ベスト4は欧州vsアフリカに! 日本はスペインに2大会連続で屈し悔しい敗退、開催国フランスはアルゼンチン撃破、モロッコ&エジプトのアフリカ勢が残る【パリ五輪】

2024.08.03 10:50 Sat
ベスト4はヨーロッパvsアフリカに
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ベスト4はヨーロッパvsアフリカに
2日、パリ・オリンピックの男子サッカー競技の準々決勝が行われ、ベスト4が決定した。
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U-23日本代表は2大会連続のベスト8入り。56年ぶりのメダルを目指してまずは突破したい準々決勝だったが、東京オリンピックの準決勝で敗れたU-23スペイン代表と対戦した。屈指のタレント集団との戦いは、序盤こそ日本がペースを握ったが、11分にフェルミン・ロペスにミドルシュートを叩き込まれて失点。その後日本は細谷真大がネットを揺らすもオフサイド。ポスト直撃のシュートなどゴールに迫る。
0-1のまま試合は進むと、73分にはデザインされたCKから再びフェルミンがミドルシュートを叩きこみスペインが追加点。86分には、CKからアベル・ルイスもゴールし、0-3でスペインが勝利。2大会連続でベスト4に進出した。

また、準々決勝の再注目カードは開催国のU-23フランス代表vsU-23アルゼンチン代表の一戦。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)では決勝で対戦した両国は、パリ五輪前に行われたコパ・アメリカ2024でアルゼンチンが優勝した際にフランスの黒人選手を差別するチャントを歌ったとして大きな問題となっていた。
ピッチ外の問題で揉めた両者。試合は開始5分にオーバーエイジのジャン=フィリップ・マテタがゴール。アルゼンチンは逆転を目指して攻勢をかけるも、開催国に勝利できずに1-0で敗戦。フランスは、U-23チームとしては初のベスト4入り、オリンピックとしては1984年のロサンゼルス・オリンピックの金メダル以来のベスト4入りとなる。

その他、U-23モロッコ代表はU-23アメリカ代表と対戦。グループステージで4ゴールを記録しているオーバーエイジのソフィアン・ラヒミが前半にPKを決めてモロッコが先制すると、後半にはアクラフ・ハキミなどゴールを重ね、4-0で圧勝。史上初のベスト4入りを果たした。

日本が対戦する可能性もあったU-23エジプト代表はU-23パラグアイ代表と対戦。パラグアイが71分にディエゴ・ゴメスのゴールで先制するも、88分にイブラヒム・アデルのゴールで土壇場で追いつき、今大会初の延長戦へ。そこでも決着はつかず、PK戦の末にエジプトが勝利を収めた。

なお、エジプトはU-23チームとしては初のベスト4。オリンピックではアラブ連合共和国として出場した、1964年の東京オリンピック以来のベスト4入りとなった。

準決勝は5日に開催、モロッコvsスペイン、フランスvsエジプトのカードとなる。

◆準々決勝
U-23モロッコ代表 4-0 U-23アメリカ代表
【U-23モロッコ】
ソフィアン・ラヒミ(前29)【PK】
イリアス・アコマック(後18)
アクラフ・ハキミ(後25)
エル・メディ・マウフーブ(後46)【PK】

U-23日本代表 0-3 U-23スペイン代表
【スペイン】
フェルミン・ロペス(前11、後28)
アベル・ルイス(後41)

U-23エジプト代表 1-1(PK5-4) U-23パラグアイ代表
【U-23エジプト】
イブラヒム・アデル(後43)
【U-23パラグアイ】
ディエゴ・ゴメス(後26)

U-23フランス代表 1-0 U-23アルゼンチン代表
【フランス】
ジャン=フィリップ・マテタ(前5)




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フランス代表、アンリ&ルナール退任のU21チームと女子代表の後任監督を発表

フランスサッカー連盟(FFF)は23日、U-21フランス代表とフランス女子代表の後任指揮官を発表した。 自国開催となったパリ・オリンピックを終え、一区切りついたフランス。 決勝でスペインに惜敗し、銀メダルに終わったU-21代表ではティエリ・アンリ監督(47)が「個人的な理由」により退任を発表。一方、ベスト8敗退となった女子代表では、かねてより今大会限りでの退任を明言していたエルヴェ・ルナール監督(55)が指揮官の座から離れていた。 そんななか、FFFは23日にそれぞれの後任指揮官を発表。いずれも前指揮官の右腕が後釜に座った。 エスポワール(U-21チーム)の新指揮官に指名されたのは、ジェラール・バティクル氏(54)。オセールのU-19チームの監督として指導者キャリアをスタートすると、以降はスタッド・ブレストやアンジェの監督、リヨンのアシスタントマネージャーを歴任。2023年8月からはアンリ監督の副官を務めていた。契約期間はひとまず1年間となる。 一方、ルナール監督の後釜に座ったのは、ローラン・ボナデイ氏(54)。パリ・サンジェルマンのユースチームやニースのリザーブチームで監督経験のある同氏は、2019年からルナール監督の副官を務めフランス女子代表も指導してきた。 これがシニアレベルで初の監督経験となるボナデイ氏は、2027年までの3年契約にサイン。ユーロ2025と2027年ブラジル女子W杯での成功を目指すことになる。 2024.08.23 22:04 Fri
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パリ五輪開催国フランスのレジェンドは今大会に興味なし…プラティニ氏「サッカーはオリンピック競技ではない」

フランスサッカー界のレジェンドで、元UEFA会長であるミシェル・プラティニ氏だが、パリ・オリンピックでサッカー競技を観戦しないと断言した。フランス『レキップ』が伝えている。 現役時代に通算3度のバロンドールを受賞し、フランス代表としても通算72試合41ゴールの記録を残してユーロ1984優勝にも貢献した、同国サッカー界のレジェンド中のレジェンドであるプラティニ氏。 また、フランス五輪代表として1976年のモントリオール五輪にも参加経験もあり、自国開催のパリ五輪にも少なからず関心はあるかに思われたが、“将軍”はフランス『ミディ・リブレ』のインタビューで五輪におけるサッカー競技に全く関心がないと語った。 今回のインタビューでは「これは素晴らしい歓楽の瞬間であり、観客が選手の周りに集まるスポーツの素晴らしい瞬間だ」とパリ五輪自体への期待を語ったプラティニ氏。だが、サッカーに関する話題に向かうと、「フランスのオリンピックチームには興味がない。サッカーはオリンピック競技ではない」と、歯に衣着せぬ物言いをした。 さらに、元UEFA会長は「最も多くの観客を惹きつけるのはサッカーであり、それだけだ」と、五輪におけるサッカー競技の役割が「スタジアムを満員にする」ということのみだと主張した。 また、個人として興味を抱かない理由として、国際サッカー連盟(FIFA)の消極的な姿勢を含め、各クラブに対して招集の強制力がない選手選抜のルールを挙げている。 「FIFAは最高の選手が来ることを望んでいなかった。我々はB、C、Dのチームを擁している…。だから、興味がないのだ」 プラティニ氏の主張は多くのサッカーファンも感じるところではあるが、大会開幕後にそのレジェンドの翻意を促すような盛り上がりを期待したいところだ。 2024.07.22 23:18 Mon
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選手採点&寸評:U23フランス代表 1-1 U23日本代表【国際親善試合】

17日、U-23フランス代表vsU-23日本代表が行われ、1-1の引き分けに終わった。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽U-23日本代表採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240717_fra_jpn_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 小久保玲央ブライアン 6.0 落ち着いたプレーで判断も間違えない。失点シーンはノーチャンス。終盤には一対一をしっかりセーブ。安定感を見せた。 DF 2 半田陸 5.5 普段プレーしない左SBでプレー。後半からは右SBに回る。縦を何度も突破されたが、最後はやらせなかった。 4 関根大輝 5.5 持ち前のフィジカルの強さを見せて守備で見せる。何度か前に上がってプレーしたが効果的には絡めず、45分で交代。 →16 大畑歩夢 5.5 試合に入るのに時間がかかったが決定的なピンチを凌ぐ素晴らしい対応。ただ、押し込まれたことでポジションを上げられず守勢に回った。 5 木村誠二 6.0 立ち上がりは相手の圧力に不安定さを見せたが、徐々に慣れてしっかりと対応。マテタを相手に空中戦でも負けなかった。 →3 西尾隆矢 5.0 入って早々にズレを突かれて失点。スピードを持った背後を狙う攻撃に下がりすぎる傾向もあり、前に押し出せなかった。 15 高井幸大 6.5 冷静な守備対応。ラカゼットとのマッチアップでもやらせなかったが、後半頭には連係が取れる前に失点も、オリーズに最後まで寄せた。その後はマテタも含めしっかり対応。粘り強く戦った。 MF 7 山本理仁 6.0 読みの鋭さで気の利いた守備。危険な場面に顔を出す。バランスをとっていた中、もう少し攻撃の組み立てをしたかった。 →6 川崎颯太 5.5 こぼれ球への反応、守備面では特徴を出すが、攻撃で効果的なプレーは出せず。 8 藤田譲瑠チマ 6.5 アンカーでバランスを見ていた中、プレスで相手を制限し、見事な先制ゴール。試合を読んでのプレー見せるも、攻撃の組み立てはあまりできず。 14 三戸舜介 6.0 溢れたボールを落ち着いて繋げてヒールでアシスト。前線から豊富な運動量でプレスをかけ続ける。PK奪取かと思わせる仕掛けも見せた。 →26 佐藤龍之介 - 出場時間が短く採点なし。 FW 9 藤尾翔太 6.0 見事なプレスバックで先制点に繋げる。体を張るプレーと前線からの制限で仕事をした。 →11 細谷真大 5.5 多くのボールは入ってこなかったが、ボールを持った時でもシュート打てず、見せ場はなかった。 10 斉藤光毅 5.0 ボールを持てば良さを出せる部分があるも、大きな見せ場がなく交代。プレスがハマらず、ポジショニングも良くなかった。前半で交代。 →18 佐藤恵允 5.0 推進力を持って仕掛けるも効果的な攻撃はできず。2度ボックス内に仕掛けたが持ちすぎてシュートを打てなかった。 17 平河悠 6.0 相手の左サイドを牽制。守備面で貢献し、攻撃時にも得意のドリブルを見せる。仕掛けを実らせることができなかった。 監督 大岩剛 6.0 前日に選手が揃った中、コンディションにバラつきがあり難しい試合に。防戦となったが、強豪フランス相手に選手たちは粘り強く戦った。先制点はまさにチームが目指す形。残り1週間で準備を整えたい。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 高井幸大(日本) フル出場を果たした中で、1失点を喫したものの落ち着いた対応を見せた。前半はラカゼット、後半はマテタと左右を交代してプレーした中、守勢でも最後はやらせない対応。個の能力が高い相手に本大会での活躍にも期待。 U-23フランス代表 1-1 U-23日本代表 【得点者】 0-1:25分 藤田譲瑠チマ(日本) 1-1:47分 マイケル・オリーズ(フランス) <span class="paragraph-title">【動画】U-23日本代表、開催国のフランス相手に1-1のドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mnDDzp1q-mc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.18 06:25 Thu

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