2025年の仏リーグ最高給取りはデンベレに! PSGが上位12位まで独占

2025.03.26 17:00 Wed
デンベレが最高給取りに
Getty Images
デンベレが最高給取りに
2025年のリーグ・アン(フランス1部)のサラリーランキングが、フランス『レキップ』によって発表された。

2024年はパリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペが月給600万ユーロ(約9億7000万円)と破格の金額でランキングトップに君臨していたが、その最高給取りがレアル・マドリーに移籍したことで、今年のランキングはより拮抗したものに。

ただ、今シーズンのリーグテーブルで首位を独走するPSGが発表されたトップ30のうち、上位12位まで独占する金満ぶりを改めて証明。そのなかで1位に輝いたのは、新エースFWのウスマーヌ・デンベレの月給150万ユーロ(約2億4000万円)となった。
そして、2位にはキャプテンのDFマルキーニョス、3位は同額でDFリュカ・エルナンデスとDFアクラフ・ハキミが並んだ。

PSG勢以外ではマルセイユのMFアドリアン・ラビオとMFピエール=エミール・ホイビュアリヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットが月給50万ユーロ(約8億1000万円)で並んでいる。
今回発表されたリーグ・アンのサラリーランキングの上位30名は以下の通り。

1. ウスマーヌ・デンベレ(PSG) 150万ユーロ
2. マルキーニョス(PSG) 112万ユーロ
3. リュカ・エルナンデス(PSG) 110万ユーロ
3. アクラフ・ハキミ(PSG) 110万ユーロ
5. ワレン・ザイール=エメリ(PSG) 95万ユーロ

6. ヴィティーニャ(PSG) 90万ユーロ
6. クヴィチャ・クワラツヘリア(PSG) 90万ユーロ
8. ジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG) 84万9500ユーロ
9. ヌーノ・メンデス(PSG) 80万ユーロ
10. プレスネル・キンペンベ(PSG) 64万ユーロ

11. ブラッドリー・バルコラ(PSG) 55万ユーロ
12. デジレ・ドゥエ(PSG) 50万ユーロ
12. アドリアン・ラビオ(マルセイユ) 50万ユーロ
12. ピエール=エミール・ホイビュア(マルセイユ) 50万ユーロ
12. アレクサンドル・ラカゼット(リヨン) 50万ユーロ

16. メイソン・グリーンウッド(マルセイユ) 45万ユーロ
16. ジェフリー・コンドグビア(マルセイユ) 45万ユーロ
16. イスマエル・ベナセル(マルセイユ) 45万ユーロ
16. コランタン・トリソ(リヨン) 45万ユーロ
20. ゴンサロ・ラモス(PSG) 44万3500ユーロ

21. ファビアン・ルイス(PSG) 43万4300ユーロ
22. ネマニャ・マティッチ(リヨン) 40万ユーロ
22. セコ・フォファナ(レンヌ) 40万ユーロ
22. ブライス・サンバ(レンヌ) 40万ユーロ
22. ジョアン・ネヴェス(PSG) 40万ユーロ

26. レオナルド・バレルディ(マルセイユ) 35万ユーロ
27. ラヤン・シェルキ(リヨン) 33万ユーロ
27. ヴァランタン・ロンジエ(マルセイユ) 33万ユーロ
29. ガエタン・ラボルド(ニース) 32万ユーロ
29. アレクサンドル・ゴロビン(モナコ) 32万ユーロ
29. デニス・ザカリア(モナコ) 32万ユーロ

※金額はいずれも月給(推定)

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PSGデンベレのアーセナル戦出場は? エンリケ監督「復帰できるだろう」

パリ・サンジェルマン(PSG)にとっては朗報だ。負傷のフランス代表FWウスマーヌ・デンベレがアーセナル戦に間に合うこととなった。 7日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグを控えているPSG。ホームにアーセナルを迎え、決勝進出を懸けて戦う。 アウェイでの1stレグは0-1で勝利。デンベレのゴールで先勝したが、そのデンベレは負傷交代しており、2ndレグの出場が危ぶまれていた。 週末のストラスブール戦を欠場したデンベレだったが、5日にトレーニングに復帰。ルイス・エンリケ監督はアーセナル戦での起用は問題ないとした。 「彼はここ2日間、我々と一緒にトレーニングをしてきた」 「火曜日に彼を見たはずだ。彼にとっては通常のトレーニングだ。水曜日は復帰できるだろう」 今シーズンのデンベレは公式戦で33ゴールを記録しており、PSGの攻撃を牽引。CL決勝進出に向けて、大きな援護となるだろう。 2025.05.06 22:45 Tue
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「この痛みを糧に…」準決勝敗退のアーセナル、「十分ではなかった」と繰り返すウーデゴールは圧巻ボレーも阻まれる「素晴らしいセーブに敬意」

アーセナルのキャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグが行われ、アーセナルはアウェイでPSGと対戦。ホームでの1stレグで1-0と敗れており、突破のためには最低でも90分間での勝利が必要だった。 そのアーセナルは立ち上がりから勢いを持ってプレー。序盤から決定機を作ると、8分にはロングスローの流れからウーデゴールが強烈ボレー。しかし、GKジャンルイジ・ドンナルンマが立ちはだかる。 すると27分にはFKの流れからファビアン・ルイスの強烈ハーフボレーが決まりPSGが先制。さらに72分にはアクラフ・ハキミには追加点を奪われて万事休す。76分にブカヨ・サカがなんとか1点を返すも、3-1で敗れて敗退となった。 試合後イギリス『TNT Sports』にウーデゴールがコメント。良いプレーはしたものの、十分ではなかったと振り返った。 「僕たちは全力を尽くした。試合の入りはとても良く、積極的に攻め、勢いに乗って大きなチャンスをいくつか作った。しかし、最終的には十分ではなかった」 「ボックス内では良いプレーができたと思うけど、ボックス内で両試合を通しては十分なプレーではなかった。相手GKの素晴らしいセーブの数々に敬意を表する」 19年ぶりのCL決勝進出を逃したアーセナル。プレミアリーグでも3年連続優勝争いはしたもののタイトルは今シーズンもなし。発展途上ではありながらも、結果を残せていない中で反省も口にした。 「この経験から学ぶ必要がある。良いプレーはたくさんしたけど、それでも十分ではなかった。特に、試合の行方が決まるゴール前ではね。そこはさらに鋭さを磨かなければならない。この痛みを糧に、さらに強くなって戻ってきたいと思う」 アーセナルのシーズンはプレミアリーグの残り3試合。リバプール、ニューカッスルと苦手な2チームに加え、最下位のサウサンプトンとの試合が残っており、来シーズンのCL出場権確保なるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルが攻勢に出るもPSGの前に敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 11:55 Thu

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