ガビゴルが公言通りフラメンゴを退団へ…タイトル獲得後の発言で各方面から顰蹙、契約満了までプレーできない見通しに

2024.11.14 13:45 Thu
ガビゴルこと元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ
Getty Images
ガビゴルこと元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ
ガビゴルこと元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)のフラメンゴ退団が決定的に。ブラジル『グローボ』が伝える。

若くして渡った欧州で鬱病を患うも、帰還した母国でゴールを量産するガビゴル。フラメンゴで公式戦通算303試合160得点をマークし、2度のリーグ制覇、2度の南米制覇を経験する。

しかし、2023シーズン終盤から得点ペースが鈍化し、今年に入るとドーピング違反で出場停止に。現在は処分保留でプレー可能だが、序列が落ち、一昨年までの圧倒的存在感がない。
フラメンゴとの契約は12月まで。

11日、コパ・ド・ブラジル優勝直後のインタビューで「退団する」と公言し、これがクラブ上層部の怒りを買うことに。13日、ガビゴルはリーグ戦でベンチ外となり、試合後にフィリペ・ルイス監督が事情を説明した。
「まず、ガビゴルは彼自身が言っていたように、今季限りで退団する。カップ戦優勝が決まってすぐの時期に、こんなことを話さねばならないのが残念でならない。悲しい」

「私には彼への感謝がもちろんある。しかし、あのような場での発言は褒められたものではない。あの出来事がなければ、退団するにしてもプレー機会を与えている。今後、クラブ判断で彼はプレーしない。仕方ない。全員で分かち合う美しいタイトルを、彼は汚したのだから」

タイトル獲得後の発言により、フラメンゴファンの熱気を冷ましてしまったガビゴル。現在、古巣サントス、またクルゼイロが獲得へ動いているといい、有力なのはクルゼイロへの移籍と伝えられている。

ガブリエウ・バルボサの関連記事

クルゼイロは1日、元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)の加入を発表した。契約期間は2028年12月31日までの4年間となっている。 ガビゴルの愛称で知られる元ブラジル代表FWは、若くしてインテルに移籍するも鬱病もあって活躍はできず。それでも母国帰還後にはゴールを量産。フラメンゴで公式戦通算303試合16 2025.01.02 07:15 Thu
ガビゴルとして知られる元ブラジル代表のFWガブリエウ・バルボサのインスタグラムの投稿が話題となっている。 かつてはインテルやベンフィカでプレーし、ブラジル代表としても18試合に出場し5ゴールを記録しているガビゴル。レンタル移籍期間も含め、2019年からフラメンゴでプレーしている。 フラメンゴでは公式戦294 2024.09.16 23:20 Mon
フラメンゴの元ブラジル代表FWペドロ(27)が2024年に入ってゴールを量産中だ。ブラジル『グローボ』が伝える。 2019年、2022年と近年2度も南米王者に輝いたブラジル随一の人気クラブ・フラメンゴ。 しかし、ここ数年チームのエースだったガビゴルことFWガブリエウ・バルボサがドーピング違反疑惑でチーム離脱 2024.07.30 21:45 Tue
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は4月30日、アンチ・ドーピング検査で不正行為を働いたとして2年間の出場停止処分を科されたフラメンゴの元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサに関して、上訴中の期間にプレーを再開できることを発表した。 ブラジル・ドーピング規制当局(ABCD)は3月25日、アンチ・ドーピング検査で不正行為 2024.05.01 07:48 Wed
2年間の出場停止処分を科された、フラメンゴの元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサだが、クラブは可能な範囲で同選手をサポート中だ。 昨年12月、ブラジル・ドーピング規制当局(ABCD)が“ガビゴル”について、同4月に抜き打ちのアンチ・ドーピング検査で検査員の指示に従わず「不正行為を企てた」として告発。 これ 2024.04.13 13:35 Sat

フラメンゴの関連記事

アーセナルのイタリア代表MFジョルジーニョ(33)だが、今夏母国へと帰還することは濃厚のようだ。 ブラジル生まれのジョルジーニョは、エラス・ヴェローナの下部組織出身で、その後ナポリでプレー。マウリツィオ・サッリ監督の下で名声をあげると、サッリ監督と共にチェルシーへと完全移籍。2023年1月からアーセナルでプレーし 2025.05.08 18:50 Thu
国際サッカー連盟(FIFA)は6日、FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯))2025にておいて、プレーオフの開催を発表した。 6月14日から新フォーマットのクラブW杯が開幕。出場クラブが大幅に拡大されている今大会だったが、同一オーナークラブが出場できない規定があり、メキシコのパチューカとクラブ・レオンが抵触。FI 2025.05.07 12:50 Wed
川崎フロンターレでもプレーした元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(35)が自身のSNSを通じて現役引退を発表した。 母国ブラジルでキャリアを積み、インテルナシオナウやサントス、クルゼイロ、レアル・ベティス、フラメンゴでプレー。2019年2月に川崎Fへと完全移籍した。 川崎Fでは、1年目こそフィットに時間 2025.04.12 13:45 Sat
ブラジル帰還の可能性も報じられるマンチェスター・ユナイテッドの元ブラジル代表MFカゼミロ(32)だが、実現の可能性は低いようだ。 かねてからパフォーマンスの低下が指摘され、ルベン・アモリム監督就任後は目に見えて出場機会が減っているカゼミロ。欧州主要国や移籍先候補に挙がったサウジアラビアの市場はすでに閉幕した。 2025.02.12 18:50 Wed
マンチェスター・ユナイテッドの元ブラジル代表MFカゼミロ(32)に、母国復帰の可能性があるようだ。 レアル・マドリーで多くのタイトル獲得に貢献し、2022年夏にユナイテッド入りしたカゼミロ。輝かしいキャリアの継続が見込まれていたが、公式戦51試合に出場した移籍初年度を除くと、ここまで期待通りとは言えないパフォーマ 2025.02.11 14:10 Tue

カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAの関連記事

アーセナルのイタリア代表MFジョルジーニョ(33)だが、今夏母国へと帰還することは濃厚のようだ。 ブラジル生まれのジョルジーニョは、エラス・ヴェローナの下部組織出身で、その後ナポリでプレー。マウリツィオ・サッリ監督の下で名声をあげると、サッリ監督と共にチェルシーへと完全移籍。2023年1月からアーセナルでプレーし 2025.05.08 18:50 Thu
サンパウロは1日、元ポルトガル代表DFセドリック・ソアレス(33)との契約延長を発表した。新契約は2027年12月31日までとなる。 新契約にサインしたソアレスは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「2027年までの契約更新はとても嬉しい。何よりも、サンパウロのようなクラブで続けられることを誇りに思う 2025.05.02 11:00 Fri
ブラジル代表FWネイマールも所属するサントスは29日、新監督にクレーベル・シャビエル氏(61)を招へいしたことを発表した。今シーズン終了までの契約となる。 サントスは14日、ペドロ・カイシーニャ監督(54)との契約解除を発表。今年1月に監督に就任したものの、カンピオナート・パウリスタでは準決勝でコリンチャンスに1 2025.04.30 12:15 Wed
コリンチャンスは28日、ドリヴァウ・ジュニオール氏(62)を新監督に迎えたことを発表した。契約期間は2026年12月31日までとなる。 コリンチャンスは17日にラモン・ディアス監督(65)を解任。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)の4試合を終えて1勝1分け2敗スタートとなり、解任に踏み切った。 2025.04.29 13:30 Tue
コリンチャンスは22日、新監督に招へいを考えていたチッチ氏(63)との契約が破談に終わったことを発表した。 コリンチャンスは17日にラモン・ディアス監督(65)を解任。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)の4試合を終えて1勝1分け2敗スタートとなり、解任に踏み切った。 その後任として検討さ 2025.04.22 23:25 Tue

記事をさがす

ガブリエウ・バルボサの人気記事ランキング

1

フラメンゴ退団のガビゴルがクルゼイロに加入、4年契約締結

クルゼイロは1日、元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)の加入を発表した。契約期間は2028年12月31日までの4年間となっている。 ガビゴルの愛称で知られる元ブラジル代表FWは、若くしてインテルに移籍するも鬱病もあって活躍はできず。それでも母国帰還後にはゴールを量産。フラメンゴで公式戦通算303試合160得点をマークし、2度のリーグ制覇、2度の南米制覇を経験した。 しかし、2023シーズン終盤から得点ペースが鈍化し、ドーピング違反もあって出場停止に。その後、処分保留により昨年5月から試合出場が可能となった中、2024シーズンの成績は公式戦38試合出場8ゴールだった。 昨年11月、コパ・ド・ブラジル優勝直後のインタビューで「退団する」と公言して干され気味だった中、フラメンゴとの契約が満了となり、クルゼイロ加入の運びとなった。 2025.01.02 07:15 Thu

フラメンゴの人気記事ランキング

1

亡き父の声が…“皇帝”アドリアーノが引退試合のサプライズ演出にピッチ上で号泣

かつては“インペラトーレ(皇帝)”とも呼ばれた元ブラジル代表FWのアドリアーノ氏(42)。引退して8年が経過した中、引退試合での衝撃のサプライズに号泣した。 現役時代はブラジル代表として48試合に出場し27ゴールを記録したアドリアーノは、、フラメンゴやインテル、フィオレンティーナ、パルマ、サンパウロ、ローマ、コリンチャンス、アトレチコ・パラナエンセ、マイアミ・ユナイテッドでプレーした。パルマ時代には中田英寿氏とも前線をになっていた。 恵まれた強靭な肉体と強烈な左足のキックを武器とし、セリエAでは180試合で77ゴール25アシストを記録するなど恐れられたストライカー。引退して8年が経ち、古巣のフラメンゴが送別試合を計画。リオ・デ・ジャネイロのマラカナン・スタジアムで行われた試合は、「フラメンゴ・レジェンド」と「フレンズ・オブ・イタリア」のカードで行われた。 試合はアドリアーノの息子であるアドリアニーニョの先制ゴールでスタート。後半は親子共演も見られ、ロマーリオやジダ、ゼ・ロベルトらブラジル代表のレジェンドの他、ジーコ氏やロナウド氏らも足を運んでいた。 4-3で「フラメンゴ・レジェンド」が勝利を収めた試合だったが、ハーフタイム後にサプライズが。スタジアムのビジョンにはアドリアーノの父親からのメッセージが流されることとなった。 この映像が出るとアドリアーノはピッチ上で号泣。アドリアーノの父は2004年に他界。最愛の父を亡くしたショックからアドリアーノは精神を病みうつ病になると、アルコール依存や遅刻などを繰り返し、28歳の若さで早々に現役を退くことにつながってしまった。 すでにその声を聞くことができなくなったはずの父からのメッセージ。これはAIがアドリアーノの父親の声を再現し、息子の引退後の幸せを願うメッセージとなった。 驚きのサプライズを受けたアドリアーノは、試合後に『SporTV』でコメント。父からの学びを語った。 「彼がここに来られなかったことは残念だけど、私が彼から学んだこと全てに彼が満足していることは理解している」 「私にとって一番大切なことは、友人たちが私に抱く感情だ。私が選手だからということより、みんなが私に抱いてくれている愛情のおかげ。それが私の心の中にあり、とても幸せに感じている」 <span class="paragraph-title">【動画】サプライズ演出にピッチ上で号泣するアドリアーノ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4nbxNLSdCuM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay_shorts.js"></script> 2024.12.17 13:15 Tue
2

フラメンゴ退団のガビゴルがクルゼイロに加入、4年契約締結

クルゼイロは1日、元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)の加入を発表した。契約期間は2028年12月31日までの4年間となっている。 ガビゴルの愛称で知られる元ブラジル代表FWは、若くしてインテルに移籍するも鬱病もあって活躍はできず。それでも母国帰還後にはゴールを量産。フラメンゴで公式戦通算303試合160得点をマークし、2度のリーグ制覇、2度の南米制覇を経験した。 しかし、2023シーズン終盤から得点ペースが鈍化し、ドーピング違反もあって出場停止に。その後、処分保留により昨年5月から試合出場が可能となった中、2024シーズンの成績は公式戦38試合出場8ゴールだった。 昨年11月、コパ・ド・ブラジル優勝直後のインタビューで「退団する」と公言して干され気味だった中、フラメンゴとの契約が満了となり、クルゼイロ加入の運びとなった。 2025.01.02 07:15 Thu
3

「まだまだやってんな(笑)」37歳ダビド・ルイスが意表を突いた直接FKで決勝点...8試合ぶりの出場機会でファンを魅せた千両役者

フラメンゴの元ブラジル代表DFダビド・ルイスが、意表を突いた直接FKを披露した。 かつてチェルシー、PSG、アーセナル、ブラジル代表などで活躍したダビド・ルイス。たいへん攻撃意識が強いセンターバックとして知られると同時に、攻撃性能も高く、アフロヘアーと合わせて世界的人気を誇った選手である。 現在は37歳、母国ブラジルのフラメンゴに所属し、衰え知らずの情熱を味方選手に注ぎ込むスタイルは欧州時代と変わらず。フラメンゴでは2022年に南米制覇を成し遂げている。 そんなダビド・ルイスは6日、リーグ戦第32節のクルゼイロ戦に先発出場。ケガ明けで公式戦8試合ぶりのプレーとなったなか、チーム唯一のゴールを記録する形で1-0勝利に貢献した。 0-0で迎えた53分、ボックス手前でFKを獲得したフラメンゴ。ボールをセットしたダビド・ルイスは、壁に入る味方へ指示を出す素振りを見せつつ、短い助走からいきなりシュート!...意表を突かれた相手GKは反応しきれなかった。 これが先制点にして決勝点。SNS上では欧州のユーザーと思しきアカウントからも「さすがだね」「まだまだやってんな(泣き笑い)」などと、多くの称賛が寄せられている。 まだまだ健在の37歳ダビド・ルイスである。 <span class="paragraph-title">【動画】37歳ダビド・ルイスの意表を突いた直接FK弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">10000000 IQ play from David Luiz <a href="https://t.co/3fKi4WjT6o">pic.twitter.com/3fKi4WjT6o</a></p>&mdash; Flamengo (@Flamengo_en) <a href="https://twitter.com/Flamengo_en/status/1854348930575643046?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.07 14:50 Thu
4

ダビド・ルイス37歳がフリーエージェントに…12月31日付けのフラメンゴ退団が決定的

元ブラジル代表DFダビド・ルイス(37)がフリーエージェントとなる見通しだ。 かつてチェルシーやPSG、アーセナル等で活躍し、ブラジル代表でも中枢を担ったダビド・ルイス。センターバックながらも攻撃性能に長け、FKの名手としても知られる人気者である。 2021年9月には母国復帰でフラメンゴへ。チェルシーで欧州制覇を経験したなか、ここでも南米制覇を成し遂げているが、加入時点でフル稼働が難しくなっており、基本的にはケガがなくとも「出る」「休む」を繰り返す状況だ。 そして、12月31日までとなっている契約は延長されない見通しに。ブラジル『グローボ』によると、クラブの取締役会決議で正式に決定しているといい、来年4月で38歳となるダビド・ルイスはフリーの身となることが確実だという。 すでにヴァスコ・ダ・ガマが契約オファーを準備しているといい、他にも関心を寄せるクラブが多数あるとみられている。 <span class="paragraph-title">【動画】ダビド・ルイス、“IQ10000000”の直接FK弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">10000000 IQ play from David Luiz <a href="https://t.co/3fKi4WjT6o">pic.twitter.com/3fKi4WjT6o</a></p>&mdash; Flamengo (@Flamengo_en) <a href="https://twitter.com/Flamengo_en/status/1854348930575643046?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.23 12:40 Mon
5

エバートンが元セインツ&ユーベMFアルカラスを買取OP付きレンタルで獲得

エバートンは3日、フラメンゴのアルゼンチン人MFカルロス・アルカラス(22)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。 2023年1月に母国のラシン・クラブからサウサンプトンに加入したアルカラスは、サウサンプトンでの活躍を受けて昨年1月にユベントスへ買い取りオプション付きのレンタルで加入。 しかしオプションは行使されず、8月に移籍金1800万ユーロでフラメンゴへ移籍していた。そのフラメンゴでは公式戦19試合3ゴール2アシストを記録していた。 デイビッド・モイーズ監督の下、浮上の兆しがあるエバートンは現在プレミアリーグ3連勝中で16位。MFオレール・マンガラが先月25日に行われたプレミアリーグ第23節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で前十字じん帯を断裂する大ケガを負って今季絶望となったことから、イングランドでのプレー経験があるアルカラスに白羽の矢が立った。 2025.02.04 13:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly