タイアニ・ラインデルス Tijjani Reijnders

ポジション MF
国籍 オランダ
生年月日 1998年07月19日(25歳)
利き足
身長 185cm
体重
ニュース
ニュース一覧

競り勝って公式戦6連勝のミラン、指揮官は満足感語る「代表ウィーク後にリズムを掴むのは簡単ではない」

ミランのステファノ・ピオリ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 代表ウィーク前は公式戦5連勝と波に乗っていたミラン。リーグ戦再開となる30日には、セリエA第30節でフィオレンティーナとのアウェイゲームに臨んだ。 フランス代表DFテオ・エルナンデスが出場停止となった中、ゴールレスで試合を折り返すと、47分にミランが先制。ポルトガル代表FWラファエル・レオンのヒールパスを元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークが押し込んだ。 その後、すぐさま追いつかれたミランだったが、オランダ代表MFタイアニ・ラインデルスのスルーパスを受けたレオンがGKをかわして流し込み、再び勝ち越し。以降はGKマイク・メニャンの好セーブも光り、2-1で逃げ切りに成功した。 公式戦6連勝としたピオリ監督は、選手としても監督としても戦ったフィレンツェでの試合について「この場所に戻るのはいつだってエキサイティングなこと」とコメント。その一方、チームのパフォーマンスを高く評価している。 「我々は良いアプローチをし、適度な苦しみに耐え、自信や積極性、優れた支配力と共に真の戦いを見せることで勝利した。代表ウィーク後にリズムを掴むのは決して簡単ではないから、とても満足している」 また、好調を維持しているにもかかわらず、首位・インテルとの勝ち点差をなかなか縮められない難しさにも言及した。 「この状況が1週間ではなく、数カ月続いている。良い守備ができれば、どんなチームも苦しめられるだけのクオリティが我々にはあるが、勝ち点14差は大きい。これほどの差があるとは思わないが、インテルは我々の低迷期をうまく利用した。そこで我々との差を広げ、ここのところは我々が好調だったにも関わらず、その差を維持することに成功した」 1ゴール1アシストで勝利の立役者となったレオンについてもコメント。期待に応え、成長したエースに大きな信頼を寄せているようだ。 「我々は彼に付き添ってきたが、彼もずっとそうしてきた。今、彼は私がずっと思ってきたような勝者になるまであと少しの状況にある」 「PSGがムバッペに、シティがハーランドのゴールに依存しているのと同じくらい、我々は彼を信頼している。ラファはトッププレーヤーであり、ディフェンダーが彼を抑えるのは困難だ」 2024.03.31 14:42 Sun

オファー次第では売却も? ミランのMFベナセルに古巣アーセナルなど関心か

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)に移籍の可能性があるようだ。イタリア『Calciomercato.it』が伝えた。 2019年夏にエンポリから加わり、ミランの中盤を支えてきたベナセル。今シーズンは右ヒザの大ケガによりリハビリスタートとなったが、2023年12月に復帰して以降はコンスタントに出場を続けている。 一方、ミランではフランス代表FWオリヴィエ・ジルーのメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きが有力となってきているが、高額なオファーが届けばベナセルの売却に踏み切る可能性もあるとのこと。クラブはこの26歳を重要な選手とみなしているが、5000万ユーロ(約81億6000万円)以上であれば放出も考慮するという。 現行契約を2027年6月まで残し、純額400万ユーロ(約6億5000万円)の年俸を受け取っているというベナセルに対しては、ヨーロッパのさまざまなクラブが関心。プレミアリーグのクラブも注目しているようで、特にベナセルにとって古巣のアーセナルが強い興味を抱いている模様だ。 また、サウジアラビアのクラブも獲得に動く気配があり、より高額なオファーはこちらから届くとも考えられている。 ミランの中盤を見ると、昨夏加入したオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやアメリカ代表MFユヌス・ムサ、今シーズン台頭したフランス人MFヤシン・アドリなど将来性豊かな選手が存在。イタリア代表MFトンマーゾ・ポベガもUEFAの選手登録の観点から重要と、頭数はそれなりに揃っている。 ベナセルは「心からミランを尊敬している」と語るクラブ愛の強い選手だが、同じくクラブ愛の強かったイタリア代表MFサンドロ・トナーリは昨夏ニューカッスルへ移籍。オファーがあるなら2年連続の高額売却も十分ありえるはずだ。 2024.03.28 19:47 Thu

選手層の厚いオランダ代表中盤…指揮官がドイツ戦でテストの2枚に一定評価「“守備では”よくやった」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、テスト起用したボランチ2枚に一定の評価を与えた。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 オランダ代表は26日、敵地フランクフルトでの国際親善試合でドイツ代表と対戦。開始4分にMFジョエイ・フェールマン弾で先制も、すぐさま同点とされ、1-1で推移した終盤の85分、ドイツの途中出場FWニクラス・フュルクルクに逆転弾を許し、1-2の敗戦となった。 この一戦は、ユーロ本大会メンバー発表前のラストゲームだったためか、クーマン監督は普段の[4-3-3]ではなく[3–4-1-2]をテスト。ボランチ2枚には、フェールマンとMFイェルディ・スハウテンという、序列の高くない2人を先発させた。 オランダ1部首位PSVの“柱”フェールマンは89分までプレーし、先制点をマーク。同じくPSVで主軸を担うスハウテンも75分までプレー。 試合は逆転負けも、クーマン監督は「金曜日のスコットランド代表戦(4◯0)より気分が良いし、満足感がある。嘘じゃない」とチーム全体への手応えを語り、ボランチのPSVコンビには守備面での貢献を称えた。 「2人は全体的にボールロストが少なかったね。試合前に要求したことを履行してくれた形だ。あまり前へ行く動きをしなかったからか、相手にスペースを明け渡さなかった。あとは…ボール扱いに問題はない」 フェールマンが見事なボレーで先制点を決めたことなど、2人の攻撃面には触れなかったクーマン監督。やはり攻撃面、またトータルでは今回不在だったMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)、序列急上昇のMFタイアニ・ラインデルス(ミラン)、セリエAで今季2桁得点のMFトゥン・コープマイネルス(アタランタ)には及ばないか。 他にもMFマルテン・デ・ローン(アタランタ)、帰ってきたMFジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク)と、30代を過ぎても運動量の落ちない職人セントラルハーフを擁するオランダ代表の中盤。本当に層が厚い。 ◆オランダ代表の主な中盤陣 デ・ヨング(バルセロナ) ラインデルス(ミラン) コープマイネルス(アタランタ) デ・ローン(アタランタ) ワイナルドゥム(アル・イテファク) フェールマン(PSV) スハウテン(PSV) マッツ・ヴィーファー(フェイエノールト) クインテン・ティンバー(フェイエノールト) 2024.03.27 14:15 Wed

ミラン移籍が大当たり? オランダ代表で序列高めるラインデルスをOB絶賛「本当に完成度が高い」

ミランのMFタイアニ・ラインデルス(25)は、オランダ代表の替えが効かない存在となりつつある。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 今季AZからキャリア初の国外移籍でミランへステップアップしたラインデルス。インドネシアの血を引く25歳は出場停止1試合、サブ1試合の計2試合を除き、公式戦39試合出場とフル稼働中だ。 オランダ代表はミラン加入後の昨年9月に初キャップを飾り、そこから22日の国際親善試合・スコットランド代表戦まで7試合連続出場…この一戦、ラインデルスは代表初得点を含む1ゴール1アシストと結果を残している。 これを受けてマン・オブ・ザ・マッチに輝いただけでなく、名だたる代表OBたちから称賛が。通算109キャップを誇るラファエル・ファン・デル・ファールト氏もその1人だ。 「ラインデルスは間違いなくオランイェ最高の紳士になりつつある。とりわけ優れているのは、プレーを決して間違わない点だ。全ての身の振りが適切なタイミングで行われる」 「以前はドリブルしすぎる傾向にあったと思うが、それも今はない。ものすごく完成度の高いセントラルハーフに進化した印象だ。日々進歩しているようだし、ひとえに彼のプレーを楽しむことができる」 ラインデルス本人も手応えが大きかったようで、今後はこの日欠場したMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)との連携を深めたいと意気込む。 「特にゴールを決めてからの僕は、より快適にゲームをコントロールできるようになった。ミランでも同じ役割だしね」 「フレンキーと僕はどっちも『ボールを持ちたい選手』。コンビネーションが高まれば問題解決の選択肢も増えると思うし、フレンキーとなら可能だ。どちらもゲームスピードのテンポアップを意識しているよ」 数年前にはインドネシア代表からのお誘いもあったラインデルス。今や、オランダ代表の主軸選手となりつつある。 2024.03.23 14:50 Sat

スコットランドに4発大勝も…オランダ代表指揮官は内容に不満「良くなかった」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が勝利を振り返った。オランダ『NOS』が伝えた。 ユーロ2024本大会が迫る中、22日にスコットランド代表との親善試合を行ったオランダ代表。MFタイアニ・ラインデルスのミドルシュートで先制すると、後半終盤にMFジョルジニオ・ワイナルドゥム、FWワウト・ヴェグホルスト、FWドニエル・マレンのゴールで畳み掛け、終わってみれば4-0の大勝を飾った。 しかし、クーマン監督は内容に満足できず。試合後に自チームのミスを指摘している。 「我々のプレーは良くなかった」 「そこから何かを学ばなければいけない。オン・ザ・ボールが良くなかったし、立ち上がりが悪かった。落ち着きがなく、ずさんだった」 「我々はカバーリングがうまく、アグレッシブに戦うチームと対戦した。実際、彼らはこの試合で最高のチャンスを得た。しかし、それらは我々のボールロストから生まれたものだった。(GKの)マルク・フレッケンは素晴らしいビルドアップを見せたが、(その後)ボールを失ってしまった」 一方、先制点を決めたラインデルスについては「良いプレーを見せた」と絶賛。MFフレンキー・デ・ヨングと共にチームの中盤を支える選手だと語った。 「彼はいとも簡単にプレーするし、素晴らしい加速力があり、素晴らしいゴールを決める」 「我々が言うように、2人とも(ラインデルスとデ・ヨング)“軽い足を持つ“選手だ。彼らはボールを持ったまま加速できる。タイアニは短期間で素晴らしい選手に成長した。オランダに欠かせない存在だ」 26日、今度はドイツ代表との親善試合。今回以上のパフォーマンスを見せなければならないと気を引き締めた。 「頭の中にはチームがある。冷静に考えてみるつもりだ。今日よりも良いプレーをしなければならない。それは確かだ」 「実際、スコットランドが得点しなかったのが信じられない。ドイツは得点するだろう」 2024.03.23 14:30 Sat

17歳のアヤックスDFヨレル・ハトがオランダ代表初招集! 下位2カ国との対戦で出場権目指す【ユーロ2024予選】

オランダサッカー協会(KNVB)は10日、ユーロ2024予選に臨むオランダ代表25名を発表した。 ロナルド・クーマン監督は26名の候補を発表していたが、GKニック・オライ(スパルタ・ロッテルダム)、DFマタイス・デ・リフト(バイエルン)、DFイアン・マートセン(チェルシー)、DFミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド)の4名を外した。 一方で、負傷状態を見極めていたFWコーディ・ガクポ(リバプール)、MFトゥン・コープマイネルス(アタランタ)を追加で招集することに決定した。 また、17歳のDFヨレル・ハト(アヤックス)も追加で初招集している。 オランダはユーロ2024予選でグループBに入っており、6試合を終えて勝ち点12の2位。18日に4位のアイルランド代表(6pt)、21日には最下位のジブラルタル代表と対戦。下位2カ国に連勝すれば文句なしの出場権獲得となる。 今回発表されたオランダ代表メンバーは以下の通り。 ◆オランダ代表メンバー25名 GK マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) ユスティン・バイロウ(フィイエノールト) DF ヨレル・ハト(アヤックス) クイリンシー・ハートマン(フェイエノールト) ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) MF マッツ・ヴァイファー(フェイエノールト) ジョエイ・フェールマン(PSV) イェルディ・スハウテン(PSV) シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) トゥン・コープマイネルス(アタランタ/イタリア) マルテン・デ・ローン(アタランタ/イタリア) FW コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) ブライアン・ブロビー(アヤックス) カルヴァン・ステングス(フェイエノールト) 2023.11.10 22:10 Fri

「外国籍選手を獲得しすぎ」 不振ミランにアリゴ・サッキ氏が苦言 「問題はピオリより“川の上流”」

アリゴ・サッキ氏がミランのスカッドに苦言を呈した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 イタリアが生んだ伝説的指揮官・サッキ氏。1980〜90年代にかけ、2度にわたってミランを指揮し、チャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇。何より「ゾーン・プレス」を普遍的な戦術に押し上げた先駆者として広く知られている。 2001年のパルマでの指揮を最後に監督業から退き、カルチョのご意見番として活躍するなか、現在は古巣ミランが直近の公式戦6試合で1勝2分け3敗と苦戦中。サッキ氏はイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、ミランは今夏の補強がまずかったと指摘する。 「ステファノ・ピオリ(監督)に全ての責任があるなどと思っている人はいるのだろうか? いや、そんな考えの人はいないと信じている。最も重大な間違いは“川の上流”にあるはずだ。問題はそこから発生している」 「何が言いたいか、それは外国籍選手を獲得しすぎているという点だ。イタリアの外から来た選手はセリエAという土俵、試合の流れ、その戦術を理解するのに時間を要すもの。何人かは混乱しているように見受けられる。結果、ミランは必ずしもまとまったチームではなくなっている」 今夏のミランはFWクリスチャン・プリシックとMFルベン・ロフタス=チークをイングランドから、MFタイアニ・ラインデルスをオランダから、MFユヌス・ムサとFWサムエル・チュクウェゼをスペインから…といった具合に即戦力補強のほぼ全員がイタリア以外から。コンスタントにプレーする新加入選手でセリエA経験があるのはFWルカ・ヨビッチとFWルカ・ロメロのみで、イタリア人の新加入は2番手GKマルコ・スポルティエッロのみとなっている。 さらにサッキ氏は「誰もが同じサッカー言語を操るわけではない…コミュニケーションは時に困難なものとなる。前体制が築いたチームは、ほとんど支出しなくてもスクデットに輝き、CLでもベスト4まで行ったではないか。(現体制は)革命を起こし、前体制との違いを鮮明にしたかったのだろうが…」と語った。 サッキ氏は80〜90年代のイタリアサッカー界に威厳をもたらした張本人の1人であり、当時は2023年現在ほど外国籍選手がイタリアに流入してこなかった時代。ピオリ監督率いる現ミランの不振を「外国籍選手を獲得しすぎ」という点に見出しつつも、その事実自体に心苦しい思いがあるのかもしれない。 2023.11.06 19:15 Mon

オランダ代表でも活躍のラインデルス、今夏のミラン移籍語る 「他のクラブからの話もあったけど…」

オランダ代表MFタイアニ・ラインデルスがミランへの移籍に言及した。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。 イタリア代表MFサンドロ・トナーリがニューカッスルへと移籍し、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルが長期離脱中という状況の中、AZからミランに加わったラインデルス。同じく新加入の元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークとともにすぐさま中盤の主力に定着し、ここまでリーグ戦8試合全てに先発出場している。 この活躍もあり9月にオランダ代表デビューを飾っていたラインデルスは、10月に行われたユーロ2024予選の2試合ともに先発フル出場。今度はクラブに戻ってセリエA第9節のユベントス戦に臨むなどハードな日程が続く中、『トゥットスポルト』に今夏のミラン移籍の裏側を明かした。 「最初に彼らが僕に興味を持っていると聞いたとき、僕は躊躇した。何が起こるかわからないからね。その後、(チーフスカウトのジェフリー・)モンカダと(監督のステファノ・)ピオリから電話をもらった。それがとても印象的で『そうだ、ミラノに直行しなければならない』と思ったんだ」 「すぐに良い予感がした。他のクラブ(バルセロナなど)からの話もあったけど、ミランが第一候補になった。彼らは僕にどうプレーしてほしいかを説明してくれた。それが僕にとって最善の答えだった」 「僕はチームのチャンスメイクを後押しするのが好きだけど、守備もとても重要だ。イタリアでは賢くなければならないし、守備も攻撃も重要視される。完璧でなければならないんだ」 実際にミランでプレーしてみての感想も述べ、今シーズンのスクデット獲得を誓っている。 「イタリアのクラブはとても規模が大きいし、ファンとの距離も非常に近い。僕はそれをとても気に入っているし、ファンから受ける愛は最高だ。僕は世界最高のクラブの1つでプレーしている」 「優勝して2つ目の星(通算優勝20回目)を得ることが、クラブにとってもファンにとってもどれほど重要であるかはわかっている。今シーズン、そこに貢献することができれば最高だ」 2023.10.20 22:47 Fri

公式戦3試合ぶり白星にミラン指揮官は安堵 「精神的にも肉体的にも疲れた1週間を経ての重要な勝利」

ミランのステファノ・ピオリ監督がエラス・ヴェローナ戦の勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今シーズンはリーグ開幕3連勝スタートを飾ったものの、第4節のインテル戦で大敗を喫してしまったミラン。続くチャンピオンズリーグ(CL)のニューカッスル戦もゴールレスドローで終え、公式戦2試合未勝利という状況で23日のセリエA第5節ヴェローナ戦に臨んだ。 ポルトガル代表FWラファエル・レオンの立ち上がりのゴールにより、ミランが先制。追加点は奪えなかったものの、最後までその1点を守り抜き公式戦3試合ぶりの白星を手にしている。 試合後にコメントを残したピオリ監督はこの勝利の意味をこのように語っている。 「精神的にも肉体的にも疲れた1週間を経ての重要な勝利だ」 「我々はチームとしてプレーし、懸命にハードワークした。この勝利は我々にとって良いものになるだろう」 また、ピオリ監督はフランス代表DFテオ・エルナンデスや元イタリア代表DFダビデ・カラブリアの欠場により、3バックを採用。アメリカ代表MFユヌス・ムサを右ウイングバックで起用した意図などを明かした。 「今日はやむを得ずフォーメーションを変更したが、5人の選手によるビルドアップは継続した」 「システムで試合に勝てると思ったことはないが、戦術理解と原則は重要だと信じている」 「ムサはテオや(アレッサンドロ・)フロレンツィと同じように信じられないほどの脚力を持っているから、アウトサイドでとてもうまくプレーできる」 「私にとって非常にポジティブなのは、前日の20分ハーフのトレーニングからチームは大きく変わったが、それほど苦しむことがなかったということだ。3バックで守る際に理想的な存在と言える(シモン・)ケアーと共に、再びこのシステムに挑戦するチャンスがあると思う」 負傷交代したボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチの状態についても言及。代わりに中盤の底を任せられる選手として、フランス人MFヤシン・アドリやオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスの名前を出した。 「残念ながらクルニッチは筋肉の問題を抱えている。屈筋に違和感を覚えたようだ。次の試合で彼を起用するのは難しい。アドリにその役割を果たすチャンスがあるだろうし、ラインデルスも同様だ」 2023.09.24 14:52 Sun

ミラン、次戦は新加入MFラインデルスをアンカー起用か

ミランは23日に行われるセリエA第5節エラス・ヴェローナ戦で大きな変化を見せるかもしれない。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 今シーズンはセリエA開幕3連勝スタートを切ったものの、第4節のインテル戦で大敗し、その後のチャンピオンズリーグ(CL)・ニューカッスル戦はゴールレスドローに終わったミラン。ステファノ・ピオリ監督はここまでそれほど大きくメンバーを変えることなくこの5試合を戦ってきた。 特に重宝されているのが、[4-3-3]のアンカーを務めるボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチ。今夏の移籍も噂されたこの29歳は、5試合連続で先発フル出場を果たしている。 しかし、次のヴェローナ戦ではクルニッチがベンチスタートとなる可能性が出てきている模様。21日の練習でピオリ監督はオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスをクルニッチの代わりに中盤の底で試したという。ここまではインサイドハーフとして活躍している新戦力のラインデルスだが、今回の試みはヴェローナ戦やその先を見据えたものだと推測されている。 また、ニューカッスル戦で途中出場から存在感を発揮した元イタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィやアメリカ代表MFユヌス・ムサにチャンスが与えられる可能性もあるとのこと。最終ラインではイングランド代表DFフィカヨ・トモリとデンマーク代表DFシモン・ケアーがセンターバックでコンビを組み、ドイツ代表DFマリック・チャウには休みが与えられると見られている。 2023.09.22 22:22 Fri
もっと見る>