東京五輪登録メンバーが正式に22名に…試合ごとに18名を選出するルール

2021.07.05 18:42 Mon
Getty Images
日本サッカー協会(JFA)は5日、東京オリンピックに臨むU-24日本代表メンバーを改めて発表した。

6月22日に発表されたU-24日本代表メンバー。オーバーエイジの3名を含む18名が発表され、4名がバックアップメンバーとして選出されていた。

オリンピックの大会登録メンバーは18名に定められ、ケガなどの状況でバックアップメンバーとの入れ替えが可能となっていた。
しかし、コロナ禍ということもあり、国際オリンピック委員会(IOC)は選手登録数を東京オリンピックに限り22名に変更。試合ごとに18名を選出していく形に変更することを決定していた。

そのため、バックアップメンバーとして招集されていたGK鈴木彩艷(浦和レッズ)、DF町田浩樹(鹿島アントラーズ)、DF瀬古歩夢(セレッソ大阪)、FW林大地(サガン鳥栖)の4名も本大会に登録されることが正式に決まった。
◆U-24日本代表メンバー22名
★オーバーエイジ

GK
1.大迫敬介(サンフレッチェ広島)
12.谷晃生(湘南ベルマーレ)
22.鈴木彩艶(浦和レッズ)

DF
5.吉田麻也(サンプドリア/イタリア)★
2.酒井宏樹(浦和レッズ)★
4.板倉滉(フローニンヘン/オランダ)
3.中山雄太(ズヴォレ/オランダ)
13.旗手怜央(川崎フロンターレ)
14.冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
15.橋岡大樹(シント=トロイデン/ベルギー)
20.町田浩樹(鹿島アントラーズ)
21.瀬古歩夢(セレッソ大阪)

MF
6.遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)★
16.相馬勇紀(名古屋グランパス)
8.三好康児(アントワープ/ベルギー)
11.三笘薫(川崎フロンターレ)
10.堂安律(PSV/オランダ)
17.田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
7.久保建英(レアル・マドリー/スペイン)

FW
9.前田大然(横浜F・マリノス)
18.上田綺世(鹿島アントラーズ)
19.林大地(サガン鳥栖)

監督
森保一

森保一の関連記事

埼玉西武ライオンズは16日、日本代表の森保一監督がセレモニアルピッチに登場することを発表した。 森保監督は、6月13日(金)に行われる『日本生命セ・パ交流戦』の中日ドラゴンズ戦に来場。試合前のセレモニアルピッチを担当する。 ベルーナドームで行われるこの試合に登場する森保監督。これまでにもWBCや今シーズンの 2025.05.16 21:10 Fri
日本代表の森保一監督が、9月のアメリカ遠征について言及した。 14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」が行われ、森保監督は松木安太郎さん、前園真聖さんと共に登壇した。 発表会では、今年のJリーグの日にちなんで、「Jリーグチップス」が復刻することが発表された中、イベント終了後に囲み取材に応じ、14日 2025.05.14 22:30 Wed
Jリーグは14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」を開催。5月15日の「Jリーグの日」を記念した特別企画として「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版を特別に復刻させることを発表した。 「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版は、5月17日(土)、18日(日)に行われる試合を対象とし 2025.05.14 16:45 Wed
Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed
日本サッカー協会(JFA)は14日、日本代表が9月にアメリカ遠征を行うことを発表した。 2026年に行われる北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得している日本代表。開催地でもあるアメリカでの戦いとなり、9月6日(土)にカリフォルニア州オークランドでメキシコ代表と、同9日(火)にオハイオ州コロンバスでアメリカ代 2025.05.14 08:45 Wed

U-23日本代表の関連記事

日本サッカー協会(JFA)は16日、パリ・オリンピックに出場するU-23日本代表が、本大会直前にU-23フランス代表と対戦することを発表した。 AFC U23アジアカップで見事に優勝を果たした日本。8大会連続12回目のオリンピック出場を決めていた。 厳しい最終予選を突破した日本だが、パリ・オリンピック直前に 2024.05.16 18:58 Thu
日本サッカー協会(JFA)は11日、パリ・オリンピックの出場権を獲得したU-23日本代表が6月にアメリカ遠征を行うことを発表した。 AFC U23アジアカップで見事に優勝を果たした日本。パリ・オリンピックの出場権も無事に獲得し、8大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。 本大会は7月に開幕。残り2カ月余 2024.05.11 06:50 Sat
インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、パリ・オリンピック出場を逃したU-23インドネシア代表を労った。インドネシア『Bola.com』が伝えた。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。AFC U23アジアカップで4位となったインドネシアは、アフリカ予選4位のギ 2024.05.10 14:45 Fri
U-23ギニア代表のカバ・ディアワラ監督が、パリ・オリンピック出場を喜びながらも、課題を口にした。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。アフリカ4位のギニアは、アジア4位のインドネシアと対戦した。 出場する15カ国が決定した中、残りの1枠を争う一発勝負。フランスのクレールフォ 2024.05.10 13:25 Fri
9日、パリ・オリンピックの最後の出場権をかけた大陸間プレーオフが開催。U-23インドネシア代表vsU-23ギニア代表は、0-1でギニアが勝利を収めた。 先日まで行われていたAFC U23アジアカップでは、見事に優勝したU-23日本代表、2位のU-23ウズベキスタン代表、3位のU-23イラク代表が出場権を獲得。アジ 2024.05.10 06:45 Fri

オリンピックの関連記事

国際オリンピック委員会(IOC)は9日、2028年のロサンゼルス・オリンピックに関しての変更点を発表。サッカー競技でも大きな変更があった。 IOCはロス五輪に関して、複数競技での変更を発表。サッカーに関しては、男子の参加国を「12」に、女子の参加国を「16」に変更すると発表した。 2024年のパリ五輪までは 2025.04.10 12:15 Thu
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックに臨むU-23日本代表に関して、大岩剛監督が率いることを発表した。 パリ・オリンピックもU-23日本代表を率いた大岩監督。グループステージを無失点3連勝で突破するも、準々決勝ではのちに金メダルを獲得したU-23スペイン代表に0-3で敗れて敗退。目標とし 2024.12.13 23:05 Fri
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックを目指すU-23日本代表に関して、大岩剛監督(52)が続投することを発表した。 現役時代は名古屋グランパスやジュビロ磐田、鹿島アントラーズでプレーした大岩監督。J1通算386試合に出場し10得点を記録していた。 引退後は鹿島のコーチに就任すると、 2024.12.12 18:59 Thu
カナダサッカー協会(CSA)は12日、パリ・オリンピック期間中に発覚したドローンの不正使用問題の独立調査の結果を発表。停職処分を受けていたカナダ女子代表のビバリー・プリーストマン監督(38)が解雇されることとなった。 また、アシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏とアナリストのジョセフ・ロンバルディ氏も解雇され 2024.11.13 17:10 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督とチェルシー・ウィメンのエマ・ヘイズ監督がヨハン・クライフ・トロフィーを獲得した。 28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで開催。今回は最優秀監督賞となるヨハン・クライフ・トロフィーが新設され、男子はア 2024.10.29 17:15 Tue

記事をさがす

森保一の人気記事ランキング

1

「コミュニケーションを取っていた」7カ月ぶりに日本代表復帰の伊東純也は離脱中も森保一監督と連絡、前回の最終予選は4戦連発も「やるべきことをやっただけ」

日本代表に復帰したMF伊東純也(スタッド・ランス)が、復帰への心境を語った。 3日、日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けてトレーニングを実施。冒頭15分がメディアに公開された。 5日には初戦となる中国代表戦を控える中、初日はGKとFP合わせて6名しかフィールドに出てこなかったが、この日はランニングなど汗を流していた。 伊東は性加害問題が報じられ、アジアカップを途中離脱すると、それ以降は代表に招集されず。結果として不起訴になり、今回7カ月ぶりに復帰を果たした。 伊東は再び日本代表に呼ばれたことについて「嬉しいですし、チームに貢献したい気持ちでいます」とコメント。この半年間については「森保さんともコミュニケーションを取っていましたし、(中村)敬斗が代表入っていたのでシンプルに応援していました。夏は初めて代表に入らなかったオフだったので、少しゆっくりしていました」とコメント。森保一監督とも連絡を取り合っていたと明かした。 「コミュニケーションを取っていたので、上手くやれていました」と、代表復帰への不安はなかったという伊東。森保監督は、一貫して伊東を守るために招集しないと語っていたが、スタッド・ランスでのジャパンツアーでの様子を見て、今回は決断したとメンバー発表会見で語っていた。 「色々言われることもあると思うので、そういうところを考えてくれていたと思います」と森保監督の配慮を語る伊東。「そこは上手く話し合えていたと思います」と、連絡を取っていたからこそ不安はなかったようだ。 ジャパンツアーで久々に日本でプレーした感想は「みんな温かく迎えてくれていました。記者の方たちも普通の方々だったので、大丈夫でした」と、特に問題はなかったとコメント。今シーズンもレギュラーとしてプレーし、代表合流前には初ゴールを記録した。 「今は日本ツアーでハードにやって、ちょっと休んで、良い感じで入れたと思いますし、チームもそこまで悪い状態ではなく、個人としても最後に点を取れてこっちに来れたので良かったです」 その伊東は、2022年のカタールW杯に向けた最終予選で圧巻のパフォーマンス。4試合連続ゴールなどでチームをW杯出場に導いた。 「前回も初戦を落としていますし、それで自分たちで難しくしたアジア最終予選だと思うので、今回は1戦目から勝っていければ、より良いかなと思います」と語る伊東。「わざわざ追い込まれる必要はないと思います」と、しっかりと勝利からスタートしたいと意気込みを語った。 「(当時は)やらなきゃいけなかったですし、自分のやるべきことをやっただけです。ゴールやアシストは自分が一番やらなきゃいけないことで、それができて、チームを勝たせられて良かったです」と、追い込まれたからこそ気合位を入れ直したようだが、今回はその反省を生かし、復帰戦での躍動が期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】伊東純也が今季初ゴール!頭でしっかりと決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E7%B4%94%E4%B9%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMAdeDAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMAdeDAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a> <a href="https://t.co/VbXoyDc7YH">pic.twitter.com/VbXoyDc7YH</a></p>&mdash; アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1830277838018392462?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.03 19:55 Tue
2

日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】

19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue
3

森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み

まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon
4

「W杯を意識してやりたい」9月にアメリカ遠征の日本代表、森保一監督は初のアメリカ遠征もW杯への第一歩に「アップデートできることは多い」

日本代表の森保一監督が、9月のアメリカ遠征について言及した。 14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」が行われ、森保監督は松木安太郎さん、前園真聖さんと共に登壇した。 発表会では、今年のJリーグの日にちなんで、「Jリーグチップス」が復刻することが発表された中、イベント終了後に囲み取材に応じ、14日に発表されたアメリカ遠征について言及した。 「我々とFIFAランクも近く、世界的にも力のある両国とアメリカで試合をさせていただくということは、我々の現在の立ち位置からくる、成果と課題が分かる良い試合になると思います」 「W杯に向けても、アメリカでやるということで、ワールドカップを意識してやりたいと思います」 2026年の北中米ワールドカップ(W杯)に史上最速で出場を決めた日本。1年後の戦いを見越し、現地で開催国であるアメリカ代表、メキシコ代表との対戦が決定した。 試合はカルフォルニア州のオークランドでメキシコと対戦し、中2日でオハイオ州のコロンバスでアメリカと対戦。両都市間の距離は約3390kmとされており、試合日程と移動はW杯を想定したものとなる。 森保監督は「試合会場間の移動もあると思いますし、実際にW杯本大会を考えた時にも、移動はコンディションを保つために大きなポイントになると思いますし、ここで経験できるのは本大会により良いイメージがあるかなと思います」と語り、選手たちを含め、スタッフも本大会を想定できることは大きいと語った。 実際に試しておきたい点については「チームの戦術的なところと、選手の疲労であったり、システム上のことはその時に試合で確認したいと思います」とコメント。今回は9月に遠征するが、実際のW杯は7月に開催。「まずはアメリカで7月と9月とは気候が同じではないと思いますけど、開催国で試合ができるということは、雰囲気に馴染んで、本大会で初めて雰囲気を感じるのではなく、過去に経験したことがあるということで自信を持って臨めるようにしたいです。オフ・ザ・ピッチのところでも、色々と考えて活動していきたいです」と語り、良い経験値を積みたいとした。 また、キャンプ地も注目されるところ。何も決まっていない以上は決めようがないところではあるが「ドローの後でないとキャンプ地を決めることはできないと思いますが、イメージを持つことはできるかなと思います。そこは本大会に向けて、キャンプ地をどこを拠点にするか1つ考えないといけないとは思っています」と、ある程度の想定はできるとした。 対戦するアメリカとメキシコはここまで多く対戦はしていない2チーム。ただ、W杯常連国であり、結果も日本以上に残していることは事実。また、アメリカはマウリシオ・ポチェッティーノ監督、メキシコは元日本代表監督でもあるハビエル・アギーレ監督が指揮しており、世界的に知られる2人の監督が率いる実力国との対戦を楽しみだとした。 「世界的にも力のあるチームだと思っていますし、メキシコやアメリカは我々がFIFAランクが上で、我々が世界一を目指す、FIFAランクでもトップに近づくためには、こういうW杯出場常連国であって、力のあるチームに高確率で勝って行けるように力を付ける必要があると思います」 「戦術的なところであったり、フィジカルのところであったり、世界で戦っていく、勝っていくためにも、素晴らしい相手だなと思います。両チームとも、世界の中でも活躍している選手が多い中、世界の名将と言われるようなトップトップの監督が指揮する中で、戦術的なことも含めて、試合の中で学ぶことができて、アップデートできることは多いと思います」 6月のW杯アジア最終予選を戦い、E-1サッカー選手権を7月に戦った後のアメリカ遠征。人選も含め、どういった戦いになるか注目だ。 2025.05.14 22:30 Wed
5

「尊敬に値する」スタンドに深々とお辞儀する森保監督に海外からも反響「日本を称賛しないのは難しい」

日本代表の森保一監督の振る舞いに反響が生まれている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16でクロアチア代表と対戦した日本。前回大会準優勝国相手に先制した日本だが、後半に同点に追い付かれると、延長でも決着はつかずPK戦に突入。最後は経験値の差で敗れ、4度目のベスト8挑戦は失敗に終わった。 試合後には多くの選手たちが涙を流した中、チームを指揮してきた森保監督は選手たちを慰めた後スタンドに応援にきたサポーターたちに向かって深々と一礼をした。 最後は90度近くまで頭を下げたその姿は海外でも反響。『ESPN』の公式SNSでも「日本代表の森保一監督は、カタールまで応援に駆けつけてくれたファンに感謝の気持ちを込めてお辞儀した 尊敬!」と取り上げられ、ファンからも「リスペクト!」、「素晴らしい指揮官だ」、「最後まで丁寧だった」、「日本を称賛しないのは難しい」といった声が集まっている。 インタビューや会見では常々ファンやサポーターへの感謝を欠かさない森保監督。クロアチア戦後の姿からもその思いがヒシヒシと伝わってきた。 <span class="paragraph-title">【写真】さらに頭を下げ、最後には90度近く、いや90度以上頭を下げた森保監督</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Japan manager Hajime Moriyasu bowed in appreciation to the fans who traveled all the way to Qatar to support their team <br><br>Respect! <a href="https://t.co/zokP53cCoC">pic.twitter.com/zokP53cCoC</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1599840417742262272?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 11:00 Tue

U-23日本代表の人気記事ランキング

1

【パリ行きの命運を託された23選手】頭脳とテクニックに優れた万能型CB、世代を代表する柱・鈴木海音

パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、鈴木海音にフォーカスする。 ■鈴木海音(DF/ジュビロ磐田) 静岡県出身の鈴木は中学生の時に磐田に加入。U-15、U-18とアカデミーで育ち、2020年4月にトップチーム昇格。プロ契約を結んだ。 U-15から世代別の日本代表を経験しているこの世代のエリート。2018年のAFC U-16選手権では見事優勝に貢献。2019年のU-17ワールドカップにも出場したが、チームはベスト16で敗退となった。 鈴木のプレースタイルの特長は、そのバランス感覚。ディフェンダーとしては堅実な守備を見せ、しっかりと安定感を与えるプレーが特徴。一方で、攻撃時には積極的に参加する他、キックの精度も高く、ロングフィードも得意とする。 182cmという飛び抜けて上背があるわけではないが、空中戦を得意としており、対人守備の能力も高い。テクニックと賢さ、そして強さを持ち合わせた万能型のCBと言って良い。 特に試合を読む力、戦術理解度が高く、攻守両面でプレー選択がしっかりとできるところが特徴。また、ポジショニングに長けているため、守備時には危険なゾーンをカバーし、攻撃時にはタイミングを間違えずに前線に上がる動きに加え、足元の技術とポジショニングはビルドアップをする際にも大きな力となる。もちろん一対一の守備も得意で、ボールを奪いにいく動きや、決定機の前に潰しに行くことも得意としている。 2022年には栃木SCへ育成型期限付き移籍を経験し、リーグ戦34試合に出場するなど、多くの試合経験を積んで帰還。2023年はJ2を戦うチームで22試合に出場し初ゴールも記録。チームのJ1昇格に寄与した。 守備陣の経験値に若干の不安を抱えるパリ五輪世代。アジアの戦いも経験しており、世代別の国際経験が豊富な鈴木。対戦相手の特徴に合わせ、試合展開を読んでプレーができる鈴木が守備陣を牽引していけるのか注目が集まる。 2024.04.15 11:00 Mon
2

キャプテンを外れて「学ぶこともすごく多い」と語ったDF中山雄太、左SBについては「挑戦できることは楽しみ」

東京オリンピックに向けた事前合宿に臨んでいるU-24日本代表。DF中山雄太(ズヴォレ)がオンラインのメディア取材に応じた。 6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。 合宿4日目を迎えた中、中山は今回の合宿について「僕としては大きな変化はなく、目標である金メダルに強い気持ちを持ってやりたい」とコメント。また、「チームとしては競争といった意味では少し意味合いは変わっていますが、選手間の競争がありつつ、高め合いながら、チームとして成長していって、金メダルに近づいて獲得できればというのが、合宿やオリンピック前に感じられたと思います」と、チームとしてしっかりと精度を上げていきたいと語った。 本大会までの期間でやりたいことについては「僕自身もそうですが、擦り合わせなければいけない部分があって、1日1日成長に繋がりますが、練習を重ねていくにつれて深まっていく部分はあります」と精度を上げたいとコメント。「僕自身は最近は隣に冨安がいるんですが、少しクリアにしたい部分、挑戦したい部分があります」と左サイドバックとして挑戦したいことがあると明かした。 これまではこの世代でキャプテンを務めていたが、オーバーエイジに日本代表のキャプテンを務めるDF吉田麻也(サンプドリア)が入ったことで、キャプテンマークを譲ることとなった。 しかし、その点はあまり気にしていないという中山。変化はあるとしながらも、やることは変わらないと語った。 「そういう質問は結構ありますが、僕自身はキャプテンマークを巻こうが巻かないが変わりないです」 「巻いていた頃は責任感などプラスアルファはあったなと思うことはあります。麻也選手からも言われましたが、キャプテンマークを巻くことで色々経験することもあるだろうと話してもらいました」 「チームのことを考えると、僕自身麻也選手が巻くことで変わっていることもあり、キャプテンじゃない立場で見ることで学ぶこともすごく多いです」 「遠藤(航)選手や酒井(宏樹)選手、そして同世代の選手でもキャプテンをやれる資質のある選手はいるので、選手の良いところを自分の成長に組み込んでいきたいなと思います」 「キャプテンマークは巻かないですが、巻いていたときも同じ気持ちでやっていたので、キャプテンじゃなくなってやることも変わっていますが、キャプテンの時にやっていたことは続けてやっていきたいです」 ボランチへのこだわりがある中、左サイドバックでも起用される可能性が高くなった中山。短期決戦となる中では、ユーティリティ性は重要な要素となる。 中山はポジションへのこだわりについて「任されたポジションはどこでもやりたいと思います」とコメント。サイドバックでも楽しみがあると語った。 「今の意識の変化で言えば、サイドバックで楽しみにしていることでは、キャリアであまりやってきていないポジションの挑戦、サイドバックをやれるということは、世界的に見てもサイドバックとボランチを兼任する選手は増えてきて、サッカーの進化に挑戦できることは楽しみです」 「新しいものへの挑戦に楽しみがある中で、自分自身が成長することも踏まえて、ポジティブに気持ちの部分で成長していると思います」 2021.07.08 20:25 Thu
3

松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み

今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon
4

スイスで今季9得点を挙げたFW久保裕也の夢は“セリエA移籍”

▽U-23日本代表のエースとしての活躍が期待されるヤング・ボーイズのFW久保裕也が、『FIFA.com』のインタビューを受けた。インタビュー内では、ヤング・ボーイズでのプレーについてコメント。さらに、自身の夢にも言及した。 ▽2013年に京都サンガF.C.からヤング・ボーイズへと移籍した久保。ヤング・ボーイズでは、ここまで87試合で19得点を記録している。久保は、ヤング・ボーイズでの自身の成長について語った。 「ヤング・ボーイズに加入してから、僕は多くのことをを磨けていると感じています。フィジカル面で追い付くためにハードワークをしていたし、戦術面でも多くのことを学びました。特に今、ストライカーとしてディフェンスを助ける必要性を意識しています」 ▽また、ヤング・ボーイズでは「ドイツ語を使っている」と語り、「最初は大変だったけど、今は問題なくコミュニケーションがとれている」とコメント。周囲の選手や監督とのやりとりをドイツ語で行っていることを明かし、問題なく馴染んでいる様子をうかがわせた。 ▽さらに、自身の将来についても言及。夢はセリエAでプレーすることだと明かした。 「僕の夢は、まだ実現していません。僕はいつの日か、大きなリーグに移籍したいと考えています。僕の願いはイタリアのセリエAに移籍することで、イタリアのビッグクラブでプレーすることが僕のキャリアの目標です」 2016.05.17 14:17 Tue
5

柏DF古賀太陽が感じたもの「縦に速い攻撃を増やしても良いのでは」、旗手怜央は「参考になるシーンが多い」

U-24日本代表は27日、29日に控えるSAISON CARD CUP 2021のU-24アルゼンチン代表戦に向けてトレーニングを再開した。 26日に行われたU-24アルゼンチン代表戦では、前半にFWアドルフォ・ガイチがヘディングで合わせて先制。後半に日本が盛り返すシーンもあったが、アルゼンチンにうまく試合を運ばれ、0-1で敗戦を喫した。 南米予選を1位で通過し、東京オリンピックにも出場するアルゼンチンに対して、なかなか良いところを出し切れなかった日本。今回の連戦での経験を本大会に繋げる必要がある。 アルゼンチン戦で後半に途中出場を果たしたDF古賀太陽(柏レイソル)がオンラインでのメディア取材に応対した。 アルゼンチン戦の収穫については「収穫の部分でいうと、僕自身もそうですけど、Jリーグでプレーしている選手たちは、なかなかあのスピード感や強さを相手にすることはないので、ピッチに立ってスピードとかを肌で感じられたことが一番の収穫です」とコメント。一方で課題は「前半は僕は見ている立場でしたけど、強さ、速さに対してどうボールを動かしていくか。球際やセカンドボールでマイボールにする回数を増やさないといけないと感じました。色々な部分で課題はあると思いますが、あのスピードとパワーに対応して上回る必要があるのは課題として残ったと思います」と語り、日本に足りない部分が明確になったと語った。 前半見ていて感じたことは「失点したシーンもそうですし、自分たちの左のCBとSBの間に上手く人を走らせるのを狙ってきたかなと」とコメント。「ピッチ上で改善して対応しないといけないかなと思いました」と気になった部分をあげた。また、自身がピッチに入る際には「球際や一対一でマイボールにすることを心がけてピッチに入りました」と語り、意識してプレーしたと振り返った。 この試合の先発は、本職ではないFW旗手怜央(川崎フロンターレ)が起用された。クラブでの好パフォーマンスを受けての起用となったが、古賀は「攻撃は怜央君のうまさは自分にない部分でもありますし、リスペクトもあるので参考にしないといけない部分はありますが、守備の部分では安定感をもたらせられればと思ってピッチに入りました」とコメント。守備面で力になろうと意識したという。 旗手に関しては「Jリーグの試合を観ていてもそうですが、怜央君の左サイドバックでのプレーというのは、リーグの中でも存在感が強くあると思うので、僕自身参考になるシーンが多いなという部分もありますし、それに負けないように自分自身高めるところを意識してやらないといけないなと感じさせてくれているので、僕自身はポジティブです」と語り、良い意味でのライバル意識を持っているようだ。 今回のアルゼンチン戦では、途中出場だったが差を感じたという古賀。「昨日感じたあのスピードだったりを自分の中で忘れてはいけないと思いますし、自分の中でのスタンダードをあのレベルに持っていかないと、自分たちのレベルを上げていけないと思います」と語り、実際にプレーして感じた差があるとした。 また、「相手ありきの部分あので難しい部分もありますが、自分が常に高いレベルを意識して日頃の練習からプレーすることで、変われる部分も多いと思うので、自分の良さを追求していきたいです」とコメント。クラブに戻ってからも突き詰めていきたいと意気込んだ。 今回は国内組に加えて、海外でプレーしA代表での経験がある選手が加わっている。その影響については「海外組の選手含めてA代表経験者が今回は多いので、明らかに年末の活動と違うのはコミュニケーションの量」とコメント。「1つ1つのプレーに対するコミュニケーションもですし、ただただプレーに対してのコミュニケーションではなく、相手を想定しながらのコミュニケーションの質も上がってきていると思います」と語り、コミュニケーションの部分で大きな差があると感じたようだ。 それでも「チームとして凄く濃いトレーニングが積めていると思います」と前向きに語る古賀。「国内組の選手たちが海外組の選手たちに引っ張られるというか、積極的にプレーできる感じがあり、短い中でも凄く充実しているかなと思います」とし、良い刺激を国内組の選手たちが得ていると感じているようだ。 途中出場となったアルゼンチン戦では、同サイドの前のポジションにFW相馬勇紀(名古屋グランパス)が同時に起用された。2人の関係から何度かチャンスを作ったが「相馬君も縦に速い選手でありますけど、2列目、3列目の選手が追い越すことで相手が動くことが多いので、1人で仕掛けさせることもそうですが、人数をかけるために自分が走ることは試合を前半見て意識していました」とコメント。「選手の良さを生かしながら人数をかけながらということを意識していました」とし、サイドバックとしてサポートを含めて多く関わっていくことを意識したと明かした。 また、それは古賀本人の特徴でもあり武器でもあり、「サポートするという部分ももっともっとやる必要があると思いますが、追い越さなかった時、ビハインドで受けた時の縦に入れるボールは昨日の試合はあまり出せなかったので、自分たちでそういう形を作りたいと思いますし、縦につけることは試合に出れば常に意識して、コミュニケーションを取りながらやっていきたいと思います」と語り、第2戦での改善を誓った。 その古賀は25日に行われた日本代表vs韓国代表の試合を観たという。そこで感じたものについては「日韓戦を実際にテレビで観ましたけど、やっぱりA代表の方がプレッシャーのスピードや強度は、自分たちよりも高いレベルにあるのは感じましたし、実際に昨日試合をしてその差を実際に感じました」とコメント。「そのレベルを日頃の練習から上げる必要があるなと感じました」と語り、A代表との差も大きくあると痛感したようだ。 また、「あとはボールの動かし方、スペースの見つけ方は、もう少し縦に速い攻撃を増やしても良いのではないかなというのは感じたので、A代表の試合を参考にしながら、自分たちも近づけるようにということを意識してやりたいです」と語り、29日の試合ではその点を参考にしたいと考えているようだ。 2021.03.27 21:30 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly