ベスト4は欧州vsアフリカに! 日本はスペインに2大会連続で屈し悔しい敗退、開催国フランスはアルゼンチン撃破、モロッコ&エジプトのアフリカ勢が残る【パリ五輪】
2024.08.03 10:50 Sat
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ジャン=フィリップ・マテタ
フェルミン・ロペス
細谷真大
アベル・ルイス
ソフィアン・ラヒミ
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ディエゴ・ゴメス
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降格した1973-74シーズン以来の今季ホーム7敗目、アモリム監督は「ファンがネガティブになるのは当然」と謝罪
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が2日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第24節クリスタル・パレス戦を振り返った。 3日前のヨーロッパリーグ、FCSB戦で1ゴール1アシストの活躍を見せたMFコビー・メイヌーを最前線に起用したユナイテッドは7分にそのメイヌーがポスト直撃のシュート。 ポゼッションする展開としたが、パレスを崩しきれずにいると後半の64分に課題のセットプレーからFWジャン=フィリップ・マテタに先制ゴールを許してしまう。そして76分にはDFリサンドロ・マルティネスが左ヒザを負傷するアクシデントに見舞われた中、89分にもマテタにゴールを許して敗戦。 アモリム監督はまず長期離脱の可能性があるマルティネスについて言及した。 「リチャ(マルティネス)は選手としてだけでなく人格としても我々にとって本当に重要な存在だ。状況は悪いと思う、医師の診断待ちだが、深刻なはずだ。彼もそれを感じていたと思う。これまで彼が我々を助けてくれたように今度は我々が彼を助ける番だ」 そして2部に降格した1973-74シーズン以来、今季リーグ戦ホーム7敗目を喫したことを受けて以下のように述べた。 「チームとファンにとって厳しい一日だった。我々はまたも負け、避けられたはずの2失点を喫した。ファンがネガティブな気持ちになるのは当然だ。ファンにとって厳しいシーズンだが、サッカーはある瞬間で変わることがある。次の試合に向けて準備し、前進する。きっともっと良いことが起こるはずだ」 2025.02.03 10:45 Mon2
鎌田大地の同僚にユナイテッドやチェルシーなどプレミア7クラブが関心? 今季プレミア10ゴールのストライカー
日本代表MF鎌田大地の同僚でもあるクリスタル・パレスのFWジャン=フィリップ・マテタ(27)に多くのクラブが関心を寄せている。イギリス『TBR Football』が伝えた。 フランス代表歴はないものの、2024年のパリ・オリンピックに参加したマテタ。2021年1月にマインツからレンタル移籍で加入すると、2022年1月に完全移籍に切り替え。クリスタル・パレスでプレーしている。 これまで通算134試合42ゴール8アシストを記録しているマテタは、今シーズンのプレミアリーグでは開幕から全試合に出場。24試合で10ゴール1アシストを記録しており、得点ランキングでも9位につけている。 そのマテタには7つのクラブが関心を持っているとのこと。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、ニューカッスルなどが候補だという。 クリスタル・パレスとの契約は2027年6月まで。契約延長はまだしないと見られているが、前線での強さを見せているマテタへの関心は高まっている状況。ウェストハム、ボーンマス、アストン・ビラ、ノッティンガム・フォレストも興味を持っているとされており、プレミアリーグ以外のクラブでもアトレティコ・マドリーやレバークーゼン、マルセイユなども関心があるという。 パリ・オリンピックでは6試合で5ゴールの活躍。チームを指揮したティエリ・アンリ監督は「彼は昔ながらのストライカーで、ダイレクトなプレーができる。ボールもキープできる。相手にとっては厄介なストライカーで、ボールを失うことも少なく、最後のディフェンダーに迫っていく。フィジカルを生かし、ヘディングも得意で、得点も決められる」と評価。「彼のようなストライカーがいると、新たな次元が開ける」と称賛していた。 2025.02.07 17:40 Fri3
フランス相手に値千金の先制弾。ここ一番で頼りになるキャプテン・藤田譲瑠チマに託されるもの【新しい景色へ導く期待の選手/vol.45】
「まず試合内容で言えば、もっとゲームをコントロールしたかったです。勇気を持ってボールを持つところ、もっと激しくいくところは、本大会を戦ううえでもっとやる必要があると思います。ただ、結果的には、押し込まれた時間が長い中で負けなかったのは、プラスに考えてもいいのかなと思います」 U-23日本代表キャプテン・藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がやや苦い表情を浮かべた通り、2024年パリ五輪本番前最後のテストマッチとなった17日夜(日本時間18日未明)のフランス戦で、日本は1-1の引き分けに持ち込むのが精一杯だった。 90分のスタッツを見ても、ボール支配率は57%対43%、シュート数は18本と3本(うち枠内は4本と1本1)と、相手に圧倒されたのは間違いない。開催国・フランスはオーバーエージ(OA)枠のアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)やジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)らを擁する豪華陣容ということで、ある程度の実力差があるのは分かっていただろうが、日本はチャンスらしいチャンスをほとんど作れなかった。 そんな苦境下でも、前半25分に藤尾翔太(FC町田ゼルビア)のインターセプトから三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)を経由して、最終的にフィニッシュを決めきった藤田の大仕事は目を見張るものがあった。 「少ないチャンスの中で決めきれたのはよかったです」と本人も安堵感を垣間見せた。その反面で、「中盤の選手として、チャンスメークを増やす部分はもっとやっていきたいです」と足りない部分に言及。「もっともっとやらないとメダル獲得は難しい」という危機感をにじませたのだ。 悔しい経験をどう本番に生かすのか—。それが藤田率いるU-23日本代表に課された大命題だ。フランスは優勝候補筆頭と言えるが、グループリーグで対峙するパラグアイ、マリ、イスラエルも決して弱い相手ではない。警戒心を募らせていくべきだ。 特に最も重要な24日の初戦・パラグアイ戦(ボルドー)は、一方的に攻め込まれたフランス戦とは異なる展開になる可能性が高い。むしろ日本がボールを握りながらも、相手の堅守をこじ開けるのに苦しむといった形にならないとも限らないのだ。 そこで重要になってくるのは、藤田が言う「ゲームコントロール」だ。相手を引き出すようなパス回しや連携・連動を見せ、一瞬のスキを突いて刺しきるようなゴール前の鋭さが必要になる。 フランス戦では斉藤光毅(ロンメル)、平河悠(ブリストル・シティ)らスピードと打開力のあるアタッカーのよさが出なかったが、サイドの推進力が発揮できなければ、ゴール前をガッチリ守ってくる相手から得点は奪えない。そこは肝に銘じた方がいい。 そういった攻守両面のタクトを振るうのは、紛れもなくこの男だ。フランスから1点をもぎ取ったことを自信にして、力強くチームを引っ張らなければならないだろう。 「自分の仕事はチームのバランスを見ながら相手の危ないところの芽を摘むこと。攻撃のところではテンポが上がるパスを出す中継役として滑らかな攻撃ができるようにしたいと思っています。キャプテンマークを託されていますけど、まずは自分ができることに集中したい。1選手として、みんなをいい方向に導けるようにプレー中に率先して声を出したり、いい雰囲気を作ることが大事。みんなで戦えるように仕向けていきたいですね」 7月8日のクラブ主催のパリ五輪メンバー選出会見でこう語ったように、藤田のモットーは「フォア・ザ・チーム精神を貫くこと」。そのスタンスはフランス戦でも色濃く感じられたが、1週間後に開幕する大舞台では意識もアクションもより強めていくべきだ。 「譲瑠は僕にはできない盛り上げ方をする。自分の声はノイズキャンセリングされてますけど、こいつの全員に聞こえる大きな声。みんながボケっとしている時に響くし、引き締められる」と東京ヴェルディ・ジュニア時代からの盟友・山本理仁(シント=トロイデン)も太鼓判を押していたが、ここ一番で頼れる男にはあらゆる局面で存在感を示してもらうしかない。 本人は「25歳でプレミアリーグに参戦していたい」という夢を描いているが、パリ五輪で圧倒的なインパクトを残せば、一気に階段を駆け上がるチャンスが訪れないとも限らない。目下、就活中の斉藤光毅も「五輪は多くの人たちの見る目が変わる大会」と野心を前面に押し出している。藤田にとっては人生が激変するかもしれないだけに、千載一遇の好機を生かさない手はないのだ。 まずは24日のパラグアイ戦の背番号8の一挙手一投足を冷静に見守りたいものである。 2024.07.18 12:05 Thu4
金メダルをかけた決勝は32年ぶりのスペインと40年ぶりのフランスの対決! モロッコ、エジプトは共に初のメダルを目指し3位決定戦【パリ五輪】
5日、パリ・オリンピックの男子サッカー準決勝が行われた。 U-23日本代表はベスト8で姿を消した中、ファイナリストが決定。日本に勝利したU-23スペイン代表は、準々決勝でU-23アメリカ代表を下したU-23モロッコ代表と対戦した。 試合は37分、今大会5ゴールを記録しているソフィアン・ラヒミがPKをしっかりと決めてモロッコが先制する。 追いかける立場となったスペインだったが、なかなかゴールを奪えず。それでも66分、日本戦で豪快なミドル2本を決めたフェルミン・ロペスがネットを揺らして同点に追いつくと、85分にはフェルミンのパスを受けたフアンル・サンチェスが値千金の逆転ゴール。スペインが1-2で逆転勝利を収め、2大会連続の決勝進出を果たした。 もう1カードは、開催国のU-23フランス代表とU-23エジプト代表の一戦。互いに堅い入りとなった中、62分にエジプトがマフムード・サベルのゴールで先制する。 苦しい戦いとなったフランスだったが、83分にオーバーエイジで参加しているジャン=フィリップ・マテタが同点ゴールを記録し延長戦へ。すると、延長戦でもマテタが逆転ゴールを記録すると、延長後半にはマイケル・オリーズもゴールを奪い、3-1でフランスが勝利。延長戦の末に決勝進出を決めた。 これにより、決勝はスペインvsフランスの欧州勢対決に決定。スペインは前述の通り、2大会連続での決勝進出となり、金メダルを獲得となれば1992年の自国開催となったバルセロナ・オリンピック以来32年ぶり2回目。一方のフランスは、1984年のロサンゼルス・オリンピック以来40年ぶりの決勝となり、その際の金メダル以来のメダル獲得となる。 また、3位決定戦にまわるモロッコは、史上初のメダル獲得を目指すことに。エジプトは、1964年の東京オリンピックにアラブ連合共和国代表として参加した際以来のベスト4隣、メダル獲得はこちらも初となる。 ◆パリ五輪 準決勝 U-23モロッコ代表 1-2 U-23スペイン代表 【U-23モロッコ】 ソフィアン・ラヒミ(前37)【PK】 【U-23スペイン】 フェルミン・ロペス(後21) フアンル・サンチェス(後40) U-23フランス代表 3-1 U-23エジプト代表 【U-23フランス】 ジャン=フィリップ・マテタ(後38) ジャン=フィリップ・マテタ(延前9) マイケル・オリーズ(延後3) 【U-23エジプト】 マフムード・サベル(後17) ◆パリ五輪 3位決定戦 ▽8/8(木) 《24:00》 U-23エジプト代表 vs U-23モロッコ代表 ◆パリ五輪 決勝 ▽8/9(金) 《25:00》 U-23フランス代表 vs U-23スペイン代表 2024.08.06 10:25 Tue5
鎌田大地スタメンのパレスがマテタ2発でユナイテッド撃破! 赤い悪魔はまたしても今季リーグ連勝ならず【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第24節、マンチェスター・ユナイテッドvsクリスタル・パレスが2日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのパレスが0-2で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は61分までプレーした。 公式戦3連勝と復調気配の12位ユナイテッドは、13位パレスとの2ポイント差の直接対決で今季初のリーグ連勝を目指した。前節はフルアムに1-0で競り勝つと、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではFCSBに2-0で勝利。3位でのラウンド16ストレートインを決めた。 その勢いに乗って臨んだホームゲームではELから先発6人を変更。GKオナナやウガルテ、アマド、ガルナチョが復帰。また、ホイルンドとザークツィーをベンチに置いた最前線にはメイヌーを偽CFで起用した。 一方、前節ブレントフォードに敗れて連勝ストップのパレスは、鎌田が2シャドーの一角でスタメン起用となった。 ミラーゲームの形となったなか、流動的な前線で動きを付けながらパレスの守備攻略を図るユナイテッド。立ち上がりの7分にはその前線の連携からボックス中央のメイヌーが右足シュートでゴールへ迫るが、相手DFにディフレクトしたボールは枠に嫌われる。 これに対して守勢のパレスも10分、左サイド深くでミッチェルが上げたクロスをファーでフリーのムニョスが頭で合わすが、これは枠を捉え切れない。 さらに、17分にはユナイテッドのCKを撥ね返したロングカウンターからマテタが見事な突破で一気に局面を打開。波状攻撃からラクロワの鋭いミドルシュートでGKオナナに好守を強いる。続く21分にはボックス左に抜け出した鎌田からの落としに反応したミッチェルのミドルシュートをゴール前のサールが頭で合わすが、押し込み切れず。 前半半ばから終盤にかけては引き続きユナイテッドがボールを握る場面こそ長いものの、マテタを起点にパレスがより効果的に攻撃を完結。ほぼイーブンの内容とともにゴールレスでの折り返しとなった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半。最初の決定機はホームチームに訪れる。51分、カウンターから右サイドでアマドが丁寧に折り返したボールをペナルティアーク付近に走り込んだブルーノ・フェルナンデスが右足で合わせるが、枠の左を捉えたシュートは古巣対戦のGKヘンダーソンの好守にはじき出された。さらに、54分にはセットプレーからマグワイアが競り勝った落としに反応したウガルテのダイレクトシュートでゴールに迫るも、再びヘンダーソンにセーブされる。 序盤の守勢を凌いだパレスは61分、攻守にまずまず奮闘した鎌田を下げて切り札のエゼを投入。すると、この交代策が先制点をもたらす。 64分、相手陣内中央で得たFKの場面でキッカーのエゼが正確なボールをボックス左へ入れると、競り勝ったラクロワのヘディングシュートがクロスバーを叩く。これに詰めたマテタが難なくゴールネットへ流し込んだ。 拮抗した展開で先制を許したユナイテッドはすぐさま反撃を開始。70分過ぎにはメイヌー、マズラウィを下げてホイルンド、ザークツィーとベンチスタートのストライカー2人をピッチに送り出す。ここから攻め方に変化を加えたが、肉弾戦上等のパレス守備陣にうまく対応される。さらに、80分過ぎにはマルティネスがヒザを負傷。自力歩行ができず、担架でピッチを後にするアクシデントに見舞われた。 その後、89分には前がかりな相手の隙を突いたパレスがサールのスルーパスで完璧に背後を取ったムニョスのプレゼントパスをゴール前のマテタが冷静に流し込み、トドメの2点目まで決め切った。 9分が加えられた後半アディショナルタイムでの決死の猛攻も不発に終わったユナイテッドは意地の1点を返すことも叶わず。試合はこのまま0-2でタイムアップ。この結果、ユナイテッドのリーグ連勝を阻んだパレスが順位を入れ替えて12位に浮上した。 マンチェスター・ユナイテッド 0-2 クリスタル・パレス 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(後19、後44) 2025.02.03 01:03 MonU-23フランス代表の人気記事ランキング
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