【日本代表プレビュー】アジア頂上決戦、エース欠く相手に不測の事態に巻き込まれた日本はスタメン継続路線と予想/vsイラン代表【アジアカップ2023】
2024.02.03 12:50 Sat
アジアカップ2023・ラウンド16のバーレーン代表戦で1-3と勝利した日本。強豪国がひしめくベスト8に勝ち残った中、3日にはイラン代表との一戦を控えている。FIFAランキングでは17位の日本に次いで、21位につけるイラン。アジアで1位と2位の対決が準々決勝で実現した。
2019年の前回大会では準決勝で実現したカードだったが、0-3で日本が勝利し決勝に駒を進めている。日本にとっては今大会最初の優勝候補国との対戦となるが、負けるわけにはいかない。
◆不測の事態も目標は変わらず頂点へ
ノックアウトステージに入り、目標である優勝に向けて負けが許されなくなったなか、日本代表に激震が。週刊誌による性加害と刑事告訴の報道により、伊東純也が離脱することとなった。バーレーン代表戦の数時間前の出来事に動揺は少なからずあったはずだが、しっかりと勝利。しかし、イラン戦を前に伊東はチームから離れ、今大会を後にした。
キャプテンの遠藤航も「純也の思いを尊重するしかない」と語りながら、「アジアカップで優勝するためにここに来ている」と改めて本来のやるべきことに向かうと意気込んだ。
伊東がいなくなったことで、日本にとっては戦い方と選択肢が減ったことは間違いない。ここからの3試合、勝ち上がればタイトな日程の中で強豪との対戦が続くことを考えれば当然痛手だが、1人がいなくなって崩れるチームではないことも事実。ケガや出場停止とは違う不測の事態だが、チーム力を改めて見せる試合になるだろう。
イランはこれまでの相手とは違い、自分たちのスタンスを崩さないで日本と真っ向勝負になるだろう。力のぶつかり合いとなる中で、「真っ向勝負でぶつかってくると思うので、僕らは上を行かないといけない」と冨安健洋は語った。アジアのトップレベルの戦いで、しっかりと結果を残せるか注目だ。
◆エース不在、4年前の借りを返す
対するイランは、グループステージでパレスチナ代表、香港代表、UAE代表を相手に3連勝。力の差があったグループだが、しっかりと実力を発揮して勝ち上がってきた。
しかし、ラウンド16のシリア代表戦では苦戦。90分で決着がつかず、延長戦も戦った上でPK戦を制してベスト8入りを果たした。
そのイランだが、前述の通り4年前のアジアカップでは日本に敗戦。リベンジを果たしたい戦いになるが、エースFWメフディ・タレミが出場停止という状況。それでも、力のある攻撃陣をベースに日本に立ち向かってくるだろう。
イランのアルデシル・アミール・ガレノエイ監督は「これが決勝になる可能性もあったが、我々は準々決勝で対戦することになる」と日本との一番を決勝に値するとコメント。日本の実力を認め、「日本はとても良いチームで、ノックアウトステージではグループステージで見せたよりもずっと良いパフォーマンスを見せている」と警戒した。
共に中2日の戦いになる中で、イランは試合時間の関係でディスアドバンテージを負っている。それでも、紛れもない実力国。最多の日本に並ぶ4度目の優勝を目指す中では、乗り越える策を講じてくることは間違い無いだろう。
◆不測の事態も目標は変わらず頂点へ
Getty Images
ノックアウトステージに入り、目標である優勝に向けて負けが許されなくなったなか、日本代表に激震が。週刊誌による性加害と刑事告訴の報道により、伊東純也が離脱することとなった。バーレーン代表戦の数時間前の出来事に動揺は少なからずあったはずだが、しっかりと勝利。しかし、イラン戦を前に伊東はチームから離れ、今大会を後にした。
森保一監督は「痛く、残念な思いはある」とコメント。ただ「イラン戦に臨める選手たちが思い切って戦えるということについて、全く心配しておりません」とチーム力に自信を窺わせた。
キャプテンの遠藤航も「純也の思いを尊重するしかない」と語りながら、「アジアカップで優勝するためにここに来ている」と改めて本来のやるべきことに向かうと意気込んだ。
伊東がいなくなったことで、日本にとっては戦い方と選択肢が減ったことは間違いない。ここからの3試合、勝ち上がればタイトな日程の中で強豪との対戦が続くことを考えれば当然痛手だが、1人がいなくなって崩れるチームではないことも事実。ケガや出場停止とは違う不測の事態だが、チーム力を改めて見せる試合になるだろう。
イランはこれまでの相手とは違い、自分たちのスタンスを崩さないで日本と真っ向勝負になるだろう。力のぶつかり合いとなる中で、「真っ向勝負でぶつかってくると思うので、僕らは上を行かないといけない」と冨安健洋は語った。アジアのトップレベルの戦いで、しっかりと結果を残せるか注目だ。
◆エース不在、4年前の借りを返す
Getty Images
対するイランは、グループステージでパレスチナ代表、香港代表、UAE代表を相手に3連勝。力の差があったグループだが、しっかりと実力を発揮して勝ち上がってきた。
しかし、ラウンド16のシリア代表戦では苦戦。90分で決着がつかず、延長戦も戦った上でPK戦を制してベスト8入りを果たした。
そのイランだが、前述の通り4年前のアジアカップでは日本に敗戦。リベンジを果たしたい戦いになるが、エースFWメフディ・タレミが出場停止という状況。それでも、力のある攻撃陣をベースに日本に立ち向かってくるだろう。
イランのアルデシル・アミール・ガレノエイ監督は「これが決勝になる可能性もあったが、我々は準々決勝で対戦することになる」と日本との一番を決勝に値するとコメント。日本の実力を認め、「日本はとても良いチームで、ノックアウトステージではグループステージで見せたよりもずっと良いパフォーマンスを見せている」と警戒した。
共に中2日の戦いになる中で、イランは試合時間の関係でディスアドバンテージを負っている。それでも、紛れもない実力国。最多の日本に並ぶ4度目の優勝を目指す中では、乗り越える策を講じてくることは間違い無いだろう。
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