藤田譲瑠チマ Joeru chima FUJITA

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 2002年02月16日(22歳)
利き足
身長 174cm
体重 74kg
ニュース クラブ 代表
ニュース一覧

8大会連続五輪出場決定、大岩監督のメッセージを感じる采配/六川亨の日本サッカーの歩み

大岩ジャパンは昨夜29日、ドーハでのU-23アジアカップ準決勝で難敵イラクを2-0で下し、今夏パリで開催される五輪の出場権を獲得した。これで日本は96年のアトランタ五輪以来8大会連続のオリンピック出場を決めた。 28年ぶりの五輪だったアトランタ大会にしても、その後のシドニー、アテネ、北京、ロンドン、リオも「出場して当然」と思われながらアジア最終予選では苦労した。理由は年齢制限があるからだ。ここがW杯予選との大きな違いである。加えて近年は本大会も含めて“海外組”が増えたことで、選手の招集に強制力がないことも日本のネックになっていた。 そうした意味で今回の予選では、MF藤田譲瑠チマをシント=トロイデンが招集に前向きだったことが予選突破に大きく貢献した。守備では、激しくないもののサラリと相手ボールを突っつくようにしてカットしては味方にパスを送る。そして攻撃では絶妙のポジショニングでフリーとなってDFラインからパスを引き出し、前線に好パスを配球する。まさに“攻守の要”であり、遠藤航の後継者、あるいは彼を凌ぐタレントの持ち主ではないか。 藤田のパスから2ゴールが生まれたシーンは改めて説明する必要はないだろう。1点目はFW細谷真大の好トラップと、その後の反転とダブルタッチが絶妙だった。カタール戦で決めた股抜きシュートはイラクGKに防がれていたため、コースを狙った一撃も彼にしては珍しいが、余裕があった証拠だろう。 2点目のコンビネーションも日本らしいゴールで、藤田のワンタッチパスに抜け出た荒木遼太郎が外すとは思わなかった。藤田と荒木、そして今シーズンはFC東京で荒木と絶妙のコンビを組む松木玖生をなぜ同時起用しないのか、大岩剛監督には疑問を感じていた。 今大会に限らずW杯でも、グループリーグの初戦は絶対に負けてはならない。そしてグループリーグを突破してからは必勝が義務づけられる。いわゆる「絶対に負けられない」戦いが続く。そして今大会では“一番のキモ”が五輪の出場権のかかった準決勝のイラク戦となる。 この試合に備えて選手をターンオーバーしつつ、藤田、松木、荒木の3選手を同時起用するまで『隠していた』としたら、大岩監督の采配には敬服するしかない。準々決勝のカタール戦の前半で松木が警告を受けたため、後半にFW藤尾翔太と交代させたのも準決勝を想定しての選手起用だとしたら、“策士”としか言いようがない。 過去の五輪予選がそうであったように、「終わってみれば」日本は五輪予選を通過してきた。アンダー世代での継続した強化の賜物だろう。とはいえ、それが五輪でのメダルを約束してくれるわけではない。そして近年の五輪やW杯では空中戦に強いFWの存在が重要視されている。劣勢の際はハイクロスが武器になることは変わらないからだ。 そうした意味でCB高井幸大は重要な選手だし、後半アディショナルタイムに内野航太郎をピッチに送り出したのも大岩監督の日本サッカーに対するメッセージと感じた。 まだ今大会は無失点のカザフスタンとの決勝が控えているが、DF陣を含めて選手の成長を感じた5試合でもある。パリ五輪でOA枠を使うかどうか、これはこれで議論を呼ぶかもしれない。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> <span class="paragraph-title">【動画】きっちり勝利で8大会連続の五輪出場決定!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="NpGyB1NtSYg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 20:00 Tue

「流し込むだけ」貴重な追加点を奪った荒木遼太郎、パリ五輪への思い「犠牲にしてでも日本のために戦う」

パリ・オリンピック出場を決めたU-23日本代表のMF荒木遼太郎(FC東京)が、U-23イラク代表戦を振り返った。 29日、AFC U23アジアカップ準決勝で日本はイラクと対戦。この試合に勝てばパリ・オリンピックの切符を掴む大事な一戦となった。 8大会連続12度目のオリンピック出場を懸けて戦った日本。28分に細谷真大が2試合連続ゴールを決めると、42分には荒木が追加点。後半は攻め込みながらも、しっかりとイラクに対応して2-0で勝利。見事にオリンピック出場を決めた。 試合後、フラッシュインタビューに応じた荒木。自身のゴールについては「チマ(藤田譲瑠チマ)から良いボールが来たので、冷静にGKを見ながら流し込むだけでした」とコメント。ダイレクトのパス交換からの見事なゴールを振り返った。 大事な一戦。試合に向けた意識については「自分を犠牲にしてでも、足を攣ってでも走って、日本のために戦いたいと思いました」とコメント。パリ・オリンピックへ行くために全てを捧げたという。 改めてパリ・オリンピック出場が決まった。「今までやってきたものが今日の試合で全て出て最高です」とコメント。積み上げてきたものが成果となって喜んでいた。 決勝の相手は2大会連続ファイナリストのU-23ウズベキスタン代表。5月3日(金・祝)の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 06:20 Tue

「狙っているのはアジアの頂点」パリ五輪出場決定も前を見るキャプテン・藤田譲瑠チマ、2アシストには「2人に感謝」とスコアラーを称える

パリ・オリンピック出場を決めたU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、U-23イラク代表戦を振り返った。 29日、AFC U23アジアカップ準決勝で日本はイラクと対戦。この試合に勝てばパリ・オリンピックの切符を掴む大事な一戦となった。 8大会連続12度目のオリンピック出場を懸けて戦った日本。28分に細谷真大が2試合連続ゴールを決めると、42分には荒木遼太郎が追加点。後半は攻め込みながらも、しっかりとイラクに対応して2-0で勝利。見事にオリンピック出場を決めた。 試合後、フラッシュインタビューに応じた藤田。キャプテンとしてチームを支えてきた中で、五輪切符を掴んだ心境は「オリンピック出場権獲得は自分たちにとって最低限の目標だったので、達成できて嬉しく思います」とコメント。ただ、「自分が狙っているのはアジアの頂点なので、次もしっかり勝てるように準備できればと思います」と、決勝へ意気込みを語った。 五輪切符がかかっていた難しい試合となった準決勝。「タフなゲームになることは分かっていたので、しっかり準備することだったり、気持ちの面でも相手に負けないように強い気持ちで入ろうとしていました」と、試合に向けた思いを語った。 その中で圧巻の2アシスト。「1点目に関しては、(細谷)真大があの動き出しをしているのをずっと見ていたので、チャンスがあれば出そうと意識していました。そのワンチャンスで上手く出せて良かったです」と、ピンポイントのロングフィードについて言及。「2点目は荒木(遼太郎)が良い動き出しをしてくれたので、自分はただ落とすだけでした」と謙遜。「2人に感謝したいです」と、しっかりとゴールを決めた2人を称えた。 発足当初からこのチームでプレーしていた藤田。「このチームは強くなったと思いますし、まだまだ強くなれると思います」とコメント。「自分中心にもっとレベルを上げられればと思います」と、次なる目標であるパリ五輪で結果を残すために成長は必要だとした。 ただ、その前にアジア王者へのラストゲームが。「いつも通り自分たちの全力でプレーして、試合をコントロールできるように、アグレッシブにサッカーできればと思います」とコメント。今大会通してきた力を出し切ることができるか注目が集まる。 決勝の相手は2大会連続ファイナリストのU-23ウズベキスタン代表。5月3日(金・祝)の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマが圧巻フィード!細谷真大が巧みなトラップ&反転で流し込み先制!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="12BxyH07K4s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 05:45 Tue

「落ち着いて流し込めた」圧巻の先制ゴールを決めた細谷真大、決勝へ意気込み「優勝してパリに行けるように」

パリ・オリンピック出場を決めたU-23日本代表のFW細谷真大(柏レイソル)が、U-23イラク代表戦を振り返った。 29日、AFC U23アジアカップ準決勝で日本はイラクと対戦。この試合に勝てばパリ・オリンピックの切符を掴む大事な一戦となった。 8大会連続12度目のオリンピック出場を懸けて戦った日本。28分に細谷が2試合連続ゴールを決めると、42分には荒木遼太郎が追加点。後半は攻め込みながらも、しっかりとイラクに対応して2-0で勝利。見事にオリンピック出場を決めた。 試合後、フラッシュインタビューに応じた細谷は2試合連続ゴールについて「チマ(藤田譲瑠チマ)が前を向いた瞬間に上手く浮き球でパスをくれたので、同じシチュエーションは前にもありましたけど、落ち着いて流し込めたと思います」と振り返り、しっかりと決められて良かったとした。 2試合連続ゴールとなった細谷は「まずは1点取れて良かったです」と謙遜。パリ・オリンピック行きが決まった試合終了のホイッスルを聞いた時の心境については「パリ出場を目指してやってきたので、ここで新たなスタートになりますけど、しっかりメダルを取れるように良い準備をしてやっていきたいです」とコメント。気持ちはすでに本大会を見据えているという。 パリ行きは決定したが、アジア制覇にはあと1勝が必要。「優勝しかないので、しっかり優勝してパリに行けるように頑張りたいと思います」とコメント。優勝へ意気込みを語った。 決勝の相手は2大会連続ファイナリストのU-23ウズベキスタン代表。5月3日(金・祝)の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】細谷真大が巧みなトラップ&反転で流し込み先制!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="12BxyH07K4s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 05:30 Tue

選手採点&寸評:U23日本代表 2-0 U23イラク代表【AFC U23アジアカップ】

29日、AFC U23アジアカップの準決勝、U-23日本代表vsU-23イラク代表が行われ、2-0で日本が勝利。これにより、8大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240429_jpn_irq_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 小久保玲央ブライアン 6.5 ファーストシュートはブラインドもありながら冷静に対応。ロングボールやクロス対応も間違えない。今大会3度目のクリーンシート達成。 DF 4 関根大輝 6.0 中にポジションを取りながら攻撃参加。イラクの攻撃の軸であるジャシムに対応。気の利いたポジショニングはこの試合でも見せた。 5 木村誠二 6.0 冷静に守備対応。ロングボールが増える中でしっかりと抑えた。クリーンシートに貢献。 21 大畑歩夢 6.5 粘りのプレーから2点目の起点となる強烈な横パス。この試合も精力的に攻守に働いた。 (→3 西尾隆矢 -) 出場時間が短く採点なし。 22 高井幸大 6.5 隙を見て持ち出し相手の守備をズラす。守備ではこの試合でも落ち着いた対応を終始見せる。後半増えた空中戦もしっかり対応。 MF 8 藤田譲瑠チマ 8.0 アンカーでバランスを取る。絶妙なロングフィードで先制ゴールアシスト。2点目はダイレクトパスでアシスト。パス、ドリブル、判断と出色の出来。 13 荒木遼太郎 7.0 見事なスルーパスで決定機演出。間で受けて攻撃を活性化。先発起用に応える追加点も落ち着いて決め切った。 (→10 佐藤恵允 -) 出場時間が短く採点なし。 17 松木玖生 6.5 豊富な運動量で色々なところに顔を出して補完する動き。攻守に気の利いたプレーでチームを支えた。後半はシュートチャンスを生かしたかった。 (→6 川﨑颯太 -) 出場時間が短く採点なし。 FW 20 平河悠 7.5 仕掛けが効果的。前半は日本の攻撃の起点に。後半もイラクに対応させない仕掛けでチャンスメイク。90分間イラクの脅威になり続けた。 11 山田楓喜 6.0 前半はあまりボールに触らず見せ場なし。後半は立ち上がりに惜しいシュートなど仕掛けるシーンが増える。守備ではタフに戦った。 (→9 藤尾翔太 5.5) 早々にイエローカードもルーズボールを粘り強く抑えに行くなど前線で体を張った。 19 細谷真大 6.5 10分の決定機を決められず。ただ、28分には見事な裏抜けからターンして流し込み2戦連発。後半はポスト直撃の惜しい場面も。カタール戦のゴールで吹っ切れたか。 (→18 内野航太郎 -) 出場時間が短く採点なし。 監督 大岩剛 7.0 中2日という過密日程の中、選手を効果的にターンオーバーさせて勝ち上がる。パリ行きの切符が懸かった戦いでも選手たちは落ち着いて特徴を出し前半で2点リード。後半のイラクの戦い方の変更にもしっかりと対応した。あと1勝で大会制覇。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 藤田譲瑠チマ(日本) 圧巻のパフォーマンス。2アシストの判断とパスのクオリティの高さも目立つなか、効果的にドリブルで運び出し、ボールを保持して時間を使うなど、全てにクオリティを見せた。 U-23日本代表 2-0 U-23イラク代表 【得点者】 1-0:28分 細谷真大(日本) 2-0:42分 荒木遼太郎(日本) <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 04:42 Tue

細谷&荒木弾のU-23日本代表が8大会連続となるパリ五輪出場決定! 3日決勝はウズベキスタン相手に優勝狙う【AFC U-23アジアカップ】

U-23日本代表は29日、AFC U-23アジアカップ準決勝でU-23イラク代表と対戦し、2-0で勝利。この結果、8大会連続12度目の五輪出場を決定した。 3.5枠のパリ・オリンピック出場権を懸けたアジア最終予選となる今大会。上位3チームがストレートイン、4位チームがアフリカ予選4位のU-23ギニア代表との大陸間プレーオフに臨む。 準々決勝でU-23カタール代表との120分の激闘を4-2で制し、パリ五輪出場へ王手をかけた日本。出場権確保と共に決勝進出を懸けた大一番に向けて大岩剛監督は引き続き[4-3-3]の布陣を採用した中で先発2人を変更。 GKに小久保玲央ブライアン、4バックは関根大輝、高井幸大、木村誠二、大畑歩夢。中盤は藤田譲瑠チマのアンカーに、松木玖生、荒木遼太郎のインサイドハーフ。3トップは右から山田楓喜、細谷真大、平河悠という並びとなった。 [5-4-1]の布陣で臨んだイラクに対して、ボールを動かしながら攻め手を窺う入りとなった日本。 開始10分には藤田、荒木、細谷とカタール戦の決勝点を彷彿とさせる繋ぎからボックス左に抜け出した細谷に最初の決定機が訪れるが、左足シュートはGKの好守に遭う。この直後にはジャシムにペナルティアーク付近からのミドルシュートでゴールを脅かされるが、ここはGK小久保が冷静に対応した。 以降は平河の左サイドを突破口としつつ、インサイドハーフの荒木らがミドルレンジのシュートでゴールへの糸口を見いだそうとする中、頼れる主将とエースストライカーのホットラインが先制点をもたらす。 28分、ハーフウェイライン手前でフリーの藤田がディフェンスラインの背後へ絶妙なフィードを供給。これにオフサイドギリギリで抜け出した細谷が後方からのボールを巧みなファーストタッチで足元に収めてボックス左に侵入。追ってきたDFを冷静に反転でかわすと、振り向きざまに右足インサイドの丁寧なシュートをゴール右下隅へ流し込んだ。 細谷の2試合連続ゴールによって先制に成功した日本に対して、ビハインドを負ったイラクは序盤に木村との接触プレーで足を痛めていた長身FWサリム・アフメドがプレー続行不可能となり、34分にリダ・ファディルのスクランブル投入を余儀なくされる。 日本は最前線のアタッカーの変更によって少し相手の攻め方を確認しつつ、攻撃ではアプローチを変えることなくボールを保持しながら追加点を目指す。 すると、前半終盤の42分には相手陣内左サイドでの大畑の粘りの仕掛けからペナルティアーク付近で横パスを受けた藤田がスピード・コース申し分ない絶妙なワンタッチパスをボックス内のスペースに供給。これに3人目の動き出しで反応した荒木がGKとの一対一で丁寧な右足シュートをゴール右下隅へ流し込んだ。 その後、前半アディショナルタイムにも際どいシーンを作り出した日本が2点リードで試合を折り返した。 後半も同じメンバーで臨んだ日本は、開始早々に松木のミドルシュート、大畑の左サイド深くでのグラウンダークロスにニアで反応した山田楓のワンタッチシュートで続けて3点目に迫る。 以降は後半に入ってプレスの強度を高めた相手に手を焼き始める。また、60分に後ろを削ってFWブルンド・アザドを投入したイラクの[4-2-3-1]への変更を受け、やや押し込まれる展開に。 それでも、要所で相手のプレスをかいくぐって引っくり返す場面を作り出すと、66分には平河が鋭い仕掛けからボックス左のゴールライン際で上げたクロスを細谷がヘディングシュート。だが、これは惜しくも右ポストを叩いてトドメの3点目とはならず。 70分を過ぎて大岩監督は疲労が出始めた山田楓を下げて藤尾翔太を右サイドに投入し、最初の交代カードを切る。この交代直後にはニハド・ムハンマドに左サイドを破られて決定的なプルバックを許すが、アザドのダイレクトシュートはDF高井が何とか足に当てた結果、クロスバーを叩いた。 その後、ハードワークをこなした松木と荒木のFC東京コンビを下げて川崎颯太、佐藤恵允とフレッシュな選手を同時投入した日本は10分余りを残して[4-4-2]に布陣を変更。藤尾と細谷が最前線に並んだ。 ボールを動かしながら時計を進める日本は、さらに後半最終盤に大畑、細谷を下げてサスペンション明けの西尾隆矢、内野航太郎と長身の選手の投入で完全な逃げ切り態勢に。そして、このまま2-0で試合をクローズし、見事に8大会連続の五輪出場を成し遂げた。 この勝利でパリ五輪出場権を確保した日本は、5月3日に行われる決勝でU-23ウズベキスタン代表と優勝を懸けて激突する。一方、敗れたイラクはU-23インドネシア代表との3位決定戦に臨む。 U-23日本代表 2-0 U-23イラク代表 【日本】 細谷真大(前28) 荒木遼太郎(前42) ◆U-23日本代表出場メンバー GK 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル) DF 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 木村誠二(サガン鳥栖) 大畑歩夢(浦和レッズ) MF 松木玖生(FC東京) →80分 川崎颯太(京都サンガF.C.) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 荒木遼太郎(FC東京) →79分 佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ) FW 山田楓喜(東京ヴェルディ) →73分 藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 細谷真大(柏レイソル) 平河悠(FC町田ゼルビア) <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】細谷真大が巧みなトラップ&反転で流し込み先制!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="12BxyH07K4s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 04:32 Tue

細谷真大&荒木遼太郎がファインゴール! 主将・藤田2AのU-23日本が2点リードで折り返す【AFC U-23アジアカップ】

U-23日本代表は29日、AFC U-23アジアカップ準決勝でU-23イラク代表と対戦し、前半を2-0のスコアで終えた。 3.5枠のパリ・オリンピック出場権を懸けたアジア最終予選となる今大会。上位3チームがストレートイン、4位チームがアフリカ予選4位のU-23ギニア代表との大陸間プレーオフに臨む。 準々決勝でU-23カタール代表との120分の激闘を4-2で制し、パリ五輪出場へ王手をかけた日本。出場権確保と共に決勝進出を懸けた大一番に向けて大岩剛監督は引き続き[4-3-3]の布陣を採用した中で先発2人を変更。 GKに小久保玲央ブライアン、4バックは関根大輝、高井幸大、木村誠二、大畑歩夢。中盤は藤田譲瑠チマのアンカーに、松木玖生、荒木遼太郎のインサイドハーフ。3トップは右から山田楓喜、細谷真大、平河悠という並びとなった。 [5-4-1]の布陣で臨んだイラクに対して、ボールを動かしながら攻め手を窺う入りとなった日本。 開始10分には藤田、荒木、細谷とカタール戦の決勝点を彷彿とさせる繋ぎからボックス左に抜け出した細谷に最初の決定機が訪れるが、左足シュートはGKの好守に遭う。この直後にはジャシムにペナルティアーク付近からのミドルシュートでゴールを脅かされるが、ここはGK小久保が冷静に対応した。 以降は平河の左サイドを突破口としつつ、インサイドハーフの荒木らがミドルレンジのシュートでゴールへの糸口を見いだそうとする中、頼れる主将とエースストライカーのホットラインが先制点をもたらす。 28分、ハーフウェイライン手前でフリーの藤田がディフェンスラインの背後へ絶妙なフィードを供給。これにオフサイドギリギリで抜け出した細谷が後方からのボールを巧みなファーストタッチで足元に収めてボックス左に侵入。追ってきたDFを冷静に反転でかわすと、振り向きざまに右足インサイドの丁寧なシュートをゴール右下隅へ流し込んだ。 細谷の2試合連続ゴールによって先制に成功した日本に対して、ビハインドを負ったイラクは序盤に木村との接触プレーで足を痛めていた長身FWサリム・アフメドがプレー続行不可能となり、34分にリダ・ファディルのスクランブル投入を余儀なくされる。 日本は最前線のアタッカーの変更によって少し相手の攻め方を確認しつつ、攻撃ではアプローチを変えることなくボールを保持しながら追加点を目指す。 すると、前半終盤の42分には相手陣内左サイドでの大畑の粘りの仕掛けからペナルティアーク付近で横パスを受けた藤田がスピード・コース申し分ない絶妙なワンタッチパスをボックス内のスペースに供給。これに3人目の動き出しで反応した荒木がGKとの一対一で丁寧な右足シュートをゴール右下隅へ流し込んだ。 その後、前半アディショナルタイムにも際どいシーンを作り出した日本が2点リードで試合を折り返した。 U-23日本代表 2-0 U-23イラク代表 【日本】 細谷真大(前28) 荒木遼太郎(前42) ◆U-23日本代表出場メンバー GK 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル) DF 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 木村誠二(サガン鳥栖) 大畑歩夢(浦和レッズ) MF 松木玖生(FC東京) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 荒木遼太郎(FC東京) FW 山田楓喜(東京ヴェルディ) 細谷真大(柏レイソル) 平河悠(FC町田ゼルビア) 2024.04.30 03:26 Tue

勝てばパリ五輪行き決定のイラク戦スタメン発表! U-23日本代表はカタール戦から変更は2名のみ

29日、AFC U23アジアカップの準決勝のU-23日本代表vsU-23イラク代表が行われる。 3.5枠のパリ・オリンピック出場権をかけるアジア最終予選となる大会。ここで勝利すれば出場が決定。仮に敗れた場合でも、3位決定戦、そしてU-23ギニア代表との大陸間プレーオフとチャンスは残る。 準々決勝の開催国・U-23カタール代表との大一番を制した日本。初戦のU-23中国代表戦で退場となったDF西尾隆矢(セレッソ大阪)が3試合の出場停止が明ける中、大岩剛監督はカタール戦のメンバーを踏襲することを選択した。 GKは小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、最終ラインは関根大輝(柏レイソル)、木村誠二(サガン鳥栖)、高井幸大(川崎フロンターレ)、大畑歩夢(浦和レッズ)と同じ4人が先発出場となった。 中盤も藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、松木玖生(FC東京)は続けて先発出場。もう1人は荒木遼太郎(FC東京)となった。 また3トップも右に山田楓喜(東京ヴェルディ)、トップに細谷真大(柏レイソル)とカタール戦と同じメンバー。左には平河悠(FC町田ゼルビア)が入ることとなった。 勝利すれば8大会連続のオリンピック出場が決まるU-23イラク代表戦は29日の26時30分キックオフ。テレビ朝日とDAZNで中継される。 ◆日本代表スターティングメンバー GK 1.小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル) DF 4.関根大輝(柏レイソル) 5.木村誠二(サガン鳥栖) 21.大畑歩夢(浦和レッズ) 22.高井幸大(川崎フロンターレ) MF 8.藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 13.荒木遼太郎(FC東京) 17.松木玖生(FC東京) FW 11.山田楓喜(東京ヴェルディ) 19.細谷真大(柏レイソル) 20.平河悠(FC町田ゼルビア) ◆サブ GK 12.野澤大志ブランドン(FC東京) 23.山田大樹(鹿島アントラーズ) DF 2.半田陸(ガンバ大阪) 3.西尾隆矢(セレッソ大阪) 15.鈴木海音(ジュビロ磐田) 16.内野貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) MF 6.川崎颯太(京都サンガF.C.) 7.山本理仁(シント=トロイデン/ベルギー) 14.田中聡(湘南ベルマーレ) FW 9.藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 10.佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ) 18.内野航太郎(筑波大学) 2024.04.30 01:15 Tue

【U-23日本代表プレビュー】勝てばパリ行き決定! 8大会連続出場へ、ついにCBが満を持して復帰か/vsU-23イラク代表【AFC U23アジアカップ】

29日、AFC U23アジアカップの準決勝が行われる。 パリ・オリンピックの出場権を懸けた戦いも4チームに絞られ、日本の他、インドネシア、ウズベキスタン、イラクと下馬評とは異なる顔ぶれに。韓国やサウジアラビアはベスト8で敗退となった。 このラウンドで勝利すればパリ行きが確定。負けた場合は3位決定戦に回り、そこで勝利すれば決定。そこで負けても、ギニアとの大陸間プレーオフで残りの1枠を争うこととなる。 準々決勝という最大の壁を越えた日本。次なる相手はイラク。ここを乗り越え、パリ行きを決めるとともに、大会制覇へ王手をかけたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆勝ってパリ行きを決める!</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240429_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> カタールと準々決勝では試合を優位に進めながらも、数的不利な相手に追いつかれるという失態。さらに、相手が割り切ってプレーしてきた後半は、局面を打開するプレーが乏しく苦しむこととなった。 結果的に延長戦で2ゴールを奪って決着をつけることに成功したが、PK戦に持ち込まれていたらどうなっていたかわからない。流れを変えられなかった部分はチームとしても課題。短い時間で、しっかりと修正してもらいたいところだ。 今大会はしっかりと相手を分析して戦えている上、選手たちは忍耐強さを見せている。プランを遂行しつつ、相手の出方に合わせて行く準備はできているだけに、しっかりと戦ってもらいたい。 勝てばパリ行きが決定。そして、タイトル獲得にも王手をかける。改めて、アジアに日本ありというところを見せつけていきたい。 <span class="paragraph-subtitle">◆2大会ぶりの出場へ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240429_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するイラクは、U-23ベトナム代表との準々決勝を制してベスト4入りを果たした。 オリンピックは2016年のリオ・デ・ジャネイロ大会以来の出場を目指すことに。2004年のアテネ大会では4位の成績を残しており、国際舞台に立つチャンスだ。 A代表は1986年のメキシコ・ワールドカップ以来、世界を相手には戦えていない。当然、この世代としては世界を見据えたいところだ。 ラディ・シェナイシル監督は「我々は勝利を目指して取り組んでいるが、美しい試合をするつもりはない」とコメント。勝利を何よりも優先するとし、日本相手にしっかりと勝ちたいと意気込んだ。 チームとしてはキャプテンのMFムンタヘル・モハメド・マスルーキがベトナム戦で2枚目のイエローカードをもらい、日本戦は出場停止となる。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-3-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240429_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:小久保玲央ブライアン DF:関根大輝、西尾隆矢、木村誠二、内野貴史 MF:川﨑颯太、藤田譲瑠チマ、松木玖生 FW:山田楓喜、細谷真大、平河悠 監督:大岩剛 いよいよパリ・オリンピックの切符が懸かった戦いに。勝利し、パリへの切符を掴むとともに、大会制覇に王手をかけたい。 GKは小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)になるだろう。カタールとの試合では2失点を喫したが、守護神としては防ぐことは難しいもの。それ以外のシーンでは安定感を見せていた。この戦いでも起用されるだろう。 最終ラインは、カタール戦から関根大輝(柏レイソル)、木村誠二(サガン鳥栖)が継続して先発すると予想。関根は今大会大きく飛躍した1人と言える。木村も急遽の出場となった初戦から、しっかりと出場時にパフォーマンスを見せてきた。セットプレーから2ゴールも記録しており、攻撃でも武器となる。 そしてCBのもう1人は満を持して登場することになる西尾隆矢(セレッソ大阪)だろう。初戦のU-23中国代表戦でヒジ打ちの愚行退場。3試合の出場停止がついに明けることとなる。これまでチームメイトに託していたパリ五輪の切符。最後は自身がピッチ上で仲間に恩返しをするときだろう。左サイドバックはカタール戦を休んだ内野貴史(デュッセルドルフ)となるはずだ。 中盤もキャプテンの藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフに松木玖生(FC東京)は継続して出場すると予想。もう1人は途中出場でアグレッシブさを見せた川﨑颯太(京都サンガF.C.)と予想する。ゴール前に顔を出すプレーを期待したい。 両ウイングは右には山田楓喜(東京ヴェルディ)、左には平河悠(FC町田ゼルビア)と予想。山田はカタール戦でも強烈な左足のシュートをいきなり決めるなどしており、再び火を吹くところを見たい。平河は短い時間だったが、果敢なドリブル突破が目立った。イラクの守備陣を切り裂く姿を見せてほしい。 そして1トップは細谷真大(柏レイソル)と予想する。カタールせんも先発したが、延長戦で待望の初ゴール。今シーズンん公式戦でも初ゴールとなり、ついにトンネルを抜けた。エースの復活を今一度示してもらいたいところだ。 勝てばパリ行きが決定。U-23代表戦は29日の26時30分キックオフ。試合はテレビ朝日とDAZNで中継される。 2024.04.29 15:50 Mon

「アウェイの空気に飲まれそうになった」逆転許して一転ピンチに、藤田譲瑠チマが考えたコントロール「焦れずに相手を動かそう」

U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、U-23カタール代表戦を振り返った。 25日、AFC U23アジアカップの準々決勝で日本はカタールと対戦した。 ここで負ければパリ・オリンピック行きの可能性がなくなる両国。開催国であるカタールとの一戦だったが、開始2分に山田楓喜のゴールで日本が幸先良く先制する。 するとその後に追いつかれた中、相手GKが前半で退場する事態に。後半は優位に進められると思われた中、セットプレーから失点し苦しい戦いとなる。 相手に引いて守られ、なかなかゴールが割れなかったが、67分に木村誠二がCKからゴールを奪い同点に。しかし、その後は押し込みながらもゴールが遠く延長戦に突入する。 延長戦では、エースの細谷真大に待望の初ゴールが生まれ日本が逆転。さらに内野航太郎がダメ押しゴールを決めて2-4で勝利。ベスト4入りを果たした。 試合後のフラッシュインタビューに応じたキャプテンの藤田は「最初(山田)楓喜のゴールで先制して、逆転された時はアウェイの空気感に飲まれそうになりました」とコメント。数的不利の相手に逆転されたことで、難しくなったという。 ただ、「チームで話しながら、得点できれば自分たちもチャンスがあるから、焦れずにいこうということで、自分たちの強みのセットプレーから追いついて、逆転できたので、素晴らしい流れだったと思います」と振り返り、我慢強く戦ったことと、武器を生かしての勝利を喜んだ。 藤田は目立ったプレーこそ少ないが、ゲームをコントロールするプレーに終始。舵取り役を担ったが「まずは焦れずに相手を動かそうという考えがありました」とコメント。「相手が疲れたらスペースが空くという考えもあって、そこを意識してプレーしていました」と、チャンスが来るタイミングを見計らってコントロールしていたと明かした。 今大会の山場はなんとかクリア。藤田は「まずは第一関門をクリアしただけなので、満足はしていません」とコメント。次が大事な試合となる中で、「自分たちの最低限の目標であるパリ・オリンピックの出場権獲得。あとはアジアカップ優勝というものがすぐ近くにあるので、チームとして準備して次の試合に向けて頑張っていければと思います」と、次戦への意気込みを語った。 日本は準決勝ではU-23イラク代表vsU-23ベトナム代表の勝者と29日の26時30分から対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】ついに目覚めたエース!細谷真大が値千金の決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pZnkovlMOfU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.26 08:30 Fri
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2023年7月27日 横浜FM シント=トロイデン 完全移籍
2022年1月9日 徳島 横浜FM 完全移籍
2021年1月13日 東京V 徳島 完全移籍
2020年2月1日 東京ヴェルディユース 東京V 昇格
2017年4月1日 東京ヴェルディユース -
代表履歴
デビュー日 引退日 チーム
2022年7月19日 日本代表
2021年7月21日 U-23日本代表
今季の成績
AFC U23アジアカップ2024 2 117’ 0 0 0
合計 2 117’ 0 0 0
出場試合
AFC U23アジアカップ2024
第1節 2024年4月16日 vs U-23中国代表 90′ 0
1 - 0
第2節 2024年4月19日 vs U-23UAE代表 ベンチ入り
0 - 2
第3節 2024年4月22日 vs U-23韓国代表 27′ 0
0 - 1
準々決勝 2024年4月25日 vs U23 カタール代表 120′ 0
2 - 4
準決勝 2024年4月29日 vs U-23イラク代表 90′ 0
2 - 0