アトレティコ、ELロコモティフ・モスクワ戦で両サイドバックが負傷
2018.03.16 04:13 Fri
▽アトレティコ・マドリーは15日、同日行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグのロコモティフ・モスクワ戦で負傷したDFフィリペ・ルイスと、DFフアンフランに関する最新のメディカルレポートを発表した。
▽ホームでの1stレグを3-0で先勝していたアトレティコは、敵地での2ndレグもFWフェルナンド・トーレスの2ゴールやFWアントワーヌ・グリーズマンの芸術ループシュートなどで5-1の大勝。2戦合計8-1で準々決勝進出を果たした。
▽しかし、この試合ではフアンフランがハーフタイム明けにDFシメ・ヴルサリコと負傷交代。62分には相手FWエデルのシュートブロックに入った際に左足の裏側を蹴られたフィリペ・ルイスがプレー続行不可能となり、DFリュカ・エルナンデスとの交代でピッチを後にしていた。
▽アトレティコは同試合後、2選手に関する最新のメディカルレポートを発表。フィリペ・ルイスは左足に強い打撲と外傷を負っており、今後マドリッドに戻った後、骨折などの有無を確認するため精密検査を受ける予定だ。
▽一方、フアンフランに関しては選手本人が筋肉系の違和感を訴えたため、予防措置としての交代だったという。
▽ホームでの1stレグを3-0で先勝していたアトレティコは、敵地での2ndレグもFWフェルナンド・トーレスの2ゴールやFWアントワーヌ・グリーズマンの芸術ループシュートなどで5-1の大勝。2戦合計8-1で準々決勝進出を果たした。
▽しかし、この試合ではフアンフランがハーフタイム明けにDFシメ・ヴルサリコと負傷交代。62分には相手FWエデルのシュートブロックに入った際に左足の裏側を蹴られたフィリペ・ルイスがプレー続行不可能となり、DFリュカ・エルナンデスとの交代でピッチを後にしていた。
▽一方、フアンフランに関しては選手本人が筋肉系の違和感を訴えたため、予防措置としての交代だったという。
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style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エルブランコの絶対的エースとして抜群の存在感を放った。アトレティコに優勝をもたらしたルイス・スアレスと天秤にかける形となったが、23ゴール9アシストという数字面の優位性に加え、メッシ同様にその替えの利かなさを鑑みて選出した。ヴィニシウス、アセンシオに少なからず成長が見られたものの、アザールの体たらくによってチャンスメイク、フィニッシュと膨大な仕事量をシーズン通してこなした。決定力、勝負強さだけでなく、今季はセルヒオ・ラモスらが度々不在の中でリーダーとしての仕事ぶりも光った。 FW ジェラール・モレノ(29歳/ビジャレアル) 出場試合数:33(先発:30)/得点数:23 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ最高のスペイン人ストライカー。昨季、18ゴールを挙げてスペイン人最多得点者に与えられるサラ賞を初受賞したビジャレアルの絶対的エースは、昨季の数字を大幅に更新して2年連続のサラ賞を獲得した。エメリ新監督の下、右ウイング、センターフォワード、セカンドトップを主戦場に多士済々な相棒をうまく生かしつつ、その卓越した左足の精度、決定力を武器にゴールを量産。チャンスメイクの部分でも7アシストとリーグ屈指の万能型アタッカーの本領を発揮。なお、ジュゼッペ・ロッシに並ぶクラブ最多得点者(82点)となった29歳は、今夏のステップアップも噂される中で去就が注目されるところだ。 2021.06.02 19:01 Wed4
アトレティコの新FWはマテウス・クーニャに! 東京五輪で金メダリスト獲得に向け原則合意か?
アトレティコ・マドリーがヘルタ・ベルリンに所属するU-24ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(22)の獲得に迫っているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 アトレティコは今夏の移籍市場でウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアップを担う新ストライカー獲得を優先事項としていた。ここまではセビージャ移籍が決定したU-24スペイン代表FWラファ・ミルを初め、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチらの獲得に動いていた。 しかし、ラウタロとヴラホビッチに関しては所属クラブの徹底抗戦に遭っており交渉が難航していた。 そういった中、同じく以前から獲得候補に挙がっていた東京オリンピックの金メダリストの獲得に本腰を入れ始め、アトレティコとヘルタは3000万ユーロ(約38億6000万円)+ボーナスという条件で原則合意に至ったようだ。 なお、クーニャに対してはエバートンも獲得に動いていた模様だが、選手自身がアトレティコ行きを望んでいるという。 『スカイ』によれば、クーニャは今週ミッドウィークにマドリードに渡り、メディカルチェックを受診した後に、アトレティコとの契約にサインする見込みだ。 母国コリチーバの下部組織出身のクーニャは2017年にスイスのシオンでヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、2018年にRBライプツィヒに完全移籍したが、在籍1年半でブンデスリーガ35試合2ゴールと思うような結果を残せず。2020年1月にヘルタに活躍の場を移していた。 そのヘルタでは昨シーズンの公式戦28試合に出場し、8ゴール7アシストを記録。また、先の東京五輪では5試合に出場し3ゴールを挙げる活躍を見せ、ブラジルの大会連覇に大きく貢献していた。 184cmという恵まれた体躯の割に相手を背負うポストプレーに課題を残すものの、ウイングでもプレー可能なスピードと突破力、オフ・ザ・ボールの動き出しにも優れる万能型のストライカー。また、依然として決定力には伸びしろを残すが、強烈なミドルシュートなど多彩なフィニッシュにも定評がある。 現在、2トップや1トップ2シャドーをメインとするアトレティコにとっては理想的なプレースタイルの持ち主と言えそうだ。 2021.08.23 23:12 Mon5
