突然エメリ監督引き抜かれたビジャレアル、後任候補に元バルセロナ指揮官が浮上?

2022.10.25 12:35 Tue
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アストン・ビラにウナイ・エメリ監督を引き抜かれてしまったビジャレアル。後任はバルセロナの元指揮官になるようだ。スペイン『アス』が伝えた。

今シーズンはここまで公式戦17試合を指揮し11勝3分け3敗で、リーグ戦7位の成績。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では4連勝で2試合を残してグループステージ通過を果たしていた。

突然の監督引き抜きという事態に見舞われたビジャレアル。フットボール・ディレクター(FD)のミゲル・アンヘル・テナ氏が暫定指揮を執ることになっていた。
ただ、クラブは当然後任監督を探している中、かつて指揮を執マルセリーノ・ガルシア・トラル氏(57)が有力となっている一方で、リーベル・プレートの監督を退任したマルセロ・ガジャルド氏(46)も候補にあがっている。

ビジャレアルが求める監督像は、ラ・リーガで経験があり、実績を残している指揮官が良いとのこと。ガジャルド氏はラ・リーガは知らないものの、候補にはあがっている。
そんな中で候補にあがっているのがキケ・セティエン氏(64)。2020年8月にバルセロナの監督を解任されてからはフリーの状態が続いているが、実績は十分。レアル・ベティスでも実績があり、ビジャレアルが求める条件を満たしている。

『アス』によれば、シーズン終了までの契約をセティエン氏に提示しているとのこと。半年の契約を受け入れてくれるかどうかが焦点となりそうだ。

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ユナイテッドかビジャレアルか…フォルランはEL決勝でどっちを応援した?

ヨーロッパリーグ(EL)決勝、ビジャレアルvsマンチェスター・ユナイテッドが、26日にポーランドのグダニスク・スタジアムで行われ、1-1で120分間の戦いが終了。その後、PK戦を11-10で制したビジャレアルが大会初優勝を飾った。 熱戦の外では、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン氏のSNSでの投稿も話題を呼んだ。 アルゼンチンのインデペンディエンテでプロデビューを果たしたフォルラン氏は、2002年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、ヨーロッパに挑戦。2年半を過ごした後にビジャレアルへ移籍。ラ・リーガで得点王を獲得するなど本格的にブレイクした。 その後はアトレティコ・マドリー、インテルといった名門クラブを渡り歩き、2014年からはセレッソ大阪でもプレーしていた。 そんなフォルラン氏は、決勝戦開始前に自身のツイッターを更新。「ヨーロッパリーグ決勝の準備ができた」というコメントとともに、ビジャレアルとマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着ているフォルラン氏が交互に出てくるという動画を公開した。 さらに、両チームのユニフォームを半分ずつ合成したユニフォームを着用している写真も投稿し、ファンを喜ばせた。 ビジャレアルの優勝決定後には、「ヨーロッパリーグでのビジャレアルおめでとう」と古巣を祝ったフォルラン氏だが、現役時代にはアトレティコ時代の2010年にEL優勝を経験。フルアムと対戦した決勝では2ゴールを挙げて2-1の勝利の立役者となった。 現役引退後のフォルラン氏は、2019年12月から下部組織時代に在籍したウルグアイのペニャロールで指導者の道をスタート。8ヵ月ほどで解任の憂き目にあったものの、今年3月からはウルグアイ2部に所属するCAアテナスの指揮官を務めている。 <span class="paragraph-title">【動画】フォルランの投稿は1万4千いいねを超え話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¡Ya estoy listo para la final de la <a href="https://twitter.com/EuropaLeague?ref_src=twsrc%5Etfw">@EuropaLeague</a>! <a href="https://t.co/zxHLH7z0TE">pic.twitter.com/zxHLH7z0TE</a></p>&mdash; Diego Forlán (@DiegoForlan7) <a href="https://twitter.com/DiegoForlan7/status/1397316480895684610?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">De gala, ya listo para la final de la <a href="https://twitter.com/EuropaLeague?ref_src=twsrc%5Etfw">@EuropaLeague</a>… <a href="https://t.co/4VXDDOXKao">pic.twitter.com/4VXDDOXKao</a></p>&mdash; Diego Forlán (@DiegoForlan7) <a href="https://twitter.com/DiegoForlan7/status/1397592242106224646?ref_src=twsrc%5Etfw">May 26, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.05.27 21:45 Thu
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ベジェリンの今季はアーセナル?ベティス? 他クラブからの関心は低下か

アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリン(27)は、依然として新シーズンの去就が不透明のようだ。 16歳からアーセナルの下部組織で育ち、長らくファーストチームの一員としてプレーしてきたベジェリン。しかし、近年は退団希望が頻繁に伝えられており、昨シーズンはレアル・ベティスへとレンタル移籍していた。 ベティスへの移籍には買い取りオプションが付帯していなかったため、ひとまずはロンドンへと帰還したベジェリン。だが、本人はベティス残留を望み、ベティス側も完全移籍を模索中と見られる中、現時点ではアーセナル残留が最も現実的なシナリオのようだ。 スペイン『アス』によると、アーセナルは2022-23シーズンへ向けたプレシーズン最初の親善試合でイプスウィッチ・タウンと対戦。ベジェリンはキャプテンマークを腕に巻いて前半45分間をプレーし、チームも5-1で勝利していた。 『アス』は、この事実をミケル・アルテタ監督によるメッセージであると指摘しており、ベジェリンの今夏売却を必ずしも前向きに捉えていない可能性が浮上しているという。 ベティスはベジェリン再獲得のための資金作りが困難と以前から報じられ、特に300万ユーロ(約4億2400万円)以上とみられる年俸は支払えない状況。それでも、定位置の被るスペイン人DFマルティン・モントーヤ(31)、DFユスフ・サバリ(29)を放出してでも、なんとかして連れ戻したい思惑があり、諦めることなく希望を持ち続けているようだ。 アトレティコ・マドリーやビジャレアル、ローマなどといった他クラブからの関心は徐々に薄れてきていることが伝えられており、ベジェリンの新シーズンの舞台がアーセナルとベティスのどちらかとなる可能性は非常に高いと考えられている。 2022.07.04 16:19 Mon

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