「私は自負を打ち砕かれた」クラウチ氏が9年半契約ハーランドを称える「アラン・シアラーの“260得点”も今や危うい」

2025.01.19 15:40 Sun
ピーター・クラウチ氏 アーリング・ハーランド
Getty Images
ピーター・クラウチ氏 アーリング・ハーランド
ピーター・クラウチ氏がマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに言及した。イギリス『ミラー』が伝える。
PR
身長2m超えのセンターフォワード、独特のゴールセレブレーションと愉快なキャラクターで世界的人気を博したクラウチ氏。リバプールやトッテナム、ストーク・シティなどで活躍した。現在解説業で活躍するなか、先日シティとの「9年半契約」が発表されたハーランドに言及。当代屈指のゴールマシーンを称えた。
「言うまでもなく、彼は信じられないほどの才能を有し、ピッチでもそれを発揮する。適切なお膳立てがある限り、今後もネットを揺らし続けるだろうね。私もヘディング弾が多いという自負があったが、彼のそれに打ち砕かれた」

「9年半契約? それは奇妙としか言えないがね。本当に奇怪だ(笑) よくわからないんだが、そんなオファーを出したシティからすれば、当然のことだと思っているのだろう」
「シティもクラブとしてハーランドの価値を維持してきた。契約解除条項もないようだし、今後10年、その価値を維持することも視野に入っているだろう。衰えることなく、ますます良くなるばかりだと確信しているよ」

アラン・シアラーの『260』も今や危うくなっている。ハーランドがこの記録を塗り替えるだろうね。ハリー・ケインがイングランドを去り、シアラーは喜んでいたのだが(笑)」

クラウチ氏は、現在24歳のハーランドが将来的にプレミアリーグ最多得点記録「260」さえも塗り替えると予想した。

◆プレミアリーグ得点記録
1位 アラン・シアラー 260得点
2位 ハリー・ケイン 213得点
3位 ウェイン・ルーニー 208得点
4位 アンドリュー・コール 187得点
5位 セルヒオ・アグエロ 184得点
・・・
30位 ピーター・クラウチ 106得点
・・・
61位 アーリング・ハーランド 79得点

PR

アーリング・ハーランドの関連記事

マンチェスター・シティのイングランド代表DFジョン・ストーンズが、チャンピオンズリーグ(CL)での手痛い敗北を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 ストーンズは11日にホームで行われたCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグのレアル・マドリー戦で先発。試合はアーリング・ハーランドの2ゴールもあって終盤 2025.02.12 11:45 Wed
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での逆転負けを嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 11日、シティはホームにおいて行われたCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでレアル・マドリーと対戦。序盤から一進一退の攻防が続くも、FWアーリング・ハーランドが 2025.02.12 10:10 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、マンチェスター・シティvsレアル・マドリーが11日にシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムで行われ、アウェイのマドリーが2-3で逆転勝利した。 4シーズン連続の優勝候補対決は、ラウンド16進出を懸けたまさかのタイミングでの実現となった。 2025.02.12 07:11 Wed
冬の移籍市場が終了したばかりだが、すでに夏の補強について各クラブが動きを見せている。その中で、レアル・マドリーが守備の補強に動き出している。 昨夏はフランス代表FWキリアン・ムバッペをパリ・サンジェルマン(PSG)から獲得したマドリー。マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得にも強い 2025.02.07 18:25 Fri
アーセナルのミケル・アルテタ監督にとっては、多くの意味で辛い夜になったようだ。 アーセナルは5日、敵地にて行われたEFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグでニューカッスルと対戦。ホームでの1stレグを0-2で落とし、非常に厳しい状況の中で迎えた一戦は、前半に失点を許す苦しい展開に。後半もホームの大声援を受け 2025.02.06 16:40 Thu

マンチェスター・シティの関連記事

マンチェスター・シティのイングランド代表DFジョン・ストーンズが、チャンピオンズリーグ(CL)での手痛い敗北を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 ストーンズは11日にホームで行われたCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグのレアル・マドリー戦で先発。試合はアーリング・ハーランドの2ゴールもあって終盤 2025.02.12 11:45 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 マドリーは11日、敵地にて行われたCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでマンチェスター・シティと対戦。注目の強豪対決は前半に失点を許すも、後半に入ってキリアン・ムバッペのゴ 2025.02.12 11:05 Wed
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での逆転負けを嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 11日、シティはホームにおいて行われたCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでレアル・マドリーと対戦。序盤から一進一退の攻防が続くも、FWアーリング・ハーランドが 2025.02.12 10:10 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、マンチェスター・シティvsレアル・マドリーが11日にシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムで行われ、アウェイのマドリーが2-3で逆転勝利した。 4シーズン連続の優勝候補対決は、ラウンド16進出を懸けたまさかのタイミングでの実現となった。 2025.02.12 07:11 Wed
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、レアル・マドリーとの大一番に向け、チームに「特別な何か」があることを再び示すように促した。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 新フォーマット変更のチャンピオンズリーグ(CL)でも優勝候補の一角に挙がっていたシティ。しかし、4連覇中のプレミ 2025.02.11 23:00 Tue

プレミアリーグの関連記事

エバートンのデイビッド・モイーズ監督が、劇的ドローに持ち込んだグディソン・パークでのラストダービーを振り返った。 プレミアリーグ3連勝とモイーズ新体制で示すエバートンは12日、悪天候の影響で延期となっていた第15節延期分でリバプールとのマージーサイド・ダービーを戦い、2-2のドローで終えた。 通算245回目 2025.02.13 10:45 Thu
チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが2カ月の戦線離脱を強いられる見込みだ。イギリス『フットボール・ロンドン』など複数メディアが報じている。 今季のプレミアリーグで23試合9ゴール5アシストを記録するジャクソンは、3日に行われたウェストハム戦で左ハムストリングを負傷。その後、同箇所の筋断裂が確認され、 2025.02.13 07:43 Thu
プレミアリーグ第15節延期分、エバートンvsリバプールが12日にグディソン・パークで行われ、2-2のドローに終わった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 リーグ3連勝での首位快走にEFLカップでは逆転でファイナル進出を果たしたリバプール。しかし、主力温存で臨んだ直近のFAカップではチャ 2025.02.13 06:46 Thu
オーナーが代わっても、監督が代わっても事態が全く好転しないマンチェスター・ユナイテッド。さらなる人員削減に動くことになるという。イギリス『BBC』が伝えた。 共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏。かつての名門クラブであるユナイテッドは過去3年間で3億ポンド(約574億円)近い損失を出しており、5年間では3億7 2025.02.12 23:55 Wed
アーセナルが恐れていた最悪の事態が待ち受けているかもしれない。 2年連続でプレミアリーグ2位に終わったアーセナル。悲願のプレミアリーグ制覇に向けて今シーズンも上位につけており、首位のリバプールを追いかける2位につけている。 チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16にストレートイン。2つのタイトル獲得を目 2025.02.12 22:10 Wed

記事をさがす

アーリング・ハーランドの人気記事ランキング

1

レアルは夏にCB補強を目指す? ターゲットはアーセナルのDFサリバ、史上最高額の移籍金に?

冬の移籍市場が終了したばかりだが、すでに夏の補強について各クラブが動きを見せている。その中で、レアル・マドリーが守備の補強に動き出している。 昨夏はフランス代表FWキリアン・ムバッペをパリ・サンジェルマン(PSG)から獲得したマドリー。マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得にも強い関心を示していたが、シティとの長期契約を結んだことでこの話は無くなった。 前線に関してはブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがサウジアラビアから強い関心を寄せられているが、本人がどういった決断をするかに注目が。5年10億ドルという年俸とも言われる条件は破格と言える。 また、ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスにも他のクラブから関心を寄せている中で、マドリーはチームの一員として考えており、放出する気はない。 そんな中、守備の補強も必要な状況に。その中で優先的に獲得を目指しているのが、アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバ(23)だという。 サリバは2019年7月にサンテチェンヌから完全移籍で加入。サンテチェンヌ、ニース、マルセイユへのレンタル移籍を経験。2022年6月に復帰すると、瞬く間に最終ラインの要となった。 アーセナルでは公式戦116試合で7ゴール2アシストを記録。スピードに優れた守備対応に加え、ビルドアップの点でも大きな戦力となっており、アーセナルは手放す気は全くない。 マドリーがどれだけの金額を積むのかは不明だが、アーセナルはそれに勝る条件を出す必要がある状況。史上最高額の移籍金が設定されるディフェンダーになる可能性もあるとのことだ。 2025.02.07 18:25 Fri
2

無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?

プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu
3

「アルテタ、ボールのせいだな!」EFL杯で会心勝利のニューカッスル、ファン・クラブともアルテタ監督の過去の発言を揶揄

アーセナルのミケル・アルテタ監督にとっては、多くの意味で辛い夜になったようだ。 アーセナルは5日、敵地にて行われたEFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグでニューカッスルと対戦。ホームでの1stレグを0-2で落とし、非常に厳しい状況の中で迎えた一戦は、前半に失点を許す苦しい展開に。後半もホームの大声援を受ける相手からゴールを奪えず、逆に決定的となる2失点目を許すとそのまま0-2で敗れた。 イギリス『ミラー』によるとこの試合中、セント・ジェームズ・パークに集ったニューカッスルファンからは、アルテタ監督に対するあるチャントが発生。それは「ミケル・アルテタ、ボールのせいだな!」という内容だった。 これは1stレグで敗れた際、アルテタ監督が「プレミアリーグのボールとはまったく違うので、それに適応しなければならない。飛び方も触ったときのグリップもまったく違う」とコメントしたのが事の発端に。敗戦の理由の一つをボールに求めた指揮官を、揶揄する意味合いが込められていた。 また、ファンだけでなくニューカッスルもこのアルテタ監督のコメントには思うところがあった模様。2ndレグ終了後、公式Xにてボールの画像に『犯人』とキャプションをつけて投稿している。 つい先日までは、マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドが過去にした「Stay Humble(謙虚でいろよ)」の発言がアーセナルファンの間で大いに揶揄されていたが、今回は過去のアルテタ監督の発言を弄られる形に。ある意味、プレミアリーグらしい光景と言えるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【画像】快勝ニューカッスルが皮肉混じり?の投稿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The culprit: <a href="https://t.co/nmPO1nym1z">pic.twitter.com/nmPO1nym1z</a></p>&mdash; Newcastle United (@NUFC) <a href="https://twitter.com/NUFC/status/1887266289355202958?ref_src=twsrc%5Etfw">February 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.06 16:40 Thu
4

ベリンガム後半AT弾の王者マドリーが敵地で劇的逆転勝利! シティはハーランド2発で2度先行も痛恨ミスで厳しい敗戦に【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、マンチェスター・シティvsレアル・マドリーが11日にシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムで行われ、アウェイのマドリーが2-3で逆転勝利した。 4シーズン連続の優勝候補対決は、ラウンド16進出を懸けたまさかのタイミングでの実現となった。 新フォーマット変更のCLでも優勝候補の一角に挙がっていたシティだったが、リーグフェーズではまさかの大苦戦。敗退こそ免れたものの、22位フィニッシュでプレーオフに回る形となった。直近のFAカップでは3部相手に2-1勝利も、プレミアリーグではアーセナルに1-5の大敗を喫した不振続くチームはホーム開催の大一番初戦でそのリーグ戦から先発5人を変更。守護神エデルソンが復帰したほか、ルベン・ディアスとアケが復帰のディフェンスラインはセンターバック4枚で構成され、コバチッチがベンチスタートの中盤にストーンズが入った。 一方、前大会王者ながら12位フィニッシュでラウンド16ストレートインを逃したマドリー。直近のラ・リーガではホーム開催のマドリード・ダービーを1-1のドローで終え、首位キープとはなったものの、三つ巴の痺れるタイトルレースに身を置く。その消耗激しいダービーから中2日で臨んだアウェイゲームでは先発2人を変更。フラン・ガルシアに代えてメンディを起用し、負傷でメンバー外のルーカス・バスケスに代わってカマヴィンガをピボーテ配置。バルベルデを右サイドバックに回した。 立ち上がり数分は様子見の入りとなったが、10分を過ぎてアウェイのマドリーの高速カウンターとハイライン攻略を意識した攻めが出始める。 11分にはヴィニシウスのスルーパスで右サイドを抜け出したムバッペがボックス内に持ち込んで右足シュートを枠に飛ばすが、ここはGKエデルソンの好守に遭う。さらに、直後の12分にはロドリゴのカットインからの絶妙な浮き球パスを起点にボックス内のヴィニシウス、メンディが連続シュートを放つが、ここはDFアケの見事なシュートブロックに阻まれて先制点を奪い切れず。 守備的な布陣を採用しながらも冷や汗をかく展開が続いたが、これを凌いだホームチームはファーストチャンスをものの見事に先制点に結びつけた。 19分、ハーフウェイライン付近の左サイドでグヴァルディオルがハーランドを走らせる縦パスを供給。ボックス付近でタメを作った背番号9からボールを引き取ったグリーリッシュの浮き球パスをアンダーラップしたグヴァルディオルが胸で落とすと、これに反応したハーランドがゴール左からGKクルトワの肩口を抜く左足シュートをゴールネットに流し込んだ。 左での見事な崩しとエースの決定力によって先制に成功したシティ。以降は反撃の姿勢を示したマドリーの攻撃を冷静に受け止めながらゲームコントロールを意識する。だが、30分には足を痛めたグリーリッシュがプレー続行不可能となり、フォーデンのスクランブル投入を余儀なくされる。こでフォーデンが右、サヴィオが左にポジションを変えた。 前半終盤にかけて試合は一進一退の攻防となる。35分には途中出場のフォーデンの左足ミドルシュートに、デ・ブライネの左CKに頭で合わせたアカンジのヘディングシュートでシティが2点目に迫るが、ここはGKクルトワの好守とクロスバーに阻まれる。 一方、マドリーは25分のヴィニシウスのクロスバー直撃のシュート以降はやや攻撃が停滞していたが、40分を過ぎた辺りからバルベルデのミドルシュート、ボックス左で完全にフリーとなったムバッペのシュートチャンスなど決定機まで持ち込んだが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 迎えた後半、1点リードのシティはグリーリッシュに続いて前半終盤に鼠径部を気にしていたアカンジがプレー続行不可能となり、リコ・ルイスを右サイドバックに投入した。 立ち上がりはハーランドを起点にシティがゴールに迫るが、マドリーもヴィニシウス、ロドリゴの両ウイングを起点にチャンスを創出。しかし、ベリンガムのヘディングシュートは枠の右、ムバッペのゴール至近距離からのダイレクトシュートはGKエデルソンの守備範囲となった。 それでも、ゴールを匂わせ始めたマドリーはここまで2度の決定機を逃していたエースストライカーが3度目のチャンスをモノにする。60分、ボックス手前の好位置で得たFKの場面でロドリゴがずらしたボールをバルベルデがすかさずシュート。これは壁下でブロックに阻まれるが、こぼれに反応したセバージョスが浮き球でゴール前のスペースに落とすと、抜け目なく飛び出したムバッペの右脛付近に当たった当たり損ねのダイレクトボレーが絶妙なループシュートの形でゴール右隅に決まった。 ハーランド、ムバッペと稀代のゴールスコアラーの競演によって1-1の振り出しに戻った試合。シティは失点前から準備していたコバチッチをアケに代えて投入し、ストーンズがセンターバックにポジションを下げた。 ここから試合はよりオープンな攻防が目立つと、マドリーの快足アタッカー陣が存在感を増していく。そして、ロングカウンターやオープンスペースでのドリブル突破を軸にチャンスを生み出し、バルベルデのボックス右からの対角シュートやゴール前に抜け出したベリンガムのシュートで逆転ゴールというシーンまで持って行くが、ここはシティの守護神エデルソンがスーパーセーブで阻止。 すると、シティが再びボールを保持して少しずつ押し返していくと、その流れから勝ち越しゴールが生まれる。77分、ボックス付近で内側にドリブルで切り込んだフォーデンがセバージョスに倒されてPKを獲得。これをキッカーのハーランドが冷静にGKクルトワの飛んだ逆の左隅へ蹴り込んだ。 このゴールを受けて両ベンチが慌ただしく動く。逃げ切りを図るホームチームは84分、デ・ブライネとサヴィオを下げてギュンドアン、マーモウシュを投入。これに対してマドリーはセバージョス、ロドリゴを下げてモドリッチ、ブラヒム・ディアスを続けて投入すると、この交代策が試合終盤の劇的な展開をもたらした。 86分、マドリーは相手陣内中央でのベリンガムのボール奪取から右サイドに展開。ボックス右に持ち込んだヴィニシウスのシュートはGKエデルソンにはじき出されたが、こぼれ球にいち早く反応したブラヒム・ディアスが右足シュートをゴール左隅に流し込み、古巣相手に痛烈な恩返しゴールを叩き込んだ。 その後、敵地で2度追いついての引き分けを良しとするマドリーは、後半アディショナルタイムにムバッペを下げてフラン・ガルシアを投入。2-2を維持する戦い方を選択。これに対してシティは3点目を奪いに行くが、結果的に土壇場でゴールを挙げたのは守りに入ったアウェイチームだった。 92分、コバチッチのやや軽率なバックパスとリコ・ルイスのアラート差を欠くプレーによってヴィニシウスが背後へ抜け出すと、飛び出したGKエデルソンの寸前で放ったループシュートは枠を外れていたものの、足を止めずにボールに追いついたベリンガムが冷静に無人のゴールへ流し込み、劇的過ぎる逆転ゴールとした。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ハーランドに2ゴールを決められるも、見事な粘りと勝負強さを発揮した王者マドリーが敵地で2-3の先勝。1週間後に19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグへ大きなアドバンテージを手にした。 マンチェスター・シティ 2-3 レアル・マドリー 【マンチェスター・C】 アーリング・ハーランド(前19、後35[PK]) 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(後15) ブラヒム・ディアス(後41) ジュード・ベリンガム(後47) 2025.02.12 07:11 Wed
5

アーセナルが因縁シティを5発粉砕! リーグ連勝でタイトルレースに踏みとどまる【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第24節、アーセナルvsマンチェスター・シティが2日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが5-1で圧勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 1試合未消化の首位チームを6ポイント差で追う2位のアーセナル(勝ち点47)。前節はウォルバーハンプトン相手に1-0で競り勝って大きな勝ち点3を手にしたアルテタのチームは、続くチャンピオンズリーグ(CL)でもジローナに2-1の勝利。きっちり3位でのラウンド16ストレートインを決めた。良い流れで臨んだ天敵とのホーム開催の大一番では先発7人を変更。守護神ラヤやサリバ、ライスが復帰し、3トップは右からマルティネッリ、ハヴァーツ、トロサールの並びとなった。 対する4位のシティ(勝ち点41)は前節、チェルシーとのビッグマッチに3-1で逆転勝利。さらに、逆転でのプレーオフ進出へ勝ち点3必須のCLクラブ・ブルージュ戦では同じく先制を許す難しい展開となったが、再び3-1の逆転勝利を収めて敗退の危機を脱した。その2つの逆転勝利の勢いに乗って敵地へ乗り込んだ一戦では先発3人を変更。コンディションの問題でベンチ外の守護神エデルソンに代えてオルテガを起用し、デ・ブライネとギュンドアンに代えてマーモウシュ、サヴィオが起用された。 首位快走のリバプールを追うガナーズと、熾烈なトップ4争いに身を置くシティズンズによる重要な上位対決は開始早々に動く。 2分、前線からプレスを仕掛けたアーセナルがボックス手前でストーンズから横パスを受けたアカンジを囲んでライスがパスカット。このこぼれを引き取ったハヴァーツがボックス左で折り返したボールを、ウーデゴールがコースを狙った左足シュートでゴールネットへ流し込んだ。 チェルシー戦を彷彿とさせる拙い入りでいきなりのビハインドを背負ったシティは、以降もホームチームの圧力に晒される。7分にはボックス右に抜け出したマルティネッリにチップキックでゴールネットを揺らされるが、ここはオフサイド判定で事なきを得た。 15分を過ぎた辺りからボールを保持して徐々に相手陣内でのプレーを増やし始めたシティ。23分にはマーモウシュの左CKをグヴァルディオルがドンピシャのヘッドで合わすが、こはGKラヤの驚異的なセーブとクロスバーを叩く。この直後にはマーモウシュがDF2枚を鋭いカットインでかわしてポケットに走り込むサヴィオにラストパスを通すが、左足シュートはサイドネットを叩く。 一方、立ち上がり以降は相手にボールを持たせながらカウンター主体の戦いで追加点を目指すアーセナル。26分にはGKオルテガから縦パスを受けたコバチッチをライスが潰し、こぼれをペナルティアーク付近で受けたハヴァーツにビッグチャンスが舞い込むが、ここはコースを狙いすぎた結果、枠の右へ外してしまい、痛恨の決定機逸となった。 互いに決定機を作り合った前半半ばを経て試合は徐々にシティペースに。より安定した保持でアーセナルを深い位置まで押し込むと、波状攻撃でゴールへ迫ったが、サヴィオ、コバチッチのボックス内での際どいシュートはGKラヤが好守で阻んだ。 結局、アーセナルの1点リードで折り返した試合は後半も同じ22人でスタート。立ち上がりは拮抗した展開となったが、続けざまにスコアが動く。 まずは55分、右サイド深くでサイドチェンジを受けたヌネスがタメを作ってフォーデン、サヴィオと繋ぐと、サヴィオがボックス右で巧みな反転から上げた柔らかなクロスをファーでDFサリバの前に入ったハーランドがゴール右隅へヘディングシュートを流し込んだ。 この同点ゴールで一気にシティペースかに思われたが、直後の57分にはフォーデンの自陣での不用意な横パスをカットしたトーマスがペナルティアーク付近まで運んで右足を一閃。これがDFストーンズの背中に当たって大きくコースが変わってゴール左隅の完璧なコースに突き刺さった。 同点に追い付かれてからわずか2分で勝ち越したホームチームは、畳みかける攻めを見せる。62分、左サイドで押し込んだ形からライスの横パスをハーフスペースで受けたルイス=スケリーがそのままボックス内に侵入。細かい右への運びでシュートコースを作り出し、利き足とは逆の右足シュートを右隅へ飛ばすと、GKオルテガの手をはじいたボールがゴールネットに吸い込まれた。 18歳の見事なプレミアリーグ初ゴールで一気に点差を広げたアーセナルは完全に試合の流れを掌握。これに対してジリ貧のシティはマーモウシュ、フォーデンを諦めてマカティー、デ・ブライネを同時投入。しかし、この交代策も流れを変える一手とはならず。 76分には右のマルティネッリの突破から仕掛けたロングカウンターでボックス右でパスを受けたハヴァーツが見事なカットインからの左足シュートをゴール左隅に突き刺し、前半の決定機逸を見事に払拭した。 さらに、試合終盤にメンバーを入れ替えたガナーズは後半終了間際の93分には右サイドでライスからのサイドチェンジを受けた途中出場のヌワネリがジローナ戦の再現かのような左足のコントロールシュートをゴール左隅に突き刺し、この日のゴールショーを締めくくった。 この結果、天敵シティを5-1で粉砕したアーセナルがリーグ連勝を飾り、リバプールとのリーグタイトルレースに踏みとどまる勝ち点3を奪取。一方、敵地で惨敗のシティは逆転での5連覇が絶望的となった。 アーセナル 5-1 マンチェスター・シティ 【アーセナル】 マルティン・ウーデゴール(前2) トーマス・パルティ(後12) マイルズ・ルイス=スケリー(後17) カイ・ハヴァーツ(後31) イーサン・ヌワネリ(後48) 【マンチェスター・C】 アーリング・ハーランド(後10) 2025.02.03 03:45 Mon

マンチェスター・シティの人気記事ランキング

1

ペップも敵ながら称賛「なんてゴールだ」、3部クラブMFがシティ相手に決めたスーパーゴールはオウンゴールに…それでも称賛集める「一生忘れられないゴール」

8日に行われたFAカップ4回戦で衝撃のゴールが生まれたが、残念がる声も多く届いている。 そのゴールが生まれたのはレイトン・オリエントvsマンチェスター・シティの一戦。プレミアリーグ4連覇中のシティと、EFLリーグ1(イングランド3部)のレイトン・オリエントの対戦となった。 圧倒的な実力差がある両者。しかし、先にスコアを動かしたのはレイトン・オリエントだった。 16分、ハーフウェイライン付近で冬に加入したMFニコラス・ゴンサレスがボールを奪われると、こぼれ球をジェイミー・ドンリーが左足一閃。シュートはぐんぐん伸びていき、前に出ていたシティGKシュテファン・オルテガの頭上を越えると、クロスバー直撃。下に落ちたボールがオルテガの踵に当たってゴールインとなった。 50mはある距離から思い切ってGKの位置を見て振り抜いたシュート。FAカップ試乗に残る伝説のゴールという声もあったなか、記録はまさかのオウンゴールとなってしまった。 アイデアと正確なキックが称賛される中でのオウンゴールの判定。レイトン・オリエントののリッチー・ウェレンス監督は「オウンゴールとして記録されてしまったことは残念だ」とコメント。「これは不当な行為であり、オルテガだって望んでいないはずだ。見ることと、実行することは別の問題だ」と、ドンリーのゴールにならなかったことを悔やんだ。 また、解説者たちもドンリーの放ったシュートを称賛。元アーセナルのDFマーティン・キーオン氏は「本当に素晴らしいゴール。一生忘れられないゴールだ。あそこからシュートを打つなんて、考えただけでも凄いことだ」と称賛した。 イングランド代表でも活躍したクリス・サットン氏は「なんというゴールだ」と振り返り、「とんでもなくセンセーショナルだ。これはオウンゴールとして記録されるだろうが、FAカップ最高のゴールの1つになる」と興奮気味だった。 実際にシュートを放ったドンリーは「上手くゴールに当たったし、上手く落ちたと思う」とコメント。「彼がゴールラインから離れたのは見えていたし、幸運にもゴールに入った。勝てればもっと良かったけど、良い瞬間だった」と、オルテガのポジションは見えており、良い形でゴールにシュートを打てたと振り返った。 さらに、敵将でもあるジョゼップ・グアルディオラ監督も称賛。「クオリティ、テクニック、スピード、ボールの軌道。なんてゴールだと思った」とコメント。「こんなゴールを決められたら、ドンリーを祝福するしかない。彼は素晴らしい左足の持ち主であり、ファンタスティックなゴールを決めた」とゴールを称えた。 <span class="paragraph-title">【動画】ペップも称賛したFAカップで最高のゴールの1つがオウンゴールに!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YMjDXVOtz6E";var video_start = 38;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.09 19:35 Sun
2

「シティとペップが苦労して辿り着いた存在だが…」やはりエデルソンはマンチェスター・Cで今季限り?「可能性は十分」

ブラジル代表GKエデルソン(31)は、これからマンチェスター・シティでラスト4カ月か。 シティ退団の可能性が水面下で残り続けるとされるエデルソン。コンディションが万全なら世界最高峰のGKだが、CL制覇にリーグ4連覇等々、“やりきった感”があるとも言われ、ケガなどでベンチに座る光景も今や珍しくない。 今季が終われば、契約は残り1年に。 2025夏売却というシティの方向性も公然の事実となっているなか、かつてマンチェスター・ユナイテッドなどでチーフスカウトを務めたミック・ブラウン氏も、イギリス『フットボール・インサイダー」の取材にこう語る。 「夏に退団する可能性は十分にあるだろう」 「エデルソンも1人のフットボーラー。他の選手と同じく、キャリアの最後や将来設計について考える時間はどんどん増えていく一方だし、その裏では、サウジアラビア勢のエデルソンに対する関心も薄れていないと私は聞く」 「振り返ると、シティとジョゼップ・グアルディオラ(監督)は苦労してエデルソンまで辿り着いた。彼を獲得する前、シティとペップは何人もの国際レベルのGKを試したが、真に信頼を与えたのは、エデルソンが初めてだったね」 「だが、これもサイクル。エデルソンがマンチェスターで過ごす時間は終わりに近づいているはずだ。年齢やケガなど彼自身に変化があるし、シティもチーム構成も見直している」 「妥当なオファーが来て、なおかつエデルソン自身が望めば、ペップは止めやしないさ。シティの夏は忙しくなりそうだ」 2025.02.04 21:19 Tue
3

シティが今冬獲得の3選手をCLに追加登録、レアルとのPOから起用可能に

今冬の移籍市場で5選手を獲得したマンチェスター・シティ。チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフを控える中、新たに3選手を登録した。 シティが新たにCLのメンバーに加えたのは、フランクフルトから加入したエジプト代表FWオマル・マーモウシュ、ポルトから加入したMFニコラス・ゴンサレス、RCランスから加入したウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフの3名となる。 なお、現在前十字じん帯(ACL)を損傷しているMFロドリは登録され続けており、今季中の復帰を目指すこととなる。 一方で、パウメイラスから加入したDFヴィトール・レイスは登録外。3500万ユーロ(約55億3000万円)の移籍金で獲得したが、CL以外でのプレーになることとなった。 なお、シティはホームグロウンの選手が8人に満たないため、登録人数が23名に制限されている。 シティは11日と19日にレアル・マドリーとのプレーオフ2試合を戦うことに。どちらかはベスト16に進めずに敗退となるが、どうなるか注目が集まる。 2025.02.07 21:30 Fri
4

三笘ブライトンvsニューカッスルなど3つのプレミア勢対決!FAカップ5 回戦の対戦カード決定

FAカップ5回戦の組み合わせ抽選会が10日に行われた。 4回戦ではリバプールがチャンピオンシップ(イングランド2部)で最下位に沈むプリマスに、菅原由勢のサウサンプトンがバーンリーに敗れるなど波乱の展開に。 また、チェルシーやトッテナム、エバートン、レスター・シティがプレミア勢対決に敗れ、4回戦で姿を消した。 そんななか、今回決まった5回戦では、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがニューカッスルとのプレミア勢対決に。さらに、レスターを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、フルアムと対戦。さらに、ボーンマスvsウォルバーハンプトンがプレミア勢対決となった。 王座奪還を狙うマンチェスター・シティは、遠藤航所属のリバプールを下したプリマス・アーガイルと、鎌田大地の所属するクリスタル・パレスはミルウォールと対戦する。 なお、FAカップ5回戦は3月1、2日に開催予定だ。 ◆FAカップ5回戦対戦カード プレストン(2) vs バーンリー(2) アストン・ビラ vs カーディフ(2) クリスタル・パレス vs ミルウォール(2) マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム ニューカッスル vs ブライトン ボーンマス vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs プリマス(2) エクセター・シティ(3)orノッティンガム・フォレスト vs イプスウィッチ 2025.02.11 10:00 Tue
5

3部相手に思わぬ苦戦もクサノフ初ゴールにデ・ブライネ弾で逆転のシティが5回戦進出! 勝利取り戻してCLマドリー戦へ【FAカップ】

マンチェスター・シティは8日、アウェイで行われたFAカップ4回戦でレイトン・オリエントと対戦し、2-1の逆転勝利で5回戦進出を決めた。 直近のリーグ戦ではアーセナルに衝撃的な1-5の大敗を喫したシティ。週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフのレアル・マドリー戦を控えるなか、今回の一戦ではバウンスバックの勝利を狙った。 グアルディオラ監督はEFLリーグ1(イングランド3部)の格下相手の一戦でハーランドに完全休養を与えるなど大幅なターンオーバーを敢行。マテウス・レイス、ニコ・ゴンサレスをデビューさせたほか、負傷明けのルベン・ディアスやマカティー、オライリーの若手を起用。1トップにマーモウシュを配した。 立ち上がりはグリーリッシュのファーストシュートに、10分にはサヴィオの絶妙な折り返しからギュンドアンに決定機が訪れたシティ。入りは悪くなかったものの、ここから思わぬ展開を強いられる。 16分、ハーフウェイライン付近で囲まれたニコがボールを失うと、ドンリーに左足のロングシュートを打たれる。これがクロスバーとGKオルテガに続けて当たった末にゴールネットに吸い込まれた。 記録上はオウンゴールもスパーズからのローンプレーヤーの鮮烈な一撃に沸くスタジアムで居心地の悪いアウェイチーム。さらに、失点に絡んだ接触プレーでわき腹を痛めたニコがプレー続行不可能となり、ベルナルド・シウバのスクランブル投入を余儀なくされた。 前半半ばから終盤にかけて徐々にボールを握って押し込む展開に持ち込むと、セットプレー流れからルベン・ディアス、ベルナルド・シウバと際どいシーンを作り出すが、集中した相手の守備に阻まれる。前半終了間際にはサヴィオのお膳立てからゴール前のマーモウシュにビッグチャンスも、ゴール至近距離からの左足シュートはGKキーリーのビッグセーブに阻まれた。 まさかの1点ビハインドで試合を折り返したシティはハーフタイムに2枚替えを敢行。ルベン・ディアスとレイスを下げてストーンズ、クサノフとセンターバック2枚を変更した。 前半途中から[5-4-1]の形に変化したレイトン相手に立ち上がりからチャンスを窺う展開が続くも、前半同様にGKキーリーを中心とする堅守に手を焼く。 それでも、56分には左CKの流れからペナルティアーク付近でグリーリッシュからマイナスのパスを受けたリコ・ルイスがミドルシュートを放つと、ゴール前で味方のクサノフの頭にディフレクトして大きくコースが変わったボールがゴール左隅に決まった。 クサノフの思わぬ形での加入後初ゴールによって試合を振り出しに戻したシティ。以降も畳みかける攻めを見せると、マカティーのポスト直撃のシュートやギュンドアンのミドルシュートでゴールへ迫るが、勝ち越しゴールには至らず。 グアルディオラ監督は徐々に攻めあぐねる状況を見て、72分には再び2枚替えを敢行。オライリーとマカティーを下げてデ・ブライネ、フォーデンの切り札2枚を切った。すると、直後の74分に左サイドでタッチライン際に張ったグリーリシュからの斜めのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したデ・ブライネがGKに寄せられる寸前で右足アウトを使ったシュートをゴールネットに流し込み、投入直後に千両役者の仕事ぶりを見せた。 その後、ゲームクローズに入ったシティは3点目を奪い切れず、後半アディショナルタイムには相手の決死のパワープレーに冷や汗をかいたものの、何とかリードを守り切った。 この結果、3部相手に思わぬ苦戦も逆転で勝ち切ったシティがアーセナル戦の大敗をいくばくか払拭し、週明けのマドリー戦に臨むことになった。 レイトン・オリエント 1-2 マンチェスター・シティ 【レイトン・オリエント】 オウンゴール(前16) 【マンチェスター・C】 アブドゥコディル・クサノフ(後11) ケビン・デ・ブライネ(後34) <span class="paragraph-title">【動画】デ・ブライネ技あり弾にドンリー演出スーパーゴール未遂</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">苦しんだマン・シティが逆転<br>決めたのは背後をとったデ・ブライネ<br><br>FAカップ4回戦 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レイトン・オリエント</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a><br><br><a href="https://t.co/lKoiHAKVHg">https://t.co/lKoiHAKVHg</a> <a href="https://t.co/n1WqciGp6j">pic.twitter.com/n1WqciGp6j</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1888227847623631266?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">リコ・ルイスのシュートが<br>クサノフに当たり<br>マン・シティが同点に追いつく<br><br>クサノフは意外な形で移籍後初ゴールに<br><br>FAカップ4回戦 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レイトン・オリエント</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a><br><br><a href="https://t.co/lKoiHAKVHg">https://t.co/lKoiHAKVHg</a> <a href="https://t.co/BsnawyQyAW">pic.twitter.com/BsnawyQyAW</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1888222979282387431?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ドンリーが放ったロングシュートが<br>オルテガに当たりゴール<br><br>3部レイトン・オリエントが開始早々に先制<br><br>FAカップ4回戦 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レイトン・オリエント</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a><br><br><a href="https://t.co/lKoiHAKVHg">https://t.co/lKoiHAKVHg</a> <a href="https://t.co/NKrkgVbT7n">pic.twitter.com/NKrkgVbT7n</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1888206520573378880?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.08 23:19 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly