遠藤保仁はG大阪“20年目”に突入! J1各クラブの最古参選手は?

2020.02.15 21:45 Sat
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サッカー界に移籍はつきもの。それは海外に限らず、Jリーグでも毎年多くの移籍が生まれる。

一方で、1つのクラブで長い間プレーし続ける選手もいる。海外に目を向けるとローマ一筋を貫いたFWフランチェスコ・トッティがその筆頭。バルセロナでプレーし続けるFWリオネル・メッシもその1人だろう。欧州5大リーグでは、在籍10年を超える選手は数える程だ。
イタリア語で「バンディエラ」と称することもあり、「フランチャイズプレーヤー」とも呼ばれる選手だが、Jリーグでは近年、小笠原満男(鹿島アントラーズ)、中澤佑二(横浜F・マリノス)、楢崎正剛(名古屋グランパス)ら「バンディエラ」たちがスパイクを脱いでいる。

今回は、2020シーズンのJ1リーグを戦う18クラブで最も長く在籍する選手たちを紹介。継続して在籍している(レンタル移籍は除く)選手を対象に紹介する。

◆北海道コンサドーレ札幌
MF宮澤裕樹(30)
13年目/室蘭大谷高校
室蘭大谷高校(現・北海道大谷室蘭高校)から入団し札幌一筋でプレーする宮澤。高校時代から注目を集めた宮澤は、現在は札幌でキャプテンを務めるほどに。こう攻撃的なポジションでプレーしていたが、昨シーズンは3バックでも活躍した。

◆ベガルタ仙台
MF富田晋伍(33)
16年目/東京ヴェルディユース

東京Vユースから入団し、仙台一筋でプレー。ボランチのレギュラーとしてプレーし、ボール奪取能力が非常に高い。2015年から2018年まではキャプテンを務めていた。

◆鹿島アントラーズ
GK曽ヶ端準(40)
23年目/鹿島アントラーズユース

ユース出身で鹿島一筋の曽ヶ端は、2018シーズンを最後に引退した小笠原満男や中田浩二らと同期。GKクォン・スンテの控えに回ることが多くなったが、クラブと苦楽を共にし、多くの成功を知る唯一の選手。

◆浦和レッズ
MF宇賀神友弥(31)
11年目/流通経済大学
MF柏木陽介(32)
11年目/サンフレッチェ広島

宇賀神は流通経済大学からの加入ながら、浦和のユースで育った生え抜き選手。昨シーズンからは右サイドでもプレーする。柏木は広島のユース出身で2010年に移籍加入。今シーズンは復活が期待される。

◆柏レイソル
GK桐畑和繁(32)
15年目/柏レイソルU-18

ユース出身の生え抜きGKのキャリアは主に控えGKとしてのもの。2018シーズンは同じユース出身のGK中村航輔が2度の脳しん盪で離脱したこともあり、18試合に出場した。今シーズンは中村、韓国代表GKキム・スンギュとポジションを争う。

◆FC東京
DF森重真人(32)
11年目/大分トリニータ

森重は大分トリニータがJ2に降格した2009年を最後にFC東京へ加入。センターバックの主軸としてプレーするだけでなく、キャプテンとしてもチームを支えてきた。昨シーズンも全試合出場を果たしたが、今季は悲願の優勝に向けて後ろからチームを支える。

◆川崎フロンターレ
MF中村憲剛(39)
18年目/中央大学

川崎Fの全てを知る男。生き字引といっても良い存在。リーグ優勝に加え、2019シーズンはYBCルヴァンカップ初優勝を経験した。今シーズンは、昨シーズン負った左ヒザの前十字じん帯損傷からの復帰を目指す。

◆横浜F・マリノス
MF喜田拓也(25)
8年目/横浜FMユース

ユース出身でありキャプテンを務める喜田が最古参。2019シーズンのリーグ優勝を支えた貴重な存在。若手選手からも弄られる一面を持つが、ベストイレブンにも選ばれたパフォーマンスで連覇の支えになるか。

◆横浜FC
FW三浦知良(52)
16年目/ヴィッセル神戸
※2005年11月~12月までシドニーFCへローン

言わずとしれたJリーグ最年長選手。東京ヴェルディや京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)、ヴィッセル神戸でのプレーを経験して加入したが、最も長く在籍する選手。13年前のJ1を経験している選手であり、久々のj1でのプレーに期待が懸かる。

◆湘南ベルマーレ
MF齊藤未月(21)
6年目/湘南ベルマーレユース
※2015シーズンは2種登録

毎シーズン出入りの激しいクラブにおいて、21歳にして最古参となった齊藤。U-23日本代表としても活躍し、東京オリンピック出場が期待されている。湘南スタイルを体現できる貴重な存在。苦しんだここ2シーズンを払拭できるか。

◆清水エスパルス
MF河井陽介(30)
9年目/慶應義塾大学

大学2年時に清水の特別指定選手となり、2012年に入団。1年目からレギュラーとしてプレーした。インサイドハーフを主戦場としながらも、ボランチやサイドバックと様々なポジションでプレー。ケガに悩まされるシーズンもあったが、昨季も32試合出場とチームを支える。

◆名古屋グランパス
MF青木亮太(23)
7年目/流通経済大学付属柏高校

2014年に名古屋へ入団した青木は、東京ヴェルディの下部組織でも育った選手。レギュラーポジションを掴んだのは2017年に就任した風間八宏監督の下でだった。昨シーズンは前年末に負った左ヒザ半月板損傷からの復帰を目指すも公式戦出場は果たせず。2020シーズンはチームの立て直しに貢献できるか。

◆ガンバ大阪
MF遠藤保仁(40)
20年目/京都パープルサンガ

横浜フリューゲルスや京都パープルサンガでのプレーを知らない人も増えたかもしれない。2001年にG大阪に加入すると、攻守の要として中盤に君臨。昨シーズンはベンチに座る機会も増えたが、チームを救ったのは結局遠藤だった。20年目を迎える今シーズンでJ1最多出場記録達成も間違いない。

◆セレッソ大阪
GKキム・ジンヒョン(32)
12年目/東国大学校(韓国)

外国人選手で唯一この中に名前を連ねたC大阪の正守護神。2009年に加入すると、1年目から正守護神の座に。ケガ以外でリーグ戦を欠場することはほとんどなく、Jリーグ通算364試合に出場している。昨シーズンはJ1最少失点にも貢献。

◆ヴィッセル神戸
FW小川慶治朗(27)
10年目/ヴィッセル神戸U-18
※2018シーズン後半は湘南へレンタル移籍

神戸の下部組織出身で、最古参。2018年7月から湘南へのレンタル移籍を経験したが、昨シーズンは25試合で5ゴールを記録。今シーズンもすでにACLでハットトリックを記録するなど、貴重な戦力となりそうだ。

◆サンフレッチェ広島
MF青山敏弘(33)
17年目/作陽高校

広島一筋17年目を迎える青山。豊富な運動量と危険察知能力に長けており、守備面でも貢献。正確なパスで攻撃も操る。昨シーズンはケガに悩まされ14試合の出場に終わったが、今シーズンの復活が期待されている。

◆サガン鳥栖
FW豊田陽平(34)
11年目/京都サンガF.C.
※2018年は半年間、蔚山現代へレンタル移籍

今や鳥栖の顔になった豊田。2018シーズンは不本意な出来からレンタル移籍を志願するも、半年で復帰。近年苦しいシーズンを過ごしている鳥栖を救う活躍に期待がかかる。

◆大分トリニータ
MF松本怜(31)
8年目/横浜F・マリノス
※2013、14の2シーズンはレンタルで在籍

プロキャリアは横浜F・マリノスでスタート。J1に昇格した大分へとレンタル移籍で加入した。ウイングバックでプレーするも、2度の負傷離脱。2014年は準レギュラーとなったがJ3に降格した。J1時代の大分に加入し、J2、J3の降格、J2、J1への昇格と全てを知る唯一の存在。昨シーズンの飛躍を超えることはできるだろうか。

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C0Obdl7P6Zy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">サンフレッチェ広島(@sanfrecce.official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.11.30 17:15 Thu

シーズン移行の結論は12月or先送り?/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)は、来年3月に改選を迎える会長選で、宮本恒靖JFA専務理事を唯一の会長候補として29日に発表した。宮本専務理事が立候補に必要な評議員16人以上の推薦を集めたからで、出馬が噂されていたJリーグチェアマン室特命担当オフィサーの鈴木徳昭氏は16人以上の推薦を集めることができなかった。 宮本専務理事は12月24日の評議員会で過半数の承認が得られれば会長就任が決定する。評議員会は都道府県協会やJリーグ、各連盟の代表など79人の評議員で構成されているが、鈴木氏への推薦が16人以下というのは意外だった。会長選が実施されないことで、両者のマニフェストを比較できないのも残念と言わざるを得ない。 さてJリーグは11月28日に第11回の理事会を開き、24シーズンのJ3クラブライセンスの判定結果(レイラック滋賀に交付)と、シーズン移行の検討状況についての記者会見を実施した。 野々村芳和チェアマンは所用があり冒頭の挨拶だけで退席したが、「大きなテーマとして、どこにどれだけ投資すれば成長、伸びていけるか話し合われた。これもコロナが終息したおかげ」と無事に今シーズンの終わりを迎えられて安堵した様子だった。そして「Jの3チームはすべて初優勝。ルヴァンカップも福岡と初物づくし。いろんなクラブが頑張っている」と優勝チームの健闘を称えた。 そしてシーズン移行については「チェアマンになると決まった時からこの話は避けて通れないのではと考えていた。話し合いを始めていくなかで、クラブの人たち、ステークホルダーの考えを聞けて理解が深まった。日本のサッカーやJリーグの抱えている課題を発見できた、実りのあるいい時間だった。日本の良さを再認識できたし、Jリーグの社会的責任を共有できたことも良かった」と、シーズン移行について検討してきた今シーズンを振り返った。 ただし、「決着は明言できない。僕らも含めてバラバラだったのが一つの方向性を目指せたのではないかな」と改めてシーズン移行に含みを持たせた。 それだけ、まだクリアしなければならない問題が多いということだろう。 今回の理事会では、シーズンを移行した際に、8月1週に開幕し、新たに12月2週までリーグ戦を実施してウインターブレイクに入り、2月の3週から再開する『案B'』が提案された。それでも降雪地域のクラブは試合が開催できずにアウェーゲームの連続になる可能性が高い。 Jリーグが各クラブに自己申告でどれだけ冬期はアウェーゲームが連続するのかヒアリングしたところ、札幌、新潟、仙台、秋田、山形、金沢、岩手、松本の8チームが12月2週はアウェーにならざるを得ないと回答した。さらに2月3週から最長3月3週まで、前記の8チームに加えて八戸、福島、長野、富山、鳥取の5チームが最低で2試合、最長で5試合がアウェーになると申告した。 今シーズンと比較すると、札幌はドームが使えるので2月でもアウェーの連戦はなかったが、新潟は2月開幕後の2試合が、松本は3月開幕後の3試合がアウェーの連戦だった。これがシーズン折り返しでのアウェー最長6連戦となるとどれだけハンデになるのか。試合結果にも影響を及ぼすことが大いに予想されるものの、事前に調べる術がないのが悩ましい。 シーズンをまたぐため、スタジアムの確保も課題の一つだ。 これまでは、シーズン終盤の11月中旬に翌年のリーグ戦38節(20チームのリーグと想定して)の試合日程を確定。12月上旬にシーズン終了後(昇降格が決定)、ホームとアウェーの調整を開始し、ここで各クラブにはイベント等を考慮して「ホームNG5試合」を申請してもらい、38-5=33節分のホーム会場を確保してもらう。そして年明けに“日程くん"を稼働させてホームとアウェーの組合せを確定し、各チームは19節分のホームを確保してきた。 自前のスタジアムがあるクラブは別として、公共のスタジアムでホームゲームを開催するクラブは行政から借りなければならない。その年度開始時期は4月となっていて、翌年の3月締めが日本のカレンダーになっている。シーズンを移行しなければ問題はないが、移行した時は事前に33節分を確保しておかなければならず、実際に必要な19節に加えて14節を余分に抑えなければならなくなる。そうなると、同じスタジアムを使う他団体にも影響を及ぼすし、コスト的にも無駄が生じかねない。 これらを解決するための方法として、Jの各カテゴリーは各20チーム、38節に統一されたため、前倒しして3月以前に翌シーズンのスタジアムを確保しようという案である。ただし、こちらは「確保できるクラブはできる限り多くのホームを確保する」ことと「確保できないクラブは最低19節分を確保する」ことを目標にしつつ、“日程くん"の進化、各スタジアムとの調整、運用の工夫をさらなるアップデート課題としてあげていた。 スタジアム確保については、来シーズンは広島と長崎、金沢にサッカー専用スタジアムが誕生するのは明るい話題と言えるだろう。 こうした環境面での課題に加え、シーズン移行期の大会はどうするかについても各クラブと意見交換をしているという。1.5シーズンとするのか0.5シーズンとするのか。リーグ戦か特別大会にするのか。そして昇降格はあるのかどうか、などだ。 シーズンを移行した場合はシーズンオフ(夏)だけでなく、ウインターブレイク(冬)でのキャンプ費用もかかる。こちらについてはJリーグも1クラブ平均1500万円として、100億円規模でサポートする予定だ。各クラブも恒常的な支援は求めていないという。しかし、スポーツができるエアドームや降雪エリアのスタジアム対応、降雪エリア以外の暑熱対策などを「本気でやるなら200億円は必要」(樋口順也フットボール本部長)というのが実情のようだ。 樋口本部長によると、シーズン移行を決定するのかどうか、「12月(19日)の理事会での決定方法は決まっていない」とのことだ。その前に12月6日の臨時実行委員会と12月14日の実行委員会で案を示しながら決めたいとしている。14日には地方クラブの意思確認も行う予定だ。 その上で、「12月の理事会が最終決定に変わりはない」としつつも、「まだ結論を出すべきではない、という結論になるかもしれない」とのコメントを残した。それだけシーズン移行は難事業だということだろう。 正直、1年間での議論・検証での決定は「移行ありき」が前提と思われても仕方がないだろう。ここはじっくりと、時間をかけてJリーグの未来を話し合う貴重な「移行期」にすべきではないだろうか。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2023.11.30 15:00 Thu

在籍合計6年、C大阪の守備を支えたDFマテイ・ヨニッチが契約満了「決して忘れる事はありません」

セレッソ大阪は30日、DFマテイ・ヨニッチ(32)との契約満了を発表した。 ヨニッチはクロアチア出身で、世代別のクロアチア代表を経験。ハイデュク・スプリトやザダル、オシエクでプレー。その後、韓国の仁川ユナイテッドFCでプレーし、2017年にC大阪へ完全移籍で加入した。 高い守備能力に加え、空中戦でも強さを見せるなどしたヨニッチはすぐにレギュラーに定着。2017年はYBCルヴァンカップ、天皇杯の2冠を達成するなどチームの躍進に貢献していた。 2021年に中国スーパーリーグの上海申花に完全移籍するも、2022年にC大阪に復帰。2022年は明治安田生命J1リーグで26試合に出場し1特典を記録するも、今シーズンは出番を減らし、J1で22試合、ルヴァンカップで2試合の出場に終わっていた。 C大阪ではJ1通算183試合12得点、リーグカップで22試合2得点、天皇杯で11試合1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で4試合に出場した。 ヨニッチはクラブを通じてコメントしている。 「僕の人生で過ごしたセレッソ大阪での時間は素晴らしいもので決して忘れる事はありません。長い間応援して下さった皆さんには本当に感謝しています」 「セレッソ大阪、そしてファンの皆さんをこれからも僕は応援しています。ありがとうございました」 2023.11.30 14:30 Thu
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