【プレミアリーグ第7節プレビュー】2つの日本人対決に、崖っぷちユナイテッドはアストン・ビラ戦

2024.10.05 12:00 Sat
最注目はアストンビラvsユナイテッド
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最注目はアストンビラvsユナイテッド
先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。

インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという日本人選手所属クラブの戦いに注目が集まる。

クリスタル・パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。鎌田はセントラルMFでスタメン出場したが、球際での攻防の劣勢や全体的なプレー精度の問題によって持ち味を発揮し切れず。チーム同様にリーグ戦においては厳しい戦いが続く。今節は首位チーム相手のホームゲームで守備的な戦いが見込まれる中、ベンチスタートが濃厚か。起用の際には難敵相手に爪痕を残し、チームの初勝利に貢献したいところだ。
一方、リバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に思わぬ苦戦を強いられたが、DFコナテのプレミア初ゴールにFWサラーのPK弾によって2-1の勝利。2連勝で首位に浮上した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のボローニャ戦もサラーの1ゴール1アシストの活躍で2-0の快勝を収め、公式戦連勝を継続している。首位キープを狙うイーグルスとの一戦に向けて死角はないが、遠藤に関しては鎌田同様にベンチスタートが濃厚。過密日程の中でクローザー役として出番を得たいところだ。

王者シティと共に開幕から無敗を継続するアーセナルは前節、レスター・シティ相手に一時2点差を追いつかれるまずい試合運びとなったが、後半アディショナルタイムにオウンゴールとFWハヴァーツの連続ゴールによって4-2の劇的勝利。しぶとく勝ち切ってリーグタイトルレースのメインキャストを演じている。また、CLではパリ・サンジェルマン相手に完成度の差を見せつけて2-0の勝利、欧州の舞台でも今季初勝利を挙げて好調を維持する。降格圏に沈む昇格組をホームで迎え撃つ一戦に向けてはPSG戦で新天地デビューを飾ったMFメリーノに加え、DFティンバーやDFホワイトと共に全体練習に復帰した冨安らの活躍に期待したい。
前節はボーンマスに1-3と完敗し、開幕から1分け5敗の19位と1年ぶりのプレミアリーグで厳しい戦いが続くサウサンプトン。菅原は右のウイングバック、サイドバックで奮闘を見せているが、なかなかチームの結果に繋がらない。この成績不振によってラッセル・マーティン監督の解任が取り沙汰されており、今回の一戦では難敵相手のアウェイゲームとはいえども、何とか勝ち点を持ち帰りたい。

ブライトンは前節、チェルシー相手に新体制初黒星を喫した。元守護神ロベルト・サンチェスの2つのミスを突いて2ゴールは奪ったものの、再三のビルドアップのミスとハイラインの背後を突かれ続けて4失点。今季ワーストに近い内容で惨敗した。今回の対戦相手はチェルシー同様に前線に快足アタッカーを揃え、後方からの繋ぎも得意としている相手だけにヒュルツェラー監督の修正力が試される。また、チェルシー戦で不完全燃焼に終わった三笘にはDFペドロ・ポロやDFロメロというタフな相手とのマッチアップで違いを生む仕事を見せたい。

一方、トッテナムは前節マンチェスター・ユナイテッド相手にFWブレナン・ジョンソンとFWソランケのリーグ連発の活躍などで3-0の快勝。今季のリーグ戦初の連勝を飾った。さらに、10代4選手を抜擢したヨーロッパリーグ(EL)もフェレンツヴァーロシュとのアウェイゲームに2-1の勝利。公式戦5連勝を達成した。ターンオーバーを行ったものの、日程面ではディスアドバンテージを負うが、公式戦5試合連発と絶好調のジョンソンら好調の攻撃陣の力で相手のウィークを突いて勝ち切りたい。

今節の最注目カードはアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハグ監督の就任3年目で今夏は積極補強を敢行した中、開幕から低空飛行が続く赤い悪魔にとっては序盤の正念場だ。

ユナイテッドは前節、トッテナムに0-3の惨敗を喫すると、ELのポルト戦も3-3のドロー。MFブルーノ・フェルナンデスが公式戦2試合連続退場となる窮地に見舞われたが、後半最終盤にDFマグワイアがセットプレーで決めた劇的同点ゴールによって辛くも敗戦を回避した。ただ、試合全体を通しては2点リードを引っくり返される失態も演じており、弾みを付ける結果とはならなかった。ブルーノの3試合停止は取り消されたが、MFメイヌーやMFマウントらのコンディションの問題に加え、準備期間が1日少ない状況でのアウェイゲームで底力を示せるか。

アストン・ビラは前節、昇格組イプスウィッチ相手に2-2のドローという痛恨の取りこぼしとなった。ただ、CLでは格上バイエルンとのホームゲームをFWデュランの見事なロングシュートと守護神マルティネスの好守によって勝ち切ってバウンスバックを果たした。現状のフォームを鑑みれば、ユナイテッド相手に圧倒的優位と言えるが、対ユナイテッドは直近のリーグ戦3連敗中と分が悪い。油断することなく不調の相手を叩きのめしたい。

直近のリーグ戦2試合連続ドローとMFロドリの不在も感じる失速傾向にある王者シティ。今節は2連勝中の曲者フルアムとのホームゲームで3試合ぶりの白星を目指す。1-1のドローに終わったニューカッスル戦は決定力を含め微妙な内容に終わったが、CLのスロバン・ブラチスラヴァ戦ではMFフォーデンがようやく本領発揮の構えを見せており、この試合では昨季MVPと好調のFWハーランドの2選手を軸に押し切りたい。

リーグ戦3連勝に加え、直近の公式戦4試合では全試合で3ゴール以上を挙げるなど攻撃が好調のチェルシーは、ノッティンガム・フォレストとホームで対戦。リバプールに今季初黒星を与えた侮れない相手に対しては、FWジャクソンとMFパーマーの好調コンビを軸にソリッドな相手の守備をこじ開けたい。

《プレミアリーグ第7節》
▽10/5(土)
《20:30》
クリスタル・パレス vs リバプール
《23:00》
アーセナル vs サウサンプトン
ブレントフォード vs ウォルバーハンプトン
レスター・シティ vs ボーンマス
マンチェスター・シティ vs フルアム
ウェストハム vs イプスウィッチ
《25:30》
エバートン vs ニューカッスル

▽10/6(日)
《22:00》
アストン・ビラ vs マンチェスター・ユナイテッド
チェルシー vs ノッティンガム・フォレスト
《24:30》
ブライトン・ホーヴ・アルビオン vs トッテナム

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「生きていたいと思う瞬間」アストン・ビラがバイエルン相手に大金星、CL連勝飾ったエメリ監督は「本当に幸せ」

アストン・ビラのウナイ・エメリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での大金星を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 CL開幕戦は、敵地でヤング・ボーイズ相手に完勝したビラ。2日にホームで行われたCLリーグフェーズ第2節では、大会屈指の強豪バイエルンと対戦した。 41年ぶりのCLに興奮するビラ・パークで、立ち上がりから押し込まれるもセットプレーから好機を伺う展開に。無得点に終わった前半を経て迎えた後半、こう着状態に陥る中で79分にジョン・デュランが値千金の先制弾を決めると、最後までこのリードを守り抜き1-0で勝利した。 ファンの記憶に残るだろう大きなCL勝利を挙げたエメリ監督は歓喜のコメント。そのうえで、残るCLの試合や週末のプレミアリーグに向けて準備していきたいと語っている。 「今日、CLの舞台でバイエルンとこのレベルで戦い、勝利する日を共有できたことは、サポーターやアストン・ビラに関わるすべての人にとって本当に幸せだったと思う」 「もっとも重要なことは、我々がどのように戦い、どのようにゲームプランを準備したか。そしてどのように我々のエネルギーをサポーターに伝え、彼らからのエネルギーが我々に伝わったかということだ」 「我々はここビラ・パークで素晴らしい雰囲気を作ろうと努力してきた。これは私が生きていたいと思う瞬間であり、今日のような日があればそれを楽しみたい」 「我々はCLで6ポイントを獲得しており、これは非常に重要だ。そしてまだ6試合、18ポイントを争う必要がある。ホームでのボローニャ戦に向けて準備し、レベル、要求、チームの改善性を高めながら前進し続けなければならない」 「そして我々は日曜日の試合、ここビラ・パークでのビッグマッチ(マンチェスター・ユナイテッド戦)の準備に集中しなければならない。我々は一貫してパフォーマンスを見せる必要があるんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】アストン・ビラがバイエルン相手に大金星!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ehilSe7gpUI?si=F2mU_yvGp_4MfInx" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.03 10:50 Thu
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守護神マルティネス躍動、途中出場デュランの一撃でアストン・ビラがバイエルン撃破【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節、アストン・ビラvsバイエルンが2日に行われ、1-0でアストン・ビラが勝利した。バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場している。 41年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたアストン・ビラは初戦のヤング・ボーイズ戦を3-0と快勝。そのアストン・ビラは3日前の2-2で引き分けたイプスウィッチ戦のスタメンからベイリーに代えてフィロジーンのみを変更した。 一方、初戦のディナモ・ザグレブ戦を9発爆勝としたバイエルンは、4日前のレバークーゼンとの大一番を1-1の引き分けに持ち込まれたなか、レバークーゼン戦のスタメンからムシアラとラファエル・ゲレイロに代えてコマンとライマーを起用した。 立ち上がりからバイエルンが押し込む流れとしたなか、22分にアストン・ビラが先制しかける。FKの流れから混戦の中をパウ・トーレスが押し込んだが、VARでオフサイドがありノーゴールに。 引き続き押し込むバイエルンは39分、オリーズがボックス手前右から強烈なミドルを放つも枠を捉えていたシュートはGKマルティネスのファインセーブに阻まれる。 迎えた後半、ムシアラを投入したバイエルンが引き続き押し込む流れで推移するも好機は生まれない。 膠着状態を打破できないバイエルンは66分にサネを投入。引き続きハーフコートゲームを展開したが、79分にアストン・ビラがワンチャンスをモノにする。 パウ・トーレスのフィードでディフェンスライン裏を取ったデュランが飛び出していたGKノイアーを見逃さず、見事なダイレクトシュートを流し込んだ。 そして追加タイムの2度のピンチでは守護神マルティネスが好守で凌ぎ、アストン・ビラがバイエルンを撃破、見事な2連勝スタートを飾っている。 アストン・ビラ 1-0 バイエルン 【アストン・ビラ】 ジョン・デュラン(後34) 2024.10.03 06:03 Thu
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「この教訓から学ばなければ」今季CL初黒星のバイエルン…コンパニ監督「パフォーマンス自体は悪くなかった」

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での敗北を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 2日、CLリーグフェーズ第2節でアストン・ビラと対戦したバイエルン。開幕節で9発を叩き込む圧勝を飾ったチームは、この日も押し込む展開が続きながら無得点でハーフタイムへ。後半は膠着状態が続く中、79分に一瞬の隙を突かれて失点すると、その後は相手の攻守もあって最後までゴールネットを揺らせず0-1で敗れた。 今季CL初黒星となったコンパニ監督だが、パフォーマンス自体は悪くなかったと主張。難しいチームとのアウェイマッチであり、これを教訓にしたいと語っている。 「負けてしまったが、この教訓から学ばなければならない。負けたからといって、大会の勝敗が決まるわけではなく、これからも続けなければならないんだ。我々はボールを持っていれば危険だったが、相手も強いチームで、ここは簡単な場所ではない。チームのパフォーマンス自体は悪くなかったと思う」 「(ハリー・ケインとオリー・ワトキンスについて聞かれ)ワトキンスには特筆すべき点がたくさんあるが、その一つはセンターバック2人を分断できることだろう。私はケインと対戦したことがあるが、彼は進化を遂げている。立ち止まったことのない選手なんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】後半の失点でバイエルンがまさかのCL敗戦…</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ehilSe7gpUI?si=F2mU_yvGp_4MfInx" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.03 11:10 Thu
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好調アストン・ビラが昇格組イプスウィッチと痛恨ドロー…公式戦連勝は5でストップ【プレミアリーグ】

アストン・ビラは29日、プレミアリーグ第6節でイプスウィッチとアウェイで対戦し2-2の引き分けに終わった。 公式戦5連勝中のアストン・ビラは、ミッドウィークに行われたEFLカップ3回戦のウィコム戦のスタメンからベイリーとオナナ以外の9人を変更。最前線ににワトキンス、2列目はバイリー、ロジャーズ、J・ラムジーを据えた[4-2-3-1]の布陣で試合に臨んだ。 今季未勝利が続く昇格組のイプスウィッチに対し、アストン・ビラは早い時間に失点する。8分、ミドルシュートのこぼれ球から二次攻撃を受けると、フィリップスのパスでボックス左に抜け出したクラークの折り返しをデラップがダイレクトシュート。これがGKマルティネスの手をはじいてゴール左隅に突き刺さった。 先制を許したアストン・ビラだが、すぐに反撃に転じると15分に追いつく。ボックス左から侵入を試みたワトキンスがボールを奪われるも、DFグリーブスのクリアミスをボックス内でロジャーズがカット。ワトキンスとのパス交換で相手DFのマークを外し、冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ。 試合を振り出しに戻したアストン・ビラは、32分にもコンサのパスをボックス右横で受けたバイリーのクロスをワトキンスがヘディングでゴールに流し込んだ。 逆転に成功したアストン・ビラだったが、35分にセットプレーからピンチ。デイビスの左FKのクリアボールをボックス外のフィリップスがダイレクトシュート。さらに38分には、デイビスのスルーパスからデラップに決定機が訪れたが、共にシュートはGKマルティネスの好セーブに救われた。 迎えた後半は立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、アストン・ビラは72分に再び失点する。自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ハッチンソンのパスを左サイドで受けたデラップがドリブルでボックス左から侵入するとゴール前まで切り込みシュートをゴール右隅に流し込んだ。 その後、84分にブエンディア、バークリー、マートセンの3人を投入したアストン・ビラだったが、最後まで勝ち越し点は奪えず。試合は2-2の引き分けに終わった。 イプスウィッチ 2-2 アストン・ビラ 【イプスウィッチ】 リアム・デラップ(前8) リアム・デラップ(後27) 【アストン・ビラ】 モーガン・ロジャーズ(前15) オリー・ワトキンス(前32) 2024.09.30 00:05 Mon
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アルゼンチン守護神が敗戦後に中継カメラマンを平手打ち…コロンビア記者協会はFIFAに出場停止求める

アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)のコロンビア代表戦後の振る舞いが批判を招いている。『ESPN』が伝えている。 アルゼンチンは現地時間10日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選でコロンビアとアウェイで対戦し、1-2の敗戦を喫した。 同試合で先発フル出場したアルゼンチンの守護神は試合後、敗戦という結果に腹を立てていたか、対戦相手との挨拶の際にその様子を近くで映していたテレビカメラを叩く行為が確認されていた。 その後、マルティネスに平手打ちを受けたと名乗り出たジョニー・ジャクソン氏は、コロンビア『RCN Deportes』で同選手の行為を強く非難した。 「突然、彼(マルティネス)は私を平手打ちした」 「私は怒りを覚えたし、とても怒った。彼と同じように、私は働いていただけだ。彼はプレーしていて、私はカメラで撮影していた」 さらに、コロンビア『Caracol Televisión』と『RCN Deportes』に映像を配信する会社で働いているカメラマンは「ディブ、兄弟、元気かい? 私はコロンビア戦で君が襲ったカメラマン、ジョニー・ジャクソンだ。大丈夫だよ、兄弟に伝えたかったんだ。誰もが人生で一度は試合に負けることがある。この敗北は君にとって明らかに大きな意味があった。でも、ディブ、前を向いて」と、皮肉なメッセージを伝えている。 なお、過去にはこういった行為によって出場停止が科された例があり、コロンビアのスポーツジャーナリスト協会(ACORD)は国際サッカー連盟(FIFA)に対して同様の措置を求めている。 ACORDのファイベル・オヨス・エルナンデス会長は声明で、マルティネスが表現の自由を侵害したと憤りを示している。 「この国のジャーナリストの権威として、ACORDはFIFAにエミリアーノ・ディブ・マルティネスに対して模範的な制裁を下すことを求めている。同選手は新世代のロールモデルにはならない」 なお、現時点でマルティネスも南米サッカー連盟(CONMEBOL)もこの一件に関してコメントしていない。 当該行為を映した映像からは前後関係などを確認できず、マルティネス側にも何らかの言い分があるかもしれない。ただ、同選手の平手打ちはかなりの威力があったと見られ、単なる苛立ちで当該行為を行ったのであれば、批判は避けられない。 <span class="paragraph-title">【動画】敗戦後にマルティネスがテレビカメラに平手打ち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">No jodan con el Dibu... <a href="https://t.co/RcCB8Tbt9j">pic.twitter.com/RcCB8Tbt9j</a></p>&mdash; TyC Sports (@TyCSports) <a href="https://twitter.com/TyCSports/status/1833635242516877668?ref_src=twsrc%5Etfw">September 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.12 20:15 Thu

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