7年ぶりの決勝で再戦、前橋育英vs流通経済大柏の当時のメンバーは後のJリーガーだらけ

2025.01.12 22:55 Sun
2度目の選手権優勝を果たすのはどちらか!?
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2度目の選手権優勝を果たすのはどちらか!?
13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で開催。前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が共に2度目の優勝をかけて対戦する。

11日に行われた準決勝では、前橋育英が東福岡(福岡)を、流通経済大柏が東海大相模(神奈川)を下して決勝に進出。前橋育英は2017年以来、流通経済大柏は2018年以来の決勝進出となる。

両校は、2017年の第96回大会の決勝で対戦。当時は前橋育英が0-1で勝利を収めて初優勝を成し遂げており、7年ぶりの再戦となる。
今回は決勝を前に、改めて7年前の決勝を振り返ってみる。

当時の流通経済大柏はインターハイを制し、2冠を目指していたチーム。対する前橋育英は2年連続で決勝に駒を進め、インターハイでは準決勝で対戦し、流通経済大柏が勝利していた。
試合は、0-0のまま終了するかと思われた中、92分に榎本樹が値千金の決勝ゴールを記録し、0-1で前橋育英が勝利。初優勝を収めるとともに、群馬県勢にとっても初の優勝を持ち帰ることとなった。

埼玉スタジアム2002で開催されたこの試合だが、両チームのメンバーは後にJリーガーとして活躍している選手が多数いる。

流通経済大柏ではキャプテンのMF宮本優太(京都サンガF.C.)やDF関川郁万(鹿島アントラーズ)、MF菊地泰智(名古屋グランパス)らが在籍。前橋育英はDF角田涼太朗(コルトレイク)やDF松田陸(ジェフユナイテッド千葉)、DF渡邊泰基(横浜F・マリノス)などがいた。

流通経済大柏にとっては7年越しのリベンジを、前橋育英は当時も山田耕介監督がチームそ率いており、7年前の再現を目指して国立競技場で対戦。果たして2度目の優勝を果たすのはどちらか。試合は13日の14時5分にキックオフを迎える。

◆第96回大会 両チームメンバー


【流通経済大柏】
GK
[1]薄井覇斗(ジェフユナイテッド千葉)
プロ入り進路:流通経済大学→松本山雅FC
DF
[2]近藤立都
[5]関川郁万(鹿島アントラーズ)
プロ入り進路:鹿島アントラーズ
[6]瀬戸山俊
[12]佐藤蓮
[20]三本木達哉
プロ入り進路:神奈川大学→アルビレックス新潟シンガポール
MF
[4]宮本優太(京都サンガF.C.)
プロ入り進路:流通経済大学→浦和レッズ
[10]菊地泰智(名古屋グランパス)
プロ入り進路:流通経済大学→サガン鳥栖
[24]宮本泰晟
FW
[11]安城和哉
[14]熊澤和希(柏レイソル)
プロ入り進路:流通経済大学→柏レイソル

控え
GK
[25]猪瀬康介(SC相模原)
プロ入り進路:FC琉球
DF
[3]坂下景太
[26]西尾颯大
MF
[7]鬼京大翔
[8]金澤哲流
[9]加藤蓮
[16]丹沢翔吾
[19]石川貴登
FW
[23]池田啓利

【前橋育英】
GK
[12]湯沢拓也
DF
[2]後藤田亘輝(FC琉球)
プロ入り進路:青山学院大学→水戸ホーリーホック
[3]角田涼太朗(KVコルトレイク/ベルギー)
プロ入り進路:筑波大学→横浜F・マリノス
[5]松田陸(ジェフユナイテッド千葉)
プロ入り進路:ガンバ大阪
[15]渡邊泰基(横浜F・マリノス)
プロ入り進路:アルビレックス新潟
MF
[7]塩澤隼人
[8]五十嵐理人
プロ入り進路:鹿屋体育大学→栃木SC
[9]田部井悠(レイラック滋賀FC)
プロ入り進路:早稲田大学→ザスパクサツ群馬
[14]田部井涼(ファジアーノ岡山)
プロ入り進路:法政大学→横浜FC
FW
[10]飯島陸(ヴァンフォーレ甲府)
プロ入り進路:法政大学→ヴァンフォーレ甲府)
[22]榎本樹(ヤング・ライオンズ/シンガポール)
プロ入り進路:松本山雅FC

▽控え
GK
[1]松本瞬
DF
[6]山﨑舜介
[16]若月輝
[17]山﨑広大
MF
[19]高橋周
[23]秋山裕紀(アルビレックス新潟)
プロ入り進路:アルビレックス新潟
[25]森田泰虎
FW
[13]宮崎鴻(ベガルタ仙台)
プロ入り進路:駒澤大学→栃木SC
[24]高橋尚紀(カマタマーレ讃岐)
プロ入り進路:国士舘大学→カマタマーレ讃岐

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ベスト8決定! 関東から5校が勝ち上がり、準々決勝では静岡学園vs東福岡の名門対決が実現【全国高校サッカー選手権大会】

2日、第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が各地で行われた。 28日に開幕を迎えた高校サッカー選手権。2回戦では王者・青森山田(青森)が初戦で敗れるなど波乱もあった中、ベスト8を決める戦いが行われた。 その青森山田を下した高川学園(山口)は浦和駒場スタジアムで静岡学園(静岡)と対戦。強豪校を連破したいところだったが、前半こそゴールレスで終えるも後半に加藤佑基、篠塚怜音にゴールを許し、0-2で敗れ、ベスト16敗退となった。 また、流通経済大柏(千葉)vs大津(熊本)の名門対決には1万4235人の観客が訪れた白熱の戦いに。地元の大声援を受けた流通経済大柏が山野春太のゴールで前半に先制するも、2024年のプレミアリーグ王者である大津も黙っておらず、五嶋夏生が後半に同点ゴール。しかし、68分に粕谷悠のゴールが決まり、流通経済大柏がベスト8進出を決めた。 2回戦では高岡伶颯を擁する日章学園(宮崎)を下していた矢板中央(栃木)は『イナズマイレブン』のパワーを背負って戦う上田西(長野)と対戦。試合は上田西が東風谷崇太のゴールで先手を奪うと、その後も積極的なプレーを続け、柳沢纏のゴールでダメ押し。0-2で上田西が勝利を収めた。 その他、初出場の東海大相模(神奈川)は東北学院(宮城)と対戦し、0-3で勝利。初出場でベスト8に進出。15年ぶりの出場となった帝京(東京B)は2023年のインターハイ王者である明秀日立(茨城)と対戦し、終盤に追いつき1-1で80分間が終了。PK戦の末に、5-4で敗れ、ベスト16で姿を消した。 準々決勝は1月4日(土)にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuとフクダ電子アリーナの2会場で開催される。 <h3>◆全国高校サッカー選手権大会</h3> 【3回戦】 ▽1/2(木) 《Aブロック》 ◼︎浦和駒場スタジアム [12:05] 東福岡(福岡) 1-0 阪南大高(大阪) [14:10] 高川学園(山口) 0-2 静岡学園(静岡) 《Bブロック》 ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 松山北(愛媛) 1-6 堀越(東京A) [14:10] 帝京大可児(岐阜) 2-3 前橋育英(群馬) 《Cブロック》 ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 0-2 上田西(長野) [14:10] 流通経済大柏(千葉) 2-1 大津(熊本) 《Dブロック》 ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 東北学院(宮城) 0-3 東海大相模(神奈川) [14:10] 明秀日立(茨城) 1-1(PK:5-4) 帝京(東京B) 【準々決勝】 ▽1/4(土) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 明秀日立(茨城) vs 東海大相模(神奈川) [14:10] 静岡学園(静岡) vs 東福岡(福岡) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 流通経済大柏(千葉) vs 上田西(長野) [14:10] 前橋育英(群馬) vs 堀越(東京A) 【2回戦】 ▽12/31(火) 《Aブロック》 ◼︎NACK5スタジアム大宮 [12:05] 青森山田(青森) 1-2 高川学園(山口) [14:10] 新潟明訓(新潟) 0-6 阪南大高(大阪) ■浦和駒場スタジアム [12:05] 静岡学園(静岡) 2-0 高知(高知) [14:10] 東福岡(福岡) 2-0 正智深谷(埼玉) 《Bブロック》 ◼︎味の素フィールド西が丘 [12:05] 帝京大可児(岐阜) 5-1 大分鶴崎(大分) [14:10] 松山北(愛媛) 1-0 龍谷富山(富山) ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 前橋育英(群馬) 2-2(PK:6-5) 愛工大名電(愛知) [14:10] 津工(三重) 0-2 堀越(東京A) 《Cブロック》 ◼︎県立柏の葉公園総合競技場 [12:05] 流通経済大柏(千葉) 5-0 佐賀東(佐賀) [14:10] 札幌大谷(北海道) 1-2 大津(熊本) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 2-1 日章学園(宮崎) [14:10] 上田西(長野) 2-1 徳島市立(徳島) 《Dブロック》 ◼︎ニッパツ三ツ沢球技場 [12:05] 明秀日立(茨城) 2-0 近大和歌山(和歌山) [14:10] 東北学院(宮城) 1-0 滝川第二(兵庫) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 東海大相模(神奈川) 2-1 草津東(滋賀) [14:10] 帝京(東京B) v5-0金沢学院大附(石川) 【1回戦】 ▽12/28(土)※開幕戦 帝京(東京B) 2-1 京都橘(京都) [国立競技場] ▽12/29(日) 《Aブロック》 ◼︎浦和駒場スタジアム [12:05] 専大北上(岩手) 0-2 高知(高知) [14:10] 静岡学園(静岡) 2-0 広島国際学院(広島) ◼︎NACK5スタジアム大宮 [12:05] 正智深谷(埼玉) 2-1 長崎総科大附(長崎) [14:10] 尚志(福島) 0-0(PK:3-5) 東福岡(福岡) 《Bブロック》 ◼︎駒沢陸上競技場 [12:05] 前橋育英(群馬) 2-0 米子北(鳥取) [14:10] 愛工大名電(愛知) 6-3 明誠(島根) ◼︎味の素フィールド西が丘 [12:05] 龍谷富山(富山) 0-0(PK:5-4) 那覇西(沖縄) ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [14:10] 東海大山形(山形) 0-1 松山北(愛媛) 《Cブロック》 ◼︎県立柏の葉公園総合競技場 [12:05] 福井商(福井) 0-4 大津(熊本) [14:10] 札幌大谷(北海道) 1-1(PK:12-11) 寒川(香川) ◼︎フクダ電子アリーナ [12:05] 矢板中央(栃木) 2-1 岡山学芸館(岡山) [14:10] 西目(秋田) 1-6 日章学園(宮崎) 《Dブロック》 ◼︎Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu [12:05] 金沢学院大附(石川) 0-0(PK:4-3) 鹿児島城西(鹿児島) ◼︎ニッパツ三ツ沢球技場 [12:05] 山梨学院(山梨) 1-2 滝川第二(兵庫) [14:10] 東北学院(宮城) 3-1 奈良育英(奈良) <span class="paragraph-title">【動画】Jクラブ内定者3名が出場! 流通経済大柏vs大津 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wIMKlPz2TIs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.02 18:45 Thu
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7年ぶりの決勝で再戦、前橋育英vs流通経済大柏の当時のメンバーは後のJリーガーだらけ

13日、第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝が国立競技場で開催。前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が共に2度目の優勝をかけて対戦する。 11日に行われた準決勝では、前橋育英が東福岡(福岡)を、流通経済大柏が東海大相模(神奈川)を下して決勝に進出。前橋育英は2017年以来、流通経済大柏は2018年以来の決勝進出となる。 両校は、2017年の第96回大会の決勝で対戦。当時は前橋育英が0-1で勝利を収めて初優勝を成し遂げており、7年ぶりの再戦となる。 今回は決勝を前に、改めて7年前の決勝を振り返ってみる。 当時の流通経済大柏はインターハイを制し、2冠を目指していたチーム。対する前橋育英は2年連続で決勝に駒を進め、インターハイでは準決勝で対戦し、流通経済大柏が勝利していた。 試合は、0-0のまま終了するかと思われた中、92分に榎本樹が値千金の決勝ゴールを記録し、0-1で前橋育英が勝利。初優勝を収めるとともに、群馬県勢にとっても初の優勝を持ち帰ることとなった。 埼玉スタジアム2002で開催されたこの試合だが、両チームのメンバーは後にJリーガーとして活躍している選手が多数いる。 流通経済大柏ではキャプテンのMF宮本優太(京都サンガF.C.)やDF関川郁万(鹿島アントラーズ)、MF菊地泰智(名古屋グランパス)らが在籍。前橋育英はDF角田涼太朗(コルトレイク)やDF松田陸(ジェフユナイテッド千葉)、DF渡邊泰基(横浜F・マリノス)などがいた。 流通経済大柏にとっては7年越しのリベンジを、前橋育英は当時も山田耕介監督がチームそ率いており、7年前の再現を目指して国立競技場で対戦。果たして2度目の優勝を果たすのはどちらか。試合は13日の14時5分にキックオフを迎える。 <h3>◆第96回大会 両チームメンバー</h3> 【流通経済大柏】 GK [1]薄井覇斗(ジェフユナイテッド千葉) プロ入り進路:流通経済大学→松本山雅FC DF [2]近藤立都 [5]関川郁万(鹿島アントラーズ) プロ入り進路:鹿島アントラーズ [6]瀬戸山俊 [12]佐藤蓮 [20]三本木達哉 プロ入り進路:神奈川大学→アルビレックス新潟シンガポール MF [4]宮本優太(京都サンガF.C.) プロ入り進路:流通経済大学→浦和レッズ [10]菊地泰智(名古屋グランパス) プロ入り進路:流通経済大学→サガン鳥栖 [24]宮本泰晟 FW [11]安城和哉 [14]熊澤和希(柏レイソル) プロ入り進路:流通経済大学→柏レイソル 控え GK [25]猪瀬康介(SC相模原) プロ入り進路:FC琉球 DF [3]坂下景太 [26]西尾颯大 MF [7]鬼京大翔 [8]金澤哲流 [9]加藤蓮 [16]丹沢翔吾 [19]石川貴登 FW [23]池田啓利 【前橋育英】 GK [12]湯沢拓也 DF [2]後藤田亘輝(FC琉球) プロ入り進路:青山学院大学→水戸ホーリーホック [3]角田涼太朗(KVコルトレイク/ベルギー) プロ入り進路:筑波大学→横浜F・マリノス [5]松田陸(ジェフユナイテッド千葉) プロ入り進路:ガンバ大阪 [15]渡邊泰基(横浜F・マリノス) プロ入り進路:アルビレックス新潟 MF [7]塩澤隼人 [8]五十嵐理人 プロ入り進路:鹿屋体育大学→栃木SC [9]田部井悠(レイラック滋賀FC) プロ入り進路:早稲田大学→ザスパクサツ群馬 [14]田部井涼(ファジアーノ岡山) プロ入り進路:法政大学→横浜FC FW [10]飯島陸(ヴァンフォーレ甲府) プロ入り進路:法政大学→ヴァンフォーレ甲府) [22]榎本樹(ヤング・ライオンズ/シンガポール) プロ入り進路:松本山雅FC ▽控え GK [1]松本瞬 DF [6]山﨑舜介 [16]若月輝 [17]山﨑広大 MF [19]高橋周 [23]秋山裕紀(アルビレックス新潟) プロ入り進路:アルビレックス新潟 [25]森田泰虎 FW [13]宮崎鴻(ベガルタ仙台) プロ入り進路:駒澤大学→栃木SC [24]高橋尚紀(カマタマーレ讃岐) プロ入り進路:国士舘大学→カマタマーレ讃岐 2025.01.12 22:55 Sun

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