「地域CL1次R第2節」初出場ジェイリース&VONDS市原が2連勝で決勝R近づく 各組1チームずつ敗退が決定【Road to JFL】
2024.11.09 15:47 Sat
9日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)・1次ラウンド第2節の全6試合が行われた。
◆A組 FC徳島 0-1 ジェイリース
実は今季3度目の対決となったFC徳島vsジェイリースFC。天皇杯1回戦ではジェイリースが1-0で勝利し、全社準決勝ではFC徳島が1-0と勝利している。そんな両者が地域CLで激突…決着をつけるにはこの上ない舞台である。
勝者は地域CL初出場のジェイリース。
0-0で迎えた87分、渡邊宥也が右足ボレーを突き刺して先制点…その後のFC徳島の猛攻を凌ぎ切り、初戦の白星と合わせて勝ち点「6」、A組首位をキープした。明日、都農との九州勢対決で引き分け以上なら決勝ラウンド進出だ。
九州王者・ヴェロスクロノス都農は、東海1部王者・FC.ISE-SHIMAにウノゼロ勝ちで今大会1勝1分けに。勝ち点「4」とし、A組2位につけた。首位で決勝ラウンドへ進出するには、今季の九州リーグで優勝しながらも唯一勝てなかったジェイリースを倒すしかない。
なお、2連敗となったISE-SHIMAはA組3位以下が確定し、1次R敗退に。前回出場の2021年は決勝R2位で入替戦まで進んだが、今季は明日の消化試合・FC徳島戦をもって終了する。
◆B組 V市原 1-0 飛鳥
初戦4-0完勝のVONDS市原と、初戦ラストプレー劇的弾で勝利し、地域CL初出場いきなり初白星の飛鳥FC。関東1部王者と関西1部王者の対戦は、0-0で折り返した後半に入って少しずつ、V市原が流れを引き寄せていく。
それでもなかなか崩しきれぬ時間が続いたが、迎えた84分、途中出場の沼大希がクロスに頭から飛び込んで先制点。終盤の1発で勝ち切ったV市原が勝利し、勝ち点「6」とした。明日、弘前相手に引き分け以上で決勝ラウンド進出だ。
◆B組 刈谷 7-0 弘前
初戦でV市原に0-4惨敗のFC刈谷だが、一夜明けて前半だけで4得点。最終的にはブランデュー弘前FCを7-0と完全粉砕し、第2節を終えてB組2位、得失点差も「-4」から「+3」とした。
明日の「刈谷vs飛鳥」でどちらかがトータル勝ち点を「6」にできれば、そのチームは他グループの結果次第で「各組2位の成績最上位」を掴むこともできる。互いにまずは勝利が必要だ。
なお、刈谷に完全粉砕された弘前は2連敗勝ち点「0」で敗退決定。「B組2位」には可能性を残すが、A組とC組は、すでに2位チームが勝ち点「4」となっているためである。
◆C組 福山 4-0 十勝
初戦勝ち点1の福山シティと、初戦勝ち点3の北海道十勝スカイアース。十勝は開始7分、深井祐希の決定機阻止1発レッドで数的不利に。すると福山は28分に大久保龍一、30分に吉井佑将、45+2分に藤井敦仁のPKと、前半だけで3点のリードを奪うことに成功する。
数的優位下の3-0リードで後半頭から3枚替えという余裕もできた福山と、なかなか押し返せぬ10人十勝。福山は試合終盤にも1点を追加し、4-0完勝で今大会初白星の勝ち点「4」に。明日、運命の1次ラウンド最終節を戦う。
◆C組 福井 1-0 JSC
福井ユナイテッドFCvsJAPANサッカーカレッジの北信越1部勢対決は、王者福井に軍配。77分、中島偉吹がボックス外から見事なコントロールショットを突き刺した。福井は勝ち点「4」で、明日、運命の1次ラウンド最終節だ。
全社王者のJSCは2連敗で敗退が決定。全社では3地域のチャンピオンを撃破したが、昨日の初戦で北海道王者に敗れ、今日はリーグ戦2試合2敗の福井にリベンジできなかった。
◆第3節(11月10日)
▽10:45KO
A組 FC徳島 vs FC.ISE-SHIMA
B組 VONDS市原 vs ブランデュー弘前
C組 福山シティFC vs JAPANサッカーカレッジ
▽13:00KO
A組 ヴェロスクロノス都農 vs ジェイリースFC
B組 FC刈谷 vs 飛鳥FC
C組 福井ユナイテッドFC vs 北海道十勝スカイアース
◆A組 FC徳島 0-1 ジェイリース
実は今季3度目の対決となったFC徳島vsジェイリースFC。天皇杯1回戦ではジェイリースが1-0で勝利し、全社準決勝ではFC徳島が1-0と勝利している。そんな両者が地域CLで激突…決着をつけるにはこの上ない舞台である。
0-0で迎えた87分、渡邊宥也が右足ボレーを突き刺して先制点…その後のFC徳島の猛攻を凌ぎ切り、初戦の白星と合わせて勝ち点「6」、A組首位をキープした。明日、都農との九州勢対決で引き分け以上なら決勝ラウンド進出だ。
◆A組 都農 1-0 ISE-SHIMA
九州王者・ヴェロスクロノス都農は、東海1部王者・FC.ISE-SHIMAにウノゼロ勝ちで今大会1勝1分けに。勝ち点「4」とし、A組2位につけた。首位で決勝ラウンドへ進出するには、今季の九州リーグで優勝しながらも唯一勝てなかったジェイリースを倒すしかない。
なお、2連敗となったISE-SHIMAはA組3位以下が確定し、1次R敗退に。前回出場の2021年は決勝R2位で入替戦まで進んだが、今季は明日の消化試合・FC徳島戦をもって終了する。
◆B組 V市原 1-0 飛鳥
初戦4-0完勝のVONDS市原と、初戦ラストプレー劇的弾で勝利し、地域CL初出場いきなり初白星の飛鳥FC。関東1部王者と関西1部王者の対戦は、0-0で折り返した後半に入って少しずつ、V市原が流れを引き寄せていく。
それでもなかなか崩しきれぬ時間が続いたが、迎えた84分、途中出場の沼大希がクロスに頭から飛び込んで先制点。終盤の1発で勝ち切ったV市原が勝利し、勝ち点「6」とした。明日、弘前相手に引き分け以上で決勝ラウンド進出だ。
◆B組 刈谷 7-0 弘前
初戦でV市原に0-4惨敗のFC刈谷だが、一夜明けて前半だけで4得点。最終的にはブランデュー弘前FCを7-0と完全粉砕し、第2節を終えてB組2位、得失点差も「-4」から「+3」とした。
明日の「刈谷vs飛鳥」でどちらかがトータル勝ち点を「6」にできれば、そのチームは他グループの結果次第で「各組2位の成績最上位」を掴むこともできる。互いにまずは勝利が必要だ。
なお、刈谷に完全粉砕された弘前は2連敗勝ち点「0」で敗退決定。「B組2位」には可能性を残すが、A組とC組は、すでに2位チームが勝ち点「4」となっているためである。
◆C組 福山 4-0 十勝
初戦勝ち点1の福山シティと、初戦勝ち点3の北海道十勝スカイアース。十勝は開始7分、深井祐希の決定機阻止1発レッドで数的不利に。すると福山は28分に大久保龍一、30分に吉井佑将、45+2分に藤井敦仁のPKと、前半だけで3点のリードを奪うことに成功する。
数的優位下の3-0リードで後半頭から3枚替えという余裕もできた福山と、なかなか押し返せぬ10人十勝。福山は試合終盤にも1点を追加し、4-0完勝で今大会初白星の勝ち点「4」に。明日、運命の1次ラウンド最終節を戦う。
◆C組 福井 1-0 JSC
福井ユナイテッドFCvsJAPANサッカーカレッジの北信越1部勢対決は、王者福井に軍配。77分、中島偉吹がボックス外から見事なコントロールショットを突き刺した。福井は勝ち点「4」で、明日、運命の1次ラウンド最終節だ。
全社王者のJSCは2連敗で敗退が決定。全社では3地域のチャンピオンを撃破したが、昨日の初戦で北海道王者に敗れ、今日はリーグ戦2試合2敗の福井にリベンジできなかった。
◆第3節(11月10日)
▽10:45KO
A組 FC徳島 vs FC.ISE-SHIMA
B組 VONDS市原 vs ブランデュー弘前
C組 福山シティFC vs JAPANサッカーカレッジ
▽13:00KO
A組 ヴェロスクロノス都農 vs ジェイリースFC
B組 FC刈谷 vs 飛鳥FC
C組 福井ユナイテッドFC vs 北海道十勝スカイアース
沼大希
深井祐希
吉井佑将
藤井敦仁
ジェイリースFC
FC徳島
ヴェロスクロノス都農
FC.ISE-SHIMA
VONDS市原
飛鳥FC
FC刈谷
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栃木シティがJFL昇格へ! 関東1部2位、全社1回戦敗退…百年構想枠から地域CL優勝【Road to JFL/地域CL決勝ラウンド最終節】
26日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第3節のVONDS市原vs福山シティFC、ジョイフル本田つくばFCvs栃木シティが栃木県グリーンスタジアムで行われ、優勝を決めた栃木CがJFL昇格の権利を獲得(※1)した。 JFL昇格を目指す社会人の強豪が日本全国から集う地域CL。今年の決勝ラウンドは栃木県開催というなか、そこに対して“ホーム”栃木Cを含む関東サッカーリーグ1部勢が4チーム中3チームを占めることとなった。 また、第2節終了時点では、全4チームが1勝1敗の勝ち点「3」で並び、第3節の2試合を終えるまでJFL昇格の権利を獲得(地域CL優勝)するチームが決まらないという大会史上初の事態に。最終的に大激戦を制したのは“ホーム”栃木Cだった。 ◆決勝ラウンド順位表(全日程終了) 1.栃木シティFC|勝ち点6|得失点差+4 ---JFL昇格権利獲得--- 2.VONDS市原FC|勝ち点6|得失点差+2(※2) —入替戦進出--- 3.ジョイフル本田つくばFC|勝ち点3|得失点差-3 4.福山シティFC|勝ち点3|得失点差-3 (※1)12月5日のJFL理事会にて正式決定 (※2)入替戦は沖縄SVとの対戦に。12月2日or3日に沖縄側が指定する会場にて一発勝負で開催される ◆VONDS市原FC 2-0 福山シティFC 【V市原】 谷尾昂也(後42) 清原翔平(後45+3) 第2節終了時点で3位のV市原、4位の福山。両チームが最低でも入替戦進出ラインの2位を確保するには、ともに敗戦は許されず、福山は勝利が絶対という状況。第2試合の[つくばvs栃木C]にプレッシャーをかけておく上でも、どちらも是が非でも勝ち点「3」がほしい。 V市原は20分、決勝ラウンド初先発のMF沼大希が接触プレーで痛めて途中交代。対する福山は中盤の底でプレーする地元・福山市出身のMF曽我大地がV市原の2トップに警戒されており、なかなか前を向いてボールを持てない。 立ち上がりに攻勢をかけたのはV市原だが、ほどなくして福山も押し返し、一進一退の攻防が続いていく。どちらもゴール前へボールを運び、チャンスも迎えるが、V市原はGK今川正樹、福山はGK菊地大輝…互いに守護神が決定的なピンチをセーブする。緊張感漂う好ゲームだ。 引き分け以下で決勝ラウンド3位以下が確定、中国リーグ残留となる福山は55分に2枚替え。FW若宮健人とMF田口駿を投入し打開を図る。田口は58分、ゴール正面左寄りの絶好の位置から直接FKを狙うが、シュートは枠外へ。 62分にはロングボールからMF濱口草太が抜け出し、ボックス右から右足を一閃も、渾身のシュートはゴール左へ…68分にはペナルティアーク内で左サイドからパスを受けた田口が右足ダイレクトシュートも、今度はクロスバー上へ。押し込む福山だが、シュートが枠へ飛ばない。 試合も終盤に差し掛かる74分、V市原も2枚替え。2トップの一角に巧みなポストプレーが光るFW谷尾昂也、サイドには36歳となった“ジョーカー”MF清原翔平を配置。V市原は引き分け以上でJFLへの望みがつながるが、当然ながら勝ちに行く采配だ。 すると87分、VONDSは右サイドからのFKをボックス左でFW濱野雄太が折り返し、これをゴール正面で谷尾が強引に詰め込む。とうとう均衡を破ったのは関東サッカーリーグ1部王者のV市原だ。 これで2点が必要となった福山。強引にでもこじ開けようと前線に人数をかけるが、なかなか噛み合わず、V市原にカウンターを浴び、後半アディショナルタイムに左CKを与えてしまう。 V市原がこのチャンスを活かす。90+3分、左CKに頭から飛び込んだのは36歳清原。Jリーグ経験も非常に豊富な精神的支柱が、勝ち点「3」を決定づける貴重な追加点をもたらした。 結局、2-0と勝利したV市原が2勝1敗の勝ち点「6」で、この時点で決勝ラウンド首位に。敗れた福山は3位以下が確定し、2024シーズンも中国リーグで戦うこととなった。V市原は、あとは[つくばvs栃木C]の結果を待つのみ… ◆ジョイフル本田つくばFC 0-4 栃木シティFC 【栃木C】 表原玄太(前18、後10) 山村佑樹(後1、後45+1) 第1試合[V市原 2-0 福山]の直後に激突したつくば&栃木C。今季の関東1部では1勝1敗という両チームだが、つくばは[1-0以外での勝利]なら1位でJFL自動昇格、[引き分けor1-0勝利]で2位確定&V市原のJFL自動昇格が確定、という状況だ。 対する栃木Cは現状3位のため、まずは勝利が絶対。JFL自動昇格には[2点差以上での勝利]が求められるという厳しい状況だ。 そんななか、立ち上がりから試合が動いていく。勝つしかない栃木Cは15分、崩しの切り札であるFW田中パウロ淳一が足を痛めていきなり途中交代。それでも18分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛け、最後はMF表原玄太が右足ミドルを叩き込んで先制する。 押し返したいのはつくばだが、自陣でのミスも多く、もう1点がほしい栃木Cに押し込まれる展開。攻撃に転じる場面がないわけではないが、セカンドボールを拾えず単発に終わることが多い。まずは同点といきたいが、前半終盤にかけて相次いで得たCKはいずれもゴールに繋がらなかった。 すると、後半開始35秒で栃木Cが待望の追加点。46分、敵陣深くで表原がDFからボールを奪うと、ゴール前に入れたラストパスはつくばGK阿久津大輝がまさかの後逸…待ち構えた栃木CのFW山村佑樹が冷静に流し込んだ。 さらに55分、またしても敵陣でのボール奪取から速攻に転じると、最後はボックス手前から表原が右足ミドルを選択。丁寧かつ強烈な一撃がゴール右上を突き刺し、“ホーム”栃木Cのリードは3点となった。 結局、大声援に後押しされた栃木Cは終了間際にも1点を追加し、4-0とつくばを撃破。昨年の地域CL決勝ラウンド最終節ではブリオベッカ浦安に敗れて敗退した彼らだが、1年後に見事、逆転で地域CL優勝を成し遂げ、JFL昇格の権利を掴むこととなった。 なお、これにより、入替戦にはVONDS市原FCが進むこととなった。 栃木シティFCは“栃木ウーヴァFC”時代以来、7年ぶりのJFL復帰ということに。サポーターの皆様、おめでとうございます! 2023.11.26 15:36 SunジェイリースFCの人気記事ランキング
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