グラハム・アーノルド Graham James Arnold
ポジション | 監督 |
国籍 | オーストラリア |
生年月日 | 1963年08月03日(60歳) |
利き足 | |
身長 | |
体重 |
ニュース | クラブ | 監督データ |
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キャリア再出発の矢先に…豪代表MFフルスティッチの足首に悪質タックル、涙の負傷退場
キャリア回復の目処がようやく立ったばかりだったオーストラリア代表MFアルディン・フルスティッチに、悲劇が襲った。豪『news.com.au』が伝えている。 フルスティッチ、この名前に聞き覚えがある人も多いはず。そう、埼玉スタジアム2002にて行われた2021年秋のカタールW杯最終予選で、GK権田修一がゴールを守る日本代表相手に直接FKを叩き込んだ、オーストラリア代表の背番号「10」だ。 のちの本大会も4試合中3試合でプレーするなど、一時期は豪代表の中心だったフルスティッチ。しかし、2020〜22年に所属のフランクフルトでベンチ生活、昨季加入のエラス・ヴェローナではベンチ外生活。カタールW杯を最後に、その名前は豪代表のメンバーリストから消えていた。 それでも、今年2月にヘラクレス・アルメロへ移籍し、昨年1月以来なんと1年1カ月ぶりにクラブキャリアでの公式戦出場に。調子も悪くなく、これにより、今回晴れてカタールW杯以来1年3カ月ぶりとなる豪代表復帰を果たしたのだ。 そんな、称えるべきカムバックを果たし「おかえり」と言わんばかりに再び背番号「10」を与えられたフルスティッチに悲劇が。 今回の2026北中米W杯アジア2次予選、レバノン代表との2連戦…21日に途中出場していたフルスティッチは、26日のリターンマッチで先発出場。48分に3-0とするゴールをアシストした。 しかしリスタート直後、レバノンMFアリ・トネイヒの悪質タックルが足首を直撃し、結局フルスティッチは涙ぐみながら負傷退場ということに。試合は豪代表が5-0勝利で最終予選進出決定も、チームには悲痛な雰囲気が残っている。 フルスティッチのアシストでゴールを決めたMFクレイグ・グッドウィンは「相手がわざとやったとは決して思わない。けど、あんなので選手が離脱することになるのが無念だ」と語る。 グラハム・アーノルド監督は、主審がトネイヒにイエローカードの提示にとどめたことをどうしても納得できず。「VARがあれば一発アウトだ。酷いタックルだ」と勝利の笑みを見せなかった。 指揮官いわく、幸いにもフルスティッチは「ロッカールームで“よろよろ”とではあるが、自分の足で歩けていた」と言い、これから所属クラブに戻って精密検査を受けるとのこと。 キャリア回復の目処がようやく立ったばかりだったフルスティッチ。いずれまた日本代表の好敵手となる存在だが、今回のケガが深刻なものではないことを願いたい。 2024.03.27 21:30 Wed豪代表の21歳ヤズベック、祖国レバノンとの一戦で初キャップへ…敵将不快感「そっちでベンチに座るより…」
オーストラリア代表はMFパトリック・ヤズベック(21)が26日に初キャップの予定だが…。 豪代表は26日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第4節でレバノン代表と対戦予定。この一戦はアウェイゲームだが、レバノンの武装勢力ヒズボラが隣国イスラエルと交戦状態にあることが考慮され、豪州国内で開催される。 そんな一戦に向け、豪代表のグラハム・アーノルド監督は、ノルウェー1部のバイキングに所属する21歳ヤズベックを初出場させる可能性が「90%以上」と明言。同選手は昨秋から継続招集されているが、今日に至るまでA代表デビューはお預けとなっていた。 アーノルド監督は続けて「レバノン戦でデビューすることは、彼と彼の家族にとって忘れられない出来事となるだろう」と口に。 実はヤズベック、両親がレバノン出身で、シドニー生まれの自らもレバノン国籍を保持。キリスト教徒が非常に多いレバノンはオーストラリアからの移民も多く、反対に、20世紀後半のレバノン内戦から世界へ離散していったレバノン人も非常に多い。 一方、アーノルド監督と異なり、レバノン代表を率いるミオドラグ・ラドゥロビッチ監督は、記者からヤズベックについて問われ不快感をあらわに。以前はレバノン代表と豪代表の間で水面下の駆け引きがあったようだ。 「ヤズベック? 豪代表でベンチに座るより、こっち(レバノン代表)でチームリーダーになることのほうがよかったはずだ。彼は決断したようだし、もう興味はない」 「うちのチームにはFWジャクソン・クーリー(豪州生まれの21歳)がいる。彼にはレバノンを長年背負っていくだけの大きなポテンシャルがある」 今回はW杯予選=公式戦であり、ヤズベックは出場なら今後のA代表変更が原則不可に。レバノン代表としては、ヤズベックがアジア杯出場ゼロに終わったことで再アタックしたが、同選手はやはり豪代表を選択…豪代表アーノルド監督のコメントは、ラドゥロビッチ監督に“当て付け”と捉えられた格好だ。 2024.03.26 14:35 Tueオーストラリア代表はレバノン代表に2発勝利…サイド2枚の負傷でリターンマッチはやや厳しい陣容に
オーストラリア代表にケガ人が相次いでしまった。豪『news.com.au』が伝えている。 豪代表は21日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3節でレバノン代表と対戦。2-0と勝利し、グループ3連勝とした。 緊迫化の一途を辿る中東情勢が考慮され、レバノン代表との2連戦どちらも豪州国内で開催される今回。立ち上がりの5分にMFキアヌ・バッカス弾で先制すると、1点リードで折り返した54分にはDFカイ・ロールズが追加点を決めた。 豪代表は主力の右ウイング、アジア杯でも2得点のMFクレイグ・グッドウィンがケガでベンチ外。また、FC町田ゼルビア所属で最前線のファーストチョイスであるFWミッチェル・デュークもまだ万全でなく、この日はベンチスタートとなった。 そんななか、左サイドハーフで先発のMFライリー・マグクリーが左足首を捻って16分で途中交代に。代わって投入されたDFジョーダン・ボスまで、ヒザを痛めて42分で途中交代を余儀なくされた。 前半のうちに交代を2回使ってしまった豪代表。グラハム・アーノルド監督は「後半の適切なタイミングで交代カードを切れなかったが、良いパフォーマンスを見せれた。もっともっと改善したいい」と選手たちを労いつつも、負傷したマグクリーとボスについてはやはり心配が大きい。 「レバノンとのリターンマッチは2人とも欠場するだろう。彼らがチームに合流したのは昨日の午前1時ごろ…ゲームの早い段階で起きたことを受け入れるのは難しい」 この日、グッドウィン不在を考慮し、普段の[4-3-3]ではなく、[4-4-2]を選択したアーノルド監督。しかし、マグクリーとボスの負傷でさらに2枚のサイドハーフを失うことに。 また、先制点のアンカー、バッカスは嬉しい代表初ゴールだが、78分のイエローカードにより、累積警告で次節出場停止に。グッドウィンは次の一戦で間に合う可能性もあるようだが、そこそこ厳しい陣容で3月を戦うオーストラリア代表だ。 2024.03.22 10:16 Fri国内に練習拠点のないオーストラリア代表…今回はラグビー機構からグラウンド拝借「政府の情熱にサッカー人は虚しさ」
オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が、国内に代表チームの練習拠点がないことを嘆いた。豪『news.com.au』が伝えている。 森保ジャパンと同じく、これから2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の2試合を戦う豪代表。今回はレバノン代表との2連戦…緊迫化の一途を辿る中東情勢が考慮され、ホーム&アウェイともに豪州国内で開催される。 そんな彼らだが、レバノン代表との“第1戦”を控えて前日会見に臨んだアーノルド監督が、「サッカールーズ(豪代表の愛称)には故郷と呼べる場所がない」と発言。そう、豪代表は長年、国内に練習拠点がないのである。 「ゴールポストの裏側にはラグビーコートがあるが…とにかく今回グラウンドを貸してくれて、我々の練習環境を与えてくれたNSWRL(※1)に感謝している」 (※1)豪・ニューサウスウェールズ州のラグビーリーグ統括機構 「オーストラリア政府はNRL(豪ナショナルラグビーリーグ)とAFL(フットボール)に素晴らしい施設を建設させるべく積極的に支援しているが、その情熱は我々サッカー人を虚しくしている」 「代表選手たちは多くがヨーロッパから空路で帰ってきて、試合に臨む。しかし、そこにはトレーニング施設が一切ない。“家”がなくては文化など作れない。我々はホームレスなのだ」 日本代表でいう「高円宮記念JFA夢フィールド」のような環境を持たないオーストラリア代表。ラグビーやフットボール、クリケットに人気で後塵を拝すサッカーは、設備投資、官民からの協力があまり進んでいない。 2024.03.21 14:20 Thuオーストラリア代表の絶対的存在も…レスターで構想外のDFサウターにアーノルド監督が最後通牒「次のマーケットで移籍を」
オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が、同代表DFハリー・サウター(25)に最後通牒だ。豪『news.com.au』が伝えている。 身長198cmの体躯だけでなく、国際Aマッチ通算21試合10得点のセンターバックという点がよく知られるサウター。豪代表の攻守ともに絶対的存在であり、セットプレー時は相手の脅威となる。 その特徴・風貌・名前から“もう1人のハリー・マグワイア”とも言われるサウターだが、現所属はマグワイアもかつてプレーしたレスター・シティ。 レスターでのサウターは、加入当初の2022-23シーズン後半戦こそレギュラーに定着も、チャンピオンシップ(イングランド2部)に舞台を移した今季はほぼ構想外。第37節までにリーグ戦出場3試合・計98分間にとどまっているのだ。 これについて、サウター本人もアジアカップ期間中に「豪代表にとどまるためにはクラブで出場機会を増やさないと…」と本音。今回の代表ウィークも引き続き招集されているが、とうとうアーノルド監督からも最後通牒と取れる発言が飛び出した。 「彼のフィジカルレベルは素晴らしく、なんと我々のトップスコアラー、そして我々のチームリーダー…彼の素養はセンターバックというポジションにおいて非常に重要であり、我々が必要とするものでもある」 「そんな彼がレスターで厳しい時期を過ごしていることを私も把握している。この状況を正すべきだ。私が彼のためにできるのは、せいぜい代表ウィーク中に2試合分のプレータイムを与えることだけ。来たるマーケットで移籍できるかが重要だ」 サウターはアジア杯期間中の今冬、生まれ故郷のスコットランド、またサウジアラビアのクラブからオファーが届いていたとされるが、この時は挽回を信じてレスター残留。契約を2028年6月まで残すなか、どうやら夏で移籍しなければアーノルド監督から決断を下されることになりそうだ。 2024.03.21 13:30 ThuJリーグからはデンとデュークの2名が選出! レバノン代表とのW杯予選に臨むオーストラリア代表が発表【2026W杯アジア2次予選】
フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は14日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア予選に臨むオーストラリア代表メンバーを発表した。 カタール・ワールドカップ(W杯)ではベスト16入りを果たしたオーストラリア。アジアカップ2023では韓国代表に敗れ、ベスト8で敗退していた。 グラハム・アーノルド監督はレバノン代表との連戦に向けて25名を招集。JリーグからはDFトーマス・デン(アルビレックス新潟)、FWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)の2名が招集を受けた。 その他、今冬エールディビジのヘラクレスに移籍したMFアルディン・フルスティッチが2023年6月以来の復帰。また、Aリーグで好調を維持するFWアダム・タガート(パース・グローリー)、FWブランドン・ボレロ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)、FWブルーノ・フォルナローリ(メルボルン・ビクトリー)らも復帰を果たした。 一方で、アジアカップのメンバーからはDFアジズ・ベヒッチ(ふくらはぎ)、FWマーティン・ボイル(脳震とう)、MFエイデン・オニール(足首)、FWマルコ・ティリオ(ハムストリング)が負傷により招集外となった。 レバノンとの連戦となるオーストラリアは、21日にホームのシドニーで、26日にはキャンベラでの戦いとなる。レバノンは中東情勢を鑑みて、オーストラリアでの連戦を希望。2戦目はレバノンのホーム扱いとなるが、アジアサッカー連盟(AFC)は中立地開催を求めているという。 今回発表されたオーストラリア代表メンバー25名は以下の通り。 ◆オーストラリア代表メンバー25名 GK ジョー・ガウチ(アデレード・ユナイテッド) トーマス・グローバー(ミドルズブラ/イングランド) マシュー・ライアン(AZ/オランダ) DF ナサニエル・アトキンソン(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ジョーダン・ボス(ウェステルロー/ベルギー) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) トーマス・デン(アルビレックス新潟/日本) ゲシン・ジョーンズ(ボルトン/イングランド) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ハリー・サウター(レスター・シティ/イングランド) MF キアヌ・バッカス(セント・ミレン/スコットランド) アルディン・フルスティッチ(ヘラクレス/オランダ) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) ライリー・マクグリー(ミドルズブラ/イングランド) コナー・メトカーフ(ザンクト・パウリ/ドイツ) パトリック・ヤズベック(バイキング/ノルウェー) FW ブランドン・ボレロ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ) ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本) ブルーノ・フォルナローリ(メルボルン・ビクトリー) クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) ジョン・アイルデール(ヴェーエン・ヴィースバーデン/ドイツ) サミュエル・シルヴェラ(ミドルズブラ/イングランド) アダム・タガート(パース・グローリー) クシニ・イェンギ(ポーツマス/イングランド) 2024.03.14 10:55 Thuオーストラリア代表に36歳の新エース? 今季Aリーグ15試合15得点のウルグアイ出身FWフォルナローリ
Aリーグ・メンで36歳のストライカーが猛威を振るっている。豪『News.com.au』が伝えている。 Aリーグ・メンで猛威を振るうストライカー…男の名はブルーノ・フォルナローリ。南米ウルグアイで生まれ、少年時代に同い年のルイス・スアレスと揺らぎない友情を育んだという36歳だ。 キャリア初期は母国の名門ナシオナルでエース。20歳でイタリア・セリエAはサンプドリアへ欧州進出し、スペイン、ギリシャ、ブラジルも経験したのち2015年に豪州へ。現在はメルボルン・ビクトリーに所属する。 Aリーグ・メンで積み上げた通算103ゴール。36歳となった今季も15試合15ゴールと得点ランキング首位に立ち、かねてより国籍を取得・オーストラリア代表1キャップがあったフォルナローリは、先のアジア杯でサプライズ招集された。 このようにフォルナローリが国内リーグで好調な一方、オーストラリア代表の他の主力センターフォワード陣は低調だ。 グラハム・アーノルド監督お気に入りの1番手FWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)はケガで2024シーズンを出遅れ、序列低下の可能性もある印象。Aリーグ・メン史上最多得点者のFWジェイミー・マクラーレン(メルボルン・シティ)は今季絶不調でアジア杯落選…所属クラブで昨年12月を最後にゴールから遠ざかっている。 オーストラリア代表は3月21日・26日にW杯アジア二次予選第3節・第4節でレバノン代表と対戦予定。町田デュークではなく、36歳フォルナローリが継続招集、先発11人に名を連ねる可能性もあるだろう。代表メンバー発表を待ちたい。 2024.03.12 16:30 Tueアジア杯敗退国の目線は2026W杯へ 豪代表の主力ストライカーは軒並み30代...20代2人は3部と2部の控えFW
オーストラリア代表FWブルーノ・フォルナローリ(36)が代表キャリア続行を希望している。 アジアカップ2023でベスト8敗退のオーストラリア代表。ここからは2026ワールドカップ(W杯)出場を目指してアジア予選に注力していくわけだが、豪『news.com.au』はあるストライカーにスポットを当てる。 それがフォルナローリ。Aリーグ・メンの強豪メルボルン・ビクトリーでエースに君臨し、2023-24シーズンはアジア杯までに10試合13ゴール…リーグ通算では165試合101ゴールという同国屈指の点取り屋だ。 そのキャリアを振り返ると、ルイス・スアレスと少年時代から親友の36歳はウルグアイ出身で、母国ナシオナル、欧州はサンプドリア、パナシナイコスなどを経て、2015年夏にオーストラリアへ。2022年3月の日本代表戦で34歳にしてA代表デビューを飾った帰化選手だ。 カタールW杯メンバーからは落選し、アジア杯2023で約2年ぶりのサプライズ招集となったが、敗退後、「またこのチームに戻ってきたい…選ばれればベストを尽くすし、選ばれるためにもメルボルンで全力を尽くす」と代表キャリア続行希望を明言。アジア杯2023全5試合出場、通算7キャップも、代表初ゴールはお預けとなっている。 焦点を”2026W杯へ”という点に戻そう。 豪代表はフォルナローリがアジア杯2023にサプライズ招集された一方、Aリーグ・メン歴代最多得点者のストライカー、FWジェイミー・マクラーレン(メルボルン・シティ)がまさかの落選。しかし、グラハム・アーノルド監督の[4-2-3-1]or[4-1-2-3]でワントップの1番手を担うは一貫してFWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)だ。 今大会のストライカー陣を序列順に表記すると、33歳デューク、36歳フォルナローリ、25歳FWクシニ・イェンギ(ポーツマス)、24歳FWジョン・アイルデール(SVヴェーエン・ヴィースバーデン)といったところ。次回の代表活動からは30歳マクラーレンもここに舞い戻ってくるだろう。 そう、豪代表のストライカー陣はベテラン中心となっており、20代のイェンギとアイルデールはそれぞれ今大会2試合0ゴール・出場なし(ベンチ外3試合)とインパクトを残せず。所属クラブもそれぞれイングランド3部・ドイツ2部でどちらも途中出場中心…3部と2部の控えFWなのだ。 イェンギについてはフォルナローリが「いずれ豪代表で“9番”を背負う」とコメントも、『news.com.au』は「イングランド3部でプレーする選手に対して十分すぎるほどの価値観」と辛辣。イェンギは元々サイドハーフが本職で、左でのプレーが評価されて昨夏イングランドへ渡った選手だ。 Aリーグ・メン23-24の得点ランキングに目を移すと、13ゴールの1位フォルナローリに続くオーストラリア人ストライカーは、10ゴールの元U-23豪代表FWアポストロス・スタマテロプロス(24)、9ゴールの元豪代表FWアダム・タガート(30)。元セレッソ大阪のタガートは1年半招集されておらず、声がかかるとしたらスタマテロプロスのほうか。 過去と比較しても仕方のないことだが、やはりマーク・ビドゥカ氏、ティム・ケーヒル氏、ジョン・アロイージ氏に脂が乗っていた2004〜2007年ごろをピークに、オーストラリア代表はストライカーの人選に苦戦している状況だ。 2024.02.06 16:05 Tue「90分強は非常によくやった」 オーストラリア監督が逆転負けの韓国戦を振り返る
オーストラリア代表のアジアカップがベスト8で終わった。 オーストラリアは2日の準々決勝で韓国代表と対戦し、延長戦の末に1-2の惜敗。しぶとく守りながら相手ゴールをこじ開けにかかるなか、42分にクレイグ・グッドウィンの一発で先制したが、後半アディショナルタイムに許したPKから追いつかれると、延長前半にソン・フンミンの直接FKで逆転の決勝ゴールを許した。 5大会連続のベスト8入りを果たし、その先も目指したオーストラリアだったが、1点ビハインドの延長後半にエイデン・オニールの退場で数的不利も強いられ、万事休す。代表チームの公式サイトによると、グラハム・アーノルド監督は悔しさを滲ませつつ、こう大会を総括している。 「今はかなり打ちのめされているし、すべての選手とスタッフ、そして試合の終わり方にとても感情的だが、残り1分のところでPKを許してしまうまでの90分強は非常によくやったと思う。全体を通して見ても、今大会では多くの選手にとって、素晴らしい経験になったことだろうし、このアジアカップ、このカタールでは良い仕事をしたと感じる」 後半のほとんどでリードする展開とあって、次のゴールが奪い切れなかったのが悔やまれるところだが、指揮官も「我々は1-0から2点差、もしくは3点差にするチャンスがあったのに、モノにできなかった」と語り、そのツケが回った結果だと続けた。 「ゴールにボールが入るかどうかは個人に委ねられるところ。チャンスを生かせないようだと、罰を受けることになる。それがまさに起こったということだ」 また、「全体を見て、我々はとてもうまく彼らに対処したと思うし、とても若い若いスカッドでもある。今夜はかなり多くの新しい選手がピッチに立った」と続け、それぞれがこの経験を今後の糧として進むと話した。 「繰り返しになるが、このアジアカップが終われば、家に帰る。間違いなく、引退して次に進む年長の選手もいるし、私は新しく加わった選手から多くを学んだ」 「そうした選手は5、6時間後に飛行機でそれぞれのクラブに戻る。こことはまた違った環境だが、彼らなら大丈夫だ」 最後に「選手とスタッフに感謝しないといけない。選手は私に尽くしてくれたし、スタッフも素晴らしかった。我々は素晴らしい文化、素晴らしい環境を手にしていたんだ」と感謝の言葉を送っている。 2024.02.03 13:45 Sat移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2002年1月1日 | Northern Spirit | 引退 | - |
1998年7月1日 | 広島 | Northern Spirit | 完全移籍 |
1997年1月1日 | NAC | 広島 | 完全移籍 |
1995年7月1日 | RSCシャルルロワ | NAC | 完全移籍 |
1994年7月1日 | RC Liège | RSCシャルルロワ | 完全移籍 |
1992年7月1日 | ローダJC | RC Liège | 完全移籍 |
1990年7月1日 | ローダJC | 完全移籍 |
監督履歴
就任日 | 退任日 | チーム | 種類 |
2021年6月1日 | 2022年5月10日 | オーストラリア | 監督 |
2018年7月16日 | オーストラリア | 監督 |
2018年7月16日 | 2022年5月10日 | オーストラリアU23 | 監督 |
2014年5月7日 | 2018年4月29日 | シドニーFC | 監督 |
2014年2月1日 | 2014年4月9日 | 仙台 | 監督 |
2010年6月1日 | 2013年11月14日 | セントラルコースト | 監督 |
2007年12月6日 | 2009年12月31日 | オーストラリア | コーチ |
2006年7月21日 | 2007年12月6日 | オーストラリア | 監督 |
2000年6月1日 | 2006年7月21日 | オーストラリア | コーチ |