「まるで僕のせいのようだった…」1stレグで批判を受けたドンナルンマ、PSGをベスト8に導く殊勲のPKセーブ「笑顔でベストを尽くした」

2025.03.12 11:40 Wed
PKを2本セーブし勝利に貢献のドンナルンマ
Getty Images
PKを2本セーブし勝利に貢献のドンナルンマ
パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマリバプールとの激闘を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
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11日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでPSGはアウェイでリバプールと対戦した。1stレグを0-1で落としていたPSG。最低でも90分での勝利が必要な中、敵地での難しい戦いとなったが、12分にウスマーヌ・デンベレがゴールを決めて2戦合計で同点に追いつく。
その後は互いに得点を目指して試合を進めたが、どちらも譲らず。延長戦でもスコアが動かずにPK戦へと突入した。

そのPK戦では、ドンナルンマが躍動。ダルウィン・ヌニェスのシュートを読み切ってセーブすると、カーティス・ジョーンズのシュートもセーブ。PK戦では1-4とリバプールを圧倒し、ベスト8進出を決めた。
殊勲のPKセーブで勝利に貢献したドンナルンマは、この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出。1stレグからの逆転勝利を喜んだ。

「チームのパフォーマンスに満足している。なぜなら、僕たちは苦しみ方を知っていたからだ」

「このスタジアムに来ることは決して簡単なことではない。常にとても難しいことだし、何よりも1stレグの敗戦を覆すことは大変だ」

「僕たちは素晴らしい試合をしたし、次のラウンドに進出したことにとても満足している」

また、PK戦の前の自身の行動にについても言及。ロッカールームに急いで戻った理由については冗談を交えながらも、PK戦での勝利のためだったとし、GKに対する過剰とも言える批判にも反論した。

「トイレに行かなければいけなかったんだよ(笑)。いや、冗談だ。トレーナーと何かを準備していた。PKを少しでも減らすために何かを持ち帰ることは正解だった」

「ジャーナリストからは、GKの仕事が何であるかを知らずに、批判をたくさん受ける。1stレグではシュートを打たれ失点してしまったが、まるで僕のせいのようだった。でも、僕はいつも笑顔でベストを尽くし、チームのために働くことを考えている」



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「両チームには多くの類似点がある」CLでいきなり大一番迎えるリバプール、スロット監督はPSG撃破のため「今シーズン最高のパフォーマンスを…」

リバプールのアルネ・スロット監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での大一番を前に意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 CLグループフェーズを首位突破したリバプールは、5日に行われるラウンド16・1stレグにおいてリーグ・アンの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。現在プレミアリーグとリーグ・アンそれぞれで首位を快走するチーム同士のビッグマッチが予定されている。 前日記者会見に出席したスロット監督は、リバプールとPSGには多くの似通った点があると分析。その上で、強敵相手に勝利したければ最高のパフォーマンスを示す必要があると語った。 「ルイス・エンリケ監督はここ1年半、多くの面で本当にうまくやってきたと思う。彼はいくつかの移籍市場で、成果を上げてきた。彼に聞いたわけではないが、自分が成し遂げたことにとても満足しているはずだ。チームのパフォーマンスだけでなく、個人のパフォーマンスを見てもね」 「ウスマーヌ・デンベレがチームにもたらしているクオリティは非常に印象的だ。そしてそれは、両チームの多くの類似点の1つになるだろう。どちらも攻撃陣が好調で、多くのゴールを決めている」 「ルイス・エンリケ監督が、(リバプールには)前線に本当に速い選手が 3 人いると言っていたが、それもやはり類似点だろう。ブラッドリー・バルコラとデンベレも遅くないし、クヴィチャ・クワラツヘリアもそうだ。彼らは非常に、非常に、非常に速い」 「そしておそらく、4人目の攻撃手はアクラフ・ハキミだろう。彼はサイドバックとしてプレーするが、常に上下に動いている。トレント・アレクサンダー=アーノルドのことを考えると、これも類似点だろう。我々は可能な限り最高の方法で自分たちの力を発揮する計画を立てるが、それはPSGも同じだ。明日対戦するとき、どうなるかだろう」 「今シーズン最高のパフォーマンスを、試合のあらゆる場面で発揮する必要がある。PSG相手にボール支配をするのは簡単ではない。彼らはプレスをかける際、大きなリスクを負い、ピッチのいたるところでマンツーマンとして戦う。だから、多くのチームは彼らに対してボール保持が難しくなるのだ」 「試合のあらゆる場面で優位に立ち、可能な限り最高のパフォーマンスを発揮しなければならない。カウンターは本当にうまくやらなければならず、相手が少し時間を与えてくれたら、ボールをうまく扱うべきだ」 「明日は彼らが我々を上回っているかどうかを見なければならない。もし上回っているなら、我々は苦しみながらもマンチェスター・シティ戦のときのようになる必要がある。うまくボールをキープできたら、シティ戦以外の試合でプレイしてきたのと同じスタイルで…つまり試合を支配できれば良い。明日の試合で何が起こるか、まずは見てみよう」 2025.03.05 18:40 Wed

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