オランダ代表が候補30名を発表! ファン・ダイクやデ・ヨングらが順当選出、29日に正式発表へ【ユーロ2024】

2024.05.17 10:25 Fri
キャプテンのファン・ダイク(左)とデ・ヨング
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キャプテンのファン・ダイク(左)とデ・ヨング
オランダサッカー協会(KNVB)は16日、ユーロ2024に臨むオランダ代表候補メンバー30名を発表した。

なお、本大会に臨む26名のメンバーは29日に発表される予定となっている。
ロナルド・クーマン監督が率いるオランダ代表。2大会連続11回目の出場となり、1988年以来の優勝を目指す大会。予選は2位通過となった中、ラージリストを発表した。

今回のメンバーには、DFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)やMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)、DFマタイス・デ・リフト(バイエルン)、DFナタン・アケ(マンチェスター・シティ)らが順当に選出された。

一方で、ケガの状態に苦しんでいるMFマッツ・ヴィーファー(フェイエノールト)、MFノア・ラング(PSV)、FWジョシュア・ザークツィー(ボローニャ)らは落選したものの、MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)、MFライアン・グラフェンベルフ(リバプール)、MFマルテン・デ・ローン(アタランタ)は回復が見込まれることから招集を受けている。
オランダは27日から29日まで、シーズンが先に終了する17名でトレーニングキャンプを実施。6月1日に再び集合し、本大会に向けたトレーニングをスタートさせる。なお、6月6日にカナダ代表、同10日にアイスランド代表とトレーニングマッチを行う。

今回発表されたオランダ代表候補メンバーは以下の通り。

◆オランダ代表候補メンバー30名
GK
マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド)
バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
ユスティン・バイロウ(フェイエノールト)
ニック・オライ(スパルタ・ロッテルダム)

DF
ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト)
ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア)
デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア)
デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン)
イアン・マートセン(ドルトムント/ドイツ)
ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ)
マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ)
ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド)
ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド)
ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド)

MF
クインテン・ティンバー(フェイエノールト)
ジョエイ・フェールマン(PSV)
イェルディ・スハウテン(PSV)
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア)
ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド)
シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ)
タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア)
トゥン・コープマイネルス(アタランタ/イタリア)
マルテン・デ・ローン(アタランタ/イタリア)
フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/スペイン)

FW
メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン)
コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド)
ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ)
ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ)
ブライアン・ブロビー(アヤックス)
ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス)

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min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> WOWOWは有料放送のため、無料での視聴には限りがあり、有料会員登録が必要だ。しかし、今回のユーロ放送を記念し、お得なパスが販売開始。その名も「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」だ。 世界最高峰の戦いでもあるチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)も放送するWOWOW。2024-25シーズンも放送が決定している中、「CL・EL 2024-25シーズンパス」は1万7500円で8月から販売開始予定となっている。 しかし、今回ユーロ2024の全試合も視聴できる「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」の販売が開始。なんと年間1万4500円での販売となり、12カ月で換算すると1カ月あたり「1208円」で視聴が可能となる。CLとEL、さらにカンファレンスリーグ(ECL)に加え、ユーロも全試合見られて3000円もお得だ。 なお、CLはハイライトや2000-01シーズンからの全ての決勝なども視聴可能。新シーズンのUEFAスーパーカップも視聴が可能だ。この機会に契約するのは大変お得となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■「ユーロ2024」主な試合配信スケジュール</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:900">◆グループステージ</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 《28:00》 【B】イタリア代表 vsアルバニア代表 ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 《28:00》 【B】スペイン代表 vsイタリア代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月22日(土) 《22:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 ▽6月24日(月) 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 《28:00》 【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:900">◆ラウンド16</span> ▽6月29日(土) 《25:00》 A・2位 vs B・2位 《28:00》 A・1位 vs C・2位 ▽6月30日(日) 《25:00》 C・2位 vs D/E/F・3位 《28:00》 B・1位 vs A/D/E/F・3位 ▽7月1日(月) 《25:00》 D・2位 vs E・2位 《28:00》 F・1位 vs A/B/C・3位 ▽7月2日(火) 《25:00》 E・1位 vs A/B/C/D・3位 《28:00》 D・1位 vs F・2位 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 出場国データ</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:800">【グループA】</span> <span style="font-weight:800">◆ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆スコットランド代表</span> 出場回数:2大会連続4回目 最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループA・2位 監督:スティーブ・クラーク <span style="font-weight:800">◆ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">【グループB】</span> <span style="font-weight:800">◆スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆クロアチア代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2020) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆アルバニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2016) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループE・1位 監督:シウヴィーニョ <span style="font-weight:800">【グループC】</span> <span style="font-weight:800">◆スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆デンマーク代表</span> 出場回数:2大会連続10回目 最高成績:優勝(1992) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループH・1位 監督:カスパー・ヒュルマンド <span style="font-weight:800">◆セルビア代表</span> 出場回数:6大会ぶり6回目 最高成績:準優勝(1960、1968) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループG・2位 監督:ドラガン・ストイコビッチ <span style="font-weight:800">◆イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2020) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">【グループD】</span> <span style="font-weight:800">◆ポーランド代表</span> 出場回数:5大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:プレーオフA勝者 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆オーストリア代表</span> 出場回数:3大会連続4回目 最高成績:ベスト16(2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループF・2位 監督:ラルフ・ラングニック <span style="font-weight:800">◆フランス代表</span> 出場回数:9大会連続11回目 最高成績:優勝(1984、2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・1位 監督:ディディエ・デシャン <span style="font-weight:800">【グループE】</span> <span style="font-weight:800">◆ベルギー代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:準優勝(1980) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループF・1位 監督:ドメニコ・テデスコ <span style="font-weight:800">◆スロバキア代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループJ・2位 監督:フランチェスコ・カルツォーナ <span style="font-weight:800">◆ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:プレーオフB勝者 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">【グループF】</span> <span style="font-weight:800">◆トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆ジョージア代表</span> 出場回数:初出場 最高成績:なし ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:プレーオフC勝者 監督:ウィリー・サニョル <span style="font-weight:800">◆ポルトガル代表</span> 出場回数:8大会連続9回目 最高成績:優勝(2016) ユーロ2020結果:ラウンド16 予選結果:グループJ・1位 監督:ロベルト・マルティネス <span style="font-weight:800">◆チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック 2024.06.17 00:00 Mon

セリエAでより洗練された万能型MF、離脱者続出オランイェの中盤救えるか/タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFタイアニ・ラインデルス(ミラン) 1998年7月29日(25歳) 離脱者続出の中盤で躍動なるか。優勝候補数チームの下に位置する第2グループに属するオランイェでは、世界最高峰のDFであるファン・ダイク、通算45ゴールを挙げるエースのデパイら重鎮がキープレーヤーとなることに間違いない。また、ブンデスリーガで躍動したマートセン、フリンポン、シャビ・シモンズらサイドプレーヤーの活躍にも期待したいところだ。 ただ、今大会のカギを握る存在はフレンキー・デ・ヨング、トゥン・コープマイネルス、マールテン・デ・ローンら主軸の相次ぐ離脱で手薄となった中盤の軸を担う25歳となるはずだ。 近年多くの逸材を輩出する国内の強豪AZで台頭し、昨夏ミランへのステップアップを遂げたインドネシアにルーツを持つMF。AZ時代には中盤の前目の位置で攻撃センス、推進力を遺憾なく発揮するダイナミズムを最大の売りとしてきたが、ロッソネリではより深い位置でビルドアップ、前線と中盤を繋ぐリンクマンとしての新境地を開いた。ボックス・トゥ・ボックスのスタイルはそのままに、よりシンプル且つ効果的なプレー判断が光る洗練された万能型MFに進化した印象だ。 [4-3-3]をメインに[3-4-2-1]のオプション採用も想定される中、クーマン監督が選んだ中盤は深めの位置でプレーするスハウテンを除き、ボックス・トゥ・ボックスタイプの選手が多く、ラインデルスには自身の特長を活かしながらオーガナイザー、バランサーという側面をより強調したプレーが求められることになる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 13.ユスティン・バイロウ(フェイエノールト) 23.マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) DF 2.ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) 3.マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ) 4.ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) 5.ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) 6.ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) 12.ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) 15.ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド) 17.デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) 20.イアン・マートセン(ドルトムント/ドイツ) 22.デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) MF 7.シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) 8.ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア) 14.タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) 16.ジョエイ・フェールマン(PSV) 24.イェルディ・スハウテン(PSV) 26.ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド) FW 9.ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) 10.メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン) 11.コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) 18.ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) 19.ブライアン・ブロビー(アヤックス) 21.ジョシュア・ザークツィ(ボローニャ/イタリア) 25.ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) 2024.06.16 18:00 Sun

中盤2選手離脱のオランダ代表がDFマートセンを追加招集【ユーロ2024】

オランダサッカー協会(KNVB)は11日、ユーロ2024に臨むオランダ代表にDFイアン・マートセン(ドルトムント)を追加招集したことを発表した。 先月末にユーロに臨む登録メンバーを発表していたオランダだったが、メンバー入りを果たしていたバルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングの回復が間に合わず。さらに、直近のアイスランド代表とのフレンドリーマッチのウォーミングアップ中に負傷したアタランタのMFトゥン・コープマイネルスの2選手の離脱が決定した。 この緊急事態を受け、ロナルド・クーマン監督は候補メンバーから落選していたマートセンの追加招集を決断した。なお、登録枠はもう1枚余っているが、新たに26人目の選手を招集するかは現時点で不明だ。 2024.06.11 19:41 Tue

オランダ代表にさらなる離脱者…ウォーミングアップで負傷のコープマイネルスもユーロ2024欠場決定

オランダサッカー協会(KNVB)は11日、ユーロ2024に臨むオランダ代表から、MFトゥン・コープマイネルス(アタランタ)の離脱を発表した。 コープマイネルスは、10日に行われたアイスランド代表とのフレンドリーマッチで、ウォーミングアップ中に負傷。離脱が噂されていた中、正式に離脱が決定した。 試合後、ロナルド・クーマン監督は「トゥンの欠場は突然のものだった」とし、「我々は明日の朝に結論を出したいが、良い予感はしない」と懸念があるとしていた。 オランダ代表は、メンバー入りを果たしていたバルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングが負傷が癒えずに欠場が確定。開幕目前で、中盤で2人目の離脱となった。 2024.06.11 19:05 Tue

ユーロ目前にオランダの仕上がりは順調も…クーマン監督は負傷コープマイネルスの状態について「良い予感はしていない」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、国際親善試合勝利も負傷者の発生を嘆いた。オランダサッカー協会(KNVB)が伝えている。 10日、アイスランド代表との国際親善試合に臨んだオランダは、前半にシャビ・シモンズのゴールで先制に成功すると、後半も試合をコントロール。主将のヴィルヒル・ファン・ダイクがセットプレーから追加点を奪うと、ドニエル・マレン、ワウト・ヴェグホルストにもゴールが生まれ4-0で勝利した。 ユーロ2024開幕を目前に上々の仕上がりを見せるオランダ。一方で、フレンキー・デ・ヨングはケガからの回復が間に合わずユーロ欠場を発表したほか、トゥン・コープマイネルスも負傷したと報じられるなど、ケガ人には頭を悩まされている。 試合後のクーマン監督もチームのパフォーマンスには自信を示しつつ、コープマイネルスの負傷にも言及。詳しい検査はこれからとしつつ、状態が芳しくないことを示唆している。 「我々のプレーはポジティブなものだった。もちろん、この試合でも劣勢に立たされる場面はあったと思う。だが、良い攻撃を見せる場面もあった。フレンキーとトゥンに問題があったとはいえ、良い気分で(ユーロ開催国の)ドイツに行ける」 「トゥンの欠場は突然のものだった。このチームで活躍するに相応しい選手といえば、今シーズンを戦い抜いた彼だっただろう。この負傷が多忙なシーズンの結果か?そう思うね。ポーランドもそれで苦しんでいるだろう。我々は明日の朝に結論を出したいが、良い予感はしない」 2024.06.11 10:10 Tue

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移籍金は最大80.4億円? アストン・ビラがチェルシーとオランダ代表DFマートセン獲得で合意か

アストン・ビラがオランダ代表DFイアン・マートセン(22)の獲得に関して、チェルシーと合意したという。イギリス『BBC』が伝えた。 マートセンは左サイドバックとしてプレー。フェイエノールト、スパルタ・ロッテルダム、PSVと母国クラブでユース時代を過ごすと、チェルシーの下部組織に加入。チャールトンやコヴェントリー・シティ、バーンリーへの武者修行を経て、2023年7月にファーストチームに昇格した。 2023-24シーズンはプレミアリーグで12試合に出場するなどしていたが、2024年1月にドルトムントへとレンタル移籍。ブンデスリーガで16試合2ゴール2アシストを記録すると、チャンピオンズリーグ(CL)でも7試合に出場し1ゴールを記録。決勝へ進んだチームを支えてきた。 しかし、ドルトムントはマートセンをなんとか引き止めたかったが、3500万ポンド(約70億3000万円)と見られる移籍金を支払う気がなく、レンタル移籍を打診したがチェルシーに拒否されていた。 アストン・ビラは最大で4000万ポンド(約80億4000万円)になると見込まれる移籍金を支払うことで合意。6年契約を結ぶ可能性があるとされ、メディカルチェックに合格すれば移籍は成立すると見られている。 アストン・ビラは来シーズンのCLに出場するため戦力を補強する必要があり、マートセンをチョイス。現在はユーロ2024にオランダ代表に追加招集されて参加しており、メディカルチェックや契約はまだ先になるとされている。 2024.06.20 08:30 Thu

オランダ代表が誇る“最強ジョーカー”ヴェグホルスト…「途中出場からの決定力」で30代突入後も居場所を確保

オランダ代表はFWワウト・ヴェグホルスト(31)の決定力に支えられている。オランダ『Voetbal International』が伝える。 オランダ代表は16日、ユーロ2024グループD第1節でポーランド代表と対戦。1-1で迎えた83分、途中出場の197cmFWヴェグホルストが左足弾を叩き込み、2-1で競り勝った。オランダは今大会白星発進だ。 決勝点のヴェグホルスト。 クラブキャリアはマンチェスター・ユナイテッドでの昨季後半戦の半年間が印象深いところ。献身的な味方へのサポートが色濃く残り、半年で退団も1トップの1stチョイスに君臨…一方で、ゴールはほとんど奪えなかった。 しかし、オランダ代表では違う。 同代表の最前線はメンフィス・デパイが1stチョイスで、ヴェグホルストはジョーカー。ポーランド戦含め、通算34キャップのうち先発出場は11試合のみとなっているが、そんななかで12得点を叩き出している。 また、12得点中7得点は途中出場から。 2024年のヴェグホルストはオランダ代表の全5試合とも途中出場で、5試合4得点。カタールW杯準々決勝・アルゼンチン代表戦で途中出場から2得点を挙げたのを境に、30代突入後もジョーカーとして代表チームに居場所を確保し続けているヴェグホルストだ。 オランダの名手ピエール・ファン・ホーイドンク氏は、ヴェグホルストをこう称える。 「彼はいわば“磁力”。ゴールへの道筋をシンプルに理解している真の9番であり、今日のゴールも偶然ではない。非常に賢い選手だよ。どこにいればボールが来るか、よくわかっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ヴェグホルストが出場から2分で殊勲の決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hoZQGGIGRuE";var video_start = 130;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 14:05 Mon

「諦めることはない」オランダに逆転負けのポーランド、指揮官は残り2試合へ意気込み「我々はもっと強くなれる」

ポーランド代表のミハウ・プロビエシュ監督が、オランダ代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 16日、ポーランドはユーロ2024グループD初戦で、オランダと対戦した。 エースであるロベルト・レヴァンドフスキを負傷で欠く中、試合は16分にアダム・ブクサのゴールでポーランドが先制。しかし、29分に追いつかれると、後半に逆転を許してしまい、1-2で敗戦となった。 早々に先制しながらも逆転負けで黒星スタートとなったポーランド。プロビエシュ監督は、応援してくれたファン・サポーターに感謝した。 「まず最初にポーランドファンの皆さん、ここに来てくれた皆さん、テレビで見てくれた皆さんに感謝したいと思う」 一方で、選手たちは普段のパフォーマンスが出せなかったとコメント。それでも残り2試合に向けてしっかりと準備して戦っていくとした。 「選手たちには、ボールを長くキープできなかったり、前に出られなかった場面があったと話した。いつもはそれができるのに残念だ」 「もちろん、諦めることはない。残り2試合に勝つために全力を尽くさなければならない。この大会で、我々はもっと強くなれると思う」 「積極的にプレーし、相手に迫り、組織力もしっかりしていたと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ポーランドが先制も、オランダに逆転負け</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hoZQGGIGRuE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 13:45 Mon

「予感はしていた」出場から2分で殊勲の決勝ゴール!オランダ代表FWが試合前にパートナーに予言「残り20分で僕が出場して点を決める」

オランダ代表FWワウト・ヴェグホルストが、ポーランド代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 16日、ユーロ2024のグループD第1節でオランダはポーランドと対戦した。 実力国同士の一戦は堅い入りとなるかと思いきや、16分にCKからポーランドが先制。しかし、29分にコーディ・ガクポのゴールでオランダが同点に追いつく。 その後は互いにゴールが生まれず、こう着状態のまま試合は進んでいったが、83分に一瞬の隙をついたヴェグホルストがゴール。出場からわずか2分で試合を決めるゴールを決め、1-2でオランダが勝利を収めた。 出場から2分でゴールを奪ったヴェグホルスト。試合後、チームはもっとチャンスを生かすべきだったと振り返った。 「前半は僕たちが優勢で、より良いチームだった。本当に良いチャンスを6、7回作ったと思う。でももっと決定力を発揮しなければいけないと思う。そうすれば楽ができたのに、それができなかった」 一方で、自身がゴールを決める予感があったと明かしたヴェグホルスト。パートナーにも予言していたと明かした。 「予感はしていたんだ。今朝早く、パートナーに言ったんだよ。彼女は僕が出場できるかどうか不安だったからね」 「試合終了20分前に、ドローになっているだろうと。そして、僕が出場して点を決めるとね。時々、予感がするんだ。本当に嬉しいし、誇りに思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ヴェグホルストが出場から2分で殊勲の決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hoZQGGIGRuE";var video_start = 130;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 11:15 Mon

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セルビアがユーロ2024から去る可能性も? クロアチアvsアルバニアのチャントが大問題に…UEFAに正式に抗議「制裁を求める」

セルビアサッカー協会(FSS)は20日、ユーロ2024のクロアチア代表vsアルバニア代表で起こった事件に対し、欧州サッカー連盟(UEFA)へ講義の書簡を送ったことを発表した。 事件が起こったのは、19日に行われたグループB第2節のクロアチアvsアルバニア。試合中にセルビア人殺害をめぐるチャントが聞こえてきたという。 FSSのヨバン・スルバトビッチ事務総長は、この件を受けてUEFAへ制裁を課すように訴え。セルビア国営放送『RTS』に対してコメントしている。 「起こったことは恥ずべきことであり、たとえ大会で戦い続けることが不可能になったとしても、UEFAに制裁を求めるつもりだ」 セルビアは16日に行われたグループCの初戦でイングランド代表相手に1-0で敗戦。しかし、この試合中にはコソボのジャーナリストであるアルリンド・サディク氏が、セルビアファンに向けて両手で鷲を作る民族主義的なジェスチャーを見せ、資格を剥奪されていた。 このジェスチャーは以前にも話題となり、アルバニア国旗の鷲を模したもので、セルビアの民族主義者とコソボの人口の大半を占めるアルバニア人の間の緊張を激化させるとして、禁じられている。 一方で、セルビアのファンはイングランド線で物を投げ込み1万2250ポンド()の罰金を課されることに。また、民族主義的な地図の横断幕を掲げたことで、ファンも罰金を課されていた。 スルバトビッチ氏は、今回の件で「我々はUEFAに対して、両連盟を処罰するように要求する」と激しく非難し、「我々は参加したくないが、もしUEFAが彼らを処罰しないならば、我々がどうするかを考える」とコメント。大会を去る覚悟も最悪のケースとしてあるとした。 また、自国のサポーターの行為に対しては「我々は散発的なケースで処罰を受けたが、我々のファンは他のファンよりもずっとマシな態度だった」とかたり、「あるファンが人種差別的な侮辱行為で処罰されたが、それを他人のせいにはしたくない。セルビア人は紳士であり、心が広い。だから、ファンのみんなにも紳士であり続けてもらいたい」と、恥ずかしい行動を取らないように訴えかけた。 <span class="paragraph-title">【写真】カタールW杯で一世風靡したクロアチアの美しすぎるサポーターがユーロにも登場</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8ZWFCaoSe4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C8Z2wedo_V8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Ivana Knöll(@knolldoll)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.06.20 23:50 Thu

「なんて可愛いんだ」「このパワーをもらったのか」アルバニア代表FWのスパイクが話題に! ユーロの大舞台で履いていたスパイクに描かれていたのは『スーパーマリオ』

連日熱戦が繰り広げられているユーロ2024。ヨーロッパの頂点を目指す戦いは、白熱し、ファン・サポーターも大いに盛り上がっている。 そんな中、1人の選手のスパイクが大きな話題を呼んでいる。アルバニア代表FWジャシル・アサニだ。 初戦のイタリア代表戦、2戦目のクロアチア代表戦と共に先発出場したアサニ。19日に行われたクロアチア戦では、チームの先制点をアシストしていた。 そのアサニだが、スパイクが大きな話題に。なんと、両足には人気テレビゲーム『スーパーマリオ』のキャラクターであるマリオとルイージの兄弟が描かれていた。 左のスパイクにはマリオが、右のスパイクにはルイージがデザインされたスパイク。なんともお茶目でありながら、一際目を惹くものとなっている。 アルバニアのユニフォームが黒のシンプルなデザインなだけに、より目立つことにも。ファンは「スーパーマリオだ」、「なんて可愛いんだ」、「このパワーをもらったのか」とコメントが寄せられている。 海外の選手も日本のアニメやゲームが好きな選手は多いが、ユーロという大舞台でマリオとルイージを足につけてプレーしたのは意外とも言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】マリオとルイージがその足にパワーを与える!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8Z4k3OIr4A/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C8Z4k3OIr4A/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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初戦だけで浮かれてはいけないけど…/原ゆみこのマドリッド

「やっといい天気になったのに残念ね」そんな風に私が溜息をついていたのは火曜日、ドイツ滞在5日目になって、ようやく半袖が着られる気温となったにも関わらず、もうマドリッドに戻る日が来てしまった時のことでした。いやあ、前日は午前5時半の早起きをして、シュツットガルトから、スペイン代表のベースキャンプがあるドナウエッシンゲンに移動。11時からの練習に間に合うよう、SVアーセン(地元の地方リーグのクラブ)のトレーニングセンターに駆けつけたものの、その日は個別調整ということで、セッション公開の15分がないのにショックを受けることに。 要はまるでマハダオンダ(マドリッド近郊)のアトレティコ練習場のように、目隠しシートで覆われた柵の外から、隙間を縫って、グラウンドにいる選手をチョロ見したり、声を聞いて、何をしているのか、推測するしかできなかったんですけどね。ただ、その日は午前練習の後、選手たちは夜までフリータイムをもらえるとあって、ええ、訪問した家族とシュツットガルトまで観光に行ったり、そうでない15人程の選手たちは揃って、近隣のミシェラン1つ星のイタリアンレストランで140ユーロ(約2万5000円)のランチへ。おかげで正午過ぎにはグラウンドに併設するメディアセンターでの記者会見にウナイ・シモン(アスレティック)が姿を現わし、バスク地方紙の記者の質問で、実は彼、手首に慢性のトラブルを抱えていたことを知ったのは収穫でしたけどね。 当面、プレーに支障はないものの、「Me operaré de la muñeca después de terminar la Eurocopa/メ・オペラレ・デ・ラ・ムニェカ・デ・テルミナル・ラ・エウロコパ(ユーロの後、手首を手術する)」(ウナイ・シモン)そうですが、いやあ。その日の午後は雨が降ったり止んだりだったため、ずっとドナウエッシンゲンのホテルに籠っていた私は翌午前中も練習見学運に恵まれず。セッションが完全非公開だったためで、ええ、キャリーケースを引いて、ホテルを出たところ、何故か、国外で遭うといつもより親切になる顔馴染みのスペイン人記者が車で通りかかり、「練習場まで乗っていく?」と訊いてくれたんですけどね。 ここずっと生配信でチェックしていて、定例記者会見の開始予定12時半はブラフ。常に午後1時頃から始まっていたのを知っていたため、電車の時間との折り合いから、スビメンデイ(レアル・ソシエダ)を見るのは諦めるしかなかったんですが、まあ、代表の予定は水物で、ほぼ推測ベースで旅行の手配をしないといけませんでしたからね。チームと一緒に先週月曜からドナウエッシンゲン入りし、小さいリゾート町のレストランの全てを知り尽くしてしまった代表番記者たちのように、延々といる訳にもいかず、練習見学できなかったことだけを心残りにドイツをあとにしたんですが…。 まあ、そんなことはともかく、今回、私が現地に赴いたスペインの開幕クロアチア戦から、お話ししていかないと。先週金曜、ミュンヘンでホスト国のドイツがスコットランドとの大会開幕戦を迎える日の午前中にベルリン入りして、クロアチアのスタジアム練習と両チームの記者会見のためにまずはオリンピア・シュタディオンを訪問することに。その際はあれこれあって、スタジアム周りを延々と歩かないといけなかったのは別として、中に入るのは簡単だったんですが、土曜のマッチデーは大違い。ええ、ベルリンではこの試合が開幕ゲームだったせいもあるんでしょうが、ゲート前に大多数はクロアチア人ファン、そこにスペイン人ファンも混じって入場を待っていたところ、一向に前に進まなくてねえ。 満員電車並みのギッチリ状態で人込みに埋まっていたため、まだ時間は40分程あったものの、果たしてキックオフまでに入れるのか、不安になったものでしたが、何とかセーフ。アップが終わる頃には席にも辿り着くことができ、開幕セレモニーから楽しむことができたんですが、それより、嬉しい驚きだったのは、デ・ラ・フエンテ監督のスペインの強さが大会前の強化親善試合、アンドラ戦や北アイルランド戦限定ではなかったことでしょうか。 そう、序盤は拮抗した展開だったものの、前半28分、昨夏のネーションズリーグ・ファイナルフォー決勝では120分の間、点が取れなかった相手にスペインはgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)の堰を切ったんですよ。まずはファビアン・ルイス(PSG)のスルーパスを受けたモラタ(アトレティコ)が1対1でGKリバコビッチ(フェネルバフチェ)を破ったんですが、いやあ、その瞬間、CL準々決勝ドルトムント戦2ndレグでの大失敗シーンが頭をよぎったのはきっと、私だけではなかった? ちなみに後日のインタビューで当人は、「今季あったようなチャンスだってわかっていたから、la había preparado mentalmente respecto a cosas ya vividas/ラ・アビア・プレパラードー・メンタルメンテ・レスペクトー・ア・コーサス・ジャー・ビビーダス(経験したことを踏まえて、メンタル的に準備していた)。ライコビッチがあの方向に跳ぶ傾向があるのはわかっていたし」と言っていたんですけどね。覆水盆に返らずなのはともかく、この日のモラタは自分に対してだけでなく、チームメートへの根回しにも抜かりなし。「ファビアンにはクロアチアのCBコンビがしばしば、離れてスペースができるのを見ておけって、8回も言った」そうで、そのおかげで最高のスルーパスを送ってもらえたんですが、それも受け手が決められなければ元も子もありませんからねえ。 この先制点で勢いに乗ったスペインはその3分後、今度はペドリ(バルサ)がエリア前右から出したパスを受けたファビアンが発奮。ええ、モドリッチ(レアル・マドリー)以下、クロアチア勢複数人をかわして、golazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決めてしまったとなれば、2022年W杯に彼を招集しなかった当時のスペイン代表監督、現PSG指揮官のルイス・エンリケ監督も今更ながら、後悔していたかも。おまけに前半ロスタイムにもスペインは、16才で最年少参加のジャマル(バルサ)のクロスを今季のアンチェロッティ監督のチーム同様、セットプレーで上がっていたカルバハル(マドリー)が押し込み、とうとう3点差にしてしまったとなれば、もうこっちのもんですって。 いえまあ、後半早々にはスタニシッチ(レバークーゼン)の至近距離シュートを、同僚のグリマルドを出し抜き、サプライズ先発となったククレジャ(チェルシー)がゴール前で身を挺して防いだり、更に続けて、GKウナイ・シモンがクラマリッチ(ホッフェンハイム)のヘッドをパンチングでかわさないといけなかったりというピンチもあったんですけどね。それどころか、20分まで無得点のままだったため、クロアチアのダリッチ監督がモドリッチとコバチッチ(マンチェスター・シティ)の両旗艦選手を下げた後の32分など、シモンが敵にボールを出してしまい、ロドリ(マンチェスター・シティ)がシュートをしようとしたペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ)を倒してしまうなんてことも。 幸い、この時はVAR(ビデオ審判)でPKが確定したものの、ええ、「ルイス・エンリケ監督の下でプレーするまで、誰も自分にボール出しがどう機能するか、説明してくれた人はいなかった」という、足技自慢のクルトワ(マドリー)やノイアー(バイエルン)などとは違い、その点では遅咲きのシモンでもParapenalti(パラペナルティ/PK止め屋)の才能は疑いようがありませんからね。ネーションズリーグ・ファイナルフォー決勝のPK戦でマイェル(ボルクスブルク)に続き、最終キッカーだったペトコビッチを阻止していた彼はこの日も再び、ペトコビッチのPKを見事に弾いてくれたんですよ。 それが経験による賜物だったことは、当人も「Tenía claro que Petkovic iba tirar a mi derecha/テニア・クラーロ・ケ・ペトコビッチ・イバ・ア・ティラール・ア・ミ・デレッチャ(ペトコビッチが自分の右側に蹴るのははっきりわかっていた)」と認めていたんですが、実はこのプレーはここでは終わらず。ええ、こぼれたボールがペリシッチ(ハイジュク・スプリト)から、またペトコビッチに渡り、最後はシュートを決められてしまったんですけどね。今度はVARがPKを蹴る前にペルシッチがエリア内に入っていたことを見つけてくれたため、クロアチアのゴールはスコアに挙がらないことに。 結局、5分あった後半ロスタイムも恙なく終わり、そのまま初戦に3-0で快勝したスペインだったんですが、え?後半22分に引っ込んだモラタと、彼からキャプテンマークを受け取りながら、41分にはカルバハルにバトンタッチして、ピッチを出たロドリはケガをしたんじゃないのかって?いやあ、前者はヒザを打撲、後者は今季のプレー時間過多が祟っての疲労からの交代だったんですけどね。特に木曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのイタリア戦の出場には支障がないようで、ええ、相手は同日、アルバニアに2-1と勝利。水曜には一足先にプレーしたコロアチアがアルバニアと2-2で引き分けたため、ここでスペインが勝てば、グループ1位突破への道が開けるとなれば、頑張る価値は十分ある? その傍らで引分ければ、イタリア共々、もう突破は決まったも同然という見方もあるため、死にもの狂いでぶつかってくるだろう、アルバニアとの来週月曜の最終節のため、ロドリに休養を与える可能性もなくはありませんが、その辺は前日記者会見で、「Vamos a ver cómo se desarrolla el partido/バモス・ア・ベル・ッコモ・セ・デサロジャ・エル・パルティードー(試合がどう進展するかを見てみよう)」と言っていたデ・ラ・フエンテ監督の腹積もり次第かと。 ちなみに火曜のセッションから、筋肉系の痛みに悩まされ、しばらく個別メニューに取り組んでいたラポール(アル・ナスリ)もチームに合流したスペインは水曜午前中、ベースキャンプ地での前日練習をこなした後、シュツットガルト、ドュッセルドルフ経由で片道3、4時間かけて、アレナ・アウフシャルケのあるゲルゼンキルヘン入り。クロアチア戦だけに留まらず、2節イタリア戦でも更なる強さを見せてくれると、2012年以来のユーロ優勝を夢見るスペイン代表ファンもかなり、増えてくるんじゃないでしょうかね。 そして土曜の夜、ベルリンで一泊してから、日曜にドナウエッシンゲンに帰ったスペインとは別れ、私はシュットガルトに寄り道。そう、シュツットガルト・アレナでの開幕戦となるスロベニアvsデンマークの試合で、ユーロ初出場となるGKオブラク(アトレティコ)を応援したかったからですが、こちらは試合当日にいきなりスタジアムに行ったせいもあり、またしても大変な距離を歩くことに。いえ、ベルリンからの電車が遅れた上、前日のゲートに辿り着くまでの大渋滞トラウマのせいで、ホテルの人にじっくり、Uバーンでの行き方を訊く時間を惜しみ、最寄り駅がメディア用入口から遠いSバーンで行ってしまった私も悪いんですけどね。 それでも何とか、スタジアム大周回をして辿り着いたんですが、こちらは拍子抜けする程、入場待ちの行列はまったくなし。場内は大会があるたび、民族大移動するので有名なデンマークファンと24年ぶりの出場に湧くスロベニアファンで満員だったものの、プレス席などガラガラで、好きな場所を選んで座れるんですから、まったくどうなっているのやら。ただ、試合の方は前半17分、スローインから、ビンド(ボルフスブルク)が繋いだボールをエリクセン(マンチェスター・ユナイテッド)がシュート。オブラクを破って、先制点を挙げ、前回のユーロで心停止という悲劇に見舞われたMFに絵に描いたような復活劇を演じられてしまうことに。 うーん、後でマティアク・ケズ監督も「ウチの選手の多くはこんな大きな国際大会を経験したことがない」と言っていた通り、0-1で前半が終わった時には、とてもじゃないけど、スロベニアが得点できるようには思えなかったんですけどね。後半19分にはオブラクがホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)の至近距離シュートをparadon(パラドン/スーパーセーブ)で防ぐなど、耐え忍んでいた甲斐が32分に訪れたから、ビックリしたの何のって。そう、デンマークがクリアしたCKを「目を閉じて、全力で蹴った」ヤンジャ(ゴルニク・ザブルゼ)がvolea(ボレア/ボレーシュト)。そのボールがヒュルマンド(スポルティングCP)に当たって、同点ゴールになってくれたんですよ。 おかげで1-1で引分けることができたスロベニアは白星ではなくても、今大会最初の勝ち点を祝えることになったんですが、ちょっと気になったのは、スペインメディアもいたミックゾーンをオブラクが無言で去っていってしまったこと。ええ、今季はアトレティコがどんなに悲惨な負け方をした時でも第2キャプテンとして、粛々と試合後インタビューに答えていた彼でしたからね。これまでお国の奉公に勤しむアトレティコの同僚とは違い、シーズン終了後はすぐにバケーション入りしていたのが、初めて今回、国際メジャー大会に参加。 とうとう、肩身の狭い思いをせずに済む夏を迎え、どんな気持ちでいるか訊きたかった私もガッカリだったんですが、「もっと上手くやれると常に考えているから、自分が満足することはない」という当人ですからね。逆転勝利できなかったのがきっと、悔しかったんでしょうが、大丈夫。木曜のセルビア戦で勝てば、最終節のイングランド戦で負けてもきっと、決勝トーナメントに進めますって。 まあ、そんな調子で私のユーロ現地観戦は終わったんですが、他の試合でも月曜にはオーストリアにオウンゴールで0-1と勝ったフランスでマドリー入団が決まったエムバペ(PSG)が鼻を骨折。グリーズマン(アトレティコ)もピッチ脇の広告版に顔をぶつけて血まみれになるなど、マドリッドのクラブのファンには心配なニュースもなきにしろあらず。いえ、その一方でベリンガム(イングランド)はセルビア戦の決勝ゴール、ギュレル(トルコ)もジョージア戦で勝ち越しゴールを挙げるといった朗報もあるんですけどね。とりあえず、まだユーロも2節が始まったばかりですし、その辺はおいおいに伝えしていくことにしますね。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.20 20:00 Thu

ユーロ2016で“理詰めの”スペイン代表撃破を経験...元イタリア代表FWエデル「今回も...が勝利へ戦術的なポイント」

ブラジル生まれの元イタリア代表FWエデル(37)が、スペイン代表戦を控える現アッズーリに勝利のポイントを直言した。 ユーロ2016で異彩を放ったエデル。当時のイタリア代表はやや人材に乏しかったが、グラツィアーノ・ペッレ&エデルという2トップが戦術的タスクを全力でこなし、思いのほか観る者を魅了。ペッレはベルギー戦とスペイン戦、エデルはスウェーデン戦でゴールを決めた。 このときはラウンド16でスペインを撃破しベスト8進出。「ユーロでのスペイン撃破」を知るエデルはブラジルに帰国も、ユーロ2024にあわせてイタリアへカムバック。ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のインタビューで、20日のイタリアvsスペインを展望した。 「この対戦カードはいつだって大きなチャレンジ。プレーして楽しかった思い出しかないな。まずイタリアvsアルバニアだけど、僕の意見では、不安を覚えたのはやはり序盤だけ。アッズーリの選手たちは素晴らしい試合をしたと思うよ」 「しかしだ。いついかなるときもスペインの強みを忘れてはならない。彼らは非常に高い位置にから激しくプレッシャーをかけてくる。アッズーリはそこから抜け出すべく、うまくビルドアップをしなければならないだろうね」 「2016年を思い出してほしい」 「僕らはスペイン相手によく準備できていた。コンテ(監督)が『スペインは高い位置から挑んでくる。マンツーマンを多くやってくる』と選手に話していた。僕とペッレには『センターバックのジェラール・ピケとセルヒオ・ラモスを前に釣り出す動きを繰り返し、中盤がディフェンスラインの背後のスペースを突けるようにしてほしい』と指示があった」 「おそらくだけど、今回もこれがスパレッティ・イタリアにとって戦術的なカギとなるはずだ。局面でのバトルを制せば、おのずとスペインにダメージを与え、自由に支配できる」 2024.06.20 19:50 Thu

苦しむクロアチア代表のダリッチ監督「我々の選手は年齢を重ねている」

時の流れは無情なり。クロアチア代表を彩るスーパースターは皆、選手キャリアの後半を戦っている。 クロアチア代表は19日、ユーロ2024グループB第2節でアルバニア代表と対戦。スペイン戦を落としたなか、イタリアも同居する組み分けを考えれば、国際経験の劣るアルバニアには是が非でも勝ちたかったが、終盤被弾で2-2のドロー決着となってしまった。 オランダ『Voetbal International』は、試合後の会見でズラトコ・ダリッチ監督がポツリと漏らした言葉に注目する。 「クロアチアの選手は年齢を重ねている」 今に始まったことではないが、どうやら指揮官も中心選手の高齢化を懸念してきた模様。存在そのものが味方を引っ張る主将ルカ・モドリッチは9月で39歳、イバン・ペリシッチは35歳など、ワールドクラス組の年齢が非常に高い。 また、中盤の主力は全員30代。 38歳モドリッチ、31歳ブロゾビッチ、30歳コバチッチの中盤3枚が鉄板で、指揮官はあとに続く世代のセントラルハーフを継続起用するに至らず。モドリッチは2021年10月以降のA代表戦欠場がわずか1試合、ブロゾビッチも22年以降で2試合のみとなっているのだ。 モドリッチはともかく、現代サッカーにおいて30歳や31歳をベテランと決めつけていいかは微妙なところ。しかしクロアチアの場合、やはりメンタリティも含めて、未来への希望を灯すセントラルハーフが台頭しきれていない。 人口400万人弱の小国クロアチア。モドリッチクラスの台頭は夢を見過ぎだとしても、今大会終了後はどのような選手が伸び、そしてダリッチ監督に起用されていくか。 まずはとにかく、次のイタリア戦に勝ってノックアウトステージへ。今大会が最後の主要大会となる可能性も考えられるモドリッチやペリシッチ…大舞台でその勇姿を拝める機会は、もうそれほど残されていない。 ◆アルバニア戦の先発11人…平均年齢29.5歳 (ポジション表記はシステム優先) GKドミニク・リヴァコビッチ(29) DFヨシプ・ユラノビッチ(28) DFヨシプ・シュタロ(24) DFヨシュコ・グヴァルディオル(22) DFイバン・ペリシッチ(35) MFルカ・モドリッチ(38) MFマルセロ・ブロゾビッチ(31) MFマテオ・コバチッチ(30) FWロヴロ・マイェル(26) FWブルーノ・ペトコビッチ(29) FWアンドレイ・クラマリッチ(33) 2024.06.20 18:45 Thu

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セリエAでより洗練された万能型MF、離脱者続出オランイェの中盤救えるか/タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)【ユーロ2024】

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“左SBファン・デ・フェン”にオランダ各紙軒並み最高評価「僕は元々こっちだからね」

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ヨーロッパ最強の国を決めるユーロ2024。今大会はドイツで開催され、24カ国が参加する。 世界トップレベルの選手たちが集い、ワールドカップよりも見応えがあるとされるユーロ。今回は試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024試合日程・キックオフ時間</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> ドイツで開催される17回目のユーロ。4年に1度の戦いは、6月14日(金)に開幕。7月14日(日)まで1カ月間開催される。 試合のキックオフ時間は3つに分かれ、日本時間の22時、25時、28時となる。なお、開幕戦のドイツ代表vsスコットランド代表は14日の28時にキックオフを迎える。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 放送・配信予定</span> ユーロ2024は日本でも視聴が可能。「WOWOW」が前回大会に引き続き放映権を取得。開幕1週間前とギリギリでの発表となったが、8大会連続での放送となる。なお、WOWOでのテレビ視聴と、WOWOWオンデマンドでのネット視聴がどちらも可能。全試合をライブ配信することが決定した。 さらに、「ABEMA」が全51試合を無料生中継することを発表。この取り組みは日本初の出来事となる。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024無料視聴方法</span> 「ABEMA」では全試合が無料生中継。15試合は日本語の実況・解説楽しむことができる。 また、「WOWOW」での視聴には会員登録必要となり有料だが、3試合は無料での放送と配信が発表されている。 6月14日(金) 27:00〜(放送時間) 【開幕戦・グループA】ドイツvsスコットランド 6月15日(土) 24:45〜(放送時間) 【グループB】スペインvsクロアチア 6月16日(日) 27:45〜(放送時間) 【グループC】セルビアvsイングランド <span class="paragraph-subtitle">■お得な視聴パック「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> WOWOWは有料放送のため、無料での視聴には限りがあり、有料会員登録が必要だ。しかし、今回のユーロ放送を記念し、お得なパスが販売開始。その名も「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」だ。 世界最高峰の戦いでもあるチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)も放送するWOWOW。2024-25シーズンも放送が決定している中、「CL・EL 2024-25シーズンパス」は1万7500円で8月から販売開始予定となっている。 しかし、今回ユーロ2024の全試合も視聴できる「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」の販売が開始。なんと年間1万4500円での販売となり、12カ月で換算すると1カ月あたり「1208円」で視聴が可能となる。CLとEL、さらにカンファレンスリーグ(ECL)に加え、ユーロも全試合見られて3000円もお得だ。 なお、CLはハイライトや2000-01シーズンからの全ての決勝なども視聴可能。新シーズンのUEFAスーパーカップも視聴が可能だ。この機会に契約するのは大変お得となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■「ユーロ2024」主な試合配信スケジュール</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:900">◆グループステージ</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 《28:00》 【B】イタリア代表 vsアルバニア代表 ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 《28:00》 【B】スペイン代表 vsイタリア代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月22日(土) 《22:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 ▽6月24日(月) 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 《28:00》 【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:900">◆ラウンド16</span> ▽6月29日(土) 《25:00》 A・2位 vs B・2位 《28:00》 A・1位 vs C・2位 ▽6月30日(日) 《25:00》 C・2位 vs D/E/F・3位 《28:00》 B・1位 vs A/D/E/F・3位 ▽7月1日(月) 《25:00》 D・2位 vs E・2位 《28:00》 F・1位 vs A/B/C・3位 ▽7月2日(火) 《25:00》 E・1位 vs A/B/C/D・3位 《28:00》 D・1位 vs F・2位 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 出場国データ</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:800">【グループA】</span> <span style="font-weight:800">◆ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆スコットランド代表</span> 出場回数:2大会連続4回目 最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループA・2位 監督:スティーブ・クラーク <span style="font-weight:800">◆ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">【グループB】</span> <span style="font-weight:800">◆スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆クロアチア代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2020) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆アルバニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2016) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループE・1位 監督:シウヴィーニョ <span style="font-weight:800">【グループC】</span> <span style="font-weight:800">◆スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆デンマーク代表</span> 出場回数:2大会連続10回目 最高成績:優勝(1992) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループH・1位 監督:カスパー・ヒュルマンド <span style="font-weight:800">◆セルビア代表</span> 出場回数:6大会ぶり6回目 最高成績:準優勝(1960、1968) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループG・2位 監督:ドラガン・ストイコビッチ <span style="font-weight:800">◆イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2020) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">【グループD】</span> <span style="font-weight:800">◆ポーランド代表</span> 出場回数:5大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:プレーオフA勝者 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆オーストリア代表</span> 出場回数:3大会連続4回目 最高成績:ベスト16(2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループF・2位 監督:ラルフ・ラングニック <span style="font-weight:800">◆フランス代表</span> 出場回数:9大会連続11回目 最高成績:優勝(1984、2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・1位 監督:ディディエ・デシャン <span style="font-weight:800">【グループE】</span> <span style="font-weight:800">◆ベルギー代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:準優勝(1980) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループF・1位 監督:ドメニコ・テデスコ <span style="font-weight:800">◆スロバキア代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループJ・2位 監督:フランチェスコ・カルツォーナ <span style="font-weight:800">◆ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:プレーオフB勝者 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">【グループF】</span> <span style="font-weight:800">◆トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆ジョージア代表</span> 出場回数:初出場 最高成績:なし ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:プレーオフC勝者 監督:ウィリー・サニョル <span style="font-weight:800">◆ポルトガル代表</span> 出場回数:8大会連続9回目 最高成績:優勝(2016) ユーロ2020結果:ラウンド16 予選結果:グループJ・1位 監督:ロベルト・マルティネス <span style="font-weight:800">◆チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック 2024.06.17 00:00 Mon
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メッシ加入でPSGはどう変わる? 夢の3トップは? 起用法を考察

10日、パリ・サンジェルマン(PSG)がバルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)を獲得した。 5日にバルセロナとの契約更新が伝えられると思われた中、まさかの退団が発表。クラブサイドの「財政的・構造的な障害(ラ・リーガの規定)」を理由に、再契約叶わなかった。 それから5日後、10日にメッシのPSG加入が発表。世界中が注目した新天地はフランスのパリに決まった。 PSGは言わずと知れたビッグクラブ。各国の代表選手を揃え、チャンピオンズリーグ(CL)制覇という大きな目標に向けてチームを強化している。 今夏の移籍市場でもメッシ以外に多くの選手を獲得。悲願成就に向けて、着々と戦力を整えている状況だ。 そこで気になるのは、やはりメッシの起用方法。前線にもタレントが揃っているチームで、多くのゴールを生み出すメッシをどう起用するかは、PSGの野望を成し遂げる上では重要となる。 <span class="paragraph-title">◆ポチェッティーノの変化</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 昨シーズン途中にトーマス・トゥヘル監督の退任に伴い就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督。基本的に採用するシステムは[4-2-3-1]か[4-3-3]となっている。 前線は1トップに両ウイングを置くシステムを採用しており、トップにフランス代表FWキリアン・ムバッペ、左にブラジル代表FWネイマール、右にアルゼンチン代FWアンヘル・ディ・マリアという並びが多い。 パターンとしてはトップに元アルゼンチン代FWマウロ・イカルディが入ることもある。また、ネイマール不在時には左にムバッペが入ることもあった。 また、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーは、左右のウイングを務めることも可能だ。 [4-2-3-1]でも基本的には変わらない。ボランチが2枚になるものの、トップ下にはネイマールが入ることが多く、その他にはイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティや元ブラジル代表MFラフィーニャが入ることに。両サイドはディ・マリア、ドラクスラー、ムバッペの他、イタリア代表FWモイぜ・ケアンなどが入った。 何れにしてもベースは3トップ。この形はメッシが所属したバルセロナと変わらないシステムだ。昨季終盤こそ、ロナルド・クーマン監督は[3-5-2]や[3-4-2-1]のシステムを採用していたが、メッシとしては慣れ親しんでいるシステムと言える。 しかし、今シーズンのリーグ・アンの開幕戦では、ポチェッティーノ監督は[4-4-2]を採用。選手が揃いきっていないという状況も大きく影響していると見られるが、新たなシステムを採用していた。今後も継続するのかどうか。そもそも選手がいつになったらしっかり揃うのかが、カギと言えそうだ。 <span class="paragraph-title">◆[4-2-3-1]ならトップ下</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_4231_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> ではメッシが入った場合はどういったシステムとなるのか。まず、昨シーズンからの変化で言えば、前線はケアンがエバートンへと復帰。しかし、他の選手は残留している状況だ。 また中盤にはオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがリバプールから加入。最終ラインではモロッコ代表DFアクラフ・ハキミがインテルから、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがレアル・マドリーから加入。また、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがミランから加入した。 下部組織からも選手を昇格させているが、主軸になるにはまだ時間が掛かるだろう。その中に、メッシも加わるという状況だ。 では、[4-2-3-1]のシステムならどうなるか。前線の組み合わせは2列目に3人、1トップという状況だ。現在のメンバーで考えれば、メッシはトップ下での起用となるだろう。1トップにはムバッペが入り、左にはネイマール、右にディ・マリアという感じだろうか。もちろん試合中にポジションは移動するが、基本ポジションとしてはトップ下になると考えられる。 一方で、2列目のサイドでの起用はなかなか考えにくい。サイドハーフとなると守備面での貢献が求められ、守備に時間を割くことも必要とされる。試合中の流れでサイドに位置することはあっても、基本として置かれることはないと考えて良いだろう。 中盤はボランチが2枚。ここも人材は豊富で、メッシをよく知るアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスやMFイドリサ・グイエ、MFダニーロ・ペレイラ、MFアンデル・エレーラらがいる。どの組み合わせでも高い力を発揮することは間違いなく、攻撃に比重がかかっても大きな問題はなさそうだ。 <span class="paragraph-title">◆[4-3-3]の右ウイング</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_433_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> ただ、メッシをサイドで起用するという観点で言えば、[4-3-3]というシステムに変えてくるだろう。より高い位置を取れる3トップにし、バルセロナでも務めていた右ウイングにメッシ、左にネイマール、中央にムバッペという形になるはずだ。 そして中盤は3枚に。アンカーにインサイドハーフが2枚という形になるだろう。インサイドハーフとなれば、ラフィーニャ、ヴェッラッティ、そしてワイナルドゥムも居る。もちろん、パレデスやグイエも起用でき、層はかなり厚い。選手の状態や相手も踏まえて、[4-2-3-1]と[4-3-3]は使い分けてくることになるだろう。 メッシとしては、トップの位置か右ウイングというポジションをやってきただけに、[4-3-3]の右ウイングという可能性は高いとも言える。ポチェッティーノ監督が周りの選手とのバランスをどう考えていくかが注目となりそうだ。 一方で、右に入るとなった場合は、サイドバックも関係してくる。右サイドバックのレギュラーは今夏加入のハキミになるだろう。開幕戦ではゴールを決めるなど、攻撃性能が高く、メッシと縦に並べると攻撃面の怖さは出るが、守備面ではもしかしたら脆さを見せる可能性も考えられる。その辺りのバランスをどう考えるかも注目だ。 <span class="paragraph-title">◆[4-4-2]で2トップも</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_442_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> パターンとしては[4-4-2]もあり得るだろう。もちろんこれは選手の状態なども影響すると考えられる。開幕戦のトロワ戦で採用されたが、ユーロ2020やコパ・アメリカ2021などの影響で、選手が揃っていないまま開幕を迎えたことも要因だ。 ちなみに開幕戦はムバッペとイカルディが2トップを組み、右にワイナルドゥム、左にドラクスラーが入った。ボランチはエレーラとペレイラという並び。ベンチには若手が数人入っているところを見ても、このメンバーがベストとは言えないだろう。 [4-4-2]を採用すれば、メッシは2トップの一角に入るはず。しかし、ネイマール、ムバッペとの同時起用を考えれば、[4-4-2]は採用するとは考えにくく、かなり限定されたタイミングでの採用になると思われる。 <span class="paragraph-title">◆ベストは[4-2-3-1]か</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_4231_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> 実際に全ての選手が起用可能となった場合、ポチェッティーノ監督がどういったメンバーを選ぶのかは現段階では不明だ。ただ、最大限の力を出すには、[4-2-3-1]が良いと考えられる。 トップにはムバッペ、トップ下にメッシ、左にネイマール、右にディ・マリアという配置だろう。右はワイナルドゥムでも良いかもしれない。 ボランチはパレデスとペレイラがファーストチョイスになるだろうか。 最終ラインは右にハキミ、中央にセルヒオ・ラモスとブラジル代表DFマルキーニョス、左にアブドゥ・ディアロが入るだろう。そしてGKはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとなると予想される。 もちろん、各ポジションに控え選手にするにはもったいないほどの選手が揃っており、状態の良い選手がピッチには立つはず。何れにしても、豪華な面々が揃っていることが改めて感じられそうだ。 <span class="paragraph-title">◆オプションで[3-4-3]も</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_343_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> 一方で、後ろのメンバーを考えると3バックというシステムも捨てがたい。セルヒオ・ラモス、マルキーニョスに加え、フランス代表DFプレスネル・キンペンベもチームにはいる。4バックにすれば必然的に1人はベンチ。昨季終盤ケガに悩まされたセルヒオ・ラモスは開幕からしばらく欠場が見込まれ、状態が不安だが、3人がベストな状態になれば3バックもあり得るだろう。 そうなると、中盤の右にハキミを上げることが可能に。メッシ、ハキミが並ぶ右サイドにセルヒオ・ラモスが支える形となれば、守備面も不安は軽減される。 チーム全員が万全の状態であれば、4バックではなく3バックという選択肢が最適な可能性も。ポチェッティーノ監督はトッテナム時代に3バックを採用したこともあり、引き出しにないわけではない。考えは広がるばかりだ。 心機一転、バルセロナで初めてもらった「30」を背負ってプレーすることとなるメッシ。どのシステムでもハマる可能性は高く、その力でPSGに悲願のビッグイヤーをもたらすことはできるだろうか。デビューが待たれる。 <span class="paragraph-title">【フォーメーション画像】メッシはどのシステムがハマる? 4タイプを予想</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_4231_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_433_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJoOXAwZHFMcSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_442_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/psg20210811_343_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains, LTD.<hr></div> 2021.08.11 21:50 Wed

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ユーロの試合前にツルハシを持った男が暴れて射殺…オランダのファンゾーン付近で事件発生

14日に開幕したユーロ2024。連日熱戦が繰り広げられている中、事件が発生した。 事件が起きたのはハンブルク。オランダ代表のサポーターのためのファンゾーンの近くで事件が発生。警察によれば、ツルハシを持っていた男が警察官を脅していたと発表されていた。 オランダからは3万人とも言われる大量のサポーターがドイツ入り。そんな中事件が発生してしまった。 イギリス『BBC』によれば、ハンブルク警察から新たな報告があったとし、容疑者の男はツルハシを持ち、火炎瓶に火をつけようとしたところ、警察が催涙スプレーで応戦したとのこと。その後、男は射殺されたという。 事件は現地の16日12時半ごろに発生したとのこと。SNS上に投稿された映像には、銃声と思われる音が聞こえる前、警察官の前で斧を振り回している男の姿も映っていたという。なお、身元は明らかにされておらず、動機についても発表されていない。 多くの国のサポーターが集結しているドイツ。今のところ、サポーター同士の争いなどは発生していないが、今回の事件ではオランダのサポーターが巻き込まれていた可能性も。犯人以外に被害者は出ていないことが幸いと言えるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】とんでもない数のオランダサポーターが一斉に踊る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="in" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/NothingLikeOranje?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#NothingLikeOranje</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/CreateHistory?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#CreateHistory</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/POLNED?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#POLNED</a> <a href="https://t.co/69MeMI1ZKu">pic.twitter.com/69MeMI1ZKu</a></p>&mdash; OnsOranje (@OnsOranje) <a href="https://twitter.com/OnsOranje/status/1802266397935796231?ref_src=twsrc%5Etfw">June 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.16 22:22 Sun
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「テーブルクロス?」「最悪だ」2大会ぶり出場のオランダ代表のW杯ユニフォーム発表も特にアウェイが不評「アマチュアっぽい」「トレーニングシャツ?」

オランダサッカー連盟(KNVB)は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)で着用する新ユニフォームを発表した。 2014年のブラジルW杯は3位の成績を残すも、2018年のロシアW杯は予選敗退で出場を逃したオランダ。2大会ぶりにオレンジ軍団が戻ってくる。 ナイキが手がける今回のユニフォームは、オランダが1970年代にその地位を確立したトータル・フットボールからホームシャツのインスピレーションを得たとのこと。オランダが成功したサッカー選手だけでなく、世界的に有名なストリートウェアやファッションのイノベーターを生み出した創造性、柔軟性、そして画期的な精神を象徴している。 明るいオレンジ一色に見える中、オランダのライオンのたてがみがデザイン。黒い縞模様はチームの闘志を表している。ショーツもソックスもオレンジとなり、全身オレンジとなる。 また、アウェイユニフォームは伝統的なブルー。これまではブラックだったが、ロイヤルブルーに戻すこととなった。 なお、オランダの文化と、サッカー、ストリートウェア、カルチャーに重要な足跡を残した影響力のあるアパレル ブランドにインスパイアされているシンプルなものとなっている。ショーツもブルー、ソックスはブラックとなっている。 ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)は「シャツを着るたびに、素晴らしいことを成し遂げるチャンスだと思っている。僕自身とチームのためだけでなく、特に国のために。キャプテンとしてそれができるのは特別なことだ」とコメント。フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)は「オレンジは本当に僕たちの色。それが僕たちを代表チームにしている」とコメントしている。 ファンは「テーブルクロス?」、「今は醜いな」、「最悪だ」と不評。ホームユニフォームは「ゴールドオレンジは良い」、「綺麗だ」という声もあるが、アウェイユニフォームへの不満が多く寄せられ「アマチュアっぽい」、「トレーニングウェア?」というものも。大半の意見は好意的に受け入れられないもののようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】受け入れられないオランダ代表W杯ユニフォーム、ホーム以上にアウェイが不評</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CihKsB1MZdw/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CihKsB1MZdw/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CihKsB1MZdw/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">OnsOranje(@onsoranje)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.09.15 23:15 Thu
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オランダ代表が誇る“最強ジョーカー”ヴェグホルスト…「途中出場からの決定力」で30代突入後も居場所を確保

オランダ代表はFWワウト・ヴェグホルスト(31)の決定力に支えられている。オランダ『Voetbal International』が伝える。 オランダ代表は16日、ユーロ2024グループD第1節でポーランド代表と対戦。1-1で迎えた83分、途中出場の197cmFWヴェグホルストが左足弾を叩き込み、2-1で競り勝った。オランダは今大会白星発進だ。 決勝点のヴェグホルスト。 クラブキャリアはマンチェスター・ユナイテッドでの昨季後半戦の半年間が印象深いところ。献身的な味方へのサポートが色濃く残り、半年で退団も1トップの1stチョイスに君臨…一方で、ゴールはほとんど奪えなかった。 しかし、オランダ代表では違う。 同代表の最前線はメンフィス・デパイが1stチョイスで、ヴェグホルストはジョーカー。ポーランド戦含め、通算34キャップのうち先発出場は11試合のみとなっているが、そんななかで12得点を叩き出している。 また、12得点中7得点は途中出場から。 2024年のヴェグホルストはオランダ代表の全5試合とも途中出場で、5試合4得点。カタールW杯準々決勝・アルゼンチン代表戦で途中出場から2得点を挙げたのを境に、30代突入後もジョーカーとして代表チームに居場所を確保し続けているヴェグホルストだ。 オランダの名手ピエール・ファン・ホーイドンク氏は、ヴェグホルストをこう称える。 「彼はいわば“磁力”。ゴールへの道筋をシンプルに理解している真の9番であり、今日のゴールも偶然ではない。非常に賢い選手だよ。どこにいればボールが来るか、よくわかっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ヴェグホルストが出場から2分で殊勲の決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hoZQGGIGRuE";var video_start = 130;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 14:05 Mon
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「予感はしていた」出場から2分で殊勲の決勝ゴール!オランダ代表FWが試合前にパートナーに予言「残り20分で僕が出場して点を決める」

オランダ代表FWワウト・ヴェグホルストが、ポーランド代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 16日、ユーロ2024のグループD第1節でオランダはポーランドと対戦した。 実力国同士の一戦は堅い入りとなるかと思いきや、16分にCKからポーランドが先制。しかし、29分にコーディ・ガクポのゴールでオランダが同点に追いつく。 その後は互いにゴールが生まれず、こう着状態のまま試合は進んでいったが、83分に一瞬の隙をついたヴェグホルストがゴール。出場からわずか2分で試合を決めるゴールを決め、1-2でオランダが勝利を収めた。 出場から2分でゴールを奪ったヴェグホルスト。試合後、チームはもっとチャンスを生かすべきだったと振り返った。 「前半は僕たちが優勢で、より良いチームだった。本当に良いチャンスを6、7回作ったと思う。でももっと決定力を発揮しなければいけないと思う。そうすれば楽ができたのに、それができなかった」 一方で、自身がゴールを決める予感があったと明かしたヴェグホルスト。パートナーにも予言していたと明かした。 「予感はしていたんだ。今朝早く、パートナーに言ったんだよ。彼女は僕が出場できるかどうか不安だったからね」 「試合終了20分前に、ドローになっているだろうと。そして、僕が出場して点を決めるとね。時々、予感がするんだ。本当に嬉しいし、誇りに思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ヴェグホルストが出場から2分で殊勲の決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hoZQGGIGRuE";var video_start = 130;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 11:15 Mon
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セリエAでより洗練された万能型MF、離脱者続出オランイェの中盤救えるか/タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFタイアニ・ラインデルス(ミラン) 1998年7月29日(25歳) 離脱者続出の中盤で躍動なるか。優勝候補数チームの下に位置する第2グループに属するオランイェでは、世界最高峰のDFであるファン・ダイク、通算45ゴールを挙げるエースのデパイら重鎮がキープレーヤーとなることに間違いない。また、ブンデスリーガで躍動したマートセン、フリンポン、シャビ・シモンズらサイドプレーヤーの活躍にも期待したいところだ。 ただ、今大会のカギを握る存在はフレンキー・デ・ヨング、トゥン・コープマイネルス、マールテン・デ・ローンら主軸の相次ぐ離脱で手薄となった中盤の軸を担う25歳となるはずだ。 近年多くの逸材を輩出する国内の強豪AZで台頭し、昨夏ミランへのステップアップを遂げたインドネシアにルーツを持つMF。AZ時代には中盤の前目の位置で攻撃センス、推進力を遺憾なく発揮するダイナミズムを最大の売りとしてきたが、ロッソネリではより深い位置でビルドアップ、前線と中盤を繋ぐリンクマンとしての新境地を開いた。ボックス・トゥ・ボックスのスタイルはそのままに、よりシンプル且つ効果的なプレー判断が光る洗練された万能型MFに進化した印象だ。 [4-3-3]をメインに[3-4-2-1]のオプション採用も想定される中、クーマン監督が選んだ中盤は深めの位置でプレーするスハウテンを除き、ボックス・トゥ・ボックスタイプの選手が多く、ラインデルスには自身の特長を活かしながらオーガナイザー、バランサーという側面をより強調したプレーが求められることになる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 13.ユスティン・バイロウ(フェイエノールト) 23.マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) DF 2.ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) 3.マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ) 4.ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) 5.ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) 6.ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) 12.ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) 15.ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド) 17.デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) 20.イアン・マートセン(ドルトムント/ドイツ) 22.デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) MF 7.シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) 8.ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア) 14.タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) 16.ジョエイ・フェールマン(PSV) 24.イェルディ・スハウテン(PSV) 26.ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド) FW 9.ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) 10.メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン) 11.コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) 18.ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) 19.ブライアン・ブロビー(アヤックス) 21.ジョシュア・ザークツィ(ボローニャ/イタリア) 25.ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) 2024.06.16 18:00 Sun

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