選手採点&寸評:U23日本代表 1-0 U23マリ代表【パリ五輪】
2024.07.28 06:12 Sun
27日、パリ・オリンピックのグループD第2節のU-23日本代表vsU-23マリ代表が行われ、1-0で日本が勝利。グループステージ突破を決めた。超WSの選手採点と寸評は以下の通り。
▽U-23日本代表採点
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
1 小久保玲央ブライアン 7.5
相手の虚を突くシュートもしっかりセーブ。後半もビッグセーブでチームを救う。PKでもコーチのスカウティングと小久保の気迫で失敗に追い込む。
4 関根大輝 6.0
山田との縦の関係で積極的に前にポジションを取り内側でもプレー。後半はビルドアップ時のミスがピンチを招くことに。
3 西尾隆矢 6.0
上手く対応していた中、前半に手痛いイエロー。それでも劣勢時には我慢強さを見せてクリーンシート。
15 高井幸大 6.0
落ち着いた対応を続ける。後半にはスピードで抜けられるもしっかりとした対応。2試合連続クリーンシート。
16 大畑歩夢 6.5
斉藤のサポートをしながら、守備でもしっかりと奮闘。後半はフィジカルで勝る相手に、粘り強さを見せて右サイドを封じる。
MF
7 山本理仁 6.5
この試合も気の利いたポジショニングで多くのセカンドボールを回収。ポジショニングの妙は決勝ゴールに繋がる。
→6 川﨑颯太 -
出場時間が短く採点なし。ブロックに行った結果、ハンドでPKを与えるも仲間に救われる。
8 藤田譲瑠チマ 6.5
マリに合わせていつも以上にスピードのある鋭いパスで局面を打開。イエローもらうもハードなプレーをやめずに中盤を締めた。
13 荒木遼太郎 5.5
前線からのハードワークもしながら機を見たパスでチャンスメイク。もう少しコンビネーションを見せたかった。
→14 三戸舜介 5.5
最大のビッグチャンスを活かせず。前掛かりになるマリの最終ラインの裏を狙った。
FW
10 斉藤光毅 6.0
立ち上がりにキレのある仕掛けでマリにジャブ。キレのある仕掛けを見せて相手に警戒させた。
→9 藤尾翔太 6.0
右サイドに移るとスペースへのパスで再三細谷を活かすプレー。耐える時間がこの試合は長かった。
11 細谷真大 6.0
体の強さでなんとかマリに対抗もプレー精度を欠く。ただ、後半には絶好のクロスでゴールにつなげる。
20 山田楓喜 5.5
バックアップからの昇格。右サイドでの仕掛けでチャンスメイク。良い位置でのFKがなかったの残念。
→18 佐藤恵允 5.5
先制ゴールのシーンでは難しい体勢でコースにシュートしこぼれ球を生む。プレーの正確性を上げたい。
監督
大岩剛 6.0
中2日の中で選手を入れ替えながらもしっかり勝利。押し込んでいた前半にゴールが奪えなかったが、選手たちは後半の劣勢時に耐え抜いて先制点に繋げる。積み上げてきたものが出た結果のゴール。さらに最終盤のPKはコーチングスタッフと選手の信頼関係が失敗を生ませた。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
小久保玲央ブライアン(日本)
圧巻のパフォーマンス。何度も一対一の局面を迎えたが、全てセーブ。時間の使い方を含め、凄みすら感じる。最後のPKはGKチームが作り上げた信頼感と、小久保の気迫が相手の失敗を生み出した。正に守護神。
U-23日本代表 1-0 U-23マリ代表
【得点者】
1-0:82分 山本理仁(日本)
▽U-23日本代表採点
©️超ワールドサッカー
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
1 小久保玲央ブライアン 7.5
相手の虚を突くシュートもしっかりセーブ。後半もビッグセーブでチームを救う。PKでもコーチのスカウティングと小久保の気迫で失敗に追い込む。
DF
4 関根大輝 6.0
山田との縦の関係で積極的に前にポジションを取り内側でもプレー。後半はビルドアップ時のミスがピンチを招くことに。
3 西尾隆矢 6.0
上手く対応していた中、前半に手痛いイエロー。それでも劣勢時には我慢強さを見せてクリーンシート。
15 高井幸大 6.0
落ち着いた対応を続ける。後半にはスピードで抜けられるもしっかりとした対応。2試合連続クリーンシート。
16 大畑歩夢 6.5
斉藤のサポートをしながら、守備でもしっかりと奮闘。後半はフィジカルで勝る相手に、粘り強さを見せて右サイドを封じる。
MF
7 山本理仁 6.5
この試合も気の利いたポジショニングで多くのセカンドボールを回収。ポジショニングの妙は決勝ゴールに繋がる。
→6 川﨑颯太 -
出場時間が短く採点なし。ブロックに行った結果、ハンドでPKを与えるも仲間に救われる。
8 藤田譲瑠チマ 6.5
マリに合わせていつも以上にスピードのある鋭いパスで局面を打開。イエローもらうもハードなプレーをやめずに中盤を締めた。
13 荒木遼太郎 5.5
前線からのハードワークもしながら機を見たパスでチャンスメイク。もう少しコンビネーションを見せたかった。
→14 三戸舜介 5.5
最大のビッグチャンスを活かせず。前掛かりになるマリの最終ラインの裏を狙った。
FW
10 斉藤光毅 6.0
立ち上がりにキレのある仕掛けでマリにジャブ。キレのある仕掛けを見せて相手に警戒させた。
→9 藤尾翔太 6.0
右サイドに移るとスペースへのパスで再三細谷を活かすプレー。耐える時間がこの試合は長かった。
11 細谷真大 6.0
体の強さでなんとかマリに対抗もプレー精度を欠く。ただ、後半には絶好のクロスでゴールにつなげる。
20 山田楓喜 5.5
バックアップからの昇格。右サイドでの仕掛けでチャンスメイク。良い位置でのFKがなかったの残念。
→18 佐藤恵允 5.5
先制ゴールのシーンでは難しい体勢でコースにシュートしこぼれ球を生む。プレーの正確性を上げたい。
監督
大岩剛 6.0
中2日の中で選手を入れ替えながらもしっかり勝利。押し込んでいた前半にゴールが奪えなかったが、選手たちは後半の劣勢時に耐え抜いて先制点に繋げる。積み上げてきたものが出た結果のゴール。さらに最終盤のPKはコーチングスタッフと選手の信頼関係が失敗を生ませた。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
小久保玲央ブライアン(日本)
圧巻のパフォーマンス。何度も一対一の局面を迎えたが、全てセーブ。時間の使い方を含め、凄みすら感じる。最後のPKはGKチームが作り上げた信頼感と、小久保の気迫が相手の失敗を生み出した。正に守護神。
U-23日本代表 1-0 U-23マリ代表
【得点者】
1-0:82分 山本理仁(日本)
1
2
小久保玲央ブライアン
関根大輝
西尾隆矢
高井幸大
大畑歩夢
山本理仁
藤田譲瑠チマ
荒木遼太郎
三戸舜介
斉藤光毅
藤尾翔太
細谷真大
山田楓喜
佐藤恵允
大岩剛
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アディダスジャパンは21日、今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションが実現した。 21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームはダークネイビー、アウェイはホワイトとなり、ホームは青い炎、アウェイは赤い炎がデザインされている。 また、ユニフォームと同時に、「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」も発表。サッカーを日常的に楽しむ若い世代が増え、日本においてサッカーがより広く、深くカルチャーとして浸透していくことを目指しているアディダスは、スポーツとラグジュアリーファッションを融合するという「Y-3」の先駆的な取り組みを体現する今回の「カルチャーウェア コレクション」で、「サッカー日本代表ユニフォーム」と同じく「FIRE(炎)」をテーマとした、大胆なファッションアイテムとアクセサリーをラインアップした。 アンセムジャケットとプレマッチシャツは、オンピッチで着用されるユニフォームを引き立てるようにデザイン。またロングスリーブのユニフォームスタイルシャツには、セットアップのショートパンツを2種類用意。キャップ、バケットハット、スカーフ、トートバッグなどのアクセサリーも豊富に展開される。 カルチャーウェアアイテムの一部には、ユニフォームに登場する手描きの炎のグラフィックをあしらい、今回のコラボレーションのコンセプトを一貫して表現。大胆な炎の全面プリントで人気を博した90年代後半のサッカー日本代表ゴールキーパーユニフォームからインスピレーションを得てデザインされている。 <span class="paragraph-title">【写真】新ユニフォームと同時に発表された「Y-3」の「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw9.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw10.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw12.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw13.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw14.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw16.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 08:45 Sat3
内田篤人氏のコーチ継続は「監督になる人の意向が働く」、指揮官未定のなでしこに宮本恒靖会長「年内には決めたい」
日本サッカー協会(JFA)会長の宮本恒靖氏がなでしこジャパンの試合後にコメントした。 26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表を国立競技場に迎えたなでしこ。前半の内に3点を奪って折り返すと、後半にもダメ押しゴールが決まり、4-0の完勝を収めた。 試合について宮本会長は、「ゴールも多く生まれたし、ゴール以外の部分も良いプレーも多かったですし、お客さんから拍手もらうようなプレーも多かったと思ってます」とコメント。「守備のところのカウンタープレスみたいな切り替えも良かったんじゃないかなという風に見てました」と高評価している。 一方、パリ・オリンピック(五輪)限りで池田太監督が退任し、女子委員長の佐々木則夫氏が代行で指揮を執った監督人事については「年内には決めたいと思っています」と回答。選出基準についても語った。 「(外国人かは)この時点ではなかなか申し上げにくいですけど、可能性を広げてやっています。今までよりも上に行くために何が必要なのか。日本代表、なでしこをどうすれば世界一のところまでもう一回高めていけるのかというつっこんだ話もしながらやっているところです」 さらに、パリ五輪が最後となった大岩剛監督のU-23日本代表については「U-23の活動はすぐにはないので、もちろん後任人事というか、誰にしてもらうのかというところに関してはいろいろと考えてはいます。だけど、そんなに急いでいる、急がなければいけないというわけではないと思っています」と見解を述べた。 また、今回なでしこにコーチ入りした元日本代表DF内田篤人氏にも言及。良い評判もしっかり届いているようだ。 「(内田氏の)今後に関しては新しく代表監督になる人の意向がかなり働くと思います。もちろん内田篤人自身の考えも含めてかなと思っています」 「毎日練習をしっかり見ているわけではないので、なかなか評価っていう意味では難しいですけど、いろいろ良かったんじゃないかということは聞いてます」 最後に、国立競技場に集まった観客の数にも触れた宮本会長。自身も動きつつ、チームの好成績が集客に繋がると主張した。 「1万2000人と少しっていうところで、もちろんもっとたくさんの人に来てもらいたいですし、来てもらった人に良かった、良い試合だった、また見に来たいという風に思ってもらえるような試合を、選手たちにはいつも見せてもらいたいと思っています」 「たとえば彼女たちのひたむきさであったり、女性ならではの柔らかい技術とかそういうものは今日は見られたと思います。WEリーグに関して、たとえばJFAとJリーグが一緒になってやっているようなところも含めて、女子サッカー全体を盛り上げていけたらなという風には思います」 「でもやはり、良いものを見せつつも、ワールドカップだったりオリンピックであったり、そこでさらなる高みに行くようなチームになっていけば、もっとたくさんの人に見てもらえると思います。そういった盛り上げていく部分と、強化して結果を出していくというのが大事なのかなと思います」 2024.10.27 06:00 Sun4
Jクラブからのオファーもあった大岩剛監督、ロス五輪目指す決意「パリ五輪の経験を活かす」…宮本恒靖会長&山本昌邦NTDも続投の理由に言及
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックに臨むU-23日本代表に関して、大岩剛監督が率いることを発表した。 パリ・オリンピックもU-23日本代表を率いた大岩監督。グループステージを無失点3連勝で突破するも、準々決勝ではのちに金メダルを獲得したU-23スペイン代表に0-3で敗れて敗退。目標としていたメダルには届かなかった。 U-23世代が出場するようになってからは、初めて2大会連続でチームを率いることとなった大岩監督。13日には就任会見が行われ、宮本恒靖JFA会長、山本昌邦ナショナルチームダイレクター(NTD)と共に登壇した。 改めて大岩監督にチームを託すことを決めたJFA。宮本会長が続投を決めた理由を語った。 「今日、U-23の代表監督として大岩監督を紹介させていただくことを非常に嬉しく思っています。再契約をオファーした背景ですが、まずは2021年の大岩監督就任からそれ以降の活動に対して、技術委員会をはじめ、しっかりとした高い評価があがったという点が挙げられます」 「また、今年のU-23の大会であるパリ・オリンピックは残念ながら目標としていたところには届かなかったですが、自分自身も近くでチームを見ることができたところ、また色々なことを聞いた部分もありますし、総合的に判断した時に、再度大岩さんにお願いするのが良いのではないかという考えに至ったというところです」 「A代表は非常に調子が良いというか、結果を出してくれていますが、常に強い代表チームを持ち続けるためには、若い世代の選手の突き上げが必要だと思っています。そういった意味でU-23のチームは非常に重要ですし、ロス・オリンピックのチームがメダルを目指すと共に、少しでも早くたくさんの選手がA代表に食い込んでいくところに繋げていってもらいたいと思います」 パリ・オリンピック世代を率いての手腕が評価された大岩監督。チームに団長として帯同し、近くで見守ってきた山本NTDも続投についてコメントした。 「大岩監督の続投ということで、この日を迎えられたことは、私の立場としてはホッとしています。本当に、オリンピックは条件が非常に難しい中で、これ以上の経験値があり、さらに先を目指せる監督はもういないというところで大岩監督になりました。時間はかかりましたが、今日この日を迎えられてホッとしています」 「強化部会の方で「ラージ100」という、A代表の下の100人のグループが強固で素晴らしいものであればというところがあり、そこのメンバーがちょうど大岩監督が率いるU-23のメンバーになります。そういう層を、“育成”と“勝利”という難しい仕事の中で、日本の未来を託せる監督だと思っております」 「スタートが早くなったこともポイントだと思います。前回はパリ・オリンピックまで2年半という期間でしたが、今回はしっかりとスタートから長い時間をかけて大岩監督に託せるというところも、このタイミングでの発表になった1つの要因でもあります。ロス・オリンピックに向けて我々、大岩監督のチームをサポートしていただければと思います」 大きな期待を寄せられての続投となった大岩監督。改めて所信表明を行った。 「ロス・オリンピックに向けてのチームの監督をやることになりました。この年代の重要性、そして育成年代の代表との関わり、A代表に向けての選手育成というところでは、パリ・オリンピックを経て、より重要であると認識しています」 「責任が大きいということも含めて、しっかりとパリ・オリンピックの活動の経験を活かしながら、次のオリンピックに向かって行きたいと思っています」 「引き続き、メディアの皆さんの協力も必要ですし、日本サッカー界にとっての大きな一歩に、一助になれるように頑張りたいと思います」 大岩監督は来年9月のU-23アジアカップ予選の前からスタートする予定。船越優蔵監督が率いるU-20日本代表が出場するU-20ワールドカップも9月に行われるため、この世代のスタートは難しい状況となる。 そんな中、日本サッカー界の将来を考えて、パリ・オリンピックの経験を還元したいと、今回の続投要請を受けた理由を大岩監督は語った。 「パリ・オリンピックが終わり、協会との振り返り、成果と課題の話をしていく中で、早い段階で続投のオファーを頂きました。その中で、私自身を評価していただくJのクラブも含めて、しっかりと自分の中で整理しながら、今回の続投のオファーを受けるという決断をしました」 「この年代の重要性。それはパリ・オリンピックを率いた2年半の中で凄く感じましたし、日本サッカー界においての最重要課題、トップとユースのこの年代を率いることの大きさを感じています。私の経験が活かせるのであれば、是非やらせていただきたいという気持ちでしたので、引き受けることにしました」 2024.12.13 23:05 Fri5