【ラ・リーガ第22節プレビュー】強豪は欧州に一区切りで臨むリーグ戦! 2戦未勝利アトレティコが浅野マジョルカと激突
2025.01.31 19:00 Fri
2戦未勝利アトレティコが浅野マジョルカと激突
先週末に行われた第21節はレアル・マドリー、バルセロナがいずれも快勝を収めた一方、アトレティコ・マドリーはビジャレアルとの上位対決をドローで終えて勝ち点逸となった。
それでも、CLではレッドブル・ザルツブルク相手にFWアントワーヌ・グリーズマンのドブレーテ、FWジュリアーノ・シメオネの1ゴール1アシストの活躍などで4-1の完勝。目標であるトップ8フィニッシュを達成した。ホーム開催の上位対決ではエースを軸に復調気配の攻撃陣の活躍に期待だ。
対するマジョルカは前節のレアル・ベティス戦の敗戦によって公式戦4試合連続無得点での連敗と苦戦が続く。途中出場の浅野はFWムリキとともにカウンターの起点を担ったが、味方の退場によって守備に追われる形で消化不良となった。難敵相手のアウェイゲームでもまずはセットした守備からカウンターを狙う構図に変わりはないが、少ないチャンスで仕留め切る勝負強さが求められる。
3位のバルセロナは前節、バレンシア相手に7-1の圧勝。ラ・リーガ5戦ぶりの白星を挙げた。MFフレンキー・デ・ヨングの開始早々のゴールを皮切りに、MFフェルミン・ロペスのドブレーテなどで前半だけでマニータを達成。ターンオーバーにも成功し、最高の形で久々の白星を手にした。直近のアタランタ戦では2度のリードを守り切れず、ホームで2-2のドローも2位フィニッシュでラウンド16ストレートインを決めている。降格圏手前の17位に位置するアラベスをホームで迎え撃つ今節はラ・リーガ連勝を狙う。いくつかのポジションでターンオーバーも見込まれるが、アタランタ戦で異次元の活躍を見せたFWラミン・ヤマルの活躍に期待だ。
MF久保建英を擁する9位のソシエダは11位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。リーグ前節はヘタフェ相手にホームで0-3の惨敗。フル出場で孤軍奮闘だった久保も試合後に悔しさを露わにした。それでも、ELのPAOK戦では大幅にメンバーを入れ替えたなか、FWオスカールソンのドブレーテの活躍などで2-0の快勝。久保も後半半ば以降の途中出場で勝利に貢献した。これでプレーオフ進出を確定させたラ・レアルは、リーグ戦でも白星を取り戻すべく曲者オサスナと対戦。FWオヤルサバルらとともに先発復帰見込みの久保にはリーグ連敗ストップへの決定的な仕事を期待したい。
CL敗退の8位ジローナは15位のラス・パルマスと対戦。CLではアーセナル相手に善戦も、1-2で敗戦。これでラ・リーガ1本の戦いとなるなか、公式戦4連敗中のチームは後半戦でのヨーロッパ出場権獲得を目指し、下位相手に勝利を掴めるか。
ELリーグフェーズ2位フィニッシュの4位アスレティック・ビルバオは、10位のベティスと対戦。直近のビクトリア・プルゼニ戦ではホームで3-1の快勝を収め、公式戦3試合ぶりの勝利。良い形で今回のアウェイゲームに臨む。
その他ではバルセロナに衝撃的な大敗を喫した19位のバレンシアのリバウンドメンタリティ試される一戦にも注目だ。
《ラ・リーガ第22節》
▽1/31(金)
《29:00》
レガネス vs ラージョ
▽2/1(土)
《22:00》
ヘタフェ vs セビージャ
《24:15》
ビジャレアル vs バジャドリー
《26:30》
アトレティコ・マドリー vs マジョルカ
《29:00》
エスパニョール vs レアル・マドリー
▽2/2(日)
《22:00》
バルセロナ vs アラベス
《24:15》
バレンシア vs セルタ
《26:30》
オサスナ vs レアル・ソシエダ
《29:00》
ベティス vs アスレティック・ビルバオ
▽2/3(月)
《29:00》
ジローナ vs ラス・パルマス
PR
今週に終了したチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズではジローナが唯一の敗退となったが、バルセロナとアトレティコがCLでラウンド16ストレートイン。マドリー、レアル・ソシエダがプレーオフ進出。その強豪クラブは欧州の戦いに一区切りがついたなか、今節はラ・リーガの戦いに集中する。2位のアトレティコはFW浅野拓磨を擁する6位のマジョルカとの上位対決でリーガ3試合ぶりの勝利を目指す。アトレティコは前節、サスペンションや一部主力温存で臨んだビジャレアル戦を1-1のドローで終えた。MFリーノのゴールで追いついた後は攻勢を続けたものの勝ち切ることはできず。レガネス戦の敗戦に続く2戦未勝利となった。対するマジョルカは前節のレアル・ベティス戦の敗戦によって公式戦4試合連続無得点での連敗と苦戦が続く。途中出場の浅野はFWムリキとともにカウンターの起点を担ったが、味方の退場によって守備に追われる形で消化不良となった。難敵相手のアウェイゲームでもまずはセットした守備からカウンターを狙う構図に変わりはないが、少ないチャンスで仕留め切る勝負強さが求められる。
首位のマドリーは前節、FWムバッペのトリプレーテの活躍によってバジャドリーに3-0で完勝。リーグ4連勝を達成した。続くCLではトップ8には届かなかったものの、スタッド・ブレスト相手にFWロドリゴのドブレーテの活躍などで同じく3-0の完勝。好調を継続している。プリメーラ5連勝を期す今節は降格圏の18位に沈むエスパニョールとのアウェイゲームに臨む。今節はサスペンション明けのFWヴィニシウスが戦列に復帰しより攻撃陣に厚みが増しており、押し切りたいところだ。
3位のバルセロナは前節、バレンシア相手に7-1の圧勝。ラ・リーガ5戦ぶりの白星を挙げた。MFフレンキー・デ・ヨングの開始早々のゴールを皮切りに、MFフェルミン・ロペスのドブレーテなどで前半だけでマニータを達成。ターンオーバーにも成功し、最高の形で久々の白星を手にした。直近のアタランタ戦では2度のリードを守り切れず、ホームで2-2のドローも2位フィニッシュでラウンド16ストレートインを決めている。降格圏手前の17位に位置するアラベスをホームで迎え撃つ今節はラ・リーガ連勝を狙う。いくつかのポジションでターンオーバーも見込まれるが、アタランタ戦で異次元の活躍を見せたFWラミン・ヤマルの活躍に期待だ。
MF久保建英を擁する9位のソシエダは11位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。リーグ前節はヘタフェ相手にホームで0-3の惨敗。フル出場で孤軍奮闘だった久保も試合後に悔しさを露わにした。それでも、ELのPAOK戦では大幅にメンバーを入れ替えたなか、FWオスカールソンのドブレーテの活躍などで2-0の快勝。久保も後半半ば以降の途中出場で勝利に貢献した。これでプレーオフ進出を確定させたラ・レアルは、リーグ戦でも白星を取り戻すべく曲者オサスナと対戦。FWオヤルサバルらとともに先発復帰見込みの久保にはリーグ連敗ストップへの決定的な仕事を期待したい。
CL敗退の8位ジローナは15位のラス・パルマスと対戦。CLではアーセナル相手に善戦も、1-2で敗戦。これでラ・リーガ1本の戦いとなるなか、公式戦4連敗中のチームは後半戦でのヨーロッパ出場権獲得を目指し、下位相手に勝利を掴めるか。
ELリーグフェーズ2位フィニッシュの4位アスレティック・ビルバオは、10位のベティスと対戦。直近のビクトリア・プルゼニ戦ではホームで3-1の快勝を収め、公式戦3試合ぶりの勝利。良い形で今回のアウェイゲームに臨む。
その他ではバルセロナに衝撃的な大敗を喫した19位のバレンシアのリバウンドメンタリティ試される一戦にも注目だ。
《ラ・リーガ第22節》
▽1/31(金)
《29:00》
レガネス vs ラージョ
▽2/1(土)
《22:00》
ヘタフェ vs セビージャ
《24:15》
ビジャレアル vs バジャドリー
《26:30》
アトレティコ・マドリー vs マジョルカ
《29:00》
エスパニョール vs レアル・マドリー
▽2/2(日)
《22:00》
バルセロナ vs アラベス
《24:15》
バレンシア vs セルタ
《26:30》
オサスナ vs レアル・ソシエダ
《29:00》
ベティス vs アスレティック・ビルバオ
▽2/3(月)
《29:00》
ジローナ vs ラス・パルマス
PR
アントワーヌ・グリーズマン
浅野拓磨
アンヘル・コレア
ジュリアーノ・シメオネ
フレンキー・デ・ヨング
フェルミン・ロペス
ラミン・ヤマル
久保建英
アトレティコ・マドリー
バルセロナ
レアル・マドリー
マジョルカ
レアル・ソシエダ
アスレティック・ビルバオ
ジローナ
ラ・リーガ
アントワーヌ・グリーズマンの関連記事
アトレティコ・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
アントワーヌ・グリーズマンの人気記事ランキング
1
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat2
殊勲ドブレーテで劇的勝利に導いたアルバレス「チームに貢献できてとてもうれしい」
難敵レバークーゼン相手の劇的な逆転勝利に導いたアトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスだが、「チーム全体がとても重要」とあくまでチームとしての勝利を強調した。 アトレティコは21日、ホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節でレバークーゼンと対戦し、2-1で逆転勝利した。 守勢の前半にMFパブロ・バリオスが退場となる不運に見舞われた上、前半終了間際に先制点まで奪われたアトレティコ。その窮地でチームを救ったのが、マンチェスター・シティから今季加入のアルゼンチン人FWだった。 後半立ち上がりの52分にFWアントワーヌ・グリーズマンの背後を狙ったパスに反応し、DFヨナタン・ターを振り切ってボックス内に持ち込んで右足シュートを流し込み、チームに勇気を与える同点ゴールとした。 さらに、相手の退場で数的同数となった後半終了間際の90分にはFWアンヘル・コレアのお膳立てからボックス右でGKをかわして無人のゴールへ右足シュートを流し込み、ドブレーテを達成。難敵相手のレモンターダ完遂の立役者となった。 同試合後、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたストライカーは『UEFA.com』で劇的勝利に喜びを露わにした。 「犠牲、最後まで信じること、チームとして働くこと、謙虚さなど、あらゆる要素が少しずつ含まれている。僕らはこれまでずっとそれをやってきた。先発メンバーだけでなく、チーム全体が非常に重要なんだ」 「(勝利は)とてもうれしいよ。素晴らしい相手との試合で、厳しい試合になることはわかっていたからね。前半は試合が複雑になり、1人少ない状態で長時間プレーしなければならなかったけど、チームとしてそれを克服できた。チームとして、チャンスが来ることは分かっていたし、チャンスを活かすことができ、それが3ポイントを獲得できた理由だと思うよ」 チームに勝利をもたらした自身のゴールに関しては「彼は僕ら全員を良くしてくれ、素晴らしいパスだった。そういった細かい部分が違いを生むんだ」と、1点目をお膳立てしたグリーズマンを称賛しつつ、「チームに貢献できてとてもうれしい」となによりも結果に繋がったことを喜んだ。 「厳しい試合だったよ。(退場で)一人減って、その状況で競り合わなければならなかったなかで、同点ゴールを決めた。その後は勝ち続けられると感じたんだ。僕らは勝利に値したし、もしそれができていなかったら、終盤に優勢に戦っていたし、少し悔しい思いをしたかもしれないね。とにかく勝利が訪れることを願っていたんだ」 2025.01.22 13:55 Wed3
「とても誇らしい」イタリアにリベンジで首位通過のデシャン監督「ここで勝つことは常に誇りの源」
フランス代表のディディエ・デシャン監督が、逆転での首位通過を決めた敵地での勝利を誇った。 フランスは17日、敵地で行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2最終節のイタリア代表戦を3-1で勝利した。この結果、UNL準々決勝で各グループ首位との対戦を回避する形となった。 直近のイスラエル代表戦を低調なゴールレスドローで終えたなか、前回対戦のリベンジを狙った一戦では先発7人を変更。開始直後にDFリュカ・ディーニュの左CKをMFアドリアン・ラビオが頭で合わせて先制に成功すると、前半半ばにもディーニュの見事な直接FKが誘発したオウンゴールによって追加点を奪取。 前半を1点リードで終えると、後半半ばにはディーニュの正確なFKを再びラビオが頭で合わせて引き離すと、以降は守護神マイク・メニャンを中心とした守備で逃げ切った。 同試合後、デシャン監督は「とても誇らしい」とイスラエル戦からリバウンドメンタリティを示したチームの姿勢を称えた。フランス『レキップ』が指揮官のコメントを伝えている。 「効率性に欠けた試合(イスラエル戦)の3日後に達成したことを鑑みれば、これは大きな誇りだ。大きなチームを相手との対戦において状況は異なっていた。攻撃的なプレーヤーのポジショニングから始まり、我々は多くの非常に良いものを見せた。セットプレーで得点するのも久しぶりだ。ここで勝つことは常に誇りの源だ」 また、イタリアにリベンジを果たしての逆転での首位通過は、この勝利をより味わい深いものにしている。 「11月最後の試合に勝つのはいつでも良いことだ。次の試合は4カ月後だからね。批判は人生の一部だ。非常に高い期待があることも理解している。この6試合は新しいプレーヤーを見るためのものでもあった。それは将来の選択を複雑にするが、今夜この非常に重要な試合をプレーできたことは全員にとって非常に良いことだ」 FWアントワーヌ・グリーズマンの代表引退や、FWキリアン・ムバッペを巡るいくつかの問題にも晒されたなか、最終的に首位通過を果たしたUNLグループステージ全体については現時点で評価を下すことを拒否。改めてスタッフとともに分析したいとしている。 「6試合を考慮に入れなければならなく、少し時間がかかる。ワールドカップの前に私がやったように、結果があまり良くなかったとしても、それをやり遂げなければならなかった。経験の少ないプレーヤーたちとね…。今後スタッフと一緒に時間をかけてすべてを分析するつもりだ」 2024.11.18 09:10 Mon4
浅野拓磨を倒して“累積5枚目”…アトレティコがレアルとの勝ち点1差首位攻防戦で主軸センターバックを欠くことに
アトレティコ・マドリーは、宿敵レアル・マドリーとの首位攻防戦で主軸DFを欠く。 アトレティコは1日、ラ・リーガ第22節で日本代表FW浅野拓磨が出場したマジョルカに2-0と勝利。MFサムエウ・リーノの先制点に始まり、FWアントワーヌ・グリーズマンが締めた。 ラ・リーガ通算500試合の指揮となったディエゴ・シメオネ監督に花を添える3ポイント…2位アトレティコは8日、第23節で宿敵レアルとの「勝ち点1差」首位攻防戦に挑むこととなる。 しかし、マジョルカ戦では痛手も。 主軸センターバックのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンが70分、一瞬でギアを上げた浅野をファウルで倒してしまい、イエローカードを頂戴。レアル戦を次節に控え、これが累積「5枚目」となってしまったのだ。 これにより、ル・ノルマンはレアル戦の出場停止が確定。スペイン『Relevo』は、ル・ノルマンの浅野へのファウルシーンについて「不要だった」「避けることもできた」としている。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコ戦途中出場の浅野拓磨...左足ボレーはブロックに遭う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%85%E9%87%8E%E6%8B%93%E7%A3%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浅野拓磨</a> 67分から途中出場!<br><br>ペナルティエリア内での左足ボレーは<br>惜しくも相手DFのブロックに阻まれる<br><br>ラ・リーガ第22節<br>アトレティコ×マジョルカ<br>無料ハイライト配信中<br>視聴はこちら <a href="https://t.co/8bMGRFmMTH">https://t.co/8bMGRFmMTH</a><a href="https://twitter.com/hashtag/LaligaDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LaligaDAZN</a> <a href="https://t.co/7cAgePasFj">pic.twitter.com/7cAgePasFj</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1885833186409681150?ref_src=twsrc%5Etfw">February 1, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.02 16:50 Sun5
日本人差別疑惑を謝罪したグリーズマン、過去にもアジア人の喋り方をバカにして「ching chong」
日本人への差別的な言動について謝罪したバルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだが、問題となった投稿以外にもアジア人を侮辱した発言をしていたことが発見された。 グリーズマンと同僚のウスマーヌ・デンベレを巡っては、2019年夏に来日した際に、ホテルの一室に呼んだアジア人のスタッフに対し、デンベレが「醜い顔ばかりだ。PESをプレーするためだけなのに。恥ずかしくないのか?」「どんな後進国の言葉なんだ?」「お前の国は技術的に進んでいるのか?」と発言。それを聞いていたグリーズマンは何か言うことはなかったものの、笑顔でうなずく動画が流出し、問題となっていた。 グリーズマンは自身のツイッターを通じて「僕は常にどんな差別に対しても反対することを約束してきました。ここ数日、僕がそうではないと騙したいと思っている人たちがいます。僕に対する非難に断固として反論し、日本人の友人たちを怒らせてしまったことをお詫びします」と声明を発表。差別をするように見せかけられたと怒りを示しながらも、日本人に向けて謝罪していた。 この動画では自分から発信することはなかったグリーズマンだが、自身も過去にアジア人を侮辱するような発言を行っていた。 新たに問題となっているのは、2019年8月1日にバルセロナの公式YouTubeで公開されている動画の一場面だ。 プレシーズンツアーでバルセロナが来日した際、選手たちがプールに浸かって回復に勤しむ中、デンベレ、フランス代表DFサミュエル・ユムティティ、スペイン人MFカルレス・アレーニャが写真撮影。それを隣で見ていたグリーズマンがアジア人の発音を真似て「ching chong」と発言した。 「ching chong」とは、中国語が「チンチャンチョン」と繰り返し言っているように聞こえることから生まれた言葉で、中国人だけでなく東アジア人をからかう際に用いる言葉だ。 公式チャンネルでも公開されているように当時は特に問題視されなかった動画だが、グリーズマンとデンベレに差別疑惑が浮上してからはこの動画にも飛び火し、コメント欄にも人種差別を指摘する声が増えている状況だ。 日本で大きな話題となっている今回の騒動だが、まだまだ収集が付かなそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】グリーズマンがアジア人の発音を真似て「ching chong」と言った瞬間(4:40~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/IiaWji1ud_E?start=278" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJJWEp4M0xhMCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.07.06 18:05 Tueアトレティコ・マドリーの人気記事ランキング
1
久保建英は古巣・レアルと激突! バルサはアトレティコと準決勝で、決勝はエル・クラシコかダービーの可能性
12日、コパ・デル・レイ準決勝の組み合わせ抽選会が行われた。 準々決勝では2大会ぶりの制覇を狙うレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーとラ・リーガでも優勝を争う3チームが順当に勝利。日本代表MF久保建英を擁するレアル・ソシエダもベスト4進出を叶えた。 今回の抽選会では、バルセロナ対アトレティコ、ソシエダ対マドリーで対戦カードが決定。1stレグはバルセロナとソシエダ、2ndレグはアトレティコとマドリーがそれぞれホームで戦う。 なお、準決勝は1stレグが2月25日から27日、2ndレグが4月1日から3日にかけて行われる。 ◆コパ・デル・レイ準決勝 対戦カード バルセロナ vs アトレティコ・マドリー レアル・ソシエダ vs レアル・マドリー 2025.02.12 22:55 Wed2
バイエルンやPSGら強豪4クラブ、クリスタル・パレスのジェシー・デリー17歳に熱視線…U-18チームでは27戦20発
クリスタル・パレスのU-19イングランド代表MFジェシー・デリー(17)に、欧州のトップクラブが熱視線を送っているという。 ジェシー・デリーは、日本代表MF鎌田大地が所属するC・パレスのU-18チームに登録されるワイドアタッカーまたはセンターフォワード。 世代別イングランド代表の常連で、これまでトップチーム帯同はないが、昨秋からはU-18チームに籍を残しつつ、軸足がU-21チームへ。昨年12月までにU-18で公式戦27試合20得点を叩き出し、U-21に引き上げられた格好だ。 そんなジェシー・デリーに対し、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、バイエルン、ユベントス、アトレティコ・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)が熱視線。実際にスカウトをイギリスへ派遣しているという。 まだプロ契約を締結していないなか、同紙いわく「C・パレスU-21は選手層が非常に厚い」とのこと。ジェシー・デリーがトップチームでプレーするメドは立たず、上述のクラブらは獲得のチャンスを小さくないと睨んでいるそうだ。 2025.02.11 16:15 Tue3
【ラ・リーガ第23節プレビュー】首位攻防となる激戦必至の首都決戦!
先週末に行われた第22節では首位のレアル・マドリーが下位に沈むエスパニョールに苦杯を舐めると、アトレティコ・マドリー、バルセロナが勝ち点3を積み上げて上位争いがより活性化された。 慌ただしい今冬の移籍市場が閉幕し、週明けにはチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の重要なプレーオフを控えるなかで開催される第23節。そして、今節は1ポイント差でマドリードの両雄が激突するマドリード・ダービーに大きな注目が集まる。 マドリーは前節、エスパニョールとのアウェイゲームで0-1の敗戦。終始、ボールの主導権を握りながらも粘り強い相手の守備に手を焼くと、後半終盤に前がかりな背後を突かれる形で痛恨の失点を喫し、リーグ6戦ぶりの敗戦となった。FWムバッペに対する危険なタックルが流される不運に加え、鉄人リュディガーがハムストリングのケガで負傷と踏んだり蹴ったりの一戦に。 それでも、直近のコパ・デル・レイ準々決勝ではレガネスに2点差を追いつかれる失態はあったものの、カスティージャでゴールを量産するFWゴンサロ・ガルシアのファーストチーム初ゴールの活躍によって3-2の劇的勝利を収め、厳しい状況ながらもダービーへ弾みを付ける勝利を得た。週明けにマンチェスター・シティとの重要なプレーオフを控える首位攻防戦ではディフェンスラインに不安を抱えての戦いとなるため、直近2試合での不遜な態度が不興を買ったFWヴィニシウス・ジュニオールを筆頭に攻撃陣の奮起を求めたい。 対する2位のアトレティコは前節マジョルカと対戦し、好調のMFサムエウ・リーノのゴールにFWグリーズマンの芸術的なミドルループで2-0の勝利を収め、シメオネ監督のラ・リーガ通算500試合目のメモリアルゲームを見事に白星で飾った。続くコパではヘタフェにFWジュリアーノ・シメオネのドブレーテの活躍などでマニータの圧勝。主力のプレータイムをコントロールした上、対戦相手と異なりラウンド16ストレートインを決めていることで、今回の大一番に全力を注ぐことができる。首位奪還へ敵地での勝ち点3が求められるなか、マドリーの急造ディフェンスラインに対してアグレッシブな戦いを期待したい。 そのライバルの潰し合いを期待しつつ、リーグ3連勝を狙う3位のバルセロナ。今節は直近1勝3分けで4試合無敗の12位セビージャとのアウェイゲームに臨む。前節はアラベスのファウルを辞さない激しいプレーに手を焼いたものの、FWレヴァンドフスキのゴールを守り切ってウノセロ勝利。続くコパでは前回のリーグ戦で7-1と圧勝したバレンシア相手に若干のターンオーバーを敢行したが、FWフェラン・トーレスのトリプレーテの活躍などでマニータの圧勝。公式戦2試合連続クリーンシートと攻守に状態を上げている。束の間の休養を得たレヴァンドフスキらが復帰となる今節ではルケバキオ、バルガスの背後への飛び出しをケアしつつ、きっちりチャンスで決め切りたい。 MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、マドリー撃破で降格圏を脱出した17位のエスパニョールと対戦。リーグ前節はオサスナに1-2の敗戦を喫し、今季ワーストのリーグ3連敗を喫したラ・レアルだが、コパでの再戦では退場者を出した相手に2-0の完勝。ここ数試合フラストレーションが溜まる久保も先制点の起点となるなど上々のパフォーマンスをみせ、ひとまず溜飲を下げた。その勢いを活かしたいエスパニョール戦では堅守速攻を徹底してくる相手に対して、久保の個での打開力が攻撃の突破口となりそうだ。 FW浅野拓磨を擁する9位のマジョルカは、直近の公式戦5試合無得点での全敗と深刻な不振に陥る。前節はアトレティコ相手に粘りの守備こそ見せたが、攻撃ではほぼ見せ場を作れずに敗戦となった。同勝ち点で8位のオサスナとのホームゲームでは日程面とホームアドバンテージを活かしつつ、攻撃面での修正が連敗ストップのカギになる。引き続き途中投入が見込まれる浅野には苦境のチームを救う決定的な仕事を求めたい。 前節、ベティス相手に2度のビハインドを追いついたものの、勝ち点3を逃した4位のアスレティック・ビルバオは7位のジローナとの上位対決に挑む。公式戦連敗ストップで息を吹き返したアウェイチーム相手に好勝負が期待できそうだ。 その他ではカピタンのMFキリアン・ロドリゲスが癌の再発によって今季全休を発表した15位ラス・パルマスと5位ビジャレアルの一戦、今冬の移籍市場最終盤に積極的な動きを見せた14位ヘタフェや最下位バジャドリーといったクラブの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第23節》 ▽2/7(金) 《29:00》 ラージョ vs バジャドリー ▽2/8(土) 《22:00》 セルタ vs ベティス 《24:15》 アスレティック・ビルバオ vs ジローナ 《26:30》 ラス・パルマス vs ビジャレアル 《29:00》 レアル・マドリー vs アトレティコ ▽2/9(日) 《22:00》 アラベス vs ヘタフェ 《24:15》 バレンシア vs レガネス 《26:30》 レアル・ソシエダ vs エスパニョール 《29:00》 セビージャ vs バルセロナ ▽2/10(月) 《29:00》 マジョルカ vs オサスナ 2025.02.07 19:00 Fri4
【ラ・リーガ第24節プレビュー】2pt差の三つ巴タイトルレース! シティ戦控える首位マドリーは敵地でオサスナ戦
先週末に行われた第23節では首位攻防のマドリード・ダービーが痛み分けに終わったなか、バルセロナの快勝によってタイトルレースは2ポイント差の三つ巴の形となった。 ヨーロッパのノックアウトフェーズ・プレーオフの谷間での開催となる今節は、3強が中位付近の相手と対戦する。 首位のマドリーは今節、9位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。ホーム開催となったダービーでは物議醸すPKで先制点を奪われたが、FWキリアン・ムバッペのゴールによって同点に追いついて1-1のドローに持ち込んだ。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティ相手に2度の先行を許したが、古巣対戦のMFブラヒム・ディアス、MFベリンガムの後半終盤の連続ゴールによって3-2の劇的逆転勝利。最高の状況でスペインに戻ってきた。 19日にホームでの2ndレグを控えるなか、今回のアウェイゲームではリーグ戦も落とせない状況ながらも幾つかのポジションでターンオーバーを採用する可能性が高い。2ndレグで復帰の可能性が高いDFアラバとDFリュディガーを試運転できるかは微妙なところだが、ブラヒム・ディアスやDFフラン・ガルシア、MFモドリッチといった選手の活躍を期待したいところだ。 そのマドリーと痛み分けとなり、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ・マドリーは、12位のセルタとのホームゲームに挑む。対戦相手のセルタは直近のベティス戦で2点ビハインドを引っくり返すレモンターダで勢いに乗る。その侮れない相手に対して、勝ち切る上ではマドリー戦でやや停滞した攻撃陣の活躍が必須。FWグリーズマンや途中出場で消化不良に終わったFWセルロートらにうっ憤を晴らすプレーを期待したい。 3位のバルセロナは前節、MFフェルミン・ロペスの退場、DFアラウホの再負傷とアクシデントに見舞われたものの、FWレヴァンドフスキやFWハフィーニャの主役組にDFエリック・ガルシアのゴールで4-1と快勝。マドリードの2強が潰し合ったなか、唯一の勝ち組となった。 リーグ連勝の勢いに乗って臨む今節は6位のラージョとのホームゲームに臨む。CLでのラウンド16ストレートインによって久々に十分な休養を得て臨むマンデーナイトの一戦に向けては、対戦相手が3連勝の難敵ではあるものの、通常規格のホームのピッチで戦えることもあり、相手の激しいプレスをいなしながら、コンパクトな守備ブロック攻略を図りたい。そのなかで今季リーグ戦20ゴール到達へ王手をかけたFWレヴァンドフスキの躍動に期待だ。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダは、公式戦4連勝を懸けて11位ベティスとのアウェイゲームに臨む。一部主力を温存した前節のエスパニョール戦を試合終盤のMFブライス・メンデスのゴールで2-1と競り勝ったラ・レアル。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)のミッティラン戦では一部ポジションでメンバーを入れ替えたものの、ブライス・メンデスの公式戦3試合連続ゴールに、久保のカットインミドルのゴラッソを守り抜いて2-1の勝利を収めた。最少得点差ということもあり、週明けに控えるホームでのリターンレグへ引き続きターンオーバーが見込まれるが、サスペンションとなるDFアランブル、MFスビメンディの2選手やここにきて少しずつ結果を出しているFWベッカー、FWオスカールソンらの活躍に期待したい。 一方、ヘントとのカンファレンスリーグ(ECL)の初戦を3-0で完勝したベティスは大逆転負けのセルタ戦ショックを払拭。ラ・レアルに比べて、週明けのリターンレグにメンバーを落として臨めるなか、マンチェスター・ユナイテッドからの新加入で早くもエース級の仕事を見せているFWアントニーのパフォーマンスに注目だ。 FW浅野拓磨の所属する10位マジョルカは、公式戦7戦ぶりの白星を懸けて15位のラス・パルマスと対戦。前節はオサスナ相手にFWムリキのPKによるゴールで公式戦6試合ぶりのゴールを記録したが、土壇場の失点で追いつかれて連敗を「5」でストップするにとどまった。不振脱却へ半歩進んだチームは、今回の一戦では流れのなかでの得点、複数得点を目指しつつ途中出場が続く日本代表FWの奮起にも期待だ。 その他では5位のビジャレアルと18位のバレンシアによる自治州ダービー、17位のレガネスvs19位のアラベスの残留争い直接対決。4位のアスレティック・ビルバオの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第24節》 ▽2/14(金) 《29:00》 ジローナ vs ヘタフェ ▽2/15(土) 《22:00》 レガネス vs アラベス 《24:15》 オサスナ vs レアル・マドリー 《26:30》 アトレティコ vs セルタ 《29:00》 ビジャレアル vs バレンシア ▽2/16(日) 《22:00》 エスパニョール vs アスレティック・ビルバオ 《24:15》 バジャドリー vs セビージャ 《26:30》 マジョルカ vs ラス・パルマス 《29:00》 ベティス vs レアル・ソシエダ ▽2/17(月) 《29:00》 バルセロナ vs ラージョ 2025.02.14 19:00 Fri5