治療に15分…脳震とうで退場のGKルイ・パトリシオは無事、ヌーノ監督はルールに苦言「これが最後ではない」

2021.03.16 10:30 Tue
Getty Images
ウォルバーハンプトンヌーノ・エスピリト・サント監督が、ポルトガル代表GKルイ・パトリシオの状態を明かした。クラブ公式サイトが伝えた。ウォルバーハンプトンは15日、プレミアリーグ第28節でホームのモリニュー・スタジアムにリバプールを迎えた。

不調のリバプールを迎えたウォルバーハンプトンだが、試合は前半アディショナルタイムの47分にジオゴ・ジョタのゴールでリバプールが先制。そのまま0-1でリバプールが勝利していた。
しかし、この試合の86分にアクシデント。リバプールが攻め込むと、スルーパスに反応したモハメド・サラーが抜け出し、ボックス内からシュートを決める。

その際にディフェンスに戻ったコナー・コーディとGKルイ・パトリシオが激突。ルイ・パトリシオはそのまま倒れこみ、プレー続行不能となり、長い時間治療にあてられピッチを後にしていた。
脳震とうとなりピッチを去ったルイ・パトリシオについてヌーノ監督が試合後にコメント。意識はあり、問題ないだろうと語った。

「我々は今最新情報を持っている。彼は大丈夫だ。完全に意識があり、何が起きたかを覚えている。彼は覚えているので、大丈夫なはずだ」

「すでに話をした。脳震とうと、頭部の問題であるこの状況では、全員が心配している。しかし、彼は大丈夫だし、回復するだろう」

「ドクターと話をした。彼は大丈夫だろうと私に言ってきた。すぐに医者の手を借りたと思う」

「もちろん、脳震とうであるため、適切な予防策を講じる必要がある。そのため注意していく必要があるが、最初の兆候としては問題ない」

ルイ・パトリシオが負傷したシーンだが、サラーはパスを出された時点でオフサイド。間近にいたアシスタントレフェリーからは明らかに見て取れていたものの、プレーを続行させて事故が起きた。

ヌーノ監督はこの点に疑問を投げかけ、今後も起こるだろうと見解を語った。

「脳震とうが起きるたびに、ピッチ上の誰もが心配する。チームメイト、対戦相手、それは深刻な状況だからだ」

「我々全員が疑問視している状況の1つだが、ルールは明確だ。審判は旗を下げたまま、笛を吹き、選手は最後までプレーしなければならず、そういった状況が起こる可能性がある」

「これが最後になるわけではないだろう」

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◆コーディのヒザがパトリシオの顔面に入る(1:50~)

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2025-24シーズンのプレミアリーグ前半戦が終了。本稿では今シーズンの前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。※成績は第19節終了時点 ◆プレミアリーグ前半戦ベストイレブン GK:ピックフォード DF:アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイク、ムリージョ、ロビンソン MF:グラフェンベルフ、カイセド MF:サカ、パーマー、クーニャ FW:サラー GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:18(先発:18)/失点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も残留争うチームで奮闘。アーセナルのラヤやフォレストのセルスの活躍も素晴らしかったが、リーグワースト2位の15得点ながらチームを残留圏内の16位にとどめる堅守の中心を担うイングランド代表GKを選出。後ろ重心の戦いのなかで7度のクリーンシートに、セーブ数でも上位にランクイン。年末のアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティとの3連戦では再三のビッグセーブで3戦連続ドローに貢献した。 DF アレクサンダー=アーノルド(26歳/リバプール) 出場試合数:17(先発:17)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最高の攻撃的SB。昨季は純粋なサイドバックというよりも、中盤的な色合いが強い形で素晴らしい活躍を見せたが、新指揮官の下では偽SB的な要素を引き続き見せつつも、サイドバックとして総合力をレベルアップした印象だ。ここまで1ゴール4アシストと例年に比べ数字面では見劣りも、ビルドアップでの貢献、ミドルレンジの正確なパスでの局面打開に、守備面での集中力や粘りも出てきている。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(33歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストDF。一時の限界説を完全に払しょくし、世界最高峰のセンターバックの座を取り戻した新生レッズのディフェンスリーダーは昨季以上の安定したプレーでリーグ最少失点の守備を牽引。相棒やGKが試合によって入れ替わりながらも、圧倒的な対人能力に傑出したプレーリードを活かしたカバーリング、ライン統率と、芸術的と言えるディフェンスで抜群の存在感を示す。 DF ムリージョ(22歳/ノッティンガム・フォレスト) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進フォレストを牽引。サリバとガブリエウも捨てがたいが、リーグ3位となる19失点の堅守を支える注目の左利きDFを選出。4バックを基本に3バックも併用するなか、新加入のミレンコビッチや右サイドのアイナ、守護神セルスと鉄壁の守備を築く。184cmとサイズはないものの、筋骨隆々のフィジカルとスピードを武器に対人戦で無類の強さを誇り、攻撃面でも正確なフィードに的確なドライブと元FWとしての攻撃センスを遺憾なく発揮している。 DF アントニー・ロビンソン(27歳/フルアム) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ステップアップ確実なアメリカ代表DF。フォレストやボーンマスとともに前半戦で躍進したフルアムのベストプレーヤー。すでにプレミア屈指の左サイドバックとの評価を得ていたが、今季の前半戦はさらにスケールアップした姿を披露。無尽蔵のスタミナと推進力を武器に、上下動を繰り返してDFとしては最多の7アシストを記録。守備でも一線級のアタッカーをきっちり封殺するなど、ハイレベルのプレーを見せ続けている。すでにリバプール、シティ辺りの関心を集める。 MF ライアン・グラフェンベルフ(22歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズの絶対的エース。リーグ最少失点の堅守とセットプレーを武器に優勝争いの主役の一角を担うアーセナルだが、司令塔ウーデゴールを欠いた苦しい時期に孤軍奮闘の活躍を見せたエースの活躍は非常に大きかった。流れのなかでは「サカさえ抑えれば」」という対応を受けながらも、圧倒的な打開力を武器に5ゴール10アシストを記録した。それだけに12月末に負ったハムストリングのケガからいかに早く復帰できるかが、2位チームの後半戦のカギを握る。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で凄み増す超万能アタッカー。22ゴール11アシストを記録した加入1年目の大ブレイクによって今季は対戦相手からの徹底マークに遭うなか、ここまで12ゴール6アシストとキャリアハイ更新へ上々の滑り出しを見せている。新体制では昨季主戦場の右ウイングからトップ下と少し役割が変わっているが、今季もアタッキングサードで抜群の存在感を示す。前半戦ハイライトはプレミア史上初となる前半4ゴールを記録したブライトン戦。後半戦もその爆発力にも期待だ。 MF マテウス・クーニャ(25歳/ウォルバーハンプトン) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留争うウルブスで孤軍奮闘。イサクやウッド、エンベウモの活躍も素晴らしかったが、下位に低迷するチームで素晴らしい前半戦を過ごしたブラジル代表FWを選出。12ゴール7アシストの昨季活躍を経て、今季から背番号10を託されると、ここまで10ゴール4アシストを記録。[3-4-2-1]のシャドーの一角を主戦場に、攻撃のマルチタスクを担いながらボールのオン・オフに関わらず、ハイレベルのプレーを披露。献身的な守備も高い評価を得ており、今冬の移籍市場ではビッグクラブの注目も集める。だが、現状ではクラブとの新契約にサインする可能性が高い。 FW モハメド・サラー(32歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。攻守両面で異次元のパフォーマンスを披露し、リバプールの首位快走の立役者に。前半戦では2試合を除きすべての試合でゴールかアシストを記録し、得点ランキングとアシストランキングでいずれも首位に。圧倒的な決定力に加え、芸術的なアシストが印象的だった。 2025.01.09 22:25 Thu
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「好きじゃない」ウルブス指揮官がエースFWクーニャの態度に苦言「誰もが勝ちたいと思っているんだ」

ウォルバーハンプトンのヴィトール・ペレイラ監督は、ブラジル代表FWマテウス・クーニャが見せた振る舞いに苦言を呈した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 今シーズン、ここまでプレミアリーグ21試合10ゴール4アシストを記録するクーニャ。チームが17位にまで沈み、ギャリー・オニール監督が昨年12月に解任されるなど低迷している現状にあっては、文字通りチームの大黒柱となっている。 しかし、20日に行われたプレミアリーグ第22節のチェルシー戦、DFリース・ジェームズを相手に苦戦が続いたクーニャは、チーメイトに対する露骨な不満を隠さず。1-3で試合に敗れた後は、すぐさまロッカールームへと下がっていった。 こうした振る舞いについては、ペレイラ監督が試合後はっきりと苦言を呈する事態に。勝ちたい気持ちはチーム全員が同じだとして、態度の改善を求めている。 「ロッカールームでも、すでにこの話はした。彼は勝ちたいと思っているからこそ、フラストレーションが溜まるかもしれない。だが、チームの全員が勝ちたいとは思っているんだ」 「あのようなボディランゲージは好きじゃない。キャプテンとしてチームを助けようとするような選手が、一緒に走り、苦しみ、戦う選手が欲しいんだ。今回についてはまだ理解できるが、次回はもう理解できないだろう。(真っ先にロッカールームへ向かったことは)二度と起きてはならない」 2025.01.21 13:50 Tue
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ウルブスのブラジル代表MFが2030年までの新契約にサイン!

ウォルバーハンプトンは1日、ブラジル代表MFジョアン・ゴメス(24)との契約を2030年6月30日まで延長したことを発表した。また、クラブサイドは1年間の延長オプションを保有している。 フラメンゴの下部組織育ちのジョアン・ゴメスは、2021年7月にファーストチームに昇格。20歳の時にデビューを果たすと、ボランチの主力として活躍。その後、2023年1月にウルブスへ完全移籍で加入した。 その新天地ではここまで公式戦81試合7ゴール3アシストを記録。豊富な運動量と球際の強さを活かしたボール奪取能力に加え、推進力と攻撃センスを兼備するボックス・トゥ・ボックスとして活躍。ウルブスでのプレーが評価され、昨年3月にデビューしたブラジル代表ではここまで10キャップを刻んでいる。 “ピットブル”の愛称を持つ主力MFとの新契約締結に際して、ヴィトール・ペレイラ監督は「ジョアンはチームプレーヤーなので、とてもうれしい。彼はトレーニングでも試合でも常に100%の力を出し、チームとクラブを次のステップに導く力を持っている。彼は非常に重要な選手であり、大きな可能性を秘めており、トッププレーヤーになれる可能性がある」と、その将来性に太鼓判を押している。 2025.04.02 07:30 Wed

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