B組首位攻防戦、韓国がイラクに3-2勝利で3連勝 J1町田所属のオ・セフンがA代表初得点【2026W杯アジア最終予選】
2024.10.15 21:58 Tue
FC町田ゼルビア所属のFWオ・セフンが先制点
15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組第4節の韓国代表vsイラク代表が行われ、ホームの韓国が3-2と勝利した。
B組第3節を終え、勝ち点「7」で並ぶ首位韓国と2位イラク。エースのソン・フンミンを欠く韓国は、2列目のイ・ガンインを中心に据えつつ、立ち上がりから敵陣へ攻め込んでいく。
ここまで3試合無失点の堅守イラクも、激しくも冷静に応戦。開始50秒でチャンスを作って以降は、韓国に押され、ポケットを取られるシーンが多数も、ひとつひとつ凌いでいく。
25分ごろから“守り慣れた”様子のイラク。ボールポゼッションを韓国に与えつつ、徐々にライン全体を押し上げると、今度は韓国が最終ラインから鋭いロングボールを放り込む場面も。
41分に韓国が先制。
後半頭にイラクが同点。
50分、イラクは押し込んだ状態からふわりとしたクロス。絶対的エースのアイメン・フセインがゴール正面からオーバーヘッド気味のバイシクルを叩き込んだ。日本を沈めた強烈なストライカーが韓国からもゴールを決める。
それでも韓国が勝ち越し。
74分、左サイドからの攻勢でムン・ソンミンが前進し、一度は攻撃が終わるも即座に奪還。最後はオ・セフンに代わって途中出場したオ・ヒョンギュが左足シュートを流し込んだ。こちらはヨルダン戦のA代表初得点から2戦連発だ。
さらに追加点も。
83分、左サイドの角度がないところから鋭いクロスが上がると、ファーから背番号「10」イ・ジェソンがダイビングヘッド。こちらもヨルダン戦から2戦連発とする豪快ヘディング弾で、韓国のリードを2点とした。
イラクは90+5分、右CKからレビン・スラカが1点差とする豪快ヘディング弾。ただ、韓国がこのまま試合をシャットアウトし、3連勝で首位キープ。中東アウェイ2連戦が控える11月へ弾みをつけた。
イラクは後半頭にエースが見事な同点ゴールを決め、セットプレーからも得点が。しかし、フセインが下がった後は攻撃の迫力に乏しく、2点目が遅かった。やはり、フセインが絶対軸のチームである。
韓国代表 3-2 イラク代表
【韓国】
オ・セフン(前41)
オ・ヒョンギュ(後29)
イ・ジェソン(後38)
【イラク】
アイメン・フセイン(後5)
レビン・スラカ(後45+5)
B組第3節を終え、勝ち点「7」で並ぶ首位韓国と2位イラク。エースのソン・フンミンを欠く韓国は、2列目のイ・ガンインを中心に据えつつ、立ち上がりから敵陣へ攻め込んでいく。
ここまで3試合無失点の堅守イラクも、激しくも冷静に応戦。開始50秒でチャンスを作って以降は、韓国に押され、ポケットを取られるシーンが多数も、ひとつひとつ凌いでいく。
41分に韓国が先制。
イラクのハイラインを突く形で右ワイドにフィードが入り、そこからクロスが。ファーからイ・ガンインが中央へ折り返したところにオ・セフン。FC町田ゼルビア所属の25歳がA代表初得点とする左足シュートをねじ込んだ。
後半頭にイラクが同点。
50分、イラクは押し込んだ状態からふわりとしたクロス。絶対的エースのアイメン・フセインがゴール正面からオーバーヘッド気味のバイシクルを叩き込んだ。日本を沈めた強烈なストライカーが韓国からもゴールを決める。
それでも韓国が勝ち越し。
74分、左サイドからの攻勢でムン・ソンミンが前進し、一度は攻撃が終わるも即座に奪還。最後はオ・セフンに代わって途中出場したオ・ヒョンギュが左足シュートを流し込んだ。こちらはヨルダン戦のA代表初得点から2戦連発だ。
さらに追加点も。
83分、左サイドの角度がないところから鋭いクロスが上がると、ファーから背番号「10」イ・ジェソンがダイビングヘッド。こちらもヨルダン戦から2戦連発とする豪快ヘディング弾で、韓国のリードを2点とした。
イラクは90+5分、右CKからレビン・スラカが1点差とする豪快ヘディング弾。ただ、韓国がこのまま試合をシャットアウトし、3連勝で首位キープ。中東アウェイ2連戦が控える11月へ弾みをつけた。
イラクは後半頭にエースが見事な同点ゴールを決め、セットプレーからも得点が。しかし、フセインが下がった後は攻撃の迫力に乏しく、2点目が遅かった。やはり、フセインが絶対軸のチームである。
韓国代表 3-2 イラク代表
【韓国】
オ・セフン(前41)
オ・ヒョンギュ(後29)
イ・ジェソン(後38)
【イラク】
アイメン・フセイン(後5)
レビン・スラカ(後45+5)
オ・セフンの関連記事
韓国代表の関連記事
W杯予選の関連記事
記事をさがす
|
|
オ・セフンの人気記事ランキング
1
町田がJ1初黒星、広島が大橋祐紀、満田誠のゴールで逃げ切り無敗対決制す!【明治安田J1第6節】
3日、明治安田J1リーグ第6節のFC町田ゼルビアvsサンフレッチェ広島が町田GIONスタジアムで行われ、アウェイの広島が2-1で勝利を収めた。 4連勝の快進撃で首位に立つ町田と、2勝3分けで5位の広島が相まみえる無敗対決。ホーム連戦の町田は鈴木準弥に代えて昌子源が加入後初先発を飾り、黒田剛監督は[3-4-2-1]を採用してミラーゲームに挑んだ。 対して2試合連続ドロー中の広島だが、好ゲームが続くだけにガンバ大阪戦からのスタメン変更はなし。7分には変化を付けた町田のCKをしのいでカウンターを仕掛け、最後は塩谷司がボックス手前右から右足を振る。 ただ、広島は13分にアクシデント発生。ここまで全試合フル出場中の荒木隼人が左のもも裏を気にしてピッチへ座り込み、担架でピッチを後に。15分に新井直人との交代を余儀なくされ、スリーバックの中央には中野就斗が入った。 雨に濡れたピッチでスライディングが予想以上に伸び、柴戸海と松本泰志がヒヤリとする交錯シーンを迎えるなど、普段以上に球際のバトルが目立つ中で、アウェイチームが試合を動かす。 31分、ハーフウェーライン付近でのせめぎ合いから東俊希にボールが出ると、前方のスペースへ持ち運んで満田誠を使う。2列目起用で躍動する背番号11のラストパスを大橋祐紀がボックス内左で受け、4試合ぶり今季4点目なるフィニッシュを対角へ決めた。 今季初めて先制を許した町田は、広島が構えたこともあって徐々にボール保持の時間が増えるが、ハイターゲットのオ・セフンにはなかなか収まらず、状況的に得意の速攻にも持ち込めないまま、45分を終える。 後半はカードコントロールも加味し、柴戸から下田北斗にスイッチした町田。だが、その下田はOFRの結果、ボックス内での佐々木翔へのファウルを取られ、PKを献上してイエローカードももらってしまう。 広島はこの好機を満田が落ち着いて仕留め、今季初ゴールをマーク。55分に点差を広げた。 町田は2点差とされた直後に2枚替えを決行してこれまで通りの4バックへ移行する。さらに、反撃の糸口を見出そうと80分にはミッチェル・デュークを投入すると、82分にはロングスローから1点を返す。 右サイド深い位置から鈴木が得意のロングスローを放り込むと、オ・セフンと競り合った大橋のオウンゴールを誘発した。 差を詰めたことでボルテージの上がったホームサポーターの声援を受け、残り時間も猛攻を仕掛ける町田だったが、GK大迫敬介をはじめとした広島の守備も固く、新たなゴールは生まれず。 逃げ切った広島が無敗対決を制し、3試合ぶりの白星。町田にJ1初黒星を付けた。 FC町田ゼルビア 1-2 サンフレッチェ広島 【町田】 オウンゴール(後37) 【広島】 大橋祐紀(前31) 満田誠(後10) <span class="paragraph-title">【動画】広島・大橋祐紀が狭いスペースでコントロールから先制ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>新エースが魅せたテクニック<br>\<br><br>大橋祐紀が狭いスペースでコントロールから先制ゴール<br>無敗対決はサンフレッチェが先手‼️<br><br>明治安田J1リーグ第6節<br>町田×広島<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/cI6NYp7D83">pic.twitter.com/cI6NYp7D83</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1775473269165936820?ref_src=twsrc%5Etfw">April 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.03 21:07 Wed2
ホン・ミョンボ新体制の韓国はホームでドロー…ソン・フンミンやオ・セフンが決定機モノにできず【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループB第1節の韓国代表vsパレスチナ代表が5日に行われ、0-0のドローに終わった。 AFCアジアカップが終わってから暫定体制が続いたが、今年7月にホン・ミョンボ新監督の就任が決定した韓国。その新体制初陣にしてW杯最終予選の重要な初戦はホームにパレスチナを迎え撃った。 ホン・ミョンボ監督はこの一戦に向けて[4-3-3]を採用。キム・ミンジェ、ソン・フンミン、イ・ガンイン、ファン・インボムらをスタメンで起用した。 立ち上がりから圧倒的にボールを握る韓国は左サイドに入ったソン・フンミンにボールを集めながら局面の打開を図る。しかし、後ろ重心で守備に人数をかけるパレスチナの守備に苦戦。 逆に、前がかりなところをシンプルなカウンターで突かれると、オフサイドながらゴールネットを揺らされるなど冷や汗を欠く場面も。前半終盤にかけて攻勢を強めると、チュ・ミンギュやファン・インボムとボックス付近でフィニッシュに絡むが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 迎えた後半、チュ・ミンギュを下げてFC町田ゼルビアのオ・セフンを最前線に投入した韓国。さらに、59分には切り札のファン・ヒチャンをピッチに送り込む。 60分にはボックス右でラストパスを受けたイ・ガンインにビッグチャンスが訪れるが、ここは力が入ったか、シュートを枠の上に外してしまった。続く64分にはイ・ガンインの正確な左足クロスをゴール前に抜け出したオ・セフンがヘディングで合わせるが、ピッチに叩きつけたヘディングシュートは相手GKのビッグセーブに阻まれた。 ゴールの匂いはさせるものの、あと一押しが足りないホームチーム。67分には2枚替えも敢行し、攻勢を強める。73分にはボックス手前の好位置で得たFKをイ・ガンインが左足で直接狙うも、これもGKのファインセーブに阻まれた。 何とかゴールをこじ開けたい韓国はリスク承知で最後まで攻勢を強めたが、オ・セフンの2度の決定的なヘディングシュートはGKの好守に遭い、87分にGKを右にかわしたソン・フンミンのシュートもポストに阻まれるなど、決定力を欠き続けてタイムアップを迎えた。 この結果、ホン・ミョンボ新体制初陣は消化不良のドローに終わり、厳しいW杯最終予選をドローでスタートする形となった。 韓国代表 0-0 パレスチナ代表 2024.09.05 22:09 Thu3
ソン・フンミンやオ・セフンら韓国代表メンバー28名が発表! オマーン&ヨルダンと対戦【2026W杯アジア最終予選】
韓国サッカー協会(KFA)は10日、11月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて韓国代表メンバー28名を発表した。 ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表は、20日にオマーン代表と、25日にヨルダン代表と対戦する。 今回のメンバーには、エースのMFソン・フンミン(トッテナム)をはじめ、DFキム・ミンジェ(バイエルン)、MFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、MFイ・ジェソン(マインツ)、MFファン・インボム(フェイエノールト)らを招集。Jリーグからは、FC町田ゼルビアのFWオ・セフンを招集している。 また、GKキム・ドンヒョン(金泉尚武FC)、DFチョ・ヒョンテク(金泉尚武FC)は初招集。キム・ドンホンは世代別代表も経験しておらず、チョ・ヒョンテクは2024年のU-23アジアカップにU-23韓国代表として出場した。 28名と多めの招集となった中、ホン・ミョンボ監督は「他の時期より多くの選手を選抜した。競争において良い影響を与えると思う。また、現在重要な選手6人が警告を保有している」とし、「彼らは2連戦の中で最初のゲームで警告を受けたとき、2試合目に出場できないため、これらを置き換えようと多くの選手でチームを構成した」と、理由を説明している。 3月の結果次第ではW杯出場が決まる韓国。今回発表された韓国代表メンバー28名は以下の通り。 <h3>◆韓国代表メンバー28名</h3> GK キム・ドンヒョン(金泉尚武FC) イ・チャングン(大田ハナシチズン) チョ・ヒョヌ(蔚山HD FC) DF クォン・ギョンウォン(ホール・ファカン/UAE) キム・ミンジェ(バイエルン/ドイツ) パク・スンウク(金泉尚武FC) チョ・ヒョンテク(金泉尚武FC) ソル・ヨンウ(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) イ・テソク(浦項スティーラース) チョン・スンヒョン(アル・ワスル/UAE) チョ・ユミン(シャールジャ/UAE) ファン・ジェウォン(大邱FC) MF パク・ヨンウ(アル・アイン/UAE) ペ・ジュノ(ストーク・シティ/イングランド) ペク・スンホ(バーミンガム・シティ/イングランド) ソン・フンミン(トッテナム/イングランド) ヤン・ミンヒョク(QPR/イングランド) ヤン・ヒョンジュン(セルティック/スコットランド) オム・チソン(スウォンジー・シティ/ウェールズ) ウォン・ドゥジェ(ホール・ファカン/UAE) イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン/フランス) イ・ドンギョン(金泉尚武FC) イ・ジェソン(マインツ/ドイツ) ファン・インボム(フェイエノールト/オランダ) ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン/イングランド) FW オ・セフン(FC町田ゼルビア/日本) オ・ヒョンギュ(ヘンク/ベルギー) チュ・ミンギュ(大田ハナシチズン) 2025.03.10 16:02 Mon4
町田がホームで2カ月ぶり勝利! 11戦負けなしの柏は中2日の厳し戦いで良いところなく敗戦【明治安田J1第17節】
17日、明治安田J1リーグ第17節のFC町田ゼルビアvs柏レイソルが町田GIONスタジアムで行われた。 直近3試合勝利がない町田と、4連勝、11戦負けなしの柏の対戦。町田は直近のリーグ戦からメンバー変更はなし。4試合ぶりの勝利を目指すこととなる。 対する柏はミッドウィークの横浜F・マリノス戦から中2日という超過酷な日程。6名を入れ替え、原田亘、久保藤次郎、山田雄士、小屋松知哉、小泉佳穂、垣田裕暉が外れ、犬飼智也、中島舜、ジエゴ、戸嶋祥郎、細谷真大、仲間隼斗を起用した。 不調の町田と好調の柏の一戦となった中、ピッチにはところどころ水溜りができる悪いコンディションの中、試合は意外なスタートとなる。4分、ボックス手前でパスを受けた仙頭啓矢がミドルシュート。GK小島亨介がセーブすると、こぼれ球をオ・セフンが折り返しナ・サンホがダイレクトで合わせるもクロスバーに嫌われる。このボールを柏はクリアするが、林幸多郎が詰めて、町田が先制する。 早々に町田が試合を動かした中、16分にもゴール。ボックス左で時間を作ると、林がボックス内に持ち出しクロス。これがオ・セフンと競り合った古賀太陽に当たって入り、オウンゴールで追加点を奪う。 2失点をいきなり喫した柏。それでも23分、柏は相手のミスにつけ込みチャンス。横パスを細谷がカットし渡井理己がつなぐと、最後はボックス内で仲間がシュートもGK谷晃生がセーブする。 なかなか上手く試合を運べない柏はリカルド・ロドリゲス監督が英断。37分に中島、戸嶋を早々に下げて、久保、山田を前半から送り込むことを決断した。 巻き返しを目指した柏だったが45分にピンチ。オ・セフンを仲間がボックス内で倒してしまいPKを与えることに。これをナ・サンホが豪快に蹴り込み前半で3点目を奪った。 町田が大きくリードして迎えた後半。ハーフタイムに柏は、仲間と犬飼を下げ、垣田、原田を投入。さらに60分には細谷を下げて、木下康介を起用した。 全てのカードを切ったリカルド・ロドリゲス監督だったが、柏の攻撃はなかなか上手く回らない。クロスから垣田、木下を狙う攻撃でチャンスを作るも、ゴールに迫るまでには行かない。 後半は柏は攻め続けるも、精度を欠いてしまいゴールが奪えず。町田も防戦となる中で、しっかりとゴールを許さずに試合終了。町田は4試合ぶりの勝利となり、ホームでは2カ月ぶりの勝利。柏は無敗が11、5連勝でストップした。 FC町田ゼルビア 3-0 柏レイソル 【町田】 林幸多郎(前4) オウンゴール(前16) ナ・サンホ(前45+2) <span class="paragraph-title">【動画】勝利への執念!林幸多郎が泥臭く押し込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">(@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1923608595947716866?ref_src=twsrc%5Etfw">May 17, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.17 16:07 Sat5
“柏の太陽”が6年ぶりの韓国で示した進化の証 “ぶっつけ本番”のWB起用で掴んだ確かな手応え「自分がいることで可変を起こせる」
【東アジアE-1サッカー選手権2025】韓国代表 0ー1 日本代表(7月15日/龍仁ミル・スタジアム) 「最終ラインならどこでもできる」。適応能力の高さに自信をもつ古賀太陽が、大会2連覇を懸けた決勝戦で、その力を証明してみせた。 日本代表は15日、東アジアE-1サッカー選手権2025の第3戦で韓国代表と対戦。1ー0で勝利を収め、史上初となる大会2連覇を達成した。 終始優勢だった初戦のホンコン・チャイナ戦、第2戦の中国戦とは異なり、東アジア最大のライバルである韓国との一戦は、苦戦を強いられた。8分に相馬勇紀のクロスから、ジャーメイン良が左足のボレーシュートを決めて先制点を奪うも、その後は終始、相手に主導権をにぎらる展開に。守勢にまわる時間が長く続くなか、“守備職人”としての役割をまっとうし、無失点勝利に貢献したのが、左センターバックで先発した古賀だ。 8日に行われた初戦のホンコン・チャイナ戦後、コンディション不良により別メニューでの調整が続いていた古賀だが、韓国戦の前日練習で全体練習に合流。荒木隼人、安藤智哉とともに、3バックの一角として先発に名を連ねると、高い集中力を保ち韓国の攻撃を跳ね返し続けた。 特に驚かされたのが、試合終盤に実現した、左ウイングバック起用への適応力だ。日本の先制後、前半終了まではポゼッションで揺さぶる攻撃を仕掛けてきた韓国だが、後半は徐々に長いボールを増やしていく。74分には、町田ゼルビア所属の超大型FWオ・セフンを送り込み、より“ロングボール戦術”の色を強めてきた。 そこで、森保一監督は77分に交代カードを切り、高さと強さを兼ね備える植田直通を左センターバックの位置に投入。イエローカードを受けていた左ウイングバックの相馬勇紀をベンチに下げ、古賀をスライドさせた5バックで対策を講じた。 これまで両サイドバックとセンターバックでプレー経験を重ねてきた古賀だが、「ウイングバックでプレーするのは初めて」と話す。それでも、最終ラインのうち、最も身長が低い古賀を狙い次々とボールを蹴り込む韓国に「こっちを狙ってくることは想定していたし、特に問題はなかった」と冷静に対応し、失点ゼロに抑えた。 試合後の振り返りでは、攻撃面での課題感を語る一方で、「まだまだクオリティの部分では課題もあるけど、自分がいることでそうやって可変を起こせるというところは見せられたのかな」と、2つのポジションでの手応えは上々。日本代表初選出を叶えたE-1サッカー選手権2019が開催された韓国の地で、6年ぶりに日の丸を背負い、自身の力と進化を示した。 FIFAワールドカップ2026まで残り1年を切るなか、序列を上げ、限られた北中米への切符を手にすべく、“柏の太陽”の猛アピールは続く。 2025.07.16 15:00 Wed韓国代表の人気記事ランキング
1
最終予選組み合わせは6月27日に決定! 6カ国×3グループで上位2カ国が出場権獲得、中東勢4カ国と対戦の可能性も!?【2026W杯アジア予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の全日程が11日に終了。最終予選に臨む18カ国が決定した。 最終節を前に、日本代表や韓国代表、サウジアラビア代表、オーストラリア代表など13カ国が突破を決めていた中、最終節ではクウェート代表(グループA)、北朝鮮代表(グループB)、中国代表(グループC)、キルギス代表(グループD)、インドネシア代表(グループF)の5カ国が最終予選(3次予選)へと進出した。 なお、インドネシア、キルギス、そしてすでに突破を決めていたパレスチナ代表は、初の最終予選参加となる。 今大会からレギュレーションが変更となり、出場国が拡大。アジアはこれまでの「4.5」枠ではなく、「8.5」枠に拡大となり、最終予選の方式も変更となった。 最終予選は6カ国が3つのグループに分かれてホーム&アウェイの総当たり戦となり、上位2カ国がW杯出場権を獲得。3位と4位の6カ国が4次予選に進出する。 最終予選の抽選会は、6月27日にマレーシアのクアラルンプールにあるAFCハウスで実施される。 FIFAランキング順に3カ国ずつ6つのポットに分かれ、同じポットの国とは対戦しないことに。6月20日に最新のFIFAランキングが発表されることになるが、現時点のランキングではアジア最上位の日本は、イラン代表、韓国代表と同じポット1に入ることとなり対戦はなし。ポット2は、オーストラリア代表、カタール代表、そしてイラク代表が浮上して入ることが見込まれ、ポット3はサウジアラビア代表、ウズベキスタン代表、ヨルダン代表に。ポット4がUAE代表、オマーン代表、バーレーン代表、ポット5が中国代表、パレスチナ代表、キルギス代表、ポット6が北朝鮮代表、インドネシア代表、クウェート代表となる。 中東勢が半数の9カ国勝ち上がっており、組み合わせ結果次第では対戦相手5カ国のうち、4カ国が中東勢になる可能性もある。 ◆ポット分け(6月のランキング予想) 【ポット1】 日本、イラン、韓国 【ポット2】 オーストラリア、カタール、イラク 【ポット3】 サウジアラビア、ウズベキスタン、ヨルダン 【ポット4】 UAE、オマーン、バーレーン 【ポット5】 中国、パレスチナ、キルギス 【ポット2】 北朝鮮、インドネシア、クウェート 2024.06.12 12:55 Wed2
日本はオーストラリアやサウジアラビアとグループCで同居! 韓国は中東だらけのグループに…アジア最終予選組み合わせ決定【2026年北中米W杯】
アジアサッカー連盟(AFC)は27日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選(最終予選)の組み合わせ抽選会を行った。 アジアには「8.5枠」の出場権が与えられている北中米W杯。最終予選でもある3次予選では、6チームが3グループに分かれ、上位2カ国、合計6カ国が出場権を獲得する。 敗れた6カ国は4次予選に進み、3カ国ずつ2つのグループに分かれ、各グループの1位が出場権を獲得。5次予選では2位同士が戦い、勝者が大陸間プレーオフで残りの「0.5枠」を争うこととなる。 抽選会には昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表FW岡崎慎司と、イラン代表として活躍し、ハンブルガーSVなどで活躍したメフディ・マハダビキア氏がドロワーを務めた。 ポット6からの抽選となった中、ポット1に入った日本は岡崎が引いた中で最後まで残り、グループCに入ることが決定。オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同居した。 一方で、韓国は厳しい戦いが待っていると予想されるグループBに。イラク、ヨルダン、オマーン、パレスチナ、クウェートと4カ国が中東という状況となった。 またアジア王者のカタールは、イラン、ウズベキスタン、UAE、キルギス、北朝鮮と対戦する。 最終予選は9月から2025年6月まで開催される。抽選結果は以下の通り。 【グループA】 イラン カタール ウズベキスタン UAE キルギス 北朝鮮 【グループB】 韓国 イラク ヨルダン オマーン パレスチナ クウェート 【グループC】 日本 オーストラリア サウジアラビア バーレーン 中国 インドネシア 2024.06.27 16:40 Thu3
“セルビア1部王者 & 韓国代表の絶対的存在” ファン・インボムが欧州5大リーグ移籍を熱望も今夏は困難か
セルビア1部のツルヴェナ・ズヴェズダに所属する韓国代表MFファン・インボム(27)が、欧州5大リーグへの移籍を熱望するが…。『スポーツ朝鮮』が伝える。 日本ではレッドスター・ベオグラードとして古くから知られ、セルビア1部を7連覇中という絶対王者、ツルヴェナ・ズヴェズダ。 その中盤で舵取りを担うのがファン・インボムで、今季も開幕全5試合に先発し、早くも4アシストを記録する絶対的存在だ。 ファン・インボムは2019年に21歳でMLSバンクーバー・ホワイトキャップスへ。 そこからルビン・カザンへの移籍で欧州に入り、ロシアサッカーに対する制裁を受けて一時帰国。22年夏にオリンピアコスへ完全移籍し、昨季からツルヴェナ・ズヴェズダに所属する。 韓国代表では通算60キャップ。 ロシアW杯後の18年9月にデビューし、そこから同代表の国際Aマッチ65試合中60試合に出場…うち先発も55試合という絶対的存在。カタールW杯とアジア杯2023も全試合先発だ。 セルビアメディアいわく、現在は多くの欧州クラブからファン・インボムに関心が。 大小含め、クリスタル・パレス、ウォルバーハンプトン、レアル・ベティス、フランクフルト、アウグスブルク、ボローニャ、ニースが韓国代表の主軸MFに関心を寄せるとされる。 だが、ツルヴェナ・ズヴェズダが売却を原則固辞。クラブ史上最高額の500万ユーロ(約8.1億円)で獲得したファン・インボムについて、クラブ会長は「オファーに心底満足できない限りは売らない」とキッパリ明言する。 ファン・インボムは6月の代表ウィークで帰国中、「より高いレベルへ行きたい。機会があれば躊躇しない」と語ったが、今のところ、今夏のセルビア卒業は難しそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】韓国代表選手2人が所属するツルヴェナ・ズヴェズダ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">Fudbaleri Crvene zvezde su odradili poslednji trening pred meč sa ekipom Novog Pazara.<br><br>Čekamo vas sutra od 20:00 na Marakani! <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/fkcz?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#fkcz</a> <a href="https://t.co/IxL2fJuT6p">pic.twitter.com/IxL2fJuT6p</a></p>— FK Crvena zvezda (@crvenazvezdafk) <a href="https://twitter.com/crvenazvezdafk/status/1821982628574327290?ref_src=twsrc%5Etfw">August 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.16 17:50 Fri4
ホン・ミョンボ新体制の韓国はホームでドロー…ソン・フンミンやオ・セフンが決定機モノにできず【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループB第1節の韓国代表vsパレスチナ代表が5日に行われ、0-0のドローに終わった。 AFCアジアカップが終わってから暫定体制が続いたが、今年7月にホン・ミョンボ新監督の就任が決定した韓国。その新体制初陣にしてW杯最終予選の重要な初戦はホームにパレスチナを迎え撃った。 ホン・ミョンボ監督はこの一戦に向けて[4-3-3]を採用。キム・ミンジェ、ソン・フンミン、イ・ガンイン、ファン・インボムらをスタメンで起用した。 立ち上がりから圧倒的にボールを握る韓国は左サイドに入ったソン・フンミンにボールを集めながら局面の打開を図る。しかし、後ろ重心で守備に人数をかけるパレスチナの守備に苦戦。 逆に、前がかりなところをシンプルなカウンターで突かれると、オフサイドながらゴールネットを揺らされるなど冷や汗を欠く場面も。前半終盤にかけて攻勢を強めると、チュ・ミンギュやファン・インボムとボックス付近でフィニッシュに絡むが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 迎えた後半、チュ・ミンギュを下げてFC町田ゼルビアのオ・セフンを最前線に投入した韓国。さらに、59分には切り札のファン・ヒチャンをピッチに送り込む。 60分にはボックス右でラストパスを受けたイ・ガンインにビッグチャンスが訪れるが、ここは力が入ったか、シュートを枠の上に外してしまった。続く64分にはイ・ガンインの正確な左足クロスをゴール前に抜け出したオ・セフンがヘディングで合わせるが、ピッチに叩きつけたヘディングシュートは相手GKのビッグセーブに阻まれた。 ゴールの匂いはさせるものの、あと一押しが足りないホームチーム。67分には2枚替えも敢行し、攻勢を強める。73分にはボックス手前の好位置で得たFKをイ・ガンインが左足で直接狙うも、これもGKのファインセーブに阻まれた。 何とかゴールをこじ開けたい韓国はリスク承知で最後まで攻勢を強めたが、オ・セフンの2度の決定的なヘディングシュートはGKの好守に遭い、87分にGKを右にかわしたソン・フンミンのシュートもポストに阻まれるなど、決定力を欠き続けてタイムアップを迎えた。 この結果、ホン・ミョンボ新体制初陣は消化不良のドローに終わり、厳しいW杯最終予選をドローでスタートする形となった。 韓国代表 0-0 パレスチナ代表 2024.09.05 22:09 Thu5
