福山シティFC

Fukuyama City FC
国名 日本
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11日、第105回天皇杯の都道府県代表決定戦が各地で行われ、47都道府県代表が出揃った。 これまで19都県の代表が決定していた中、11日には28道府県の代表決定戦が全国各地で行われた。 J3クラブも参加する中、J3クラブ同士の対戦となった栃木県では、栃木SCが栃木シティ相手に0-2で勝利し5年連続25回目の 2025.05.11 21:40 Sun
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日本フットボールリーグ(JFL)参入を目指すクラブが集う「地域リーグ」。現段階では、各地域で軒並み昨シーズンの王者が開幕から順当に勝ち点3を積み重ね、首位に立っている。 5月18日に開幕予定の北海道サッカーリーグはさておき、たとえば関東サッカーリーグ1部のVONDS市原。昨季まで2年連続で関東1部優勝・地域CL2 2025.05.10 14:00 Sat
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4日、第105回天皇杯の都道府県代表決定戦が2県で行われた。 今回代表チームが決定したのは、徳島県と佐賀県の2県。徳島では「2025年度 第30回徳島県サッカー選手権大会 決勝 兼 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 徳島県代表決定戦」が行われ、N.J.とFC徳島が対戦し、1-7でFC徳島が勝利し 2025.05.04 22:25 Sun
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20日、4県で第105回天皇杯の代表決定戦が行われた。 今回決定したのは秋田県、島根県、広島県、山口県の4県となる。 秋田県では、RESACA西目とノースアジア大学が対戦し、0-2でノースアジア大学が勝利。2年ぶり3回目の出場となった。なお、1回戦では岩手県代表と対戦する。 島根県では、ベルガロッ 2025.04.20 23:30 Sun
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日本フットボールリーグ(JFL)入会を目指すクラブが集う「地域リーグ」は、全国各地で2025シーズンが続々とスタートした。なお、関西1部は4月12日、東海1部は4月19日、北海道リーグは5月18日に開幕予定となっている。 JFLを目指すクラブが多数集う地域リーグ(1部)。昨季は飛鳥FCが関西1部初優勝からの地域C 2025.04.06 19:00 Sun
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「とにかく勝ててホッと…」安堵の栃木シティ、反省の福山シティ「あの一発が決まってしまうのが地域CL…」

24日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第2節の2試合が栃木県グリーンスタジアムで行われた。 近年はJクラブのサポーターにも馴染み深い大会となりつつある“地域CL”。著名なJリーグ経験者、日本代表経験者が新たなステージとして地域リーグを選ぶようになって久しいが、それでも地域CLに進めるのはわずか12チーム、JFL昇格を掴めるのは1チーム、もしくは2チームしかないという過酷な世界だ。 今年の地域CL決勝ラウンドには関東サッカーリーグ1部から王者・VONDS市原FC、2位・栃木シティFC(百年構想枠)、5位・ジョイフル本田つくばFC(全社枠)、中国サッカーリーグから18戦全勝王者の福山シティFCが参戦している。 そして、3試合中2試合(第2節)を終えた段階で、全4チームが1勝1敗の勝ち点「3」で並ぶという史上初の事態に。JFLへの自動昇格は1位のみ、2位はJFL最下位との入替戦行きというなか、4チームとも26日に行われる第3節にJFL昇格への夢をつなぐ形となったわけだ。 ◆順位表(第2節終了時点) 1.ジョイフル本田つくばFC | 勝ち点3 | 得失点差+1 ---JFL自動昇格ライン--- 2.栃木シティFC | 勝ち点3 | 得失点差±0 ---入替戦進出ライン--- 3.VONDS市原FC | 勝ち点3 | 得失点差±0 4.福山シティFC | 勝ち点3 | 得失点差-1 その一角、栃木シティは初戦で福山シティに敗れるも、24日の第2節でVONDS市原を1-0と撃破。試合終盤の82分、数々のJクラブを渡り歩き、今季から栃木シティへとやってきたFW田中パウロ淳一が自ら得たPKを沈めて決勝点とした。 田中パウロは試合後、「もちろん今日は絶対に負けるわけにはいかなかったですし、栃木県から2番目のJクラブを誕生させるべく、新しい歴史を刻まなければいけない…強い気持ちを持ってこの一戦に臨みました。とにかく勝ててホッとしています」と勝利に安堵。この大会における「1敗」の重さはもはや説明不要だろう。 元VONDS市原で栃木シティの主将を担うDF野田卓宏は、古巣対決について「そこまで高ぶるものはないです。移籍した(離れた)からには勝たないといけない相手でしたが、“力み”はありませんでした」としつつ、勝利を喜び、晴れやかな表情で前を向く。 「今季の関東1部でVONDSに2戦2敗だったなか、地域CLの1次ラウンドでようやく勝つことができて…今日を迎えるにあたっては、自分たちがボールを保持する時間が長くなるのはわかっていました。課題を突き詰めて突き詰めて、VONDSのように守備が堅い相手に勝つことができました」 「地域CLは、サッカー人生の中で何度も何度も立てる舞台ではありません。その中でこの舞台を楽しみ、勝って、JFL昇格を掴むために、次の試合に向けてもチーム全員で力を合わせて精進します。つくばFC戦はもう本当に勝つだけですね。全員で戦います」 その一方、初戦で栃木シティを下した福山シティは24日、第2節でつくばFCに0-2と敗れ、首位から最下位(4位)へと後退。第3節のVONDS戦で引き分け以下だとJFL昇格が潰えることとなる。 ゲームキャプテンを務めた広島県福山市出身の25歳MF曽我大地は「明後日(VONDS戦)勝つしかないという状況になりましたが、切り替えて、いつもと変わらず良い準備をして臨みたいと思います」と懸命に前を向いた。 この日の失点は2つとも直接FK。曽我は「1失点目は自分が不用意なファウルをしてしまったのが原因で…2失点目のところも簡単にファウルをしてしまうと、ああいった一発(直接FK)が決まってしまうのが地域CLなんだな...と。教訓として明後日に繋げないといけないです」と反省を語った。 また、「攻撃面はともかく、守備でセカンドボールを拾えなかったり、しっかりプレスに行けなかったり、そういったところからジワジワ相手ペースに持って行かれたと思います」と、攻守の歯車が今ひとつだった事実を嘆く。 それでも「福山サポーターの声は届いていましたし、だからこそ勝ちたかったです。ただ、僕たち選手は誰ひとり諦めていないですし、全員が集中しきっています。明後日の試合も楽しみにしていただけると嬉しいです」と力強く意気込みを語った。 栃木シティ、福山シティ、VONDS市原、つくばFC…4チームとも決勝ラウンド最終節までJFL自動昇格の可能性を残すというなか、笑顔で地域CLを終えるたった1つのチームはどこになるのか。2位を確保してもJFL側との入替戦が熾烈極まりないものとなることは、こちらも説明不要だろう。 首位つくばにとっても、4チームが勝ち点3で並ぶという状況下で「首位」というのもいまいちピンとこないはず…ただ、昨年は関東1部6位のブリオベッカ浦安が「リーグ戦で残留争い→全社&地域CLの2冠達成」という異次元の勝負強さを発揮しJFL昇格。つくばもこれに続きたい。 2023年11月26日、北関東は栃木県宇都宮市、栃木県グリーンスタジアム。4クラブの運命が交差する地域CL2023決勝ラウンド最終節…サポーターと喜びを分かち合うのはどのチームだ。 2023.11.24 21:20 Fri
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栃木シティがJFL昇格へ! 関東1部2位、全社1回戦敗退…百年構想枠から地域CL優勝【Road to JFL/地域CL決勝ラウンド最終節】

26日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第3節のVONDS市原vs福山シティFC、ジョイフル本田つくばFCvs栃木シティが栃木県グリーンスタジアムで行われ、優勝を決めた栃木CがJFL昇格の権利を獲得(※1)した。 JFL昇格を目指す社会人の強豪が日本全国から集う地域CL。今年の決勝ラウンドは栃木県開催というなか、そこに対して“ホーム”栃木Cを含む関東サッカーリーグ1部勢が4チーム中3チームを占めることとなった。 また、第2節終了時点では、全4チームが1勝1敗の勝ち点「3」で並び、第3節の2試合を終えるまでJFL昇格の権利を獲得(地域CL優勝)するチームが決まらないという大会史上初の事態に。最終的に大激戦を制したのは“ホーム”栃木Cだった。 ◆決勝ラウンド順位表(全日程終了) 1.栃木シティFC|勝ち点6|得失点差+4 ---JFL昇格権利獲得--- 2.VONDS市原FC|勝ち点6|得失点差+2(※2) —入替戦進出--- 3.ジョイフル本田つくばFC|勝ち点3|得失点差-3 4.福山シティFC|勝ち点3|得失点差-3 (※1)12月5日のJFL理事会にて正式決定 (※2)入替戦は沖縄SVとの対戦に。12月2日or3日に沖縄側が指定する会場にて一発勝負で開催される ◆VONDS市原FC 2-0 福山シティFC 【V市原】 谷尾昂也(後42) 清原翔平(後45+3) 第2節終了時点で3位のV市原、4位の福山。両チームが最低でも入替戦進出ラインの2位を確保するには、ともに敗戦は許されず、福山は勝利が絶対という状況。第2試合の[つくばvs栃木C]にプレッシャーをかけておく上でも、どちらも是が非でも勝ち点「3」がほしい。 V市原は20分、決勝ラウンド初先発のMF沼大希が接触プレーで痛めて途中交代。対する福山は中盤の底でプレーする地元・福山市出身のMF曽我大地がV市原の2トップに警戒されており、なかなか前を向いてボールを持てない。 立ち上がりに攻勢をかけたのはV市原だが、ほどなくして福山も押し返し、一進一退の攻防が続いていく。どちらもゴール前へボールを運び、チャンスも迎えるが、V市原はGK今川正樹、福山はGK菊地大輝…互いに守護神が決定的なピンチをセーブする。緊張感漂う好ゲームだ。 引き分け以下で決勝ラウンド3位以下が確定、中国リーグ残留となる福山は55分に2枚替え。FW若宮健人とMF田口駿を投入し打開を図る。田口は58分、ゴール正面左寄りの絶好の位置から直接FKを狙うが、シュートは枠外へ。 62分にはロングボールからMF濱口草太が抜け出し、ボックス右から右足を一閃も、渾身のシュートはゴール左へ…68分にはペナルティアーク内で左サイドからパスを受けた田口が右足ダイレクトシュートも、今度はクロスバー上へ。押し込む福山だが、シュートが枠へ飛ばない。 試合も終盤に差し掛かる74分、V市原も2枚替え。2トップの一角に巧みなポストプレーが光るFW谷尾昂也、サイドには36歳となった“ジョーカー”MF清原翔平を配置。V市原は引き分け以上でJFLへの望みがつながるが、当然ながら勝ちに行く采配だ。 すると87分、VONDSは右サイドからのFKをボックス左でFW濱野雄太が折り返し、これをゴール正面で谷尾が強引に詰め込む。とうとう均衡を破ったのは関東サッカーリーグ1部王者のV市原だ。 これで2点が必要となった福山。強引にでもこじ開けようと前線に人数をかけるが、なかなか噛み合わず、V市原にカウンターを浴び、後半アディショナルタイムに左CKを与えてしまう。 V市原がこのチャンスを活かす。90+3分、左CKに頭から飛び込んだのは36歳清原。Jリーグ経験も非常に豊富な精神的支柱が、勝ち点「3」を決定づける貴重な追加点をもたらした。 結局、2-0と勝利したV市原が2勝1敗の勝ち点「6」で、この時点で決勝ラウンド首位に。敗れた福山は3位以下が確定し、2024シーズンも中国リーグで戦うこととなった。V市原は、あとは[つくばvs栃木C]の結果を待つのみ… ◆ジョイフル本田つくばFC 0-4 栃木シティFC 【栃木C】 表原玄太(前18、後10) 山村佑樹(後1、後45+1) 第1試合[V市原 2-0 福山]の直後に激突したつくば&栃木C。今季の関東1部では1勝1敗という両チームだが、つくばは[1-0以外での勝利]なら1位でJFL自動昇格、[引き分けor1-0勝利]で2位確定&V市原のJFL自動昇格が確定、という状況だ。 対する栃木Cは現状3位のため、まずは勝利が絶対。JFL自動昇格には[2点差以上での勝利]が求められるという厳しい状況だ。 そんななか、立ち上がりから試合が動いていく。勝つしかない栃木Cは15分、崩しの切り札であるFW田中パウロ淳一が足を痛めていきなり途中交代。それでも18分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛け、最後はMF表原玄太が右足ミドルを叩き込んで先制する。 押し返したいのはつくばだが、自陣でのミスも多く、もう1点がほしい栃木Cに押し込まれる展開。攻撃に転じる場面がないわけではないが、セカンドボールを拾えず単発に終わることが多い。まずは同点といきたいが、前半終盤にかけて相次いで得たCKはいずれもゴールに繋がらなかった。 すると、後半開始35秒で栃木Cが待望の追加点。46分、敵陣深くで表原がDFからボールを奪うと、ゴール前に入れたラストパスはつくばGK阿久津大輝がまさかの後逸…待ち構えた栃木CのFW山村佑樹が冷静に流し込んだ。 さらに55分、またしても敵陣でのボール奪取から速攻に転じると、最後はボックス手前から表原が右足ミドルを選択。丁寧かつ強烈な一撃がゴール右上を突き刺し、“ホーム”栃木Cのリードは3点となった。 結局、大声援に後押しされた栃木Cは終了間際にも1点を追加し、4-0とつくばを撃破。昨年の地域CL決勝ラウンド最終節ではブリオベッカ浦安に敗れて敗退した彼らだが、1年後に見事、逆転で地域CL優勝を成し遂げ、JFL昇格の権利を掴むこととなった。 なお、これにより、入替戦にはVONDS市原FCが進むこととなった。 栃木シティFCは“栃木ウーヴァFC”時代以来、7年ぶりのJFL復帰ということに。サポーターの皆様、おめでとうございます! 2023.11.26 15:36 Sun
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【Road to JFL】地域リーグの2025シーズンが続々開幕! 全国各地で有力クラブが軒並み白星発進

日本フットボールリーグ(JFL)入会を目指すクラブが集う「地域リーグ」は、全国各地で2025シーズンが続々とスタートした。なお、関西1部は4月12日、東海1部は4月19日、北海道リーグは5月18日に開幕予定となっている。 JFLを目指すクラブが多数集う地域リーグ(1部)。昨季は飛鳥FCが関西1部初優勝からの地域CL初出場、そして地域CL初優勝と、勢いそのままに“秋”を駆け抜け、JFLまで辿り着いた。 今季は3月23日の中国リーグを皮切りに、上述の3地域を除いた各地が続々と開幕。有力なクラブは軒並み白星発進を飾っている。 <h3>◆東北社会人サッカーリーグ1部</h3> 王者・ブランデュー弘前FCは昨オフ、FW高木輝之、MF浅利航大、MF平尾泰雅という攻撃の3枚看板が揃ってJFL青森へ個人昇格。昨季18試合98得点という圧倒的な得点力を支えたトリデンテは解体…攻撃陣が再編されたなか、昨季8位のSendai University Satellite Aに1-0と、ウノゼロ勝ちで今季をスタートした。 <h3>◆関東サッカーリーグ1部</h3> 王者・VONDS市原は2年連続で地域CL後の入替戦に敗れ、またしてもあと一歩のところでJFL入会が叶わず。悲願達成を誓う今季は、第1節で昇格組の日本大学N.に3-0と快勝した。 また、東京23FCに南葛SCと、東京23区内の有力クラブ2つも開幕白星。一方、今季から名称変更した「エリース豊島FC」は、文京区が本拠地の東京ユナイテッドFCとの隣区対決に敗れて開幕黒星に。残念ながら初陣を飾れず。 <h3>◆北信越サッカーリーグ1部</h3> 昨季の地域CL最終日に大きな挫折を味わった福井ユナイテッドFCは、昇格組のFC北陸を5-0と一蹴して開幕白星に。DF嶋津柚杏がJFL岩手へ個人昇格したなか、背番号「10」MF北川滉平にFW野村魁、FW押谷祐樹と、役者がゴールを重ねて5発…幸先よく今季を滑り出した。 <h3>◆中国サッカーリーグ</h3> 中国は第2節まで開催され、王者・福山シティFCが開幕2連勝。7-0と圧勝した第2節・バンメル鳥取戦では、3年ぶりに再加入した昨季の関東1部得点王、韓国人FWソン・ホギョンが途中出場から勝利を決定づける6点目をマークした。福山はリーグ戦でのパフォーマンスを全国の舞台でも継続できるか否かがカギとなる。 <h3>◆四国サッカーリーグ</h3> 四国は6日に開幕。絶対王者・FC徳島が初昇格のYFC四国中央に8-0と圧勝したほか、昨季2位に躍進した多度津FCもKUFC南国に1-0と勝利した。一方、J3高知と提携を結ぶ昇格2年目の新興勢力・SONIO高松は、アルヴェリオ高松とのダービーに0-2で敗れて開幕黒星となった。 <h3>◆九州サッカーリーグ</h3> 九州は5日と6日に第1節&第2節の集中開催で開幕。王者・ヴェロスクロノス都農は第1節で三菱重工長崎SCを8-1と一蹴し、翌日の第2節もNIFS KANOYA FCに4-0と勝利した。 また、昨季地域CL決勝ラウンド組のジェイリースFCも開幕2連勝とし、この2強に準ずるFC延岡AGATAも開幕2連勝を達成した。九州は今後も3度の集中開催(※)が予定されている。 (※) 6月14~15日/第8~9節(佐賀県小城市) 6月28~29日/第10~11節(大分県大分市) 9月6~7日/第17~18節(福岡県福岡市) 2025.04.06 19:00 Sun
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【Road to JFL】各地域リーグの王者が順当な首位発進、勢力図に大きな変化なし 一方で競争力高まる東海1部は名門が…

日本フットボールリーグ(JFL)参入を目指すクラブが集う「地域リーグ」。現段階では、各地域で軒並み昨シーズンの王者が開幕から順当に勝ち点3を積み重ね、首位に立っている。 5月18日に開幕予定の北海道サッカーリーグはさておき、たとえば関東サッカーリーグ1部のVONDS市原。昨季まで2年連続で関東1部優勝・地域CL2位・入替戦敗退というV市原は、今季ここまで開幕4連勝の首位に立つ。 東北社会人サッカーリーグ1部も2連覇中のブランデュー弘前FCが開幕5連勝で首位とし、同勝ち点の2位で“元JFL”コバルトーレ女川が並走。弘前と女川、彼らは直接対決以外で取りこぼしをしないことが、リーグ優勝および地域CLストレートインを掴むうえで重要となるだろう。 また、北信越フットボールリーグ1部は福井ユナイテッドFCが開幕3連勝、東海社会人サッカーリーグ1部はFC.ISE-SHIMAが2連勝、中国サッカーリーグは福山シティFCが3連勝、四国サッカーリーグはFC徳島が3連勝、九州サッカーリーグはヴェロスクロノス都農が4連勝。いずれも昨季王者がここまで全勝の首位とする。 唯一、昨季王者の飛鳥FCが地域CLも制してJFLへ去っていった関西サッカーリーグ1部は、昨季2位のCento Cuore HARIMAが開幕2連勝で首位。由緒正しき関西社会人の名門HARIMAは、旧称“バンディオンセ加古川”時代の2018年以来、7年ぶりとなるリーグ優勝を目指す。 このように、開幕前の北海道を除いて各地域とも王者が順当なスタートダッシュ。しかしその一方、出だしで躓いた印象の強いクラブもあり、それは東海1部のFC刈谷である。 JFL復帰を目指す東海の名門・FC刈谷。彼らは2022年にリーグ優勝を経て地域CL決勝ラウンドまで進出しており、直近2年はリーグ優勝を逃すも“全社経由”で地域CLへ…3年連続で夢破れたとはいえ、一目置くべき逞しさがある。 ところが今季は第1節、ホームタウンを共有する1部初昇格のAS刈谷に2-3と敗れ、第2節もやはり市内のライバルであるwyvernと0-0ドロー。まさかの開幕2試合未勝利である。 近年、関東1部に匹敵する競争力となった東海1部。2021年は藤枝市役所、22年はFC刈谷、23年はwyvern、24年はISE-SHIMA…と1年ごとに王者が移り変わり、今季は静岡の新興勢力・岳南Fモスペリオが開幕2連勝を記録する。 JFL復帰を期すFC刈谷だが、その道のりは過去2年以上に険しいものかもしれない。 ◆東海1部第4節 2025年5月18日(日) 12:00KO Vencedor Mie vs FC刈谷 伊賀市上野運動公園球技場(三重県伊賀市) ◆近年の地域CL1位&2位 2019年:いわきFC、高知ユナイテッドSC 2020年:FCティアモ枚方、FC刈谷 2021年:クリアソン新宿、FC.ISE-SHIMA 2022年:ブリオベッカ浦安、沖縄SV 2023年:栃木シティ、VONDS市原 2024年:飛鳥FC、VONDS市原 2025.05.10 14:00 Sat
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地域CL進出 & JFL昇格を目指す地域リーグクラブの現在地は? “全社”も絡んで優勝争い加熱【Road to JFL】

日本フットボールリーグ(JFL)と同様、8月が中断期間に充てられたリーグの多い「地域リーグ」。各地域の推移をざっくりまとめる。 大前提として、各地域の優勝チームは「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)」へストレートイン。 それ以外のクラブは「第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」の成績上位3チームに入ることで、地域CL出場権を獲得できる。 2022年のルール改正により、同年は関東1部10チーム中6位で残留争いのブリオベッカ浦安が、全社出場、全社優勝、地域CL優勝と、大逆転でJFL昇格。侮る勿れな「全社」である。 ・・・ ◆北海道サッカーリーグ 〜“前盟主”十勝が意地のBTOP撃破〜 首位:北海道十勝スカイアース | 勝ち点24 2位:BTOP北海道 | 勝ち点19 3位:ノルブリッツ北海道FC | 勝ち点13 BTOPが2連覇中の北海道だが、今季現在は8戦全勝の十勝が覇権奪還と3年ぶり地域CLへ視界良好。7月21日にBTOPとの直接対決で5-2と勝利し、勝ち点差は「5」だ。残り6試合で逃げ切れるか。なお、十勝とBTOPはともに全社出場権を確保している。 ◆東北社会人サッカーリーグ1部 〜全社予選を経てリーグ戦再開へ〜 首位:ブランデュー弘前FC | 勝ち点34 2位:コバルトーレ女川 | 勝ち点30 3位:一目千本桜FCfeat.S.U.F.T. | 勝ち点25 東北1部は弘前が連覇と2年連続5度目の地域CLへ接近。25日からは全社東北予選が始まることもあり、ここで勝ってリーグ戦再開に備えたいところだ。弘前の今季最終節(10月13日)は2位女川とのアウェイ直接対決…その前に地域CLストレートインを決められれば理想的だ。 ◆関東サッカーリーグ1部 〜3年連続でJFL昇格組を出す関東1部〜 首位:VONDS市原 | 勝ち点30 2位:東京23FC | 勝ち点29 3位:南葛SC | 勝ち点20 優勝争いが2チームに絞られた様子の関東1部。V市原と東京23は中断直前の直接対決で1-1ドロー…東京23が後半ATの劇的同点弾で辛うじて勝ち点差拡大を阻止した。首位と2位が全社出場権を持つ一方、3位南葛は関東予選敗退。残り6試合で勝ち点「10」差は厳しいか。 ◆北信越フットボールリーグ1部 〜全社切符も確保で磐石の福井〜 首位:福井ユナイテッドFC | 勝ち点30 2位:JAPAN.S.C. | 勝ち点25 3位:富山新庄クラブ | 勝ち点21 王者福井が10戦全勝で首位キープの北信越1部。福井は天皇杯で躍進の2位JSCと、残り4試合で勝ち点「5」差をつけており、全社出場を決めていることも含め、盤石に歩みを進めている。9月1日の中断明け初戦は4位アルティスタ浅間とのアウェイゲームだ。 ◆東海社会人サッカーリーグ1部 〜刈谷首位浮上、wyvern黄信号〜 首位:FC刈谷 | 勝ち点22 | +13 2位:FC.ISE-SHIMA | 勝ち点22 | +11 3位:中京大学FC | 勝ち点15 こちらは名門刈谷と東海1部初優勝を目指すISE-SHIMAの一騎打ち。ISE-SHIMAは全社東海予選で敗退したなか、中断直前の刈谷戦黒星から首位を明け渡した格好だ。一方、昨季昇格即初優勝のwyvernは苦戦…今季は全社も出れず、2年連続の地域CL行きに黄信号だ。 ◆関西サッカーリーグ1部 〜上位3チームで全社出場は和歌山だけ〜 首位:アルテリーヴォ和歌山 | 勝ち点18 2位:Cento Cuore HARIMA | 勝ち点17 3位:飛鳥FC | 勝ち点17 関西1部は大混戦で、上位3チーム中、全社出場権を持つのが首位和歌山だけ、という状況も激しい優勝争いに拍車。3連覇&3年連続地域CLを目指す和歌山だが、残り5試合で首位を守り切れる保証はない。関西1部からは和歌山と守山侍2000(5位)が全社出場権を持つ。 ◆中国サッカーリーグ 〜JFL昇格の有力候補、福山シティ〜 首位:福山シティFC | 勝ち点37 2位:SRC広島 | 勝ち点32 3位:ベルガロッソいわみ | 勝ち点25 中国は現時点での上位3チームが、綺麗に全社出場3枠を独占。リーグ優勝・地域CLストレートインは絶対王者の首位福山が濃厚か。2022年の地域CL初出場から、2度目出場の昨季は決勝ラウンド進出…今季はJFL昇格の最有力という見方も強い福山だ。 ◆四国サッカーリーグ 〜FC徳島の5年ぶり黒星で混沌〜 首位:FC徳島 | 勝ち点27 2位:多度津FC | 勝ち点24 3位:レベニロッソNC | 勝ち点19 高知ユナイテッドSCが去ってからの四国は、FC徳島の絶対領域。3連覇中かつ今季も首位に立つ。しかし、FC徳島は中断直前に2位多度津との直接対決で2-4と敗れ、2019年以来5年ぶりとなるリーグ戦黒星に。一気に優勝争いが読めなくなった格好だ。 ◆九州サッカーリーグ 〜都農が連覇で地域CL切符第1号〜 優勝:ヴェロスクロノス都農 | 勝ち点46 2位:FC延岡AGATA | 勝ち点37 3位:ジェイリースFC | 勝ち点36 “土日で2試合”も多い九州は都農の優勝が確定済み。都農は地域CL切符をつかみ取った。ここからの注目ポイントは「全社九州予選」。8月24日と25日で1回戦&代表決定戦が行われ、地域CL行きを目指す2位延岡と3位ジェイリースは、決定戦1試合に全社出場を懸ける。 ◆全社2024本大会出場組 ▽北海道 ・北海道十勝スカイアース ・BTOP北海道 ▽東北 9月1日に代表2チームが決定 ▽関東 ・VONDS市原FC ・東京23FC ・東京ユナイテッドFC ・東邦チタニウム ・エリース東京 ・横浜猛蹴(関東2部) ・SHIBUYA CITY FC(東京都1部) ▽北信越 ・福井ユナイテッドFC ・JAPAN.S.C. ▽東海 ・FC刈谷 ・中京大学FC ・FC岐阜SECOND(東海2部) ・東海FC(東海2部) ▽関西 ・アルテリーヴォ和歌山 ・守山侍2000 ・ASラランジャ京都(関西2部) ・おこしやす京都(関西2部) ・ルート11(大阪府1部) ▽中国 ・福山シティFC ・SRC広島 ・ベルガロッソいわみ ▽四国 ・FC徳島 ・多度津FC ▽九州 8月25日に代表4チームが決定 ▽開催地代表 滋賀県(未発表) 2024.08.15 19:15 Thu