日本代表と同居するオーストラリア代表に町田FWデューク、新潟DFトーマス・デンが招集! 【2026年W杯アジア最終予選】

2024.08.30 12:25 Fri
オーストラリア代表に選出されたデューク
©超ワールドサッカー
オーストラリア代表に選出されたデューク
フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は30日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むオーストラリア代表メンバーを発表した。

グラハム・アーノルド監督が率いるオーストラリア。2次予選はグループIに入り、パレスチナ代表、レバノン代表、バングラデシュ代表と同居し、6連勝で首位通過を果たした。

最終予選では、日本代表と同じグループCに入り、サウジアラビア代表、バーレーン代表、中国代表、インドネシア代表と対戦する。
6大会連続7度目のW杯出場を目指すオーストラリア。今回のメンバーには、JリーグからFWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)、DFトーマス・デン(アルビレックス新潟)が招集されている。

その他、GKマシュー・ライアン(ローマ)、DFハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド)、FWネストリ・イランクンダ(バイエルン)、FWアダム・タガート(パース・グローリー)などが選出されている。
オーストラリアは9月5日にホームでバーレーンと、同10日にアウェイでインドネシアと対戦する。

今回発表されたオーストラリア代表メンバーは以下の通り。

◆オーストラリア代表メンバー24名
GK
ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド)
ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク)
マシュー・ライアン(ローマ/イタリア)

DF
アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ)
キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド)
アレッサンドロ・チルカーティ(パルマ/イタリア)
トーマス・デン(アルビレックス新潟/日本)
ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド)
キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド)
ハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド)

MF
キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド)
キャメロン・デブリン(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド)
クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア)
ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ)
アワー・メイビル(グラスホッパー/スイス)
コナー・メトカーフ(ザンクト・パウリ/ドイツ)
ジョシュ・ニスベット(ロス・カウンティ/スコットランド)
エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー)

FW
マーティン・ボイル(ハイバーニアン/スコットランド)
ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本)
ネストリ・イランクンダ(バイエルン/ドイツ)
サミュエル・シルヴェラ(ポーツマス/イングランド)
アダム・タガート(パース・グローリー)
クシニ・イェンギ(ポーツマス/イングランド)

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最終予選組み合わせは6月27日に決定! 6カ国×3グループで上位2カ国が出場権獲得、中東勢4カ国と対戦の可能性も!?【2026W杯アジア予選】

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の全日程が11日に終了。最終予選に臨む18カ国が決定した。 最終節を前に、日本代表や韓国代表、サウジアラビア代表、オーストラリア代表など13カ国が突破を決めていた中、最終節ではクウェート代表(グループA)、北朝鮮代表(グループB)、中国代表(グループC)、キルギス代表(グループD)、インドネシア代表(グループF)の5カ国が最終予選(3次予選)へと進出した。 なお、インドネシア、キルギス、そしてすでに突破を決めていたパレスチナ代表は、初の最終予選参加となる。 今大会からレギュレーションが変更となり、出場国が拡大。アジアはこれまでの「4.5」枠ではなく、「8.5」枠に拡大となり、最終予選の方式も変更となった。 最終予選は6カ国が3つのグループに分かれてホーム&アウェイの総当たり戦となり、上位2カ国がW杯出場権を獲得。3位と4位の6カ国が4次予選に進出する。 最終予選の抽選会は、6月27日にマレーシアのクアラルンプールにあるAFCハウスで実施される。 FIFAランキング順に3カ国ずつ6つのポットに分かれ、同じポットの国とは対戦しないことに。6月20日に最新のFIFAランキングが発表されることになるが、現時点のランキングではアジア最上位の日本は、イラン代表、韓国代表と同じポット1に入ることとなり対戦はなし。ポット2は、オーストラリア代表、カタール代表、そしてイラク代表が浮上して入ることが見込まれ、ポット3はサウジアラビア代表、ウズベキスタン代表、ヨルダン代表に。ポット4がUAE代表、オマーン代表、バーレーン代表、ポット5が中国代表、パレスチナ代表、キルギス代表、ポット6が北朝鮮代表、インドネシア代表、クウェート代表となる。 中東勢が半数の9カ国勝ち上がっており、組み合わせ結果次第では対戦相手5カ国のうち、4カ国が中東勢になる可能性もある。 ◆ポット分け(6月のランキング予想) 【ポット1】 日本、イラン、韓国 【ポット2】 オーストラリア、カタール、イラク 【ポット3】 サウジアラビア、ウズベキスタン、ヨルダン 【ポット4】 UAE、オマーン、バーレーン 【ポット5】 中国、パレスチナ、キルギス 【ポット2】 北朝鮮、インドネシア、クウェート 2024.06.12 12:55 Wed
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「自分にとっても特別な試合」 町田所属デュークが日本代表戦に喜び、ゴールへの欲も 「チャンスがあれば」

オーストラリア代表FWミッチェル・デュークが15日に行われる埼玉スタジアム2002で行われる20026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表戦に向け、前日会見に出席した。 トニー・ポポヴィッチ監督の初陣だった中国代表戦を今予選白星で飾り、2位に浮上のオーストラリア。ポポヴィッチ監督と会見に登壇したデュークは普段をFC町田ゼルビアで過ごすとあって、「自分にとっても特別な試合」と心境を明かす。 また、33歳でも代表に呼ばれ続ける現状に「代表に呼ばれるのは非常に名誉なこと。ただ、次も呼ばれる保証はない」とし、母国のためにプレーする喜びを明かした。 「それが代表に対する自分のアプローチ。信頼を寄せてもらって嬉しく、チャンスをもらって感謝している。チャンスをもらったからには自分の仕事をしっかりとして、国のために、コーチのために、仲間のためにプレーしたい」 「代表に呼ばれるのは自分にとしても、選手にとしても1つの報酬、ボーナス。高いレベルに達して、高いレベルでプレーしていれば、コーチに選んでもらえると思う。実際に選んでもらえたら、その都度、国のために戦いたい」 そして、「新しい監督のもと、新しいスタッフのもとで、チームが勝ち、チームとしてゴールがとれてよかった」とした上で、「ただ…」と続ける。 「僕もストライカーという役割がある。この国の代表のキャリアを積んでいくなかで、ストライカーとして達成したいこともある。勝つのが一番だけど、自分のなかで、得点という部分に物足りないものがある。チャンスがあれば、決めたい」 2024.10.14 19:59 Mon

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