徹するなどで攻め返すが、0-0でハーフタイムに。後半から田川亨介を送り込み、こじ開けにかかった鹿島だが、京都が強力3トップを起点に素早い仕掛けで効率よくゴールに向かっていき、なかなかチャンスを作れない。 そのなかで、攻め込む時間を作る鹿島は69分にバイタルエリア右からのクロスに安西が右足で合わせるが、GK太田岳志が好守。今度は78分の京都にチャンスが巡り、川崎の縦パスで前を向いたラファエル・エリアスがバイタルエリア中央から左足を振るも左に外れる。 82分にもラファエル・エリアスが左からの折り返しに徹すると、福岡慎平がワンタッチで合わせるが、ここも相手GKの正面。続く86に左からの折り返しにボックス中央に差しかかったところで反応した知念が振り向きざまのフィニッシュに持ち込むが、これもネットを揺らせず。 その後も鹿島にターレス・ブレーネルの決定機があったりと最後まで攻めの姿勢を貫いた両者だが、互いに2試合連続のドローに。京都は暫定13位に浮上した一方で、5位で変わらずの鹿島は1ポイント差の4位ガンバ大阪を抜けず、3位FC町田ゼルビアに4ポイント差となった。 京都サンガF.C. 0-0 鹿島アントラーズ <span class="paragraph-title">【動画】鹿島の攻撃に太田岳志が立ちはだかる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">試合終盤、太田岳志がチームを救うビッグセーブ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%B2%B3%E5%BF%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#太田岳志</a> <a href="https://t.co/XE036iyhAQ">pic.twitter.com/XE036iyhAQ</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1858047850770477452?ref_src=twsrc%5Etfw">November 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.17 16:13 Sun5